JPH08258618A - 自動二輪車用ヘッドライト点灯制御装置 - Google Patents
自動二輪車用ヘッドライト点灯制御装置Info
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- JPH08258618A JPH08258618A JP6830295A JP6830295A JPH08258618A JP H08258618 A JPH08258618 A JP H08258618A JP 6830295 A JP6830295 A JP 6830295A JP 6830295 A JP6830295 A JP 6830295A JP H08258618 A JPH08258618 A JP H08258618A
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- switch
- headlight
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- 239000000539 dimer Substances 0.000 abstract 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 26
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エンジン始動時のバッテリの電圧低下を抑えて
エンジンの始動性の向上を図った自動二輪車用ヘッドラ
イト点灯制御装置を提供するにある。 【構成】バッテリ46に接続されたヘッドライト23
と、このヘッドライト23の点灯スイッチを兼ねたイグ
ニッションスイッチ44と、上記ヘッドライト23のビ
ームをHI/LOWに切り換えるディマースイッチ40
とを備えると共に、自動二輪車を駐車させる時に車体フ
レームから引き出されるサイドスタンドと、このサイド
スタンドの出し入れ状態を検知するサイドスタンドスイ
ッチ37とを備えた自動二輪車において、上記ディマー
スイッチ40のHI側に上記サイドスタンドスイッチ3
7により断続されるリレー47を接続し、上記サイドス
タンド36が上記車体フレームから引き出されると上記
ディマースイッチ40のHI側の電流の流れが遮断され
る一方、上記サイドスタンド36が上記車体フレーム側
に戻されると上記ディマースイッチ40のHI側の電流
の流れが通電されるように構成したものである。
エンジンの始動性の向上を図った自動二輪車用ヘッドラ
イト点灯制御装置を提供するにある。 【構成】バッテリ46に接続されたヘッドライト23
と、このヘッドライト23の点灯スイッチを兼ねたイグ
ニッションスイッチ44と、上記ヘッドライト23のビ
ームをHI/LOWに切り換えるディマースイッチ40
とを備えると共に、自動二輪車を駐車させる時に車体フ
レームから引き出されるサイドスタンドと、このサイド
スタンドの出し入れ状態を検知するサイドスタンドスイ
ッチ37とを備えた自動二輪車において、上記ディマー
スイッチ40のHI側に上記サイドスタンドスイッチ3
7により断続されるリレー47を接続し、上記サイドス
タンド36が上記車体フレームから引き出されると上記
ディマースイッチ40のHI側の電流の流れが遮断され
る一方、上記サイドスタンド36が上記車体フレーム側
に戻されると上記ディマースイッチ40のHI側の電流
の流れが通電されるように構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車用ヘッドライ
ト点灯制御装置に関する。
ト点灯制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動二輪車は、夜間の前方視認の
目的以外に昼間の被視認性向上のためにヘッドライトを
常時点灯しているものが見受けられる。図4に、一般的
なヘッドライトの点灯回路の配線図を示す。ヘッドライ
ト1はバッテリ2に接続されており、イグニッションス
イッチ3をON操作することにより自動的に点灯される
ようになっている。また、ヘッドライト1の点灯回路に
はヘッドライトのビームをHI/LOWに切り換えるデ
ィマースイッチ4が設けられている。
目的以外に昼間の被視認性向上のためにヘッドライトを
常時点灯しているものが見受けられる。図4に、一般的
なヘッドライトの点灯回路の配線図を示す。ヘッドライ
ト1はバッテリ2に接続されており、イグニッションス
イッチ3をON操作することにより自動的に点灯される
ようになっている。また、ヘッドライト1の点灯回路に
はヘッドライトのビームをHI/LOWに切り換えるデ
ィマースイッチ4が設けられている。
【0003】一方、自動二輪車にはスタータモータ5で
エンジンを始動するものがあり、イグニッションスイッ
チ3がON状態でスタータモータスイッチ6をON操作
することによりバッテリ2に接続されたスタータモータ
5が起動するようになっている。
