以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である飲食店舗運営支援システム1の全体構成を示す図である。このシステム1は、店舗端末5と、顧客端末6と、受発注支援サーバ装置7と、プッシュ通知サーバ装置8−a及び8−bと、決済サーバ装置9とを有する。
店舗端末5は、注文予約制の飲食物提供サービスを業とする各飲食店の店舗R−m(m=1〜M、mは、店舗を示すインデックス、Mは店舗の総数)のスタッフが利用するものである。店舗端末5には、Android(登録商標)やiOS(登録商標)が実装されている。また、店舗端末5には、飲食物提供サービスの支援事業者Zから提供されたアプリケーションプログラムAP(R)(店舗用アプリケーションプログラム)が実装されている。また、店舗端末5のメモリには、その所有者である店舗R−mの店舗IDが記憶されている。
顧客端末6は、飲食物提供サービスの提供を受ける顧客Y−n(n=1〜N、nは顧客を示すインデックス、Nは顧客の総数)が利用するものである。顧客端末6には、Android(登録商標)やiOS(登録商標)が実装されている。また、顧客端末6には、事業者Zから提供されたアプリケーションプログラムAP(Y)(顧客用アプリケーションプログラム)が実装されている。また、顧客端末6には、その所有者である顧客Y−nの顧客IDが記憶されている。
受発注支援サーバ装置7は、事業者Zの管理の下に稼働するものである。受発注支援サーバ装置7は、店舗端末5と顧客端末6の間の情報の遣り取りを仲介する処理を行う。受発注支援サーバ装置7の処理の詳細は後述する。
プッシュ通知サーバ装置8−aは、Android(登録商標)の提供元の事業者の管理の下に稼働するものである。プッシュ通知サーバ装置8−aは、GCM(Google(登録商標) Cloud Messaging)サービス(配信文とその宛先のAndroid(登録商標)端末の端末識別情報を受信した場合に受信した配信文を宛先のAndroid(登録商標)端末にプッシュ通知として配信するサービス)を提供する。プッシュ通知サーバ装置8−bは、iOS(登録商標)の提供元の事業者の管理の下に稼働するものである。プッシュ通知サーバ装置8−bは、APNS(Apple(登録商標) Push Notification Service)サービス(配信文とその宛先のiOS(登録商標)端末の端末識別情報を受信した場合に受信した配信文を宛先のiOS(登録商標)端末にプッシュ通知として配信するサービス)を提供する。以降の説明では、プッシュ通知サーバ装置8−a及び8−bを区別しない場合は、プッシュ通知サーバ装置8と記す。
決済サーバ装置9は、クレジット信販会社の管理の下に稼働するものである。決済サーバ装置9は、クレジットカード番号及び決済金額を含む決済要求を受信した場合に、該当金額のクレジットカード決済処理を行い、決済番号を含む応答を決済要求元に返信する。
ここで、本実施形態におけるサービスの流れは次の通りである。
a1.顧客向けニュースの配信
店舗R−mのスタッフは、店舗端末5のアプリケーションプログラムAP(R)の操作画面の操作により自店の販促キャンペーン等の内容を記した顧客向けニュースを編集し、この顧客向けニュースを受発注支援サーバ装置7に送信する。ここで、顧客向けニュースには、クーポン(自店舗への訪問により得られる特典の引換券となる電子情報)付きのものとそうでないものの2種類がある。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、店舗R−mの店舗端末5から顧客向けニュースを受信すると、その店舗R−mをマイカード一覧LMC(図12)として登録している顧客Y−nの顧客端末6に顧客向けニュースを送信する。顧客端末6は、受発注支援サーバ装置7から顧客向けニュースを受信すると、受信した顧客向けニュースをニュース画面として表示する。
b1.注文
顧客Y−nは、顧客向けニュースを参照し、マイカード一覧LMC内の各店舗R−mの販促キャンペーン等の最新の内容を了解する。顧客Y−nは、マイカード一覧LMC内の店舗R−mでの飲食を希望する場合は、顧客端末6のアプリケーションプログラムAP(Y)の注文画面の操作により注文内容(注文品、受取希望日時など)を入力し、入力した注文内容を注文情報として受発注支援サーバ装置7に送信する。ここで、注文には、発注時に注文金額をクレジットカード決済するものと店舗訪問時に注文金額を現金で支払うものの2種類がある。受発注支援サーバ装置7は、顧客Y−nの顧客端末6から注文情報を受信すると、注文先の店舗R−mの店舗端末5に注文の諾否を問い合わせ、注文先の店舗R−mから注文を受け付ける旨の応答があった場合に、注文情報(注文内容とその受注IDの2次元バーコードを含むデータ)を発注者の顧客Y−nの顧客端末6に送信する。顧客端末6は、受発注支援サーバ装置7から注文情報を受信すると、受信した注文情報をメモリに記憶させるとともに注文画面として表示する。
c1.来店
顧客Y−nは、受取希望日時に店舗R−mを訪問する。顧客Y−nは、顧客端末6のアプリケーションプログラムAP(R)の注文画面の操作により注文情報内の2次元バーコードを表示させてそれを店舗R−mのスタッフに提示する。
d1.接客
店舗R−mのスタッフは、顧客Y−nから顧客端末6の表示画面の2次元バーコードを提示されると、自店舗の店舗端末5のカメラにより2次元バーコードを撮影する操作を行う。店舗端末5は、2次元バーコードが撮影されると、撮影した2次元バーコードの受注IDと対応する注文情報を注文確認画面として表示する。店舗R−mのスタッフは、この注文確認画面を参照し、注文品や代金の支払いの有無を確認する。その後、店舗R−mのスタッフは、顧客Y−nに注文品を提供し、注文品の引渡しが完了した旨の操作を行う。店舗端末5は、この操作が行われると、取引完了通知を受発注支援サーバ装置7に送信する。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、取引完了通知を受信すると、発注者の顧客Y−nのポイントカード(10ポイントの獲得により景品がもらえるカードの電子情報)の獲得ポイント数をインクリメントする。
図2は、受発注支援サーバ装置7の構成を示す図である。図2に示すように、受発注支援サーバ装置7は、通信インターフェース71、CPU72、RAM73、ROM74、ハードディスク75を有する。通信インターフェース71は、インターネット90に接続された装置との間でデータを送受信する。CPU72は、RAM73をワークエリアとして利用しつつ、ROM74やハードディスク75に記憶された各種プログラムを実行する。ROM74には、IPL(Initial Program Loader)などが記憶されている。ハードディスク75には、顧客管理データベースDB1、来店管理データベースDB2、クーポン管理データベースDB3、ニュース管理データベースDB4、注文管理データベースDB5、店舗管理データベースDB6が記憶されている。
図3は、顧客管理データベースDB1のデータ構造を概念的に示す図である。顧客管理データベースDB1は、顧客Y−nのプロフィールに関わる情報を顧客管理情報として記憶するためのものである。顧客管理データベースDB1の各レコードは、「顧客ID」、「お名前」、「メール」、「パスワード」、「画像」、「性別」、「生年月日」、「端末」の各フィールドを有する。各フィールドの内容は、次の通りである。
a2.顧客ID
このフィールドは、顧客Y−nの顧客IDを示す。
b2.お名前
このフィールドは、顧客Y−nがアプリケーションプログラムAP(Y)の利用開始時に登録した氏名を示す。
c2.メール
このフィールドは、顧客Y−nがアプリケーションプログラムAP(Y)の利用開始時に登録した電子メールアドレスを示す。
d2.パスワード
このフィールドは、顧客Y−nがアプリケーションプログラムAP(Y)の利用開始時に登録したログインパスワードを示す。
e2.画像
このフィールドは、顧客Y−nがアプリケーションプログラムAP(Y)の利用開始時に登録したプロフィール画像を示す。
f2.性別
このフィールドは、顧客Y−nがアプリケーションプログラムAP(Y)の利用開始時に登録した性別を示す。
g2.生年月日
このフィールドは、顧客Y−nがアプリケーションプログラムAP(Y)の利用開始時に登録した生年月日を示す。
h2.端末
このフィールドは、顧客Y−nの顧客端末6の端末識別情報(プッシュ通知の宛先となる端末識別情報)を示す。
図4は、来店管理データベースDB2のデータ構造を概念的に示す図である。来店管理データベースDB2は、店舗R−mを各々のマイカード一覧LMC(図12)に登録している顧客Y−nの獲得ポイント数、来店回数、来店日に関わる情報を店舗利用情報として記憶するためのものである。来店管理データベースDB2の各レコードは、「店舗ID」、「顧客ID」、「スタンプ数」、「来店回数」、「来店日」の各フィールドを有する。各フィールドの内容は、次の通りである。
a3.店舗ID
このフィールドは、店舗R−mの店舗IDを示す。
b3.顧客ID
このフィールドは、店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録している顧客Y−nの顧客IDを示す。
c3.スタンプ数
このフィールドは、店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録している顧客Y−nにおける店舗R−mのスタンプカードの獲得ポイント数を示す。
d3.来店回数
このフィールドは、店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録している顧客Y−nがこれまでに店舗R−mに来店した回数を示す。
e3.来店日
このフィールドは、店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録している顧客Y−nが来店した直近の日付を示す。
図5は、クーポン管理データベースDB3のデータ構造を概念的に示す図である。クーポン管理データベースDB3は、各店舗R−mが発行したクーポンの内容をクーポン情報として記憶するためのものである。クーポン管理データベースDB3の各レコードは、「店舗ID」、「クーポンID」、「種類」、「タイトル」、「本文」、「画像」、「配布枚数」、「配信条件」、「有効期限」、「掲載設定」、「プッシュ通知設定」の各フィールドを有する。各フィールドの内容は次の通りである。
a4.店舗ID
このフィールドは、店舗R−m(クーポンの発行元の店舗)の店舗IDを示す。
b4.クーポンID
このフィールドは、クーポンのクーポンIDを示す。
c4.種類
このフィールドは、クーポンが、自動配信クーポン(クーポンの発行時に配信条件を設定し、それ以降に配信条件を満たすに至った顧客Y−nに継続的に配信していくクーポン)と手動配信クーポン(クーポンの発行時に配信条件を設定し、クーポン発行時に配信条件を満たしている顧客Y−nに単発的に配信するクーポン)の2つの種類のうちいずれに該当するかを示す。
d4.タイトル
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面においてクーポンのタイトルとして入力した文字列を示す。
e4.本文
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面においてクーポンの案内文の本文として入力した文字列を示す。
f4.画像
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面においてクーポンのイメージとして選択した画像を示す。
g4.配布枚数
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面においてクーポンの配布枚数の上限を設定した場合に、上限とされた枚数を示す。
h4.配信条件
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面において設定した配信条件を示す。
i4.有効期限
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面において設定した有効期限を示す。
j4.掲載設定
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面において設定した掲載の要否(具体的には、「掲載」及び「休止」のいずれか)を示す。
k4.プッシュ通知設定
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面において設定したプッシュ通知の要否(具体的には、「プッシュ通知あり」及び「プッシュ通知なし」のいずれか)を示す。
