JP2002281372A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002281372A
JP2002281372A JP2001072884A JP2001072884A JP2002281372A JP 2002281372 A JP2002281372 A JP 2002281372A JP 2001072884 A JP2001072884 A JP 2001072884A JP 2001072884 A JP2001072884 A JP 2001072884A JP 2002281372 A JP2002281372 A JP 2002281372A
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JP
Japan
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adjustment
ccd
mounting body
ring
optical axis
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Application number
JP2001072884A
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English (en)
Inventor
Takamasa Hosoya
高正 細谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調整リングの回転を規制し、フランジバック調
整を行う撮像装置を提供する。 【解決手段】フロントシャーシ7と、撮像素子9が搭載
された撮像素子取付体10と、撮像素子取付体10の撮
像素子9をフロントシャーシ7に形成されたレンズ取付
部6に臨ませる調整ベース29と、撮像素子取付体10
を光軸に沿ってレンズ取付部6側に付勢する付勢部材3
0と、略リング状に形成され、外周側に凹凸パターンが
形成された回転操作部76が設けられ、内周側に調整ベ
ース29に対して移動させる移動部73が設けられ、調
整ベース29に対して光軸P方向に移動する調整リング
31と、弾性片33を有し、弾性片33の先端側に回転
操作部76の凹部に係合する突部33aが設けられる回
転規制部材32とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鏡筒にさらにレン
ズ機構を取り付けた際に、撮像素子とレンズとの光軸方
向の距離を調整することができる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオカメラ等において、装
置本体のフロントパネルに取り付けられたレンズと、C
CD等の撮像素子が搭載されたCCDブロックとの相対
位置を調整することにより焦点合わせを行うフランジバ
ック調整機構を備えたビデオカメラがある。
【0003】このフランジバック調整機構を有するビデ
オカメラ100は、図6に示すように、駆動回路や制御
回路が配設されるケース本体103と、ケース本体10
3のフロント側に配設されレンズ、CCD素子及びこれ
らの焦点距離を調整するフランジバック調整機構等が配
設されたフロントパネル102と、各種コネクタ等が配
設されたリアパネル104とを有する。そして、ケース
本体103は板金等で構成された上ケースと下ケースと
によって構成し、フロントパネル102はアルミダイカ
スト等のダイカスト部品で構成されるか、又はそのダイ
カスト部品で構成されたフロントパネルシャーシの外側
に合成樹脂等のモールド部品で構成されたフロントパネ
ルカバーを被せた構造を採用し、リアパネル104は板
金等で構成されたリアパネルシャーシの外側にモールド
部品で構成されたリアパネルカバーを被せた構造を採用
している。そして、フロントパネル102の外側面であ
る前面102aで、光軸Pの周りに環状のレンズ取付部
105がその光軸Pに対して直角状に形成されていて、
そのレンズ取付部105の内周にはレンズ取付け用ネジ
溝等のレンズ取付溝106が形成されている。そして、
レンズ取付溝106は、そのレンズ取付部105にCマ
ウントレンズやCSマウントレンズ(何れも図示せず)
等のレンズが脱着可能に取り付けられるように構成され
ている。
【0004】このビデオカメラ100は、レンズ取付部
105に脱着可能に取り付けられるレンズの種類(Cマ
ウントレンズやCSマウントレンズ等)に応じて、撮像
素子であるCCDのレンズ取付部105に対するフラン
