JP2002285941A - 四輪不整地走行車の始動装置及びそれを備えた騎乗型四輪不整地走行車 - Google Patents

四輪不整地走行車の始動装置及びそれを備えた騎乗型四輪不整地走行車

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JP2002285941A
JP2002285941A JP2001088040A JP2001088040A JP2002285941A JP 2002285941 A JP2002285941 A JP 2002285941A JP 2001088040 A JP2001088040 A JP 2001088040A JP 2001088040 A JP2001088040 A JP 2001088040A JP 2002285941 A JP2002285941 A JP 2002285941A
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starting
relay
brake
neutral
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Yuichi Kawamoto
裕一 河本
Kazuhiro Maeda
和広 前田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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    • F02N11/10Safety devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキランプ,ニュートラルランプが所謂
「玉切れ」の場合であっても、対応するスイッチが有効
に作動し、特に、ブレーキランプを点灯するため、及び
始動回路を閉じるために、ブレーキスイッチ及び常開接
点の2つの接点を必要としない信頼性の高い四輪不整地
走行車及びそれを備えた騎乗型四輪不整地走行車を提供
する。 【解決手段】 特に、操舵ハンドルとは別の車体位置に
変速レバーが設けられ、前記始動スイッチが前記操舵ハ
ンドルのグリップ近傍に設けられた騎乗型四輪不整地走
行車に好適な始動装置であって、該始動装置は、エンジ
ンを駆動する始動モータMを電源PSに接続する駆動回路
に始動リレーR3を設け、該始動リレーR3を始動スイッチ
SWsを介して前記電源PSに接続する始動回路に2つのリ
レーR1,R2を並列に接続する一方、前記始動回路及び接
地の間に、ブレーキスイッチSWb,ニュートラルスイッ
チSWnを並列に接続する構成とし、各スイッチSWb,SWn
が閉じられたときに、対応するリレーR1,R2を動作して
前記始動回路を閉じるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、変速ギヤが中立
状態にあっても、また、ブレーキが操作されている状態
にあっても、始動モータを作動してエンジンを始動させ
ることができる四輪不整地走行車の始動装置及びそれを
備えた騎乗型四輪不整地走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪不整地走行車(以後、単に不整地走
行車と称す)は、砂地,荒地,及び湿地等の不整地を安
定して走行でき、また、荷物及び各種装備の搭載量が大
きいことから、レジャーを始め、スポーツ競技,農作業
等の様々な用途で利用されている。
【0003】この中でも騎乗型の四輪不整地走行車は、
「オールテラインビークル(ATV:All Terrain Vehicl
e)」等と呼ばれ、操舵用として二輪車のようなバー式
の操舵ハンドルを装備しているものが多く、ライダー
は、この操舵ハンドルを両手で把持し、該操舵ハンドル
に設けられたスロットルレバーを操作してエンジンの回
転数を調整する。また、最近では、ユーザの多様化に伴
い、ベルトコンバータ付オートマチック仕様のものが市
場に出回っている。オートマチック仕様の場合、例え
ば、操舵ハンドル近傍の車体本体に変速レバーが設けら
れ、この変速レバーの操作により「L(低速)」,「H
(高速)」,「N(ニュートラル)」,及び「R(後進)」
の何れかに切り替えることができるようになっている。
【0004】上述した如き構成の不整地走行車にあって
は、例えば、走行中又は停車時等にエンジンが停止、所
謂「エンスト(engine stalling)」した場合、ライダ
ーは、始動スイッチをON操作して再始動するが、従来、
不整地走行車は、この始動操作に先立って変速レバーを
