JP2002286909A - 紫外線反射防止コーティング - Google Patents
紫外線反射防止コーティングInfo
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Abstract
8nmの波長範囲の紫外線に対して、そして少なくとも
約40°までの大きい入射角度に対して、低反射率であ
る光学的デバイスの提供。 【解決手段】基板2を持ち、そこに多層反射防止システ
ム4が、前記基板の少なくとも1つの表面3に、反射の
減少を実現するために配置される。多層システムは、基
板に隣接する層5がフッ化マグネシウムを含まず、そし
ていずれの層も有効波長の半分以上の厚さを持たないと
いう点で、他と区別される。特に、低屈折性材料の層厚
さは、3分の1有効波長を超えるべきではない。これら
の構成組織状態を固持することによって、内部層ストレ
スおよび熱ストレスに対する高い耐性と同様に、永久的
なレーザー耐性をも供給する、反射防止コーティングが
製造可能である。
Description
も40°までの範囲で、約180nmと約370nmの
間の波長範囲の紫外線に対して低反射率である光学的デ
バイスに関する。
mの間の波長範囲の紫外線に対して低反射率である、効
率的な光学的デバイスの需要が増加している。例えば、
この波長範囲内の光は、ウエーハステッパあるいはウエ
ーハスキャナを用いて、高度に集積化された半導体構成
要素または他のマイクロデバイスを製造するためのマイ
クロリソグラフィシステムにおいて使用され、そこで
は、光源が照明光学部品上のマスク(レチクル)を照明
し、マスクは投影光学部品によって、フォトレジストで
被覆された半導体上にその像を表示する。
よって決定されるため、目的とするところは、光源とウ
エーハとの間での光の損失ができるだけ最小になるよう
なレンズを使用することである。そのため、本システム
の透明な光学的構成要素の表面は、いわゆる反射縮小層
または反射防止層(AR層)で被覆されており、それは
透明度や透過率を増加させる。そのような反射防止コー
ティングは、吸収や拡散による光の損失が、例えば、反
射率の減少の大きさと比較して小さい間は、透過率の増
加をもたらす。反射率の減少はまた、高性能レンズの像
を作る特性を破壊する、迷光または拡散光を防止する役
目をする。
率を持つ誘電性材料から成る多重に積み重ねられた層を
備えた多層システムが使用され、それは通常、高反射の
材料層とそれに比べて低反射の材料層とが互いの上に積
み重なっている。
学的システムおよび/または、光の大きな入射角度が高
い開口数のために屈折面に現れるようなシステムにおい
ては、もし反射防止コーティングが被覆された表面全
体、および典型的には垂直方向の入射と少なくとも約4
0°の入射角度の間の範囲にある、現れる全ての光の入
射角度に対して同質の効果を持つならば、有利である。
の種類によって決定される有効波長範囲のみならず、可
視光の波長範囲、例えば約500nmと約700nmの
間の範囲においても、紫外範囲内で透明であることは実
用的である。同期反射防止は、可視スペクトルのための
マスクおよび基板の配列を、同様に緩和する。633n
mの有効波長を持つHe−Ne−レーザーシステムは、
しばしばこの目的のために使用される。
の範囲の反射防止コーティングは、ドイツ特許公報第1
9831392号に示されている。248nmの有効波
長用に設計された多層システムは9つの独立した層から
成り、その層は、低屈折性材料としてのフッ化マグネシ
ウムと高屈折性材料としての酸化アルミニウムとを互換
性をもって含有している。基板に隣接する第1層は、全
ての実施態様においてフッ化マグネシウムから成り、フ
ッ化マグネシウム層の厚さは、約25nmと約150n
mの間で一貫性なく変化する。これらの層は良好なレー
ザー耐性を持つと考えられる。しかしながら数年使用す
ると、同様の層配列および層厚さ配分を持つフッ化マグ
ネシウム/酸化アルミニウム多層システムにおいて、離
層に関する破損が観測され、その原因はそのようなコー
ティングおよび被覆される光学的デバイスの寿命が限ら
れていることにある。
の大きい入射角度で、約180nmと約370nmの間
の波長範囲の紫外線に対して効果的な反射防止を提供す
る光学的デバイスのための、反射防止コーティングを提
案することであり、それは特にレーザー光線のもとでの
高い耐性により識別される。
1の特徴を持つ光学的デバイスを提案する。本発明の他
の都合のよい実施態様は従属請求項に明記されている。
全ての請求項の記述は詳細な説明の内容を参照して作成
されている。
板に隣接する第1層が、本質的にフッ化マグネシウムを
含まないことと、そしていずれの層も約0.5λ以上の
厚さを持たず、従ってλが紫外線の波長範囲からの有効
波長となることによって識別される。それ故に、第1層
