JP4614938B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を排出可能な球排出機構と、遊技球を貯留可能な球貯留ユニットとを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
近年の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技演出の効果を増すために、表示装置を大型化したものが提案されている。具体的には、前面枠に大型液晶パネル等で構成された変動表示装置を設け、該変動表示装置を前面枠の横幅と略等しい横幅に設定し、変動表示装置の前方に透光性部材で形成された遊技盤を装着し、遊技者が該遊技盤を介して変動表示装置の表示領域を視認できるように構成されたパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。なお、パチンコ遊技機には、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、遊技球を貯留可能な球貯留ユニットとを備えている。
特開2005−131329号公報
ところで、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機は、遊技盤の下部の左右両側に一般入賞口等の入賞装置を配置して、変動表示装置の下部を入賞装置により前方から覆い隠すように構成され、また、遊技盤と変動表示装置との間隔を遊技球が1個入る程度の狭い間隔に設定している。この結果、遊技者に対して変動表示装置が近過ぎるという印象、すなわち圧迫感を与え易く、遊技の興趣を減衰させる虞がある。そこで、変動表示装置を遊技盤の下方へ配置して遊技者の顔から遠ざけることが考えられる。
しかしながら、遊技盤の下方には球貯留ユニット(詳しくは上皿や下皿)を配置しているので、変動表示装置、特に大型の変動表示装置を配置するための場所と球貯留ユニットの配置場所とが競合してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技盤の下方に変動表示装置と球貯留ユニットとを競合することなく配置することができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置され、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、を備えた遊技機であって、
前記変動表示装置は、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で配置し、表示部の下部の後方に配置空間部を設定し、
前記球貯留ユニットは、前面枠の側方に配設された球供給機のノズルから排出される遊技球を受け入れ可能な球受入部と、該球受入部に受け入れた遊技球を流下させる流下案内路と、該流下案内路の下流端に連通し、内部を下方へ窪ませて球貯留空間部を形成した球貯留皿と、を備え、
前記変動表示装置の側方のうち、球供給機側となる一側方には球受入部を配置するとともに、球供給機とは反対側となる他側方には球貯留空間部を配置し、
前記配置空間部に流下案内路を配置したことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記球排出機構の球排出口を球貯留空間部へ連通し、
前記球貯留皿は、球貯留空間部を球排出口から前方へ向けて下り傾斜した姿勢に設定し、
前記球貯留ユニットは、遊技球を横一列に整列しながら流下させる球整列路を備え、
該球整列路は、表示部の傾斜下端よりも前方へ配置され、当該球整列路の上流端を球貯留空間部の傾斜下端に連通したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち流下案内路に対向する箇所を案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、
前記流下案内路の上流側には、遊技球を検出可能な球検出手段を備え、
該球検出手段が遊技球を検出すると、案内路対向部を予め設定された設定時間に亘って光透過状態へ変換し、案内路対向部を介して流下案内路内の遊技球を前方から視認可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち流下案内路に対向する箇所を案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、
前記球供給機のノズルが球受入部へ遊技球を供給可能な供給状態か否かを検出するノズル状態検出手段を備え、
該ノズル状態検出手段がノズルの供給状態を検出すると、案内路対向部を光透過状態へ変換して、案内路対向部を介して流下案内路内の遊技球を前方から視認可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルの後方にバックライトを配置し、該バックライトと液晶パネルとの間を配置空間部とし、
該配置空間部に流下案内路を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項6に記載のものは、前記流下案内路と配置空間部とを放熱口により連通し、該放熱口を介して液晶表示器から発生する熱を流下案内路内へ伝達するように構成されたことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の遊技機である。
請求項7に記載のものは、前記流下案内路の上流部を開閉可能な扉部材と、該扉部材を閉状態または開状態に維持可能な扉維持機構とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の遊技機である。
請求項8に記載のものは、遊技の進行に伴って音を発生して演出を行うスピーカーを備え、
