JP2002285312A - 成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 - Google Patents

成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法

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JP2002285312A
JP2002285312A JP2001089253A JP2001089253A JP2002285312A JP 2002285312 A JP2002285312 A JP 2002285312A JP 2001089253 A JP2001089253 A JP 2001089253A JP 2001089253 A JP2001089253 A JP 2001089253A JP 2002285312 A JP2002285312 A JP 2002285312A
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hot
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particles
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Kazuhiko Honda
和彦 本田
Akira Takahashi
高橋  彰
Hisayoshi Komatsu
久芳 小松
Takeshi Miyake
豪 三宅
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板と低コス
トで生産可能な製造方法を提供すること。 【解決手段】 Al:0.05〜10質量%、Fe:
0.01〜0.5質量%を含有し、残部がZnおよび不
可避的不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛め
っき鋼板,Al:0.05〜10重量%,Mg:0.0
1〜3重量%,Fe:0.01〜0.5重量%を含有
し,残部がZnおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっ
き層を有する溶融亜鉛めっき鋼板,及びAl:4〜20
重量%,Mg:2〜10重量%,Si:0.01〜2重
量%,Fe:0.01〜0.5重量%を含有し,残部が
Znおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっき層を有す
る溶融亜鉛めっき鋼板において特定の粒子径であるFe
Al粒子を含有させた溶融亜鉛めっき浴でめっき処
理することによって、あるいは、特定の粒子径であるF
Al粒子を含有するキャリアーガスを吹き付ける
ことによって、前記亜鉛めっき層中にFeAl粒子
を含有させた溶融亜鉛めっき鋼板である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融亜鉛めっき鋼
板に係わり、更に詳しくは優れた成形性を有し、種々の
用途、例えば建材用や自動車用鋼板として適用できるめ
っき鋼板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐食性の良好なめっき鋼板として溶融亜
鉛めっき鋼板がある。この溶融亜鉛めっき鋼板は、通
常、鋼板を脱脂後、無酸化炉にて予熱し、表面の清浄化
及び材質確保のために還元炉にて還元焼鈍を行い、溶融
亜鉛浴に浸漬し、付着量制御することによって製造され
る。その特徴として、耐食性及びめっき密着性等に優れ
ることから、自動車、建材用途等を中心として広く使用
されている。特に自動車用鋼板の場合には、複雑な成形
加工を受けて自動車に組み込まれるため、優れた成形性
が要求される。また、溶融亜鉛めっき鋼板は合金化溶融
亜鉛めっき鋼板に比べ、めっきが柔らかいため金型とか
じり易く摺動性を向上させる必要がある。
【0003】溶融亜鉛めっき鋼板の摺動性を向上させる
技術としては、特開平04−325665号公報のごと
く表面にZnOを主体とする20〜3000mg/m2
の酸化物を生成させる技術、特開平03−249180
号公報のごとく亜鉛系めっき鋼板表面に特定量のMn酸
化物と特定量のリン酸とMo酸化物等とを含有する皮膜
を被覆する技術、特開平09−111473号公報のご
とく潤滑作用を有する化合物を含む被覆組成物を形成さ
せる技術、特開2000−256874号公報のごとく
リン酸化物系無機皮膜を形成させる技術等があげられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術では
酸化物を生成させたり、被膜を形成させる設備が必要と
なるため、そのスペースがない場合は採用できない。ま
たこうした設備設置により生産コストが上昇する問題も
生じる。
【0005】そこで、本発明は、上記問題点を解決し
て、成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、成形性に
優れた溶融亜鉛めっき鋼板について鋭意研究を重ねた結
果、めっき中にFe2Al5の粒子を分散させることによ
って、溶融亜鉛めっき鋼板の成形性を向上させることが
できることを見いだして本発明をなした。
【0007】すなわち、本発明の要旨とするところは、 (1) Al:0.05〜10質量%、Fe:0.01
〜0.5質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純
物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板に
おいて、該めっき層中に粒子径が1〜1000μmであ
るFe2Al5粒子を含有することを特徴とする成形性に
優れた溶融亜鉛めっき鋼板。
【0008】(2) Al:0.05〜10質量%、M
g:0.01〜5質量%、Fe:0.01〜0.5質量
%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなる亜
鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板において、該め
っき層中に粒子径が1〜1000μmであるFe2Al5
粒子を含有することを特徴とする成形性に優れた溶融亜
鉛めっき鋼板。
【0009】(3) Al:4〜20質量%、Mg:2
〜10質量%、Si:0.01〜2質量%、Fe:0.