ニュートラル位置に戻さないと、始動スイッチがON操作
されても始動モータに通電されないように構成されてい
た。
【0005】ところが、このような構成であった場合、
再始動の都度、変速レバーをニュートラル位置に戻さな
くてはならず、操作が煩雑となっていた。この点を改善
するものとして、変速レバーをニュートラル位置に戻さ
なくても、代わりに、ブレーキを操作することによっ
て、始動スイッチがON操作された場合に始動モータに通
電する構成の始動装置が特開昭61-167166号公報に開示
されている。
【0006】当該始動装置は、具体的には、図4に示す
如く、電源PSに、エンジンを駆動する始動モータMが始
動リレー3の常開接点3aを介して接続され、これらで駆
動回路が構成されている。始動リレー3のコイル部3b
は、始動確認リレー5の常開接点5a、及び始動スイッチ6
を介して電源PSに接続され、これらで始動回路が構成さ
れている。また、始動確認リレー5のコイル部5bには、
ダイオード8を介してニュートラルスイッチ9が接続さ
れ、さらに、このニュートラルスイッチ9と並列にブレ
ーキスイッチ10が接続されている。
【0007】ニュートラルスイッチ9は、変速ギヤがニ
ュートラル位置にされると、これに応じて閉じられ、ニ
ュートラルランプ11が点灯されると共に、この条件下で
始動スイッチ6を閉じると、始動確認リレー5のコイル部
5bに励磁電流が流れ、常開接点5aを閉じるようになって
いる。
【0008】また、ブレーキスイッチ10は、ブレーキ操
作に応じて閉じられ、このブレーキスイッチ10と連動し
て常開接点12を閉じて、ブレーキランプ13を点灯する。
この条件下で同様に始動スイッチ6を閉じると、始動確
認リレー5のコイル部5bに励磁電流が流れて常開接点5a
を閉じる。このとき、ニュートラルスイッチ9側からブ
レーキスイッチ10側に流れる電流は、ダイオード8によ
って遮断されているため、ブレーキスイッチ10を閉じた
ときに、ニュートラルランプ11が点灯することはない。
【0009】このように、本開示の構成によれば、ニュ
ートラルスイッチ9と始動回路との間にブレーキスイッ
チ10をニュートラルスイッチ9と並列に接続しているか
ら、ニュートラルスイッチ9又はブレーキスイッチ10の
何れかが閉じていると始動確認リレー5が閉じ、このと
き始動スイッチ6を閉じると始動リレー3が閉じて、始動
モータMが電源PSに接続され、エンジンを始動すること
ができるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上に説明
した如き構成の従来の始動装置においては、ブレーキラ
ンプ13が所謂「玉切れ(電球内のニクロム線が断線して
回路を開いた状態)」となった場合であっても、ブレー
キスイッチ10を有効に作動させるために、ブレーキラン
プ13は、ブレーキスイッチ10と直列に接続されていな
い。代わりに、ブレーキランプ13は、ブレーキスイッチ
10と並列に接続されていると共に、ブレーキスイッチ10
と連動する常開接点12がブレーキランプ13と直列に設け
られている。このため、ブレーキランプ13を点灯するた
め、及び上記始動回路を閉じるために、ブレーキスイッ
チ10及び常開接点12の2つの接点が必要である。
【0011】本願発明は斯かる事情に鑑みてなされたも
のであり、ブレーキランプ,ニュートラルランプが所謂
「玉切れ」の場合であっても、対応するスイッチが有効
に作動し、特に、ブレーキランプを点灯するため、及び
始動回路を閉じるために、2つの接点を必要としない信
頼性の高い四輪不整地走行車の始動装置及びそれを備え
た騎乗型四輪不整地走行車を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明に係る四輪不整地走行車の始動装置は、エ
ンジンを駆動する始動モータを電源に接続する駆動回路
に始動リレーを設け、該始動リレーを始動スイッチを介
して前記電源に接続する始動回路に第1リレーを設け、
該始動回路及び接地の間にニュートラルスイッチを設
け、前記始動回路及び接地の間にブレーキスイッチをニ
ュートラルスイッチと並列に設け、変速レバーが操作さ
れて変速ギヤが中立状態になるときに前記ニュートラル
スイッチを応動して閉じ、前記電源に接続したニュート
ラルランプを点灯し、この状態で前記始動スイッチが操
作されて閉じられたときに前記第1リレーを閉じ、これ
に応じて前記始動リレーを閉じること、及び車両のブレ
ーキが操作されたときに前記ブレーキスイッチを応動し
て閉じ、前記電源に接続したブレーキランプを点灯し、
前記第1リレーを閉じ、この状態で前記始動スイッチが
操作されて閉じられたときに前記始動リレーを閉じるこ
