JP2002287805A - ビル管理装置及びビル管理プログラム - Google Patents

ビル管理装置及びビル管理プログラム

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JP2002287805A
JP2002287805A JP2001085141A JP2001085141A JP2002287805A JP 2002287805 A JP2002287805 A JP 2002287805A JP 2001085141 A JP2001085141 A JP 2001085141A JP 2001085141 A JP2001085141 A JP 2001085141A JP 2002287805 A JP2002287805 A JP 2002287805A
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building management
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Takeshi Maezono
武 前園
Yoji Sasaki
洋二 佐々木
Masaaki Ike
雅章 池
Ryuichiro Mizushima
龍一郎 水島
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Dai Dan Co Ltd
Original Assignee
Dai Dan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定期的な催しや行事が行なわれる建物に対
して建物内の設備機器の運転スケジュールを設定する際
の操作者の負担を軽減するビル管理装置を提供する。 【解決手段】 ビル管理装置は、建物内に設置された機
器の運転をスケジュール管理し、スケジュール管理され
る機器に対する一連の制御内容が複数種類設定可能であ
り且つそれらの制御内容が動作パターンとして区別さ
れ、日毎に日付と動作パターンとを関連づけたカレンダ
データ21と、動作パターンの一連の制御内容を規定す
る動作設定データ25と、カレンダデータ21から各日
付に対応した動作パターンを取り出し、その動作パター
ンの制御内容を動作設定データを参照して取得し、その
取得した制御内容にしたがい各機器の動作を制御するス
ケジュール制御部15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビル内の設備機器の
運転管理を行なうビル管理装置であって、特に、設備機
器の運転スケジュールの設定機能を有するビル管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル管理装置は一般にビル内に設置され
た機器の動作をスケジュール管理する機能を有してい
る。すなわち、従来のビル管理装置のスケジュール管理
によれば、予め設定された一群の機器に対して、機器の
制御内容(作動/停止)、制御する時刻を設定すること
が可能である。
【0003】この場合、ビル管理装置は、例えば、曜日
毎にスケジュールを設定したり、または、平日か休日に
分けてスケジュールを設定したりしていた。図14は平
日か休日に分けてスケジュールを設定した例を示した図
であり、平日は制御内容Aで、休日は制御内容Bでスケ
ジュール設定されている様子を示す。このようなスケジ
ュール設定は、オフィスビルのような、平日/休日単位
でビルが利用される場合には非常に有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イベン
ト会場、展示会場、遊興施設等では、開催場所、開催時
刻が、開催内容に応じて異なる。このような非定期的な
催しや行事が行なわれる建物に対して、上記のような曜
日毎や平日/休日単位でスケジュール設定を行なうビル
管理装置でスケジュール管理を行なう場合は例外的な処
理を行なう必要があった。すなわち、特別日を設けて動
作時刻、動作内容の特別な設定を行なう必要があり、操
作者の作業負担が大きかった。
【0005】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであり、その目的とするところは、不定期的な催しや
行事が行なわれる建物に対して建物内の設備機器の運転
スケジュールを設定する際の操作者の負担を軽減するビ
ル管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビル管理装
置は、建物内に設置された機器の運転をスケジュール管
理するビル管理装置である。ビル管理装置において、ス
ケジュール管理される機器に対する一連の制御内容が動
作パターンとして複数設定される。ビル管理装置は、日
付と動作パターンとを日毎に関連づけたカレンダデータ