図6は、ニュース管理データベースDB4のデータ構造を概念的に示す図である。ニュース管理データベースDB4は、各店舗R−mが発行した顧客向けニュースの内容をニュース情報として記憶するためのものである。ニュース管理データベースDB4の各レコードは、「店舗ID」、「ニュースID」、「タイトル」、「本文」、「画像」、「プッシュ通知設定」、「クーポン設定」、「有効期限」、「ステータス」の各フィールドを有する。各フィールドの内容は次の通りである。
a5.店舗ID
このフィールドは、店舗R−m(顧客向けニュースの発行元の店舗)の店舗IDを示す。
b5.ニュースID
このフィールドは、ニュースのIDを示す。
c5.タイトル
このフィールドは、ニュースの発行元の店舗R−mのスタッフがニュース作成時の作成画面においてニュースのタイトルとして入力した文字列を示す。
d5.本文
このフィールドは、ニュースの発行元の店舗R−mのスタッフがニュース作成時の作成画面においてニュースの本文として入力した文字列を示す。
e5.画像
このフィールドは、ニュースの発行元の店舗R−mのスタッフがニュース作成時の作成画面において選択した画像を示す。
e5.プッシュ通知設定
このフィールドは、ニュースの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面において設定したプッシュ通知の要否(具体的には、「プッシュ通知あり」及び「プッシュ通知なし」のいずれか)を示す。
f5.クーポン設定
このフィールドは、ニュースの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面においてニュースにクーポンを添付する設定を行った場合に、添付するクーポンのクーポンIDを示す。
g5.有効期限
このフィールドは、クーポンの発行元の店舗R−mのスタッフがクーポン作成時の作成画面において設定した有効期限を示す。
h5.ステータス
このフィールドは、ニュースの現在の状態(具体的には、「下書き」、「公開中」、及び「公開終了」のうちの該当の状態)を示す。
図7は、注文管理データベースDB5のデータ構造を概念的に示す図である。注文管理データベースDB5は、顧客Y−nが発注した注文の内容を注文情報として記憶するためのものである。注文管理データベースDB5の各レコードは、「受注ID」、「顧客ID」、「注文内容」、「代金」、「受取日時」、「電話番号」、「支払方法」、「ステータス1」、「ステータス2」、「決済番号」の各フィールドを有する。各フィールドの内容は次の通りである。
a6.受注ID
このフィールドは、注文のIDを示す。
b6.顧客ID
このフィールドは、注文の発注者の顧客Y−nのIDを示す。
c6.注文内容
このフィールドは、注文の発注者の顧客Y−nが注文画面において発注したメニュー品の種類及びそのトッピングの内容を示す。
d6.代金
このフィールドは、注文品の代金を示す。
e6.受取日時
このフィールドは、注文の発注者の顧客Y−nが注文画面において指定した注文品の受取日時を示す。
g6.電話番号
このフィールドは、注文の発注者の顧客Y−nが注文画面において入力した連絡先の電話番号を示す。
g6.支払方法
このフィールドは、注文の発注者の顧客Y−nが注文画面において指定した支払方法(具体的には、「クレジットカード支払」及び「店頭支払」のうちの該当の方法)を示す。
h6.ステータス1
このフィールドは、注文品の代金の決済の状態(具体的には、注文の店舗R−mによる受付が済んだ状態である「受注」、注文品の代金のクレジットカード決済が済んだ状態である「決済完了」、及び店頭での注文品の引渡が済んだ状態である「引渡し済み」のうちの該当の状態)を示す。
i6.ステータス2
このフィールドは、店舗R−mにおける注文の確認の状態(具体的には、店舗R−mにおける注文の確認が未だ済んでいない状態である「店舗確認中」、店舗R−mにおける注文の確認が済んだ状態である「確認完了」、店舗R−mにより注文の受付がキャンセルされた状態である「キャンセル」のうちの該当の状態)を示す。
j6.決済番号
このフィールドは、注文品の代金のクレジットカード決済の完了時に決済サーバ装置9から交付される決済番号を示す。
図8は、店舗管理データベースDB6のデータ構造を概念的に示す図である。店舗管理データベースDB6は、店舗R−mの連絡先に関わる情報を店舗管理情報として記憶するためのものである。店舗管理データベースDB6の各レコードは、「店舗ID」、「店名」、「メール」、「パスワード」、「画像」、「場所」、「端末」の各フィールドを有する。各フィールドの内容は次の通りである。
a7.店舗ID
このフィールドは、店舗R−mの店舗IDを示す。
b7.店名
このフィールドは、店舗R−mがアプリケーションプログラムAP(R)の利用開始時に登録した店名を示す。
c7.メール
このフィールドは、店舗R−mがアプリケーションプログラムAP(R)の利用開始時に登録した電子メールアドレスを示す。
d7.パスワード
このフィールドは、店舗R−mがアプリケーションプログラムAP(R)の利用開始時に登録したログインパスワードを示す。
e7.画像
このフィールドは、店舗R−mがアプリケーションプログラムAP(R)の利用開始時に登録した店舗の画像を示す。
f7.場所
このフィールドは、店舗R−mのアプリケーションプログラムAP(R)の利用開始時に登録した店舗の所在地を示す。
g7.端末
このフィールドは、店舗R−mの店舗端末5の端末識別情報(プッシュ通知の宛先となる端末識別情報)を示す。
次に、本実施形態の動作を説明する。図9、図10、図11は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。図9において、顧客Y−nは、本実施形態のサービスを利用する場合は、顧客端末6のホーム画面におけるアプリケーションプログラムAP(Y)のアイコンをタッチする。顧客端末6は、この操作が行われた場合(S10:Yes)、アプリケーションプログラムAP(Y)を起動し、受発注支援サーバ装置7との間で顧客IDとパスワードを用いた認証処理を行った後、図12に示す画面C601(マイカード一覧画面)を表示する(S11)。
この画面C601の上段中央には、「マイカード一覧」の文字が記されている。「マイカード一覧」の文字の左にはボタンBT6011がある。ボタンBT6011内には、上下に並ぶ3本線を模擬したマークが記されている。その下には、マイカード一覧LMCがある。マイカード一覧LMCは、顧客Y−nが各種情報の受取先として登録した店舗R−mの店舗画像(店舗の写真画像上に店名を記した画像)を上下に配列したものである。
顧客Y−nは、この画面C601において、近辺にある店舗R−mのリストまたは地図から所望のものを選んでマイカード一覧LMCに追加することができる。店舗R−mの追加の具体的な手順を説明すると、まず、顧客Y−nは、画面C601のボタンBT6011をタッチする。ボタンBT6011をタッチする操作が行われると(S13:Yes)、顧客端末6は、図13に示す画面C602(設定画面)を表示する(S14)。顧客Y−nは、リストを利用したい場合は、画面C602における「リストから探す」の文字をタッチする。地図を利用したい場合は、画面C602における「地図から探す」の文字をタッチする。
顧客端末6は、「リストから探す」の文字をタッチする操作が行われると(S15:Yes)、図14に示す画面C603(リスト画面)を表示する(S16)。画面C603の上段中央には、「現在地付近のお店」の文字が記されている。「現在地付近のお店」の文字の下には、店舗リストLS6032がある。店舗リストLS6032は、顧客端末6の現在地(顧客端末6内のGPS機器によって測位された最新の位置)の付近にある店舗R−mの店舗画像を近距離のものから順に並べたものである。顧客Y−nは、画面C603内の店舗画像のうち所望のものをタッチする。
顧客端末6は、この操作が行われると(S17:Yes)、図16に示す画面C610(マイカード一覧LMC内から選択された店舗R−mの店舗別画面であってスタンプカードの作成前の店舗別画面)を表示する(S18)。
画面C610の上段中央には、店舗名称(図8の例ではGigCafe)が記されている。店舗名称の左にはボタンBT6101がある。ボタンBT6101内には「戻る」の文字が記されている。その下には、店舗R−mの店舗画像が表示されている。その下には、ボタンBT6102がある。このボタンBT6102内には、「スタンプカード作成」の文字が記されている。
ボタンBT6102の下には、「スタンプをためて、プレゼントをゲットしよう。スタンプカード作成時にスタンプ1個プレゼント!」の文字が記されている。その下には、ボタンBT6103、BT6104、BT6105、BT6106、BT6107、BT6108がある。ボタンBT6103内には、「スタンプカード」の文字が記されている。ボタンBT6104内には、吹き出しを模擬したマークと「メッセージ」の文字が記されている。ボタンBT6105内には、封筒を模擬したマークと「クーポン設定」の文字が記されている。ボタンBT6106内には、ナイフとフォークを模擬したマークと「メニュー」の文字が記されている。ボタン内BT6107には、建物を模擬したマークと「店舗情報」の文字が記されている。ボタンBT6108内には、伝票を模擬したマークと「事前オーダー」の文字が記されている。顧客Y−nは、表示中の画面C610の店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録したい場合は、ボタンBT6102をタッチする。
顧客端末6は、ボタンBT6102をタッチする操作が行われると(S19:Yes)、自端末の顧客IDと表示中の画面C603内から選択された店舗R−mの店舗IDとを含むメッセージMS18を受発注支援サーバ装置7に送信する(S20)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS18を受信すると、来店管理データベースDB2に新たなレコードを追加する処理を行う(S21)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、「店舗ID」のフィールドの値をメッセージMS18内の店舗IDとし、「顧客ID」のフィールドの値をメッセージMS18内の顧客IDとし、「スタンプ数」のフィールドの値を「1」とし、「来店回数」のフィールドの値を「0回」とするレコードを生成し、このレコードを来店管理データベースDB2に追加する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、来店管理データベースDB2に新たなレコードを追加した後、店舗R−mの登録が完了したことを示すメッセージMS20を顧客端末6に送信する(S22)。顧客端末6は、メッセージMS520を受信すると、ステップS11に戻り、表示画面をリスト画面C603からマイカード一覧画面C601に戻す。
顧客端末6は、「地図から探す」の文字をタッチする操作が行われると(S23:Yes)、図15に示す画面C604(地図画面)を表示する(S24)。画面C604の上段中央には、「近隣のお店一覧」の文字が記されている。「近隣のお店一覧」の文字の下には、顧客端末6の現在地(顧客端末6内のGPS機器によって測位された最新の位置)の付近の地図上における近隣の店舗R−mの位置にその店舗R−mの店舗ロゴ(図5の例では「S・G・」)を記した地図画像MP6042が表示されている。顧客Y−nは、この地図画像MP6042の店舗ロゴのうち所望のものをタッチする。
顧客端末6は、この操作が行われると(S25:Yes)、図16に示す画面C610(マイカード一覧LMC内から選択された店舗R−mの店舗別画面であってスタンプカードの作成前の店舗別画面)を表示する(S26)。顧客Y−nは、表示中の画面C610の店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録したい場合は、ボタンBT6102をタッチする。
顧客端末6は、ボタンBT6102をタッチする操作が行われると(S27:Yes)、自端末の顧客IDと表示中の画面C603内から選択された店舗R−mの店舗IDとを含むメッセージMS18を受発注支援サーバ装置7に送信する(S28)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS18を受信すると、来店管理データベースDB2に新たなレコードを追加する処理を行う(S29)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、「店舗ID」のフィールドの値をメッセージMS18内の店舗IDとし、「顧客ID」のフィールドの値をメッセージMS18内の顧客IDとし、「スタンプ数」のフィールドの値を「1」とし、「来店回数」のフィールドの値を「0回」とするレコードを生成し、このレコードを来店管理データベースDB2に追加する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、来店管理データベースDB2に新たなレコードを追加した後、店舗R−mの登録が完了したことを示すメッセージMS30を顧客端末6に送信する(S30)。顧客端末6は、メッセージMS30を受信すると、ステップS11に戻り、表示画面を地図画面C604からマイカード一覧画面C601に戻す。