との少なくとも何れかによって前記始動モータに通電す
べくなしてある四輪不整地走行車の始動装置において、
前記第1リレーと並列に、且つ前記ニュートラルスイッ
チとは直列に第2リレーを設けたことを特徴とする。
【0013】従って、本願発明によれば、前記始動回路
に2つのリレーを並列に接続する一方、前記始動回路及
び接地の間に、ブレーキスイッチ,ニュートラルスイッ
チを並列に接続し、各スイッチを閉じることにより、対
応するリレーを動作して前記始動回路を閉じることが可
能であるので、ブレーキランプを点灯するため、及び始
動回路を閉じるために、ブレーキスイッチ及び常開接点
の2つの接点を必要とせず、信頼性が高い四輪不整地走
行車の始動装置を実現することができる。
【0014】また、上記始動装置において、前記第1リ
レーと並列に、且つ前記ブレーキスイッチと直列にブレ
ーキランプを設けることにより、ブレーキランプが所謂
「玉切れ」の場合であっても、対応するブレーキスイッ
チを有効に作動させることが可能である。
【0015】また、上記始動装置において、前記第2リ
レーと並列に、且つ前記ニュートラルスイッチと直列に
ニュートラルランプを設けることにより、ニュートラル
ランプが所謂「玉切れ」の場合であっても、対応するニ
ュートラルスイッチを有効に作動させることが可能であ
る。
【0016】さらに、上記始動装置を、操舵ハンドルと
は別の車体位置に変速レバーが設けられ、前記始動スイ
ッチが前記操舵ハンドルのグリップ近傍に設けられた騎
乗型四輪不整地走行車に装備することにより、例えば、
エンストした場合でも、ライダーが操舵ハンドルを把持
したままエンジンを容易に再始動操作することが可能と
なって、主として不整地で走行する騎乗型四輪不整地走
行車に好適となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明に係る四輪不整地
走行車の実施形態として、騎乗型四輪不整地走行車の一
例を図面を参照しながら具体的に説明する。
【0018】図1は、本実施形態に係る不整地走行車の
全体構成を示す側面図、図2は、図1に示した不整地走
行車の全体平面図である。図1,図2に示すように、本
実施形態に係る不整地走行車Aにおいては、パイプ材か
らなる車体フレームFの中央部にエンジンEが搭載され、
前記車体フレームFの前部には、適宜のキャスター角を
もって略上下方向へ延びるステアリングコラム(図示せ
ず)が軸支されている。このステアリングコラムの上端
には、バー式の操舵ハンドルHが固定されている一方、
該ステアリングコラムの下部には、一対のタイロッド
(図示せず)を介して、車体フレームFの前側下部の左
右両側に懸架された操向用の前輪FWにそれぞれ連結され
ている。
【0019】従って、車体フレームFの後側上部に取り
付けられた騎乗用のシートS上にライダーが跨って操舵
ハンドルHを握り、該操舵ハンドルHを前記ステアリング
コラム回りに回動させることによって前輪FWを左右に操
向することができるようになっている。
【0020】また、車体フレームFの後部の左右両側に
は、共通の車軸を有する後輪RWがそれぞれ懸架されてお
り、これらの後輪RWは、前記エンジンEによって、変速
ギヤT(図2参照)等を介して駆動されるようになって
いる。なお、本実施形態の不整地走行車は、ベルトコン
バータ方式の無段変速機、所謂「CVT:Continuously Va
riable Transmission」を備えている。
【0021】また、操舵ハンドルH近傍の車体部分には
変速レバーLが配置されており、ライダーは、この変速
レバーLを操作して変速ギヤTを「L(低速)」,「H(高
速)」,「N(ニュートラル)」,及び「R(後進)」の何
れかに切り替えることができるようになっている。な
お、変速レバーLが「N(ニュートラル)」位置にあると
きには、図2に示す如きインジケータパネルPに装備さ
れたニュートラルランプLn(図3参照)が点灯されるよ
うになっている。
【0022】また、操舵ハンドルHの右端には、前輪FW
のブレーキ(図示せず)を操作するためのブレーキレバ
ーFBが設けられ、左端には、後輪RWのブレーキ(図示せ
ず)を操作するためのブレーキレバーRB1が設けられて
いる。後輪RWのブレーキは、車体右側に配されたフット
ブレーキRB2によっても同様に操作することができるよ
うになっている。なお、各ブレーキレバーFB,RB1,RB2
が所定量以上操作されたときには、車体後部に装備され
たブレーキランプLb(図3参照)が点灯されるようにな
っている。
【0023】図3は、本実施形態に係る不整地走行車の
始動装置の構成を示す回路図である。図3に示す如く、