ジバック距離を調整するためのフランジバック距離調整
機構110がフロントパネル102の内側に組み込まれ
ている。このフランジバック距離調整機構110は、図
7に示すように、撮像素子であるCCD112と、CC
D112が載置されるとともにフランジバック距離を調
整するカム従動部材115が形成されているCCD取付
体113と、CCD取付体113のカム従動部材115
が当接されるカム116が形成されフランジバック距離
の調整調整を行う調整リング114と、CCD取付体1
13の外周に成形されたカム従動部115を調整リング
114に形成されたカム116に、図7中反矢印x方向
に圧着させるカム圧着手段となるカム圧着バネ117
と、調整リング114の回転を規制するロック部材11
9とを有する。
【0005】撮像素子であるCCD素子112が実装さ
れたCCD取付体113は、撮像素子取付体であって合
成樹脂で略円柱状に成形され、主面部にCCD素子11
2が載置されている。また、CCD取付体113は、外
周部に円周方向に亘って120°間隔で一体成型され、
調整リング114のカム116及びカム圧着バネ117
に支持されるカム従動部材115が形成されている。こ
のカム従動部材115は、フロントパネル102側の側
面に、カム圧着バネ117が係止されるバネ係止部11
5aが一体形成されている。バネ係止部115aは、略
円柱状に形成され、圧縮コイルバネからなるカム圧着バ
ネ117の一端が係止されている。バネ係止部115a
にカム圧着バネ117の一端が係止されることにより、
CCD取付体113は、光軸P方向に沿って図7中反矢
印x方向に付勢される。また、カム従動部材115は、
リアパネルカバー104側に調整リング114に形成さ
れたカム116に当接されるカム従動用リブ118が形
成されている。
【0006】このカム従動用リブ118が当接されるカ
ム116が形成され、CCD取付体113とフロントパ
ネル102に形成されたレンズマウント105とのフラ
ンジバック距離を調節する調整リング114は、中央部
が開口されるとともに、周辺部のフロントパネル102
側にはカム従動用リブ118が当接されるカム116が
円周方向に沿って形成されている。カム116は、図8
に示すように、上記カム従動部材115に対応して、1
20°間隔に3分割され、それぞれ光軸P方向に高低差
を有するように傾斜面が形成されている。したがって、
調整リング114は、カム116にCCD取付体113
のカム従動部材115に形成されたカム従動用リブ11
8が当接された状態で回転駆動されると、カム従動用リ
ブ118がカム116の傾斜面に沿って移動することに
より、リアパネル104側に付勢されているCCD取付
体113を光軸P方向に沿って図7中矢印x方向又は反
矢印x方向に移動させる。
【0007】また、調整リング114は、周縁部の両側
面を貫通する3つのスリット135が形成されている。
このスリット135は、後述するフロントパネル102
の内側に形成された円筒部122の先端側に突設された
調整リング係止用突起137が挿入される。これによ
り、調整リング114は、円筒部122に回転可能に係
止される。
【0008】CCD取付体113を光軸P方向に付勢す
るカム圧着バネ117は、圧縮コイルバネ等からなり、
図9に示すように、一端がフロントパネル102の背面
側に一体形成された略円柱状のバネ係止部120に係止
され、他端がCCD取付体113のカム従動部材115
に形成されたバネ係止部115aに係止されている。カ
ム圧着バネ117は、3つのカム従動部材115及びフ
ロントパネル102に形成された3つのバネ係止部に対
応して、3箇所にそれぞれ係止される。そして、カム圧
着バネ117は、CCD取付体113及び調整リング1
14がフロントパネル102の内側に形成された円筒部
122内に挿入されることにより、CCD取付体113
のカム従動部材115に押圧され、CCD取付体113
を調整リング114側に付勢する。このとき、カム圧着
バネ117は、3つのカム従動用リブ118を調整リン
グ114の円周方向に3分割された3つのカム116に
平行に圧着させ、CCD取付体113を光軸Pに対して
垂直に移動させる。
【0009】フランジバック距離調整後の調整リング1
14の回転を規制するロック部材119は、図7及び図
9に示すように、調整リング114の外周側に形成され
たテーパ部125に当接される固定シュー127と、リ
テーナー機構としてのほぼV形に屈曲された一対の戻し
バネ128とによって全体として正面及び背面形状がほ
ぼ門形に一体成形されている。
【0010】そして、ロック部材119は、一対の戻し
