JP2002283727A - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
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Abstract
く、耐熱保存性、耐可塑剤性に優れた感熱記録材料を提
供すること。 【解決手段】 支持体上にロイコ染料及び該ロイコ染料
を加熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱記録層
を有する感熱記録材料に用いるロイコ染料分散液であっ
て、該ロイコ染料が分散剤としてノニオン系界面活性剤
を含有して分散し、該ロイコ染料の平均粒子径が0.1
0μm〜0.30μmであり、0.07μm以下の粒子
径成分含有率が1.0%以下であることを特徴とするロ
イコ染料分散液。
Description
し、さらに詳しくは発色感度及び耐熱保存安定性に優
れ、地肌カブリの少ない感熱記録材料に関するものであ
る。
い、情報記録分野において各種の記録材料が研究・開発
され実用化されているが、なかでも感熱記録材料は、
(1)加熱プロセスのみによる簡易な画像の記録が可能
なこと、(2)必要な装置のメカニズムが簡単でコンパ
クト化が容易になり記録材料が取り扱いやすく安価であ
ること、等の利点を有するので情報処理分野(卓上計算
機、コンピューター等のアウトプット)、医療計測用レ
コーダー分野、低、高速ファクシミリ分野、自動券売機
分野(乗車券、入場券等)、感熱複写機分野、POSシ
ステムのラベル分野等多岐にわたり用いられている。こ
れらの感熱記録材料としては、速やかに高濃度に発色
し、発色した画像及び地肌の堅牢性の高いものが要望さ
れている。
てロイコ染料や顕色剤と共融し、融点降下を起こす材料
の添加が行なわれているが、低融点化すると感度は向上
するが、発色温度が低下するため、感度向上と共に地肌
カブリが低温で発生してくる。また、近年、耐薬品性を
向上させるための顕色剤として分子量の高いものが開発
されてきている(WO99/51444号公報、WO0
0/14058号公報、特開平8−333329号公報
等に記載)。しかし、これらの顕色剤は高分子量のた
め、感度や発色濃度が低い等の問題がある。
記録体を高感度にする種々の提案がなされてきた。例え
ば、体積平均粒径が2μm以下であるロイコ染料を使用
すること(特開昭57−47693号公報に記載)、2
種類以上のロイコ染料を同時に平均粒径が2μm以下と
なるように粉砕されたものを使用すること(特開平7−
223375号公報に記載)、平均粒径が0.1〜0.
8μmのロイコ染料及び呈色剤とコロイダルシリカを含
有させた感熱記録体(特開平7−186527号公報に
記載)等が提案されている。
散剤としてセルロース系高分子材料やポリビニルアルコ
ール等の水溶性高分子を用い、水中でボールミル、サン
ドミル、高速ジェットミル、アトライター等の分散機に
より所定粒径になるまで分散する方式であるが、平均粒
子径を小さくするほど微粒子成分の割合が増加し、特
に、平均粒子径0.3μm以下にしたものは感熱記録体
の耐熱保存性が低下する。また、分散剤としてポリビニ
ルアルコールを用いて微粒子化を行なうと、分散液の着
色(液カブリ)が発生するため、感熱記録体の地肌濃度
が高くなるという欠点がある。
化することが提案されている。例えば、特開昭61−2
187283号公報には、有機溶媒にロイコ染料を溶解
した溶液を水中で乳化することが記載されているが、乳
化後有機溶媒を除去する工程が必要であり、残留有機溶
剤により地肌カブリが発生する等の欠点がある。また、
特開昭56−164890号公報には、ロイコ染料を熱
可融性物質と共に乳化することが記載されているが、熱
可融性物質により融点が降下し、耐熱保存性が低下す
る。また、特開平7−186531号公報には、ロイコ
染料の体積平均粒径が0.3μm以下で、且つ紫外線吸
収剤を含有した感熱記録材料が記載されており、ここで
はロイコ染料の微粒子化を、染料を熱溶融し、シリコン
系乳化剤を用い高圧ホモジナイザーで乳化することによ
り行なうことが記載されている。また、特開平7−22
3379号公報には、ロイコ染料の平均粒子径が1.0
μm以下で乳化分散されたものが記載されており、ここ
では、ロイコ染料を加熱溶融したものを乳化剤を用いて
高速攪拌機やノズルからの高圧噴霧により乳化分散させ
ることが記載されている。ロイコ染料の融点は通常15
0℃以上であり、特開平7−186531号公報、特開
平7−223379号公報に記載されているようにロイ
コ染料を熱溶融し、水中で乳化させるためには高圧容器
等の特殊な装置が必要となり、工業的に大量の生産は困
難である。
従来技術の欠点を改良し、発色濃度が高く、高感度で地
肌カブリが少なく、耐熱保存性、耐可塑剤性に優れた感
熱記録材料を提供することである。
地肌カブリが少なく、耐熱保存性に優れた感熱記録材料
におけるロイコ染料の微粒子化について鋭意検討の結
果、上記課題は本発明の(1)「支持体上にロイコ染料
及び該ロイコ染料を加熱時発色せしめる顕色剤を主成分
とする感熱記録層を有する感熱記録材料に用いるロイコ
染料分散液であって、該ロイコ染料が分散剤としてノニ
オン系界面活性剤を含有して分散し、該ロイコ染料の平
均粒子径が0.10μm〜0.30μmであり、0.0
7μm以下の粒子径成分含有率が1.0%以下であるこ
とを特徴とするロイコ染料分散液」、(2)「該ロイコ
染料分散液の平均粒子径が、0.10μm〜0.20μ
mの範囲であることを特徴とする前記第(1)項に記載