該スピーカーの後部と配置空間部とを連通する連通路を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置され、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットとを備えた遊技機であって、変動表示装置は、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で配置し、表示部の下部の後方に配置空間部を設定し、球貯留ユニットは、前面枠の側方に配設された球供給機のノズルから排出される遊技球を受け入れ可能な球受入部と、該球受入部に受け入れた遊技球を流下させる流下案内路と、該流下案内路の下流端に連通し、内部を下方へ窪ませて球貯留空間部を形成した球貯留皿とを備え、変動表示装置の側方のうち、球供給機側となる一側方には球受入部を配置するとともに、球供給機とは反対側となる他側方には球貯留空間部を配置し、配置空間部に流下案内路を配置したので、遊技盤とは別個に配置された変動表示装置の周辺に、球貯留ユニットの構成要素を分散して配置することができる。したがって、遊技盤の下方に変動表示装置と球貯留ユニットとを競合することなく配置することができる。このことから、遊技盤の下方の限られた空間を有効に活用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、球排出機構の球排出口を球貯留空間部へ連通し、球貯留皿は、球貯留空間部を球排出口から前方へ向けて下り傾斜した姿勢に設定し、球貯留ユニットは、遊技球を横一列に整列しながら流下させる球整列路を備え、該球整列路は、表示部の傾斜下端よりも前方へ配置され、当該球整列路の上流端を球貯留空間部の傾斜下端に連通したので、表示部の前方に遊技球を貯留可能な構成要素を配置する場合に比べて、球貯留皿の前方への突出具合を抑制することができる。したがって、遊技者に対して球貯留皿が近過ぎるという印象を与え難くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち流下案内路に対向する箇所を案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、流下案内路の上流側には、遊技球を検出可能な球検出手段を備え、該球検出手段が遊技球を検出すると、案内路対向部を予め設定された設定時間に亘って光透過状態へ変換し、案内路対向部を介して流下案内路内の遊技球を前方から視認可能としたので、表示部の後方に流下案内路を配置したとしても、流下案内路内の遊技球の流れを遊技者に見せることができる。したがって、遊技者は、流下案内路内の遊技球の流下状態を確認することができ、流下案内路で球詰まりが発生するかもしれないという不安を解消することができる。
請求項4に記載の発明によれば、変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち流下案内路に対向する箇所を案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、球供給機のノズルが球受入部へ遊技球を供給可能な供給状態か否かを検出するノズル状態検出手段を備え、該ノズル状態検出手段がノズルの供給状態を検出すると、案内路対向部を光透過状態へ変換して、案内路対向部を介して流下案内路内の遊技球を前方から視認可能としたので、球貯留ユニットに遊技球を供給する準備を行うだけで、流下案内路内の遊技球の流れを確認する準備をも行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルの後方にバックライトを配置し、該バックライトと液晶パネルとの間を配置空間部とし、該配置空間部に流下案内路を配置したので、バックライトにより流下案内路内の遊技球の影を表示部へ映し出して流下案内路内の遊技球の流れを遊技者に見せることができる。
請求項6に記載の発明によれば、流下案内路と配置空間部とを放熱口により連通し、該放熱口を介して液晶表示器から発生する熱を流下案内路内へ伝達するように構成したので、流下案内路を利用して、変動表示装置から発生した熱を遊技機の外方へ放出することができる。したがって、変動表示装置の放熱のための構成要素を流下案内路とは別個に設ける必要がなく、変動表示装置の周辺の限られた空間を一層有効に活用することができる。
請求項7に記載の発明によれば、流下案内路の上流部を開閉可能な扉部材と、該扉部材を閉状態または開状態に維持可能な扉維持機構とを備えたので、球供給機から遊技球を供給しない設定で遊技機を設置した場合には、扉部材を閉状態へ変換して流下案内路の上流部を閉成することができ、流下案内路に遊技球が流下できない状態に設定することができる。また、扉維持機構により扉部材の閉状態を維持すれば、使用しない流下案内路にごみ等が挿入される不都合をなくすことができる。
請求項8に記載の発明によれば、遊技の進行に伴って音を発生して演出を行うスピーカーを備え、該スピーカーの後部と配置空間部とを連通する連通路を備えたので、スピーカーにより発生する空気の振動を配置空間部に伝達することができ、この振動を利用して、配置空間部に篭った熱気、すなわち変動表示装置からの発熱により温度が上昇した空気を配置空間部から移動しようとすることができる。したがって、変動表示装置から発生した熱の放出を促進しようと図ることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機および球供給機の正面図、図2はパチンコ遊技機の斜視図、図3は前面側を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、図1から図3に示すように、外枠(機枠あるいは本体枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる略額縁状の前面枠本体4(すなわち前面枠3側)の上部に矩形状の遊技盤5を収納可能とし、該遊技盤5の前面に遊技領域6を区画形成し、遊技盤5の下方には、変動表示ユニット8を配置可能な表示ユニット配置部9を形成している。また、前面枠本体4の前面側には、一側(図1中、左側)が軸着された透明部材保持枠11を開閉(回動)可能に設け、該透明部材保持枠11に透視可能な透明部材12を保持し、該透明部材12の後方に変動表示ユニット8を装着し、透明部材保持枠11の下部には、遊技球を貯留可能な球貯留ユニット13を備えている。そして、透明部材保持枠11を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠11に覆われるとともに、透明部材12が遊技領域6の前方に配置され、透明部材12を通して遊技領域6と変動表示ユニット8とを上下に並んだ状態で前方から視認できるように構成されている。さらに、透明部材保持枠11の下方には棚部15を前面枠本体4の下部から前方へ突設し、該棚部15の上面を左右方向の中央部が下方へ凹んだ曲面で形成し、この凹み部に透明部材保持枠11の球貯留ユニット13を収容するように構成されている。そして、棚部15の前面の一側(図1中、右側)には、発射装置16(図4参照)を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)17を備え、他側(図1中、左側)には、遊技中に遊技者が操作するための遊技演出用ボタン18を備えている。
