JP4614939B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、該球貯留ユニットに貯留された遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射可能な発射装置とを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
近年の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技演出の効果を増すために、表示装置を大型化したものが提案されている。具体的には、前面枠に大型液晶パネル等で構成された変動表示装置を設け、該変動表示装置を前面枠の横幅と略等しい横幅に設定し、変動表示装置の前方に透光性部材で形成された遊技盤を装着し、遊技者が該遊技盤を介して変動表示装置の表示領域を視認できるように構成されたパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。なお、パチンコ遊技機には、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、該球貯留ユニットに貯留された遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射可能な発射装置とを備えている。
特開2005−131329号公報
ところで、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機は、遊技盤の下部の左右両側に一般入賞口等の入賞装置を配置して、変動表示装置の下部を入賞装置により前方から覆い隠すように構成され、また、遊技盤と変動表示装置との間隔を遊技球が1個入る程度の狭い間隔に設定している。この結果、遊技者に対して変動表示装置が近過ぎるという印象、すなわち圧迫感を与え易く、遊技の興趣を減衰させる虞がある。そこで、変動表示装置を遊技盤の下方へ配置して遊技者の顔から遠ざけることが考えられる。
しかしながら、遊技盤の下方には球貯留ユニット(詳しくは上皿や下皿)を配置しているので、変動表示装置、特に大型の変動表示装置を配置するための場所と球貯留ユニットの配置場所とが競合してしまう。このため、無理に変動表示装置と球貯留ユニットとを遊技盤の下方に配置しようとすると、パチンコ遊技機の奥行きが広くなってしまい、この結果、パチンコ遊技機が遊技店に設置された遊技機設置島設備内に設置できなくなる虞がある。あるいは、球貯留ユニットの小型化を強いられ、球貯留ユニットにおける遊技球の貯留容量を十分に確保できなくなる虞がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、奥行き寸法を広げたり、遊技球の貯留容量を縮小したりすることなく、遊技盤の下方に変動表示装置と球貯留ユニットとを配置することができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置され、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、該球貯留ユニットに貯留された遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射可能な発射装置と、を備えた遊技機であって、
前記変動表示装置は、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で配置し、表示部の下部の後方に配置空間部を設定し、
前記球貯留ユニットは、
前記球排出機構に連通する排出連通口と、
該排出連通口を通過した遊技球を受け入れて貯留可能な第1貯留空間部と、
該第1貯留空間部に連通し、第1貯留空間部から流下した遊技球を受け入れて発射装置へ供給する前の状態で貯留可能な第2貯留空間部と、を備え、
前記第1貯留空間部を配置空間部へ配置し、第2貯留空間部を表示部の傾斜下端よりも前方へ配置したことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記変動表示装置の側方のうち排出連通口寄りには、遊技球を投入可能な球受入部を備え、該球受入部を第1貯留空間部へ連通したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち第1貯留空間部に対向する箇所を貯留空間対向部に設定し、該貯留空間対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、
前記貯留空間対向部を光透過状態へ変換すると、貯留空間対向部を介して第1貯留空間部内の遊技球を前方から視認可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記前面枠の前面側に視認操作部を備え、
該視認操作部が操作されると、貯留空間対向部を光透過状態へ変換するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記変動表示ゲームを終了してから予め設定された設定時間が経過するまでの間に亘って貯留空間対向部を光透過状態へ変換するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
請求項6に記載のものは、前記第1貯留空間部へ振動を与える振動発生手段を備え、
該振動発生手段は、回転して振動を発生するとともに、変動表示装置の周辺の空気を排気する排気ファンで構成され、該排気ファンの排気動作により変動表示装置から発生した熱を放出可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機である。
請求項7に記載のものは、前記第1貯留空間部に遊技球の移動を検出可能な球移動検出センサを設け、
前記振動発生手段は、発射装置が遊技球を発射中であって、且つ球移動検出センサが遊技球の移動を検出していないことを条件として第1貯留空間部に振動を与えることを特徴とする請求項6に記載の遊技機である。
請求項8に記載のものは、前記変動表示装置は、当該変動表示装置から発生した熱を放出可能な放熱板を備え、
