JP2002282493A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002282493A
JP2002282493A JP2001092151A JP2001092151A JP2002282493A JP 2002282493 A JP2002282493 A JP 2002282493A JP 2001092151 A JP2001092151 A JP 2001092151A JP 2001092151 A JP2001092151 A JP 2001092151A JP 2002282493 A JP2002282493 A JP 2002282493A
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gaming machine
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lcd display
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JP2001092151A
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English (en)
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Satoshi Nagata
敏 永田
Hideaki Okubo
英昭 大窪
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示装置を遊技盤の遊技領域から分離さ
せたものであって、遊技者の各個人が画像表示装置を視
やすい位置に傾斜させることができる遊技機を提供する
こと。 【解決手段】 回転軸106を介して表基板71に軸支
されたLCD表示器4bに対して、戻りバネ102で逆
方向に付勢するとともに電気モータ103で正方向」に
押動する。そして、アップボタン又はダウンボタンの押
下により電気モータ103を動作させると、LCD表示
器4bが正方向又は逆方向に回動・静止するので、遊技
者の各個人は、アップボタン及びダウンボタンを介し
て、LCD表示器4bを視やすい位置に傾斜させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技情報(特定図
柄や、普通図柄、保留球数、『大当たり』の文字など)
を表示するための画像表示装置を有する遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えば、特開平8−
238371号には、図30に示すように、前面枠20
2の前面の張出部203に設けられた打球供給皿204
の横において、可変表示装置205(「画像表示装置」
に相当するもの)を配設させたパチンコ遊技機201が
記載されている。そして、特開平8−238371号に
よれば、図30のパチンコ遊技機201においては、可
変表示装置205が遊技盤206から分離しており、遊
技盤206の遊技領域内に設けられる一般入賞口などの
多く盤面構成部品の配設範囲が拡大し、従来と異なる釘
の植設が可能となるので、趣向性の富んだ独自性を発揮
することができ、また、ホール側において遊技盤206
のみを入れ替える場合、可変表示装置205の再利用が
可能となるので、低コスト化に優れた効果を発揮するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図30
のパチンコ遊技機201のように、可変表示装置205
が遊技盤206の遊技領域内に配設されず、遊技盤20
6の遊技領域から分離されて配設されると、近年では、
可変表示装置205の表示内容がストーリー性を有する
ようになって、遊技内容の主要な役割が、遊技盤206
の遊技領域のパチンコ球の転動から、可変表示装置20
5の表示内容に移行している現状からすると、可変表示
装置205と遊技盤206の遊技領域という、2つのか
け離れた場所で、ゲーム内容が同時に展開されることに
なる。従って、ゲーム内容が展開されている最中の遊技
者は、可変表示装置205と遊技盤206の遊技領域と
いう、2つのかけ離れた場所を視ることになるが、この
点、島設備の座席に着座した遊技者の正面の前方に、遊
技盤206の遊技領域が位置する一方、かかる遊技者の
正面の右下方には、可変表示装置205が位置するた
め、可変表示装置205に対する遊技者の視角が狭くな
り、島設備の座席に着座した遊技者にとって、可変表示
装置205が視ずらくなることが多かった。
【0004】特に、島設備の座席に着座した遊技者の視
点の高さには個人差があり、さらに、可変表示装置20
5が遊技盤206の遊技領域と比べて小さいことを考慮
すると、遊技者が可変表示装置205を視ずらくなる程
度も千差万別である。
【0005】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、画像表示装置を遊技盤
の遊技領域から分離させたものであって、遊技者の各個
人が画像表示装置を視やすい位置に傾斜させることがで
きる遊技機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に成された請求項1に係る発明は、遊技情報を表示する
画像表示装置を有し、前記画像表示装置を遊技盤の遊技
領域以外で視認可能に配設した遊技機であって、遊技者
に対する前記画像表示装置の傾斜角度を調節する調節手
段を備えたこと、を特徴としている。
【0007】すなわち、本発明の遊技機では、遊技情報
を表示する画像表示装置を遊技盤の遊技領域以外で視認
可能に配設させたものであることから、画像表示装置を
遊技盤の遊技領域から分離させたものであると言うこと
ができ、さらに、画像表示装置の傾斜角度を調節する調
節手段を備えているので、遊技者の各個人が画像表示装
置を視やすい位置に傾斜させることができる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載する遊技機であって、前記調節手段は、操作部と、
前記操作部の操作により前記画像表示装置を傾斜させる
電気的駆動手段と、を特徴としている。
【0009】すなわち、本発明の遊技機において、操作
部と、操作部の操作により画像表示装置を傾斜させる電
気的駆動手段とで、調節手段を構成すれば、操作部で電
気的駆動手段を動作させると、画像表示装置が傾斜する
ので、遊技者の各個人は、操作部を介して、画像表示装
置を視やすい位置に傾斜させることができる。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
記載する遊技機であって、賞球の払い出しを受ける上皿
と、前記上皿から供給される遊技球を前記遊技盤の遊技
領域に発射するための発射レバーとを、前記遊技盤を視
認可能に覆う前面枠に備え、前記上皿又は、前記上皿の
近傍、前記発射レバーの近傍のいずれか一つに前記操作
部を設けたこと、を特徴としている。
【0011】すなわち、本発明の遊技機において、遊技
盤を視認可能に覆う前面枠に備えられた上皿及び発射レ
バーに対し、上皿又は、上皿の近傍、発射レバーの近傍
のいずれか一つに操作部を設ければ、遊技者の各個人が
画像表示装置を視やすい位置に傾斜させることを、操作