のロイコ染料分散液」、(3)「該ロイコ染料分散液中
の0.07μm以下の粒子径成分含有率が0%〜0.3
%の範囲であることを特徴とする前記第(1)項又は第
(2)項に記載のロイコ染料分散液」、(4)「該ロイ
コ染料に対しノニオン系界面活性剤が、重量で5〜20
%含有されていることを特徴とする前記第(1)項乃至
第(3)項のいずれか1に記載のロイコ染料分散液」、
(5)「該ロイコ染料の分散剤として、ノニオン系界面
活性剤とアニオン系界面活性剤を併用して用いることを
特徴とする前記第(1)項乃至第(4)項のいずれか1
に記載のロイコ染料分散液」により解決できることを見
出した。
持体と感熱発色層との間に熱可塑性中空樹脂粒子を含む
中間層を設け、前記第(1)項乃至第(5)項のいずれ
か1に記載のロイコ染料分散液を用いたことを特徴とす
る感熱記録材料」、(7)「該支持体と感熱発色層との
間に熱可塑性中空樹脂粒子を含む中間層を設けたことを
特徴とする前記第(6)項に記載の感熱記録材料」、
(8)「該顕色剤が、下記に示す(I)又は(II)又は
(III)又は(IV)を含有していることを特徴とする前
記第(6)項に記載の感熱記録材料。 (I)(ポリ)4−ヒドロキシ安息香酸誘導体、(II)
ウレアウレタン化合物、(III)下記一般式で表わされ
るジフェニルスルホン酸誘導体、
合を有する炭素数1〜8の炭化水素基を表わす。) (IV)スルホニルアミノカルボニルアミド基を有する顕
色剤」により解決できることを見出した。
子径を0.30μm以下にし、ロイコ染料の分散剤とし
てノニオン系界面活性剤を主体として用い、更に、ロイ
コ染料分散液中の0.07μm以下の粒子径成分含有率
を1.0%以下にすることで、高感度化を達成でき、地
肌カブリを少なくでき、且つ耐熱保存性に優れた感熱記
録材料とすることを見出した。
イコ染料は単独または2種以上混合して適用されるが、
このようなロイコ染料としては、この種の感熱材料に適
用されているものが任意に適用され、例えば、トリフェ
ニルメタン系、フルオラン系、フェノチアジン系、オー
ラミン系、スピロピラン系、インドリノフタリド系等の
染料のロイコ化合物が好ましく用いられる。このような
ロイコ染料の具体例としては、例えば、以下に示すよう
なものが挙げられる。
ル)−フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−6−ジメチルアミノフタリド(別名クリスタ
ルバイオレットラクトン)、3,3−ビス(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド、
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェ
ニル)フタリド、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロ
ルフルオラン、3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3−
ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−
(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、2−{N−(3’−トリフ
ルオルメチルフェニル)アミノ}−6−ジエチルアミノ
フルオラン、2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)−
9−(o−クロルアニリノ)キサンチル安息香酸ラクタ
ム}、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−ト
リクロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ
−n−ブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン、3−N−メチル−N,n−アミルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−(N,N−ジエチルアミノ)−5
−メチル−7−(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラ
ン、
クロロ−8’−メトキシ−ベンゾインドリノ−スピロピ
ラン、6’−ブロモ−3’−メトキシ−ベンゾインドリ
ノ−スピロピラン、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジ
メチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’
−クロロフェニル)フタリド、3−(2’−ヒドロキシ
−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−メト
キシ−5’−ニトロフェニル)フタリド、3−(2’−
ヒドロキシ−4’−ジエチルアミノフェニル)−3−
(2’−メトキシ−5’−メチルフェニル)フタリド、
3−(2’−メトキシ−4’−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’−ヒドロキシ−4’−クロロ−5’−
メチルフェニル)フタリド、3−(N−エチル−N−テ
トラヒドロフルフリル)アミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−N−エチル−N−(2−エトキシ
プロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−N−メチル−N−イソブチル−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−モルホリノ−7−(N−プ
ロピル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3
−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベ
ンジル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3
−ピロリジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メチル
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロル
−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−
(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(o−メトキシカルボニルフェニルアミノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェ
ニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−ピペリジノフルオラン、
ノ)−7−(p−n−ブチルアニリノ)フルオラン、3
−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン
スピロ(9,3’)−6’−ジメチルアミノフタリド、
3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−
5,6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4’−ブロ
モフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−メシチジノ−4’,5’−ベンゾフルオラン、3
−N−メチル−N−イソプロピル−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−N−エチル−N−イソアミル−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−(2’,4’−ジメチルアニリ
ノ)フルオラン、3−モルホリノ−7−(N−プロピル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロ
リジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフルオラン、
3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロ
リジノ−7−(ジ−p−クロロフェニル)メチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロ−(α−
フェニルエチルアミノ)フルオラン、
−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(o−メトキシカルボニルフェニルア
ミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−
7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2−クロロ
−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−N−ブチ
ルアニリノ)フルオラン、
ンスピロ(9,3’)−6’−ジメチルアミノフタリ
ド、3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)
−5,6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4’−ブ
ロモフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7
−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−(2−エ
トキシプロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノ−4’,
5’−ベンゾフルオラン、
−{1,1−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)エチ
レン−2−イル}フタリド、3−(p−ジメチルアミノ
フェニル)−3−{1,1−ビス(p−ジメチルアミノ
フェニル)エチレン−2−イル}−6−ジメチルアミノ
フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
{1−p−ジメチルアミノフェニル−1−フェニルエチ
レン−2−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノ
フェニル)−3−(1−p−ジメチルアミノフェニル−
1−p−クロロフェニルエチレン−2−イル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3−(4’−ジメチルアミノ−
2’−メトキシ)−3−(1”−p−ジメチルアミノフ
ェニル−1”−p−クロロフェニル−1”,3”−ブタ