また、パチンコ遊技機1(前面枠3)の側方、詳しくは透明部材保持枠11の軸着部の側方(図1中、左側方)には球供給機(球貸出機)20が設けられている。球供給機20は、当該球供給機20の前面の上部に硬貨投入口21を備え、下部に硬貨返却口22を備え、変動表示ユニット8の側方に位置する箇所には、貸し出される遊技球をパチンコ遊技機1に排出するためのノズル23を透明部材保持枠11の前方へ向けて延設している。そして、ノズル23を上下方向へ回動可能となる状態で軸着し、ノズル23を回動して図1中に実線で示した横向き姿勢に設定すると、ノズル23の先端に開設された供給口23aを球貯留ユニット13の上方に配置した倒伏状態、すなわちパチンコ遊技機1へ遊技球を供給可能な供給状態へ変換する。一方、図1中に二点鎖線で示した縦向き姿勢に設定すると、ノズル23の供給口23aを球貯留ユニット13の上方から外した起立状態、すなわちパチンコ遊技機1へ遊技球を供給不能な供給不能状態へ変換する。なお、球供給機20は、球貸し用プリペイドカード等の記憶媒体を挿入して、この記憶媒体に記憶されている情報に基づいて遊技球を貸し出す(払い出す)タイプであってもよい。
次に、パチンコ遊技機1を構成する前面枠本体4、遊技盤5および透明部材保持枠11について説明する。
前面枠本体4は、大きな矩形状の開口を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、図3(a)に示すように、開口の上半部分に額縁状の遊技盤収納フレーム26を備え、該遊技盤収納フレーム26内に遊技盤5を着脱可能な状態で収納(配置)している。また、遊技盤収納フレーム26の下方には、表示ユニット配置部9の背面部として機能するフレームボード部28を備え、該フレームボード部28の上端には遊技盤載置部29を設け、該遊技盤載置部29に遊技盤5の下端を載置している。さらに、遊技盤収納フレーム26の前方には、図3(b)に示すように、透明なガラス板で形成された略蒲鉾形状の遊技盤カバー30を配置し、ヒンジ機構(図示せず)を介して遊技盤カバー30の下縁部と遊技盤載置部29の前縁部とを接続している。そして、遊技盤カバー30を遊技盤5と略同じ大きさに設定し、ヒンジ機構を中心にして上方へ回動して起立姿勢にすると、遊技盤カバー30により遊技盤5が前方から透視可能な状態で十分に被覆されるように構成されている。一方、下方へ回動して倒伏姿勢にすると、遊技盤5(遊技領域6)の前方を開放する。
また、フレームボード部28の前面側の側部(図3(a)中、左側部)には、縦長なボード側発射流路32を上方へ向かうにつれて流路幅が狭くなる状態で区画形成し、ボード側発射流路32の下端を発射装置16へ連通し、上端を後述する遊技盤5の領域側発射流路33の下端へ連通している。そして、ボード側発射流路32と領域側発射流路33とにより、発射装置16から発射された遊技球を遊技領域6へ案内する発射案内流路34を構成している。なお、ボード側発射流路32は、フレームボード部28の前面に前方へ突出した2つの縦長な流路区画壁32aをハ字状に配置して備え、該流路区画壁32aの間の空間を縦長な略台形状の閉塞部材(図示せず)で前方から閉塞して区画形成されている。さらに、ボード側発射流路32の下部の一側寄り(図3(a)中、左寄り)には、ファール球(発射装置16から発射されたが遊技領域6に到達せずに逆流してきた遊技球)を回収するためのファール球回収口35を上方へ向けて開放している。
そして、フレームボード部28と棚部15との間には、表示ユニット配置部9の底部として機能する表示ユニット載置部38を棚部15よりも後方の位置に配置し、該表示ユニット載置部38を上段とし、棚部15を下段とした所謂ひな壇形状を形成している。また、表示ユニット載置部38と棚部15との間の起立壁部39には、遊技球が1個ずつ通過可能な球送り開口40を開設し、該球送り開口40の後方であってフレームボード部28の下方(詳しくはボード側発射流路32の下方)には、球貯留ユニット13に貯留された遊技球を遊技領域6へ向けて発射可能な発射装置16(図4参照)を配置している。そして、発射装置16と球送り開口40との間には球送り流路(図示せず)を配置し、球貯留ユニット13から球送り開口40に流下してきた遊技球が球送り流路を通過して発射装置16へ到達するよう構成されている。
さらに、図4に示すように、前面枠本体4の上部の裏側には倒L字状の裏機構盤42を設け、該裏機構盤42の上部の一側寄り(図4中、右寄り)に外部情報端子43を配置し、他側寄り(図4中、左寄り)に球タンク44を配置している。また、裏機構盤42の側部(図4中、左側部)には縦長な球排出機構45を備え、該球排出機構45の上端部を球タンク44の下端に接続し、球タンク44内の遊技球を前面枠3の前側、具体的には透明部材保持枠11の球貯留ユニット13へ排出できるように構成されている。そして、球排出機構45の下方であって、棚部15の後方および表示ユニット配置部9(フレームボード部28)の後方には、電源供給装置46、排出発射制御装置47等を配置している。
なお、球排出機構45は、遊技球の排出動作を行う球排出装置50と、球タンク44内の遊技球を球排出装置50へ導入する球排出導入路51と、球排出装置50から排出された遊技球を流下させる球排出流下路52とを備えて構成されている。そして、球排出流下路52の下流部を前方へ屈曲してフレームボード部28の側部(図3(a)中、右側部)に貫通し、球排出流下路52の下流開口、すなわち球排出機構45の球排出口53を前方(前面枠3の前側)へ向けて開放し、該球排出口53を介して球排出機構45と後述の球貯留ユニット13とを連通するように構成されている。
遊技盤5は、図3(a)に示すように、当該遊技盤5の前面に領域区画部材56を止着して略半円形状の遊技領域6を区画形成し、遊技領域6のうちボード側発射流路32の上方に位置する側部(図3(a)中、左側部)には、遊技球を遊技領域6内へ案内するための円弧状の領域側発射流路33を形成している。そして、遊技領域6の中央部よりも下寄りの位置には、遊技球が入賞可能な入賞装置(変動表示ユニット8で実行される変動表示ゲームを始動するための始動入賞口58や、変動表示ゲームの大当たり時に遊技球が入賞可能となる大入賞口59等)を配置し、遊技領域6の下端には、入賞せずに遊技領域6を流下してきた遊技球(アウト球)を回収するアウト口60を開設している。
