JP2002281654A - 電線のシールド構造 - Google Patents

電線のシールド構造

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JP2002281654A JP2001074670A JP2001074670A JP2002281654A JP 2002281654 A JP2002281654 A JP 2002281654A JP 2001074670 A JP2001074670 A JP 2001074670A JP 2001074670 A JP2001074670 A JP 2001074670A JP 2002281654 A JP2002281654 A JP 2002281654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度に優れ、且つ低コストで製造可能な電線
のシールド構造を提供する。 【解決手段】 3本の電線10は、電気機器であるモー
タのシールド壁20外において、編組線からなる筒状の
シールドチューブ30により覆われるとともに、シール
ドチューブ30の前端に取り付けられたシールドコネク
タ50の金属ケース52によって覆われることで、一括
してシールドされている。ハウジング51内には、各電
線10を通す挿通孔53が形成されるとともに、各電線
10の外周とハウジング51の内面とに密着して電線1
0周りのシールを取るためのゴム栓55が設けられてい
る。シールドチューブ30の前端部は、金属ケース52
の後部52bに被せ付けられるとともに、その外側から
バンド40によって圧着固定されている。金属ケース5
2の前端両側部には、一対のフランジ72が側方へ突設
され、両フランジ72がボルトBによってシールド壁2
0に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線のシールド構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の内部に使用される電気機
器間を連絡するのに、シールド電線を用いずに通常の電
線を用いるとともに、その外周を導電性を有するチュー
ブで覆うことで電気機器間を連絡しつつシールドを取る
方法として、特開平9−180825号公報に記載され
たものが知られている。具体的にはこのものは、図13
に示すように、表面に金属メッキを施した合成樹脂製の
カプラ1内に通常の電線2を挿通するとともに、このカ
プラ1の一端側に一体に設けられて側方に張り出すフラ
ンジ3を金属製のボックス4に取り付ける一方、カプラ
1の他端側には、電線2を取り囲むとともにその表面に
金属メッキを施した合成樹脂製のコルゲートチューブ5
が、同様に金属メッキを施した合成樹脂製の押さえ部材
6を介して取り付けられている。ここで、カプラ1とボ
ックス4の取り付け構造を詳細に述べると、カプラ1に
一体形成されたフランジ3には、金属製のボルト7を挿
通可能なボルト挿通孔8が貫通形成されており、このボ
ルト挿通孔8に挿通したボルト7をボックス4に形成し
たねじ孔9に締結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フランジ3
を一体に備えるカプラ1は、合成樹脂製であるため、金
属製のボルト7やボックス4に比べると強度的に劣り、
例えばボルト7を過度に締め付けた場合にはその締結力
に抗しきれずフランジ3が破損してしまう可能性があ
る。そこで、例えば金属材料の削り出し、あるいはアル
ミダイキャストによりフランジを含めてカプラを金属製
とすることが考えられるが、それでは製造コストが高く
ついてしまう。本発明は上記のような事情に基づいて完
成されたものであって、強度に優れ、且つ低コストで製
造可能な電線のシールド構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、電気機器のシール
ド壁内に導入する複数本の電線をシールドするためのも
のであって、前記各電線を挿通可能な挿通孔を備えた合
成樹脂製のハウジングと、前記ハウジング内に設けら
れ、挿通される前記各電線の外周面とハウジングの内面
とに密着して電線周りをシール可能なゴム栓と、導電性
を有する金属板から形成されるとともに、前記ハウジン
グを取り囲む金属ケースと、金属ケースに形成され、前
記シールド壁に固定されるフランジと、前記金属ケース
の外側に被せ付けられるとともに、前記ハウジングから
導出する前記各電線の周りを取り囲む導電性を有するシ
ールドチューブと、前記金属ケースとの間に前記シール
ドチューブを挟んだ状態で固定可能なバンドとを備えて
いる構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記シールドチューブを筒状の編組線とし、
前記バンドを枠状の金属板とするとともに、前記バンド