ジエン−4”−イル)ベンゾフタリド、3−(4’−ジ
メチルアミノ−2’−ベンジルオキシ)−3−(1”−
p−ジメチルアミノフェニル−1”−フェニル−1”,
3”−ブタジエン−4”−イル)ベンゾフタリド、3−
ジメチルアミノ−6−ジメチルアミノ−フルオレン−9
−スピロ−3’−(6’−ジメチルアミノ)フタリド、
3,3−ビス{2−(p−ジメチルアミノフェニル)−
2−(p−メトキシフェニル)エテニル}−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド、3−ビス{1,1−ビ
ス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル}−
5,6−ジクロロ−4,7−ジブロモフタリド、ビス
(p−ジメチルアミノスチリル)−1−ナフタレンスル
ホニルメタン、ビス(p−ジメチルアミノスチリル)−
1−p−トリルスルホニルメタン等である。
としては、以下に示すようなものが挙げられる。4,
4’−イソプロピリデンビスフェノール、4,4’−イ
ソプロピリデンビス(o−メチルフェノール)、4,
4’−sec−ブチリデンビスフェノール、4,4’−
イソプロピリデンビス(2−tert−ブチルフェノー
ル)、4,4’−メチレンビス(オキシエチレンチオ)
ジフェノール、p−ニトロ安息香酸亜鉛、1,3,5−
トリス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,
6−ジメチルベンジル)イソシアヌル酸、2,2−
(3,4’−ジヒドロキシジフェニル)プロパン、ビス
(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)スルフィド、
4−(β−(p−メトキシフェノキシ)エトキシ)サリ
チル酸、1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)
−3,5−ジオキサヘプタン、1,5−ビス(4−ヒド
ロキシフェニルチオ)−5−オキサヘプタン、
ウム塩、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール、
4,4’−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−te
rt−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス
(6−tert−ブチル−2−メチルフェノール)、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5
−ターシャリーブチル)ブタン、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフ
ェニル)ブタン、4,4’−チオビス(6−tert−
ブチル−2−メチルフェノール)、4,4’−ジフェノ
ールスルホン、4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシ
ジフェニルスルホン、4−ベンジロキシ−4’−ヒドロ
キシジフェニルスルホン、4,4’−ジフェノールスル
ホキシド、p−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル、p−
ヒドロキシ安息香酸ベンジル、プロトカテキュ酸ベンジ
ル、
没食子酸オクチル、1,3−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニルチオ)−プロパン、N,N’−ジフェニルチオ尿
素、N,N’−ジ(m−クロロフェニル)チオ尿素、サ
リチルアニリド、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢
酸メチルエステル、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
酢酸ベンジルエステル、1,3−ビス(4−ヒドロキシ
クミル)ベンゼン、1,4−ビス(4−ヒドロキシクミ
ル)ベンゼン、2,4’−ジフェノールスルホン、2,
2’−ジアリル−4,4’−ジフェノールスルホン、
3,4−ジヒドロキシフェニル−4’−メチルジフェニ
ルスルホン、1−アセチルオキシ−2−ナフトエ酸亜
鉛、2−アセチルオキシ−1−ナフトエ酸亜鉛、2−ア
セチルオキシ−3−ナフトエ酸亜鉛、α,α−ビス(4
−ヒロドキシフェニル)−α−メチルトルエン、チオシ
アン酸亜鉛のアンチピリン錯体、テトラブロモビスフェ
ノールA、テトラブロモビスフェノールS、4,4’−
チオビス(2−メチルフェノール)、4,4’−チオビ
ス(2−クロロフェノール)、(ポリ)4−ヒドロキシ
安息香酸誘導体(WO99/51444号公報に記載の
もの)、ウレアウレタン化合物(WO00/14058
号公報に記載のもの)、ジフェニルスルホン誘導体、ス
ルホニルアミノカルボニルアミド基を有する顕色剤(特
開平8−333329号公報に記載のもの)等である。
0部使用される。耐薬品性を向上させた感熱紙を作成す
るためには、(ポリ)4−ヒドロキシ安息香酸誘導体、
ウレアウレタン化合物、ジフェニルスルホン誘導体、ス
ルホニルアミノカルボニルアミド基を有する顕色剤が好
ましい。
は、例えば以下のものが挙げられる。ポリオキシエチレ
ンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン−2
−エチルヘキシルエーテル、ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポ
リオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチ
レンひまし油エーテル、ポリオキシエチレンセチルエー
テル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
オレエート、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ソルビタンラウリレート、ソルビタンステアレー
ト、ソルビタンオレエート、ソルビタントリオレエー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンステアレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンオレエート、ポリオキシエチレンソルビ
タントリオレエート、ポリオキシエチレンポリスチレン
フェニルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンエーテル等であり、2
種以上混合してもよい。ノニオン系界面活性剤の使用量
は、ロイコ染料1部に対して、5〜20部使用すること
が好ましい。使用量が5部以下の場合は粒径が小さくな
らず、また、粒子同士が凝集する等の問題があり、ま
た、20部以上使用すると感熱記録体として用いた場
合、耐熱保存性が低下するという問題がある。
散剤や、アニオン系界面活性剤を併用して使用すること
もできる。高分子分散剤としては、ポリビニルアルコー
ル、澱粉及びその誘導体、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピ
ロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エステル共重合
体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/メタクリル
酸三元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体ア
ルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アル
カリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラ
チン、カゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリウレタン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エ
ステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチル
メタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体等のエ
マルジョンやスチレン/ブタジエン共重合体、スチレン
/ブタジエン/アクリル系共重合体等のラテックス等で
あり、アニオン系界面活性剤としては、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸塩、モノアルキルサキシネートスルホン酸
塩、ジアルキルサクシネートスルホン酸塩、オクチルフ
ェノキシエトキシスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物のナトリウム塩、ポリオキシエチレン
アリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩、ラウリン酸
カリウム塩、オレイン酸ナトリウム塩、ひまし油ナトリ
ウム石鹸、オクチルサルフェート金属塩、ラウリルサル
フェート金属塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウリ
ン酸アミドスルホネート金属塩、オレイン酸アミドスル
ホネート金属塩、アルキルホスフェート金属塩等が挙げ
られる。ノニオン系界面活性剤と上記の併用する高分子
分散剤やアニオン系界面活性剤の割合は、ノニオン系界
面活性剤1部に対し0.05〜1部であり、アニオン系
界面活性剤と併用して使用することが好ましい。
ることによりロイコ染料を微粒子化すると、得られた分
散液の着色を抑えることができる。通常、ポリビニルア
ルコール等を分散剤として用いてロイコ染料を微粒子化
分散した場合、粒径を小さくするほど分散液の着色濃度
は高くなる。さらに、顕色剤と混合した場合、更に着色
が激しくなり、感熱記録紙とした場合には地肌濃度が高
くなる。このような原因としては、微粒子化するために
高いシェアリングによりポリビニルアルコールの未鹸化
部分が変化し、酢酸ができることで分散液のpHが低下
し、一部発色することや、染料粒子の一部が非結晶化し
発色しやすくなるものと推定される。しがたって、本発
明の分散剤としてノニオン系界面活性剤を主成分として
用いて分散した場合には、pHの低下が少なく、染料の
非結晶化を防止することができるものと推定される。
ロイコ染料の平均粒径が0.30μm以下であり、粒度
分布が0.07μm以下の粒子径成分の含有率を1.0
%以下にする方法としては、分散機としてボールミル、
アトライター、サンドミル、高圧ジェットミル等を用い
ることができるが、メディアを用いた分散方式が好まし
く、用いるメディアは直径が0.5mm以下のジルコニ
アメディア等を用いることにより、ロイコ染料の微粒子
化は良好に達成される。
0.30μmの範囲が好ましく、より好ましくは、0.
