JP2002207950A - 決済方法および決済システム - Google Patents

決済方法および決済システム

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JP2002207950A
JP2002207950A JP2001003537A JP2001003537A JP2002207950A JP 2002207950 A JP2002207950 A JP 2002207950A JP 2001003537 A JP2001003537 A JP 2001003537A JP 2001003537 A JP2001003537 A JP 2001003537A JP 2002207950 A JP2002207950 A JP 2002207950A
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Shunji Takekuma
俊次 武隈
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Hitachi Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットショッピング等の非対面商取
引での消費者のリスクを最小限にする。 【解決手段】 消費者のシステム1と、商品等の供給者
のシステム6との間でインターネットショッピングをす
る際に、取引情報と振り込み情報を消費者のシステム1
にてICカード等の外部記憶媒体に書き込み、その外部
記憶媒体を銀行等のATMシステム12に持ち込んでセ
ットし、商品またはサービス代金を支払う。インターネ
ットでクレジット番号や暗証番号等の個人情報を入力す
る(取引相手の供給者に知られる)ことなく、インター
ネットショッピングを行うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、決済技術に関し、
特に、インターネットを通じてのインターネットショッ
ピングの決済システム等に適用して有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の普及に伴い、インターネット
を利用する人が急速に増えている。これとともに、イン
ターネットで商品やサービスを提供する商取引が増えて
いる。本の販売や予約、コンサートチケットの販売、電
車や飛行機の予約、インターネットでのフリーマーケッ
トなどがその一例である。
【0003】インターネットは国内だけではなく、海外
とも自由に接続可能なため、消費者は国内に限らず、海
外からの商品購入やサービス提供を受けることが可能で
ある。
【0004】そして商品購入やサービス提供時に代金の
支払い方法としては、(1)インターネット上で決済を
行う方法、(2)商品を宅急便(登録商標)などで送
り、商品と引き替えに支払う着払い方法、(3)商品・
サービス提供者が購入者に振込用紙を送り、金融機関や
コンビニエンスストアーなどで支払う方法、(4)予め
商品・サービス提供者と購入者との間で決済方法を決
め、会員番号やパスワードを商品・サービス提供者が発
行し、購入時に、購入者が会員番号やパスワードなどを
入力して決済を行う方法、などがある。
【0005】このうち、(1)の方法としては、クレジ
ット番号を入力し、そのクレジットカードで決済を行う
方法や貨幣価値を有する金銭情報をもとに電子決済を可
能とした電子マネーシステムを用いて決済する方法があ
る。この電子マネーシステムについては特公平7−11
1723号公報に開示されている。
【0006】さらに、(2)、(3)は従来からある通
信販売等で広く使われている決済方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】インターネット上で商
品を購入する際に、上述の(1)または(4)の方法の
場合、クレジットカードの番号や自分の住所や氏名、電
話番号を入力したり、会員番号やパスワードを入力する
ことに抵抗を感じる消費者は少なくない。入力したデー
タを第3者(インターネット利用者と取引相手以外の
者)に読まれ悪用されないかどうか、取引相手がクレジ
ットカードの番号を悪用しないかどうかといった不安が
主な原因の1つである。
【0008】この不安に対する従来技術には暗号化技術
がある。特にこの暗号化技術は、カード番号や住所、電
話番号などの個人情報を入力し、送信する場合に用いら
れることが多い。消費者は個人情報を入力する画面にこ
の暗号化技術が使われているかどうかを知ることが出来
るため、まずはその使用の有無を確認することによって
セキュリティを高める事が出来る。
【0009】次に、上述の(2)の代金引き替え決済が
利用されるのには、以下の背景がある。すなわち、お店
での対面取引による商品やサービスの購入では、実際に