前記球貯留ユニットは、排出連通口と第1貯留空間部との間に放熱流路を放熱板に沿って区画形成し、放熱流路の区画壁と放熱板とを熱伝達可能な状態で接続したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置され、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、該球貯留ユニットに貯留された遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射可能な発射装置とを備えた遊技機であって、変動表示装置は、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で配置し、表示部の下部の後方に配置空間部を設定し、球貯留ユニットは、球排出機構に連通する排出連通口と、該排出連通口を通過した遊技球を受け入れて貯留可能な第1貯留空間部と、該第1貯留空間部に連通し、第1貯留空間部から流下した遊技球を受け入れて発射装置へ供給する前の状態で貯留可能な第2貯留空間部とを備え、第1貯留空間部を配置空間部へ配置し、第2貯留空間部を表示部の傾斜下端よりも前方へ配置したので、遊技盤とは別個に配置された変動表示装置の周辺に、球貯留ユニットの構成要素を分散して配置することができる。したがって、遊技盤の下方に変動表示装置と球貯留ユニットとを競合することなく配置することができる。このことから、遊技盤の下方の限られた空間を有効に活用することができる。さらに、変動表示装置の周辺に球貯留ユニットの構成要素を配置したとしても、遊技機の奥行き寸法を広げる必要がなく、しかも、球貯留ユニットにおける遊技球の貯留容量を縮小せずに十分確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、変動表示装置の側方のうち排出連通口寄りには、遊技球を投入可能な球受入部を備え、該球受入部を第1貯留空間部へ連通したので、遊技機の側方に球供給機を配置した場合には、球受入部の上方に球供給機のノズルを配置し、球受入部から遊技球を受け入れることができる。また、遊技者が遊技球を手に持って球受入部へ投入して、球貯留ユニットへ供給することもできる。
請求項3に記載の発明によれば、変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち第1貯留空間部に対向する箇所を貯留空間対向部に設定し、該貯留空間対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、貯留空間対向部を光透過状態へ変換すると、貯留空間対向部を介して第1貯留空間部内の遊技球を前方から視認可能としたので、表示部の後方に第1貯留空間部を配置したとしても、第1貯留空間部内の遊技球の貯留具合を遊技者に見せることができる。したがって、遊技者は、第1貯留空間部内に貯留された遊技球を確認して、遊技の実行に使用できる遊技球や遊技の結果として獲得した遊技球の量、すなわち所謂持ち球の量を把握することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前面枠の前面側に視認操作部を備え、該視認操作部が操作されると、貯留空間対向部を光透過状態へ変換するように構成したので、遊技者は、所望のタイミングで第1貯留空間部内に貯留された遊技球を確認して、持ち球の量を把握することができる。
請求項5に記載の発明によれば、変動表示ゲームを終了してから予め設定された設定時間が経過するまでの間に亘って貯留空間対向部を光透過状態へ変換するように構成したので、第1貯留空間部内の遊技球を視認可能としたとしても、変動表示ゲームの観賞に支障を来たすことがない。また、変動表示ゲームの結果として得られた賞球を迅速に確認することができる。この結果、賞球を獲得したという優越感を遊技者へ与え易く、遊技の興趣の向上を図ることができる。さらに、貯留空間対向部を光透過状態へ変換することで、変動表示ゲームの終了を視覚的に報知することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1貯留空間部へ振動を与える振動発生手段を備え、該振動発生手段は、回転して振動を発生するとともに、変動表示装置の周辺の空気を排気する排気ファンで構成され、該排気ファンの排気動作により変動表示装置から発生した熱を放出可能であるので、振動発生手段を駆動することにより、第1貯留空間部内における球詰まりを防止または解消することができ、それだけではなく、変動表示装置の発熱による故障をも抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1貯留空間部に遊技球の移動を検出可能な球移動検出センサを設け、振動発生手段は、発射装置が遊技球を発射中であって、且つ球移動検出センサが遊技球の移動を検出していないことを条件として第1貯留空間部に振動を与えるので、第1貯留空間部内で球詰まりが生じていることを検知してから第1貯留空間部に振動を与えることができる。したがって、球詰まりの解消作業を効率よく行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、変動表示装置は、当該変動表示装置から発生した熱を放出可能な放熱板を備え、球貯留ユニットは、排出連通口と第1貯留空間部との間に放熱流路を放熱板に沿って区画形成し、放熱流路の区画壁と放熱板とを熱伝達可能な状態で接続したので、変動表示装置から発生した熱を放熱板および放熱流路の区画壁を介して遊技球へ伝達することができる。したがって、遊技球を放熱手段として利用することができ、変動表示装置からの熱を効率よく放出することができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機および球供給機の正面図、図2はパチンコ遊技機の斜視図、図3は前面側を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、図1から図3に示すように、外枠(機枠あるいは本体枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる略額縁状の前面枠本体4(すなわち前面枠3側)の上部に矩形状の遊技盤5を収納可能とし、該遊技盤5の前面に遊技領域6を区画形成し、遊技盤5の下方には、変動表示ユニット8を配置可能な表示ユニット配置部9を形成している。また、前面枠本体4の前面側には、一側(図1中、左側)が軸着された透明部材保持枠11を開閉(回動)可能に設け、該透明部材保持枠11に透視可能な透明部材12を保持し、該透明部材12の後方に変動表示ユニット8を装着し、透明部材保持枠11の下部には、遊技球を貯留可能な球貯留ユニット13を備えている。そして、透明部材保持枠11を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠11に覆われるとともに、透明部材12が遊技領域6の前方に配置され、透明部材12を通して遊技領域6と変動表示ユニット8とを上下に並んだ状態で前方から視認できるように構成されている。さらに、透明部材保持枠11の下方には棚部15を前面枠本体4の下部から前方へ突設し、該棚部15の上面を左右方向の中央部が下方へ凹んだ曲面で形成し、この凹み部に透明部材保持枠11の球貯留ユニット13を収容するように構成されている。そして、棚部15の前面の一側(図1中、右側)には、後述する発射装置16を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)17を備え、他側(図1中、左側)には、遊技中に遊技者が操作するための遊技演出用ボタン18を備えている。