エンジンを始動するものがあり、イグニッションスイッ
チ3がON状態でスタータモータスイッチ6をON操作
することによりバッテリ2に接続されたスタータモータ
5が起動するようになっている。
【0004】さらに、自動二輪車にはインタロック装置
が設けられているものがある。このインタロック装置は
エンジン始動時および発進時にサイドスタンドの戻し忘
れを防止する装置であり、サイドスタンドが出ていると
き(サイドスタンドスイッチ7がOFF)にトランスミ
ッションのギヤポジションがニュートラル以外(ニュー
トラルスイッチ8がOFF)に入っているとサイドスタ
ンドインタロックリレー9が働かず、スタータモータ5
が起動できないようになっている。また、この状態のと
きにはイグナイタ回路10にも電流が流れないようにな
っている。
が設けられているものがある。このインタロック装置は
エンジン始動時および発進時にサイドスタンドの戻し忘
れを防止する装置であり、サイドスタンドが出ていると
き(サイドスタンドスイッチ7がOFF)にトランスミ
ッションのギヤポジションがニュートラル以外(ニュー
トラルスイッチ8がOFF)に入っているとサイドスタ
ンドインタロックリレー9が働かず、スタータモータ5
が起動できないようになっている。また、この状態のと
きにはイグナイタ回路10にも電流が流れないようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イグニ
ッションスイッチのON操作によりヘッドライトが自動
的に点灯される車両は、ヘッドライトの点灯時にはエン
ジンが始動されておらず、発電機も作動していないため
バッテリの電流を多く消費してバッテリの電圧低下を招
く。そして、ヘッドライトの点灯後にスタータモータを
作動させてエンジンを始動させるとバッテリにさらに大
きな負荷がかかり、点火性能やスタータ始動性能を低下
させる虞がある。また、バッテリの劣化を誘発させるこ
とにもなる。
ッションスイッチのON操作によりヘッドライトが自動
的に点灯される車両は、ヘッドライトの点灯時にはエン
ジンが始動されておらず、発電機も作動していないため
バッテリの電流を多く消費してバッテリの電圧低下を招
く。そして、ヘッドライトの点灯後にスタータモータを
作動させてエンジンを始動させるとバッテリにさらに大
きな負荷がかかり、点火性能やスタータ始動性能を低下
させる虞がある。また、バッテリの劣化を誘発させるこ
とにもなる。
【0006】そこで、スタータモータの作動時にのみヘ
ッドライトを消灯させておく装置や、例えば実開昭61
−105245号公報に示すように、イグニッションス
イッチのON操作後スタータモータを作動させてエンジ
ンが始動するまでヘッドライトを消灯させておく装置等
が考えられている。
ッドライトを消灯させておく装置や、例えば実開昭61
−105245号公報に示すように、イグニッションス
イッチのON操作後スタータモータを作動させてエンジ
ンが始動するまでヘッドライトを消灯させておく装置等
が考えられている。
【0007】しかしながら、上述した装置では、イグニ
ッションスイッチのON操作後スタータモータの作動ま
で、またはスタータモータの作動中にはヘッドライトが
消灯しているため、夜間等のの被視認性が悪い。
ッションスイッチのON操作後スタータモータの作動ま
で、またはスタータモータの作動中にはヘッドライトが
消灯しているため、夜間等のの被視認性が悪い。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、エンジン始動時のバッテリの電圧低下を抑えて
エンジンの始動性の向上を図った自動二輪車用ヘッドラ
イト点灯制御装置を提供することを目的とする。
もので、エンジン始動時のバッテリの電圧低下を抑えて
エンジンの始動性の向上を図った自動二輪車用ヘッドラ
イト点灯制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
用ヘッドライト点灯制御装置は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、バッテリに接続
されたヘッドライトと、このヘッドライトの点灯スイッ
チを兼ねたイグニッションスイッチと、上記ヘッドライ
トのビームをHI/LOWに切り換えるディマースイッ
チとを備えると共に、自動二輪車を駐車させる時に車体
フレームから引き出されるサイドスタンドと、このサイ
ドスタンドの出し入れ状態を検知するサイドスタンドス
イッチとを備えた自動二輪車において、上記ディマース
イッチのHI側に上記サイドスタンドスイッチにより断
続されるリレーを接続し、上記サイドスタンドが上記車
体フレームから引き出されると上記ディマースイッチの
HI側の電流の流れが遮断される一方、上記サイドスタ
ンドが上記車体フレーム側に戻されると上記ディマース
イッチのHI側の電流の流れが通電されるように構成し
たものである。