10μm〜0.20μmの範囲である。分散液を着色せ
ず分散するためには、ノニオン系界面活性剤をロイコ染
料1部に対し0.05部〜0.20部含有させて分散す
ることが好ましく、粒度分布が0.07μm以下の粒子
径成分の含有率1.0%以下、好ましくは0.3%以下
にするためには、分散液を高速循環させて分散すること
や、ジルコニアメディア径が0.5mm〜1.0mmの
ものを用いて粗粉砕し、次いで0.5mm以下の径のメ
ディアを用いて分散すること等で達成される。
μm以下の粒子径成分の測定方法は、例えばレーザー解
析・散乱法によるもの(マイクロトラックHRA932
0−X100型、堀場製作所製LA920型、レーゼン
テックFBRM装置)や、遠心沈降方式、コールターカ
ウンター、電子顕微鏡等、通常用いられている測定機に
より測定することができる。また、染料や顕色剤と共に
感度向上剤を併用させることで高感度化することが可能
である。
以下に示すものが挙げられる。ステアリン酸、ベヘン酸
等の脂肪酸類、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド等の脂肪酸アミド類、ステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、パルミチン
酸亜鉛、ベヘン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩類、p−ベンジ
ルビフェニル、ターフェニル、トリフェニルメタン、p
−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、β−ベンジルオキ
シナフタレン、β−ナフトエ酸フェニル、1−ヒドロキ
シ−2−ナフトエ酸フェニル、1−ヒドロキシ−2−ナ
フトエ酸メチル、ジフェニルカーボネート、グレヤコー
ルカーボネート、テレフタル酸ジベンジル、テレフタル
酸ジメチル、1,4−ジメトキシナフタレン、1,4−
ジエトキシナフタレン、1,4−ジベンジロキシナフタ
レン、1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3
−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(4−メチ
ルフェノキシ)エタン、1,4−ジフェノキシ−2−ブ
テン、1,2−ビス(4−メトキシフェニルチオ)エタ
ン、ジベンゾイルメタン、1,4−ジフェニルチオブタ
ン、1,4−ジフェニルチオ−2−ブテン、1,3−ビ
ス(2−ビニルオキシエトキシ)ベンゼン、1,4−ビ
ス(2−ビニルオキシエトキシ)ベンゼン、p−(2−
ビニルオキシエトキシ)ビフェニル、p−アリールオキ
シビフェニル、p−プロパギルオキシビフェニル、ジベ
ンゾイルオキシメタン、ジベンゾイルオキシプロパン、
ジベンジルジスルフィド、1,1−ジフェニルエタノー
ル、1,1−ジフェニルプロパノール、p−ベンジルオ
キシベンジルアルコール、1,3−フェノキシ−2−プ
ロパノール、N−オクタデシルカルバモイル−p−メト
キシカルボニルベンゼン、N−オクタデシルカルバモイ
ルベンゼン、1,2−ビス(4−メトキシフェノキシ)
プロパン、1,5−ビス(4−メトキシフェノキシ)−
3−オキサペンタン、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ビ
ス(4−メチルベンジル)、シュウ酸ビス(4−クロロ
ベンジル)等。
上記材料を支持体上に結合支持させる場合、慣用の種々
の結合剤を適宜用いることができ、その具体例として
は、例えば、以下のようなものが挙げられる。
体、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリア
クリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリルアミ
ド/アクリル酸エステル共重合体、アクリルアミド/ア
クリル酸エステル/メタアクリル酸三元共重合体、スチ
レン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレ
ン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリル
アミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水
溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリ
アクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体のエマルジョンやスチレン/ブ