と、動作パターンの一連の制御内容を規定する動作設定
データと、カレンダデータから各日付に対応した動作パ
ターンを取り出し、その動作パターンの制御内容を前記
動作設定データを参照して取得し、その取得した制御内
容にしたがい各日付における各機器の動作を制御するス
ケジュール制御手段とを備える。
【0007】ビル管理装置は、建物内の機器をグループ
化して登録した情報である機器グループデータをさらに
備えてもよい。その際、動作設定データは機器グループ
毎に動作パターンに対する制御内容が設定される。
【0008】また、ビル管理装置は機器グループデータ
を設定する機器グループ設定手段をさらに備えてもよ
い。その機器グループ設定手段は、機器を一のグループ
に登録する際に、その機器が他のグループに既に登録さ
れていないかを判断し、重複登録されないように所定の
処理を行なう。
【0009】また、ビル管理装置はカレンダデータに登
録された日付と動作パターンを関連づけて表示する表示
手段をさらに備えてもよい。その場合、表示手段での表
示において動作パターン毎に表示属性を異ならせる。
【0010】また、ビル管理装置はカレンダデータを設
定する設定手段をさらに備えてもよい。その設定手段
は、連続する日付に対し同一の動作パターンを設定する
際にその連続する期間を入力可能とする。
【0011】本発明に係るビル管理プログラムは、建物
内に設置された機器の運転をスケジュール管理するため
のプログラムである。そのビル管理プログラムは、スケ
ジュール管理される機器に対する一連の制御内容として
複数設定された動作パターンと、日毎に、日付と動作パ
ターンとを関連づけたカレンダデータと、動作パターン
の一連の制御内容を規定する動作設定データとを参照し
て、カレンダデータから各日付に対応した動作パターン
を取り出し、その動作パターンの制御内容を前記動作設
定データを参照して取得し、その取得した制御内容にし
たがい各日付における各機器の動作を制御するスケジュ
ール制御機能をコンピュータに実現させる。上記のビル
管理プログラムは、CD−ROM等のコンピュータ読み
取り可能な情報記録媒体により提供され得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して、本発
明に係るビル管理装置の実施の形態を詳細に説明する。
本発明に係るビル管理装置は建物内に設置された空調装
置やポンプ等の機器の運転スケジュールの管理を行な
う。具体的には、ビル管理装置は、操作者により設定さ
れた運転スケジュールにしたがい、予め決められた時刻
になると各機器がオンまたはオフするように各機器の運
転を制御(スケジュール制御)する。特に、ビル管理装
置は運転スケジュールの設定において日毎の設定を可能
とし、これにより操作者のスケジュール設定作業の負担
を軽減する。
【0013】(ビル管理装置の構成)図1に本発明に係
るビル管理装置の機能ブロック図を示す。ビル管理装置
10は、動作パターン処理部11と、動作設定処理部1
3と、スケジュール制御部15と、表示入力処理部17
と、データ記憶部19とからなる。データ記憶部19に
は、スケジュール管理に必要なデータとして、カレンダ
データ21、パターン名称データ23、動作設定データ
25及び機器グループデータ27が格納されている。
【0014】ビル管理装置10はハードウェア的には図
2に示すような構成を有する情報処理装置(コンピュー
タ)によって構成される。この図に示すように、情報処
理装置10は、プログラムを実行するCPU(中央演算
処理装置)100を有し、CPU100がバス101を
介して、プログラム及びデータを格納するRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)103やROM(読み出し専用メ
モリ)105、情報を表示する表示部113、キーボー
ドやマウス等からなりユーザが操作を行なう操作部11
1、機器制御装置30と通信回線50を介して接続する
ためのネットワークインタフェース部115、機能拡張
用の外部機器と接続するための外部インタフェース部1
17に接続されて構成される。また、情報処理装置10
は、補助記憶装置としてのハードディスク装置107
や、情報記録媒体であるCD−ROMからプログラムや
データの読み込みを行なうための装置であるCDドライ
ブ109を備える。この場合、ビル管理装置の各機能
は、CPU100がRAM103及びROM105に格
納された所定のプログラムを実行することにより実現さ
れる。
【0015】図3は、ビル管理装置10と制御対象であ
るビル内の各設備機器との間のネットワーク接続を説明
した図である。この図に示すようにビル管理装置10は
通信回線50を介して機器制御装置30に接続される。
機器制御装置30は通信回線52を介してビル内の各機
器61に接続され、これらの機器61の運転を直接制御