用ヘッドライト点灯制御装置は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、バッテリに接続
されたヘッドライトと、このヘッドライトの点灯スイッ
チを兼ねたイグニッションスイッチと、上記ヘッドライ
トのビームをHI/LOWに切り換えるディマースイッ
チとを備えると共に、自動二輪車を駐車させる時に車体
フレームから引き出されるサイドスタンドと、このサイ
ドスタンドの出し入れ状態を検知するサイドスタンドス
イッチとを備えた自動二輪車において、上記ディマース
イッチのHI側に上記サイドスタンドスイッチにより断
続されるリレーを接続し、上記サイドスタンドが上記車
体フレームから引き出されると上記ディマースイッチの
HI側の電流の流れが遮断される一方、上記サイドスタ
ンドが上記車体フレーム側に戻されると上記ディマース
イッチのHI側の電流の流れが通電されるように構成し
たものである。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、バッテ
リに接続されたヘッドライトと、このヘッドライトの点
灯スイッチを兼ねたイグニッションスイッチと、上記ヘ
ッドライトのビームをHI/LOWに切り換えるディマ
ースイッチとを備えると共に、自動二輪車を駐車させる
時に車体フレームから引き出されるサイドスタンドと、
このサイドスタンドの出し入れ状態を検知するサイドス
タンドスイッチとを備えた自動二輪車の上記ディマース
イッチのHI側に上記サイドスタンドスイッチにより断
続されるリレーを接続し、上記サイドスタンドが上記車
体フレームから引き出されると上記ディマースイッチの
HI側の電流の流れが遮断される一方、上記サイドスタ
ンドが上記車体フレーム側に戻されると上記ディマース
イッチのHI側の電流の流れが通電されるように構成し
たため、エンジン始動時に任意に上記ヘッドライトを消
灯でき、その結果上記バッテリに大きな負荷をかけない
ので、点火性能やスタータ始動性能を低下させることが
ない。
リに接続されたヘッドライトと、このヘッドライトの点
灯スイッチを兼ねたイグニッションスイッチと、上記ヘ
ッドライトのビームをHI/LOWに切り換えるディマ
ースイッチとを備えると共に、自動二輪車を駐車させる
時に車体フレームから引き出されるサイドスタンドと、
このサイドスタンドの出し入れ状態を検知するサイドス
タンドスイッチとを備えた自動二輪車の上記ディマース
イッチのHI側に上記サイドスタンドスイッチにより断
続されるリレーを接続し、上記サイドスタンドが上記車
体フレームから引き出されると上記ディマースイッチの
HI側の電流の流れが遮断される一方、上記サイドスタ
ンドが上記車体フレーム側に戻されると上記ディマース
イッチのHI側の電流の流れが通電されるように構成し
たため、エンジン始動時に任意に上記ヘッドライトを消
灯でき、その結果上記バッテリに大きな負荷をかけない
ので、点火性能やスタータ始動性能を低下させることが
ない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。この自動二輪車11は車体
フレーム12を有し、この車体フレーム12の前方下部
にエンジン13が搭載される。このエンジン13の上方
には燃料タンク14が配置され、また、燃料タンク14
の後方には運転シート15が設置される。
一例を示す左側面図である。この自動二輪車11は車体
フレーム12を有し、この車体フレーム12の前方下部
にエンジン13が搭載される。このエンジン13の上方
には燃料タンク14が配置され、また、燃料タンク14
の後方には運転シート15が設置される。
【0013】車体フレーム12の前方にはヘッドパイプ
16が設けられ、このヘッドパイプ16にステアリング
機構17が設けられる。このステアリング機構17に
は、前輪18を回動自在に支持する左右一対のフロント
フォーク19が備えられる。フロントフォーク19は、
前輪18を挟み込むように平行に固定される一方、ハン
ドルバー20やメータパネル21、フロントフェンダ2
2などが取付けられる。また、フロントフォーク19の
上部にはヘッドライト23がステー24を介して取り付
けられる。そして、ステアリング機構17はヘッドパイ
プ16に左右回動自在に枢着され、ハンドルバー20に
より前輪18が左右に回動自在に操舵されるようになっ
ている。
16が設けられ、このヘッドパイプ16にステアリング
機構17が設けられる。このステアリング機構17に
は、前輪18を回動自在に支持する左右一対のフロント
フォーク19が備えられる。フロントフォーク19は、
前輪18を挟み込むように平行に固定される一方、ハン
ドルバー20やメータパネル21、フロントフェンダ2
2などが取付けられる。また、フロントフォーク19の
上部にはヘッドライト23がステー24を介して取り付
けられる。そして、ステアリング機構17はヘッドパイ