図9において、顧客Y−nは、マイカード一覧画面C601に登録している店舗R−mの詳細情報を見たい場合は、マイカード一覧LMCにおける所望の店舗R−mの店舗画像をタッチする。この操作が行われた場合(S12:Yes)の処理の詳細は、後述する
図10において、店舗R−mのスタッフは、本実施形態のサービスを利用する場合は、店舗端末5のホーム画面におけるアプリケーションプログラムAP(R)のアイコンをタッチする。店舗端末5は、この操作が行われると(S51:Yes)、アプリケーションプログラムAP(R)を起動し、受発注支援サーバ装置7との間で顧客IDとパスワードを用いた認証処理を行った後、図17に示す画面C501(店舗トップ画面)を表示する(S52)。
画面C501の上段中央には、自店舗の店舗名称(図17の例ではGigCafe)が表示されている。店舗名称の下には、自店舗の店舗画像が表示されている。店舗画像の下には、4つのボタンBT5011、BT5012、BT5013、BT5014が上下に並べられている。ボタンBT5011内には「コード読み取り」の文字が記されている。ボタンBT5012内には「受注管理」の文字が記されている。ボタンBT5013内には「情報管理」の文字が記されている。ボタンBT5014内には「ログアウト」の文字が記されている。
店舗R−mのスタッフは、来店した顧客Y−nの顧客端末6の表示画面の2次元バーコードの読み取りを行いたい場合は、ボタンBT5011をタッチする。また、来店前の顧客Y−nの顧客端末6からの受注の有無を確認したい場合は、ボタンBT5012をタッチする。また、顧客向けニュースやそれに添付するクーポンの作成及び配信を行いたい場合は、ボタンBT5013をタッチする。
店舗端末5は、「情報管理」のボタンBT5013をタッチする操作が行われると(S53:Yes)、情報管理処理を行う(S54)。図18、図19、及び図20は、情報管理処理の詳細を示すフローチャートである。情報管理処理では、店舗端末5は、図21に示す画面C551(情報管理メニュー画面)を表示する(S1001)。画面C551の上段中央には、「情報管理」の文字が記されている。「情報管理」の文字の左右には、ボタンBT5511及びBT5512がある。ボタンBT5011内には、「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5512内には、上下に並ぶ3本線を模擬したマークが記されている。
ボタンBT5511及びBT5512の下には、「配信情報管理」の文字が記されている。その下には、「店頭トップでのお知らせ通知(24時間以内にクリアされます)」の文字が記されている。その下には、一言メッセージ入力欄BX5513がある。入力欄BX5513の下には、ボタンBT5514及びBT5515がある。ボタンBT5514内には「公開する」の文字が記されている。ボタンBT5515内には「削除する」の文字が記されている。
ボタンBT5514及びBT5515の下にはボタンBT5516及びBT5517がある。ボタンBT5516内には、吹き出しを模擬したマークと「ニュース配信」の文字が記されている。ボタンBT5517内には、封筒を模擬したマークと「クーポン配信設定」の文字が記されている。ボタンBT5516及びBT5517の下には、「利用ユーザー情報閲覧」の文字が記されている。この文字の下には、ボタンBT5518がある。ボタンBT5518内には、「登録ユーザ一覧」の文字が記されている。
店舗R−mのスタッフは、自店舗をマイカード一覧LMCに登録している顧客Y−nに一言メッセージとして短い案内文を送りたい場合は、入力欄BX5513内に文字列を入力し、「公開する」のボタンBT5514をタッチする。また、店舗R−mのスタッフは、顧客向けニュースの作成や配信の画面に進みたい場合は、「ニュース配信」のボタンBT5516をタッチする。また、店舗R−mのスタッフは、クーポンの作成や配信の画面に進みたい場合は、「クーポン配信設定」のボタンBT5517をタッチする。また、店舗R−mのスタッフは、自店舗をマイカード一覧LMCに登録している顧客Y−nの顧客情報を見たい場合は、「登録ユーザ一覧」のボタンBT5518をタッチする。
図18において、店舗端末5は、「クーポン配信設定」のボタンBT5517をタッチする操作が行われると(S1002:Yes)、図22に示す画面C520a(自動配信クーポン一覧画面)を表示する(S1003)。図22の画面C520aは、「手動配信」の文字をタッチすると、図23に示す画面C520b(手動配信クーポン一覧画面)に切り替わるようになっている。
図22の画面C520a及び図23の画面C520bの上段中央には、「クーポン一覧」の文字が記されている。「クーポン一覧」の文字の左右には、ボタンBT5201a及びBT5202がある。ボタンBT5201内には「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5202内には「新規作成」の文字が記されている。「クーポン一覧」の文字の下には、「自動配信」の文字と「手動配信」の文字が左右に並べられている。
図22の画面C520aでは「自動配信」の文字が強調表示されている。図23の画面C520bでは「手動配信」の文字が強調表示されている。図22の画面C520aにおける「自動配信」と「手動配信」の各文字の下には自動配信クーポン一覧LS5203aがある。自動配信クーポン一覧LS5203aは、店舗R−mにおいて過去に発行された自動配信クーポンの概要(タイトル、画像)を上下に並べたものである。また、図23の画面C520bにおける「自動配信」と「手動配信」の各文字の下には手動配信クーポン一覧LS5203bがある。手動配信クーポン一覧LS5203bは、店舗R−mにおいて過去に発行された手動配信クーポンの概要(タイトル、画像)を上下に並べたものである。
店舗R−mのスタッフは、自動配信クーポンを新規に発行したい場合は、図22の画面C520aの「新規作成」のボタンBT5202aをタッチする。また、店舗R−mのスタッフは、手動配信クーポンを新規に発行したい場合は、図23の画面C520bの「新規作成」のボタンBT5202bをタッチする。
図18において、店舗端末5は、画面C520a(図22)のボタンBT5202aをタッチする操作が行われると(S1004:Yes)、図24に示す画面C521a(自動配信クーポン新規作成画面)を表示する(S1005)。画面C521aの上段中央には、「新規作成」の文字が記されている。この文字の左右には、ボタンBT5211及びBT5212がある。ボタンBT5211内には、「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5212内には、「次へ」の文字が記されている。その下には、「メッセージのタイトル、本文、画像を設定してください。」の文字が記されている。その下には、タイトル入力欄BX5213と本文入力欄BX5214が上下に並べられている。その下には、画像選択欄BX5215がある。画像選択欄BX5215内にはボタンBT5215がある。ボタンBT5215内には「画像選択」の文字が記されている。
その下には、利用条件選択欄BX5216がある。利用条件選択欄BX5216内の最上段には、「利用条件」の文字が記されている。その下には、4つのチェックボックスが配置されている。各チェックボックスの右隣には「注文時、予約申請時」、「他クーポンとの併用不可」、「ランチOK」、「4人以上来店」の各文字が記されている。
利用条件選択欄BX5216の下には、「自動配信クーポン用設定」の文字が記されている。この文字の下には配信条件選択欄BX5217aある。配信条件選択欄BX5217a内の最上段には、チェックボックスが配置されている。チェックボックスの右隣には、「来店回数条件」の文字が記されている。その下には、プルダウンメニューMN5217aがある。プルダウメニューMN5217aは、「1回」、「3回」、「5回」、「10回」、及び「任意入力」の各選択項目を含んでいる。
配信条件選択欄BX5217aの下には、配信条件選択欄BX5218aがある。配信条件選択欄BX5218a内の最上段には、チェックボックスが配置されている。チェックボックスの右隣には、「記念日条件」の文字が記されている。その下には、プルダウンメニューMN5218aがある。プルダウンメニューMN5218aは、「誕生日」、及び「他記念日指定」の各選択項目を含んでいる。
店舗R−mのスタッフは、画面C521aにおいて、クーポンの内容とその発行条件を入力した上で「次へ」のボタンBT5212をタッチする。入力の手順を具体的に説明すると、店舗R−mのスタッフは、タイトル入力欄BX5213にクーポンのタイトル(例えば、「初回来店者限定」など)を入力し、本文入力欄BX5214にクーポンの本文(例えば、「○人以上でのご来店で○○をプレゼント」)を入力する。また、店舗R−mのスタッフは、利用条件入力欄BX5216内の4つのチェックボックスのうち所望のものにチェックを入れる。また、来店回数をクーポンの配信条件としたい場合は、配信条件入力欄BX5217a内のチェックボックスにチェックを入れ、プルダウンメニューMN5217aの各選択項目のうち所望のものを選択する。また、記念日をクーポンの配信条件とする場合は、配信条件入力欄BX5218a内のチェックボックスにチェックを入れ、プルダウメニューMN5218aの各選択項目のうち所望のものを選択する。
店舗端末5は、画面C521aの「次へ」のボタンBT5212が選択されると(S1006:Yes)、図25に示す画面C522a(クーポン設定画面)を表示する(S1007)。この画面C522aの上段中央には、「クーポン設定」の文字が記されている。「クーポン設定」の文字の左には、ボタンBT5221がある。「クーポン設定」の文字の右には、ボタンBT5222及びBT5223がある。ボタンBT5221内には「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5222内には「編集」の文字が記されている。ボタンBT5223内にはゴミ箱を模擬したマークが記されている。
その下には、前画面C521a(図24)の各入力欄BX5213、BX5214、BX5215、BX5216に入力されたタイトル、本文、画像、及び利用条件をレイアウトしたクーポン画像CP5224aが表示される。クーポン画像CP5224aの下には、「有効期限」の文字が記されている。その下には、有効期限入力欄BX5225がある。有効期限入力欄BX5225内には、クーポンの有効期限のデフォルト値である「配信から半年後」の文字が記されている。その下には、「掲載する ×クーポン一覧への掲載を停止する場合はOFFにしてください」の文字が記されている。この文字の右隣りには、「ON」及び「OFF」の切り替えボタンBT5226がある。その下には、「プッシュ通知をする 配信対象者に自動プッシュ通知を配信します」の文字が記されている。この文字の右隣には、「ON」及び「OFF」の切り替えボタンBT5227aがある。その下には、ボタンBT5228がある。ボタンBT5228内には、「保存する」の文字が記されている。
店舗R−mのスタッフは、画面C522aにおいて、クーポンの掲載の要否とプッシュ通知の要否を設定し、「保存する」のボタンBT5228を選択する操作を行う。設定の手順を具体的に説明すると、店舗R−mのスタッフは、クーポンの内容を直ちに公開したい場合は、切り替えボタンBT5226を「ON」にし、未だ公開したくない場合は、切り替えボタンBT5226を「OFF」にする。また、店舗R−mのスタッフは、クーポンのタイトルのプッシュ通知を行いたい場合は、切り替えボタンBT5227aを「ON」にし、クーポンのタイトルのプッシュ通知を行いたくない場合は、切り替えボタンBT5227aを「OFF」にする。