と前記金属ケースとの間に挟んだ前記シールドチューブ
を圧着するか、もしくは溶着することで前記金属ケース
と前記シールドチューブとが固定されているところに特
徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>金属ケース
のフランジを電気機器のシールド壁に取り付けること
で、複数本の電線を一括してシールド壁内に導入するこ
とができ、作業性が向上する。このフランジは、金属板
からなる金属ケースに形成されているから、合成樹脂と
比べて強度的に優れる。複数本の電線を金属ケースで一
括して覆う構造だから、この金属ケースを利用して、導
電性のシールドチューブの端部を金属ケースに被せてバ
ンドにより固定するという一括的なシールド構造を採用
できる。しかも、金属ケースは、金属板から形成されて
いるから、例えば金属材料の削り出しやアルミダイキャ
ストによってフランジを備えた金属製のハウジングを形
成する場合と比べて、低コストで製造することができ
る。
【0007】<請求項2の発明>圧着や溶着により、シ
ールドチューブを金属ケースとバンドとの間に挟んだ状
態で固定するようにしたから、シールドチューブと金属
ケースとが強固に保持される。しかも、編組線からなる
シールドチューブは、柔軟性に富んだ性質を有している
から、金属ケース外の電線を自由な向きに取り廻すこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図11によって説明する。この実施形態では、自動車内
の電気機器間を連絡する3本の電線を一括してシールド
するシールド構造について示す。電線10は、図4及び
図5に示すように、金属細線からなる芯線11の周りを
合成樹脂製の絶縁被覆12により覆った構成とされると
ともに、電気機器であるモータのシールド壁20内に導
入される先端側には、モータの図示しない接続部分に接
続するための端子金具13が圧着されている。なお、以
下では、シールド壁20に対する電線10の導入方向を
前方とし、導出方向を後方として説明する。
【0009】これら3本の電線10は、モータのシール
ド壁20外では、導電性を有する筒状のシールドチュー
ブ30と、このシールドチューブ30の前端側に取り付
けられるシールドコネクタ50とによって一括してシー
ルドされている。このうち、シールドチューブ30は、
金属細線を編んでなる編組線を筒状に形成して、3本の
電線10を取り囲むようにしたものであり、断面形状が
幅方向に沿って細長い略長円形となっている(図3参
照)。
【0010】シールドコネクタ50は、大まかには、内
側に3本の電線10を挿通した合成樹脂製のハウジング
51の周りが金属ケース52によって取り囲まれた構成
となっている。このうち、金属ケース52は、例えばス
テンレス製の金属板を絞り加工するなどして前後に貫通
する略角筒形に形成され、ハウジング51を取り囲むと
ともにシールド壁20に取り付けられる前部52aから
シールドチューブ30の前端が被せ付けられる後部52
bにかけて窄んだ形状に形成されている。なお、金属ケ
ース52とハウジング51、金属ケース52とシールド
壁20、金属ケース52とシールドチューブ30に関す
る各取付構造については後に詳しく説明するものとし、
先にハウジング51内の構造などについて説明する。
【0011】ハウジング51内には、前後に貫通して各
電線10を個別に挿通可能な挿通孔53が幅方向に3つ
並んで設けられている。各挿通孔53の後側には、挿通
孔53よりも拡径した形態とされることでゴム栓55を
前止まり状態で収容するゴム栓収容室54がそれぞれ設
けられている。ゴム栓55は、内側に電線10を挿通可
能な略円筒状に形成されるとともに、その内周と外周に
は、それぞれ電線10の外周面とゴム栓収容室54の内
面に密着するように複数条のリップが膨出して設けられ
ることで、電線10周りのシールが取られるようになっ
ている。ハウジング51の後端部は、各ゴム栓収容室5
4の後側を幅方向に連通して筒状に形成され、ここに各
ゴム栓55の抜け止めを一括して図るためのバックリテ
ーナ56が後方から装着されている。バックリテーナ5
6は、合成樹脂製とされ、図3に示すように、幅方向に
沿って分割した一対の脚部57の一端側をヒンジ58に
よって連結した構成となっており、このヒンジ58を中
心として両脚部57が回動可能とされている。両脚部5
7には、略半円状の凹部59が3つずつ設けられ、両脚
部57を閉じた状態で対応する図3の上下の凹部59間
に電線10が挟まれる。両脚部57における上下外面に
は、図5に示すように、抜け止め突部60がそれぞれ複
数設けられ、これら抜け止め突部60がハウジング51
の後端部に穿設された抜け止め孔61にそれぞれ係止さ
れることで、バックリテーナ56がハウジング51に固
定されている。また、ハウジング51の後端部両側部に