バネ128でフロントパネルシャーシ102aの押ねじ
取付部130の両側を跨ぐようにして、その一対の戻し
バネ126をフロントパネルシャーシ102aとフロン
トパネル102との間隙128内に図9中矢印x方向か
ら挿入される。これにより、固定用シュー127は、押
ねじ取付部130と調整リング114のテーパ部125
との間に組み込まれる。
【0011】そして、ロック部材119は、フロントパ
ネル102に形成された押ねじ取付穴131から挿入さ
れフロントパネルシャーシ102aの押ねじ取付部13
0に取り付けられた押ねじ132の先端により、固定用
シュー127が図9中矢印y方向に締め付けられること
により、固定用シュー127が一対の戻しバネ128の
曲げ反発力に抗して調整リング114のテーパ部125
に図9中矢印y方向から圧着される。したがって、調整
リング114は、回転が規制される。
【0012】また、ロック部材119は、押ねじ132
を緩めると、一対の戻しバネ128の曲げ反発力によっ
て固定用シュー127が調整リング114のテーパ部1
25図9中反矢印y方向に離間される。したがって、調
整リング114は、回転が可能とされる。
【0013】このようなフランジバック距離調整機構1
10は、以下のように組み立てられる。先ず、カム圧着
バネ117が、一端側をフロントパネル102の内側に
形成された円筒部122の3つのガイド溝136に図7
中矢印x方向から光軸P方向と平行に挿入され、円筒部
122の近傍に形成されたバネ係止部120に係止され
る。
【0014】次いで、円筒部122には、フィルターブ
ラケット、フィルター、シールゴム、CCDブラケット
及びCCD基板と一緒にCCD112が組み付けられて
いるCCD取付体113が、円筒部122のガイド溝1
36にガイド従動部材115を挿入されることにより配
設されるとともに、カム従動部材115に形成されたバ
ネ係止部115aにカム圧着バネ117の他端側が係止
される。
【0015】その後、調整リング114が、円筒部12
2の外周に図7中矢印x方向から挿入される。このと
き、調整リング114は、周縁部に設けられたスリット
135に円筒部122の先端に突設された調整リング係
止用突起137が挿入され、回転されることにより、周
縁部が調整リング係止用突起137に係止されて円筒部
122に回転可能に係止される。
【0016】次いで、調整リング114の外周側に形成
されたテーパ部125に固定シュー127を当接させて
取り付けられたロック部材119が、フロントパネル1
02の側面102cに光軸Pに対して垂直な図9中矢印
y方向から取り付けられた1本の押ネジ132によっ
て、固定シュー127を押圧するように横方向から圧着
される。これにより、押ねじ132により押圧された固
定シュー127と当接する調整リング114は、押ねじ
132の押圧力により回転が規制され、CCD取付体1
13の位置決めが図られる。
【0017】このような構成を備えるビデオカメラ10
0は、調整リング114が回転されることにより、調整
リング114のカム116と当接するカム従動部材11
5のカム従動用リブ118がカム116の傾斜面に沿っ
て光軸P方向に移動される。したがって、調整リング1
14は、カム従動部材が形成されているCCD取付体1
13を調整リング114の回転に伴って光軸P方向に移
動させることができ、フランジバック距離を調整するこ
とができる。
【0018】フランジバック距離の調整後、ビデオカメ
ラ100は、押ねじ132をねじ回し等を用いて締め付
けることにより、ロック部材119の固定シュー127
が調整リング114の外周側に形成さえたテーパ部12
5を押圧し、調整リング114の回転を規制し、CCD
取付体113の位置決めを図る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のフランジバック距離調整機構110においては、フ
ランジバック距離の調整後、押ねじ132をロック部材
を介して締め付けることにより調整リング114を押圧
して回転を規制していたため、押ねじ132を締め付け
る際に調整リング114がずれて、CCD取付体113
に搭載されたCCD112とフロントパネル102レン
ズマウント105に取り付けられたレンズとの焦点がぼ
ける場合があった。
【0020】また、フランジバック距離を調整する際
に、押ねじ132の締め付け、又緩めるためねじ回し等
の工具が必要となり、フランジバック距離調整が煩雑と
なっていた。
【0021】さらに、従来のフランジバック距離調整機
構110においては、CCD取付体113に3つのカム