店舗端末5は、「保存する」のボタンBT5228を選択する操作が行われると(S1008:Yes)、画面C521a(図24)において入力されたタイトル、本文、画像、利用条件、配信条件を示す情報、画面C522a(図25)において選択された選択項目を示す情報、及び自店舗の店舗IDを含むメッセージMS1009を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1009)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、店舗端末5からメッセージMS1009を受信すると、新たなクーポンIDを生成し、このクーポンIDを含むレコードをクーポン管理データベースDB3に追加する処理を行う(S1051)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、「店舗ID」のフィールドをメッセージMS1009内の店舗IDとし、「クーポンID」のフィールドを新規に生成したクーポンIDとし、「種類」のフィールドを「自動配信クーポン」とし、「タイトル」のフィールドを入力欄BX5213の入力文字とし、「本文」のフィールドを入力欄BX5214の入力文字とし、「画像」のフィールドを画像選択欄BX5215において添付された画像とし、「配布枚数」のフィールドを空値とし、「配信条件」のフィールドを配信条件入力欄BX5217a及びBT5218aにおいて設定された条件とし、「有効期限」のフィールドを有効期限入力欄BX5225内の日付とし、「掲載」のフィールドを切り替えボタンBT5226の選択値とし、「プッシュ通知設定」のフィールドを切り替えボタンBT5227aの選択値とするレコードを生成し、このレコードをクーポン管理データベースDB3に追加する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、クーポン管理データベースDB3の新規レコードの「プッシュ通知設定」のフィールドが「プッシュ通知あり」であるか否かを判定する(S1052)。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、クーポン管理データベースDB3の新規レコードの「プッシュ通知設定」のフィールドが「プッシュ通知あり」である場合(S1052:Yes)、探索処理を行う(S1053)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、クーポン管理データベースDB3の新規レコードの「配信条件」のフィールドの値を第1の検索キーとし、来店管理データベーDB2の各レコードの中から第1の検索キーである配信条件を満たすレコードを探索する。次に、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、来店管理データベースDB2から探索したレコードの「顧客ID」のフィールドの値を第2の検索キーとし、顧客管理データベースDB1の各レコードの中から第2の検索キーである顧客IDを「顧客ID」のフィールドの値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、プッシュ通知処理を行う(S1054)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、クーポン管理データベースDB3の新規レコードの「店舗ID」、及び「タイトル」のフィールドの情報を配信文とし、探索処理において顧客管理データベースDB1内から探索した各レコードにおける「顧客ID」と対応する顧客Y−nの顧客端末6の端末識別情報を配信先とするメッセージMS1054を生成し、生成したメッセージMS1054をプッシュ通知サーバ装置8に送信する。ここで、顧客Y−nの顧客端末6の端末識別情報は、顧客Y−nの顧客IDを探索キーとして顧客情報データベースDB1を参照することにより取得する。
また、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、クーポン管理データベースDB3の新規レコードの「プッシュ通知設定」のフィールドが「プッシュ通知なし」である場合(S1052:No)、処理を終了する。
プッシュ通知サーバ装置8は、メッセージMS1054を受信すると、メッセージMS1054内の配信文(店舗ID、タイトル)をメッセージMS1054内の端末識別情報が示す顧客端末6を配信先とするプッシュ通知として送信する(S1055)。
顧客端末6は、プッシュ通知を受信すると、図26に示すように、プッシュ通知に配信文として含まれているクーポンのタイトル(図26の例では、「初回来店者限定」)をホーム画面に表示させる。顧客Y−nは、クーポンの詳細を知りたい場合は、タイトルをタッチする。この操作が行われた場合の処理については、後述する。
図18において、店舗端末5は、画面C520b(図23)のボタンBT5202bをタッチする操作が行われると(S1024:Yes)、図27に示す画面C521b(手動配信クーポン新規作成画面)を表示する(S1025)。この画面C521bは、図24の画面C521aにおける利用条件選択欄BX5216の下に「手動配信クーポン用設定」の文字を配し、その下に配信条件選択欄BX5217bを配したものである。配信条件選択欄BX5217b内の最上段には、「販売枚数設定」の文字が記されている。この文字の右隣には、プルダウンメニューMN5217bがある。プルダウンメニューMN5217bは、「制限なし」、「10枚」、「50枚」、「100枚」、「300枚」、及び「任意入力」の各選択項目を含んでいる。
店舗R−mのスタッフは、この画面C521bにおいて、クーポンの内容とその配信条件を入力した上で「次へ」のボタンBT5212をタッチする。入力の手順を具体的に説明すると、店舗R−mのスタッフは、タイトル入力欄BX5213にクーポンのタイトル(例えば、「雨の日限定」など)を入力し、本文入力欄BX5214にクーポンの本文(例えば、「○人以上でのご来店で○○をプレゼント」)を入力する。また、店舗R−mのスタッフは、利用条件入力欄BX5216内の4つのチェックボックスのうち該当のものにチェックを入れる。また、プルダウンメニューMN5217bの各選択項目のうち該当のものを選択する。
店舗端末5は、画面C521bの「次へ」のボタンBT5212が選択されると(S1026:Yes)、図28に示す画面C522b(手動配信クーポン設定画面)を表示する(S1027)。この画面C522bは、図25の画面C522aにおける切り替えボタンBT5227aをボタンBT5227bに置き換えたものである。ボタンBT5227b内には、「プッシュ通知をする ※配信対象者を選んでプッシュ通知を配信します」の文字が記されている。店舗R−mのスタッフは、この画面C522bにおいて、切り替えボタンBT5226により掲載の要否を設定した上でボタンBT5227bをタッチする。
店舗端末5は、ボタンBT5227bをタッチする操作が行われると(S1028:Yes)、図29に示す画面C523bを表示する(S1029)。この画面C523bの上段の右端と左端にはボタンBT5231及びBT5232がある。ボタンBT5231内には「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5232内には「確認」の文字が記されている。ボタンBT5231及びCBT5232の下には、「配信可能人数」の文字が記されている。その右には、設定欄BX5233、BX5234、BX5235において設定されている条件を満たす顧客Y−nの人数(図29の例では10人)が記されている。この人数は、設定欄BX5233、BX5234、BX5235の設定内容に合わせて変化するようになっている。
「配信可能人数」の文字の下には、性別設定欄BX5233がある。性別設定欄BX5233内には、「性別」の文字と、3つのチェックボックスがある。各チェックボックスの左隣には、「すべて」、「男性」、及び「女性」の文字が記されている。性別設定欄BX5233の下には、年代設定欄BX5234がある。年代設定欄BX5234内には、「年代」の文字と、6つのチェックボックスがある。各チェックボックスの右隣には、「10代」、「20代」、「30代」、「40代」、「50代」、「60代以上」の文字が記されている。
年代設定欄BX5234の下には、来店状況設定欄BX5235がある。来店状況設定欄BX5235内には、3つのチェックボックスがある。各チェックボックスの右には、「来店時期」、「来店回数条件」、「記念日条件」の文字が記されている。「来店時期」の文字の右下には、プルダウンメニューMN5235−1がある。プルダウンメニューMN5235−1は、「1週間前」、「1か月前」の各選択項目を含んでいる。「来店回数条件」の文字の右下には、プルダウンメニューMN5235−2がある。プルダウンメニューMN5235−2は、「1回」、「3回」、「5回」、「10回」、「任意入力」の各選択項目を含んでいる。「記念日条件」の文字の右下には、プルダウンメニューMN5235−3がある。プルダウンメニューMN5235−3は、「誕生日」、「他記念日指定」の各選択項目を含んでいる。
店舗R−mのスタッフは、この画面C523bにおいて、プッシュ通知の配信条件を設定した上で「確認」のボタンBT5232をタッチする。設定の具体的な手順を説明すると、店舗R−mのスタッフは、性別設定欄BX5233内の3つのチェックボックスのうちクーポンの配信対象にしたい性別のものにチェックを入れる。また、年代設定欄BX5234内の6つのチェックボックスのうちクーポンの配信対象としたい年代のものにチェックを入れる。また、来店時期を配信条件としたい場合は、「来店時期」の左隣のチェックボックスにチェックを入れ、プルダウンメニューMN5235−1内の選択項目のうち該当のものを選択する。また、来店回数を配信条件としたい場合は、「来店回数条件」の左隣のチェックボックスにチェックを入れ、プルダウンメニューMN5235−2内の選択項目のうち該当のものを選択する。また、記念日を配信条件としたい場合は、「記念日条件」の左隣のチェックボックスにチェックを入れ、プルダウンメニューMN5235−3内の選択項目のうち該当のものを選択する。
店舗端末5は、「確認」のボタンBT5232をタッチする操作が行われると(S1030:Yes)、図30に示す画面C524b(確認画面)を表示する(S1031)。画面C524bの上段中央には、「クーポン設定」の文字が記されている。「クーポン設定」の文字の左には、ボタンBT5241がある。ボタンBT5241内には「戻る」の文字が記されている。「クーポン設定」の文字の下には、「下記内容で送信します」の文字が記されている。その下には、ボタンBT5242がある。ボタンBT5242内には、「配信する」の文字が記されている。ボタンBT5242の下には、画面C521b(図27)の各入力欄BX5213、BX5214、BX5215、及びBX5216に入力されたタイトル、本文、画像、及び利用条件をレイアウトしたクーポン画像CP5243が表示される。店舗R−mのスタッフは、このクーポン設定画面C524において、自身が作成したクーポンの内容を確認し、「配信する」のボタンBT5242をタッチする。
店舗端末5は、「配信する」のボタンBT5242をタッチする操作が行われると(S1032:Yes)、画面C521b(図27)おいて入力されたタイトル、本文、画像、利用条件、配信条件を示す情報、画面C522b(図28)において選択された選択項目を示す情報、及び画面C523b(図29)において選択された選択項目を示す情報を含むメッセージMS1033を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1033)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、店舗端末5からメッセージMS1033を受信すると、ステップS1051以降の処理を行う。ステップS1051以降の処理の再度の説明は割愛する。
図19において、店舗端末5は、画面C551(図21)の「ニュース配信」のボタンBT5516をタッチする操作が行われると(S1102:Yes)、図31に示す画面C530(ニュース一覧画面)を表示する(S1103)。画面C530の上段中央には、「ニュース一覧」の文字が記されている。「ニュース一覧」の文字の左右には、ボタンBT5301及びBT5302がある。ボタンBT5301内には「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5302内には「新規作成」の文字が記されている。「ニュース一覧」の文字の下には、ニュース一覧LS5303がある。ニュース一覧LS5303は、店舗R−mにおいて過去に発行されたニュースの概要(発行日時、タイトル、ステータス(「下書き」、「公開中」、及び「公開終了」のうちの該当のもの))を上下に並べたものである。