また、遊技盤5の裏面側には、遊技盤5よりもひと回り小さい略矩形状の球寄せベース61を装着し、該球寄せベース61内に始動入賞口58や大入賞口59等の入賞装置に入賞した遊技球(セーフ球)を回収するための球寄せ流路(図示せず)を形成している。そして、球寄せベース61を遊技盤収納フレーム26のフレーム開口26aから後方へ突出可能とし、球寄せベース61の下端部に開設した球寄せ流路の下流開口をフレームボード部28の裏面側に設けた球回収流路(図示せず)へ連通し、球寄せ流路および球回収流路を介してセーフ球をパチンコ遊技機1の外部へ流下できるように構成されている。さらに、球寄せベース61の裏面側には、遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置62と、遊技演出のための画像や音声等を記憶する記憶部として機能する演出データ装置(ROMカートリッジ)63とを備えている。
透明部材保持枠11は、保持枠本体65と、該保持枠本体65に保持された透明部材12と、該透明部材12の裏側に配置された変動表示ユニット8と、保持枠本体65の下縁部に配置された球貯留ユニット13とを備えて構成されている。保持枠本体65は、前面枠本体4と略同じ横幅で形成された枠体であり、左右両側部および上部を前方へ膨出している。さらに、保持枠本体65の中央部には縦向き長円形の保持枠開口68を大きく開設し、該保持枠開口68の開口縁部69を後方へ延設している。
透明部材12は、保持枠開口68の開口縁部69の後端部に当接して保持枠開口68を塞ぐ状態で保持枠本体65に保持されている。また、透明部材12の下半部分の中央部を前方へ大きく突出し、該突出部71の上面を前方へ下り傾斜した状態、言い換えると遊技者の顔へ対向する状態に形成している。さらに、突出部71の裏側を前方へ向けて凹ませて表示ユニット収容部72(図5参照)を形成し、該表示ユニット収容部72に変動表示ユニット8を収容(装着)した状態で透明部材保持枠11を閉じると、表示ユニット収容部72および変動表示ユニット8を表示ユニット配置部9の前方に重ねて配置するとともに、変動表示ユニット8を遊技盤5の下方に配置するように構成されている。そして、突出部71(表示ユニット収容部72)の左右両側方には複数の透音孔73を開設し、該透音孔73の後方には、遊技の進行に伴って音を発生して演出を行うスピーカー74を備えている(図2参照)。
変動表示ユニット8は、図5に示すように、液晶表示器からなる変動表示装置78と、該変動表示装置78の上部の後方に配置された表示制御装置79とを備えて構成されており、保持枠本体65の下部に設けられた表示ユニット支持部80に下方および後方から支持され、この状態で表示ユニット収容部72に収容されている。変動表示装置78は、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する装置であり、透明で薄い箱状の表示ケース82を前方へ下り傾斜した状態、詳しくは突出部71の上面と同じ下り傾斜姿勢で備え、該表示ケース82の内部には、液晶パネルで構成され、変動表示ゲームを表示可能な表示部83(第1表示部83aおよび第2表示部83b)と、該表示部83に光を照射するための発光機構84(第1発光機構84aおよび第2発光機構84b)とを備えて構成されている。
具体的に説明すると、画像表示用の大型液晶パネルである第1表示部83aを前方へ下り傾斜した状態で配置し、第1表示部83aの裏側には、第1発光機構84aの一部である平板状の光拡散レンズ86を第1表示部83aに沿って下り傾斜した状態で備えている。さらに、該光拡散レンズ86の上端部には、第1発光機構84aの一部である第1表示用ランプ87を配置し、第1表示用ランプ87の光を、光拡散レンズ86を通して表示部83へ後方から照射して、第1表示部83aで表示される画像を前方の遊技者側から鮮明に視認できるように構成されている。なお、光拡散レンズ86は、下部へ向かうにつれて次第に薄くなる状態に形成され、当該光拡散レンズ86の表面には導光パターンが施されている。そして、この導光パターンにより、上方の第1表示用ランプ87から照射される光を拡散し、前方の第1表示部83aへ一様に光を導くように設定されている。
また、光拡散レンズ86のうち上下方向の中央部よりも下寄りの部分には横長な透過開口86aを開設し、光拡散レンズ86の後方であって透過開口86aに対向する位置には、液晶シャッターとして機能する横長短冊状の第2表示部83bを第1表示部83aおよび光拡散レンズ86に沿って下り傾斜した状態で配置し、該第2表示部83bの下方には第2発光機構(第2表示用ランプ)84bを第2表示部83bの下縁部に対向する状態で配置している。なお、第2表示部83bは、ポリマー分散液晶パネルで構成されており、内部のポリマー分散液晶に交流電圧を印加すると、液晶分子の方向を均等に揃えて屈折率を低く設定して、当該第2表示部83bの後方の光を前方へ透過する光透過状態へ変換する。一方、交流電圧の印加を停止すると、液晶分子の方向を揃えず屈折率を高く設定し、この設定状態で第2発光機構84bから光を照射すると、この光が散乱して白濁した状態(光散乱状態)へ変換し、当該第2表示部83bの後方の光を前方へ透過しない。
そして、下り傾斜した状態の変動表示装置78の下部の後方、言い換えると表示部83(第1表示部83a)の下部の後方には、後述する球貯留ユニット13の一部を配置可能な配置空間部90を表示ユニット支持部80との間に設定している。
球貯留ユニット13は、図2および図6に示すように、球供給機20のノズル23から排出される遊技球を受け入れ可能な球受入部93と、該球受入部93に受け入れた遊技球を流下させる流下案内路96と、該流下案内路96を流下してきた遊技球や球排出機構45から排出された遊技球を貯留可能な球貯留皿101とを備えて構成され、これらの構成要素を変動表示装置78の周辺に配置している。具体的に説明すると、球受入部93は、変動表示装置78の側方のうち球供給機20側となる一側方(図2中、左側方)に上部を開放した状態で配置されており、上部開放口93aを供給状態のノズル23の供給口23aよりも下方の位置に設定して、上部開放口93aにノズル23の供給口23aを上方から臨ませることができるように構成されている。また、球受入部93の底部を変動表示装置78側、詳しくは変動表示装置78の後方の配置空間部90側(図6中、右側)へ緩やかに下り傾斜した姿勢に設定し、球受入部93内の遊技球を配置空間部90へ向けて転動するように構成されている。