また、パチンコ遊技機1(前面枠3)の側方、詳しくは透明部材保持枠11の軸着部の側方(図1中、左側方)には球供給機(球貸出機)20が設けられている。球供給機20は、当該球供給機20の前面の上部に硬貨投入口21を備え、下部に硬貨返却口22を備え、変動表示ユニット8の側方に位置する箇所には、貸し出される遊技球をパチンコ遊技機1に排出するためのノズル23を透明部材保持枠11の前方へ向けて延設している。そして、ノズル23を上下方向へ回動可能となる状態で軸着し、ノズル23を回動して図1中に実線で示した横向き姿勢に設定すると、ノズル23の先端に開設された供給口23aを球貯留ユニット13の上方に配置した倒伏状態、すなわちパチンコ遊技機1へ遊技球を供給可能な供給状態へ変換する。一方、図1中に二点鎖線で示した縦向き姿勢に設定すると、ノズル23の供給口23aを球貯留ユニット13の上方から外した起立状態、すなわちパチンコ遊技機1へ遊技球を供給不能な供給不能状態へ変換する。なお、球供給機20は、球貸し用プリペイドカード等の記憶媒体を挿入して、この記憶媒体に記憶されている情報に基づいて遊技球を貸し出す(払い出す)タイプであってもよい。
次に、パチンコ遊技機1を構成する前面枠本体4、遊技盤5および透明部材保持枠11について説明する。
前面枠本体4は、大きな矩形状の開口を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、図3(a)に示すように、開口の上半部分に額縁状の遊技盤収納フレーム26を備え、該遊技盤収納フレーム26内に遊技盤5を後方から着脱可能な状態で収納(配置)し、遊技盤5の左右両側を遊技盤保持機構27により保持して遊技盤収納フレーム26から脱落することを防いでいる。なお、遊技盤保持機構27は、遊技盤収納フレーム26の一側(図4中、左側)の後方に回動可能な状態で設けられた係止部材27aと、他側(図4中、右側)の後方に設けられた爪状の係合部材27bとを備え、遊技盤5の側部を遊技盤収納フレーム26と係合部材27bとの間に差し込み、この差し込み状態で係止部材27aを回動して遊技盤5の後部に移動すると、遊技盤5の取り外しを規制する規制状態となる。一方、係止部材27aを回動して遊技盤5の後部から外すと、遊技盤5の取り外しを許容する許容状態となる。
また、遊技盤収納フレーム26の下方には、表示ユニット配置部9の背面部として機能するフレームボード部28を備え、該フレームボード部28の上端には遊技盤載置部29を設け、該遊技盤載置部29に遊技盤5の下端を載置することで遊技盤5の上下方向の位置を規制するように構成されている。さらに、遊技盤収納フレーム26の前方には、図3(b)に示すように、透明なガラス板で形成された略蒲鉾形状の遊技盤カバー30を配置し、ヒンジ機構(図示せず)を介して遊技盤カバー30の下縁部と遊技盤載置部29の前縁部とを接続している。そして、遊技盤カバー30を遊技盤5と略同じ大きさに設定し、ヒンジ機構を中心にして上方へ回動して起立姿勢にすると、遊技盤カバー30により遊技盤5が前方から透視可能な状態で十分に被覆されるように構成されている。一方、下方へ回動して倒伏姿勢にすると、遊技盤5(遊技領域6)の前方を開放する。
また、フレームボード部28の前面側の側部(図3(a)中、左側部)には、縦長なボード側発射流路32を上方へ向かうにつれて流路幅が狭くなる状態で区画形成し、ボード側発射流路32の下端を発射装置16へ連通し、上端を後述する遊技盤5の領域側発射流路33の下端へ連通している。そして、ボード側発射流路32と領域側発射流路33とにより、発射装置16から発射された遊技球を遊技領域6へ案内する発射案内流路34を構成している。なお、ボード側発射流路32は、フレームボード部28の前面に前方へ突出した2つの縦長な流路区画壁32aをハ字状に配置して備え、該流路区画壁32aの間の空間を縦長な略台形状の閉塞部材(図示せず)で前方から閉塞して区画形成されている。さらに、ボード側発射流路32の下部の一側寄り(図3(a)中、左寄り)には、ファール球(発射装置16から発射されたが遊技領域6に到達せずに逆流してきた遊技球)を回収するためのファール球回収口35を上方へ向けて開放している。
そして、フレームボード部28と棚部15との間には、表示ユニット配置部9の底部として機能する表示ユニット載置部38を棚部15よりも後方の位置に配置し、該表示ユニット載置部38を上段とし、棚部15を下段とした所謂ひな壇形状を形成している。また、表示ユニット載置部38と棚部15との間の起立壁部39には、遊技球が1個ずつ通過可能な球送り開口40を開設し、該球送り開口40の後方であってフレームボード部28の下方(詳しくはボード側発射流路32の下方)には、球貯留ユニット13に貯留された遊技球を遊技領域6へ向けて発射可能な発射装置16(図4参照)を配置している。そして、発射装置16と球送り開口40との間には球送り流路(図示せず)を配置し、球貯留ユニット13から球送り開口40に流下してきた遊技球が球送り流路を通過して発射装置16へ到達するよう構成されている。
さらに、図4に示すように、前面枠本体4の上部の裏側には横長な裏機構盤42を設け、該裏機構盤42の一側寄り(図4中、左寄り)に外部情報端子43を配置し、他側寄り(図4中、右寄り)に球タンク44を配置している。また、前面枠本体4の側部(図3(a)中、左側部)には縦長な球排出機構45を備え、該球排出機構45の上端部を球タンク44の下端に接続し、球タンク44内の遊技球を前面枠3の前側、具体的には透明部材保持枠11の球貯留ユニット13へ排出できるように構成されている。そして、前面枠本体4の下部の裏側であって、棚部15の後方および表示ユニット配置部9(フレームボード部28)の後方には、電源供給装置46、排出発射制御装置47等を配置している。
なお、球排出機構45は、遊技球の排出動作を行う球排出装置50と、球タンク44内の遊技球を球排出装置50へ導入する球排出導入路51と、球排出装置50から排出された遊技球を流下させる球排出流下路52とを備えて構成されている。そして、球排出機構45の上流部となる球排出導入路51および球排出装置50を、遊技盤収納フレーム26の側部(図3(a)中、左側部)の前面側に配置し、下流部となる球排出流下路52をフレームボード部28の側部(図3(a)中、左側部)の前面側に配置している。また、球排出導入路51の上流部を後方へ屈曲して遊技盤収納フレーム26に貫通し、球排出導入路51の上流端を球タンク44の下端に連通している。さらに、球排出流下路52の下流部をフレームボード部28の中央側へ屈曲し、この屈曲した先端部となる下流端の前側部を開放して球排出流下路52の下流開口、すなわち球排出機構45の球排出口53を開設し、該球排出口53を介して球排出機構45と後述の球貯留ユニット13とを連通するように構成されている。そして、球排出口53の後方にはファール球回収口35を連通している。