プ16に左右回動自在に枢着され、ハンドルバー20に
より前輪18が左右に回動自在に操舵されるようになっ
ている。
【0014】一方、車体フレーム12の中央下部に架設
されたピボット軸25にはスイングアーム26がピボッ
ト軸25廻りにスイング自在に枢着され、このスイング
アーム26の後端に後輪27が回動自在に軸支される。
スイングアーム26の後端部側には、リヤショックアブ
ソーバ28の下端部が軸着され、リヤショックアブソー
バ28の上端部は車体フレーム12に軸着される。
されたピボット軸25にはスイングアーム26がピボッ
ト軸25廻りにスイング自在に枢着され、このスイング
アーム26の後端に後輪27が回動自在に軸支される。
スイングアーム26の後端部側には、リヤショックアブ
ソーバ28の下端部が軸着され、リヤショックアブソー
バ28の上端部は車体フレーム12に軸着される。
【0015】前記エンジン13は、主にシリンダヘッド
13a、シリンダ13bおよびクランクケース13cか
ら構成され、シリンダヘッド13aの前側にはエンジン
排気系29を構成するエキゾーストパイプ29aおよび
マフラ29bが接続される。また、シリンダヘッド13
aの後側にはエンジン吸気系30を構成するキャブレタ
30aおよびエアクリーナ30bが配置される。さら
に、エンジン13前方にはエンジン冷却系31を構成す
るラジエター31aが配置され、冷却水管31bでエン
ジン13に接続される。
13a、シリンダ13bおよびクランクケース13cか
ら構成され、シリンダヘッド13aの前側にはエンジン
排気系29を構成するエキゾーストパイプ29aおよび
マフラ29bが接続される。また、シリンダヘッド13
aの後側にはエンジン吸気系30を構成するキャブレタ
30aおよびエアクリーナ30bが配置される。さら
に、エンジン13前方にはエンジン冷却系31を構成す
るラジエター31aが配置され、冷却水管31bでエン
ジン13に接続される。
【0016】シリンダ13bの後方、クランクケース1
3cの背面にはエンジン始動装置であるスタータモータ
32が配置される。また、クランクケース13c後部に
はトランスミッション機構33が内装され、シフトペダ
ル34によりギヤポジションが選択可能となっている。
さらに、トランスミッション機構33にはギヤポジショ
ンがニュートラル状態であるか否かを検出するニュート
ラルスイッチ35が設けられる。なお、このニュートラ
ルスイッチ35は、ギヤポジションがニュートラル状態
でONになるように設定される。
3cの背面にはエンジン始動装置であるスタータモータ
32が配置される。また、クランクケース13c後部に
はトランスミッション機構33が内装され、シフトペダ
ル34によりギヤポジションが選択可能となっている。
さらに、トランスミッション機構33にはギヤポジショ
ンがニュートラル状態であるか否かを検出するニュート
ラルスイッチ35が設けられる。なお、このニュートラ
ルスイッチ35は、ギヤポジションがニュートラル状態
でONになるように設定される。
【0017】エンジン13の下方に位置する車体フレー
ム12の左側にはサイドスタンド36が回動自在に軸着
される。このサイドスタンド36は、自動二輪車11を
駐車させる時に引き出され、車体を支えるようになって
いる。また、自動二輪車11を走行させるときには走行
の邪魔にならないよう車体フレーム12側に戻される。
そして、このサイドスタンド36にはその出し入れ状態
を検知するサイドスタンドスイッチ37が設けられる。
なお、このサイドスタンドスイッチ37は、サイドスタ
ンド36が出されているときにOFFになるように設定
される。
ム12の左側にはサイドスタンド36が回動自在に軸着
される。このサイドスタンド36は、自動二輪車11を
駐車させる時に引き出され、車体を支えるようになって
いる。また、自動二輪車11を走行させるときには走行
の邪魔にならないよう車体フレーム12側に戻される。
そして、このサイドスタンド36にはその出し入れ状態
を検知するサイドスタンドスイッチ37が設けられる。
なお、このサイドスタンドスイッチ37は、サイドスタ
ンド36が出されているときにOFFになるように設定
される。
【0018】図2は、図1のII矢視図である。図2に
示すように、前記ハンドルバー20の左端部にはハンド
ルグリップ38が設けられ、その内側には左側スイッチ
ボックス39が配置される。左側スイッチボックス39
にはヘッドライト23のビームをHI/LOWに切り換
えるディマースイッチ40が設けられる。
示すように、前記ハンドルバー20の左端部にはハンド
ルグリップ38が設けられ、その内側には左側スイッチ
ボックス39が配置される。左側スイッチボックス39
にはヘッドライト23のビームをHI/LOWに切り換
えるディマースイッチ40が設けられる。
【0019】一方、ハンドルバー20の右端部にはスロ
ットルグリップ41が設けられ、その内側には右側スイ
ッチボックス42が配置される。右側スイッチボックス