はフッ化マグネシウムを含むこともその材料から成るこ
ともそれぞれ望ましくない。いずれの場合においても、
フッ化マグネシウムの含有量は非常に少ないため、第1
層の性質は本質的にフッ化マグネシウムの性質の影響は
受けない。特に、いずれの層も約0.35λ以上の層厚
さを持たないことが好ましい。低屈折性材料の層厚さは
特に重要であることが証明されており、従って前記材料
はフッ化物、特にフッ化マグネシウムであることが好ま
しい。層厚さは、いずれの層においても約0.3λを超
えるべきではない。
態様は、永久的にレーザー耐性を持つ、初めに述べた光
学的性質を備えた反射防止コーティングを製造するため
に、理論上無限数の光学的に適した多層システムの中か
ら、基板に隣接する層の材料選択の点で、および最大層
厚さの点で、定められた構成組織条件を満たすシステム
を選択することが必要である。その低屈折率および良好
な加工性のために、一般に使用されるフッ化マグネシウ
ムは、特に、従来の提案に反して、基板に隣接する第1
層に使用すべきではない重大な材料として識別すること
ができる。さらに、この材料の層厚さは、可能な限り小
さく保たれるべきである。結果として、フッ化マグネシ
ウムは、そのようなコーティングの「弱いリンクとして
働くもの(operative weak link)」として識別されて
いる。反射防止コーティングの抵抗力に対する負の影響
は、個々の層厚さを適度に薄くし、全体の層厚さを可能
な限り最も小さくすることにより、最小にすることがで
きる。
耐性が判明しており、例えば、層ストレスに対する耐性
は、多層システム全体の層厚さが総計で、有効波長の2
倍より小さく、特に1.5λより小さくなると破損をも
たらす。低屈折性材料層の全体の層厚さは、有効波長よ
り小さく、特に有効波長の半分より小さくすることがで
きる。
層を持つ多層システムを構築することが可能である。一
般に知られているこの種類の多層システムと比較して層
の数が少ないため、コーティングのレーザー耐久性は、
通常、層の多重性内の劣化をもたらす欠陥の確率が低く
なり、配列を要する層の数が少なくなるという具合にの
み改善される。レーザー耐久性を最小限にするそのよう
な欠点は、不純物、欠陥または混入物であり、それらは
局部吸収を増加させ、そして層の不均等な光線露光をも
たらす。層の数を減らすことはまた、工程を単純化さ
せ、被覆された光学的要素の供給コストを減少させるこ
とができる。
性材料層の層厚さの合計との間の比率が、約1.5未
満、特に約1.2未満であると都合がよいことは、さら
に明白になっている。これは、内部層ストレスと同様
に、層システム内の熱ストレスおよび、層システムと基
板との間の熱ストレスの形成を十分明確に妨げるであろ
う。
け加えた特徴が、詳細な説明および同様に図から生じて
おり、それによって、明確な特徴が、個々にまたはサブ
コンビネーションの形のグループで、本発明の実施態様
および他の範囲において実現され、そして好ましく、か
つ独立して保護可能な実施態様を示すことができる。
つ以下においてより詳細に説明される。
は図1に示されており、約248nmの波長の紫外線に
対して透過性のある材料から成る基板2を有する。6つ
の積み重ねられた層5〜10を持つ多層反射防止コーテ
ィング4は、反射を減少させるために、前記の湾曲した
表面3、例えば両凸レンズなどの上に配列される。
そのガラスは「スプラシル(Suprasil)」の名前で得る
ことができ、ここで述べられるものはλ=248の波長
でn=1.5の屈折率を有する。他の実施態様では、基
板は結晶性物質、特にフッ化カルシウムのようなフッ化
物から成ることもできる。表面3に直接適用される第1
層5は、本質的に、約n=1.69の有効波長において
基板と比較してより高い屈折率を持つ酸化アルミニウム
(Al2O3)から成る。基板に隣接する高屈折性層5
は、それぞれ約64.2nmまたは約0.26λの層厚
さを持ち、かつ多層システム4の個々の層では最も厚
い。第2層6は、その上に積み重ねられ、本質的にフッ
化マグネシウム(MgF2)から成り、第1層および基
板2と比較して、約n=1.41の低い屈折率を持つ。
この層は、約10nmの層厚さで、非常に薄い。その上
に積み重ねられた層7,8,9,10は、この順に、酸
化アルミニウム(13.4nm)、フッ化マグネシウム
(37.2nm)、酸化アルミニウム(30.5n
m)、フッ化マグネシウム(52.1nm)である。
けるために使用される。
(|)は境界線を表し、64.2/Aの表示は64.2
nmの層厚さを持った酸化アルミニウム層(A)を表
す。「M」の文字はフッ化マグネシウムを表す。
約65nm(またはそれぞれ0.26λ)以上の層厚さ
を持たないこと、個々の層で最も厚いフッ化マグネシウ
ム層(外側の層10)がわずか約52.1nm(約0.