する。つまり、ビル管理装置10は直接に各機器61を
制御するのではなく、機器制御装置30を介して各機器
61を制御する。
【0016】なお、図3において、「LS−1」、「L
S−2」は機器制御装置を特定するための識別情報(以
下「識別ID」という。)である。各機器61について
も同様に「R−1」、「HP−1」等の識別IDが割り
当てられる。ここでは、識別IDの先頭の記号「R」は
冷凍機を、「HP」はヒートポンプ装置を、「FCU」
はファンコイルユニットを、「AHU」は空調機をそれ
ぞれ示している。
【0017】図1に戻り、データ記憶部19に格納され
る種々のデータについて説明する。カレンダデータ21
は、各日付に対し、その日付に設定された動作パターン
を関連付けたデータである。ここで、「動作パターン」
とは、スケジュール管理される機器に対する一連の制御
内容を示すものであり、予め複数の運転パターンを設定
しておく。操作者は運転スケジュールを設定するとき
は、カレンダデータ21において一の動作パターンをそ
の動作パターンを実行する日付に割り当てる。図4にカ
レンダデータ21の具体例を示す。図4に示すカレンダ
データによれば、8月1日から3日までは動作パターン
として「A」のパターンが設定され、8月4日には動作
パターンは設定されていない。また8月22日から25
日においては、動作パターンが「D」、「E」、
「F」、「G」のように日毎に替わるように設定されて
いる。以上のような構成を有するカレンダデータを使用
してスケジュール管理することにより、日毎の動作パタ
ーンの設定を可能とするため、不定期的な催しや行事が
行なわれる建物に対して機器の運転スケジュールを設定
する際の操作者の負担を軽減できる。
【0018】パターン名称データ23は、動作パターン
の記号と、動作パターンの名称とを対応付けるデータで
ある。図5にパターン名称データ23の具体例を示す。
この図に示すように、パターン「A」には、「北側開催
(午前のみ)」というパターンの名称が対応付けられて
いる。画面上に表示される際には、動作パターンの記号
(A、B、C…)とともにパターンの名称が表示される
ようにする。これにより操作者は動作パターンの認識が
容易になる。さらに、図5に示すように、パターン名称
データ23においては、動作パターンの記号や名称を画
面上に表示する際の色(表示色)が対応付けられてい
る。例えば図5において「R」は赤、「G」は緑、
「Y」は黄の表示色を示す。このように動作パターン毎
に表示色を変更することにより、操作者は画面上で設定
された動作パターンをより容易に認識することができ
る。なお、パターン名称データ23において、表示色以
外の表示属性、例えば、ハイライトや点滅等の表示属性
を指定するようにしてもよい。また、パターン名称デー
タ23は、動作パターンに対応させ、各パターンの内容
を具体的に説明するような記述を含んでもよい。
【0019】機器グループデータ27は、ビル内に設置
された設備機器群をグループ化し、各グループに含まれ
る機器を指定するデータである。図6に具体例を示す。
各機器グループに対し、そのグループに属する機器が機
器IDによって指定されている。例えば、機器グループ
1には、冷凍機「R−1」及びヒートポンプ装置「HP
−1」が含まれる。機器グループデータ27において、
各機器が異なる機器グループにおいて重複して登録され
ないように注意する必要がある。重複して登録される
と、一の機器に対して同時に相異なる複数の制御が設定
され、不具合が生ずるおそれがあるからである。
【0020】動作設定データ25は、各動作パターン毎
にスケジュール制御する一連の動作の内容と、各動作の
制御時刻とを関連付けて定義する。また、各動作パター
ンの内容や時刻は、図7に示すように機器グループ毎に
定義される。図7の(a)は機器グループ1(熱源北系
統)の動作設定データの例を示し、図7の(b)は機器
グループ2(熱源南系統)の動作設定データの例を示
す。図7の(a)に示す例によれば、機器グループ1に
含まれる各機器は、動作パターン「A」のときは、9:
00にオンし(動作1)、13:00にオフする(動作
2)ように制御され、以後、設定された動作にしたがい
順に制御される。
【0021】次にビル管理装置の各処理部について説明
する。動作パターン処理部11はパターン名称データ2
3を参照し、表示入力処理部17において操作者により
入力された設定データに基いて、カレンダデータ21を
編集する(この処理の詳細は後述する。)。その際、動
作パターン処理部11は、操作者の作業の便宜のために
画面に表示するための表示データをカレンダデータ21
とパターン名称データ23から読み出して表示入力処理
部17に渡す。
【0022】動作設定処理部13は、表示入力処理部1
7において操作者により入力された設定データに基い