42には前記スタータモータ32を起動するスタータモ
ータスイッチ43が設けられる。
ットルグリップ41が設けられ、その内側には右側スイ
ッチボックス42が配置される。右側スイッチボックス
42には前記スタータモータ32を起動するスタータモ
ータスイッチ43が設けられる。
【0020】他方、メータパネル21のほぼ中央部には
イグニッションスイッチ44が配置され、図示しないキ
ーによりON・OFF操作される。また、このイグニッ
ションスイッチ44の下方には前記ニュートラルスイッ
チ35がON状態の時に点灯するニュートラルランプ4
5が配置される。
イグニッションスイッチ44が配置され、図示しないキ
ーによりON・OFF操作される。また、このイグニッ
ションスイッチ44の下方には前記ニュートラルスイッ
チ35がON状態の時に点灯するニュートラルランプ4
5が配置される。
【0021】図3は、ヘッドライト23の点灯回路の配
線図である。図3に示すように、ヘッドライト23はバ
ッテリ46に接続される。イグニッションスイッチ44
はヘッドライト23の点灯スイッチを兼ねており、イグ
ニッションスイッチ44をON操作することによりヘッ
ドライト23が自動的に点灯されるようになっている。
また、ヘッドライト23の点灯回路にはヘッドライト2
3のビームを切り換えるディマースイッチ40が設けら
れる。
線図である。図3に示すように、ヘッドライト23はバ
ッテリ46に接続される。イグニッションスイッチ44
はヘッドライト23の点灯スイッチを兼ねており、イグ
ニッションスイッチ44をON操作することによりヘッ
ドライト23が自動的に点灯されるようになっている。
また、ヘッドライト23の点灯回路にはヘッドライト2
3のビームを切り換えるディマースイッチ40が設けら
れる。
【0022】ところで、ディマースイッチ40のHI側
には例えばB接点リレー47が接続され、このリレー4
7は前記サイドスタンドスイッチ37により断続され
る。すなわちサイドスタンド36が車体フレーム12側
に戻されてサイドスタンドスイッチ37がONになると
ディマースイッチ40のHI側の電流の流れが通電され
る。
には例えばB接点リレー47が接続され、このリレー4
7は前記サイドスタンドスイッチ37により断続され
る。すなわちサイドスタンド36が車体フレーム12側
に戻されてサイドスタンドスイッチ37がONになると
ディマースイッチ40のHI側の電流の流れが通電され
る。
【0023】また、バッテリ46には前記スタータモー
タ32が接続され、イグニッションスイッチ44がON
状態でスタータモータスイッチ43をON操作すること
によりスタータモータ32が起動される。
タ32が接続され、イグニッションスイッチ44がON
状態でスタータモータスイッチ43をON操作すること
によりスタータモータ32が起動される。
【0024】一方、この自動二輪車11にはインタロッ
ク装置48が設けられる。このインタロック装置48は
エンジン13始動時および発進時にサイドスタンド36
の戻し忘れを防止する装置であり、サイドスタンド36
が出ているとき(サイドスタンドスイッチ37がOF
F)にトランスミッションのギヤポジションがニュート
ラル以外(ニュートラルスイッチ35がOFF状態)に
入っているとサイドスタンドインタロックリレー49が
働かず、スタータモータ32が起動できないようになっ
ている。また、この状態のときにはイグナイタ回路50
にも電流が流れないようになっている。
ク装置48が設けられる。このインタロック装置48は
エンジン13始動時および発進時にサイドスタンド36
の戻し忘れを防止する装置であり、サイドスタンド36
が出ているとき(サイドスタンドスイッチ37がOF
F)にトランスミッションのギヤポジションがニュート
ラル以外(ニュートラルスイッチ35がOFF状態)に
入っているとサイドスタンドインタロックリレー49が
働かず、スタータモータ32が起動できないようになっ
ている。また、この状態のときにはイグナイタ回路50
にも電流が流れないようになっている。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
【0026】自動二輪車11の駐車はサイドスタンド3
6を出して行う。この時、サイドスタンドスイッチ37
はOFF状態である。ディマースイッチ40がLOW側
で、イグニッションスイッチ44をON操作するとヘッ
ドライト23が点灯する。この時、ディマースイッチ4
0のHI側の電流の流れは遮断されているため、ディマ
ースイッチ40をHI側に操作することによりヘッドラ
イト23を任意に消灯することが可能であるので、スタ
ータモータスイッチ43をON操作してスタータモータ
32を起動させてもバッテリ46に大きな負荷がかかる
ことがなく、点火性能やスタータ始動性能を低下させる
ことがない。また、バッテリ46の劣化を誘発させるこ
ともない。
6を出して行う。この時、サイドスタンドスイッチ37