01〜0.5質量%を含有し、残部がZn及び不可避的
不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼
板において、該めっき層中に粒子径が1〜1000μm
であるFe2Al5粒子を含有することを特徴とする成形
性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板。
【0010】(4) 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを
施す際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめ
た後、Al:0.05〜10質量%、Fe:0.01〜
0.5質量%を含有し、更に粒子径が1〜1000μm
であるFe2Al5粒子を添加し、残部Zn及び不可避的
不純物からなるめっき浴で溶融亜鉛めっきを行うことを
特徴とする前記(1)に記載の成形性に優れた溶融亜鉛
めっき鋼板の製造方法。
【0011】(5) 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを
施す際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめ
た後、Al:0.05〜10質量%、Mg:0.01〜
5質量%、Fe:0.01〜0.5質量%を含有し、更
に粒子径が1〜1000μmであるFe2Al5粒子を添
加し、残部Zn及び不可避的不純物からなるめっき浴で
溶融亜鉛めっきを行うことを特徴とする前記(2)記載
の成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
【0012】(6) 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを
施す際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめ
た後、Al:4〜20質量%、Mg:2〜10質量%、
Si:0.01〜2質量%、Fe:0.01〜0.5質
量%を含有し、更に粒子径が1〜1000μmであるF
2Al5粒子を添加し、残部Zn及び不可避的不純物か
らなるめっき浴で溶融亜鉛めっきを行うことを特徴とす
る前記(3)に記載の成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼
板の製造方法。
【0013】(7) 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを
施す際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめ
た後、Al:0.05〜10質量%、Fe:0.01〜
0.5質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純
物からなる溶融亜鉛めっきを行い、ワイピング後、粒子
径が1〜1000μmであるFe2Al5粒子を含むキャ
リアーガスを鋼板表面に噴射し、めっき中に分散させる
ことを特徴とする前記(1)に記載の成形性に優れた溶
融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
【0014】(8) 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを
施す際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめ
た後、Al:0.05〜10質量%、Mg:0.01〜
5質量%、Fe:0.01〜0.5質量%を含有し、残
部がZn及び不可避的不純物からなる溶融亜鉛めっきを
行い、ワイピング後、粒子径が1〜1000μmである
Fe2Al5粒子を含むキャリアーガスを鋼板表面に噴射
し、めっき中に分散させることを特徴とする前記(2)
に記載の成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方
法。
【0015】(9) 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを
施す際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめ
た後、Al:4〜20質量%、Mg:2〜10質量%、
Si:0.01〜2質量%、Fe:0.01〜0.5質
量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなる
溶融亜鉛めっきを行い、ワイピング後、粒子径が1〜1
000μmであるFe2Al5粒子を含むキャリアーガス
を鋼板表面に噴射し、めっき中に分散させることを特徴
とする前記(3)に記載の成形性に優れた溶融亜鉛めっ
き鋼板の製造方法。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0017】本発明において溶融亜鉛めっき鋼板とは鋼
板上にZn−Al−Feめっき層を付与したもの、Zn
−Al−Mg−Feめっき層を付与したもの、及びZn
−Al−Mg−Si−Feめっき層を付与したものであ
る。
【0018】本発明においてZn−Al−Feめっき層
及びZn−Al−Mg−Feめっき層のAl組成を0.