て、動作設定データ25及び機器グループデータ27を
編集する(この処理の詳細は後述する。)。その際、動
作設定処理部13は、操作者の作業の便宜のために画面
に表示するための表示データをパターン名称データ2
3、動作設定データ25及び機器グループデータ27か
ら読み出して表示入力処理部17に渡す。
【0023】スケジュール制御部15は、カレンダデー
タ21、パターン名称データ23、動作設定データ25
及び機器グループデータ27を参照し、ビル内の各設備
機器の運転スケジュールを認識し、各機器を制御するた
めの制御指示を機器制御装置30に送信する(本処理の
詳細は後述する。)。
【0024】表示入力処理部17は、操作者により入力
された設定データの取得や、種々のデータの表示を行な
う。表示入力処理部17は図2に示す操作部111や表
示部113からなる。
【0025】データ記憶部19は、機器の運転スケジュ
ール管理に必要な種々のデータ21、23、25、27
を格納する手段であり、図2に示すハードディスク装置
107、CD−ROM等のデータ記憶手段から構成され
る。
【0026】(ビル管理装置の主要動作)ビル管理装置
の主要動作についてフローチャートを用いて説明する。
【0027】<カレンダデータの作成>図8のフローチ
ャートを用いてカレンダデータの作成処理を説明する。
本処理は動作パターン処理部11により実行される。カ
レンダデータの設定において、操作者は表示入力処理部
17上で、日付、動作パターン等の設定情報を入力また
は指定する作業を行なう。
【0028】動作パターン処理部11は、カレンダデー
タ21を参照し、その操作日の月のカレンダデータを表
示入力処理部17に送信し、図9に示すようにカレンダ
データを画面上に表示させる(S1)。操作者は、図9
に示す画面上で例えばマウスを用いて設定したい日付を
クリック等することにより日付を指定する。動作パター
ン処理部11は、表示入力処理部17を介して操作者が
指定した日付の情報を取得する(S2)。ここで、情報
を取得するとは、表示入力処理部17上で入力された情
報(データ)をビル管理装置内部のRAMやハードディ
スク等のデータ記憶手段に読み出し可能に一時的に記憶
する動作をいう。その後、図10に示すような動作パタ
ーンの入力用ボックスを画面に表示させる(S3)。
【0029】操作者は、図10に示すような入力用ボッ
クス上で、指定した日付に対する動作パターンを入力エ
リア51に設定する。入力用ボックス表示当初において
は、設定日として操作者により指定された日付が表示さ
れている。操作者は、設定日に設定された日付から連続
して同じ動作パターンを設定したいときは、入力エリア
53においてその期間を指定することができる。図10
に示す例では、設定日8月29日から3日間連続して動
作パターンAが設定される。このように、本実施形態の
ビル管理装置では、同一の動作パターンが設定される期
間を入力できるようにしているため、同一の動作パター
ンを複数の日付に連続して設定する場合の操作者の負担
を軽減できる。
【0030】操作者は設定ボタン55を押下することに
よりこの入力用ボックス上での設定を終了する。動作パ
ターン処理部11は、操作者により設定ボタン55が押
下されると、入力用ボックス上で設定された設定情報を
取得する(S4)。そして、操作者によるカレンダデー
タの設定が終了したか否かを判断する(S5)。カレン
ダデータの設定の終了は、所定のボタン(図示せず)の
押下により認識できる。カレンダデータの設定が終了し
ていないときはステップS1に戻り、上記処理を繰り返
す。カレンダデータの設定が終了していれば、操作者に
より設定された情報をカレンダデータ21に登録し(S
6)、処理を終了する。
【0031】<機器グループデータの作成>図11のフ
ローチャートを用いて機器グループデータ27の作成処
理を説明する。本処理は動作設定処理部13により実行
される。機器グループの設定において、操作者は表示入
力処理部17上で、これから機器の登録を行おうとする
グループを指定(または選択)し、そのグループに登録
する機器を順次選択する作業を行なう。
【0032】動作設定処理部13は、表示入力処理部1
7上で操作者により選択された機器グループの情報(そ
の機器グループを特定するための情報)を取得する(S
11)。次に、操作者により、その機器グループに登録
するために選択された機器の情報(その機器を特定する
ための情報)を取得する(S12)。その機器グループ
に登録すべき機器が操作者によってすべて選択されたか
否かを判断する(S13)。すべて選択されたか否か
は、例えば画面上に「設定終了ボタン」が表示されてい
れば、そのボタンが押下されたか否かによって判断でき
る。操作者によりその機器グループに登録すべき機器が
すべて選択されるまで、上記処理が繰り返される(S1
2〜S13)。
【0033】すべての機器が選択されると、その機器グ
