JP2002287456A - 導電性ゴムローラ - Google Patents

導電性ゴムローラ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気抵抗の環境依存性が低く、電気抵抗のば
らつきが小さい導電性ゴムローラを提供することにあ
る。 【解決手段】 導電性支持体上にゴム層を有する導電性
ゴムローラにおいて、該ゴム層が、エチレンオキサイド
を40モル%以上含有するエピクロルヒドリンゴム
(A)と、アクリロニトリル含有量が20質量%以下で
あるアクリロニトリルブタジエンゴム(B)を含有し、
該(A)の(A)と(B)の合計に対する割合が、質量
比で5以上25未満であることを特徴とする導電性ゴム
ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
電子写真プリンター及び静電記録装置等の画像形成装置
に用いられ、電子写真感光体に接触して配置される導電
性ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、電子写真プリンター及
び静電記録装置等の画像形成装置は、均一に帯電された
電子写真感光体を露光して得られた静電潜像に現像剤で
あるトナーを付着させ、そのトナーを紙等の転写媒体に
転写することにより画像を形成している。また、電子写
真感光体の帯電方式には、コロナ放電による非接触の帯
電方式や半導電性のローラを使用する接触の帯電方式が
ある。転写方式も同様に、非接触のコロナ転写方式と接
触のローラ転写方式がある。
【0003】上記導電性ローラには、体積抵抗率が1×
105〜1×1011Ω・cmの電気抵抗を有する導電性
ゴム材料が用いられる。前記導電性ゴム材料は、目的と
する導電性を実現するために、カーボンブラック等の導
電性フィラーを配合している。しかし、このようにして
得られた導電性ゴム材料は、電気抵抗が印加電圧の変化
に影響を受けるため、帯電部材として使用する際には印
加電圧制御装置を必要とする。また、ゴム材料中の導電
性フィラーの分散状況によって抵抗値にばらつきを生
じ、安定した抵抗のゴム材料を得るのは困難であった。
【0004】かかる問題を解決する手段として、帯電部
材として使用するゴム成分に、電気抵抗が低いポリマー
である導電性ゴムを使用し、所定の電気抵抗を得る方法
が知られている。このような導電性ゴムの導電性は、カ
ーボンブラック等の導電性フィラーに頼らないため、材
料ロットによる抵抗値のばらつきや印加電圧による依存
性が小さく、極めて扱い易い材料である。しかし、低温
低湿時と高温高湿時の抵抗の違い、いわゆる環境依存性
が高いという欠点がある。
【0005】抵抗ばらつきが比較的小さい等の長所か
ら、アクリロニトリルブタジエンゴムやエピクロルヒド
リンゴム等の導電性ゴムは、導電性ローラの材料として
用いられている。その中でもアクリロニトリルブタジエ
ンゴムは、1×109〜1010Ω・cmの抵抗であり、
価格も安いことから、導電性ローラ、特に転写ローラの
材料として広く用いられている。
【0006】しかし、機器の小型化やコストダウン等の
理由で、転写ローラに電荷を印加するための電源も小型
化し、大きな電圧が印加できないタイプとなっている。
それに従い、ゴム材料にも、今までより一桁ほど体積抵
抗率の低い1×108Ω・cm〜1×109Ω・cmを超
えない程度のもの、また環境依存性の低いものが求めら
れている。
【0007】アクリロニトリルブタジエンゴムは、アク
リロニトリル含量が15質量%〜50質量%の間で使用
されているのが一般的であるが、アクリロニトリル含量
が前記割合であった場合、抵抗は大きく変動せず、抵抗
の調整幅が狭い。
【0008】抵抗を調整する方法として、カーボンブラ
ックの添加がある。しかし、カーボンブラックの添加
は、抵抗のばらつきが生じ易く好ましくない。
【0009】また、同じ導電性ゴムであるエピクロルヒ
ドリンゴムとのブレンドによる方法も提案されている。
エピクロルヒドリンゴムは、エピクロルヒドリンの単独
重合体若しくはエピクロルヒドリンとエチレンオキサイ
ドの共重合体等がある。エチレンオキサイドを共重合さ
せたものは、その組成中のエチレンオキサイド含有量が
高いほど抵抗が低い。前述のエピクロルヒドリンゴムと
のブレンドによる提案は、エピクロルヒドリンゴムのブ
レンド割合が全質量100に対して25以上と高いこと
から環境依存性が大きくなったり(特開平8−2926
40号公報)、エチレンオキサイド含有量が40モル%
以下と低いもの、つまり抵抗の高いものを使っているこ