店舗R−mのスタッフは、ニュースを新規に発行したい場合は、画面C530の「新規作成」のボタンBT5302をタッチする。また、店舗R−mのスタッフは、発行済みのニュースの内容を参照したい場合は、ニュース一覧LS5303内における該当のニュースをタッチする。
図19において、店舗端末5は、「新規作成」のボタンBT5302をタッチする操作が行われると(S1104:Yes)、図32に示す画面C531(ニュース新規作成画面)を表示する(S1105)。画面C531の上段中央には、「新規ニュース」の文字が記されている。この文字の左右には、ボタンBT5311及びBT5312がある。ボタンBT5311内には、「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5312内には、「次へ」の文字が記されている。その下には、「メッセージのタイトル、本文、画像を設定してください。」の文字が記されている。その下には、タイトル入力欄BX5313及び本文入力欄BX5314が上下に並べられている。その下には、画像選択欄BX5315がある。画像選択欄BX5315内の右側にはボタンBT5315がある。ボタンBT5315内には「画像選択」の文字が記されている。その下には、プッシュ通知設定欄BT5316がある。プッシュ通知設定欄BT5316内には、チェックボックスと「プッシュ通知配信をする」の文字がある。
店舗R−mのスタッフは、この画面C531において、ニュースの内容とプッシュ通知の要否を入力した上で「次へ」のボタンBT5312をタッチする。入力の手順を具体的に説明すると、店舗R−mのスタッフは、タイトル入力欄BX5313にニュースのタイトル(例えば、「新しいお得なクーポンを追加!」など)を入力し、本文入力欄BX5214にクーポンの本文(例えば、「□□を購入された方に▽▽をプレゼント」)を入力する。また、店舗R−mのスタッフは、ニュースのプッシュ通知を行いたい場合は、プッシュ通知設定欄BT5316内のチェックボックスにチェックを入れる。
店舗端末5は、画面C531の「次へ」のボタンBT5312が選択されると(S1106:Yes)、図33に示す画面C532(クーポン設定画面)を表示する(S1107)。この画面C532の上段の左右にはボタンBT5321及びBT5322がある。ボタンBT5321内には「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5322内には「次へ」の文字が記されている。ボタンBT5321及びBT5322の下には、クーポン設定欄BX5323がある。クーポン設定欄BX5323内には、「設定しない」の文字が記されている。その下には、有効期限入力欄BX5324がある。
店舗R−mのスタッフは、この画面C532において、ニュースへのクーポンの添付の要否と有効期限を設定した上で「次へ」のボタンBT5322をタッチする操作を行う。設定の手順を具体的に説明すると、店舗R−mのスタッフは、ニュースにクーポンを添付したい場合は、クーポン設定欄BX5323の「設定しない」のボタンをタッチする。
クーポン設定欄BX5323のボタンがタッチされると(S1108:Yes)、店舗端末5は、図34に示す画面C533(クーポン選択画面)を表示する(S1109)。この画面C533の上段中央には、「クーポン設定」の文字が記されている。「クーポン設定」の文字の左右にはボタンBT5331及びBT5332がある。ボタンBT5331内には「キャンセル」の文字が記されている。ボタンBT5332内には「完了」の文字が記されている。その下には、クーポン一覧LS5333がある。クーポン一覧LS5333は、店舗R−mにおいて過去に発行されたクーポンの概要(タイトルと本文の一部)を上下に並べたものである。店舗R−mのスタッフは、この画面C533において、クーポン一覧LS5333内のクーポンのうちニュースに添付するものを選んだ上で「完了」のボタンBT5332をタッチする。店舗端末5は、画面C533の「完了」のボタンBT5332をタッチする操作が行われると(S1110:Yes)、画面C532(クーポン設定画面)を再表示する。店舗R−mのスタッフは、ニュースに添付するクーポンを有効期限付きのものにする場合は、有効期限入力欄BX5324内に期限の末日の日付を入力する。
店舗端末5は、画面C533の「次へ」のボタンBT5322をタッチする操作が行われると(S1111:Yes)、図35に示す画面C534(ニュース確認画面)を表示する(S1112)。この画面C534の上段中央には、「新規ニュース」の文字が記されている。「新規ニュース」の文字の左には、ボタンBT5341がある。ボタンBT5341内には、「戻る」の文字が記されている。その下には、3つのボタンBT5342、BT5343、BT5344が上下に並べられている。ボタンBT5342内には「公開する」の文字が記されている。ボタンBT5343内には「下書き保存」の文字が記されている。ボタンBT5344内には「削除」の文字が記されている。ボタンBT5344の下には、画面C531(図32)の各入力欄BX5313、BX5314、及びBX5315に入力されたタイトル、本文、画像をレイアウトしたニュース画像NS5345が表示される。
店舗R−mのスタッフは、この画面C534において、ニュースの公開の要否を設定する。設定の具体的な手順を説明すると、店舗R−mのスタッフは、ニュースを直ちに公開したい場合は、「公開する」のボタンBT5342をタッチする。ニュースを未だ公開したくない場合は、「下書き保存」のボタンBT5343をタッチする。ニュースを削除したい場合は、「削除」のボタンBT5344をタッチする。
店舗端末5は、「公開する」のボタンBT5342または「下書き保存」のボタンBT5343が選択されると(S1113:Yes)、画面C531(図32)の各入力欄BX5313、BX5314、BX5315に入力されたタイトル、本文、画像、画面C532(図33)において入力欄BX5324に入力された日付、画面C533(図34)において選択されたクーポンのクーポンID、及び自端末の店舗IDを含むメッセージMS1114を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1114)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、店舗端末5からメッセージMS1114を受信すると、新たなニュースIDを生成し、このニュースIDを含むレコードをニュース管理データベースDB4に追加する(S1151)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、「店舗ID」のフィールドをメッセージMS1114内の店舗IDとし、「ニュースID」のフィールドを新規ニュースIDとし、「タイトル」のフィールドを入力欄BX5313の入力文字とし、「本文」のフィールドを入力欄BX5314の入力文字とし、「画像」のフィールドを画像選択欄BX5315において添付された画像とし、「プッシュ通知設定」のフィールドを切り替えボタンBT5316の選択値とし、「クーポン設定」のフィールドをクーポン一覧LS5333内から選ばれたクーポンのクーポンIDとし、「有効期限」のフィールドを有効期限入力欄BX5324内の有効期限とし、「ステータス」のフィールドを画面C534のボタンBT5342、BT5343、BT5344により選択されたものとするレコードを生成し、このレコードをニュース管理データベースDB4に追加する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、ニュース管理データベースDB4の新規レコードの「プッシュ通知設定」のフィールドが「プッシュ通知あり」であるか否かを判定する(S1152)。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、、ニュース管理データベースDB4の新規レコードの「プッシュ通知設定」のフィールドが「プッシュ通知あり」である場合(S1152:Yes)、探索処理を行う(S1153)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、ニュース管理データベースDB4の新規レコードの「配信条件」のフィールドの値を第1の検索キーとし、来店管理データベーDB2の各レコードの中から第1の検索キーである配信条件を満たすレコードを探索する。次に、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、来店管理データベースDB2から探索したレコードの「顧客ID」のフィールドの値を第2の検索キーとし、顧客管理データベースDB1の各レコードの中から第2の検索キーである顧客IDを「顧客ID」のフィールドの値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、プッシュ通知処理を行う(S1154)。この処理では、ニュース管理データベースDB4の新規レコードの「店舗ID」、「ニュースID」、及び「タイトル」のフィールドの情報を配信文とし、探索処理において探索した各レコードにおける「顧客ID」と対応する顧客Y−nの端末識別情報を配信先とするメッセージMS1154を生成し、このメッセージMS1154をプッシュ通知サーバ装置8に送信する。ここで、顧客Y−nの顧客端末6の端末識別情報は、顧客Y−nの顧客IDを探索キーとして顧客情報データベースDB1を参照することにより取得する。
また、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、ニュース管理データベースDB4の新規レコードの「プッシュ通知設定」のフィールドが「プッシュ通知なし」である場合(S1152:No)、処理を終了する。
プッシュ通知サーバ装置8には、メッセージMS1154を受信すると、メッセージMS1154内の配信文(店舗ID、ニュースID、タイトル)をメッセージMS1154内の端末識別情報が示す顧客端末6を配信先とするプッシュ通知として送信する(S1155)。
顧客端末6は、プッシュ通知を受信すると、図36に示すように、プッシュ通知に配信文として含まれているニュースのタイトル(図36の例では、「新しいお得なクーポンを追加」)をホーム画面に表示させる。顧客Y−nは、ニュースの詳細を知りたい場合は、タイトルをタッチする。この操作が行われた場合の処理については、後述する。
図19において、店舗端末5は、ニュース一覧画面のニュース一覧内のニュースであってステータスが「下書き」となっているものが選択されると(ステップS1121:Yes)、ステップS1112に進み、選択されたニュースにおける画面C534(ニュース確認画面、図35)を表示する。
店舗端末5は、画面C530(図31)のニュース一覧LS5303内のニュースであってステータスが「公開中」となっているものが選択されると(S1122:Yes)、図37に示す画面C534’(公開中ニュース確認画面)を表示する(S1123)。店舗R−mのスタッフは、この画面C534’において、公開中のニュースを非公開にしたい場合は、「非公開にする」と記されたボタンをタッチする。
店舗端末5は、「非公開にする」と記されたボタンをタッチする操作が行われると(S1124:Yes)、画面C534’内のニュースのニュースIDを含むメッセージMS1125(非公開を求めるメッセージ)を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1125)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1125を受信すると、探索処理を行う(S1161)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1125内のニュースIDを検索キーとし、ニュース管理データベースDB4の各レコードの中から検索キーであるニュースIDを「ニュースID」の値とするレコードを探索する。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において探索したレコード内の「ステータス」のフィールドの値を「公開中」から「公開終了」に書き換える(S1162)。
店舗端末5は、画面C530(図31)のニュース一覧LS5303内のニュースであって、ステータスが「公開終了」となっているものが選択されると(S1131:Yes)、図38に示す画面C534”(公開終了ニュース確認画面)を表示する(S1132)。