流下案内路96は、遊技球を一列にして流下する横長な遊技球流路であり、左右方向へ下り傾斜した状態で配置空間部90に配置されている。詳しくは、球供給機20側(図2中、左側)から、配置空間部90を挟んで球供給機20とは反対側(図2中、右側)へ向けて下り傾斜した姿勢で配置されている。また、流下案内路96の上流端を突出部71の球受入部93側の側部(図2中、左側部)に貫通して上流開口96aを球受入部93へ連通し、上流開口96aの近傍(すなわち流下案内路96の上流側)には、流下案内路96に流入した遊技球を検出可能な球検出センサ102(本発明における球検出手段に相当)を備えている。さらに、流下案内路96の下流端を突出部71の球受入部93とは反対側の側部(図2中、右側部)に貫通して下流開口96bを球貯留皿101へ連通している。なお、流下案内路96の周辺の構成については、後で詳細に説明する。
球貯留皿101は、変動表示装置78の下方に配置された皿部材であり、変動表示装置78よりも前方および左右両側方へ張り出した状態で形成されている(図6参照)。そして、当該球貯留皿101のうち流下案内路96の下流側(図6中、右側)の内部を下方へ窪ませて球貯留空間部104を形成し、該球貯留空間部104を側方(図6中、右側方)へ膨出した状態に設定している。言い換えると、球貯留空間部104を球受入部93および球供給機20とは反対側となる変動表示装置78の他側方(図2中、右側方)に配置している。さらに、球貯留空間部104の側部(図2中、左側部)には流下案内路96の下流端(下流開口96b)を連通し、後部には排出連通口105を開設し、透明部材保持枠11を閉じた状態で排出連通口105と球排出機構45の球排出口53とを前後に重ねて球貯留空間部104と球排出機構45とを連通するように構成されている。また、球貯留空間部104(詳しくは球貯留空間部104の底部)を前方へ向けて緩やかに下り傾斜した姿勢に設定し、流下案内路96および球排出口53から流下してきた遊技球を球貯留皿101の前縁部へ向けて転動するように構成されている。なお、球貯留空間部104の底部には、貯留された遊技球を球貯留皿101の外部へ抜き出すための球抜き口(図示せず)を開閉可能な状態で備えている。
さらに、球貯留皿101の前縁部であって、表示部83(変動表示装置78)の傾斜下端よりも前方の位置には球整列路107を表示部83の下縁部に沿う状態で備えている。そして、該球整列路107を流下案内路96とは逆の下り傾斜姿勢、具体的には変動表示装置78の他側方から一側方(図6中、右側方から左側方)へ向けて下り傾斜した姿勢で配置し、球整列路107の上流端を球貯留空間部104の傾斜下端に連通している。さらに、球整列路107の下流部(図6中、左側部)を上流部よりも絞り込んで遊技球が1個ずつ流下可能な流路幅に設定し、球整列路107内の遊技球を横一列に整列しながら流下させるように構成されている。また、球整列路107の下流端には、後方へ下り傾斜する球導出路108を連通し、該球導出路108の後端部を透明部材保持枠11の後面側に開放している。そして、透明部材保持枠11を閉じると、球導出路108の後端部と球送り開口40とを前後に重ねる状態で連通し、球導出路108、球送り開口40および球送り流路を介して、球貯留皿101内の遊技球を発射装置16へ供給することができるように構成されている。
さらに、透明部材保持枠11は、図5に示すように、変動表示装置78の表示部(液晶パネル)83のうち後方に配置された第2表示部83bを、流下案内路96へ前側上方から対向させて案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換できるように構成している。また、流下案内路96を区画する区画壁を、透光性を有する材料(例えば透明樹脂)で形成し、該区画壁のうち流下案内路96の上側を区画する上側区画壁96cには複数の放熱口109を遊技球よりも十分に小さい開口径で複数開設し、該放熱口109により流下案内路96と配置空間部90とを連通して変動表示装置78から発生する熱を流下案内路96内へ伝達するように構成している。さらに、上側区画壁96cの上方には、流下案内路96内の遊技球に光を照射するための案内路用ランプ110を備えている。
このような構成の透明部材保持枠11を備えて、遊技球を球供給機20からパチンコ遊技機1へ供給するには、まず、球供給機20のノズル23を回動して供給状態(横向き姿勢)へ変換し、硬貨投入口21に硬貨を投入して遊技球をノズル23の供給口23aから下方の球受入部93へ排出する。すると、遊技球は、球受入部93を転動して変動表示装置78側(配置空間部90側)へ流下し、流下案内路96へ流入する。さらに、流下案内路96の上流側で球検出センサ102が遊技球の流下を検出し、この検出信号を表示制御装置79へ送信する。
すると、表示制御装置79は、球検出センサ102における検出信号に基づいて変動表示装置78および案内路用ランプ110を制御し、予め設定された設定時間(例えば、球受入部93内の全ての遊技球が流下案内路96を通過するために要する時間よりも長く設定された時間)に亘って流下案内路96を前方から見ることができる視認可能状態に変換する。具体的には、第1表示部83aのうち第2表示部83bおよび透過開口86aに対向する箇所を何も表示しない非表示状態(透過状態)に設定するとともに、第1表示用ランプ87を点灯して非表示状態の箇所以外で表示される画像を遊技者から鮮明に見える状態に設定する。また、第2表示用ランプ84bを消灯し、第2表示部(案内路対向部)83bを光透過状態へ変換し、案内路用ランプ110を点灯して流下案内路96へ光を照射する。この結果、第2表示部83b、透過開口86a、第1表示部83aを介して流下案内路96内の遊技球を変動表示装置78の前方から視認可能となる。したがって、表示部83の後方に流下案内路96を配置したとしても、流下案内路96内の遊技球の流れを遊技者に見せることができる。このことから、遊技者は、流下案内路96内の遊技球の流下状態を確認することができ、流下案内路96で球詰まりが発生するかもしれないという不安を解消することができる。