05〜10質量%に限定した理由は、0.05質量%未
満のAl量で通常の溶融めっき処理を行うと、めっき処
理時においてZn―Fe合金化反応が起こり、地鉄界面
に脆い合金層が発達し、めっき密着性が劣化するためで
あり、10質量%を超えるとFe−Al合金層の成長が
顕著となりめっき密着性を阻害するためである。
【0019】Zn−Al−Mg−Feめっき層のMg組
成を0.01〜3%に限定した理由は、0.01重量%
未満では耐食性を向上する効果が見られないためであ
り、3重量%を超えるとめっき浴中にドロスが多量に発
生し製造が困難となるためである。
【0020】また、本発明において高Al高Mg組成の
溶融亜鉛めっき浴では、低温でSiを溶解させることが
可能となる。この溶融亜鉛めっき浴にSiを添加すると
Fe−Al合金層の成長を抑制するため、Alの添加量
を増加させることが可能となる。更にAlの添加量を増
加させるとMgの添加によるめっき浴中のドロス発生を
抑制することができ、Mgの添加量を増加させることが
可能となる。
【0021】本発明においてZn−Al−Mg−Si−
Feめっき層のAl組成を4〜20質量%に限定した理
由は、4質量%未満のAl量では、めっき浴中にSiを
溶解させる効果が見られないと共にMgの添加によるめ
っき浴中のドロス発生を抑制する効果が見られないため
であり、20重量%を超えるとめっき浴の融点が上昇し
製造が困難となるためである。
【0022】Mg組成を2〜10質量%に限定した理由
は、2質量%未満ではめっき浴中にSiを溶解させる効
果が見られないためであり、10質量%を超えるとめっ
き浴中にドロスが多量に発生し製造が困難となるためで
ある。
【0023】Si組成を0.01〜2質量%に限定した
理由は、0.01質量%未満ではFe−Al合金層の成
長を抑制する効果が見られないためであり、2質量%を
超えるとめっき浴の融点が上昇し製造が困難となるため
である。
【0024】Fe組成を0.01〜0.5質量%に限定
した理由は、0.01質量%未満では成形性を向上させ
る効果を得るために十分なFe2Al5の粒子がめっき中
に存在しないためであり、0.5質量%を超えると成形
性を向上させる効果が飽和するとともに1000μmを
超えるFe2Al5粒子が存在し易くなるためである。
【0025】また、更に、めっき浴中には、通常利用さ
れる微量添加元素として、Ni、Sb、Pb、Sn、C
uを含んでいても、本発明の効果に特に影響はない。
【0026】Fe2Al5の粒子径を1〜1000μmに
限定した理由は、1μm未満では成形性を向上させる効
果が得られないためであり、1000μmを超えるとプ
レス加工品の形状不良原因となり易いためである。望ま
しくは10〜500μmである。
【0027】ここで粒子径とは、Fe2Al5粒子の最長
径をいい、表面又は断面からSEM等で観察し測定し
た。また、Fe2Al5粒子の含有量は0.01〜1%と
することが好ましい。
【0028】めっき付着量についても、特に制約は設け
ないが、耐食性の観点から10g/m2以上、加工性の
観点からすると150g/m2以下であることが望まし
い。なお、下地の鋼板としては、熱延鋼板、冷延鋼板共
に使用できるが、特にTi、Nb、Bなどを添加した極
低炭素系の鋼板は加工性が優れており望ましい。
【0029】本発明において、めっき鋼板の製造方法に
ついては特に限定するところはなく、通常の無酸化炉方
式の溶融めっき法が適用できる。
【0030】Fe2Al5粒子をめっき層中に存在させる
方法としては、(1) めっき浴中に粒子径が1〜10
00μmのFe2Al5粒子を添加しておき、めっきと同
時に付着させる方法、(2) めっき後亜鉛が固まる前
に粒子径が1〜1000μmのFe2Al5粒子を含むキ
ャリアーガスを、めっき鋼板の表面に吹き付ける方法、
がある。
【0031】具体的には、(1)連続式溶融亜鉛めっき
ラインの前処理炉にて焼鈍し、浴中のAl量、Mg量、
Si量、Fe量、Fe2Al5粒子量を変化させた溶融亜
鉛めっき浴で溶融めっきを行った後、ガスワイピングで
所定のめっき付着量に調整する方法、(2)連続式溶融
亜鉛めっきラインの前処理炉にて焼鈍し、浴中のAl
量、Mg量、Si量、Fe量を変化させた溶融亜鉛めっ
き浴で溶融めっきを行った後、ガスワイピンで所定のめ
っき付着量に調整し、その後亜鉛めっき層が未凝固の状
態で、Fe2Al5粒子を含むキャリアーガスを鋼板表面
に噴射し、めっき中に分散させる方法、などがあげられ