遊技盤5は、図3(a)に示すように、当該遊技盤5の前面に領域区画部材56を止着して略半円形状の遊技領域6を区画形成し、遊技領域6のうちボード側発射流路32の上方に位置する側部(図3(a)中、左側部)には、遊技球を遊技領域6内へ案内するための円弧状の領域側発射流路33を形成し、遊技領域6および領域側発射流路33を遊技盤収納フレーム26のフレーム開口26aから前方へ臨ませている。そして、遊技領域6の中央部よりも下寄りの位置には、遊技球が入賞可能な入賞装置(変動表示ユニット8で実行される変動表示ゲームを始動するための始動入賞口58や、変動表示ゲームの大当たり時に遊技球が入賞可能となる大入賞口59等)を配置し、遊技領域6の下端には、入賞せずに遊技領域6を流下してきた遊技球(アウト球)を回収するアウト口60を開設している。
また、遊技盤5の裏面側には、遊技盤5よりもひと回り小さい略矩形状の球寄せベース61を装着し、該球寄せベース61内に始動入賞口58や大入賞口59等の入賞装置に入賞した遊技球(セーフ球)を回収するための球寄せ流路(図示せず)を形成している。そして、球寄せベース61の下端部に球寄せ流路の下流開口を開設し、該下流開口をフレームボード部28の裏面側に設けた球回収流路(図示せず)へ連通し、球寄せ流路および球回収流路を介してセーフ球をパチンコ遊技機1の外部へ流下できるように構成されている。さらに、球寄せベース61の裏面側には、遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置62と、遊技演出のための画像や音声等を記憶する記憶部として機能する演出データ装置(ROMカートリッジ)63とを備えている。
透明部材保持枠11は、保持枠本体65と、該保持枠本体65に保持された透明部材12と、該透明部材12の裏側に配置された変動表示ユニット8と、保持枠本体65の下縁部に配置された球貯留ユニット13とを備えて構成されている。保持枠本体65は、前面枠本体4と略同じ横幅で形成された枠体であり、左右両側部および上部を前方へ膨出し、該膨出部66のうち球排出機構45の前方に位置する箇所(図2中、左側の膨出部66)の裏側を前方へ凹ませて、球排出機構45を収容可能な排出機構収容部(図示せず)を形成している。さらに、保持枠本体65の中央部には縦向き長円形の保持枠開口68を大きく開設し、該保持枠開口68の開口縁部69を後方へ延設している。
透明部材12は、保持枠開口68の開口縁部69の後端部に当接して保持枠開口68を塞ぐ状態で保持枠本体65に保持されている。また、透明部材12の下半部分の中央部を前方へ大きく突出し、該突出部71の上面を前方へ下り傾斜した状態、言い換えると遊技者の顔へ対向する状態に形成している。さらに、突出部71の裏側を前方へ向けて凹ませて表示ユニット収容部72(図5参照)を形成し、該表示ユニット収容部72に変動表示ユニット8を収容(装着)した状態で透明部材保持枠11を閉じると、表示ユニット収容部72および変動表示ユニット8を表示ユニット配置部9の前方に重ねて配置するとともに、変動表示ユニット8を遊技盤5の下方に配置するように構成されている。そして、突出部71(表示ユニット収容部72)の左右両側方には複数の透音孔73を開設し、該透音孔73の後方には、遊技の進行に伴って音を発生して演出を行うスピーカー74を備えている(図2参照)。
変動表示ユニット8は、図5に示すように、液晶表示器からなる変動表示装置78と、該変動表示装置78の上部の後方に配置された表示制御装置79とを備えて構成されており、保持枠本体65の下部に設けられた表示ユニット支持部80に下方および後方から支持され、この状態で表示ユニット収容部72に収容されている。変動表示装置78は、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する装置であり、透明で薄い箱状の表示ケース82を前方へ下り傾斜した状態、詳しくは突出部71の上面と同じ下り傾斜姿勢で備え、該表示ケース82の内部には、液晶パネルで構成され、変動表示ゲームを表示可能な表示部83(第1表示部83aおよび第2表示部83b)と、該表示部83に光を照射するための発光機構84(第1発光機構84aおよび第2発光機構84b)とを備えて構成されている。
具体的に説明すると、画像表示用の大型液晶パネルである第1表示部83aを前方へ下り傾斜した状態で配置し、第1表示部83aの裏側には、第1発光機構84aの一部である平板状の光拡散レンズ86を第1表示部83aに沿って下り傾斜した状態で備えている。さらに、該光拡散レンズ86の上端部には、第1発光機構84aの一部である第1表示用ランプ87を配置し、第1表示用ランプ87の光を、光拡散レンズ86を通して表示部83へ後方から照射して、第1表示部83aで表示される画像を前方の遊技者側から鮮明に視認できるように構成されている。なお、光拡散レンズ86は、下部へ向かうにつれて次第に薄くなる状態に形成され、当該光拡散レンズ86の表面には導光パターンが施されている。そして、この導光パターンにより、上方の第1表示用ランプ87から照射される光を拡散し、前方の第1表示部83aへ一様に光を導くように設定されている。
また、光拡散レンズ86のうち上下方向の中央部よりも下寄りの部分には横長な透過開口86aを開設し、光拡散レンズ86の後方であって透過開口86aに対向する位置には、液晶シャッターとして機能する横長短冊状の第2表示部83bを第1表示部83aおよび光拡散レンズ86に沿って下り傾斜した状態で配置し、該第2表示部83bの下方には第2発光機構(第2表示用ランプ)84bを第2表示部83bの下縁部に対向する状態で配置している。なお、第2表示部83bは、ポリマー分散液晶パネルで構成されており、内部のポリマー分散液晶に交流電圧を印加すると、液晶分子の方向を均等に揃えて屈折率を低く設定して、当該第2表示部83bの後方の光を前方へ透過する光透過状態へ変換する。一方、交流電圧の印加を停止すると、液晶分子の方向を揃えず屈折率を高く設定し、この設定状態で第2発光機構84bから光を照射すると、この光が散乱して白濁した状態(光散乱状態)へ変換し、当該第2表示部83bの後方の光を前方へ透過しない。
そして、下り傾斜した状態の変動表示装置78の下部の後方、言い換えると表示部83(第1表示部83a)の下部の後方には、後述する球貯留ユニット13の一部を配置可能な配置空間部90を表示ユニット支持部80との間に設定している。
球貯留ユニット13は、球排出機構45から排出された遊技球や球供給機20から供給された遊技球などを貯留可能なユニットである。そして、図2および図6に示すように、球排出機構45側(図2中、左側)に開設され、球排出機構45に連通する排出連通口92と、球供給機20のノズル23から排出される遊技球を受け入れ可能な球受入部93と、該球受入部93へ流下してきた遊技球を受け入れて貯留可能な複数の球貯留空間部94(第1貯留空間部96、流下受部97、第2貯留空間部98)とを備えて構成され、これらの構成要素を変動表示装置78の周辺に配置している。