商品やサービスを確認しながら、店員の対応やお店の雰
囲気などから、信用の有無を判断することが出来、さら
に代金と引き替えに購入品を確実に受け取ることが出来
る。代金引き替え決済では、この対面取引と類似の安心
感が得られる。
【0010】これに対し、インターネットではパーソナ
ルコンピュータや携帯電話など画面に表示された情報
(商品の写真、価格、連絡先等)をもとに申し込みを行
う。したがって、消費者は、第1に、取引相手が実際に
商品販売をしているかどうかを確認することが出来ず、
第2に、購入品を写真等でしか確認出来ない。
【0011】このような不安があるため、上述の暗号化
技術を用いるとしても、なお、クレジットカードの番号
や自分の住所や氏名、電話番号を入力したり、会員番号
やパスワードを入力することに抵抗を感じることが多
い。
【0012】また、昨今の個人情報の流出事件などか
ら、取引相手の大小に関わらず、個人情報を出来るだ
け、提供したくないといった理由もある。
【0013】このような消費者に対し、上で示した商品
を宅急便などで送り、商品と引き替えに支払う着払い方
法(2)や、振込用紙を送り金融機関やコンビニエンス
ストアーなどで支払う方法(3)がある。
【0014】しかしながら、商品と引き替えに支払う着
払い方法では、商品を送ってから、代金を入手するまで
に時間がかかり、大量の注文が出た場合、資金が足りな
くなる場合が出る。また振込用紙を送り金融機関やコン
ビニエンスストアーなどで支払う場合については、イン
ターネットで注文してから商品を手にするまでの時間が
かかり過ぎるといった技術的課題がある。
【0015】本発明の目的は、インターネットショッピ
ング等の非対面取引における消費者のリスクを最小限に
する技術を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、情報ネットワークを
介した非対面の商取引の迅速性と、安全性とを両立させ
ることが可能な技術を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の決済方法は、情
報ネットワークを経由して、消費者が、商取引の対象の
商品または役務等を特定する第1情報と当該商取引の決
済に必要な第2情報を、商品または役務等を提供する事
業者から取得して、記憶媒体に格納する第1ステップ
と、第1および第2情報が格納された記憶媒体を用い
て、決済機関を介して決済を行うとともに、決済結果を
事業者に通知する第2ステップと、決済結果に応じて、
事業者が、消費者への商品または役務等の提供を実行す
る第3ステップと、を含むものである。
【0018】また、本発明の決済システムは、記憶媒体
を備え、消費者の使用する第1のシステムと、消費者に
商品または役務等を提供する事業者が使用する第2のシ
ステムと、第1および第2のシステムを接続する情報ネ
ットワークと、決済機関の第3のシステムと、を含み、
消費者の第1のシステムは、情報ネットワークを経由し
て、商取引の対象の商品または役務等を特定する第1情
報と当該商取引の決済に必要な第2情報を、商品または
役務等を提供する事業者の第2のシステムから取得し
て、第1のシステムの記憶媒体に格納する機能を備え、
決済機関の第3のシステムは、記憶媒体に格納された第
1および第2情報を用いて決済を行うとともに、決済結
果を事業者に通知する機能を備え、事業者の第2のシス
テムは、決済結果に応じて消費者への商品または役務等
の提供を実行するために必要な情報を記憶する機能を備
えたものである。
【0019】より具体的には、一例として、ICカード
などの外部記憶媒体への書き込み機能を持ったインター
ネット端末、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話
を用いて、消費者がインターネットショッピングを行
う。ショッピングを行い、商品またはサービスの購入を
申し込むと、取引相手より取引情報(商品名、価格、数
量、受付番号など)と振り込み情報(銀行名、支店名、
口座番号名など)のデータが送られ、前記情報を消費者
の前記外部記憶媒体に書き込む。消費者は前記外部記憶
媒体を持って、銀行やコンビニエンスストアーなどに設
置されている自動振込機(例えばATM)にセットす
る。自動振込機は前記外部記憶媒体に書き込まれた前記
取引情報と前記振り込み情報のすべてまたは一部を読み
だし、自動振込機の画面に表示する。この表示を見て、
消費者は取引内容を確認したのち、消費者が承認をした
案件の振り込みを行い、受付番号などとともに取引相手
に振り込みが行われたことを通知する。振り込みを確認
した取引相手は、受付番号等を参照し、消費者に商品ま
たはサービスを提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態である決済方法を実施する決済システムの構成の
一例を示す概念図である。この図1において、1は消費