る。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0033】(実施例1)まず、厚さ0.8mmの冷延
鋼板を準備し、これを連続式溶融亜鉛めっきラインの前
処理炉にて焼鈍し、浴中のAl量、Fe量、Fe2Al5
粒子量を変化させた460℃の溶融亜鉛めっき浴で3秒
溶融めっきを行った後、N2ガスワイピングで表1に示
すめっき付着量に調整した。得られためっき鋼板のめっ
き層中組成を表1に示す。
【0034】成形性はめっきの摺動性を調べるため、肩
R2Rの金型を使用してドロービード試験を実施した。
押し付け力1000kgで引き抜き、引き抜けた物を
○、途中で破断した物を×とした。密着性は、デュポン
衝撃試験後の溶融めっき鋼板に粘着テープを貼り、その
後引き剥がし、めっきが剥離しなかった場合を○、めっ
きが剥離した場合を×とした。デュポン試験は先端に1
/2インチの丸みを持つ撃ち型を使用し、1kgの重り
を1mの高さから落下させて行った。結果を表1に示
す。
【0035】番号1はめっき中のAl%とFe2Al5
子の粒子径が本発明の範囲外であるため成形性、めっき
密着性が不合格となった。番号8はめっき中のAl%が
本発明の範囲外であるためめっき密着性が不合格となっ
た。番号9はめっき中のFe%とFe2Al5粒子の粒子
径が本発明の範囲外であるため成形性が不合格となっ
た。これら以外はいずれも、成形性、めっき密着性共に
良好な結果となった。
【0036】
【表1】
【0037】(実施例2)まず、厚さ0.8mmの冷延
鋼板を準備し、これを連続式溶融亜鉛めっきラインの前
処理炉にて焼鈍し、460℃の溶融亜鉛めっき浴で3秒
溶融めっきを行った後、N2ガスワイピングで表2に示
すめっき付着量に調整した。その後亜鉛めっき層が未凝
固の状態で、表2に示す粒子径のFe2Al5粒子を含む
キャリアーガスを鋼板表面に噴射し、めっき中に分散さ
せた。得られためっき鋼板のめっき層中組成を表2に示
す。
【0038】成形性はめっきの摺動性を調べるため、肩
R2Rの金型を使用してドロービード試験を実施した。
押し付け力1000kgで引き抜き、引き抜けた物を
○、途中で破断した物を×とした。密着性はデュポン衝
撃試験後の溶融めっき鋼板にセロハンテープを貼り、そ
の後引き剥がし、めっきが剥離しなかった場合を○、め
っきが剥離した場合を×とした。デュポン試験は先端に
1/2インチの丸みを持つ撃ち型を使用し、1kgの重
りを1mの高さから落下させて行った。結果を表2に示
す。
【0039】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が不合格となっ
た。これ以外はいずれも、成形性、めっき密着性共に良
好な結果となった。
【0040】
【表2】
【0041】(実施例3)表3に示す粒子径のFe2
5粒子を含む溶融亜鉛めっき鋼板を自動車のプレス金
型を使用して連続プレス試験を行った。表3に連続プレ
スを行った時の不良率を示す。不良率は、プレス試験し
たサンプル数に占める、製品として使用できないサンプ
ル数の割合である。不良率が1%以下を合格とした。
【0042】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が悪く鋼板が破
断し、プレスできなかった。番号9はめっき中のFe2
Al5粒子の粒子径が、本発明の範囲外であるため、プ
レス成型品に押し疵が発生し易くなり不良率が不合格と
なった。これ以外はいずれも良好な結果となった。
【0043】
【表3】
【0044】(実施例4)まず、厚さ0.8mmの冷延
鋼板を準備し、これを連続式溶融亜鉛めっきラインの前
処理炉にて焼鈍し、浴中のAl量、Mg量、Fe量、F
2Al5粒子量を変化させた460℃の溶融亜鉛めっき
浴で3秒溶融めっきを行った後、N2ガスワイピングで
表4に示すめっき付着量に調整した。得られためっき鋼
板のめっき層中組成を表4に示す。
【0045】成形性はめっきの摺動性を調べるため、肩
R2Rの金型を使用してドロービード試験を実施した。
押し付け力1000kgで引き抜き、引き抜けた物を
○、途中で破断した物を×とした。密着性は、デュポン
衝撃試験後の溶融めっき鋼板に粘着テープを貼り、その
後引き剥がし、めっきが剥離しなかった場合を○、めっ
きが剥離した場合を×とした。デュポン試験は先端に1
/2インチの丸みを持つ撃ち型を使用し、1kgの重り
を1mの高さから落下させて行った。