部を介して容易に行うことができる。
【0012】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれか一つに記載する遊技機であって、
前記遊技領域と前記上皿との間に前記画像表示装置を設
けたこと、を特徴としている。
【0013】すなわち、本発明の遊技機において、遊技
盤の遊技領域と上皿との間に画像表示装置を設ければ、
遊技領域の下方に画像表示装置が位置することとなり、
遊技者は、視線を上下するだけで、画像表示装置と遊技
盤の遊技領域という、2つのかけ離れた場所を視ること
ができるので、遊技者は、視やすい位置に画像表示装置
を傾斜させるだけでなく、かかる画像表示装置と遊技盤
の遊技領域との間で視線を移しやすくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。先ず、本実施形態のパチンコ遊
技機の全体構成について、図1〜図4に基づいて説明す
る。図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機1の全体
を示した斜視図である。図2は、本実施形態に係るパチ
ンコ遊技機1の全体を示した正面図である。図3は、本
実施形態に係るパチンコ遊技機1の全体を示した側面図
である。図4は、本実施形態に係るパチンコ遊技機1の
全体を示した平面図である。尚、図1では、遊技領域2
に設けられたゲート等の構造物を省略してある。
【0015】上述したように、図1〜図4に示すパチン
コ遊技機1では、遊技領域2において、入賞口、電動役
物及びゲート等の各種構造物が配設されており、発射さ
れたパチンコ球が遊技領域2を転動落下して賞球口に入
賞すると、遊技領域2の下側に配設された上部受け皿3
(「上皿」に相当するもの)にて、賞球の払い出しが行
われる。
【0016】また、遊技領域2と上部受け皿3との間に
は、前方側に突き出るプレート4が配設されており、こ
のプレート4に設けられた一対のスピーカグリルG1の
奥に内蔵されている一対の外部スピーカ4a(図6、図
7参照)によって、ゲーム内容に対応した音をパチンコ
遊技機1の外へ流すことができる。そして、一対のスピ
ーカグリルG1の間には、LCD表示器4b(「画像表
示装置」に相当するもの)が配設されおり、このLCD
表示器4bは、遊技領域2の以外であって遊技領域2の
下方の前面側のほぼ中央位置に、前面枠150とは別体
となるように配設されている。
【0017】そして、このLCD表示器4bは、特別図
柄用作動保留球数表示部4b2、普通図柄用作動保留球
数表示部4b3、特別図柄X1、普通図柄4b1の「遊
技情報」を表示する液晶パネルであり、特に、3個の特
別図柄X1については、LCD表示器4bの左側、中
央、右側にそれぞれ表示された図柄が変動しながら順番
に停止し、全てが停止した状態で全体として所定の図柄
(例えば「777」等)を構成すると、遊技者にとって
有利な遊技状態である「いわゆる大当たり」となる。
【0018】このように、LCD表示器4bは、遊技領
域2以外の前面側中央に配置されたので、遊技者の近く
にあり、遊技者にとっては、LCD表示器4bが見やす
くなる。また、一対の外部スピーカ4a(図6、図7参
照)がLCD表示器4bの両側方に配置されているの
で、一対の外部スピーカ4a(図6、図7参照)から発
せられる音が、LCD表示器4bを見る遊技者に向かっ
て直接的に伝わることになり、遊技者の興奮を煽ること
ができる。さらに、LCD表示器4bは高価であって、
リサイクルの観点からも積極的に再利用しようとする要
望があるが、このパチンコ遊技機1の場合、遊技領域2
の以外に配置されたLCD表示器4bは、遊技領域2の
上を転動落下するパチンコ球による衝撃を受けないの
で、劣化しにくく再利用しやすくなる。
【0019】また、そのLCD表示器4bの下方に位置
する上部受け皿3の下側には、カバー体5が設けられ、
このカバー体5内には、賞球を受ける大きめのパチンコ
球貯留部5c(図6参照)が配設されている。その上部
受け皿3の上方右側には、上部受け皿3に溜まったパチ
ンコ球をパチンコ球貯留部5cに落下させるための球抜
きボタン3aが配設されており、遊技者等が球抜きボタ
ン3aを操作すると、上部受け皿3にあるパチンコ球
が、パチンコ遊技機1の内部のパチンコ球通路(図示せ
ず)を介して、パチンコ球貯留部5cに落下することに
なる。
【0020】また、カバー体5の右方側には、ハンドル
6(「発射レバー」に相当するもの)に連結された発射
装置6a(図5参照)が配設されており、上部受け皿3
の遊技球が、パチンコ遊技機1の内部のパチンコ球通路
(図示せず)を介して、発射装置6aへ送られるように
構成されている。発射装置6aは、ハンドル6の操作に
より、上部受け皿3から供給されるパチンコ球を遊技盤
T1(図6参照)の遊技領域2に発射する。また、カバ
ー体5の左方側には、開閉可能式の灰皿7が配設されて
いる。
【0021】一方、遊技領域2の左右上方側には、左右
方向に配設されている多数の発光LED8が上下方向に
設けられている。また、遊技領域2の前側は、前面枠1
50を構成する前扉9により被覆されており、前扉9は
その側方(左)側に設けられたヒンジ部材9b等を介し
て開閉自在に支持されている。この前扉9には、プレー
ト4、上部受け皿3、及びカバー体5の順に一体に設け
られている。
【0022】そして、ヒンジ部材等の反対側(右)側に
は、鍵穴9aが設けられており、遊技店の管理者等が鍵
を鍵穴9aに挿入して回転操作して、ロックを解除する
ことにより、前扉9を前方側へ開くことができる。尚、
前扉9が前方側へ開放されたことを検出するため、検出
スイッチ(図示せず)が設けられており、前扉9が前方
側へ開放された場合、この検出スイッチが検出信号を主
制御部としての主基板32(図10参照)に出力して、
右側発光LED8のみを点灯させることにより、その旨
を遊技店の管理者等に報知できる。
【0023】さらに、カバー体5の前方側の接続端子1
0とLCD表示器4bとの間には、遊技者が一対の外部
スピーカ4a(図6、図7参照)を介してゲーム内容に
対応した音を聴く際の、その音量を調整できる音量調整
用操作部材11が配設されている。この場合、音量調整
用操作部材11はロータリ型であって、遊技者等が音量
調整用操作部材11を適宜回転操作することにより、そ
の音量を調整でき、遊技者は一対の外部スピーカ4a
(図6、図7参照)を介してゲーム内容に対応した音を
所望の音量で聴くことができる。このように音量調整用
操作部材11が、遊技領域2以外に配置されたLCD表
示器4bに近接して配設されたので、音量調整用操作部
材11の音量調整用の操作が容易になる。もっとも、音
量調整用操作部材11はロータリ型に限定される訳では
なく、例えば音量の「大」、「中」及び「小」を選択で
きるスイッチ等であっても良いし、その他の構成であっ
ても良い。
【0024】また、カバー体5の前方側には、パチンコ
球貯留部5cで受けたパチンコ球を落下させるための球
抜きダイヤルレバー5aが配設されており、球抜きダイ
ヤルレバー5aを一方向に操作すると、パチンコ球貯留
部5cの下方扉5bが開放して、パチンコ球貯留部5c
内にあるパチンコ球がパチンコ遊技機1の下方に置いた
受け皿(図示せず)に落下することになる。一方、球抜
きダイヤルレバー5aを反対方向に操作すると、パチン