電源PSに、エンジンEを駆動する始動モータMが始動リレ
ーR3の常開接点R3aを介して接続されており、これらで
駆動回路が構成されている。始動リレーR3のコイル部R3
bは、第1リレーR1の常開接点R1a、始動スイッチSWs、
及びメインスイッチSWmを介して電源PSに接続され、さ
らに、この第1リレーR1の常開接点R1aと並列に第2リ
レーR2の常開接点R2aが接続されており、これらで始動
回路が構成されている。
【0024】また、第1リレーR1のコイル部R1bは、ブ
レーキスイッチSWb及び上記メインスイッチSWmを介して
電源PSに接続され、さらに、この第1リレーR1のコイル
部R1bと並列にブレーキランプLbが接続されており、こ
れらでブレーキ回路が構成されている。
【0025】また、第2リレーR2のコイル部R2bは、ニ
ュートラルスイッチSWn及び上記メインスイッチSWmを介
して電源PSに接続され、さらに、この第2リレーR2のコ
イル部R2bと並列にニュートラルランプLnが接続されて
おり、これらでニュートラル回路が構成されている。
【0026】上記メインスイッチSWmは、車体の適宜位
置に設けられたキー式のスイッチであり、ライダーが、
キーを差し込み、所定方向へ回転させることによりONと
なり、戻すことによりOFFとなるものである。また、上
記始動スイッチSWsは、本実施形態においては、図2に
示す如く、操舵ハンドルHの左側グリップGの基端部に設
置されたスイッチボックスSBに付設されたものであり、
ライダーが、該始動スイッチSWsを押すことによってON
となり、手を離すと元の位置に復帰して自動的にOFFと
なるようになっている。
【0027】また、上記ブレーキスイッチSWbは、本実
施形態においては、前述した如きブレーキFB,RB1,RB2
の何れかをライダーが所定量以上操作することによりON
となるものであって、内蔵されたバネの付勢力によりラ
イダーが手又は足を離すと元の位置に復帰して自動的に
OFFとなるようになっている。上記ニュートラルスイッ
チSWnは、変速ギヤTの操作系の何れかの位置に設けられ
ており、変速レバーLがニュートラル位置にあるときにO
Nとされるようになっている。
【0028】ブレーキランプLbは、前述の如く、何れか
のブレーキFB,RB1,RB2が所定量以上操作されたときに
点灯され、ニュートラルランプLnは、前述の如く、変速
レバーLがニュートラル位置にあるときに点灯されるよ
うになっている。
【0029】本実施形態における回路構成にあっては、
変速レバーLがニュートラル位置にある場合、ニュート
ラルスイッチSWnは閉じられており、この状態において
メインスイッチがSWmが閉じられると、ニュートラルラ
ンプLnが点灯されると共に、第2リレーR2のコイル部R2
aに励磁電流が流れ、その常開接点R2aを閉じる。この状
態から、さらに始動スイッチSWsが閉じられた場合に
は、駆動回路に電流が流れ、始動リレーR3のコイル部R3
bに励磁電流が流れ、その常開接点R3aを閉じる。これに
よって、始動回路に電流が流れ、始動モータMが作動す
る。
【0030】なお、上記ニュートラルスイッチSWnが閉
じている状態から、さらに、ブレーキスイッチSWbが閉
じられると、ブレーキランプLbが点灯されると共に、第
1リレーR1のコイル部R1aに励磁電流が流れ、その常開
接点R1aを閉じる。この状態から、さらに始動スイッチS
Wsが閉じられた場合には、第1リレーR1及び第2リレー
R2の両方を介して駆動回路に電流が流れ、始動リレーR3
のコイル部R3bに励磁電流が流れ、その常開接点R3aを閉
じる。これによって、始動回路に電流が流れ、始動モー
タMが作動する。
【0031】また、変速レバーLがニュートラル位置以
外の他の位置にあって、上記ニュートラルスイッチSWn
が閉じていない状態であっても、ブレーキスイッチSWb
が閉じられると、ブレーキランプLbが点灯されると共
に、第1リレーR1のコイル部R1aに励磁電流が流れ、そ
の常開接点R1aを閉じる。この状態から、さらに始動ス
イッチSWsが閉じられた場合には、駆動回路に電流が流
れ、始動リレーR3のコイル部R3bに励磁電流が流れ、そ
の常開接点R3aを閉じる。これによって、始動回路に電
流が流れ、始動モータMが作動する。
【0032】このように、本実施形態の回路構成にあっ
ては、ブレーキ回路がニュートラル回路に依存しないの
で、ニュートラルスイッチSWnの開閉に拘わらず、ブレ
ーキスイッチSWbを閉じているときにだけ、始動モータM
を作動させることができるようになっている。
【0033】また、本実施形態の回路構成にあっては、