ループに登録される機器が他の機器グループに既に登録
されているものでないか否かを確認する(S14)。機
器が重複登録されていると、相異なる制御指示が指定さ
れることがあり、不具合が生ずるおそれがあるからであ
る。機器の重複があるときは、ステップS12に戻り、
再度、機器の選択を操作者に促し、重複登録を排除する
正しい機器の情報を取得するようにする。機器が重複し
ていないときは、上記の処理において取得した情報を関
連付けて機器グループデータ27に登録し(S15)、
本処理を終了する。なお、重複登録を排除する方法とし
て、既に登録されているグループにおけるその機器の登
録を削除し、新たに設定されたグループにおいてその機
器を登録する方法も考えられる。
【0034】<動作設定データの作成>図12のフロー
チャートを用いて動作設定データ25の作成処理を説明
する。本処理は動作設定処理部13により実行される。
なお、動作設定データ25の設定において、操作者は表
示入力処理部17上で、これから登録を行おうとする動
作パターン、時刻等の設定情報を指定(または選択)す
る作業を行なう。
【0035】動作設定処理部13は、表示入力処理部1
7上で操作者により選択された機器グループの情報を取
得する(S21)。次に、その機器グループについて、
操作者が選択した動作パターンの情報(その動作パター
ンを特定するための情報)を取得する(S22)。その
機器グループにおけるその動作パターンの内容を設定す
るために操作者により指定された動作内容の情報を取得
する(S23)。動作の内容の情報には、動作時刻と、
その動作時刻における制御の内容(オン/オフ)とが含
まれる。操作者によってその動作パターンに対して、全
ての動作内容(時刻と動作)が選択されるまで、上記処
理を繰り返す(S23〜S24)。ステップS23〜S
24のループ処理により、一つの動作パターンにおい
て、図7に示す動作1、動作2…動作nに関する設定デ
ータが順次取得される。当該機器グループにおける当該
動作パターンについて、全ての動作内容(時刻と動作)
が選択されれば、当該機器グループに対して、すべての
動作パターンが設定されているか否かを判断する(S2
5)。当該機器グループに対して、すべての動作パター
ンが設定されていなければ、ステップS22に戻り、再
度、他の動作パターンについて上記と同様に設定を行な
う(S22〜S25)。当該機器グループに対して、す
べての動作パターンが設定されていれば、上記の処理に
おいて取得した情報を関連付けて動作設定データ25に
登録し(S26)、本処理を終了する。
【0036】<スケジュール制御動作>図13のフロー
チャートを用いてスケジュール制御動作を説明する。本
処理はスケジュール制御部15により、例えば、午前零
時に実行され得る。なお、図13のフローチャートにお
いて、nはこれから制御情報を取得しようとする機器グ
ループの番号を示すカウンタであり、mは機器グループ
内の機器の番号を示すカウンタであり、Nmaxは機器グ
ループデータ27に登録され得る機器グループの最大数
であり、Mmaxは一つの機器グループに登録され得る機
器の最大数である。
【0037】スケジュール制御部15は、コンピュータ
システムにおいて一般的に提供される日付情報を参照
し、実行日の情報を取得する(S31)。そして、カレ
ンダデータ21を参照し、その実行日に動作パターンの
設定があるか否かを判断する(S32)。例えば、図4
に示す例では、実行日が8月1日であれば動作パターン
Aが設定されているが、実行日が8月4日であれば動作
パターンの設定はない。実行日に動作パターンの設定が
なければ、本処理を終了する。実行日に動作パターンが
設定されていれば、カウンタnに初期値として1を設定
する(S33)。カウンタnと、設定されている機器グ
ループの数Nmaxとを比較し、カウンタnが機器グルー
プ数Nmax以下の間、登録されている全ての機器グルー
プに属する機器に対して制御情報が取得される(S34
〜S40)。
【0038】すなわち、カウンタnで指定される機器グ
ループnに対して、スケジュール動作を決定する(S3
5)。具体的には、実行日が8月3日であるとすると、
動作パターンはAに設定されているため、機器グループ
1に対し、動作パターンAの制御内容の動作1(9:0
0にオン)、動作2(13:00にオフ)の一連の動作
がスケジュール動作として決定される。なお、動作パタ
ーンが「A」の場合、機器グループ2に対する動作パタ
ーンAの設定はないので、機器グループ2について運転
スケジュールは設定されない。実行日が8月25日の場
合、動作パターンは「G」であるため、機器グループ
1、2の双方とも、動作1(9:00にオン)、動作2
(18:00にオフ)の運転スケジュールの設定がなさ
れる。
【0039】そして、機器グループn内に登録された各