は、図3及び図4に示すように、ヒンジ58を通すため
の溝62が一対形成されることで、バックリテーナ56
が上下反転した姿勢でも取り付けることが可能とされて
いる。
【0012】ハウジング51の前部には、図2に示すよ
うに、ハウジング51の本体部分よりも縮径した略長円
形状の挿入部63が設けられており、図4及び図5に示
すように、この挿入部63がシールド壁20の貫通孔2
1内に挿入されている。挿入部63は、その前端側がさ
らに段付き状に凹んだ形態とされ、この凹部に前方から
シールリング64と、フロントリテーナ65とが順次に
取り付けられている。シールリング64は、枠状に形成
されるとともに、その内面と外面には、それぞれ挿入部
63の外周面とシールド壁20の貫通孔21の内周面に
密着するように複数条のリップが膨出して設けられるこ
とで、貫通孔21のシールが取られるようになってい
る。フロントリテーナ65は、挿入部63に対してシー
ルリング64の前方位置に被せ付けられることで、シー
ルリング64を抜け止めしている。フロントリテーナ6
5における図5の上下内面には、それぞれ抜け止め突部
66が形成され、これら抜け止め突部66が挿入部63
の前端側に穿設された抜け止め孔67に係止されること
で、フロントリテーナ65がハウジング51に固定され
ている。また、フロントリテーナ65には、各電線10
を挿通するための孔が貫通して形成されている。また、
このフロントリテーナ65は上下対称の形状とされるこ
とで、上下反転した姿勢でも挿入部63に対して取付可
能とされている。
【0013】次に、ハウジング51と金属ケース52と
の取付構造について説明する。ハウジング51における
図5の上下面には、後方へ開放する係止溝68が一対ず
つ形成され、これら係止溝68の前端面には、金属ケー
ス52の図示上下面から切り起して形成された各ストッ
パ片69がそれぞれ係合されている。一方、ハウジング
51の後端における図5の上下面には、係止突部70が
一対ずつ設けられ、これら各係止突部70は、金属ケー
ス52の図示上下面に穿設された各係止孔71内に進入
するとともに、その前端面が係止孔71の前側の孔縁に
係止されている。以上の構造をもって、金属ケース52
はハウジング51に対して前後に遊動不能に取り付けら
れている。また、係止孔71の配設位置は、図1に示す
ように、ストッパ片69よりも後ろ寄りの位置で、且つ
幅方向の内側にずれた位置とされ、幅方向に並んだ各電
線10の間に配されている。また、係止突部70の後面
は、図5に示すように、金属ケース52の前端が乗り上
げ易くなるようテーパ状に形成されている。
【0014】金属ケース52とシールド壁20との取付
構造について説明する。金属ケース52の前端両側部に
は、図3及び図4に示すように、側方へ張り出す一対の
フランジ72が一体形成されている。フランジ72は、
略山形をなすとともに、その中心には、ボルト挿通孔7
3が貫通して形成されている。このボルト挿通孔73を
シールド壁20に形成されたねじ孔22に整合させつ
つ、外側からボルトBをねじ孔22に螺合することで、
金属ケース52がシールド壁20に固定されている。
【0015】金属ケース52とシールドチューブ30と
の取付構造について説明する。シールドチューブ30
は、図4及び図5に示すように、その前端を金属ケース
52における角筒形の後部52bの外側に被せ付けた状
態で、外側から例えばステンレス製とされる略枠形状の
バンド40によって固定されている。固定前の状態でバ
ンド40は、図7に示すように、金属ケース52の後部
52bに被せたシールドチューブ30に対して所定のク
リアランスをもって外嵌できるような大きさに形成され
るとともに、その両側端部には、チャンネル形の耳部4
1が一対側方に突出して形成されている。そして、この
耳部41を図7の上下方向に沿って圧潰することによっ
て、図3に示すように、バンド40全体の高さ寸法が縮
小されるとともに、シールドチューブ30がバンド40
と金属ケース52との間に狭圧状態で圧着固定されてい
る。
【0016】本実施形態は以上のような構成であり、続
いてその製造方法を説明する。まず、図6に示すよう
に、3本の電線10をシールドチューブ30、バンド4
0及び金属ケース52の内側にそれぞれ通しておく。続
いて、図7に示すように、シールドチューブ30の前端
を金属ケース52の角筒形の後部52bの外側に被せつ
つ、そのシールドチューブ30の外側にバンド40を遊
嵌させる。この状態で、図示しない金型などを用いてバ
ンド40を上下から押圧して、両耳部41を圧潰するこ
とで、バンド40全体の高さ寸法が縮められるととも
に、バンド40がシールドチューブ30に圧接される。
これにより、シールドチューブ30は、バンド40と金
属ケース52との間に狭圧状態で圧着固定される(図3
参照)。
【0017】その一方、図8及び図9に示すように、ハ