コ球貯留部5cの下方扉5bが閉じて、パチンコ球貯留
部5cにパチンコ球を溜めることができる。尚、パチン
コ球貯留部5cには、賞球のオーバーフローを検出する
ため、検出スイッチ(図示せず)が設けられており、こ
の検出スイッチが検出信号を主制御部としての主基板3
2(図10参照)に出力して、遊技領域2の左側発光L
ED8のみを周期的に点滅させることにより、その旨を
遊技店の管理者等に報知することができる。
【0025】また、前方側に突き出るプレート4の左側
においては、「操作部」として、LCD表示器4bの傾
斜角度を調節するアップボタン113とダウンボタン1
14とが設けられている。
【0026】ここで、本実施形態のパチンコ遊技機1の
内部の構成について、図6〜図9を参照して説明する。
図6は、本実施形態のパチンコ遊技機1の前扉を開いた
状態を示した正面図であり、図7は、その前扉を更に開
いた状態を示した斜視図である。図8は、その前扉を外
した状態を示した斜視図であり、図9は、その前扉を外
した状態を示した正面図である。図6〜図9に示すよう
に、ガラス窓の内側に位置する遊技領域2は、遊技盤T
1に設けられている。また、遊技盤T1の遊技領域2以
外の中央部には、LCD表示器4bが設けられ、そのL
CD表示器4bの下方部には、パチンコ球貯留部5cが
設けられている。そして、ガラス窓を含む前扉9は、そ
の裏面側から前面側へ向かって開放された開口部Y1を
有し、この開口部Y1は、LCD表示器4bに対応する
大きさ及び形状を有しており、前扉9を閉じた状態で、
LCD表示器4bが開口部Y1に填るように構成されて
いる。このように前扉9とLCD表示器4bとが別体と
なって、前扉9の軽量化を図ることができ、前扉9を前
方側へ開放する際に、その作業の負担が軽減化される。
また、開口部Y1内には、透明な蓋体130が設けら
れ、蓋体130により閉鎖されている。これにより、開
口部Y1からパチンコ球が侵入することを防止すると同
時に、いわゆる「ゴト防止対策」を図っている。
【0027】次に、パチンコ遊技機1における遊技領域
2の構成について、図2を参照して説明する。この遊技
領域2内には、従来のパチンコ機と異なって、「画像表
示装置」としてのLCD表示器4bがないため、遊技領
域2が広く使え、遊技領域2における始動入賞口、風車
等の構造物の配置等の設計自由度を高めることができ
る。この場合、遊技領域2には、所定厚さの板材からな
る遊技盤T1上に設けられた各構造物を囲むように、環
状のレール12が遊技領域2上に立設されており、この
レール12は、発射されたパチンコ球を遊技領域2内に
案内する案内路を構成している。また、遊技領域2内の
上方左右には、2個の風車13がそれぞれ配設され、こ
れら風車13の間の下方には、入賞口14が配設されて
いる。これら2個の風車13の下方には、2個の入賞口
15、16が配設され、これら2個の入賞口15、16
の間の下方には、第1種始動口17が配設されている。
また、遊技領域2内の側方における2個の入賞口15、
16の左右には、電飾部材18、19が配設されてい
る。また、第1種始動口17の下方左右には、2個のゲ
ート20、21が配設され、これらゲート20、21の
左右下方には、2個の入賞口22、23が配設されてお
り、遊技領域2の裏面には、パチンコ球を流す賞球樋が
設けられている。そして、第1種始動口17、ゲート2
0、21及び入賞口22、23の下方には、大入賞口2
4及びこの大入賞口24の左右に位置する入賞口25、
26を有する特別電動役物27が配設されており、この
大入賞口24は、長い横幅を有しており、開閉扉24a
を備えている。
【0028】そして、大入賞口24、入賞口14、1
5、16、22、23、25、26に対しては、遊技領
域2の裏面において、パチンコ球を流す賞球樋が設けら
れており、この賞球樋には、大入賞口24、入賞口1
4、15、16、22、23、25、26に入ったパチ
ンコ玉を検出する入賞口スイッチ(図示せず)が、遊技
領域2の裏側に設けられている。そして、入賞口スイッ
チがパチンコ球の入賞を検出すると、入賞口スイッチ
は、所定個数の賞球が上部受皿3に排出されるように、
その旨を示す検出信号を主基板32(図10参照)に出
力する。また、第1種始動口17の遊技領域2の裏面に
は、パチンコ球を流す賞球樋が設けられており、この第
1種始動口17に入ったパチンコ玉を検出する始動口ス
イッチ(図示せず)が遊技領域2の裏側に設けられてい
る。そして、この第1種始動口17に入賞したパチンコ
球を始動口スイッチが検出すると、所定の個数の賞球が
上部受皿3に排出されるとともに、LCD表示器4bに
表示される複数の変動図柄がそれぞれ上下動を開始する
ように、その旨を示す検出信号をそれぞれ主基板32
(図10参照)に出力する。そして、第1種始動口17
にパチンコ球が入り、LCD表示器4bの画面の、左
側、中央、右側にそれぞれ表示された特別図柄X1が変
動した後に、所定の表示状態に達成した場合(例えば、
「777」と揃った場合等)に大入賞口24の開閉扉2
4aが開かれるように構成されている。この大入賞口2
4内には、開閉扉24aが開かれたときに入賞したパチ
ンコ球の個数をカウントするための大入賞口カウントス
イッチ(図示せず)が設けられており、大入賞口カウン
トスイッチがカウントしたパチンコ球の個数に対応する
分の所定の個数の賞球が、上部受皿3に排出されるよう
に構成されている。この場合、大入賞口24の開閉扉2
4aは、25秒間経過又は10個のパチンコ球の入賞が
大入賞口カウントスイッチにより検出されるまで開放さ
れる。更に、大入賞口24の内部には、遊技者にとって
有利な遊技状態に設定するための「いわゆるVゾーン」
が仕切り形成されており、当該Vゾーンへの入賞検出用
のVスイッチが設けられている。また、ゲート20、2
1には、パチンコ球の通過を検出する検出スイッチ(図
示せず)が備えられ、この検出スイッチがパチンコ球の
通過を検出することにより、LCD表示器4bに設けら
れた普通図柄4b1が変化しながら所定の数字等を表示
する。普通図柄4b1が停止した状態が所定の図柄(例
えば「7」等)を構成する場合に、遊技者にとって有利
な遊技状態である「通常当たり遊技状態」となる。尚、
LCD表示器4b内の上方部には、特別図柄X1の始動
回数を遊技者に知らせるための4個の特別図柄用作動保
留球数表示部4b2が設けられるとともに、LCD表示
器4b内の右側部には、普通図柄4b1の始動回数を遊
技者に知らせるための4個の普通図柄用作動保留球数表
示部4b3が設けられている。
【0029】次に、本実施形態のパチンコ遊技機1の裏
面の構成について、図5を参照して説明する。図5は、
本実施形態のパチンコ遊技機1の裏面の構成を示す斜視
図である。パチンコ遊技機1の裏面上方には、パチンコ
球を溜める賞球タンク28が設けられている。この賞球
タンク28内には、パチンコ球が無いことを知らせるた
めの検出スイッチ(図示せず)が設けられており、この
検出スイッチが検出信号を主基板32(図10参照)に
出力して、遊技領域2の左側の発光LED8のみが点灯
するように構成されている。パチンコ遊技機1の裏面上
方の賞球タンク28の下方には、パチンコ球を流すタン
クレール29が設けられている。賞球タンク28の下流
には、賞球装置30が設けられている。さらに、賞球タ