者のシステムで、例えばパーソナルコンピュータや携帯
電話や携帯端末である。システム1は表示部2、入力部
3、演算処理部4、外部記憶媒体書き込み部5を有す
る。6は消費者からの注文を受け取る事業者のシステム
で、表示部7、入力部8、演算処理部9、記憶部10を
少なくとも有する。消費者のシステム1と消費者からの
注文をインターネットで受け取る事業者のシステム6と
はインターネット11によって接続されている。
【0022】さらに12は銀行等のATMシステムで、
ATM15(15A、15B、15C、15D)のよう
に複数のATM(現金自動預け払い機)がネットワーク
17によって接続され、個々のATM15からの入金情
報などを処理などをする処理部14、ATM15からの
入金情報などを記憶する記憶部16、前記ATMシステ
ム12の稼働状況等を把握するための表示部13を少な
くとも持つ。また、図1では複数のATM15を接続す
るネットワーク17を含む銀行のATMシステム12は
インターネット11と接続された例を示している。この
ATMシステム12とインターネット11との接続の有
無は後述するように本発明を限定するものではなく、接
続されていない場合や、ATMシステム12と事業者の
システム6とが図示しない専用回線によって接続されて
いる場合でも、本発明が有効であることは後に明らかに
する。
【0023】外部記憶媒体書き込み部5が取り扱う外部
記憶媒体としては、たとえば、可搬性のフロッピィ・デ
ィスク、ミニディスク、スマートメディア、コンパクト
フラッシュ(登録商標)、ZIP、MO、ICカードな
ど様々使用することは可能であるが、本実施の形態では
記憶媒体としてICカード34を例にあげ、以下の実施
の形態を説明する。ICカード34の一例を図2に示
す。しかしながら、記憶媒体がICカード34であるか
どうかに関わらず、他の記憶媒体を使った場合でも本発
明が有効であるのはいうまでもない。また、消費者のシ
ステム1では説明の便宜上、表示部2〜外部記憶媒体書
き込み部5の4つに分けて図示したが、これら4つの要
素から構成されるものに限定されるものではないのはい
うまでもなく、これら4つの機能を有する1つの装置、
例えば携帯電話や携帯端末であってもよいのはいうまで
もない。
【0024】図3に消費者のシステム1としてパーソナ
ルコンピュータ30を用いた場合の一例を示す。31は
表示装置、32は演算処理装置、33はICカード34
にデータを書き込むための書込装置、35は入力装置、
例えばキーボードやマウスである。消費者は図3に示す
ようにICカード34を書込装置33のカード挿入部3
3aに差し込むことが出来る。なお、図3で示したシス
テム構成は一例であって、書込装置33の機能が表示装
置31と一体となっていても、本発明に含まれることは
いうまでもない。すなわち、図1と同様に機能があれ
ば、その実現手段に限定されるものではない。
【0025】図4は本実施の形態の決済方法およびシス
テムの作用の一例を示したものである。ここでは消費
者、銀行、供給者(事業者)間のやりとりを図示してい
る。その手順を図5から図15を用いて以下説明する。
【0026】消費者(システム1)がインターネット1
1を使い、供給者のサイト(システム6)から図5
(a)に示す広告を閲覧し、これを申し込む場合を例に
あげ、以下その実施の形態を説明する。
【0027】図5(a)の画面で、購入のボタンを押
し、さらに図5(b)の画面では商品の送り先を入力
し、そのデータを送る(ステップ51)。このデータを
受け取った供給者のシステム6は前記申し込みを受付
け、受付を特定出来る番号、例えば受付番号を発行し、
消費者からの申し込み内容とともに記憶部10に保存す
る(ステップ71)。そして、供給者のシステム6は取
引内容を示す取引情報と振り込み情報を消費者に向けて
送信する(ステップ72)。これらの情報は、例えば、
商品名または商品を特定出来る情報例えば商品番号と数
量、価格、受付番号、そして振り込み先銀行名と支店名
および口座番号を含む情報である。この情報を消費者の
システム1が受信し、図6に示すように消費者がセット
したICカード34等の記憶媒体に前記受信データを書
き込む(ステップ52)。
【0028】ICカード34に書き込むデータの一例を
図7に示す。ICカード34には少なくとも1組以上の
インターネットでの取引情報81と振り込み情報82と
を格納することが出来る。
【0029】図7ではある1組の取引情報81と振り込
み情報82の一例を示している。この取引例では、○○
製の壁掛けデジタルテレビ29型(商品名81a)を、
1台(数量81b)購入した際の記録が示されている。
価格81cは300, 000円で、供給者の受付番号8
1dは123456789番、振り込み先は○○△銀行
の海老名支店で口座番号は1234567であることを
示している。また、ここでは購入申し込みをしたテレビ