ウジング51の挿入部63に対して前方からシールリン
グ64を嵌着してから、フロントリテーナ65を被せ付
けておき、ハウジング51の各ゴム栓収容室54内に
は、後方からゴム栓55をそれぞれ嵌め付けておく。そ
の後、ハウジング51の後方から3本の電線10をそれ
ぞれ各挿通孔53内に挿通し、その先端をハウジング5
1の前方へ突出させておく。このとき、電線10とゴム
栓収容室54との間でゴム栓55が圧縮されることで、
電線10周りのシールが図られる。その後、バックリテ
ーナ56における片方の脚部57の各凹部59に電線1
0をそれぞれ載せ、他方の脚部57を閉じることで上下
の凹部59間に電線10を挟んだ状態としつつ、図10
及び図11に示すように、バックリテーナ56を前方へ
押し込むことで、バックリテーナ56がハウジング51
に取り付けられる。バックリテーナ56の各抜け止め突
部60がハウジング51側の各抜け止め孔61に係止す
ることで、バックリテーナ56及び各ゴム栓55の抜け
止めが図られる。また、ハウジング51の前方へ突出し
た電線10の端末に端子金具13を圧着接続しておく。
なお、この端子金具13を圧着するタイミングは、電線
10をハウジング51の挿通孔53に挿通した後であれ
ば、特にその時機を選ばない。
【0018】そして、シールドチューブ30の前端側に
取り付けておいた金属ケース52の角筒形の前部52a
を、角筒形のハウジング51に対して後方から被せ付け
る。金属ケース52をハウジング51に対して前進させ
ると、各係止突部70に金属ケース52の前端側が撓み
つつ乗り上げるとともに、各ストッパ片69が各係止溝
68内に進入される。ハウジング51に対して金属ケー
ス52が正規の深さまで被せられたところで、係止溝6
8の前端面にストッパ片69が係合して金属ケース52
が前止まりされるとともに、係止突部70が係止孔71
内に進入して、その前端面が係止孔71の前側の孔縁に
係止することで金属ケース52が後ろ止めされる(図4
及び図5参照)。このようにハウジング51に対して金
属ケース52をワンタッチで取り付けることができ、金
属ケース52はハウジング51に対して前後方向にがた
つきなく保持される。以上のようにして、シールドチュ
ーブ30とシールドコネクタ50に関する組付作業が完
了する。
【0019】続いて、シールドコネクタ50をモータの
シールド壁20に取り付ける作業を説明する。端子金具
13を圧着した電線10の先端側を、貫通孔21を介し
てシールド壁20内へ導入しつつ、ハウジング51の挿
入部63を貫通孔21内に挿入するとともに、金属ケー
ス52から側方へ突出した両フランジ72をシールド壁
20の外面に当接させる。両フランジ72のボルト挿通
孔73をシールド壁20側の各ねじ孔22に整合させつ
つ、外部からボルトBをボルト挿通孔73に挿通しつ
つ、ねじ孔22にそれぞれ螺合させる。これにより、図
4及び図5に示すように、シールドコネクタ50がシー
ルド壁20に取り付けられ、各電線10は、互いに電気
的に接続されたシールド壁20、金属ケース52及びシ
ールドチューブ30によってシールドされる。このと
き、挿入部63のシールリング64が貫通孔21の周面
に密着することで貫通孔21のシールが図られる。
【0020】以上のように、3本の電線10を一括して
取り囲む金属ケース52を利用して、シールドチューブ
30の前端を金属ケース52に被せ付けてバンド40に
より固定するとともに、金属ケース52のフランジ72
をシールド壁20に固定することで、3本の電線10を
一括してシールドする一括的なシールド構造を提供する
ことができる。しかも、シールドチューブ30は、その
前端部が、金属板からなるバンド40によって金属ケー
ス52に圧着固定されることで、シールドコネクタ50
に対して強固に保持される一方、適度な柔軟性を有する
編組線から構成されることで、シールドコネクタ50外
に導出する電線10を自由な向きに取り廻すことができ
る。
【0021】ここで、ボルトBの締結力が直接に作用す
るフランジ72は、金属ケース52と一体成形されたも
のであるから、合成樹脂と比べると強度に優れ、破損し
難い。しかも、金属ケース52が金属板から形成されて
いるから、例えば金属材料の削り出しやアルミダイキャ
ストによってハウジング51とフランジ72とを一体に
備えたものを形成した場合と比べて、安価に製造するこ
とができる。
【0022】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、バンドの耳部を圧潰する
ことで、シールドチューブを圧着固定するものについて
示したが、例えばバンドを溶接することでシールドチュ
ーブを溶着固定するようにしてもよい。具体的には、図
12に示すように、バンド80を図示上下に半割して一
対の半割体81を形成するとともに、金属ケース52A