図20において、店舗端末5は、「登録ユーザ一覧」のボタンをタッチする操作が行われると(S1202:Yes)、自端末の店舗IDを含むメッセージMS1203を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1203)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1203を受信すると、探索処理を行う(S1251)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1203内の店舗IDを第1の検索キーとし、来店管理データベースDB2の各レコードの中から第1の検索キーである店舗IDを「店舗ID」のフィールドの値とするレコードを探索する。次に、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、来店管理データベースDB2から探索したレコードの「顧客ID」のフィールドの値を第2の検索キーとし、顧客管理データベースDB1の各レコードの中から検索キーである顧客IDを「顧客ID」の値とするレコードを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において来店管理データベースDB2から探索したレコードの「顧客ID」、「スタンプ数」、「来店回数」、及び「来店日」の各フィールドの情報、及び顧客管理データベースDB1から探索したレコードの「顧客ID」、「お名前」、「性別」、「生年月日」の各レコードの情報を含むメッセージMS1252を顧客端末6に送信する(S1252)。
店舗端末5は、メッセージMS1252を受信すると、図39に示す画面C540(登録ユーザ一覧画面)を表示する(S1221)。画面C540の最上段中央には、「登録ユーザ一覧」の文字が記されている。「登録ユーザ一覧」の文字の左には、ボタンBT5401がある。ボタンBT5401内には、「戻る」の文字が記されている。その下には、「ログイン順」、「来店回数順」、「検索」の各文字が記されている。画面C540では、「ログイン順」の文字が強調表示されている。画面C540における「ログイン順」、「来店回数順」、「検索」の各文字の下には検索欄BX5402がある。検索欄BX5402の下には、ユーザ一覧LS5403がある。ログイン順登録ユーザ一覧LS5403は、店舗R−mをマイカード一覧LMCに登録している全顧客Y−nを最新のアプリケーションプログラムAP(Y)のログイン時刻(具体的には、1時間以内、6時間以内、3日以上アクセスなし)毎に集計した集計結果を示すものである。
顧客端末6は、図39に示す画面C540の来店回数順の文字をタッチする操作が行われると、ユーザ一覧LS5403の顧客Y−nを来店回数毎に集計したものへと切り替える。また、顧客端末6は、検索欄BX5402に顧客名等の検索条件を入力して検索のボタンをタッチする操作が行われると(S1222:Yes)、図40に示す画面C541(ユーザ情報画面)を表示する(S1223)。
図9において、顧客端末6は、顧客Y−nが、マイカード一覧LMC内の店舗R−mの案内情報をタッチした場合(S12:Yes)、図41に示す画面C610’(マイカード一覧LMC内から選択された店舗R−mの店舗別画面であってマイカード作成後の店舗別画面)を表示する(図11のS31)。
この画面C610’では、店舗R−mの店舗画像の下に一言メッセージ表示欄BX6109がある。この表示欄BX6109には、店舗端末5の画面C551(図21)の入力欄BX5513に一言メッセージMSとして入力されたものと同じ文字列が表示される。
この画面C610’において、顧客Y−nは、店舗R−mにおけるスタンプカードの獲得ポイントを知りたい場合は、ボタンBT6103をタッチする。店舗R−mのニュースの内容を参照したい場合は、ボタンBT6104をタッチする。また、店舗R−mのクーポンの内容を参照したい場合は、ボタンBT6105をタッチする。また、店舗R−mのメニューを参照したい場合は、ボタンBT6106をタッチする。また、店舗R−mの案内情報を参照したい場合は、ボタンBT6107をタッチする。また、店舗R−mへの注文を依頼したい場合は、ボタンBT6108をタッチする。
図11において、顧客端末6は、画面C610のボタンBT6104をタッチする操作が行われると(S32:Yes)、ニュース取得処理を行う(S33)。図42は、ニュース取得処理の詳細を示すフローチャートである。ニュース取得処理では、顧客端末6は、自身の顧客IDと表示中の画面C610の店舗R−mの店舗IDとを含むメッセージMS1301を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1301)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1301を受信すると、探索処理を行う(S1351)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1301内の店舗IDを第1の検索キーとし、ニュース管理データベースDB4の各レコードの中から第1の検索キーである店舗IDを「店舗ID」の値とするものを探索する。また、このニュース管理データベースDB4から探索したレコードの「クーポンID」のフィールドにクーポンIDが記憶されている場合は、そのクーポンIDを第2の検索キーとし、クーポン管理データベースDB3の各レコードの中から第2の検索キーであるクーポンIDを「クーポンID」の値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理においてニュース管理データベースDB4内から探索したレコードの「店舗ID」、「ニュースID」、「タイトル」、「本文」、「画像」、「プッシュ通知設定」、「クーポン設定」、「有効期限」の各フィールドの情報、及びクーポン管理データベースDB3内から探索したレコードの「店舗ID」、「クーポンID」、「タイトル」、「本文」、「画像」、「有効期限」の各フィールドの情報を含むメッセージMS1352を顧客端末6に送信する(S1352)。
顧客端末6は、メッセージMS1352を受信すると、図43に示す画面C640(ニュース一覧画面)を表示する(S1321)。画面C640の最上段中央には、「メッセージ」の文字が記される。「メッセージ」の文字の左にはボタンBT6401がある。ボタンBT6401内には、「戻る」の文字が記されている。その下には、ニュース一覧LS6402がある。ニュース一覧LS6402は、店舗R−mにより発行されたニュースの概要(発行日とタイトル)を上下に並べたものである。
顧客端末6は、ニュース一覧LS6402内のニュースをタッチする操作が行われた場合(S1322:Yes)、または、図26に示すホーム画面のプッシュ通知をタッチする操作が行われた場合、図44に示す画面C641(ニュース画面)を表示する(S1323)。この画面C641の最上段中央には、「メッセージ」の文字が記されている。「メッセージ」の文字の左にはボタンBT6401がある。ボタンBT6401内には「戻る」の文字が記されている。その下には、該当のニュースのタイトル、本文、画像(クーポンが添付されている場合は、添付されているクーポンのタイトル、本文、画像)が表示されている。ここで、図26に示すホーム画面のプッシュ通知をタッチする操作が行われた場合における本ステップS1323の処理では、顧客端末6は、ホーム画面のプッシュ通知として受信したニュースID及び店舗IDと、自身の顧客IDとを含むメッセージを受発注支援サーバ装置7に送信し、サーバ装置7から返信されるニュースのタイトル、本文、画像をレイアウトしたものを画面C641とする。
顧客Y−nは、店舗R−mが発行したニュースの内容(クーポンが添付されている場合はクーポンの内容)を確認し、店舗R−mに注文を発注するか否かを決める。顧客Y−nは、店舗R−mに注文を発注したい場合は、「購入する」のボタンをタッチする。「購入する」のボタンをタッチする操作が行われると(S1323:Yes)、注文処理が行われる。この注文処理の詳細は、後述する。
図11において、顧客端末6は、画面C610(図41)のボタンBT6105をタッチする操作が行われた場合(S30:Yes)、または、図36に示すホーム画面のプッシュ通知をタッチする操作が行われた場合、クーポン取得処理を行う(S31)。図45は、クーポン取得処理の詳細を示すフローチャートである。クーポン取得処理では、顧客端末6は、自身の顧客IDと表示中の画面C610の店舗R−mの店舗IDとを含むメッセージMS1401(クーポンを要求するメッセージ)を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1401)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1401を受信すると、探索処理を行う(S1451)この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1401内の店舗IDを検索キーとし、クーポン管理データベースDB3の各レコードの中から検索キーである店舗IDを「店舗ID」の値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理においてクーポン管理データベースDB3内から探索したレコードの「店舗ID」、「クーポンID」、「タイトル」、「本文」、「画像」、「プッシュ通知設定」、「クーポン設定」、「有効期限」の各フィールドの情報を含むメッセージMS1452を顧客端末6に送信する(S1452)。
顧客端末6は、メッセージMS1452を受信すると、図46に示す画面C650(クーポンリスト画面)を表示する(S1421)。画面C650の最上段中央には、店舗R−mの店舗名称(図46の例では「GigCafe」)が記される。店舗名称の右にはボタンBT6501がある。ボタンBT6501内には、「戻る」の文字が記されている。その下には、クーポン一覧LS6502がある。クーポン覧BX6502は、店舗R−mにより発行された各クーポンのクーポン画像(クーポンのタイトル、本文、画像、利用条件、有効期限をレイアウトした画像)を重ねたものである。
顧客端末6は、画面C650のクーポン一覧LS6501内のクーポンをタッチする操作が行われると(S1422:Yes)、図47に示す画面C651(クーポン詳細画面)を表示する(S1423)。図47に示す画面C651のクーポン画像の下部にはボタンBT6513がある。ボタンBT6513内には「購入する」の文字が記されている。
顧客Y−nは、店舗R−mが発行したクーポンの内容を確認し、店舗R−mに注文を発注するか否かを決める。顧客Y−nは、店舗R−mに注文を発注したい場合は、「購入する」のボタンBT6513をタッチする。「購入する」のボタンBT6513をタッチする操作が行われると(S1424:Yes)、注文処理が行われる。この注文処理の詳細は、後述する。
図11において、顧客端末6は、画面C610(図41)のボタンBT6106をタッチする操作が行われると(S36:Yes)、メニュー閲覧処理を行う(S37)。メニュー閲覧処理では、顧客端末6は、図48に示す画面C660(メニューカテゴリ画面)を表示する。画面C660の上段中央には、「メニューカテゴリ」の文字が記されている。「メニューカテゴリ」の文字の左には、ボタンBT6601がある。ボタンBT6601内には、「戻る」の文字が記されている。「メニューカテゴリ」の文字の下にはカテゴリ一覧LS6602がある。カテゴリ一覧LS6602は、店舗R−mにおけるメニューのカテゴリの各選択項目を上下に並べたものである。
メニュー閲覧処理では、顧客端末6は、画面C660のカテゴリ一覧LS6602内の選択項目をタッチする操作が行われると、図49に示す画面C661(カテゴリ別メニュー画面)を表示する。この画面C661の最上段中央には、メニューカテゴリの名称(図49の例では「カフェ」)が記されている。その左にはボタンBT6611がある。ボタンBT6611内には「戻る」の文字が記されている。メニューカテゴリの名称の下には、前画面C660(図48)で選択されたメニューカテゴリに属するメニュー品のメニュー一覧LS6612がある。メニュー一覧LS6612は、各メニュー品の品名と値段の対を上下に並べたものである。
図11において、顧客端末6は、画面C610(図41)のボタンBT6107をタッチする操作が行われると(S38:Yes)、店舗情報閲覧処理を行う(S39)。店舗情報閲覧処理では、顧客端末6は、図50に示す画面C670(店舗情報画面)を表示する。この画面C670の上段中央には、「店舗情報」の文字が記されている。「店舗情報」の文字の右には、ボタンBT6701がある。ボタンBT6701内には、「戻る」の文字が記されている。「店舗情報」の文字の下には、店舗R−mの写真、案内文、及び地図が表示される。