そして、設定時間が経過すると、表示制御装置79は、変動表示装置78および案内路用ランプ110を制御し、視認可能状態を解除する。具体的には、第1表示部83aの非表示状態の箇所に対して画像表示を許容し、第2表示用ランプ84bを点灯し、第2表示部83bを光散乱状態へ変換する。さらに、案内路用ランプ110を消灯する。この結果、流下案内路96が変動表示装置78の前方から視認不能となる。
流下案内路96を通過した遊技球は、球貯留空間部104に到達し、球貯留空間部104を前方へ転動して球整列路107へ流下する。このとき、遊技球は、球整列路107を流下しながら横一列に整列し、この整列状態で球導出路108、さらには球送り流路へ流下し、発射装置16の手前で待機する。このようにして遊技球の発射準備、言い換えるとパチンコ遊技機1における遊技の開始準備を行うことができる。なお、球送り流路、球導出路108、球整列路107まで到達しなかった遊技球は、球貯留空間部104に貯留される(図6参照)。
遊技の開始準備が整った後、遊技者により発射操作ユニット17が操作されると、遊技球が発射装置16から発射される。すると、遊技球は、発射案内流路34(ボード側発射流路32および領域側発射流路33)を上昇して遊技領域6へ飛入する。そして、障害釘や風車(いずれも図示せず)により方向を変えながら遊技領域6を流下し、一般入賞口(図示せず)や始動入賞口58等の入賞装置へ入賞した場合には、パチンコ遊技機1は、予め定められた数の賞球を遊技者に付与する。具体的には、球排出機構45(球排出装置50)を駆動して球タンク44に貯留された遊技球を賞球として球排出口53から払い出し、排出連通口105を介して球貯留空間部104へ排出する。さらに、始動入賞口58へ入賞した場合には、この入賞に基づいて、遊技盤5の下方であって球貯留ユニット13の近傍に配置された変動表示装置78で変動表示ゲームを開始し、この変動表示ゲームの結果、表示部83の表示内容が予め定められた特別表示(大当たり表示)になると、遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり状態)を発生して大入賞口59を開放する。そして、該大入賞口59へ遊技球が入賞した場合には、球排出機構45を駆動して球タンク44内の遊技球を賞球として球貯留空間部104へ排出する。なお、何れの入賞装置にも入賞しなかった場合には、アウト口60から遊技盤5の裏側に回収される。
このように、遊技盤5の下方に変動表示装置78を備え、変動表示装置78の一側方に球受入部93を配置するとともに、他側方に球貯留空間部104を配置し、変動表示装置78の後方の配置空間部90には流下案内路96を配置したので、球貯留ユニット13の構成要素を分散して配置することができる。したがって、遊技盤5の下方に変動表示装置78と球貯留ユニット13とを競合することなく配置することができる。このことから、遊技盤5の下方の限られた空間を有効に活用することができる。さらに、変動表示装置78の表示部83の傾斜下端よりも前方に横長な球整列路107を配置しているので、表示部83の前方に遊技球を貯留可能な構成要素(本実施形態における球貯留空間部104に相当する構成要素)を配置する場合に比べて、球貯留皿101の前方への突出具合を抑制することができる。したがって、遊技者に対して球貯留皿101が近過ぎるという印象を与え難くすることができる。
また、流下案内路96と配置空間部90とを放熱口109により連通しているので、球貯留ユニット13は、放熱口109を介して変動表示装置78の周辺の空気、詳しくは変動表示装置78からの発熱により温度が上昇した空気(熱気)を流下案内路96へ導入し、変動表示装置78から発生する熱を流下案内路96内へ伝達する。さらに、この熱気を流下案内路96の上流開口96a或いは下流開口96bを介してパチンコ遊技機1の外方へ放出する。このようにして、流下案内路96を利用して変動表示装置78から発生した熱をパチンコ遊技機1の外方へ放出することができる。したがって、変動表示装置78の放熱のための構成要素を流下案内路96とは別個に設ける必要がなく、変動表示装置78の周辺の限られた空間を一層有効に活用することができる。さらに、熱気を導入した状態で流下案内路96に遊技球を流下させれば、流下案内路96内の熱気を遊技球により押し出す等して遊技球とともに球貯留空間部104へ移動することができる。この結果、変動表示装置78から発生した熱の放出を促進することができる。
なお、上記実施形態では、流下案内路96の上側区画壁96cに放熱口109を開設したが、本発明はこれに限定されない。要は、流下案内路96内の遊技球の流下を妨げずに流下案内路96と配置空間部90とを連通できれば、どの位置に開設してもよい。例えば、側方を区画する区画壁と下側を区画する区画壁(底部)とで形成される隅部、言い換えると遊技球の球面が接触不能な隅部に放熱口を開設してもよい。
また、球貯留ユニット13は、図7に示すように、流下案内路96の上流部(上流開口96a)を開閉可能な扉部材113と、該扉部材113を閉状態または開状態に維持可能な扉維持機構114とを備えてもよい。具体的に説明すると、扉部材113は、流下案内路96の断面積と略同じ大きさの矩形状板材で形成され、上下方向へ移動可能な状態で備えられており、上方へ移動すると上流開口96aを開放する開状態へ変換し、下方へ移動すると上流開口96aを閉成する閉状態へ変換する。さらに、複数の通気孔113aを開設し、閉状態であっても通気孔113aを介して流下案内路96内を換気可能とし、配置空間部90から流下案内路96へ移動してきた熱気を外方へ放出できるように構成されている。また、扉維持機構114は、扉部材113の上縁部から流下案内路96の下流側へ向けて突出した係合爪部115と、突出部71の上流開口96a側に設けられ、係合爪部115を係合可能な2つの係合受部(流下案内路96の上流開口96aの上縁部の近傍に設けられた閉状態係合受部116aと、該閉状態係合受部116aよりも上方に設けられた開状態係合受部116b)とから構成されている。