の画像データ83が添付されている。この画像データ8
3は後述するが、ATM15での支払い時にATM15
がこの画像データ83を読み出し、画面に出すためのデ
ータである。
【0030】また、注文を受け取る供給者のシステム6
の記憶部10には図8に示すように取引内容を記録した
データベースがある。図8では2件の注文が前記データ
ベースに登録されているケースを示している。まず1件
目は受付番号81dが123456789の注文で、○
○製の壁掛けデジタルテレビ29型を1台、300,0
00円で送り先が神奈川県海老名市下今泉○△×番地の
山田太郎様の案件データが格納され、2件目は受付番号
81dが123456790の注文で、○△製の電子レ
ンジを1台、70, 000円で送り先が神奈川県横浜市
戸塚区△町○番地の△の鈴木花子様の案件データが格納
されている。
【0031】このように取引情報81を顧客のICカー
ド34と注文を受け取る供給者のシステム6の記憶部1
0に書き込まれた受付番号81dとともにもつことによ
り、後に代金を振り込んだ際に、注文を受け取るシステ
ム6にて受付番号81dで検索することにより、振り込
みと注文案件との対応を容易にとることが出来る。
【0032】図9はICカード34の書き込みが終了し
た際に消費者のシステム1の表示部2に表示される画面
の一例である。
【0033】次に図10から図14を用いて、前述した
取引記録と振り込み情報82が書かれたICカード34
を用いてATM15で支払いを行う作用の一例を説明す
る。
【0034】図10はATM15の初期画面の一例であ
る。消費者はここで、インターネットショッピング支払
いのエリアを押すと、図11のような画面になり、この
指示に従い、ICカード34をATM15に挿入すると
(ステップ61)、ICカード34に書き込まれた取引
情報81(商品名、価格等)の一覧を表示する(ステッ
プ62)。このうちから、支払いを行う商品の番号を選
択した際の画面の一例を図13に示す。ここでは図12
の一覧より番号1を選択した例である。ここで、改めて
番号1の取引情報81、振り込み情報82を表示させ
る。このとき、前述したICカード34内の取引情報8
1に添付した画像データ83を読み出し、ATM画面上
に前記情報とともに表示させることによって、テキスト
だけの情報よりはより詳細な商品情報を支払い時に知る
ことが出来、インターネット11でのショッピング時に
誤操作などで違う商品を注文した際に、その誤りに気が
つきやすいといったメリットがある。
【0035】図4に示したように、ここで、支払いを実
行すれば(ステップ53)、銀行より供給者へ受付番号
81dを連絡するともに指定口座に代金を振り込み、I
Cカード34から前記取引情報81および前記振り込み
情報82を削除し、図14のように領収書を発行する
(ステップ64)。これにより商品購入やサービス提供
の契約が成立し、供給者は受付番号81dをもとにシス
テム6の記憶部10のデータベースから取引情報81
(商品名と個数など)および顧客情報(住所と氏名な
ど)を検索し(ステップ74)、商品を顧客が登録した
住所へ発送し(ステップ75)、商品を消費者が受け取
ることが出来る(ステップ54)。
【0036】また、インターネットにてショッピングを
したもの以外の商品が図12のメニューにあったり、購
入自体を取りやめたい場合、図13で取り消しのボタン
を押す(ステップ53)。すると、銀行より受付番号8
1dと取引がキャンセルされたことを供給者に連絡し、
ICカード34から前記取引情報81および前記振り込
み情報82を削除する(ステップ63)。これにより、
供給者は受付番号81dをもとに、取引情報81(商品
名と個数など)を検索し、該当データをデータベースか
ら削除する(ステップ73)。
【0037】なお、銀行から供給者(システム6)への
上記連絡手段(ステップ64)は、(1)口座に振り込
む際に、振り込み相手に受付番号81dと振り込み金額
をインターネットないし電話回線、専用回線などを用い
て電子的に行う方法、(2)書面で連絡をする方法、な
どがある。
【0038】図15では、(1)による連絡手段を用い
た場合の一実施の形態を示している。
【0039】消費者が支払いを行う場合、(1)銀行が
購入者の口座より商品・サービス代金に手数料(振り込
み手数料など、消費者と供給者との仲介業務に掛かる手
数料)を引き下ろし、(2)供給者の指定口座に商品・
サービス代金を振り込み、振り込み者名を受付番号81
dとする。(3)そして領収書を発行し、ICカード3
4から前記取引情報81および前記振り込み情報82を
削除する(以上、ステップ64a)。
【0040】また、消費者が支払いを拒否した場合、
(1)供給者の指定口座に0円を振り込み、その振り込
み者名を受付番号81dとする。この場合の手数料は銀
行が負担するか、もしくは供給者ないし、消費者が支払