21λ)の厚さであること、そして金属酸化物、すなわ
ち酸化アルミニウムが、基板に隣接する層を形成するこ
とである。多層構造4の全体の厚さは約207nmでの
有効波長を下回り、総計わずか約0.83λである。こ
の全体で非常に薄いコーティング4は、高屈折性材料部
分と低屈折性材料部分とがほとんど等しい厚さで構成さ
れており、それによって、低屈折性材料層の層厚さの合
計と高屈折性材料層の層厚さ5,7,9の合計との間の
比率が約0.92で1の値に近く、等しい分布であるこ
とを表している。
例は、物理的蒸着法(PVD)による比較的知られた方
法で、基板2上に真空状態で配列される。他の適切な技
術はいずれもまた、成層のために使用することができ
る。
グの本質的な光学的性質は、図2のグラフによって説明
される。このグラフは、図1に示される層システムの、
ほぼ垂直方向の光の入射における、入射電磁気光線の波
長λに関係する、反射率R(パーセント表記)の程度を
示しており、それによって示される波長範囲は、より大
きな波長を持つ可視光の範囲と同様に、約400nm未
満のディープ紫外線(DUV)の範囲の両方から成る。
鎖状の点線は非被覆基板の反射率の程度の計算値を表
し、実線は図1の多層コーティングの反射率の程度の計
算値を表し、点線は上記多層コーティングの反射率の程
度に対応する測定値を表す。
の有効波長範囲で効果的な反射防止を達成し、それを通
して、約235nmと約292nmの範囲での反射率の
程度が、広域範囲で減少し、有効波長において約0.3
%未満の値となる。これは約1.24の帯域幅に相当
し、それによって帯域幅は、反射率の程度が約0.3%
未満の範囲での、長波と短波の範囲の限界の間の、波長
比を決定する。その上、効果的な反射防止あるいは透過
率の増加は、それぞれ約600nmと約800nmの間
の波長範囲、という結果になり、その時の反射率の程度
は、非被覆基板と比較して、それぞれ約半分あるいは2
%未満に、減少させられている。この2つの範囲の効果
は、露光中のレチクルとウエーハの間の配列を促進し、
その理由は、光学的要素を通過して光を発する可視光
(約633nm)を使用する、活性な配列デバイスがこ
こで、透過率の損失および/またはフレアまたはゴース
トのそれぞれのために不正確さを生じることなく、使用
可能であるためである。
るコーティングはまた、表示された両方の波長範囲にお
いて、反射の更なる減少にも効果があることが、説明さ
れている。例えば、10の個々の層を持つ多層システム
は、互換性を持って酸化アルミニウムおよび酸化マグネ
シウムを含むことが、説明されている。層システムは、
下記のような前述の表記法によって特徴付けられる。
隣接する層は、再び酸化アルミニウムから成る。最も厚
い個々の酸化マグネシウム層は、約70.0nmの層厚
さを持ち、そして層の積み重ねのほぼ真ん中に位置す
る。低屈折性材料層および高屈折性材料層の厚さの合計
の比率は、約0.9である。
は、層数においてさらに4層が加えられることであり、
それはより大きな全体の厚さをもたらす。図3から、約
235nmと約290nmの間の、有効波長範囲におけ
る反射率の程度は、0.2%未満の残留反射にまで減少
可能であることが明らかである。さらに、6重層(図
1)と比較して、結果は反射防止のより大きな帯域幅と
なり、例において、全体で約1.25になる(帯域幅は
ここでは、0.3%未満の反射率の程度を持つ、有効反
射防止範囲の、短波限界に対する長波限界の比率として
決定される)。この帯域幅は、他の理由の中で都合がよ
く、それは比較的に効果的な光学的出力を、大きな入射
角度まで支えるためである。その上、効果的で均質な光
学的出力は、基板上の個々の層厚さのある程度の不均質
性に至るまで、基板上に与えられ、それは、例えば、層
厚さの低下のために、レンズ表面の端まで移動する。可
視スペクトル範囲においてでさえ、反射防止は6重層
(図1および図2)と比較して、より効果的であり、そ
れによって、600nmと670nmの間の範囲におい
て反射率の残留程度は1%未満の値にまで減少する。
発明による多層コーティングの更なる例を示しており、
それは、可視光を必要としない範囲内で透過率が増加す
る場合に、特に有効である。この例は、下記のような前
述の表記法によって、特徴付けられる。
持っており、それは有効波長よりも小さい。最も厚い個
々のフッ化マグネシウム層は、積み重ねられた層の中間
のどこかにあり、50.8nmの層厚さを持ち、約0.