とから、エピクロルヒドリンゴムのブレンド割合が低い
場合に抵抗調整幅が狭かったりして(特開平11−65
269号公報)、何れも一桁程度低抵抗側に調整すると
いった意味では好ましくない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
問題を解決することができる、電気抵抗の環境依存性が
低く、電気抵抗のばらつきが小さい導電性ゴムローラを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、導電性
支持体上にゴム層を有する導電性ゴムローラにおいて、
該ゴム層が、エチレンオキサイドを40モル%以上含有
するエピクロルヒドリンゴム(A)と、アクリロニトリ
ル含有量が20質量%以下であるアクリロニトリルブタ
ジエンゴム(B)を含有し、該(A)の(A)と(B)
の合計に対する割合が、質量比で5以上25未満である
ことを特徴とする導電性ゴムローラが提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者は、エピクロルヒドリン
ゴムの抵抗が、エピクロルヒドリンゴム中のエチレンオ
キサイド含有量によって変化し、その抵抗はエチレンオ
キサイド含量が高くなれば抵抗が低くなることに注目し
た。環境依存性の小さいアクリロニトリルブタジエンゴ
ムに、エピクロルヒドリンゴムの中でもエチレンオキサ
イド含量の高い、すなわち、抵抗の低いものを少量ブレ
ンドすることにより、アクリロニトリルブタジエンゴム
の持つ環境依存性を保ったまま低抵抗化できるのではな
いかと考え、本発明に至った。
【0013】以下に、本発明の導電ゴムローラについて
詳細に説明する。
【0014】使用する支持体としては、導電性を有して
いて回転などローラに与えられる負荷に耐え得るもので
あれば使用可能であるが、一般的には鉄やステンレス等
の金属類又はこれらにメッキを施したものが用いられ
る。
【0015】本発明において用いられるゴム成分は、ア
クリロニトリルブタジエンゴムとエピクロルヒドリンゴ
ムである。アクリロニトリルブタジエンゴムとエピクロ
ルヒドリンゴムは相溶性が高く、ブレンドした場合均一
に分散する。その結果、抵抗ばらつきの小さいゴム材料
となる。
【0016】アクリロニトリルブタジエンゴム(B)
は、アクリロニトリル含量が20質量%以下のものであ
り、18質量%以下のものが好ましく、下限は10質量
%以上であることが好ましい。アクリロニトリル含量が
20質量%よりも多い場合、環境依存性が高くなってし
まう。また、10質量%に満たない場合は、アクリロニ
トリルブタジエンゴムの抵抗が高くなり易い。
【0017】エピクロルヒドリンゴム(A)は、エチレ
ンオキサイド含量が40モル%以上のものであり、48
モル%以上のものが好ましく、上限は65モル%以下で
あることが好ましい。このエチレンオキサイド含量は、
ポリマー組成中のエチレンオキサイド含量が40モル%
以上のものの他、エチレンオキサイド含量の違う複数の
エピクロルヒドリンゴムをブレンドすることによって調
整されたものでもよい。エピクロルヒドリンゴムの電気
抵抗は、エチレンオキサイド含量が大きくなるに従って
低抵抗になる。エチレンオキサイド含量が40モル%未
満のものを使用した場合、所定の抵抗を得るためのアク
リロニトリルブタジエンゴムにブレンドするエピクロル
ヒドリンゴムが多くなってしまい、環境依存性を高くし
てしまう。また、65モル%を超える場合には、エチレ
ンオキサイドが結晶化し易く、抵抗及び環境依存性がと
もに高くなり易い。
【0018】(A)の(A)と(B)の合計に対する割
合、即ち、(A)を(A)と(B)の合計で除し、10
0をかけた値[(A)÷{(A)+(B)}×100]
は質量比で5以上25未満であり、好ましくは10以上
20以下である。この割合よりエピクロルヒドリンゴム
が少ないと、電気抵抗を下げる効果が低く、多い場合は
環境依存性が高くなってしまう。
【0019】本発明における導電性ゴム材料は、上記例
示のゴムに添加剤を加え混練り分散し、160〜180
℃で10〜50分間加熱・架橋することによって得られ
る。上記添加剤として、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、
可塑剤、補強剤、充填剤及び発泡剤等の従来公知のもの
が使用可能である。
【0020】本発明の導電性ゴムローラは、上記導電性
ゴム材料を円筒状に押出し、蒸気加硫した後、導電性支
持体を圧入し、研摩して所定の外径に製造されるのが一