具体的に説明すると、球受入部93は、変動表示装置78の側方のうち排出連通口92寄り、言い換えると球供給機20側となる一側方(図2中、左側方)に上部を開放した状態で配置されており、上部開放口93aを供給状態のノズル23の供給口23aよりも下方の位置に設定して、上部開放口93aにノズル23の供給口23aを上方から臨ませることができるように構成されている。また、球受入部93の底部を変動表示装置78側、詳しくは変動表示装置78の後方の配置空間部90側(図6中、右側)へ緩やかに下り傾斜した姿勢に設定し、球受入部93内の遊技球を配置空間部90へ向けて転動するように構成されている。さらに、球受入部93の上部開放口93aを変動表示装置78および突出部71よりも前方へ拡開して投入口99を形成し、該投入口99を供給状態のノズル23よりも前方に配置して、遊技者が遊技球を手で投入口99、ひいては球受入部93へ投入できるように構成されている。そして、球受入部93の後部に排出連通口92を連通し、透明部材保持枠11を閉じた状態で排出連通口92と球排出機構45の球排出口53とを前後に重ねて球貯留空間部94と球排出機構45とを連通するように構成されている。
第1貯留空間部96は、排出連通口92を通過したりノズル23から排出されたりする等して球受入部93へ到達した遊技球を受け入れて貯留する横長な空間部であり、左右方向へ下り傾斜した状態で配置空間部90に配置されている。詳しくは、球供給機20側(図2中、左側)から、配置空間部90を挟んで球供給機20とは反対側(図2中、右側)へ向けて下り傾斜した姿勢で配置されている。また、第1貯留空間部96の前後幅を遊技球が複数個(本実施形態では4〜5個)並ぶ程度の寸法に設定するとともに、下流側(図6中、右側)へ向かうにつれて次第に広がる状態に設定している。さらに、第1貯留空間部96の高さを遊技球が1個入る程度の寸法に設定して、遊技球が第1貯留空間部96内で積み重ならないように構成されている(図5参照)。そして、第1貯留空間部96の傾斜上端を突出部71の球受入部93側の側部(図2中、左側部)に貫通して上側開口96aを球受入部93に連通し、第1貯留空間部96の傾斜下端を突出部71の球受入部93とは反対側の側部(図2中、右側部)に貫通して下側開口96bを流下受部97へ連通している。したがって、第1貯留空間部96は、球受入部93から流下してきた遊技球を貯留する機能だけではなく、貯留した遊技球を流下受部97へ流下させる機能をも備えている。なお、第1貯留空間部96の周辺の構成については、後で詳細に説明する。
流下受部97は、第1貯留空間部96から流下した遊技球を受け入れて貯留可能な空間部であり、変動表示装置78の下方に球貯留皿101を設け、該球貯留皿101の内部、詳しくは、球貯留皿101のうち第1貯留空間部96の下流側(図6中、右側)の内部を下方へ窪ませて形成され、側方(図6中、右側方)へ膨出した状態に設定されている。言い換えると、球受入部93および排出連通口92とは反対側となる変動表示装置78の他側方(図2中、右側方)に配置されている。さらに、流下受部97の側部(図2中、左側部)には第1貯留空間部96の下流端(下側開口96b)を連通するとともに、流下受部97の底部を前方へ向けて緩やかに下り傾斜した姿勢に設定し、第1貯留空間部96から流下してきた遊技球を球貯留皿101の前縁部へ向けて転動するように構成されている。なお、流下受部97の底部には、貯留された遊技球を球貯留皿101の外部へ抜き出すための球抜き口(図示せず)を開閉可能な状態で備えている。
第2貯留空間部(球整列路)98は、流下受部97、言い換えると流下受部97を介して第1貯留空間部96から流下した遊技球を受け入れて発射装置16へ供給する前の状態で貯留可能な空間部であり、球貯留皿101の前縁部であって、表示部83(変動表示装置78)の傾斜下端よりも前方の位置に配置され、表示部83の下縁部に沿う状態で備えられている。また、第1貯留空間部96とは逆の下り傾斜姿勢、具体的には変動表示装置78の他側方から一側方(図6中、右側方から左側方)へ向けて下り傾斜した姿勢に設定され、当該第2貯留空間部98の上流端を流下受部97の傾斜下端、ひいては第1貯留空間部96の傾斜下端に連通している。さらに、第2貯留空間部98の下流部(図6中、左側部)を上流部よりも絞り込んで遊技球が1個ずつ流下可能な流路幅に設定し、第2貯留空間部98内の遊技球を横一列に整列しながら流下させるように構成されている。また、第2貯留空間部98の下流端には、後方へ下り傾斜する球導出路108を連通し、該球導出路108の後端部を透明部材保持枠11の後面側に開放し、透明部材保持枠11を閉じると、球導出路108の後端部と球送り開口40とを前後に重ねる状態で連通し、球導出路108、球送り開口40および球送り流路を介して、球貯留皿101内の遊技球を発射装置16へ供給することができるように構成されている。
そして、透明部材保持枠11は、図5に示すように、変動表示装置78の表示部(液晶パネル)83のうち後方に配置された第2表示部83bを、第1貯留空間部96へ前側上方から対向させて貯留空間対向部に設定し、該貯留空間対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換できるように構成している。また、第1貯留空間部96を区画する区画壁96cを、透光性を有する材料(例えば透明樹脂)で形成し、該区画壁96cの上方には、第1貯留空間部96内の遊技球に光を照射するための貯留空間用ランプ110を備え、第2貯留空間部98と投入口99との間には、変動表示装置78および貯留空間用ランプ110を操作するための視認操作部(視認操作ボタン)111を備えている。
このような構成の透明部材保持枠11を備えて、遊技球を球供給機20からパチンコ遊技機1へ供給するには、まず、球供給機20のノズル23を回動して供給状態(横向き姿勢)へ変換し、硬貨投入口21に硬貨を投入して遊技球をノズル23の供給口23aから下方の球受入部93へ排出する。すると、遊技球は、球受入部93を転動して変動表示装置78側(配置空間部90側)へ流下し、第1貯留空間部96へ流入する。第1貯留空間部96を通過した遊技球は、流下受部97に到達し、流下受部97を前方へ転動して第2貯留空間部98へ流下する。このとき、遊技球は、第2貯留空間部98を流下しながら横一列に整列し、この整列状態で球導出路108、さらには球送り流路へ流下し、発射装置16の手前で待機する。このようにして遊技球の発射準備、言い換えるとパチンコ遊技機1での遊技の開始準備を行うことができる。なお、球送り流路、球導出路108まで到達しなかった遊技球は、球貯留空間部94に貯留される(図6参照)。