例えば、ニュートラルランプLnが、所謂「玉切れ」の状
態である場合であっても、当該ニュートラルランプLnが
第2リレーR2のコイル部R2bとは並列に接続されている
ため、ニュートラル回路を断線することなく常に作動さ
せることができるのである。
【0034】同様に、例えば、ブレーキランプLbが、所
謂「玉切れ」の状態である場合であっても、当該ブレー
キランプLbが第1リレーR1のコイル部R1bとは並列に接
続されているため、ブレーキ回路を断線することなく常
に作動させることができるのである。
【0035】
【発明の効果】本願発明に係る四輪不整地走行車の始動
装置によれば、例えば、走行中又は停車時等にエンジン
が停止、所謂「エンスト」した場合であっても、変速レ
バーをニュートラル位置に戻すことなくエンジンを再始
動することが可能である。また、本始動装置によれば、
ブレーキランプ,ニュートラルランプが所謂「玉切れ」
の場合であっても、対応するスイッチが有効に作動し、
特に、ブレーキランプを点灯するため、及び始動回路を
閉じるために、ブレーキスイッチ及び常開接点の2つの
接点を必要としないので、信頼性が高い。さらに、この
ような始動装置を備えた騎乗型四輪不整地走行車によれ
ば、ライダーは、操舵ハンドルを把持したままエンジン
を用意に再始動操作することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係る騎乗型四輪不整地走行車の全
体構成を示す側面図である。
【図2】 図1に示した不整地走行車の全体平面図であ
る。
【図3】 本願発明に係る不整地走行車の始動装置の構
成を示す回路図。
【図4】 従来の始動装置の構成を示す回路図。
【符号の説明】
A ……騎乗型不整地走行車 G ……グリップ H ……操舵ハンドル L ……変速レバー Lb ……ブレーキランプ Ln ……ニュートラルランプ M ……始動モータ PS ……電源 R1 ……第1リレー R2 ……第2リレー R3 ……始動リレー SWb……ブレーキスイッチ SWn……ニュートラルスイッチ SWs……始動スイッチ T ……変速ギヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを駆動する始動モータを電源に
    接続する駆動回路に始動リレーを設け、該始動リレーを
    始動スイッチを介して前記電源に接続する始動回路に第
    1リレーを設け、該始動回路及び接地の間にニュートラ
    ルスイッチを設け、前記始動回路及び接地の間にブレー
    キスイッチをニュートラルスイッチと並列に設け、 変速レバーが操作されて変速ギヤが中立状態になるとき
    に前記ニュートラルスイッチを応動して閉じ、前記電源
    に接続したニュートラルランプを点灯し、この状態で前
    記始動スイッチが操作されて閉じられたときに前記第1
    リレーを閉じ、これに応じて前記始動リレーを閉じるこ
    と、及び 車両のブレーキが操作されたときに前記ブレーキスイッ
    チを応動して閉じ、前記電源に接続したブレーキランプ
    を点灯し、前記第1リレーを閉じ、この状態で前記始動
    スイッチが操作されて閉じられたときに前記始動リレー
    を閉じることの少なくとも何れかによって前記始動モー
    タに通電すべくなしてある四輪不整地走行車の始動装置
    において、 前記第1リレーと並列に、且つ前記ニュートラルスイッ
    チとは直列に第2リレーを設けたことを特徴とする四輪
    不整地走行車の始動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1リレーと並列に、且つ前記ブレ
    ーキスイッチと直列に前記ブレーキランプを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の四輪不整地走行車の始動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2リレーと並列に、且つ前記ニュ
    ートラルスイッチと直列に前記ニュートラルランプを設
    けたことを特徴とする請求項1又は2記載の四輪不整地
    走行車の始動装置。
  4. 【請求項4】 操舵ハンドルとは別の車体位置に設けら
    れた変速レバーと、上記請求項1乃至3の何れかに記載
    の始動装置とを備え、前記始動スイッチを前記操舵ハン
    ドルのグリップ近傍に設けてあることを特徴とする騎乗
    型四輪不整地走行車。
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