般的であるが、支持体との同時押出しやプレス加硫等の
従来公知の様々な方法が適用可能である。また、本発明
の導電性ローラには、ゴム層の外周に樹脂等の層を設け
ることもできる。
【0021】本発明の導電性ゴムローラに用いられるゴ
ム材料の抵抗は、23℃/55%RH(N/N)の環境
下、体積抵抗率で1×109Ω・cm以下、特には1×
108Ω・cm以上であることが好ましい。また、本発
明の導電性ゴムローラの抵抗は、23℃/55%RH
(N/N)の環境下、抵抗値で2×108Ω以下、特に
は1×107Ω以上であることが好ましい。
【0022】
【実施例】以下、より具体的な構成を示し、本発明を更
に詳細に説明するが、本発明は、例示する範囲にとどま
らない。
【0023】<ゴム材料の作製> (実施例1〜12及び比較例1〜7)表1及び表2に示
す各成分を配合して混練し、ゴム材料として用いた。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】上記実施例及び比較例において、アクリロ
ニトリルブタジエンゴム(NBR)の(注1)には日本
ゼオン株式会社製のDN401を、(注2)には同社D
N407を、(注3)にはJSR株式会社製のN260
Sを、ヒドリンゴム(注4)には日本ゼオン株式会社製
のゼクロン3106を、ヒドリンゴム(注6)には同社
ゼクロン3105を、ヒドリンゴム(注5)にはダイソ
ー株式会社製CG−105を使用した。
【0027】また、酸化亜鉛にはハクスイテック株式会
社製の酸化亜鉛2種を、ステアリン酸には花王株式会社
製のルナックS20を、FTカーボンブラックには旭カ
ーボン株式会社製の旭#15を、重質炭酸カルシウムに
は丸尾カルシウム株式会社製のスーパーSSを、ジベン
ゾチアジルジスルフィド(MBTS)には大内新興化学
株式会社製のノクセラーDMを、テトラエチルチウラム
ジスルフィド(TETD)には大内新興化学株式会社製
のノクセラーTETを、硫黄には鶴見化学株式会社製の
サルファックスPMCをそれぞれ使用した。
【0028】<ゴム材料の性能評価>上記実施例と比較
例のゴム材料を用いてゴム加硫シートを作製し、抵抗の
評価を行った。
【0029】まず、各実施例と比較例の配合で、ポリマ
ーと各薬品を混練し、160℃で30分間加圧・加硫し
て、縦横120mm×厚さ2mmのゴム加硫シートの試
験片を作製した。
【0030】得られた試験片に直流500Vの電圧を印
加して、それぞれ10℃/15%RH(L/L)、23
℃/55%RH(N/N)及び35℃/95%RH(H
/H)の環境下で体積抵抗率を測定した。測定したL/
Lの体積抵抗率をH/Hの体積抵抗率で除し、対数変換
し変動桁とした。本実施例及び比較例においては、体積
抵抗率の変動桁が1.0以下であるものを好ましいもの
とした。
【0031】以上の評価の結果を表3及び表4に示す。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】<ゴムローラの性能評価> {ゴムローラの作製}上記実施例と比較例のゴム材料を
用いてゴムローラを作製し、抵抗の評価を行った。各実
施例と比較例の配合でポリマーと各薬品を混練した材料
について押出し機を用いてチューブ状に押出しを行い、
160℃で30分間蒸気加硫を行ってゴム加硫物を得
た。得られたチューブ状の加硫物に直径6mmの導電性
支持体を圧入してローラ状にした後、直径が15mmに
なるように研磨し、導電性ローラを作製した。
【0035】{抵抗測定}作製した導電性ローラの導電
性支持体の両側に各500gの荷重がかかるように、導
電性ローラを外径30mmのステンレス製ドラムに圧着
した状態で、導電性支持体とステンレス製ドラムとの間
に2000Vの電圧を印加して10℃/15%RH(L
/L)、23℃/55%RH(N/N)及び35℃/9
5%RH(H/H)の環境下で電流値を測定し、オーム
の法則により抵抗値を算出した。測定したL/Lの抵抗
値をH/Hの抵抗値で除し、対数変換し変動桁とした。
本実施例及び比較例においては、抵抗値の変動桁はゴム
材料の場合と同様、1.0以下であるものを好ましいも
のとした。
【0036】{画像評価}得られた導電性ローラをレー
ザービームプリンター(レーザージェット4050、ヒ
ューレットパッカード社製)の転写ローラとして用い、
上記抵抗測定と同様のL/L及びH/Hの2環境下でハ
ーフトーン画像をプリントし、画質を目視によって評価
した。
【0037】以上の評価の結果を表5及び表6に示す。
表中、Aは、優れた画像であることを示し、Bは転写ム