う。(2)消費者のICカード34から前記取引情報8
1および前記振り込み情報82を削除する(ステップ6
3)。
【0041】なお、上記例では、振り込み手数料を取る
ケースを例にあげたが、手数料をとるか取らないかは本
発明を限定するものではないのはいうまでもない。
【0042】また、振り込みを行う際に、銀行が供給者
の信用情報をもとに振り込み先が良好な取引先かブラッ
クリストに掲載された業者かを審査し、その審査結果を
消費者に提供し、より安全なインターネットショッピン
グを提供することが可能である。この手順を図16にス
テップ64b、として示す。
【0043】このように、本実施の形態1では、消費者
が決済に必要な情報を消費者のシステム1を介して供給
者のシステム6から受信し、ICカード34等の可搬性
の記憶媒体に格納し、このICカード34を、銀行等の
決済機関のATM15に持ち込んでICカード34内に
格納されている取引情報81および振り込み情報82を
用いて信頼度の高い決済機関との間で決済を行うので、
インターネットショッピング等の非対面取引等におい
て、消費者がクレジットカードの番号や暗証番号などの
個人情報をインターネット上で入力することなく、決済
が可能となる。また、カード番号を取引相手に教えるこ
とがないため、カード番号を悪用したトラブルに巻き込
まれることがなく、仮にだまされた場合でも、取引金額
のみの被害ですむ。この結果、インターネットショッピ
ング等の非対面取引における消費者のリスクを最小限に
することが可能になる。換言すれば、インターネットシ
ョッピング等の非対面取引による取引の迅速性を享受し
つつ安全な決済が可能になるという利点がある。
【0044】また、必要に応じて、決済前に、決済機関
で、供給者の信用調査も可能になり、インターネットシ
ョッピング等の非対面取引による取引の安全性が一層向
上する。
【0045】(実施の形態2)上述の実施の形態ではI
Cカード34に記録された取引情報81や振り込み情報
82をもとに、消費者がICカード34をATM15に
持ち込んで、ATM15でインターネットショッピング
を行った代金を支払う方法を例示したが、図17から図
21を用いて別の実施の形態を説明する。
【0046】ここでは、図3の代わりに図21のシステ
ム40を消費者が使用し、供給者への注文と、決済機関
での決済を、共通のシステム40を用いて、分離して別
個に行う点が異なる。図21のシステム40において、
44は表示部、41は入力部、42は演算部、43は記
憶部である。前述の実施の形態でICカード34に記録
させた取引情報81や振り込み情報82を図21の記憶
部43に保存し(ステップ55)、この情報をインター
ネットないし電話回線で銀行に送り(ステップ56)、
振り込みを行う方法である。
【0047】前述の実施の形態で図5(b)で住所・氏
名の入力など取引情報81に必要な情報の入力を終えた
後(その内容は前述の実施の形態と同様のため、ここで
は繰り返さない)、図18のように取引情報81や振り
込み情報82を保存する先を指定し(ステップ55)、
保存する。このように保存した後、インターネットない
し、電話回線にて銀行の取引システム、例えば図19の
ようなホームトレードシステムを起動し、このシステム
上でインターネットショッピング支払いを選択し、図2
0のように先ほど43の記憶部に保存した取引情報81
や振り込み情報82を読み出し、支払いまたは取り消し
を行う(ステップ56)。この後の処理は前述の実施の
形態1と同様である。
【0048】この実施の形態2の場合には、上述の実施
の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、消
費者はICカード34を決済機関のATM15等に持参
する必要がなく、商品の発注と同一のシステム40内の
記憶部43に格納されている取引情報81や振り込み情
報82を用いて銀行等の決済機関との間で決済が可能で
あり、取引の安全性を維持しつつ、利便性を一層向上さ
せることが可能になる。
【0049】本願の特許請求の範囲に記載された発明を
見方を変えて表現すれば以下の通りである。
【0050】<1> 外部記憶媒体への書き込み手段お
よびインターネットと接続手段を有する第1のシステム
を用いてインターネットで商品の購入、サービスの提供
を申し込む手段と、前記申し込み時に申し込み者または
商品またはサービスを受ける者の氏名および住所の情報
をインターネットを用いて第2のシステムに送る手段
と、前記情報を受信した前記第2のシステムが商品名な
いし商品を特定出来る情報および価格情報そして前記申
し込みを特定できる情報を少なくとも持つ商品情報およ
び振り込み先情報を前記第1のシステムに送る手段と、
前記第1のシステムに送られた前記情報を前記第1のシ
ステムが受信し、そのデータを外部記憶媒体に記録する
手段と、振込機に前記外部記憶媒体をセットする手段