このような構成の扉部材113および扉維持機構114を備え、球供給機20から遊技球を供給する設定でパチンコ遊技機1を遊技店内に設置した場合(すなわちパチンコ遊技機1に球供給機20を併設した場合)には、扉部材113を開状態へ変換して流下案内路96の上流部を開放して、流下案内路96に遊技球を流下可能な状態に設定することができる。さらに、係合爪部115を開状態係合受部116bへ係合して、扉部材113の開状態を常時維持することができる。一方、球供給機20から遊技球を供給しない設定でパチンコ遊技機1を設置した場合には、扉部材113を閉状態へ変換して流下案内路96の上流部を閉成することができ、流下案内路96に遊技球が流下できない状態(流下案内路96を使用しな状態)に設定することができる。また、係合爪部115を閉状態係合受部116aへ係合して扉部材113の閉状態を維持すれば、使用しない流下案内路96にごみ等が挿入される不都合をなくすことができる。なお、扉部材113および扉維持機構114を流下案内路96の下流側にも設け、流下案内路96の上流開口96aとともに下流開口96bをも開閉できるように構成してもよい。また、扉維持機構114は、扉部材113に設けられた止着部と、突出部71に開設された止着孔とから構成され、ビス等の止着部材により止着部を止着孔に止着して扉部材113の開状態または閉状態を維持(固定)できるようにしてもよい。
ところで、上記実施形態では、流下案内路96に遊技球が流下してきたことを球検出センサ102により検出し、この検出信号に基づいて変動表示装置78を視認可能状態へ変換して、流下案内路96内の遊技球を変動表示装置78の前方から視認できるように設定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示す第2実施形態では、球供給機20のノズル23の状態を検出し、この検出信号に基づいて流下案内路96を前方から視認可能な状態(視認可能状態)へ変換するように構成されている。具体的に説明すると、球受入部93の球供給機20側(図8中、左側)には、当接部118aを備えたノズル状態検出センサ118(本発明におけるノズル状態検出手段に相当)を設けている。
そして、ノズル23を供給不能状態(図8において実線で示す状態)へ変換した場合には、ノズル23と当接部118aとが離間して、ノズル状態検出センサ118はノズル23の供給状態を検出しない。一方、ノズル23を供給状態(図8において二点鎖線で示す状態)へ変換すると、ノズル23が当接部118aに当接し、この当接によりノズル状態検出センサ118がノズル23の供給状態を検出して検出信号を発生し、この検出信号を表示制御装置79へ送信する。すると、表示制御装置79は、受信した検出信号に基づいて、変動表示装置78および案内路用ランプ110を制御し、予め設定された設定時間(例えば、ノズル23から排出された全ての遊技球が球受入部93および流下案内路96を通過するために要する時間よりも長く設定された時間)に亘って視認可能状態に変換する。詳しくは、第1表示部83aのうち第2表示部83bおよび透過開口86aに対向する箇所を何も表示しない非表示状態(透過状態)に設定するとともに、第1表示用ランプ87を点灯する。また、第2表示用ランプ84bを消灯し、第2表示部(案内路対向部)83bを光透過状態へ変換し、案内路用ランプ110を点灯して流下案内路96へ光を照射する。この結果、第2表示部83b、透過開口86a、第1表示部83aを介して流下案内路96内の遊技球を変動表示装置78の前方から視認可能となる。したがって、球貯留ユニット13に遊技球を供給する準備を行うだけで、流下案内路96内の遊技球の流れを確認する準備をも行うことができる。なお、ノズル23が供給状態である間、すなわち供給状態から供給不能状態へ変換するまでの間、変動表示装置78および案内路用ランプ110を制御して視認可能状態を維持するように設定してもよい。
ところで、上記実施形態では、振動を与えずに配置空間部90内の熱気を流下案内路96へ導入するように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示す第3実施形態のように、変動表示装置78の左右両側方に配置されたスピーカー74の後部と配置空間部90(詳しくは配置空間部90のうち変動表示装置78の中央部分の後方に位置する箇所)とを連通する横長T字状の連通路120を備え、該連通路120のうち中央から前方へ突出した突出路121の先端を変動表示装置78へ向けて開放してもよい。このような構成の連通路120を備えれば、スピーカー74により発生する空気の振動を配置空間部90、特に変動表示装置78の中央部分の後方へ伝達することができ、この振動を利用して、配置空間部90に篭った熱気、すなわち変動表示装置78からの発熱により温度が上昇した空気を配置空間部90から移動しようとすることができる。したがって、変動表示装置78から発生した熱の放出を促進しようと図ることができる。
ところで、上記実施形態では、変動表示装置78の一部を光透過状態へ変化して流下案内路96内の遊技球の流下状態を視認可能としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示す第4実施形態では、変動表示装置123は、変動表示ゲームを表示可能な液晶パネルからなる表示部124と、該表示部124の後方に備えられた発光機構としてのバックライト125とを備えて概略構成されており、表示部124およびバックライト125を前方へ下り傾斜した状態で配置している。そして、表示部124とバックライト125との間を配置空間部126とし、該配置空間部126に透明部材12で区画形成された流下案内路96を配置している。このような構成の変動表示装置123および流下案内路96を備え、バックライト125を点灯した状態で遊技球が流下案内路96を流下すれば、バックライト125により流下案内路96内の遊技球の影を表示部124へ映し出して流下案内路96内の遊技球の流れを遊技者に見せることができる。したがって、遊技者は、流下案内路96内の遊技球の流下状態を確認することができ、流下案内路96で球詰まりが発生するかもしれないという不安を解消することができる。
また、上記実施形態では、変動表示ユニット8(変動表示装置78)を透明部材保持枠11に装着したが、本発明はこれに限定されない。例えば、変動表示ユニット8を前面枠本体4の表示ユニット配置部9に一側を軸着して前後方向へ回動可能な状態で備えてもよい。また、変動表示装置の表示部は、変動表示ゲームを表示可能であればどのようなものでもよく、EL(Electro Luminescence)や複数のLEDで構成されたものであってもよい。
