JP2002286943A - 光ファイバカッタ - Google Patents

光ファイバカッタ

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JP2002286943A
JP2002286943A JP2001090744A JP2001090744A JP2002286943A JP 2002286943 A JP2002286943 A JP 2002286943A JP 2001090744 A JP2001090744 A JP 2001090744A JP 2001090744 A JP2001090744 A JP 2001090744A JP 2002286943 A JP2002286943 A JP 2002286943A
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JP
Japan
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optical fiber
lever
slider
clamp
bare optical
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JP2001090744A
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English (en)
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Satoshi Habe
聡 羽部
Hiroaki Arai
弘章 新居
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Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
Original Assignee
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバを保持してから切断するまでの一
連の動作を操作レバーの動作のみで行うことができる光
ファイバカッタを提供する。 【解決手段】 基体10と、基体10に軸支された操作レバ
ーを具える。また、操作レバー30に連動して開閉される
クランプレバー20と、クランプレバー20の開閉により裸
光ファイバを開放・保持するクランプと、操作レバー30
に連動して裸光ファイバと交差する方向にスライドされ
るスライダ60を有する。そして、スライダ60のスライド
に伴って裸光ファイバに初期傷を付与する刃部(円形刃
50)と、操作レバー30に連動して、初期傷の付いた裸光
ファイバに曲げを付与し、初期傷を進展させて裸光ファ
イバを切断する枕70とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバカッタに
関するものである。特に、操作レバーの動作一つで光フ
ァイバを保持してから切断するまでの一連の動作を行う
ことができる光ファイバカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ファイバに初期傷を付けて
切断する光ファイバカッタが知られている。このカッタ
の切断手順は次の通りである。まず、光ファイバ芯線の
端部における被覆を除去して裸光ファイバを露出させて
おく。次に、この裸光ファイバのうち、根元側および先
端側の2箇所をクランプで保持する。一方、クランプの
間には裸光ファイバと直交する方向にスライド自在のス
ライダが設けられ、このスライダに円形刃が固定されて
いる。このスライダをスライドすることで、クランプで
保持した裸光ファイバの中間に初期傷を付ける。そし
て、初期傷の付いた個所に枕を押圧して曲げを付与し、
初期傷を進展させて裸光ファイバを切断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、今後、家庭へ
光ファイバを導入する際、より一層簡単な構造で、かつ
精度良く切断が行える光ファイバカッタが望まれてい
る。特に、光ファイバの保持→初期傷の付与→光ファイ
バの切断と言う一連の動作を一つの動作で行うことがで
きれば非常に便利である。
【0004】従って、本発明の主目的は、光ファイバを
保持してから切断するまでの一連の動作を操作レバーの
動作のみで行うことができる光ファイバカッタを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明光ファイバカッタ
は、光ファイバの保持、初期傷の付与、光ファイバの切
断と言う一連の動作を全て主レバーの動作に連動させる
ことで上記の目的を達成する。
【0006】すなわち、本発明光ファイバカッタは、基
体と、基体に軸支された操作レバーと、操作レバーに連
動して開閉されるクランプレバーと、クランプレバーの
開閉により裸光ファイバを開放・保持するクランプと、
操作レバーに連動して裸光ファイバと交差する方向にス
ライドされるスライダと、スライダのスライドに伴って
裸光ファイバに初期傷を付与する刃部と、操作レバーに
連動して、初期傷の付いた裸光ファイバに曲げを付与
し、初期傷を進展させて裸光ファイバを切断する枕とを
具えることを特徴とする。
【0007】ここで、操作レバーには、長孔を有する突
片が設けられ、操作レバーとスライダとは、一端側が前