機器mに対して、ステップS35で決定したスケジュー
ル動作を設定する(S37〜S39)。このスケジュー
ル動作の設定により、機器グループn内に登録された各
機器mに対して設定されたスケジュール動作の情報が、
所定の記憶領域に格納される。つまり、機器グループ1
(熱源北系統)の場合、その機器グループ1に含まれる
機器1(R−1)、動作1(9:00にオン)、動作2
(13:00にオフ)、…がスケジュール動作として設
定され、その後、機器2(HP−1)…に対して同様に
スケジュール動作が設定され、以後、その機器グループ
1に含まれる最後に機器まで同様にスケジュール動作が
設定されていく。
【0040】このように一つの機器グループにおいて、
それに含まれる各機器に対してスケジュール動作を決定
する(S37〜S39)。各機器に対してスケジュール
動作が決定されると、その情報は所定の記憶領域に格納
される。すべての機器グループに対して上記のスケジュ
ール動作の設定がなされるまでステップS34〜S40
が繰り返される。
【0041】以上のようにして所定の記憶領域に格納さ
れた各機器のスケジュール動作の設定にしたがって制御
指示が通信回線50を介して機器制御装置30に送信さ
れる(S41)。機器制御装置30はその制御指示にし
たがい各機器61をスケジュール制御する。
【0042】なお、図3に示すネットワークにおいてビ
ル管理装置10と機器制御装置30との間にさらに制御
装置(ゲートウェイ)を設けても良い。その制御装置
は、ビル管理装置10から各機器に対する例えば一週間
分のスケジュールデータを受信し、記憶しておくことが
可能であり、記憶したスケジュールに応じて機器制御装
置30に対し制御指示を出力する。このような制御装置
を介在させることにより、ビル管理装置10の稼動と独
立して機器のスケジュール制御が可能となる。
【0043】
【発明の効果】本発明のビル管理装置によれば、日毎
に、機器の動作スケジュールを設定することが可能とな
るため、イベント会場等のような不定期なスケジュール
でイベントが行なわれる建物内に設置された機器の動作
スケジュールの設定に対する操作者の作業負担を軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るビル管理装置の機能構成図。
【図2】 ビル管理装置のハードウェア構成図。
【図3】 ビル管理装置のネットワーク接続図。
【図4】 カレンダデータの具体例を示した図。
【図5】 パターン名称データの具体例を示した図。
【図6】 機器グループデータの具体例を示した図。
【図7】 動作設定データの具体例を示した図。
【図8】 カレンダデータ作成処理のフローチャート。
【図9】 カレンダデータの表示例を示した図。
【図10】 カレンダデータ入力用ボックスを示した
図。
【図11】 機器グループ作成処理のフローチャート。
【図12】 動作設定データ作成処理のフローチャー
ト。
【図13】 スケジュール制御処理のフローチャート。
【図14】 従来のビル管理装置によるスケジュール設
定を説明するための図。
【符号の説明】
10 ビル管理装置 11 動作パターン処理部 13 動作設定処理部 15 スケジュール制御部 17 表示入力処理部 19 データ記憶部 21 カレンダデータ 23 パターン名称データ 25 動作設定データ 27 機器グループデータ 30 機器制御装置 61 設備機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 洋二 京都府京都市下京区中堂寺粟田町1番地京 都リサーチパークサイエンスセンタービル 4号館 ダイダン株式会社内 (72)発明者 池 雅章 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目9番25号 ダイダン株式会社内 (72)発明者 水島 龍一郎 東京都千代田区大手町2丁目6番2号日本 ビルヂング5階565 ダイダン株式会社内 Fターム(参考) 5H215 AA11 AA20 BB09 CC05 CC09 CX01 GG02 GG09 HH03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内に設置された機器の運転をスケジ
    ュール管理するビル管理装置であって、 (a)スケジュール管理される機器に対する一連の制御
    内容が、動作パターンとして複数設定され、 (b)日毎に、日付と動作パターンとを関連づけたカレ
    ンダデータと、 動作パターンの一連の制御内容を規定する動作設定デー
    タと、 前記カレンダデータから各日付に対応した動作パターン
    を取り出し、その動作パターンの制御内容を前記動作設
    定データを参照して取得し、その取得した制御内容にし
    たがい各日付における各機器の動作を制御するスケジュ
    ール制御手段とを備えたことを特徴とするビル管理装