【0046】耐食性はSST120hr後の赤錆発生状
況を以下に示す評点づけで判定した。 ○:5%未満 △:5%以上30%未満 ×:30%以上 結果を表4に示す。
【0047】番号1はめっき中のAl%とFe2Al5
子の粒子径が本発明の範囲外であるため成形性、めっき
密着性が不合格となった。番号8はめっき中のAl%が
本発明の範囲外であるためめっき密着性が不合格となっ
た。番号9はめっき中のFe%とFe2Al5粒子の粒子
径が本発明の範囲外であるため成形性が不合格となっ
た。これら以外はいずれも、成形性、めっき密着性共に
良好な結果となった。
【0048】
【表4】
【0049】(実施例5)まず、厚さ0.8mmの冷延
鋼板を準備し、これを連続式溶融亜鉛めっきラインの前
処理炉にて焼鈍し、460℃の溶融亜鉛めっき浴で3秒
溶融めっきを行った後、N2ガスワイピングで表5に示
すめっき付着量に調整した。その後亜鉛めっき層が未凝
固の状態で、表5に示す粒子径のFe2Al5粒子を含む
キャリアーガスを鋼板表面に噴射し、めっき中に分散さ
せた。得られためっき鋼板のめっき層中組成を表5に示
す。
【0050】成形性はめっきの摺動性を調べるため、肩
R2Rの金型を使用してドロービード試験を実施した。
押し付け力1000kgで引き抜き、引き抜けた物を
○、途中で破断した物を×とした。密着性はデュポン衝
撃試験後の溶融めっき鋼板に粘着テープを貼り、その後
引き剥がし、めっきが剥離しなかった場合を○、めっき
が剥離した場合を×とした。デュポン試験は先端に1/
2インチの丸みを持つ撃ち型を使用し、1kgの重りを
1mの高さから落下させて行った。結果を表5に示す。
【0051】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が不合格となっ
た、これ以外はいずれも、成形性、めっき密着性共に良
好な結果となった。
【0052】
【表5】
【0053】(実施例6)表6に示す粒子径のFe2
5粒子を含む溶融亜鉛めっき鋼板を自動車のプレス金
型を使用して連続プレス試験を行った。表6に連続プレ
スを行った時の不良率を示す。不良率は、プレス試験し
たサンプル数に占める、製品として使用できないサンプ
ル数の割合である。不良率が1%以下を合格とした。
【0054】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が悪く鋼板が破
断し、プレスできなかった。番号9はめっき中のFe2
Al5粒子の粒子径が、本発明の範囲外であるため、プ
レス成型品に押し疵が発生し易くなり不良率が不合格と
なった。これ以外はいずれも良好な結果となった。
【0055】
【表6】
【0056】(実施例7)まず、厚さ0.8mmの冷延
鋼板を準備し、これを連続式溶融亜鉛めっきラインの前
処理炉にて焼鈍し、浴中のAl量、Mg量、Si量、F
e量、Fe2Al5粒子量を変化させた460〜600℃
の溶融亜鉛めっき浴で3秒溶融めっきを行った後、N2
ガスワイピングで表7に示すめっき付着量に調整した。
得られためっき鋼板のめっき層中組成を表7に示す。
【0057】成形性はめっきの摺動性を調べるため、肩
R2Rの金型を使用してドロービード試験を実施した。
押し付け力1000kgで引き抜き、引き抜けた物を
○、途中で破断した物を×とした。密着性は、デュポン
衝撃試験後の溶融めっき鋼板に粘着テープを貼り、その
後引き剥がし、めっきが剥離しなかった場合を○、めっ
きが剥離した場合を×とした。デュポン試験は先端に1
/2インチの丸みを持つ撃ち型を使用し、1kgの重り
を1mの高さから落下させて行った。結果を表7に示
す。
【0058】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が不合格となっ
た。番号18はめっき中のSi%が本発明の範囲外であ
るためめっき密着性が不合格となった。これら以外はい
ずれも、成形性、めっき密着性共に良好な結果となっ
た。
【0059】
【表7】
【0060】(実施例8)まず、厚さ0.8mmの冷延
鋼板を準備し、これを連続式溶融亜鉛めっきラインの前
処理炉にて焼鈍し、460℃の溶融亜鉛めっき浴で3秒
溶融めっきを行った後、N2ガスワイピングで表8に示
すめっき付着量に調整した。その後亜鉛めっき層が未凝
固の状態で、表8に示す粒子径のFe2Al5粒子を含む
キャリアーガスを鋼板表面に噴射し、めっき中に分散さ
せた。得られためっき鋼板のめっき層中組成を表8に示
す。