そして、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置された変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットとを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機および球供給機の正面図である。 パチンコ遊技機の斜視図である。 (a)は透明部材保持枠を取り外した状態のパチンコ遊技機の斜視図、(b)は遊技盤カバーを説明する斜視図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 変動表示ユニットの断面図である。 球貯留ユニットの平面図である。 扉部材および扉維持機構の説明図であり、(a)は扉部材を開いた状態の説明図、(b)は扉部材を閉じた状態の説明図である。 ノズル状態検出センサを備えた球貯留ユニットの平面図である。 連通路を備えた球貯留ユニットの平面図である。 表示部とバックライトとの間に配置空間部を設定した変動表示装置の説明図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
4 前面枠本体
5 遊技盤
8 変動表示ユニット
9 表示ユニット配置部
11 透明部材保持枠
12 透明部材
13 球貯留ユニット
15 棚部
16 発射装置
20 球供給機
23 ノズル
26 遊技盤収納フレーム
28 フレームボード部
30 遊技盤カバー
32 ボード側発射流路
33 領域側発射流路
34 発射案内流路
35 ファール球回収口
38 表示ユニット載置部
40 球送り開口
42 裏機構盤
44 球タンク
45 球排出機構
50 球排出装置
51 球排出導入路
52 球排出流下路
53 球排出口
65 保持枠本体
68 保持枠開口
69 開口縁部
71 突出部
72 表示ユニット収容部
74 スピーカー
78 変動表示装置
79 表示制御装置
80 表示ユニット支持部
83 表示部
83a 第1表示部
83b 第2表示部
84 発光機構
84a 第1発光機構
84b 第2発光機構
86 光拡散レンズ
87 第1表示用ランプ
90 配置空間部
93 球受入部
96 流下案内路
101 球貯留皿
102 球検出センサ
104 球貯留空間部
105 排出連通口
107 球整列路
108 球導出路
109 放熱口
110 案内路用ランプ
113 扉部材
114 扉維持機構
115 係合爪部
116 係合受部
118 ノズル状態検出センサ
120 連通路
123 変動表示装置
124 表示部
125 バックライト
126 配置空間部

Claims (8)

  1. 前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置され、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、を備えた遊技機であって、
    前記変動表示装置は、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で配置し、表示部の下部の後方に配置空間部を設定し、
    前記球貯留ユニットは、前面枠の側方に配設された球供給機のノズルから排出される遊技球を受け入れ可能な球受入部と、該球受入部に受け入れた遊技球を流下させる流下案内路と、該流下案内路の下流端に連通し、内部を下方へ窪ませて球貯留空間部を形成した球貯留皿と、を備え、
    前記変動表示装置の側方のうち、球供給機側となる一側方には球受入部を配置するとともに、球供給機とは反対側となる他側方には球貯留空間部を配置し、
    前記配置空間部に流下案内路を配置したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球排出機構の球排出口を球貯留空間部へ連通し、
    前記球貯留皿は、球貯留空間部を球排出口から前方へ向けて下り傾斜した姿勢に設定し、
    前記球貯留ユニットは、遊技球を横一列に整列しながら流下させる球整列路を備え、
    該球整列路は、表示部の傾斜下端よりも前方へ配置され、当該球整列路の上流端を球貯留空間部の傾斜下端に連通したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち流下案内路に対向する箇所を案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、
    前記流下案内路の上流側には、遊技球を検出可能な球検出手段を備え、
    該球検出手段が遊技球を検出すると、案内路対向部を予め設定された設定時間に亘って光透過状態へ変換し、案内路対向部を介して流下案内路内の遊技球を前方から視認可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち流下案内路に対向する箇所を案内路対向部に設定し、該案内路対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、
    前記球供給機のノズルが球受入部へ遊技球を供給可能な供給状態か否かを検出するノズル状態検出手段を備え、
    該ノズル状態検出手段がノズルの供給状態を検出すると、案内路対向部を光透過状態へ変換して、案内路対向部を介して流下案内路内の遊技球を前方から視認可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルの後方にバックライトを配置し、該バックライトと液晶パネルとの間を配置空間部とし、
    該配置空間部に流下案内路を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  6. 前記流下案内路と配置空間部とを放熱口により連通し、該放熱口を介して液晶表示器から発生する熱を流下案内路内へ伝達するように構成されたことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記流下案内路の上流部を開閉可能な扉部材と、該扉部材を閉状態または開状態に維持可能な扉維持機構とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 遊技の進行に伴って音を発生して演出を行うスピーカーを備え、
    該スピーカーの後部と配置空間部とを連通する連通路を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の遊技機。
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