と、前記外部記憶媒体の情報を読み出す手段と前記商品
情報の一部ないし全てを出力する機能と前記出力された
情報から振り込み者の振り込み承認の案件について前記
振り込み情報に書かれた銀行の指定口座に前記商品ない
しサービスの代金を振り込む機能を少なくとも有する自
動振込機を用いて振り込む手段と前記振り込みが確認さ
れたのを確認し、商品の発送またはサービスの提供を開
始することを特徴とするインターネットショッピングの
決済方法。
【0051】<2> 項目<1>の決済方法において、
外部記憶媒体に記憶機能を有するICカードを用いるこ
とを特徴とする決済方法。
【0052】<3> 項目<1>の決済方法において、
商品の購入またはサービスの提供の売買契約が振り込み
後に成立することを特徴とした決済方法。
【0053】<4> 外部記憶媒体を発行する手段と振
り込み先である銀行と支店と口座番号を特定する振り込
み先情報と取引金額とを少なくとも含む取引情報を書き
込まれた外部記憶媒体から読み出し、前記取引情報の一
部ないし全てを出力する機能と前記出力された情報から
振り込み者の振り込み承認を得た案件を前記振り込み先
情報から特定した前記振り込み先に取引金額を振り込む
振り込み手段をもつことを特徴とした振り込みシステ
ム。
【0054】<5> 記憶装置およびインターネットと
接続手段を有する第1のシステムを用いてインターネッ
トで商品の購入、サービスの提供を申し込む手段と、前
記申し込み時に申し込み者または商品またはサービスを
受ける者の氏名および住所の情報をインターネットを用
いて第2のシステムに送る手段と、前記情報を受信した
前記第2のシステムが商品名ないし商品を特定出来る情
報および価格情報そして前記申し込みを特定できる情報
を少なくとも持つ商品情報および振り込み先情報を前記
第1のシステムに送る手段と、前記第1のシステムに送
られた前記情報を前記第1のシステムが受信し、そのデ
ータを第1のシステムの記憶装置に記録する手段と、第
1のシステムと金融機関とを電話回線を含むネットワー
クにて接続する手段と前記第1のシステムの記憶装置に
記録された情報を読み出す手段と前記商品情報の一部な
いし全てを出力する機能と前記出力された情報から振り
込み者の振り込み承認の案件について前記電話回線を含
むネットワークを用いて前記振り込み情報に書かれた銀
行の指定口座に前記商品ないしサービスの代金を振り込
む手段と前記振り込みが確認されたのを確認し、商品の
発送またはサービスの提供を開始することを特徴とする
インターネットショッピングの決済方法。
【0055】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットショッ
ピング等の非対面取引における消費者のリスクを最小限
にすることができる、という効果が得られる。
【0057】本発明によれば、情報ネットワークを介し
た非対面の商取引の迅速性と、安全性とを両立させるこ
とができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムの構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムにて用いられる外部記憶媒体の一例を示
す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムにて用いられる消費者のシステム一例を
示す概念図である。
【図4】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムの作用の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】(a)および(b)は、本発明の実施の形態1
である決済方法を実施する決済システムの作用の一例を
示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムにて用いられる情報の一例を示す概念図
である。
【図9】本発明の実施の形態1である決済方法を実施す
る決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図14】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図15】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示すフローチャートで
ある。
【図16】本発明の実施の形態1である決済方法を実施
する決済システムの作用の変形例を示すフローチャート
である。
【図17】本発明の実施の形態2である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示すフローチャートで
ある。