タジエン共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系
共重合体等のラテックス等。また、フィラー材料として
は、ケイソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化けい素、水酸化アルミニウム等を用いることが
でき、また、架橋剤も使用することができる。
紙、ラミネート紙等のいずれも用いることができる。ま
た、支持体と感熱記録層との間のアンダーコート層や感
熱記録層上にオーバーコート層を設けてもよい。アンダ
ーコート層やオーバーコート層を形成する材料は、前記
した感熱記録層に使用した結合剤、フィラー、架橋剤等
が使用できる。アンダーコート層には中空樹脂粒子をフ
ィラーとして用いると、その断熱性により感度を向上さ
せることができるため、特に好ましい。
目的によって熱ペン、サーマルヘッド、レーザー加熱
等、特に限定されない。
する。なお、以下に示す部および%はいずれも重量基準
である。また、粒径は堀場製作所製LA−920で行な
った。 A液の調製 3−ジブチルアミノ−6−メチル−N−アニリノフルオ
ラン30部、表1に示すノニオン系界面活性剤水溶液か
らなる組成物(染料含有量30%)をサンドミルで分散
し、表1に示す物性の染料分散液を得た(A−1、A−
2、A−3、A−4)。なお、比較のため、ノニオン系
界面活性剤を使用しない系で表1に示す物性の染料分散
液(A−5、A−6)を作成した。
ルホン20部、10%ポリビニルアルコール水溶液20
部、水60部からなる組成物をサンドミルで分散し、平
均粒径0.81μmの分散液を得た。 (2)−2 (2)−1の4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシジ
フェニールスルホンの代わりに4−ヒドロキシ安息香酸
のポリエステル(旭電化工業(株)製、K−5)を用い
た以外は、(2)−1と同様にして平均粒径0.95μ
mの分散液を得た。 (2)−3 (2)−1の4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシジ
フェニールスルホンの代わりにウレタンウレア化合物
(旭化成(株)製、UD)を用いた以外は、(2)−1
と同様にして平均粒径0.78μmの分散液を得た。 (2)−4 (2)−1の4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシジ
フェニールスルホンの代わりにジフェニルスルホン酸誘
導体(日本曹達(株)製、D−90)を用いた以外は、
(2)−1と同様にして平均粒径0.72μmの分散液
を得た。 (2)−5 (2)−1の4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシジ
フェニールスルホンの代わりにスルホニルアミノカルボ
ニルアミド基を有する化合物(チバ・スペシャリティー
・ケミカルズ(株)製、pergafast201)を用いた以外
は、(2)−1と同様にして平均粒径0.88μmの分
散液を得た。
0%)10部、スチレンブタジエンラテックス(固形分
50%)20部、ステアリン酸アミド分散液(固形分2
0%)15部、ジオクチルスルホコハク酸水溶液(固形
分5%)1部からなる組成物を混合して感熱発色層塗工
液を調製した。
調製した。 (4)−2 中空樹脂粒子 25部 (中空率90%、平均粒径3.5μm、固形分40%) スチレン/ブタジエン共重合ラテックス 15部 (固形分濃度47.5%) 水 60部 上記混合物を攪拌分散して、アンダーコート層形成液を
調製した。
を調製した。
ーコート液を用い、乾燥塗布量が3.0g/m2になる
ように塗工し、乾燥した。次いで、その上にB液として
(2)−1を用い、(A−1)液を用いた感熱発色塗工
液を用い、染料付着量が0.45g/m2になるように
塗布乾燥し、更にその上に樹脂付着量が1.5g/m2
になるように塗工し、乾燥した(付着量は乾燥付着量を
表わす)。その後、スーパーキャレンダーにて処理し、
本発明の感熱記録材料を得た。
りに、(A−2)液を用いた感熱発色塗工液を用いた以
外は、実施例1と同様にして本発明の感熱記録材料を得
た。
りに、(A−3)液を用いた感熱発色塗工液を用いた以
外は、実施例1と同様にして本発明の感熱記録材料を得
た。
りに、(A−4)液を用いた感熱発色塗工液を用いた以
外は、実施例1と同様にして本発明の感熱記録材料を得
た。
りに、(4)−2のアンダーコート液を用いた以外は、
実施例1と同様にして本発明の感熱記録材料を得た。
(2)−2を用いた以外は、実施例1と同様にして本発
明の感熱記録材料を得た。