遊技の開始準備が整った後、遊技者により発射操作ユニット17が操作されると、遊技球が発射装置16から発射される。すると、遊技球は、発射案内流路34(ボード側発射流路32および領域側発射流路33)を上昇して遊技領域6へ飛入する。そして、障害釘や風車(いずれも図示せず)により方向を変えながら遊技領域6を流下し、始動入賞口58や大入賞口59等の入賞装置へ入賞した場合には、パチンコ遊技機1は、予め定められた数の賞球を遊技者に付与する。具体的には、球排出機構45(球排出装置50)を駆動して、球タンク44に貯留された遊技球を賞球として球排出口53から払い出し、排出連通口92を介して球受入部93へ排出する。さらに、始動入賞口58へ入賞した場合には、この入賞に基づいて、遊技盤5の下方であって球貯留ユニット13の近傍に配置された変動表示装置78で変動表示ゲームを開始し、この変動表示ゲームの結果、表示部83の表示内容が予め定められた特別表示(大当たり表示)になると、遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり状態)を発生して大入賞口59を開放する。そして、該大入賞口59へ遊技球が入賞した場合には、球排出機構45を駆動して球タンク44内の遊技球を賞球として球受入部93へ排出する。なお、何れの入賞装置にも入賞しなかった場合には、アウト口60から遊技盤5の裏側に回収される。
このように、遊技盤5の下方に変動表示装置78を備え、該変動表示装置78の後方の配置空間部90には第1貯留空間部96を配置し、変動表示装置78の側方に流下受部97を配置し、表示部83の傾斜下端よりも前方に第2貯留空間部98を配置したので、遊技盤5とは別個に配置された変動表示装置78の周辺に、球貯留ユニット13の構成要素を分散して配置することができる。したがって、遊技盤5の下方に変動表示装置78と球貯留ユニット13とを競合することなく配置することができる。このことから、遊技盤5の下方の限られた空間を有効に活用することができる。さらに、変動表示装置78の周辺に球貯留ユニット13の構成要素を配置したとしても、パチンコ遊技機1の奥行き寸法を広げる必要がなく、しかも、球貯留ユニット13における遊技球の貯留容量を縮小せずに十分確保することができる。また、変動表示装置78の側方のうち排出連通口92寄りには、遊技球を投入可能な球受入部93を備え、該球受入部93を第1貯留空間部96へ連通したので、パチンコ遊技機1の側方に球供給機20を配置した場合には、球受入部93の上方に球供給機20のノズル23を配置し、球受入部93から遊技球を受け入れることができる。また、遊技者が遊技球を手に持って球受入部93(投入口99)へ投入して、球貯留ユニット13へ供給することもできる。
そして、遊技者が視認操作部111を操作すると、表示制御装置79は、視認操作部111における操作信号に基づいて変動表示装置78および貯留空間用ランプ110を制御し、予め設定された設定時間(例えば、3秒間)に亘って第1貯留空間部96を前方から見ることができる視認可能状態に変換する。具体的には、第1表示部83aのうち第2表示部83bおよび透過開口86aに対向する箇所を何も表示しない非表示状態(透過状態)に設定するとともに、第1表示用ランプ87を点灯して非表示状態の箇所以外で表示される画像を遊技者から鮮明に見える状態に設定する。また、第2表示用ランプ84bを消灯し、第2表示部(貯留空間対向部)83bを光透過状態へ変換し、貯留空間用ランプ110を点灯して第1貯留空間部96へ光を照射する。この結果、第2表示部83b、透過開口86a、第1表示部83aを介して第1貯留空間部96内の遊技球を変動表示装置78の前方から視認可能となる。したがって、表示部83の後方に第1貯留空間部96を配置したとしても、第1貯留空間部96内の遊技球の貯留具合を遊技者に見せることができる。これにより、遊技者は、第1貯留空間部96内に貯留された遊技球を確認して、遊技の実行に使用できる遊技球や遊技の結果として獲得した遊技球の量、すなわち所謂持ち球の量を把握したり、あるいは、第1貯留空間部96内で球詰まりが生じているか否かを監視したりすることができる。しかも、所望のタイミングで視認操作部111を操作して持ち球の量を把握したり、球詰まりの監視を行ったりすることができる。
さらに、設定時間が経過すると、表示制御装置79は、変動表示装置78および貯留空間用ランプ110を制御し、視認可能状態を解除する。具体的には、第1表示部83aの非表示状態の箇所に対して画像表示を許容し、第2表示用ランプ84bを点灯し、第2表示部83bを光散乱状態へ変換する。さらに、貯留空間用ランプ110を消灯する。この結果、第1貯留空間部96が変動表示装置78の前方から視認不能となる。
ところで、上記実施形態では、遊技者による視認操作部111の操作に基づいて、第1貯留空間部96内の遊技球を視認できる視認可能状態へ変換するように構成したが、本発明はこれに限定されず、変動表示ゲームの終了に基づいて変動表示装置78を視認可能状態へ変換する制御を行うように設定してもよい。例えば、図7に示す第2実施形態におけるタイムチャートでは、表示制御装置79は、変動表示ゲームを終了してから予め設定された設定時間Tが経過するまでの間に亘って変動表示装置78を視認可能状態へ変換するように構成されている。したがって、第1貯留空間部96内の遊技球を視認可能としたとしても、変動表示ゲームの観賞に支障を来たすことがない。また、変動表示ゲームの結果として得られた賞球を迅速に確認することができる。この結果、賞球を獲得したという優越感を遊技者へ与え易く、遊技の興趣の向上を図ることができる。さらに、第2表示部(貯留空間対向部)83bを光透過状態へ変換することで、変動表示ゲームの終了を視覚的に報知することができる。
なお、図7に示す実施形態では、1回目の視認可能状態W1と2回目の視認可能状態W2において、設定時間Tが経過すると同時に、遊技者の行う遊技に基づく変動表示ゲームが開始しているが、設定時間Tの終期を変動表示ゲームの開始時に設定してもよい。すなわち、前回の変動表示ゲームが終了してから次回の変動表示ゲームが開始するまでの間に、第2表示部83bを光透過状態へ変換する等して変動表示装置78を視認可能状態へ変換するように設定してもよい。また、設定時間Tが経過する前に変動表示ゲームが開始した場合には、この変動表示ゲームの開始のタイミングで第2表示部83bを光散乱状態へ変換する等して変動表示装置78を視認不能状態へ変換すれば、変動表示ゲームの開始時の観賞に支障を来たすことがないので好適である。
ところで、上記実施形態では、第1貯留空間部96内における球詰まりを防止する構成や、変動表示装置78から発生する熱を放出するための構成を備えていないが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示す第3実施形態では、配置空間部90のうち第1貯留空間部96の上方には、変動表示装置78の周辺の空気を排気する排気ファン112(本発明における振動発生手段に相当)を備え、該排気ファン112のケーシング112aを第1貯留空間部96の区画壁96cに当接している。そして、排気ファン112を定期的に回転して振動を発生するとともに、ケーシング112aを介して振動を第1貯留空間部96(具体的には第1貯留空間部96の区画壁96c)へ与えるように構成されている。なお、排気ファン112は、変動表示装置78から離して配置されており、排気ファン112からの振動により変動表示装置78の表示部83が揺れて画像が見難くなる不都合を生じないように構成されている。また、ウェイトを付加するなどして重心を回転中心から外すと、効率良く振動する。