2λに相当する。基板に隣接する層は再度、酸化アルミ
ニウムから成る。低屈折性材料層の厚さの合計と高屈折
性材料層の厚さの合計との間の比率は、約1.1であ
り、従ってその比率は、図1および図2の層とは逆にな
る。
を示している:鎖状の点線は非被覆基板に対する値を示
し、一方直線は反射率の程度あるいは透過率の程度の計
算値を表し、点線はその測定値をそれぞれ表す。透過率
の値は(図5)、両側を被覆された基板に当てはまり、
そこでは光の出口表面と同様に、光の入口表面も被覆さ
れている。図4は、約235nmと約290nmの範囲
における反射率の程度を示し、残留反射が約0.2%未
満の値にまで、広い範囲で減少されることを示してい
る。そのような反射率の縮小は、本質的に吸収や拡散を
伴わずに生じるため、この波長範囲における透過度は、
連続的に約99%以上の値に到達する。従って、強力な
光の光学的システムは、本発明のコーティングが被覆さ
れた、レンズまたは他の透明な光学的要素(例えばプリ
ズム、プレートなど)を用いて組み立てることができ
る。
は、垂直のまたはほぼ垂直の光が光学的要素を通過する
ことによって達成されるだけでなく、0°と少なくとも
約40°の間の大きな入射角度についても同質である、
ということが明白である。入射角度Θは通常ここで、光
入口表面での垂直の角度と入射光の方向との間の角度と
して、決定される。結果として、(湾曲した)レンズ表
面全体、および実用的な適用において普及している大き
な光学的入射角度範囲に対して、同質の効果を持つ、反
射防止コーティングが製造される。指摘されるべきこと
は、0°<Θ<40°の範囲における反射率の程度は約
0.3%未満であること、そしてΘ=50°までの範囲
においてもまた、依然として、1%の残留反射を著しく
下回ることである。
別の実施態様の、本質的な光学的性質が表されており、
それは、下記のような前述の表記法を用いて特徴付けら
れる。
0.7nmの層厚さを持つ、基板に隣接する酸化アルミ
ニウム層であり、その後に、58.4nmの厚さを持
つ、個々の層では最も厚いフッ化マグネシウム層が続
く。低屈折性材料と高屈折性材料の厚さの合計の比率
は、ここでは約0.93であり、多層コーティング全体
の厚さは335nmで、これは約1.35λに相当す
る。この層システムは、図4〜図6のシステムに非常に
類似した光学的性質を持っている。有効な反射防止の波
長範囲は、ここでは約235nmから約290nmの間
にあり、これは、約1.23の帯域幅に相当する。残留
反射率は、この範囲では、主として0.2%未満であ
る。この効果的な反射防止は、図4〜図6の実施態様と
比較して更なる角度範囲にまで広がり、それによって、
0°<Θ<40°の間の残留反射率の程度は、約0.3
%未満であり、そしてΘ=50°であっても、依然とし
て約0.5%未満である。
明されたが、それらの例は、λ=248nmの有効波長
範囲における、特に約235nmと295nmの間の範
囲における、そして必要であれば同様に可視光の範囲に
おける、反射率の縮小によって、最先端の難問を実現す
る多層反射防止コーティングが、請求項に定められた本
発明のコンテキストの範囲内で作成できることを説明す
る。反射防止は、少なくとも40°あるいはさらに50
°までの高い入射角度範囲で達成されるため、本発明に
よって被覆された光学的要素、例えばレンズは、この範
囲の高い光学的入射角度が生じる、高い開口の光学的シ
ステムにおいて、特別に使用可能である。レンズ表面全
体に対して同質の効果を持つ、比較的強く湾曲したレン
ズ表面に、反射防止コーティングを供給することが可能
である。破損とそれに続く離層は、高エネルギーの光線
によって生じる、コーティングの他の長期間の劣化と同
様、層全体の緊密化によって、そして基板に隣接する第
1層としてフッ化マグネシウムを使用しないことによっ
てと同様、個々の層、特にフッ化マグネシウムの層厚さ
を大きくしないことによって、効果的に回避される。
スタム化のために)わずかに調節することによって、前
述の層設計(コーティング設計)はまた、フッ化カルシ
ウムまたはフッ化バリウムのような、本質的に同じ光学
的層性質を持つ、他の基板材料に対しても効果的にな