従動部材115を形成するとともに、調整リング114
にこのカム従動部材115のカム従動用リブ118が当
接される傾斜面を有する3つのカム16を形成し、この
調整リング114を回転させることによりCCD取付体
113を光軸P方向に移動させているため、CCD取付
体113を光軸P方向に平行に移動させるためには、3
つのカム従動部材115及び3つのカム116を精度よ
く形成する必要があった。また、3つのカム従動部材1
15に対応して3つのカム圧着バネ117を用いる必要
があり、相当の部品点数を要していた。
【0022】また、ロック部材119を固定する押ねじ
132は、光軸P方向と垂直方向のフロントパネル10
2の側面から挿入するため、フランジバック調整機構1
10の組立時に、他の構成部材と同方向からの組み立て
ができず、組み立て作業の効率が悪かった。
【0023】そこで、本発明は、調整リングの外周に凹
凸を設けるとともに、該凹凸に係合可能な突起を弾性変
位可能に設けることにより、調整リングの回転を規制
し、フランジバック調整を行う撮像装置を提供すること
を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明に係る撮像装置は、装置本体に取り付けら
れるフロントシャーシと、撮像素子が搭載された撮像素
子取付体と、上記撮像素子取付体を上記撮像素子がフロ
ントシャーシに形成されたレンズ取付部に臨まされるよ
うに配設される調整ベースと、上記調整ベースと上記撮
像素子取付体との間に配設され、上記撮像素子取付体を
光軸に沿って上記フロントシャーシのレンズ取付部側に
付勢する付勢部材と、全体を略リング状に形成され、外
周側に凹凸パターンが連続して形成された回転操作部が
設けられ、内周側に上記撮像素子取付体が配設された上
記調整ベースに対して移動させる移動部が設けられ、上
記調整ベースに対して光軸方向に移動する調整リング
と、弾性片を有し、この弾性片の先端側に上記調整リン
グの回転操作部の凹部に係合する係合突部が設けられる
上記調整リングの回転規制部材とを備える。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る撮像装置が適
用されたビデオカメラ装置について、図面を参照して詳
細に説明する。
【0026】本発明が適用されたビデオカメラ装置1
は、図1に示すように、駆動回路や制御回路等が配設さ
れる上下一対のカメラケース本体2,3と、カメラケー
ス本体2,3のフロント側に設けられレンズやCCD素
子及びこれらの焦点距離を調整するフランジバック調整
機構が配設されたフロントパネル4と、カメラケース本
体2,3のリア側に設けられ、各種コネクタ等が配設さ
れたリアパネル5とを有し、フロントパネル4内には環
状のレンズ取付部6が形成されたフロントシャーシ7及
び撮像素子であるCCD素子9が搭載されたCCD取付
体10が組み込まれたフランジバック調整機構12が配
設されている。
【0027】フロントパネル4は、図1に示すように、
アルミダイカスト等のダイカスト部品で構成され、前面
部4aに後述するフロントシャーシ7のレンズ取付部6
が臨まされる円形穴14が形成されている。また、フロ
ントパネル4は、上下面4b,4c側にフランジバック
調整機構12の調整リングが突出する略矩形状の開口部
15が形成されている。
【0028】このフロントパネル4の内側には、フラン
ジバック調整機構12が組み込まれるフロントシャーシ
7が配設されている。フロントシャーシ7は、図2に示
すように、金属板を折り曲げて形成され、上下面に形成
された係止突部をフロントパネル4の内部に形成された
係止孔に係止させるとともにビス等によりフロントパネ
ル4の内部に固着されている。このフロントシャーシ7
は、前面部7aにレンズ取付部6が形成されている。レ
ンズ取付部6は、略環状に形成され、内周側にCマウン
トレンズやCSマウントレンズ等のレンズが脱着可能な
レンズ取付溝17が設けられている。このレンズ取付部
6は、フロントシャーシ7がフロントパネル4の内側に
接続されることにより、図1に示すように、フロントパ
ネル4の円形穴14より外方に臨まされる。
【0029】また、フロントシャーシ7は、後述するC
CD取付体10を収納した調整ベースの位置決めを図る
位置決め孔19,20が形成されている。この位置決め
孔19,20には、調整ベースの前面側に形成された位
置決め突起が挿入されることによりフロントシャーシ7
内における調整ベースの位置決めが図られる。また、位
置決め孔19は、略円形に形成され、位置決め孔20
は、略楕円形に形成されているため、調整ベースの位置