はOFF状態である。ディマースイッチ40がLOW側
で、イグニッションスイッチ44をON操作するとヘッ
ドライト23が点灯する。この時、ディマースイッチ4
0のHI側の電流の流れは遮断されているため、ディマ
ースイッチ40をHI側に操作することによりヘッドラ
イト23を任意に消灯することが可能であるので、スタ
ータモータスイッチ43をON操作してスタータモータ
32を起動させてもバッテリ46に大きな負荷がかかる
ことがなく、点火性能やスタータ始動性能を低下させる
ことがない。また、バッテリ46の劣化を誘発させるこ
ともない。
【0027】一方、夜間等、イグニッションスイッチ4
4のON操作後スタータモータ32の作動まで、または
スタータモータ32の作動中に被視認性を得たい場合は
ディマースイッチ40をLOW側に操作すればヘッドラ
イト23が点灯するので何等問題がない。
4のON操作後スタータモータ32の作動まで、または
スタータモータ32の作動中に被視認性を得たい場合は
ディマースイッチ40をLOW側に操作すればヘッドラ
イト23が点灯するので何等問題がない。
【0028】エンジン13を始動して自動二輪車11を
走行させるにはサイドスタンド36を車体フレーム12
側に戻す必要があるため(インタロック装置48の解
除)、サイドスタンドスイッチ37がON状態となる。
すると、B接点リレー47が作動してディマースイッチ
40のHI側の電流の流れが通電されるのでヘッドライ
ト23はディマースイッチ40のHI/LOWにかかわ
らず常時点灯する。
走行させるにはサイドスタンド36を車体フレーム12
側に戻す必要があるため(インタロック装置48の解
除)、サイドスタンドスイッチ37がON状態となる。
すると、B接点リレー47が作動してディマースイッチ
40のHI側の電流の流れが通電されるのでヘッドライ
ト23はディマースイッチ40のHI/LOWにかかわ
らず常時点灯する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車用ヘッドライト点灯制御装置によれば、バッテリ
に接続されたヘッドライトと、このヘッドライトの点灯
スイッチを兼ねたイグニッションスイッチと、上記ヘッ
ドライトのビームをHI/LOWに切り換えるディマー
スイッチとを備えると共に、自動二輪車を駐車させる時
に車体フレームから引き出されるサイドスタンドと、こ
のサイドスタンドの出し入れ状態を検知するサイドスタ
ンドスイッチとを備えた自動二輪車において、上記ディ
マースイッチのHI側に上記サイドスタンドスイッチに
より断続されるリレーを接続し、上記サイドスタンドが
上記車体フレームから引き出されると上記ディマースイ
ッチのHI側の電流の流れが遮断される一方、上記サイ
ドスタンドが上記車体フレーム側に戻されると上記ディ
マースイッチのHI側の電流の流れが通電されるように
構成したため、エンジン13始動時に任意に上記ヘッド
ライトを消灯でき、その結果上記バッテリに大きな負荷
をかけないので、点火性能やスタータ始動性能を低下さ
せることがない。
二輪車用ヘッドライト点灯制御装置によれば、バッテリ
に接続されたヘッドライトと、このヘッドライトの点灯
スイッチを兼ねたイグニッションスイッチと、上記ヘッ
ドライトのビームをHI/LOWに切り換えるディマー
スイッチとを備えると共に、自動二輪車を駐車させる時
に車体フレームから引き出されるサイドスタンドと、こ
のサイドスタンドの出し入れ状態を検知するサイドスタ
ンドスイッチとを備えた自動二輪車において、上記ディ
マースイッチのHI側に上記サイドスタンドスイッチに
より断続されるリレーを接続し、上記サイドスタンドが
上記車体フレームから引き出されると上記ディマースイ
ッチのHI側の電流の流れが遮断される一方、上記サイ
ドスタンドが上記車体フレーム側に戻されると上記ディ
マースイッチのHI側の電流の流れが通電されるように
構成したため、エンジン13始動時に任意に上記ヘッド
ライトを消灯でき、その結果上記バッテリに大きな負荷
をかけないので、点火性能やスタータ始動性能を低下さ
せることがない。
【図1】本発明に係る自動二輪車用ヘッドライト点灯制
御装置の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
御装置の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】図1のII矢視図。
【図3】本発明に係る自動二輪車用ヘッドライト点灯制
御装置の一実施例を示すヘッドライトの点灯回路の配線
図。
御装置の一実施例を示すヘッドライトの点灯回路の配線
図。
【図4】従来の一般的なヘッドライトの点灯回路の配線
図。
図。
11 自動二輪車 12 車体フレーム 13 エンジン 21 メータパネル 23 ヘッドライト 32 スタータモータ 35 ニュートラルスイッチ 36 サイドスタンド 37 サイドスタンドスイッチ 40 ディマースイッチ 43 スタータモータスイッチ 44 イグニッションスイッチ 46 バッテリ 47 B接点リレー 48 インタロック装置