さらに、第1貯留空間部96の区画壁96cのうち排気ファン112に対向する位置には、複数の放熱口117を遊技球よりも十分に小さい開口径で複数開設し、該放熱口117により流下案内路と配置空間部90とを連通して、排気ファン112から送られてくる空気を第1貯留空間部96内へ導入できるように構成されている。このような構成を備えて排気ファン112を回転して排気動作を行うと、排気ファン112は、第1貯留空間部96および該第1貯留空間部96に貯留されている遊技球に振動を与える。このとき、第1貯留空間部96内で球詰まりが発生している場合には、排気ファン112からの振動により球詰まりを解消することができ、球詰まりが発生しそうである場合には、遊技球を揺らして球詰まりの発生を防止することができる。さらに、変動表示装置78の周辺の空気、詳しくは変動表示装置78からの発熱により温度が上昇した空気(熱気)を放熱口117から第1貯留空間部96へ送り込み、変動表示装置78から発生した熱を第1貯留空間部96、ひいては第1貯留空間部96の上側開口96aあるいは下側開口96bを介してパチンコ遊技機1の外方へ放出する。したがって、排気ファン112を回転(すなわち振動発生手段を駆動)することにより、第1貯留空間部96内における球詰まりを防止または解消することができ、それだけではなく、変動表示装置78の発熱による故障をも抑制することができる。なお、排気ファン112は、回転方向を逆方向に設定し、第1貯留空間部96内の空気を変動表示装置78の周辺へ送り込んで変動表示装置78を冷却するように構成してもよい。
なお、排気ファン112は、パチンコ遊技機1における遊技の継続時間が予め設定した設定継続時間を越えたことを条件にして回転するように設定してもよい。あるいは、制御装置(例えば遊技制御装置62)において、第1貯留空間部96内での球詰まりを監視し、球詰まりが発生したと判断されたことを条件にして回転するように設定してもよい。具体的には、第1貯留空間部96のうち下側開口96bの近傍に、遊技球の移動を検出可能な球移動検出センサ119(図8参照)を設け、発射装置16が遊技球を発射中(発射動作を実行中)であって、且つ球移動検出センサ119が第1貯留空間部96内における遊技球の移動(流下)を検出していないことを条件として回転して、第1貯留空間部96に振動を与えるように設定してもよい。このような条件が成立すると、発射装置16が遊技球を発射して球貯留ユニット13内の下流側の遊技球(流下受部97の遊技球および第2貯留空間部98内の遊技球)が減少しているにも拘らず、第1貯留空間部96内の遊技球が流下受部97および第2貯留空間部98へ向けて流下していないという現象、すなわち第1貯留空間部96内で球詰まりが生じていることを検知することができる。したがって、第1貯留空間部96内での球詰まりを検知してから第1貯留空間部96に振動を与えることができ、球詰まりの解消作業を効率よく行うことができる。
ところで、上記実施形態では、排出連通口92を変動表示装置78の側方に配置したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示す第4実施形態では、変動表示装置78の後方に排出連通口92を配置してパチンコ遊技機1の前方から視認できない状態に設定し、さらには、排出連通口92を通過してきた遊技球を変動表示装置78に沿って流下させて、変動表示装置78で発生した熱を遊技球へ伝達できるように構成されている。具体的に説明すると、第4実施形態における変動表示装置78は、表示ケース82の内部の後寄りであって発光機構84の後方に、第1表示部83aよりもひと回り大きな平板状の金属製放熱板122を配置し、表示ケース82のうち放熱板122の上部の裏面に対向する部分を開放して放熱板122の一部を後方へ露出している。したがって、当該変動表示装置78(具体的には発光機構84)から発生した熱を放熱板122へ伝達し、該放熱板122から変動表示装置78の後方へ放出できるように構成されている。なお、放熱板122のうち第2表示部83bに対向する箇所には放熱側透過開口122aを開設し、変動表示装置78を視認可能状態へ変換した場合には、第1表示部83a、透過開口86a、第2表示部83bおよび放熱側透過開口122a等を介して第1貯留空間部96内の遊技球を視認できるように構成されている。
また、球貯留ユニット13は、変動表示装置78の傾斜上端の後方に排出連通口92を開設し、該排出連通口92と第1貯留空間部96との間に縦長な流下連通路127を区画形成している。そして、流下連通路127の上部を金属製の区画壁128aで区画形成して放熱連通路128とし、該放熱連通路128を放熱板122に沿って前方へ下り傾斜した状態で延設するとともに、放熱連通路128の区画壁128aと放熱板122とを熱伝達可能な状態で接続(例えば溶接)している。そして、放熱連通路128を挟んで変動表示装置78とは反対側には表示制御装置79を配置している。
このような構成の放熱連通路128を備えて、変動表示装置78の発光機構84から発熱すると、この熱は、表示ケース82内の雰囲気を介して放熱板122へ伝達し、さらに、放熱板122を介して放熱連通路128の区画壁128aへ伝達する。この結果、放熱連通路128の区画壁128aが加熱される。そして、この加熱状態で遊技球が球排出機構45から排出されて排出連通口92を通って放熱連通路128内を流下すると、区画壁128aの熱を遊技球へ伝達することができる。したがって、変動表示装置78から発生した熱を放熱板122および放熱連通路128の区画壁128aを介して遊技球へ伝達することができる。さらに、遊技球が流下連通路127を流下して第1貯留空間部96、流下受部97へと流下すれば、遊技球を外部の空気に晒して遊技球に伝達された熱をパチンコ遊技機1の外方へ放出することができる。このことから、遊技球を放熱手段として利用することができ、変動表示装置78からの熱を効率よく放出することができる。
なお、上記実施形態では、変動表示ユニット8(変動表示装置78)を透明部材保持枠11に装着したが、本発明はこれに限定されない。例えば、変動表示ユニット8を前面枠本体4の表示ユニット配置部9に一側を軸着して前後方向へ回動可能な状態で備えてもよい。また、変動表示装置78の表示部83は、変動表示ゲームを表示可能であればどのようなものでもよく、EL(Electro Luminescence)や複数のLEDで構成されたものであってもよい。さらに、球貯留ユニット13は、変動表示装置78の側方に配置された流下受部97を介して、第1貯留空間部96と第2貯留空間部98とを連通したが、本発明はこれ限定されず、変動表示装置78の下方に連通路を設け、該連通路を介して第1貯留空間部96と第2貯留空間部98とを連通してもよい。