ンク28からタンクレール29を介して賞球装置30へ
送るパチンコ球用通路には、パチンコ球無を知らせるた
めの検出スイッチ(図示せず)が設けられており、この
検出スイッチが検出信号を主基板32(図10参照)に
出力して、遊技領域2の右側の発光LED8のみが周期
的に点滅するように構成されている。そのパチンコ遊技
機1の裏面には、更に発射装置6a、電源基板31、主
基板32、音声基板33、ランプ基板34、表示基板3
5及び賞球基板36が配設されている。
【0030】次に、本実施形態のパチンコ遊技機1の制
御システム部の構成について説明する。図10は、本実
施形態のパチンコ遊技機1の制御システム部40の概略
を示すブロック図である。この制御システム部40は、
図10に示すように、枠機構部W1と盤面機構部W2と
からなる。
【0031】その枠機構部W1は、賞球基板36の他
に、内枠等に取り付けられる補助部品、電気部品、付属
部品等を備えるものであって、一般にパチンコ遊技機1
の種類が替わっても、賞球の払い出し等については同様
の動作が行われるので、部品は共通化しやすい。それに
対し、盤面機構部W2は、遊技領域2に配設されたラン
プ等の点灯、LCD表示器4bの表示等をさせるための
ものであり、パチンコ遊技機1の種類毎に、部品の配
置、種類、大きさ等が異なるので、部品の共通化が困難
なものが多い。
【0032】この場合、枠機構部W1は、図10に示す
ように、電源基板31、賞球基板36、賞球の払出装置
37、発射装置6aを備える他に、発光LED8からな
る枠ランプW3、LCD表示器4b等からなる表示器W
4、更に、一対の外部スピーカ4aを備えている。一
方、盤面機構部W2は、主基板32の他に、音制御部と
しての音声基板33、ランプ基板34及び表示基板35
を備えており、更に、図示しない電飾部材等に内設され
た電飾ランプからなる盤面ランプW5を備えている。も
っとも、枠機構部W1及び盤面機構部W2の構成物は、
必ずしも一義的ではなく、部品の共通化等の点を考慮し
て、パチンコ遊技機1ごとに変化する。
【0033】最初に、枠機構部W1について、概略を説
明する。電源基板31は、所定の電圧の電流を作り、主
基板32、音声基板33、ランプ基板34、表示基板3
5、賞球基板36、賞球の払出装置37、発射装置6a
等に所定の電圧の電流を印可するための基板である。
【0034】具体的には、電源基板31は、AC(交
流)24V(ボルト)を変圧するとともに整流する直流
32V(ボルト)用の電源31aを設ける他に、AC
(交流)24V(ボルト)を変圧するとともに整流する
直流12V(ボルト)用の電源31b、更に、動作用電
圧の一つとして用いるため、AC(交流)24Vを変圧
するとともに整流する直流5V(ボルト)用の電源31
cを設ける。これら電源31b及び電源31cは、レギ
ュレータ、コンデンサー、抵抗等を組み合わせた回路か
らなる。また、電源基板31は、電源31cの電圧5V
(ボルト)の直流が、停電等の電気事故によって電圧低
下を招いた場合に、直流5Vのバックアップ電圧を供給
するため、電源31cの直流5Vにより常に充電される
バックアップ電源31dを設ける。
【0035】また、賞球基板36は、賞球の払い出し動
作を制御するための基板である。賞球基板36上の賞球
払出回路には、その制御動作を所定の手順で実行するこ
とができるCPU36A(演算処理装置)、その動作プ
ログラムデータ、及び、所定の賞球(例えば15個とか
5個の賞球)を払い出すことを命じる賞球数データ等を
格納するためのROM36B(メモリ)、及びデータの
書き込み及び読み出しを行うためのRAM36C(メモ
リ)、入出力装置(I/Oポート)36D及び電源監視
回路36E等を装着している。この場合、RAM36C
は、遊技領域2に設けられた入賞口14、15、16、
22、23、25、26等に入賞し(賞球払い出し条件
を満たし)、その入賞を検出した場合に賞球の払い出し
データを記憶するメモリに該当し、記憶した賞球の払い
出しデータに基づいて、CPU36Aは賞球の払い出し
を行うことができる。
【0036】次に、盤面機構部W2について、概略を説
明する。主基板32は、パチンコ遊技機1の全体を制御
するための基板である。この主基板32は、制御回路と
して、制御動作を所定の手順で実行することができるC
PU32A(演算処理装置)、その動作プログラムデー
タを格納するためのROM32B(メモリ)、及びデー
タの書き込み及び読み出しを行うためのRAM32C
(メモリ)、入出力装置(I/Oポート)32D等を装
着している。
【0037】そのROM32B(メモリ)には、音楽デ
ータテーブルを有し、この音楽データテーブルは、遊技
状態(例えば大当たり遊技等)の内容と、この遊技状態
の内容に対応する制御信号とから構成されている。ま
た、ROM32B(メモリ)には、2つの発光パターン
データテーブルを有し、一方の発光パターンデータテー
ブルは、パチンコ遊技機1のエラー内容と、このパチン
コ遊技機1のエラー内容(例えば前扉9の開放等)に対
応するエラー制御信号とから構成される。また、他方の
発光パターンデータテーブルは、遊技状態(例えば大当
たり遊技等)の内容と、この遊技状態(例えば大当たり
遊技等)の内容に対応する制御信号とから構成されてい
る。さらに、ROM32B(メモリ)には、表示データ
テーブルを有し、この表示データテーブルは、パチンコ
ゲームの遊技状態を表す遊技状態(例えば大当たり遊技
等)の内容と、この遊技状態の内容に対応する制御信号
とから構成されている。
【0038】また、音声基板33は、一対の外部スピー
カ4aから出力される効果音等を制御するための基板で
あって、音発生回路として、その制御動作を所定の手順
で実行することができるCPU33A(演算処理装
置)、その動作プログラムデータ及び音用データ等を格
納するためのROM33B(メモリ)、及びデータの書
き込み及び読み出しを行うためのRAM33C(メモ
リ)、入出力装置(I/Oポート)33D等を装着して
いる。
【0039】そのROM33Bには、音用データを記憶
するべく、音楽データテーブルを有し、この音楽データ
テーブルは、制御信号と、この制御信号に対応する効果
音としてのパチンコ遊技機用の音楽データとから構成さ
れている。このROM33Bに記憶されている各音楽デ
ータは相互に異なり、遊技(例えば大当たり等)に応じ
て適切に設定されている。この場合、入出力装置(I/
Oポート)33Dと外部スピーカ4aとの間には、音声
信号を増幅する音量調整用アンプAMが接続されてお
り、音量調整用操作部材11を回転操作することによ
り、音量調整用アンプAMによる音声信号の増幅率が変
化するように構成されている。具体的には、音量調整用
アンプAMには、可変抵抗(図示せず)が内蔵されてお
り、音量調整用操作部材11の回転操作により、その可
変抵抗の抵抗値が変化するようになっている。
【0040】また、ランプ基板34は、パチンコ遊技機
1の遊技領域2の上の前記盤面ランプW5及び前記枠ラ
ンプW3を制御するための基板であって、ランプ照明回
路として、その制御動作を所定の手順で実行することが
できるCPU34A(演算処理装置)、その動作プログ
ラムデータ及び点灯データ等を格納するためのROM3
4B(メモリ)、及びデータの書き込み及び読み出しを
行うためのRAM34C(メモリ)、入出力装置(I/