る。
の層を用いて説明されていた、層設計が、他の有効波長
に対しても有用であり、特定の光学的波長の性質という
点で本質的な変化がない、ということを説明するために
使用されている。初めに説明された6重層は、図2の2
48nmの有効波長用に示された光学的性質の例として
選ばれている。その波長についての反射率の程度におけ
るこの曲線は、図9における点線の曲線に相当する。個
々の層厚さを、有効波長との比で示すことにより、
(1)の層設計に対して近似した、下記の層設計が作成
される。
波長を基準とした表記法から、対応する有効波長へ当て
はめることにより、達成される。例えば、193nmま
たは365nm用の同等の層システムの、幾何学的な層
厚さは、(1)の層設計を基本に、(1)において19
3/248のファクターまたは365/248のファク
ターによってそれぞれ与えられた幾何学的な層厚さを増
加することにより、達成される。全ての場合において、
基板材料は商標スプラシルの合成石英である。
曲線(図9では点線)に加えて、193nm(直線)お
よび365nm(点線)の有効波長用に、比例して設計
された同等の多層システムの光学的性質が、図9に示さ
れている。193nmに比例するより薄い層によって、
最小の反射率が、200nmの範囲の短波範囲を相殺
し、それにより、193nmの有効波長の反射率の残留
度は約0.2%未満であることは明白である。絶対的な
最小の幅(長波の限界と短波の限界の間の距離)は、波
長の縮小に比例して減少するが、帯域幅(0.3%未満
の残留反射率の程度を持つ範囲の、長波と短波の限界の
間の比率)は、事実上変化しないままである。可視光の
範囲内の最小値は、より短い波長を相殺し、最終的に約
520nm〜530nmになり、それによって、約47
0nmと約600nmの間での全体の反射の程度は、約
2%未満である。
射への、わずかな反射率の減少は、633nmにおいて
可能である。
に比例して(5)による幾何学的な層厚さを増加させる
ことによる、広域範囲での紫外線の反射率の急激な減少
は、より長い波長を相殺し、それにより、0.3%未満
の反射率の残留程度が、同様に、365nmの有効波長
において達成される。より薄い層の幅よりも大きい絶対
的な幅を持つ、この有益な値は、広域範囲に存在し、し
かしながら、それにより、ここで広域として定められた
長波と短波の限界(境界)の間の比率は、本質的に不変
のままである。可視範囲における最小の反射は、長い波
長を著しく相殺し、今度は約950nmとなる。
mの間の波長範囲の紫外線に対して低い反射率の程度を
持つ、本発明によるコーティングで被覆された光学的デ
バイスが、実際に生産可能であることを示す。結果的
に、最近頻繁に使用される大きな波長範囲のレーザー波
長は、マイクロリソグラフィ分野においても使用可能で
ある。光学的な点での、コーティングの特別な特徴は、
第一に、それぞれの有効波長の範囲内の広域範囲におけ
る、広範囲で並外れた反射率の減少である。続いて、層
は、層厚さに対する工程に関するわずかな変化に対し
て、比較的寛容であり、より湾曲した表面も同様に、十
分な効率性をもって使用できることである。さらに、可
視光の範囲における反射の積極的な減少もまた、必要な
場所で生じることである。大きすぎるフッ化マグネシウ
ムを含む、より大きな層厚さを回避することによって、
特に耐性のあるコーティングが可能になる。
態様の概略断面図であり、248nmの波長および可視
スペクトル範囲内での、反射率を減少させるために、合
成石英から成る基板上に配列された6つの層を備えてい
る。
て、図1に示された多層システムの反射率の程度の計算
値および測定値を示すグラフである。
る、垂直方向の光の入射に対し、波長の関数として、反
射率の程度の計算値および測定値を示すグラフである。
垂直方向の光の入射に対し、波長の関数として、反射率
の程度の計算値および測定値を示すグラフである。
垂直方向の光の入射に対し、波長の関数として、透過率
の程度の計算値および測定値を示すグラフである。
角度Θの関数として、248nmの有効波長における反
射率の程度の計算値および測定値を示すグラフである。