【図18】本発明の実施の形態2である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図19】本発明の実施の形態2である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図20】本発明の実施の形態2である決済方法を実施
する決済システムの作用の一例を示す説明図である。
【図21】本発明の実施の形態2である決済方法を実施
する決済システムにて用いられる消費者のシステム一例
を示す概念図である。
【符号の説明】
1…消費者のシステム、2…表示部、3…入力部、4…
演算処理部、5…外部記憶媒体書き込み部、6…供給者
のシステム、7…表示部、8…入力部、9…演算処理
部、10…記憶部、11…インターネット、12…AT
Mシステム、13…表示部、14…処理部、15…AT
M、16…記憶部、17…ネットワーク、31…表示装
置、32…演算処理装置、33…書込装置、33a…カ
ード挿入部、34…ICカード、35…入力装置、40
…消費者のシステム、41…入力部、42…演算部、4
3…記憶部、44…表示部、81…取引情報、81a…
商品名、81b…数量、81c…価格、81d…受付番
号、82…振り込み情報、83…画像データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 G07D 9/00 451 G07D 9/00 451C G07F 19/00 476

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報ネットワークを経由して、消費者
    が、商取引の対象の商品または役務等を特定する第1情
    報と当該商取引の決済に必要な第2情報を、前記商品ま
    たは役務等を提供する事業者から取得して、記憶媒体に
    格納する第1ステップと、 前記第1および第2情報が格納された前記記憶媒体を用
    いて、決済機関を介して決済を行うとともに、決済結果
    を前記事業者に通知する第2ステップと、 前記決済結果に応じて、前記事業者が、前記消費者への
    前記商品または役務等の提供を実行する第3ステップ
    と、 を含むことを特徴とする決済方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の決済方法において、 前記第2ステップでは、前記記憶媒体を前記決済機関に
    持ち込んで前記決済を行う方法、 または、前記消費者が前記情報ネットワークまたは電話
    回線を経由して、当該消費者の所有する情報端末を用い
    て前記決済機関にアクセスし、前記記憶媒体の前記第1
    および第2情報を用いて前記決済を行う方法、 のいずれかの方法を用いることを特徴とする決済方法。
  3. 【請求項3】 記憶媒体を備え、消費者の使用する第1
    のシステムと、前記消費者に商品または役務等を提供す
    る事業者が使用する第2のシステムと、前記第1および
    第2のシステムを接続する情報ネットワークと、決済機
    関の第3のシステムと、を含み、 前記消費者の前記第1のシステムは、前記情報ネットワ
    ークを経由して、商取引の対象の前記商品または役務等
    を特定する第1情報と当該商取引の決済に必要な第2情
    報を、前記商品または役務等を提供する事業者の前記第
    2のシステムから取得して、前記第1のシステムの前記
    記憶媒体に格納する機能を備え、 前記決済機関の前記第3のシステムは、前記記憶媒体に
    格納された前記第1および第2情報を用いて決済を行う
    とともに、決済結果を前記事業者に通知する機能を備
    え、 前記事業者の前記第2のシステムは、前記決済結果に応
    じて前記消費者への前記商品または役務等の提供を実行
    するために必要な情報を記憶する機能を備え、 たことを特徴とする決済システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004145763A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Oki Electric Ind Co Ltd 商品販売システムおよびそのプログラム
JP2004295796A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ltd 決済認証情報記録器、決済操作装置、情報記録器認証装置、決済記録装置、方法、プログラムおよび記録媒体
JP2020009401A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 鴻發國際科技股▲ふん▼有限公司 現金取扱システムおよび現金取引方法

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