【0061】成形性はめっきの摺動性を調べるため、肩
R2Rの金型を使用してドロービード試験を実施した。
押し付け力1000kgで引き抜き、引き抜けた物を
○、途中で破断した物を×とした。密着性はデュポン衝
撃試験後の溶融めっき鋼板に粘着テープを貼り、その後
引き剥がし、めっきが剥離しなかった場合を○、めっき
が剥離した場合を×とした。デュポン試験は先端に1/
2インチの丸みを持つ撃ち型を使用し、1kgの重りを
1mの高さから落下させて行った。結果を表8に示す。
【0062】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が不合格となっ
た。これ以外はいずれも、成形性、めっき密着性共に良
好な結果となった。
【0063】
【表8】
【0064】(実施例9)表9に示す粒子径のFe2
5粒子を含む溶融亜鉛めっき鋼板を自動車のプレス金
型を使用して連続プレス試験を行った。表9に連続プレ
スを行った時の不良率を示す。不良率は、プレス試験し
たサンプル数に占める、製品として使用できないサンプ
ル数の割合である.不良率が1%以下を合格とした。
【0065】番号1はめっき中のFe2Al5粒子の粒子
径が、本発明の範囲外であるため成形性が悪く鋼板が破
断し、プレスできなかった。番号9はめっき中のFe2
Al5粒子の粒子径が、本発明の範囲外であるため、プ
レス成型品に押し疵が発生し易くなり不良率が不合格と
なった。これ以外はいずれも良好な結果となった。
【0066】
【表9】
【0067】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれば
成形性、めっき密着性に優れた鋼板を新たな設備を必要
とせずに製造することができ、産業上極めて大きな効果
を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 久芳 君津市君津1番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内 (72)発明者 三宅 豪 君津市君津1番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内 Fターム(参考) 4K027 AA02 AA05 AA22 AB02 AB05 AB07 AB32 AB44 AC12 AC52 AC66 AE03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al:0.05〜10質量%、Fe:
    0.01〜0.5質量%を含有し、残部がZn及び不可
    避的不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっ
    き鋼板において、該めっき層中に粒子径が1〜1000
    μmであるFe 2Al5粒子を含有することを特徴とする
    成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板。
  2. 【請求項2】 Al:0.05〜10質量%、Mg:
    0.01〜3質量%、Fe:0.01〜0.5質量%を
    含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなる亜鉛め
    っき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板において、該めっき
    層中に粒子径が1〜1000μmであるFe2Al5粒子
    を含有することを特徴とする成形性に優れた溶融亜鉛め
    っき鋼板。
  3. 【請求項3】 Al:4〜20質量%、Mg:2〜10
    質量%、Si:0.01〜2質量%、Fe:0.01〜
    0.5質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物
    からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板にお
    いて、該めっき層中に粒子径が1〜1000μmである
    Fe2Al5粒子を含有することを特徴とする成形性に優
    れた溶融亜鉛めっき鋼板。
  4. 【請求項4】 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを施す
    際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめた
    後、Al:0.05〜10質量%、Fe:0.01〜
    0.5質量%を含有し、更に粒子径が1〜1000μm
    であるFe2Al5粒子を添加し、残部Zn及び不可避的
    不純物からなるめっき浴で溶融亜鉛めっきを行うことを
    特徴とする請求項1に記載の成形性に優れた溶融亜鉛め
    っき鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを施す
    際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめた
    後、Al:0.05〜10質量%、Mg:0.01〜5
    質量%、Fe:0.01〜0.5質量%を含有し、更に
    粒子径が1〜1000μmであるFe2Al5粒子を添加
    し、残部Zn及び不可避的不純物からなるめっき浴で溶
    融亜鉛めっきを行うことを特徴とする請求項2に記載の
    成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
  6. 【請求項6】 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを施す
    際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめた
    後、Al:4〜20質量%、Mg:2〜10質量%、S
    i:0.01〜2質量%、Fe:0.01〜0.5質量
    %を含有し、更に粒子径が1〜1000μmであるFe
    2Al5粒子を添加し、残部Zn及び不可避的不純物から
    なるめっき浴で溶融亜鉛めっきを行うことを特徴とする
    請求項3に記載の成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを施す
    際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめた
    後、Al:0.05〜10質量%、Fe:0.01〜
    0.5質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物
    からなる溶融亜鉛めっきを行い、ワイピング後、粒子径
    が1〜1000μmであるFe2Al5粒子を含むキャリ
    アーガスを鋼板表面に噴射し、めっき中に分散させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の成形性に優れた溶融亜
    鉛めっき鋼板の製造方法。
  8. 【請求項8】 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを施す
    際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめた
    後、Al:0.05〜10質量%、Mg:0.01〜5
    質量%、Fe:0.01〜0.5質量%を含有し、残部
    がZn及び不可避的不純物からなる溶融亜鉛めっきを行
    い、ワイピング後、粒子径が1〜1000μmであるF
    2Al5粒子を含むキャリアーガスを鋼板表面に噴射
    し、めっき中に分散させることを特徴とする請求項2に
    記載の成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
  9. 【請求項9】 鋼板に連続的に溶融亜鉛めっきを施す
    際、還元帯において水素を含む雰囲気で還元せしめた
    後、Al:4〜20質量%、Mg:2〜10質量%、S
    i:0.01〜2質量%、Fe:0.01〜0.5質量
    %を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなる溶
    融亜鉛めっきを行い、ワイピング後、粒子径が1〜10
    00μmであるFe2Al5粒子を含むキャリアーガスを
    鋼板表面に噴射し、めっき中に分散させることを特徴と
    する請求項3に記載の成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼
    板の製造方法。
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