そして、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置された変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、該球貯留ユニットに貯留された遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射可能な発射装置とを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機および球供給機の正面図である。 パチンコ遊技機の斜視図である。 (a)は透明部材保持枠を取り外した状態のパチンコ遊技機の斜視図、(b)は遊技盤カバーを説明する斜視図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 変動表示ユニットの断面図である。 球貯留ユニットの平面図である。 変動表示ゲームの実行に基づいて変動表示装置を視認可能状態へ変換するタイムチャートである。 第1貯留空間部の上方に設けられた排気ファンの説明図である。 放熱板に放熱連通路の区画壁を熱伝達可能な状態で接続した変動表示ユニットの断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
4 前面枠本体
5 遊技盤
8 変動表示ユニット
9 表示ユニット配置部
11 透明部材保持枠
12 透明部材
13 球貯留ユニット
15 棚部
16 発射装置
20 球供給機
23 ノズル
26 遊技盤収納フレーム
27 遊技盤保持機構
28 フレームボード部
29 遊技盤載置部
30 遊技盤カバー
32 ボード側発射流路
33 領域側発射流路
34 発射案内流路
35 ファール球回収口
38 表示ユニット載置部
40 球送り開口
42 裏機構盤
44 球タンク
45 球排出機構
50 球排出装置
51 球排出導入路
52 球排出流下路
53 球排出口
65 保持枠本体
68 保持枠開口
69 開口縁部
71 突出部
72 表示ユニット収容部
78 変動表示装置
79 表示制御装置
80 表示ユニット支持部
83 表示部
83a 第1表示部
83b 第2表示部
84 発光機構
84a 第1発光機構
84b 第2発光機構
86 光拡散レンズ
87 第1表示用ランプ
90 配置空間部
92 排出連通口
93 球受入部
94 球貯留空間部
96 第1貯留空間部
97 流下受部
98 第2貯留空間部
99 投入口
101 球貯留皿
108 球導出路
110 貯留空間用ランプ
111 視認操作部
112 排気ファン
117 放熱口
119 球移動検出センサ
122 放熱板
127 流下連通路
128 放熱連通路
128a 区画壁

Claims (8)

  1. 前面枠と、該前面枠側に着脱可能な状態で配置された遊技盤と、該遊技盤の下方に配置され、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技球を前面枠の前側へ排出可能な球排出機構と、該球排出機構から排出された遊技球を貯留可能な球貯留ユニットと、該球貯留ユニットに貯留された遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射可能な発射装置と、を備えた遊技機であって、
    前記変動表示装置は、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で配置し、表示部の下部の後方に配置空間部を設定し、
    前記球貯留ユニットは、
    前記球排出機構に連通する排出連通口と、
    該排出連通口を通過した遊技球を受け入れて貯留可能な第1貯留空間部と、
    該第1貯留空間部に連通し、第1貯留空間部から流下した遊技球を受け入れて発射装置へ供給する前の状態で貯留可能な第2貯留空間部と、を備え、
    前記第1貯留空間部を配置空間部へ配置し、第2貯留空間部を表示部の傾斜下端よりも前方へ配置したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記変動表示装置の側方のうち排出連通口寄りには、遊技球を投入可能な球受入部を備え、該球受入部を第1貯留空間部へ連通したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記変動表示装置は、表示部に液晶パネルを用いた液晶表示器で構成され、液晶パネルのうち第1貯留空間部に対向する箇所を貯留空間対向部に設定し、該貯留空間対向部を光透過状態と光散乱状態とに変換可能とし、
    前記貯留空間対向部を光透過状態へ変換すると、貯留空間対向部を介して第1貯留空間部内の遊技球を前方から視認可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記前面枠の前面側に視認操作部を備え、
    該視認操作部が操作されると、貯留空間対向部を光透過状態へ変換するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記変動表示ゲームを終了してから予め設定された設定時間が経過するまでの間に亘って貯留空間対向部を光透過状態へ変換するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  6. 前記第1貯留空間部へ振動を与える振動発生手段を備え、
    該振動発生手段は、回転して振動を発生するとともに、変動表示装置の周辺の空気を排気する排気ファンで構成され、該排気ファンの排気動作により変動表示装置から発生した熱を放出可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記第1貯留空間部に遊技球の移動を検出可能な球移動検出センサを設け、
    前記振動発生手段は、発射装置が遊技球を発射中であって、且つ球移動検出センサが遊技球の移動を検出していないことを条件として第1貯留空間部に振動を与えることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記変動表示装置は、当該変動表示装置から発生した熱を放出可能な放熱板を備え、
    前記球貯留ユニットは、排出連通口と第1貯留空間部との間に放熱流路を放熱板に沿って区画形成し、放熱流路の区画壁と放熱板とを熱伝達可能な状態で接続したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の遊技機。
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