図11において、顧客端末6は、画面C610(図41)のボタンBT6108をタッチする操作が行われた場合(S40:Yes)、または、画面C651(図47)の「購入する」のボタンBT6513をタッチする操作が行われた場合、発注処理を行う(S41)。図51は、発注処理の詳細を示すフローチャートである。
発注処理では、顧客端末6は、図52に示す画面C680a(注文画面)を表示する(S1501)。画面C680aの上段中央には「オーダー」の文字が記されている。「オーダー」の文字の左にはボタンBT6801がある。ボタンBT6801内には「戻る」の文字が記されている。「オーダー」の文字の下には、ボタンBT6803及びBT6804がある。ボタンBT6803内には「購入手続」の文字が記されている。ボタンBT6804内には、「注文履歴」の文字が記されている。ボタンBT6803は、操作途中の注文手続の再開の画面に進むためもものである。ボタンBT6804は、過去の注文内容の履歴の画面に進むためのものである。ボタンBT6803及びBT6804の下には、「事前オーダーして、店頭でスムーズに商品を受け取ろう! メニューをえらんでください。」の文字が記されている。その下には、メニュー品リスト欄BX6805aがある。メニュー品リスト欄BX6805a内には、店舗R−mで提供される各メニュー品と対応する選択項目がリスト表示されている。各選択項目内には、メニュー品の写真、品名、値段が記されている。
顧客Y−nは、メニュー品リスト欄BX6805aの中から自らが発注するメニュー品をタッチする。顧客端末6は、メニュー品をタッチする操作が行われると(S1502:Yes)、図53に示す画面C680b(トッピング選択画面)を表示する(S1503)。この画面C680bでは、「購入手続き」のボタンBT6803及び「注文履歴」のボタンBT6804の下に、「事前オーダーして、店頭でスムーズに商品を受け取ろう! トッピングをえらんでください。」の文字が記されている。その下には、トッピングリスト欄BX6805bがある。トッピングリスト欄BX6805bは、トッピングの種類をリスト表示したものである。顧客Y−nは、トッピングリスト欄BX6805bの各種トッピングの選択項目のうち所望のものを選択して「次へ」のボタンBT6802をタッチする。
顧客端末6は、「次へ」のボタンBT6802をタッチする操作が行われると(S1504:Yes)、図54に示す画面C680c(受取時間指定画面)を表示する(S1505)。画面C680では、「購入手続き」のボタンBT6803及び「注文履歴」のボタンBT6804の下に、「事前オーダーして、店頭でスムーズに商品を受け取ろう! 店頭での受取時間を選択してください。」の文字が記されている。この文字の下には、受取日入力欄BX6805c、受取時間入力欄BX6806c、電話番号入力欄BX6807cがある。顧客Y−nは、この画面C680において、注文品の受取日時と自身の電話番号を入力する操作を行った上で「次へ」のボタンBT6802をタッチする。
顧客端末6は、「次へ」のボタンBT6802をタッチする操作が行われると(S1506:Yes)、図55に示す画面C680d(注文確認画面)を表示する(S1507)。この画面C680dでは、「購入手続き」のボタンBT6803及び「注文履歴」のボタンBT6804の下に、画面C680a(図52)において選択されたメニュー品、画面C680b(図53)において選択されたトッピング、及び注文品の代金が表示される。その下には、ボタンBT6805d及びBX6806dがある。ボタンBT6805d内には「オーダーを続ける」の文字が記されている。ボタンBT6806d内には、ゴミ箱を模擬したマークが表示されている。
ボタンBT6805d及びBX6806dの下には、支払方法設定欄BX6806dがある。支払方法設定欄BX6806d内の最上段には、「お支払方法」の文字が記されている。その下には、3つの選択項目OB6806d−1、OB6806d−2、OB6806d−3がある。選択項目OB6806d−1内には、「クレジットカードで支払う」の文字、カードを模擬したマーク、及びクレジットカード番号(すでに登録済みの場合)が記されている。選択項目OB6806d−2内には、「新規カードを登録」の文字が記されている。選択項目OB6806d−3内には、「店頭で支払う」の文字が記されている。
顧客Y−nは、画面C680dにおいて、登録済みクレジットカードで代金を支払いたい場合は、選択項目OB6806d−1をタッチしてアクティブにし、「購入」のボタンBT6802dをタッチする。店頭で代金を支払いたい場合は、選択項目OB6806d−3をタッチしてアクティブにし、ボタンBT6802dをタッチする。クレジットカードを登録したい場合は、選択項目OB6806d−2をタッチする。顧客端末6は、選択項目OB6806d−2をタッチする操作が行われると(S1508:Yes)、図56に示す画面C681(支払情報画面)を表示する(S1509)。顧客Y−nは、この画面C681において、自身のクレジットカード番号、有効期限、セキュリコードを入力した上で「購入」のボタンをタッチする。
顧客端末6は、「購入」のボタンBT6802dをタッチする操作が行われると(S1510:Yes)、画面C680a(図52)において選択されたメニュー品を示す情報、画面C680b(図53)において選択されたトッピングを示す情報、画面C680c(図54)において入力された受取日と時間を示す情報、画面C680cにおいて入力された電話番号を示す情報、画面C680d(図55)において示された代金を示す情報、画面C680dにおいて選択された支払方法を示す情報、画面C681(図56)において入力されたクレジットカード番号を示す情報、自身の顧客ID、店舗IDのセットを注文情報とし、この注文情報を含むメッセージMS1511を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1511)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1511を受信すると、新たな受注IDを生成し、この受注IDを含むレコードを注文管理データベースDB5に追加する処理を行う(S1551)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、「受注ID」のフィールドを新規受注IDとし、「顧客ID」のフィールドをメッセージMS1511の送信元の顧客端末6の顧客IDとし、「注文内容」のフィールドをメッセージMS1511内の情報とし、「代金」のフィールドをメッセージMS1511内の情報とし、「受取日時」のフィールドをメッセージMS1511内の情報とし、「電話番号」のフィールドをメッセージMS1511内の情報とし、「支払方法」のフィールドをメッセージMS1511内の情報とし、「ステータス1」のフィールドを「受注」とし、「ステータス2」のフィールドを「店舗確認中」とし、「決済番号」のフィールドを空白値とするレコードを生成し、このレコードを注文管理データベースDB5に追加する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1511内における支払方法の情報が「クレジットカード支払」であるか否を判定する(S1552)。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、支払方法が「クレジットカード支払」である場合(S1552:Yes)、探索処理を行う(S1553)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1511内の顧客IDを検索キーとし、顧客管理データベースDB1の各レコードの中から検索キーである顧客IDを「顧客ID」の値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において探索したレコード内のクレジットカード番号、注文管理データベースDB5の新規レコードにおける「受注ID」のフィールドの受注IDと「代金」のフィールドの代金を含むメッセージMS1554を決済サーバ装置9に送信する(S1554)。
決済サーバ装置9は、メッセージMS1554を受信すると、代金の決済処理を行い、決済番号と受注IDとを含むメッセージMS1555を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1555)。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1555を受信すると、注文管理データベースDB5の新規レコードの「決済番号」のフィールドにメッセージMS1555内の決済番号を書き込むともに、そのレコードの「ステータス1」のフィールドを「決済完了」に書き換える(S1556)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1511内における支払方法の情報が「現金支払」である場合(S1552:No)、ステップS1553〜ステップS1556を実行することなく次のステップS1557に進む。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、注文管理データベースDB5の新規レコードの「受注ID」のフィールドの受注IDを2次元バーコードに変換する(S1557)。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、注文管理データベースDB5の新規レコードにおける「顧客ID」、「注文内容」、「代金」、「受取日時」、「電話番号」、「支払方法」、「ステータス1」、「ステータス2」、「決済番号」の情報のセットを注文情報とし、この注文情報と2次元バーコードとを含むメッセージMS1558を顧客端末6に送信する(S1558)。
顧客端末6は、メッセージMS1558を受信すると、メッセージMS1558内の注文情報と2次元バーコードを自端末6のメモリに記憶する(S1571)。この後、顧客端末6は、図57に示す画面C610”を表示する。
この画面C610”では、一言メッセージ表示欄BX6109の下に、ボタンBT6103、BT6104、BT6105、BT6106、BT6107、BT6108の背後に差し込まれた注文カードを模擬した画像CR6110が表示される。顧客Y−nは、自身の発注の内容を確認したい場合は、この画面C610”における注文カードを模擬した画像CR6110をタッチする操作を行う。
顧客端末6は、注文カードを模擬した画像CR6110をタッチする操作が行われると(S1572:Yes)、図58に示す画面C862(購入手続画面)を表示する(S1573)。この画面C862の中央には、受注IDを変換した2次元バーコードが表示される。また、2次元バーコードの上には、「店舗の確認中」及び「確認完了」の文字が記されている。また、店舗における注文の承諾の作業が済んでいない場合、「店舗の確認中」及び「確認完了」のうち「店舗の確認中」の文字が強調表示される。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、プッシュ通知処理を行う(S1559)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、注文管理データベースDB5の新規レコードの「店舗ID」、「受注ID」の各フィールドの情報を配信文とし、注文先の店舗R−mの端末識別情報を配信先とするメッセージMS1559を生成し、このメッセージMS1559をプッシュ通知サーバ装置8に送信する。
プッシュ通知サーバ装置8には、メッセージMS1559を受信すると、メッセージMS1559内の配信文(注文情報店舗R−m)をメッセージMS1559内の端末識別情報が示す店舗端末5を配信先とするプッシュ通知として送信する(S1560)。
店舗端末5は、プッシュ通知を受信すると、図59に示すように、プッシュ通知に配信文として含まれている受注ID(図59の例では、「No.619」)をホーム画面に表示させる。店舗R−mのスタッフは、注文の内容の詳細を参照したい場合は、受注IDをタッチする。
図10において、店舗端末5は、画面C501(図17)の「受注管理」のボタンBT5012をタッチする操作が行われた場合(S55:Yes)、または、図59のホーム画面のプッシュ通知をタッチする操作が行われた場合、受注処理を行う(S56)。
図60は、受注処理の詳細を示すフローチャートである。受注処理では、店舗端末5は、図61に示す画面C550(受注管理トップ画面)を表示する(S1601)。画面C550の上段中央には、「オーダー管理」の文字が記されている。「オーダー管理」の文字の左には、ボタンBT5501がある。ボタンBT5501内には、「戻る」の文字が記されている。ボタンBT5501の下には、「受注一覧」、「確認済み」、及び「完了」の各文字が記されている。