記長孔にはめ込まれ、他端側がスライダに装着されたリ
ンクにより連結されている構成が好適である。この構成
により、操作レバーによりスライダを連動してスライド
させ、裸光ファイバに初期傷を付与することが容易に行
える。
【0008】その場合、長孔は、円弧部と、直線部と、
直交部とが順次連続された構成であることが好ましい。
リンクの端部にピンなどを設けておき、このピンを長孔
にはめ込むことでリンクと長孔との連結を行う。そし
て、円弧部内でピンを移行させることで操作レバーを大
きく開くことができ、直線部内でピンを移行させること
でスライダのスライドを行い、直交部内でピンを移行さ
せることで枕の降下を行うことができる。
【0009】また、クランプレバーは、操作レバーと同
一軸に軸支されると共に、基体と操作レバーとの間に配
置されることが好ましい。この構成により、操作レバー
を閉じることでクランプレバーを閉じることが容易に行
える。
【0010】さらに、枕は、クランプレバーの上面側に
突出して操作レバーにより押圧されるボタン部と、ボタ
ン部に連結されると共に裸光ファイバに接する接触部
と、接触部をクランプレバーの下面側に押圧する弾性材
とを具えることが望ましい。この構成により、操作レバ
ーを閉じることでクランプレバーに設けられた枕を下降
させることができ、初期傷のついた裸光ファイバに曲げ
を付与して切断することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は正面図、図2は図1におけるA-A断面図、図
3は図1におけるB-B断面図、図4は図1におけるC-C断
面図、図5は図1におけるD-D断面図、図6は図1にお
けるE-E断面図、図7は図1におけるF-F断面図である。
【0012】(全体構成)このカッタは、基体10と、ク
ランプレバー20と、操作レバー30と、裸光ファイバを保
持する上下クランプ40、41と、裸光ファイバに初期傷を
付ける刃部(円形刃50)と、円形刃50を支持するスライ
ダ60と、裸光ファイバに曲げを与える枕70とを有してい
る(図1)。
【0013】裸光ファイバを切断する際、上下クランプ
40、41で裸光ファイバを挟み、両クランプの間で円形刃
50をスライドして裸光ファイバに初期傷を付ける。そし
て、初期傷の付いた個所に枕70を押圧して曲げを付与
し、初期傷を進展させて裸光ファイバを切断する。そし
て、光ファイバの保持→初期傷の付与→裸光ファイバの
切断と言った一連の作業を操作レバーの動作のみで行
う。以下、本発明カッターの構成をより詳細に説明す
る。
【0014】(基体)基体10はブロック状の金属塊で、
その正面にはスライダが配置される凹部11(図2)が形
成されている。また、上面には、その上面には多芯用光
ファイバホルダ80(光ファイバ芯線を並列状態に保持す
る器具)を装着するホルダガイド12(図3、4)が形成さ
れている。さらに、スライダ60に固定された円形刃50が
突出する開口部13も形成されている。そして、この開口
部13を挟んで一対の下クランプ41が設けられている。下
クランプ41は、次に述べる上クランプ40との間で裸光フ
ァイバを挟む。
【0015】(クランプレバー)このような基体10の上
面には、クランプレバー20が軸支されている(図1,
2)。クランプレバー20は、一端が回転軸21に貫通さ
れ、他端部に枕70と上クランプ40とを具えている。回転
軸21の外周にはねじりバネ22(図3)がはめ込まれ、常
時はクランプレバー20の他端側が基体10から離れる方向
に反発力を作用させている。なお、上下クランプ40、41
は、金属製の台部にゴムをはめ込んで構成されている。
台部は夫々基体上面またはクランプレバー下面にねじ止
めされている。ゴムにはショア硬度Hs80以上の硬質ゴム
が好ましい。硬質ゴムをクランプ40、41に用いることで
安定した裸光ファイバの保持を実現し、超高精度の切断
ができる。
【0016】(操作レバー)回転軸21には操作レバー30
も軸支されている(図1,2)。操作レバー30はクラン
プレバー20に被さるように配置され、その正面側には、
長孔31を有する突片32が一体化されている。この長孔31
は、円弧部、直線部、直交部が順次連続して構成されて
いる。後述するスライダ60とはリンク90を介して操作レ
バー30に連結され、操作レバー30を押し下げることでス
ライダ60のスライドを行うことができる。この操作レバ
ー用にもねじりバネ33が回転軸21にはめ込まれており、
常時は操作レバー30の他端側が基体10から離れる方向に
反発力を作用させている。
【0017】(スライダと円形刃)スライダ60は、基体
10の凹部11に直線ガイド61を介して装着されており、裸
光ファイバと直交する方向にスライドされる。スライダ
60には円形刃50が固定されている。通常は、円形刃50の
中心孔をピン51(図2)で貫通してスライダ60に固定し
ている。
【0018】(スライダと操作レバーの連結機構)スラ
イダ60と操作レバー30の連結にはリンク90を用いた(図
1,5)。リンク90の一端にはピン91が突設され、この
ピン91が操作レバーの長孔31にはめ込まれている。一
方、リンク90の他端は、スライダ60に対して回転自在に
取り付けられている。
【0019】(枕)枕70は、圧縮バネ71の反発により、
常時は後退した状態、すなわち裸光ファイバに曲げを付
与しない状態に保持されるように構成した(図1)。ク
ランプレバー20の他端側に連結軸72が貫通され、連結軸