直方向の光の入射に対する波長の関数として、反射率の
程度の計算値および測定値を示すグラフである。
する入射角度Θの関数として、反射率の程度の計算値お
よび測定値を示すグラフである。
よび365nm)の波長の関数として、3つの同等な多
層システムの反射率の程度の計算値を示すグラフであ
る。
Claims (15)
- 【請求項1】 大きい入射角度、特に少なくとも40°
までの範囲における、約180nmと約370nmの間
の波長範囲の紫外線に対して低反射率である光学的デバ
イスであって、基板(2)を持ち、そこで、多重に積み
重ねられた層(5〜10)の多層システム(4)が、前
記基板の少なくとも1つの表面(3)に対し、反射の減
少を実現するために配置され、そこで、1つの層は高屈
折性のあるいは低屈折性の誘電性材料から成るものにお
いて、基板(2)に接する第1層(5)が本質的にフッ
化マグネシウムを含まず、かつ層(5〜10)はいずれ
もおよそ0.5λ以上の層厚さを持たず、その場合λは
紫外線波長範囲からの有効波長であることを特徴とす
る、光学的デバイス。 - 【請求項2】 層(5〜10)はいずれもおよそ0.3
5λ以上の層厚さを持たないことを特徴とする、請求項
1に記載の光学的デバイス。 - 【請求項3】 低屈折性材料層(6,8,10)はいず
れもおよそ0.3λ以上の層厚さを持たないことを特徴
とする、請求項1または2に記載の光学的デバイス。 - 【請求項4】 第1層(5)は本質的に酸化物、特に主
として金属酸化物、好ましくは酸化アルミニウムから成
ることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の光
学的デバイス。 - 【請求項5】 低屈折性材料は本質的にフッ化物、好ま
しくはフッ化マグネシウムから成ることを特徴とする、
先行する請求項の1つに記載の光学的デバイス。 - 【請求項6】 高屈折性材料は本質的に酸化物、特に金
属酸化物、好ましくは酸化アルミニウムから成ることを
特徴とする、先行する請求項の1つに記載の光学的デバ
イス。 - 【請求項7】 多層システム(4)全体の厚さは総計で
2λ未満、特に1.5λ未満になることを特徴とする、
先行する請求項の1つに記載の光学的デバイス。 - 【請求項8】 低屈折性材料層(6,8,10)の全体
の厚さは総計でλ未満、特に0.5λ未満になることを
特徴とする、先行する請求項の1つに記載の光学的デバ
イス。 - 【請求項9】 多層システム(4)は6つの層(5〜1
0)以上の層を持たないことを特徴とする、先行する請
求項の1つに記載の光学的デバイス。 - 【請求項10】 低屈折性材料層(6,8,10)の層
厚さの合計と、高屈折性材料層の層厚さの合計との間の
比率は、約1.5未満、特に約1.2未満であることを
特徴とする、先行する請求項の1つに記載の光学的デバ
イス。 - 【請求項11】 可視光の波長範囲、特に約600nm
と約700nmの間で低反射率を実現し、その中で約6
00nmと約700nmの間の反射率が約2%未満、特
に約1%未満であることを特徴とする、先行する請求項
の1つに記載の光学的デバイス。 - 【請求項12】 0°と40°の間の、特に0°と50
°の間の入射角度範囲における、反射率は約1%未満、
好ましくは0.5%未満であることを特徴とする、先行
する請求項の1つに記載の光学的デバイス。 - 【請求項13】 基板(2)は溶融石英ガラスまたは結
晶性物質、特に結晶性フッ化物、好ましくはフッ化カル
シウムから成ることを特徴とする、先行する請求項の1
つに記載の光学的デバイス。 - 【請求項14】 およそλ=248nmの有効波長用に
設計されたことを特徴とする、先行する請求項の1つに
記載の光学的デバイス。 - 【請求項15】 有効波長範囲内の反射率は、1.1以
上、特に与えられた反射率未満で1.2以上の帯域幅に
わたり、ここでの帯域幅とは、反射率が0.3%未満の
波長範囲の、長波の限界の波長と短波の限界の波長との
間の比率であることを特徴とする、先行する請求項の1
つに記載の光学的デバイス。
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