(2)−3を用いた以外は、実施例1と同様にして本発
明の感熱記録材料を得た。
(2)−4を用いた以外は、実施例1と同様にして本発
明の感熱記録材料を得た。
(2)−5を用いた以外は、実施例1と同様にして本発
明の感熱記録材料を得た。
りに、(A−5)液を用いた感熱発色塗工液を用いた以
外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を得た。
りに、(A−6)液を用いた感熱発色塗工液を用いた以
外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を得た。
工液の代わりに、それぞれに(A−5)液を用いた感熱
発色塗工液を用いた以外は、各実施例と同様にして感熱
記録材料を得た。
薄膜ヘッドを有する感熱印字実験装置にて、ヘッド電力
0.45W/ドット1ライン、記録時間20msec/
L、走査密度8×385ドット/mm条件下で、1ms
ec毎にパルス巾0.0〜0.7mmsecに印字し、
印字濃度をマクベス濃度計RD−914にて測定し、濃
度が1.0となるパルス巾を計算した。比較例1を基準
として、(比較例1のパルス巾)/(測定したサンプル
のパルス巾)=感度倍率、として計算する。値が大きい
ほど感度(熱応答性)が良好である。
熱印字実験装置を用い、パルス巾0.5mmsecに印
字し、印字濃度及び地肌濃度をマクベス濃度計RD−9
14にて測定した。
を、それぞれ80℃で15時間放置した後、画像部、地
肌部の濃度を測定した。
ンプルにジブチルテレフタレートを付着させて、40℃
で72時間放置し、画像濃度を測定し、テスト後の濃度
/元の濃度×100(%)で表わす。
なように、本発明の感熱記録材料は、発色濃度が高く、
高感度で地肌カブリが少なく、耐熱保存性に優れたもの
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 支持体上にロイコ染料及び該ロイコ染料
を加熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱記録層
を有する感熱記録材料に用いるロイコ染料分散液であっ
て、該ロイコ染料が分散剤としてノニオン系界面活性剤
を含有して分散し、該ロイコ染料の平均粒子径が0.1
0μm〜0.30μmであり、0.07μm以下の粒子
径成分含有率が1.0%以下であることを特徴とするロ
イコ染料分散液。 - 【請求項2】 該ロイコ染料分散液の平均粒子径が、
0.10μm〜0.20μmの範囲であることを特徴と
する請求項1に記載のロイコ染料分散液。 - 【請求項3】 該ロイコ染料分散液中の0.07μm以
下の粒子径成分含有率が0%〜0.3%の範囲であるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のロイコ染料分散
液。 - 【請求項4】 該ロイコ染料に対しノニオン系界面活性
剤が、重量で5〜20%含有されていることを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれか1に記載のロイコ染料分散
液。 - 【請求項5】 該ロイコ染料の分散剤として、ノニオン
系界面活性剤とアニオン系界面活性剤を併用して用いる
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の
ロイコ染料分散液。 - 【請求項6】 該支持体と感熱発色層との間に熱可塑性
中空樹脂粒子を含む中間層を設け、請求項1乃至5のい
ずれか1に記載のロイコ染料分散液を用いたことを特徴
とする感熱記録材料。 - 【請求項7】 該支持体と感熱発色層との間に熱可塑性
中空樹脂粒子を含む中間層を設けたことを特徴とする請
求項6に記載の感熱記録材料。 - 【請求項8】 該顕色剤が、下記に示す(I)又は(I
I)又は(III)又は(IV)を含有していることを特徴と
する請求項6に記載の感熱記録材料。 (I)(ポリ)4−ヒドロキシ安息香酸誘導体、(II)
ウレアウレタン化合物、(III)下記一般式で表わされ
るジフェニルスルホン酸誘導体、 【化1】 (式中、Yは炭素数1〜12の炭化水素基、エーテル結
合を有する炭素数1〜8の炭化水素基を表わす。) (IV)スルホニルアミノカルボニルアミド基を有する顕
色剤
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2001
- 2001-03-23 JP JP2001086333A patent/JP4215961B2/ja not_active Expired - Lifetime
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