72の一端側(クランプレバーの上面側)に操作レバー30
に押圧されるボタン部73が、他端側に接触部74が一体化
されている。接触部74は、初期傷の付いた裸光ファイバ
を押圧する個所で、ゴムなどで構成されている。そし
て、クランプレバー上面とボタン部下面との間におい
て、連結軸72の外周にはめ込まれた圧縮バネ71を反発さ
せることで、常時は接触部74が後退した状態に保持して
いる。
【0020】(切断手順と動作)このようなカッタは次
のように使用する。ここでは多芯光ファイバをカットす
る場合を例に説明する。
【0021】光ファイバ芯線の端部における被覆を除
去して裸光ファイバを露出しておく。
【0022】この光ファイバ芯線を光ファイバホルダ
80にセットし、操作レバー30およびクランプレバー20を
開いてホルダガイド12に光ファイバホルダ80をはめ込
む。
【0023】操作レバー30を押し下げ、同時にクラン
プレバー20も押し下げて上下クランプ40、41間に裸光フ
ァイバを挟み込む。このとき、リンクのピンは、長孔の
円弧部から直線部への移行点に位置し、円形刃は図1に
おける枕よりも左方向に位置している。
【0024】さらに操作レバー30を押し下げる。その
際、リンクのピン91は長孔31の直線部を円弧部側から直
交部側に移行する。それに伴って、スライダは図1にお
ける右側に移行し、裸光ファイバに初期傷を付与する。
リンクのピンが、長孔31の直線部と直交部との移行点に
位置した時点で、操作レバーはボタン部に接触する位置
にまで下降される。
【0025】より一層操作レバー30を押し下げる。そ
の際、リンクのピン91は長孔31の直交部を移動する。そ
れに伴って、ボタン部73は押し下げられ、接触部74が初
期傷の付いた裸光ファイバを押圧して曲げを付与する。
この曲げ付与に伴って初期傷が進展し、裸光ファイバは
切断される。
【0026】裸光ファイバが切断されると、操作レバ
ー30を開いた状態に復帰する。その際、前述の手順とは
逆の手順でスライダ60は図1の左側に移動し、クランプ
レバー20は開かれる。
【0027】以上の作業が終わると、光ファイバホル
ダ80から光ファイバ芯線を取り出す。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ファイバの保持→初期傷の付与→光ファイバの切断と
言う一連の動作を操作レバーの動作一つで行うことがで
き、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カッタの正面図である。
【図2】図1におけるA-A断面図である。
【図3】図1におけるB-B断面図である。
【図4】図1におけるC-C断面図である。
【図5】図1におけるD-D断面図である。
【図6】図1におけるE-E断面図である。
【図7】図1におけるF-F断面図である。
【符号の説明】
10 基体 11 凹部 12 ホルダガイド 13 開口部 20 クランプレバー 21 回転軸 22 ねじりバネ 30 操作レバー 31 長孔 32 突片 33 ねじりバネ 40 上クランプ 41 下クランプ 50 円形刃 51 ピン 60 スライダ 61 直線ガイド 70 枕 71 圧縮バネ 72 連結軸 73 ボタン部 74 接触部 80 光ファイバホルダ 90 リンク 91 ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、 基体に軸支された操作レバーと、 操作レバーに連動して開閉されるクランプレバーと、 クランプレバーの開閉により裸光ファイバを開放・保持
    するクランプと、 操作レバーに連動して裸光ファイバと交差する方向にス
    ライドされるスライダと、 スライダのスライドに伴って裸光ファイバに初期傷を付
    与する刃部と、 操作レバーに連動して、初期傷の付いた裸光ファイバに
    曲げを付与し、初期傷を進展させて裸光ファイバを切断
    する枕とを具えることを特徴とする光ファイバカッタ。
  2. 【請求項2】 操作レバーには、長孔を有する突片が設
    けられ、 操作レバーとスライダとは、一端側が前記長孔にはめ込
    まれ、他端側がスライダに装着されたリンクにより連結
    されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイ
    バカッタ。
  3. 【請求項3】 長孔は、円弧部と、直線部と、直交部と
    が順次連続された構成であることを特徴とする請求項2
    に記載の光ファイバカッタ。
  4. 【請求項4】 クランプレバーは、操作レバーと同一軸
    に軸支されると共に、基体と操作レバーとの間に配置さ
    れ、 枕は、クランプレバーの上面側に突出して操作レバーに
    より押圧されるボタン部と、ボタン部に連結されると共
    に裸光ファイバに接する接触部と、接触部をクランプレ
    バーの下面側に押圧する弾性材とを具えることを特徴と
    する請求項1に記載の光ファイバカッタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004076107A1 (ja) * 2002-08-26 2004-09-10 Ilsin Precision Co.,Ltd. 光ファイバ自動切断器
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