Oポート)34D等を装着している。
【0041】そのROM34B(メモリ)には、点灯デ
ータとして、2つの発光パターンデータテーブルを有し
ており、一方の発光パターンデータテーブルは、エラー
制御信号と、このエラー制御信号に対応する点灯パター
ンとから構成されている。その点灯パターンは相互に異
なり、エラーに対応するように設定されている。また、
他方の発光パターンデータテーブルは、制御信号と、こ
の制御信号に対応する点灯パターンとから構成されてい
る。その点灯パターンは相互に異なり、遊技(例えば大
当たり等)に応じて適切に設定されている。
【0042】また、表示基板35は、パチンコ遊技機1
の遊技領域2のLCD表示器4bを制御するための基板
であって、その制御動作を所定の手順で実行することが
できるCPU35A(演算処理装置)、その動作プログ
ラムデータ及び表示パターンデータ等を格納するための
ROM35B(メモリ)、及びデータの書き込み及び読
み出しを行うためのRAM35C、入出力装置(I/O
ポート)35D、画像デジタル処理(VDP)装置35
E等を装着している。そのROM35Bには、表示デー
タを記憶するべく、表示データテーブルを有し、この表
示データテーブルは、制御信号と、この制御信号に対応
する表示パターンとから構成されている。その表示パタ
ーンは相互に異なり、遊技(例えば大当たり等)に応じ
て適切に設定されている。
【0043】また、電源基板31の電源31cは、主基
板32のCPU32A、ROM32B、RAM32C及
び入出力装置32Dに、動作用電圧としての5V(ボル
ト)の電圧の直流を供給して、主基板32のCPU32
A、ROM32B、RAM32C及び入出力装置32D
を正常に動作させる。その電源基板31の電源31c
は、賞球基板36の電源監視回路36Eを介して、賞球
基板36のCPU36A、ROM36B、RAM36C
及び入出力装置36Dに、5V(ボルト)の電圧の直流
を供給して、そのCPU36A、ROM36B、RAM
36C及び入出力装置36Dを正常に動作させる。尚、
動作用電圧の電圧低下を招いた場合に、バックアップ電
源31dは、RAM36C等にバックアップ電圧を供給
できる。
【0044】ここで、電源基板31の電源31cが、音
声基板33、ランプ基板34及び表示基板35に5V
(ボルト)の電圧の直流を供給していない理由は、音声
基板33、ランプ基板34及び表示基板35には、図示
しない変圧器がそれぞれ設けられており、この変圧器に
よって、電源31bが供給する12V(ボルト)の直流
を電圧5V(ボルト)の直流に変圧して、その変圧した
直流を音声基板33、ランプ基板34及び表示基板35
のCPU33A〜35A、ROM33B〜35B、RA
M33C〜35C、及び入出力装置33D〜35Dに供
給して、正常な動作を行わせ得るからである。
【0045】また、電源31bは、主基板32、音声基
板33、ランプ基板34及び表示基板35に、電圧12
V(ボルト)の直流を供給して、主基板32、音声基板
33、ランプ基板34及び表示基板35に設けられたセ
ンサ類等を作動させる。また、電源31bは、払出装置
37に12V(ボルト)の電圧の直流を供給して、払出
装置37に設けられたセンサ類を作動させる。さらに、
電源31aは、AC(交流)24V(ボルト)を変圧し
て直流32V(ボルト)を作り、払出装置37に設けら
れたモータ類を作動させる。もっとも、音声基板33及
び表示基板35に、電圧の12V(ボルト)の直流を供
給し、また、ランプ基板34に、電圧の5V(ボルト)
の直流を供給するようにしても良い。
【0046】また、AC(交流)24V(ボルト)は、
払出装置37に直接に供給され、この払出装置37に設
けられたモータ類を駆動させる。また、主基板32のC
PU32Aは、RAM32C、ROM32B及び入出力
装置32Dに接続されており、その入出力装置32D
は、賞球基板36、音声基板33、ランプ基板34及び
表示基板35の入出力装置36D、33D〜35Dに接
続されている。かかる接続により、主基板32のCPU
32Aは、賞球基板36、音声基板33、ランプ基板3
4及び表示基板35の演算処理装置としてのCPU36
A、33A〜35Aに対して、制御信号等を伝達するこ
とができる。
【0047】この場合、主基板32のCPU32Aの負
担を軽減するべく、主基板32のCPU32Aが、賞球
基板36、音声基板33、ランプ基板34及び表示基板
35のCPU36A、33A〜35Aに対して、各制御
内容を示す制御信号を伝達するので、その制御信号をそ
れぞれ入力した賞球基板36、音声基板33、ランプ基
板34及び表示基板35のCPU36A、33A〜35
Aが、賞球基板36、音声基板33、ランプ基板34及
び表示基板35のRAM36C、33C〜35Cをそれ
ぞれ使用しながら、ROM36B、33B〜35Bに記
憶されているプログラム等に従って、その内容を実行す
る。
【0048】具体的には、音声基板33のCPU33A
は、図10に明示するように、RAM33C、ROM3
3B及び入出力装置33Dに接続されており、その入出
力装置33Dは、一対の外部スピーカ4aに接続されて
いるので、主基板32のCPU32Aから制御信号を入
力する音声基板33のCPU33Aは、RAM33Cを
使用しながらROM33Bから音用データを読み出し
て、入出力装置33Dを介して、一対の外部スピーカ4
aを制御することができる。
【0049】その結果、一対の外部スピーカ4aは、L
CD表示器4bの特別図柄X1が所定の図柄(例えば、
「777」等)を構成する大当たり状態、LCD表示器
4bの普通図柄4b1が通常当たり図柄(例えば、
「7」)を表示する通常当たり状態、LCD表示器4b
の表示図柄が変動する図柄変動状態、及び遊技者が遊技
を行って入賞口14、15、16、22、23、25、
26に入賞した状態である通常遊技状態等において、遊
技者の興味を起こすような効果音等を出力する。
【0050】また、ランプ基板34のCPU34Aは、
RAM34C、ROM34B及び入出力装置34Dに接
続されており、その入出力装置34Dは、枠ランプW3
及び盤面ランプW5に接続されているので、主基板32
のCPU32Aから制御信号を入力するランプ基板34
のCPU34Aは、RAM34Cを使用しながらROM
34Bから点灯パターンデータを読み出して、入出力装
置34Dを介して、枠ランプW3及び盤面ランプW5を
制御することができる。それにより、これら枠ランプW
3及び盤面ランプW5は、前述した大当たり状態、通常
当たり状態、図柄変動状態、通常遊技状態等において、
遊技者の興味を起こすように枠ランプW3及び盤面ラン
プW5を点灯することができる。
【0051】また、主基板32のCPU32Aは、パチ
ンコ遊技機1のエラー内容に対応するエラー制御信号を
ランプ基板34のCPU34Aに出力するので、ランプ
基板34のCPU34Aは、エラー制御信号に基づい
て、枠ランプW3を制御することができる。具体的に
は、前扉9が前方側へ開放された場合、タンクレール2
9から賞球装置30へ送るパチンコ球用通路に設けられ
た爪車へ送られるパチンコ球を検出できない場合、賞球
タンク28内のパチンコ球無し及びパチンコ球貯留部5
cの賞球がオーバーフローした場合、発光LED8に適
宜点灯・点滅させる。
【0052】さらに、表示基板35のCPU35Aは、