ラや転写不足等の欠陥が生じた画像であることを示す。
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】実施例1〜12及び比較例1〜3より、エ
ピクロルヒドリンゴムとアクリロニトリルブタジエンゴ
ムの割合は、本発明の範囲内が適していることがわか
る。比較例1、2のようにエピクロルヒドリンゴムが本
発明の範囲より少ないと全環境下で体積抵抗率が高くな
り、L/Lで転写ムラが生じてしまい、比較例3のよう
にエピクロルヒドリンゴムが本発明の範囲より多いと環
境依存性が高くなり、H/Hで転写不足が生じる。
【0041】また、実施例1〜12及び比較例4、5よ
り、アクリロニトリル含有量も本発明の範囲が適してい
ることがわかる。比較例4、5のようにアクリロニトリ
ル含量が20質量%を超える22質量%であると、環境
依存性が高くなり、エピクロルヒドリンゴムが少ないと
き(比較例4)は、L/Lで高抵抗になるため転写ムラ
が生じてしまい、エピクロルヒドリンゴムが多いとき
(比較例5)は、H/Hで低抵抗になるため転写不足が
生じてしまう。
【0042】更に、実施例1〜12及び比較例6、7よ
り、エピクロルヒドリンゴムのエチレンオキサイド含有
量も本発明の範囲が適していることがわかる。40モル
%より少ない38モル%であると、エピクロルヒドリン
ゴムの体積抵抗率が高いため、ブレンドによる低抵抗化
の効果は小さく、L/Lで高抵抗になるため転写ムラが
生じてしまう。
【0043】
【発明の効果】上述したように、本発明によって、電気
抵抗の環境依存性が低く、電気抵抗のばらつきが小さ
い、特に転写ローラとして好適な導電性ゴムローラを提
供することが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 103 G03G 15/16 103 //(C08L 9/02 C08L 71:03 71:03) (72)発明者 奥田 満 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 DA06 DA09 2H200 FA01 HA03 HB12 HB22 HB43 JA02 JA23 JA25 JA26 JB10 LC03 MA03 MA11 MA17 MA20 MB04 3J103 AA02 AA85 BA41 FA18 FA30 GA57 GA58 GA74 HA20 HA53 4J002 AC071 CH042 GQ02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上にゴム層を有する導電性
    ゴムローラにおいて、該ゴム層が、エチレンオキサイド
    を40モル%以上含有するエピクロルヒドリンゴム
    (A)と、アクリロニトリル含有量が20質量%以下で
    あるアクリロニトリルブタジエンゴム(B)を含有し、
    該(A)の(A)と(B)の合計に対する割合が、質量
    比で5以上25未満であることを特徴とする導電性ゴム
    ローラ。
  2. 【請求項2】 前記導電性ゴムローラが転写ローラであ
    る請求項1に記載の導電性ゴムローラ。
  3. 【請求項3】 前記エピクロルヒドリンゴムがエチレン
    オキサイドを48モル%以上含有する請求項1又は2に
    記載の導電性ゴムローラ。
  4. 【請求項4】 前記アクリロニトリルブタジエンゴムが
    アクリロニトリルを18質量%以下含有する請求項1〜
    3のいずれかに記載の導電性ゴムローラ。
  5. 【請求項5】 前記(A)の(A)と(B)の合計に対
    する割合が、質量比で10以上20以下である請求項1
    〜4のいずれかに記載の導電性ゴムローラ。
  6. 【請求項6】 エピクロルヒドリンゴムが、エチレンオ
    キサイドを48モル%以上含有し、アクリロニトリルブ
    タジエンゴムが、アクリロニトリルを18質量%以下含
    有し、(A)の(A)と(B)の合計に対する割合が、
    質量比で10以上20以下である請求項1〜5のいずれ
    かに記載の導電性ゴムローラ。
  7. 【請求項7】 前記導電性ゴムローラが2×108Ω以
    下の抵抗値を有する請求項1〜6のいずれかに記載の導
    電性ゴムローラ。
  8. 【請求項8】 導電性ゴムローラが1×107Ω以上の
    抵抗値を有する請求項7に記載の導電性ゴムローラ。
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