    置。
  2. 【請求項2】 建物内の機器をグループ化して登録した
    情報である機器グループデータをさらに備え、その際、
    前記動作設定データは機器グループ毎に動作パターンに
    対する制御内容が設定されることを特徴とする請求項1
    記載のビル管理装置。
  3. 【請求項3】 前記機器グループデータを設定する機器
    グループ設定手段をさらに備え、該機器グループ設定手
    段は、機器を一のグループに登録する際に、その機器が
    他のグループに既に登録されていないかを判断し、重複
    登録されないように所定の処理を行なうことを特徴とす
    る請求項2記載のビル管理装置。
  4. 【請求項4】 前記カレンダデータに登録された日付と
    動作パターンを関連づけて表示する表示手段をさらに備
    え、該表示手段での表示において動作パターン毎に表示
    属性を異ならせることを特徴とする請求項1記載のビル
    管理装置。
  5. 【請求項5】 前記カレンダデータを設定する設定手段
    をさらに備え、該設定手段は、連続する日付に対し同一
    の動作パターンを設定する際にその連続する期間を入力
    可能とすることを特徴とする請求項1記載のビル管理装
    置。
  6. 【請求項6】 建物内に設置された機器の運転をスケジ
    ュール管理するためのプログラムであって、 (a)スケジュール管理される機器に対する一連の制御
    内容として複数設定された動作パターンと、日毎に、日
    付と動作パターンとを関連づけたカレンダデータと、動
    作パターンの一連の制御内容を規定する動作設定データ
    とを参照して、 (b)前記カレンダデータから各日付に対応した動作パ
    ターンを取り出し、その動作パターンの制御内容を前記
    動作設定データを参照して取得し、その取得した制御内
    容にしたがい各日付における各機器の動作を制御するス
    ケジュール制御機能をコンピュータに実現させることを
    特徴とするビル管理プログラム。
  7. 【請求項7】 建物内の機器をグループ化して登録した
    情報である機器グループデータをさらに参照し、その
    際、前記動作設定データは機器グループ毎に動作パター
    ンに対する制御内容が設定されることを特徴とする請求
    項6記載のビル管理プログラム。
  8. 【請求項8】 前記機器グループデータを設定する機器
    グループ設定機能をさらにコンピュータに実現させ、該
    機器グループ設定機能は、機器を一のグループに登録す
    る際に、その機器が他のグループに既に登録されていな
    いかを判断し、重複登録されないように所定の処理を行
    なうことを特徴とする請求項7記載のビル管理プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記カレンダデータに登録された日付と
    動作パターンを関連づけて表示する表示機能をさらにコ
    ンピュータに実現させ、該表示機能での表示において動
    作パターン毎に表示属性を異ならせることを特徴とする
    請求項6記載のビル管理プログラム。
  10. 【請求項10】 前記カレンダデータを設定する設定機
    能をさらにコンピュータに実現させ、該設定機能は連続
    する日付に対し同一の動作パターンを設定する際にその
    連続する期間を入力可能とすることを特徴とする請求項
    6記載のビル管理プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項6ないし請求項10のいずれか
    一に記載のビル管理プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な情報記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055716A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Ricoh Co Ltd 電力管理システム、管理装置、電力管理方法、電力管理プログラム、及び電力管理プログラムを記録する記録媒体
JP2012133635A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Azbil Corp 管理装置
JP2014217047A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 三菱電機株式会社 電気機器管理装置、電気機器、端末装置、電気機器管理方法及びプログラム

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