RAM35C、ROM35B、入出力装置35D及び画
像デジタル処理(VDP)装置35Eに接続されてお
り、その画像デジタル処理装置35Eは、枠機構部W1
の表示器W4のLCD表示器4bに接続されているの
で、主基板32のCPU32Aから制御信号等を入力す
る表示基板35のCPU35Aは、RAM35Cを使用
しながらROM35Bから図柄変動用データを読み出
し、画像デジタル処理装置35Eを介して、表示器W4
のLCD表示器4bを制御することができる。それによ
り、枠機構部W1の表示器W4は、前記大当たり状態、
通常当たり状態、図柄変動状態、通常遊技状態等におい
て、遊技者の興味を起こす映像(当該遊技領域2と関連
する遊技内容)を表示することができる。
【0053】また、賞球基板36のCPU36Aは、電
源監視回路36E、RAM36C、ROM36B及び入
出力装置36Dに接続されており、その入出力装置36
Dは、発射装置6a、払出装置37に接続されている。
このような接続により、主基板32のCPU32Aから
制御信号を入力する賞球基板36のCPU36Aは、R
AM36Cを使用しながらROM36Bから、賞球数デ
ータを読み出して、発射装置6a及び払出装置37の間
で信号を伝達することができる。
【0054】そして、本実施の形態に係るパチンコ遊技
機1の場合、主基板32にCPU32A等、賞球基板3
6にCPU36A等、音声基板33にCPU33A等、
ランプ基板34にCPU34A等及び表示基板35にC
PU35A等を備えているが、これらCPU32A、C
PU36A、CPU33A乃至35A等の機能は、必ず
しも同等でない。すなわち、CPU32A、CPU36
A、CPU33A乃至35Aの演算処理速度、及びRO
M32B、ROM36B、ROM33B乃至35B等の
記憶容量等に差異があって、主基板32のCPU32A
等の機能が、その他のCPU36A、CPU33A乃至
35A等の機能より劣ることが多い。そのため、主基板
32上のCPU32Aの負担を軽減して、その負担を他
のCPU36A、CPU33A乃至35Aが負担するの
が、パチンコ遊技機1の全体の処理能力を向上させるに
は望ましい。
【0055】そして、主基板32のCPU32Aを動作
させるためのROM32Bに記憶されるプログラム量、
及びRAM32Cに記憶されるデータ量を減らして、そ
の分例えば音声基板33、ランプ基板34、表示基板3
5及び賞球基板36のCPU36A、CPU33A乃至
35Aを動作させるためのROM36B、ROM33B
乃至35Bに記憶されるプログラム量、及びRAM36
C、RAM33C乃至35Cに記憶するデータ量を増加
させて、パチンコ遊技機1の全体の処理能力を向上させ
るのが望ましい。この場合、賞球基板36のCPU36
A、音声基板33のCPU33A、ランプ基板34のC
PU34A及び表示基板35のCPU35Aが、高機能
であることから、ROM36B、ROM33B乃至35
B及びRAM36C、RAM33C乃至35Cも記憶容
量の大きい高機能のものを使用できるので、これらメモ
リとしてのROM36B、ROM33B乃至35B、及
び、RAM36C、RAM33C乃至35Cが、その基
板36、33、34、35上に占める面積を減少させる
ことができる。
【0056】次に、一対のスピーカ4aとLCD表示器
4bの一体化について、図11〜図26に基づき説明す
る。図11は、一対のスピーカ4aとLCD表示器4b
が一体化された組立部品50を正面側から見た斜視図で
ある。図12は、LCD表示器4bを外した状態で図1
1の組立部品50を正面側から見た斜視図である。図1
3は、図11の組立部品50を正面側から見た分解斜視
図である。図14は、図11の組立部品50の正面図で
ある。図15は、図11の組立部品50の平面図であ
る。図16は、図11の組立部品50の側面図である。
図17は、図11の組立部品50の裏面図である。図1
8は、裏基板81を外した状態で図11の組立部品50
を見た裏面図である。図19は、図11の組立部品50
を裏面側から見た分解斜視図である。図20は、図11
の組立部品50を図14の線A−Aで切断した断面図で
ある。図21は、図11の組立部品50を図18の線D
−Dで切断した断面図である。図22は、図11の組立
部品を図18の線C−Cで切断した断面図であって、L
CD表示器4bの傾斜角度が最小にある状態を示すもの
である。図23は、図11の組立部品を図18の線C−
Cで切断した断面図であって、LCD表示器4bの傾斜
角度が最大にある状態を示すものである。図24は、本
実施の形態のパチンコ遊技機1を中心線で切断した図で
あって、図11の組立部品50が図22の状態のときを
示すものである。図25は、本実施の形態のパチンコ遊
技機1を中心線で切断した図であって、図11の組立部
品50が図23の状態のときを示すものである。図26
は、図11の組立部品50に関するブロック図である。
【0057】図11〜図25に示すように、一対のスピ
ーカ4aとLCD表示器4bが一体化された組立部品5
0は、一対のスピーカ4a、LCD表示器4b、表基板
71、裏基板81、ヒンジ91、戻りバネ102、電気
モータ103(「電気的駆動手段」も相当するもの)な
どから構成されている。
【0058】さらに、LCD表示器4bは、保護カバー
61、液晶パネル本体62、ハウジング63などから構
成されている。この点、保護カバー61には、4つの螺
孔61aなどが形成されている。一方、ハウジング63
には、4つの螺孔63a、回動軸106、バネ係止部1
08などが形成されている。従って、ハウジング63に
おいて、収納させた液晶パネル本体62を保護カバー6
1で覆うとともに、この保護カバー61を、ハウジング
63の螺孔63aと保護カバー61の螺孔61aとを介
して、ねじ止めで固定すれば、LCD表示器4bとな
る。
【0059】また、表基板71には、その正面側におい
て、LCD表示器取付部72、2つのスピーカ取付部7
3、支持部75などが設けられている。この点、LCD
表示器取付部72には、一対の軸支孔101、2つの突
起部105、モータ取付穴107などが形成されてお
り、LCD表示器取付部72の奥には、バネ係止部10
4が形成されているので、LCD表示器取付部72にお
いて、LCD表示器4bを取り付けるには、LCD表示
器4bのハウジング63の回動軸106をLCD表示器
取付部72の軸支孔101に挿着させればよい。
【0060】このとき、LCD表示器4bのハウジング
63のバネ係止部108とLCD表示器取付部72の奥
のバネ係止部104との間には、戻りバネ102が取り
付けられるので、LCD表示器取付部72は、戻りバネ
102の逆方向の付勢力によって、LCD表示器取付部
72の突起部105に押しつけられる。一方、LCD表
示器取付部72のモータ取付穴107には、表基板71
の裏面側の固定突起部110を介して、電気モータ10
3が取り付けられるので、LCD表示器取付部72は、
ハウジング63の傾斜突起部109を介して電気モータ
103と当接し、正方向に押し動かされる。
【0061】また、表基板71の正面側において、LC
D表示器取付部72の両側には、スピーカ取付部73が
設けられているが、それぞれのスピーカ取付部73に
は、円筒状の側壁部73a、2つの係止口73bなどが
形成されている。従って、スピーカ取付部73におい