Claims (1)
- 【請求項1】 バッテリに接続されたヘッドライトと、
このヘッドライトの点灯スイッチを兼ねたイグニッショ
ンスイッチと、上記ヘッドライトのビームをHI/LO
Wに切り換えるディマースイッチとを備えると共に、自
動二輪車を駐車させる時に車体フレームから引き出され
るサイドスタンドと、このサイドスタンドの出し入れ状
態を検知するサイドスタンドスイッチとを備えた自動二
輪車において、上記ディマースイッチのHI側に上記サ
イドスタンドスイッチにより断続されるリレーを接続
し、上記サイドスタンドが上記車体フレームから引き出
されると上記ディマースイッチのHI側の電流の流れが
遮断される一方、上記サイドスタンドが上記車体フレー
ム側に戻されると上記ディマースイッチのHI側の電流
の流れが通電されるように構成したことを特徴とする自
動二輪車用ヘッドライト点灯制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6830295A JPH08258618A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 自動二輪車用ヘッドライト点灯制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6830295A JPH08258618A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 自動二輪車用ヘッドライト点灯制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258618A true JPH08258618A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13369870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6830295A Pending JPH08258618A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 自動二輪車用ヘッドライト点灯制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08258618A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003035461A1 (fr) * | 2001-10-19 | 2003-05-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Systeme de soupape de regulation d'air secondaire pour echappement dans un motocycle |
JP2008105484A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Suzuki Motor Corp | 不整地走行車両 |
JP2009234451A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車のヘッドライト光軸調整装置 |
JP2010018236A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Yamaha Motor Electronics Co Ltd | ヘッドライト駆動制御装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP6830295A patent/JPH08258618A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003035461A1 (fr) * | 2001-10-19 | 2003-05-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Systeme de soupape de regulation d'air secondaire pour echappement dans un motocycle |
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JP2010018236A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Yamaha Motor Electronics Co Ltd | ヘッドライト駆動制御装置 |
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