の後端両側部から一対の受け片82を切り起して形成し
ておき、金属ケース52Aの後部にシールドチューブ3
0Aの前端を被せた状態で、そのシールドチューブ30
Aの上下からバンド80の半割体81を挟むようにして
外装し、両半割体81の両側端から突設した各突片83
を、シールドチューブ30Aを介して受け片82に重ね
合わせつつ、各突片83に形成した凹部84を溶接す
る。これにより、シールドチューブ30Aはバンド80
と金属ケース52Aとの間に挟まれた状態で溶着固定さ
れる。
【0023】(2)上記した実施形態では、金属ケース
について金属板を絞り加工することで形成したものを示
したが、その他にも例えば、金属板をプレス加工して形
成した略チャンネル形の半割部材同士を溶接することで
略角筒形の金属ケースを形成するようにしてもよい。 (3)上記した実施形態では、シールドチューブが編組
線から形成される場合について示したが、その他にも例
えば、銅箔などの金属箔を巻回して筒形に形成した金属
箔チューブや、合成樹脂製のコルゲートチューブの表面
に金属メッキを施したものをシールドチューブとして用
いるようにしてもよい。 (4)上記した実施形態では、3本の電線をシールドす
るものについて示したが、電線の本数は、3本に限らず
2本あるいは4本以上でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシールドチューブと
シールドコネクタとを取り付けた状態を示す平面図
【図2】シールドコネクタの正面図
【図3】シールドチューブをバンドと金属ケースの間に
圧着した状態を示す背断面図
【図4】シールドコネクタをシールド壁に取付けた状態
を示す平断面図
【図5】シールドコネクタをシールド壁に取付けた状態
を示す側断面図
【図6】3本の電線をシールドチューブ、バンド及び金
属ケース内に通した状態を示す平断面図
【図7】金属ケースに被せ付けたシールドチューブの外
側にバンドを遊嵌した状態を示す背断面図
【図8】ハウジングに電線を通す前の状態を示す平断面
【図9】図8の側断面図
【図10】ハウジングに金属ケースを取り付ける前の状
態を示す平断面図
【図11】図10の側断面図
【図12】他の実施形態に係るシールドチューブをバン
ドと金属ケースの間に溶着した状態を示す背断面図
【図13】従来例の側断面図
【符号の説明】
10…電線 20…シールド壁 30,30A…シールドチューブ 40,80…バンド 51…ハウジング 52,52A…金属ケース 53…挿通孔 55…ゴム栓 72…フランジ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 9/00 H02G 3/28 F (72)発明者 金川 収一 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E321 AA01 BB23 BB44 BB57 CC11 CC25 GG09 5G355 AA03 BA04 BA08 5G357 DA05 DB03 DC12 DD01 DD05 DD17 5G363 AA09 AA16 BA02 CA12 CB08 DC02 5G375 AA12 BA26 BB03 BB11 BB15 BB23 BB28 CA03 CA17 DA08 DB04 DB11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器のシールド壁内に導入する複数
    本の電線をシールドするためのものであって、 前記各電線を挿通可能な挿通孔を備えた合成樹脂製のハ
    ウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、挿通される前記各電線の
    外周面とハウジングの内面とに密着して電線周りをシー
    ル可能なゴム栓と、 導電性を有する金属板から形成されるとともに、前記ハ
    ウジングを取り囲む金属ケースと、 金属ケースに形成され、前記シールド壁に固定されるフ
    ランジと、 前記金属ケースの外側に被せ付けられるとともに、前記
    ハウジングから導出する前記各電線の周りを取り囲む導
    電性を有するシールドチューブと、 前記金属ケースとの間に前記シールドチューブを挟んだ
    状態で固定可能なバンドとを備えていることを特徴とす
    る電線のシールド構造。
  2. 【請求項2】 前記シールドチューブを筒状の編組線と
    し、前記バンドを枠状の金属板とするとともに、前記バ
    ンドと前記金属ケースとの間に挟んだ前記シールドチュ
    ーブを圧着するか、もしくは溶着することで前記金属ケ
    ースと前記シールドチューブとが固定されていることを
    特徴とする請求項1記載の電線のシールド構造。
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