て、スピーカ4aを取り付けるには、先ず、円筒状の側
壁部73aの内部にスピーカ4aを収納した後に、円筒
状の側壁部73aに対して、キャップ74を嵌装させ
る。次に、キャップ74を反時計方向に回せば、キャッ
プ74に設けられた2つの係爪部74aが、スピーカ取
付部73の2つの係止口73bにそれぞれ入って係り合
うので、スピーカ取付部73において、スピーカ4aを
確実に取り付けることができる。
【0062】一方、スピーカ取付部73において、スピ
ーカ4aを取り外すには、先ず、キャップ74を時計方
向に回して、キャップ74の係爪部74aをスピーカ取
付部73の係止口73bから出して、キャップ74の係
爪部74aとスピーカ取付部73の係止口73bの係合
状態を解除し、次に、スピーカ取付部73からキャップ
74を抜けばよい。
【0063】また、表基板71の裏面側には、8つの螺
孔71aなどが形成されている。また、裏基板81に
は、8つの螺孔81aなどが形成されており、そのう
ち、裏基板81の一端に形成された2つの螺孔81aの
間には、2つの突起部81bが形成されている。また、
ヒンジ91には、2つの螺孔91aなどが形成されると
ともに、2つの螺孔91aの間には、2つの嵌入孔91
bが形成されている。
【0064】この点、表基板71の裏面側に対し裏基板
81を嵌め込むとともに、裏基板81の突起部81bに
対してヒンジ91の嵌入孔91bをはめ込むと、表基板
71の6つの螺孔71aと裏基板81の6つの螺孔81
aとが重なり合うとともに、2つの表基板71の螺孔7
1aと2つの裏基板81の螺孔81aと2つのヒンジ9
1の螺孔91aとが重なり合うので、表基板71の螺孔
71aと裏基板81の螺孔81aとヒンジ91の螺孔9
1aとを介して、ねじ止めで固定すれば、表基板71と
裏基板81とヒンジ91とで、ベースプレートを構成す
ることができる。
【0065】尚、上述したようにして、一対のスピーカ
4aとLCD表示器4bが一体化された組立部品50
は、図7や図9に示すように、ヒンジ91と機構盤S1
に設けられたヒンジ92とにより、一端側が回動可能に
支持されるとともに、支持部75と機構盤S1に設けら
れた止め具93とにより、他端側が嵌脱自在に支持され
る。
【0066】次に、組立部品50の電気モータ103に
関するブロック図を図26に示す。図26に示すようよ
うに、モータ駆動回路115に対して、アップボタン1
13(図2参照)と、ダウンボタン114(図2参
照)、電源ライン116、電気モータ103などが接続
されている。従って、アップボタン113又はダウンボ
タン114を押下すると、モータ駆動回路115を介し
て、組立部品50の電気モータ103を動作させること
ができるので、組立部品50のLCD表示器4bを回動
させることができる。尚、図22は、組立部品50のL
CD表示器4bの傾斜角度が最小値α(例えば、約30
度)のときを示した図であり、図23は、組立部品50
のLCD表示器4bの傾斜角度が最大値β(例えば、約
60度)のときを示した図である。この傾斜角度α,β
は、LCD表示器4bが前方(開口部Y1)に向けて傾
斜した際の裏基板81(遊技盤T1)に対する角度であ
るが、必ずしも、上述した30〜60度に限定されるも
のではない。
【0067】以上詳細に説明したように、本実施の形態
のパチンコ遊技機1では、図1や、図2、図6、図7、
図9に示すように、特別図柄用作動保留球数表示部4b
2、普通図柄用作動保留球数表示部4b3、特別図柄X
1、普通図柄4b1を表示するLCD表示器4bを、遊
技盤T1の遊技領域2以外で視認可能に配設させたもの
であることから、LCD表示器4bを遊技盤T1の遊技
領域2から分離させたものであると言うことができ、さ
らに、アップボタン113又はダウンボタン114を押
下することにより(図2、図26参照)、図22や図2
3に示すように、LCD表示器4bの傾斜角度を最小値
αから最大値βの間で調節することができるので、遊技
者の各個人がLCD表示器4bを視やすい位置に傾斜さ
せることができる。
【0068】また、本実施の形態のパチンコ遊技機1で
は、LCD表示器4bのハウジング63に設けられた回
動軸106と、回動軸106を軸支する表基板71と、
アップボタン113及びダウンボタン114と、アップ
ボタン113又はダウンボタン114の押下によりLC
D表示器4bを傾斜させる電気モータ103と、LCD
表示器4bを付勢する戻りバネ102などで、「調節手
段」を構成している。この点、図22や図23に示すよ
うに、回転軸106を介して表基板71に軸支されたL
CD表示器4bに対して、戻りバネ102で逆方向に付
勢するとともに電気モータ103で正方向に押動してお
り、アップボタン113又はダウンボタン114の押下
により電気モータ103を動作させると、LCD表示器
4bが正方向又は逆方向に回動・静止することにより傾
斜するので、遊技者の各個人は、アップボタン113及
びダウンボタン114を介して、LCD表示器4bを視
やすい位置に傾斜させることができる。すなわち、LC
D表示器4bの傾斜を無段階に調節できる(但し、LC
D表示器4bの傾斜角度がα〜βの範囲内)。
【0069】また、本実施の形態のパチンコ遊技機1で
は、図2に示すように、遊技盤T1を視認可能に覆う前
面枠150に備えられた上部受け皿3の左上側の近傍に
アップボタン113及びダウンボタン114を設けてお
り、遊技者の各個人がLCD表示器4bを視やすい位置
に傾斜させることを、アップボタン113及びダウンボ
タン114を介して容易に行うことができる。
【0070】また、本実施の形態のパチンコ遊技機1で
は、図2に示すように、遊技領域2と上部受け皿3との
間にLCD表示器4bを設けており、遊技領域2の下方
にLCD表示器4bが位置することによって、遊技者
は、視線を上下するだけで、LCD表示器4bと遊技領
域2という、2つのかけ離れた場所を視ることができる
ので、遊技者は、視やすい位置にLCD表示器4bを傾
斜させるだけでなく、かかるLCD表示器4bと遊技領
域2との間で視線を移しやすくなる。
【0071】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、本実施の形態のパチンコ遊技機1
では、図22や図23に示すように、LCD表示器4b
を傾斜させる「電気的駆動手段」として、電気モータ1
03を使用することにより、LCD表示器4bの傾斜角
度を最小値αから最大値βの間で無段階の調節をするこ
とができたが、図27や図28に示すように、電気モー
タ103に代えてソレノイド111を使用することによ
り、LCD表示器4bの傾斜角度を例えば、最小値αと
最大値βの2段階で調節させてもよい。
【0072】また、本実施の形態のパチンコ遊技機1で
は、図2に示すように、遊技領域2に外在させた上部受
け皿3の左上側の近傍にアップボタン113及びダウン
ボタン114を設けていたが、遊技領域2に外在させた
上部受け皿3又はハンドル6の近傍にアップボタン11
3及びダウンボタン114を設けても、遊技者の各個人
がLCD表示器4bを視やすい位置に傾斜させること
を、アップボタン113及びダウンボタン114を介し
て容易に行うことができる。
【0073】また、本実施の形態のパチンコ遊技機1で
は、一対のスピーカ4aとLCD表示器4bが一体化さ
れた組立部品50は、図9に示すように、ヒンジ91と