図61の画面C550は、「確認済み」の文字をタッチすると、図62の画面C550’に切り替わるようになっている。また、図61の画面C550は、「完了」の文字をタッチすると、図63の画面C550”に切り替わるようになっている。
画面C550では、「受注一覧」の文字が強調表示されている。画面C550’では、「確認済み」の文字が強調表示されている。画面C550”では、「完了」の文字が強調表示されている。
画面C550における「受注一覧」、「確認済み」、及び「完了」の各文字の下には、未確認受注一覧LS5502がある。未確認受注一覧LS5502は、顧客Y−nから受け取った注文の概要(受注ID、代金、注文品)であって店舗R−mによる確認が済んでいないものを上下に並べたものである。
画面C550’における「受注一覧」、「確認済み」、及び「完了」の各文字の下には、確認済み受注一覧S5502’がある。確認済み受注一覧S5502’は、顧客Y−nから受け取った注文の概要(受注ID、代金、注文品)であって店舗R−mによる確認が済んでいるものを上下に並べたものである。
画面C550”における「受注一覧」、「確認済み」、及び「完了」の各文字の下には、完了受注一覧S5502”がある。完了受注一覧S5502”は、顧客Y−nから受け取った注文の概要(受注ID、代金、注文品)であって商品の引渡しが済んでいるものを上下に並べたものである。
店舗R−mのスタッフは、未確認の注文の内容を参照したい場合は、画面C550における該当の注文をタッチする。また、確認済みの注文の内容を参照したい場合は、画面C550’における該当の注文をタッチする。また、完了済みの注文の内容を参照したい場合は、画面C550”における該当の注文をタッチする。
店舗端末5は、画面C550の注文をタッチする操作が行われると(S1602:Yes)、図64に示す画面C510(注文確認画面)を表示する(S1603)。画面C510の最上段中央には、「オーダー」の文字が記されている。「オーダー」の文字の左には、ボタンBT5101がある。ボタンBT5101内には、「戻る」の文字が記されている。その下には、発注者である顧客Y−nの名称、生年月日、性別、来店回数が記されている。その下には、ボタンBT5102及びBT5103がある。ボタンBT5102内には、「受付」の文字が記されている。ボタンBX5103内には、「不可」の文字が記されている。ボタンBT5102及びBX5103の下には、注文の詳細(支払方法、注文品、トッピング)が表示されれている。店舗R−mのスタッフは、この注文を受け付ける場合は、ボタンBT5102をタッチする。
店舗端末5は、ボタンBT5102をタッチする操作が行われると(S1604:Yes)、自店舗の店舗ID、表示中の画面C510の注文の受注IDを含むメッセージMS1605を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1605)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1605を受信すると、探索処理を行う(S1651)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1605内の受注IDを検索キーとし、注文管理データベースDB5の各レコードの中から検索キーである受注IDを「受注ID」の値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において探索したレコード内の「ステータス2」のフィールドを「確認完了」に書き換える(S1652)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、注文管理データベースDB5の新規レコードの「受注ID」の受注IDを2次元バーコードに変換する(S1653)。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、注文管理データベースDB5の新規レコードにおける「顧客ID」、「注文内容」、「代金」、「受取日時」、「電話番号」、「支払方法」、「ステータス1」、「ステータス2」、「決済番号」のフィールドの情報のセットを注文情報とし、この注文情報と2次元バーコードとを含むメッセージMS1654を顧客端末6に送信する(S1654)。
顧客端末6は、メッセージMS1654を受信すると、メッセージMS1654内の注文情報と2次元バーコードを自端末のメモリに記憶する(S1621)。この後、顧客Y−nが、画面C610”における注文カードを模擬した画像をタッチする操作を行った場合、顧客端末6は、図65に示すように、「確認完了」の文字が強調表示された画面C682’を表示する。顧客Y−nは、画面C680c(受取時間指定画面)において指定した日時に店舗R−mを訪問し、自らの顧客端末6に画面C682’を表示させてそれを店舗R−mのスタッフに提示する。
店舗R−mのスタッフは、自店舗を訪問した顧客Y−nが顧客端末6の画面C682’を提示すると、店舗端末5の画面C501(図17)の「コード読み取り」のボタンBT5011をタッチする。図10において、店舗端末5は、「コード読み取り」のボタンBT5011をタッチする操作が行われると(S57:Yes)、コード読取処理を行う。図66は、コード読取処理の詳細を示すフローチャートである。コード読取処理において、店舗端末5は、図67に示す画面C560(コード読取画面)を表示する(S1701)。この画面C560の上段中央には、「カメラ」の文字が記されている。この文字の右にはボタンがある。ボタン内には「終了」の文字が記されている。画面の略真中には、四角枠と「会員証コードを中央にして読み取ってください」の文字が記されている。
店舗R−mのスタッフは、画面C560の四角枠内に画面C862’の2次元バーコードを収めて撮影の操作を行う。店舗端末5は、この操作が行われると(S1702:Yes)、図68に示す画面C510’(注文確認画面)を表示する(S1703)。画面C510’は、画面C510(図64)のボタンBT5102及びBT5103をボタンBT5102’に置き換えたものである。ボタンBT5102’内には、「使用する」の文字が記されている。ボタンBT5102’の下には、注文の詳細(支払方法、注文品、トッピング)が表示されれている。店舗R−mのスタッフは、注文品を顧客Y−nに提供した後、「使用する」のボタンBT5102’をタッチする。
店舗端末5は、「使用する」のボタンBT5102’をタッチする操作が行われると(S1704:Yes)、表示中の画面C510’の注文の受注ID、来店中の顧客Y−nの顧客ID、及び自店舗の店舗IDを含むメッセージMS1705を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1705)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1705を受信すると、探索処理を行う(S1751)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1705内の受注IDを第1の検索キーとし、注文管理データベースDB5の各レコードの中から検索キーである受注IDを「受注ID」の値とするものを探索する。受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において探索したレコードの「ステータス1」のフィールドを「引渡し済み」に書き換える(S1752)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理を行う(S1753)。この処理では、受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1705内の店舗IDと顧客IDの対を検索キーとし、来店管理データベースDB2の各レコードの中から検索キーである店舗ID及び顧客IDを「店舗ID」及び「顧客ID」のフィールドの各値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において探索したレコードを書換対象とし、書換対象のレコードの「スタンプ数」のフィールドのスタンプ数を1つインクリメントし、書換対象のレコードの「来店回数」のフィールドの来店回数を1つインクリメントし、書換対象のレコードの「来店日」のフィールドの日付を本日の日付に書き換える(S1754)。
図11において、顧客端末6は、店舗別画面C610(図41)のボタンBT6103をタッチする操作が行われると(S42:Yes)、スタンプカード閲覧処理を行う(S43)。図69は、スタンプカード閲覧処理の詳細を示すフローチャートである。スタンプカード閲覧処理では、顧客端末6は、自身の顧客IDと表示中の画面C610の店舗R−mの店舗IDとを含むメッセージMS1801を受発注支援サーバ装置7に送信する(S1801)。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、メッセージMS1801を受信すると、探索処理を行う(S1851)。この処理では、メッセージMS1801内の店舗IDと顧客IDのセットを検索キーとし、顧客管理データベースDB1の各レコードの中から検索キーである店舗ID及び顧客IDを「店舗ID」及び「顧客ID」のフィールドの各値とするものを探索する。
受発注支援サーバ装置7のCPU72は、探索処理において探索したレコードの「獲得ポイント数」のフィールドの情報を含むメッセージMS1852を顧客端末6に送信する(S1852)。
顧客端末6は、メッセージMS1852を受信すると、図70に示す画面C610(スタンプカード画面)を表示する(S1811)。画面C610の最上段中央には、店舗R−mの店舗名称(図70の例では、「GigCafe」)が記されている。その下には、スタンプカードを模擬した画像が表示される。
以上が、本実施形態の詳細である。本実施形態によると、次の効果が得られる。
第1に、本実施形態では、店舗端末5が、クーポン新規作成画面において作成されたクーポンのタイトル及び本文を含むメッセージを受発注支援サーバ装置7に送信した場合に、このクーポンのタイトルがプッシュ通知サーバ装置8から顧客端末6にプッシュ通知される。よって、本実施形態によると、顧客Y−nが顧客端末6のアプリケーションを開いてクーポンのサイトの閲覧を指示する操作を行っていなくとも、店舗R−mにおける新規クーポンの内容を顧客Y−nに知らせることができる。従って、本実施形態によると、飲食店の集客力を高め、飲食店の営業活動を効率化することができる。
第2に、本実施形態では、受発注支援サーバ装置7の注文管理データベースDB5は、「受注」、「決済完了」、及び「引渡済み」の3つの状態のうち該当のものを示すステータス情報(「ステータス1」のフィールド)を注文情報の一部として記憶する。そして、受発注支援サーバ装置7は、このステータス情報1を、「受注」→「決済完了」→「引渡し済み」と順に書き換えるようになっている。よって、本実施形態によると、代金の決済が済んでいないにも拘わらず顧客Y−nに注文品を引渡してしまう、といったミスが発生しなくなる。従って、本実施形態によると、飲食店の営業活動をより一層効率化することができる。
第3に、本実施形態では、受発注支援サーバ装置7は、各顧客Y−nの顧客ID、及び各顧客Y−nのスタンプの獲得ポイント数を示すスタンプ数情報(「スタンプ数」のフィールド)のセットを店舗利用情報として記憶する来店管理データベースDB2を有している。そして、受発注支援サーバ装置7は、店舗R−mにおける顧客Y−nへの注文品の引渡しの後、店舗端末5から顧客IDを含むメッセージMS1705を受信した場合に、来店管理データベースDB2におけるその顧客Y−nのスタンプ数情報をインクリメントし、このスタンプ数情報をスタンプカード画面C610として顧客Y−nに提示する。よって、本実施形態によると、顧客Y−nに対し店舗R−mを利用するインセンティブを与え、店舗R−mの集客力をより高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、かかる実施形態に以下の変形を加えてもよい。
(1)上記実施形態は、本発明を飲食店の店舗の運営に適用したものであった。しかし、飲食店以外の業態の店舗(例えば、衣料品店やカラオケ店など)に本発明を適用してもよい。
(2)上記実施形態では、1店舗R−mにつき1台の店舗端末5が設置されていた。しかし、1店舗R−mに複数台の店舗端末5を設置し、カウンターで接客するスタッフが一台ずつ利用するようにしてもよい。