機構盤S1に設けられたヒンジ92とにより、一端側が
回動可能に支持されるとともに、支持部75と機構盤S
1に設けられた止め具93とにより、他端側が嵌脱自在
に支持されるものであったが、この点、図29に示すよ
うに、一対のスピーカ4aとLCD表示器4bが一体化
された組立部品50を、その両端でねじ止めさせてもよ
い。
【0074】さらに、本実施の形態のパチンコ遊技機1
では、LCD表示器4bは、図9や図29に示すよう
に、LCD表示器4bと一対のスピーカ4aとが一体化
された組立部品50を介することにより、前面枠150
の別体として前面枠150に配設されているが、この
点、前面枠150に対するLCD表示器4bの配設構成
を、前面枠150の別体として前面枠150に配設する
構成に限定する必要はなく、例えば、LCD表示器4b
を、前扉9の開口部Y1内に回動可能に取り付けること
により、前面枠150に配設する構成にしてもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明の遊技機では、遊技情報を表示す
る画像表示装置を遊技盤の遊技領域以外で視認可能に配
設させたものであることから、画像表示装置を遊技盤の
遊技領域から分離させたものであると言うことができ、
さらに、画像表示装置の傾斜角度を調節する調節手段を
備えているので、遊技者の各個人が画像表示装置を視や
すい位置に傾斜させることができる。
【0076】また、本発明の遊技機において、操作部
と、操作部の操作により画像表示装置を傾斜させる電気
的駆動手段とで、調節手段を構成すれば、操作部で電気
的駆動手段を動作させると、画像表示装置が傾斜するの
で、遊技者の各個人は、操作部を介して、画像表示装置
を視やすい位置に傾斜させることができる。
【0077】また、本発明の遊技機において、遊技盤を
視認可能に覆う前面枠に備えられた上皿及び発射レバー
に対し、上皿又は、上皿の近傍、発射レバーの近傍のい
ずれか一つに操作部を設ければ、遊技者の各個人が画像
表示装置を視やすい位置に傾斜させることを、操作部を
介して容易に行うことができる。
【0078】また、本発明の遊技機において、遊技盤の
遊技領域と上皿との間に画像表示装置を設ければ、遊技
領域の下方に画像表示装置が位置することとなり、遊技
者は、視線を上下するだけで、画像表示装置と遊技盤の
遊技領域という、2つのかけ離れた場所を視ることがで
きるので、遊技者は、視やすい位置に画像表示装置を傾
斜させるだけでなく、かかる画像表示装置と遊技盤の遊
技領域との間で視線を移しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を示し
た斜視図である。
【図2】本実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を示し
た正面図である。
【図3】本実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を示し
た側面図である。
【図4】本実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を示し
た平面図である。
【図5】本実施形態のパチンコ遊技機の裏面の構成を示
す斜視図である。
【図6】本実施形態のパチンコ遊技機の前扉が開いた状
態を示した正面図である。
【図7】本実施形態のパチンコ遊技機の前扉が更に開い
た状態を示した斜視図である。
【図8】本実施形態のパチンコ遊技機の前扉を外した状
態を示した斜視図である。
【図9】本実施形態のパチンコ遊技機の前扉を外した状
態を示した正面図である。
【図10】本実施形態のパチンコ遊技機のブロック図で
ある。
【図11】一対のスピーカとLCD表示器が一体化され
た組立部品を正面側から見た斜視図である。
【図12】LCD表示器を外した状態で図11の組立部
品を正面側から見た斜視図である。
【図13】図11の組立部品を正面側から見た分解斜視
図である。
【図14】図11の組立部品の正面図である。
【図15】図11の組立部品の平面図である。
【図16】図11の組立部品の側面図である。
【図17】図11の組立部品の裏面図である。
【図18】裏基板を外した状態で図11の組立部品を見
た裏面図である。
【図19】図11の組立部品を裏面側から見た分解斜視
図である。
【図20】図11の組立部品を図14の線A−Aで切断
した断面図である。
【図21】図11の組立部品を図18の線D−Dで切断
した断面図である。
【図22】図11の組立部品を図18の線C−Cで切断
した断面図であって、LCD表示器の傾斜角度が最小に
ある状態を示すものである。
【図23】図11の組立部品を図18の線C−Cで切断
した断面図であって、LCD表示器の傾斜角度が最大に
ある状態を示すものである。
【図24】本実施の形態のパチンコ遊技機を中心線で切
断した図であって、図11の組立部品が図22の状態の
ときを示すものである。
【図25】本実施の形態のパチンコ遊技機を中心線で切
断した図であって、図11の組立部品が図23の状態の
ときを示すものである。
【図26】図11の組立部品の電気モータに関するブロ
ック図である。
【図27】図11の組立部品のその他の例を説明する図
である。
【図28】図11の組立部品のその他の例を説明する図
である。
【図29】図11の組立部品のその他の取付例を示した
図である。
【図30】従来の技術のパチンコ遊技機の全体を示した
斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 遊技盤の遊技領域 3 上部受け皿 4b LCD表示器 6 ハンドル 71 基板 106 LCD表示器の回動軸 103 電気モータ 102 戻りバネ 113 アップボタン 114 ダウンボタン T1 遊技盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技情報を表示する画像表示装置を有
    し、前記画像表示装置を遊技盤の遊技領域以外で視認可
    能に配設した遊技機であって、 遊技者に対する前記画像表示装置の傾斜角度を調節する
    調節手段を備えたこと、を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する遊技機であって、 前記調節手段は、 操作部と、 前記操作部の操作により前記画像表示装置を傾斜させる
    電気的駆動手段と、 を備えたこと、 を特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する遊技機であって、 賞球の払い出しを受ける上皿と、前記上皿から供給され
    る遊技球を前記遊技盤の遊技領域に発射するための発射
    レバーとを、前記遊技盤を視認可能に覆う前面枠に備
    え、 前記上皿又は、前記上皿の近傍、前記発射レバーの近傍
    のいずれか一つに前記操作部を設けたこと、を特徴とす
    る遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに
    記載する遊技機であって、 前記遊技領域と前記上皿との間に前記画像表示装置を設
    けたこと、を特徴とする遊技機。
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