決め突起が容易に挿入される。
【0030】さらに、フロントシャーシ7は、調整ベー
スとの接続を図るビス等の接続部材が挿入される接続孔
21が形成されている。なお、このフロントシャーシ7
は、金属板を折り曲げ形成することにより形成されてい
るため、ダイカストにより形成する場合と比してコスト
削減を図ることができる。
【0031】カメラケース本体2,3は、塗装剛板であ
る板金を折り曲げて形成され、フロントシャーシ7の接
続片22に形成された接続孔23にビス止めされること
によりフロントパネル4と連続して撮像装置本体を構成
する。カメラケース本体2,3は、フロントパネル4の
上下面4b,4cとの接続部において、フロントパネル
上下面4b,4cに形成されている略矩形の開口部15
の開放端を閉塞することにより、ビデオカメラ装置1の
上下面において後述する調整リングの外周部の一部を外
方に臨ませるスリット25を形成する。
【0032】リアパネル5は、モールド部品の単品で構
成され、カメラケース本体2,3の後端に形成された接
続孔にビス止めされることにより接続されている。この
リアパネル5は、カメラケース本体2,3内に配設され
た基板に設けられた各種コネクタ、端子台等が臨まされ
ている。
【0033】次に、以上のような構成を有するビデオカ
メラ装置1のフロントシャーシ7のレンズ取付溝17に
取り付けられたレンズと、フロントシャーシ7内に組み
込まれるCCD取付体10に搭載されたCCD素子9と
の焦点距離を調整するフランジバック調整機構12につ
いて説明する。
【0034】このフランジバック調整機構12は、図2
乃至図5に示すように、撮像素子であるCCD素子9が
搭載されたCCD取付体10と、フロントシャーシ内に
固定されCCD取付体10が収納される調整ベース29
と、調整ベース29内に収納されCCD取付体10を光
軸P方向に亘って付勢する付勢部材となる圧縮コイルバ
ネ30と、この圧縮コイルバネ30に付勢されたCCD
取付体10の移動を調整する調整リング31と、この調
整リング31の外周部に係合することにより調整リング
31の回転を規制する回転規制部材32とを有する。
【0035】CCD素子9が実装されるCCD取付体1
0は、図3に示すように、CCD素子9が搭載されるC
CDプレート35と、このCCDプレートを介してCC
D素子9が半田付けされるCCD基板36と、CCD素
子9に所定の波長以下の光を通すローパスフィルタ37
と、CCD素子9とローパスフィルタ37との間に配設
され、ローパスフィルタ37を支持するとともにCCD
素子9上に塵埃等が進入することを防ぐ封着部材38
と、CCDプレートを収納保持するプレートホルダ39
とを有する。
【0036】このCCD取付体10は、略円盤状に形成
されたCCDプレート35の一方の面に、CCD素子9
が裏面側を当接させCCDプレート35に形成された挿
通孔にリード端子を挿通させることにより搭載されてい
る。そして、CCD素子9は、CCDプレート35の他
方の面側にビス34により係止されたCCD基板36に
半田付けされている。またCCD素子9は、受光面上に
封着部材38に支持されたローパスフィルタ37が配設
されている。そして、このCCD素子9が実装されたC
CDプレート35は、プレートホルダ39に収納保持さ
れる。
【0037】このプレートホルダ39は、略円筒形に形
成され、CCDプレート35が収納される収納部40
と、ローパスフィルタ37を介してCCD素子9をフロ
ントシャーシ7に取り付けられたレンズに臨ませる開口
部41とを有する。収納部40は、内径をCCDプレー
ト35の外形と略同一に形成されている。また、収納部
40は、内部にCCDプレート35を係止するビス44
が挿入される係止部45が形成されている。
【0038】このようなプレートホルダ39は、収納部
40内にCCDプレート35が収納されると、収納部4
0内に形成された係止凹部46にCCDプレート35に
形成された係止突部47が挿入されることによりCCD
プレート35の位置決めを図る。次いで、プレートホル
ダ39は、CCDプレート35に穿設されている接続孔
48を介してビス44等の接続部材が係止部45に係止
されることにより、CCDプレート35を保持するとと
もに、CCDプレート35に実装されたCCD素子9を
プレートホルダ39の開口部41より外方に臨ませる。
なお、CCD基板36をCCDプレート35に係止する
ビス34及びCCDプレート35をプレートホルダ39
の収納部40内に係止するビス44はいずれも光軸P方
向に沿った図3中矢印a方向より締め付けられている。
【0039】また、プレートホルダ39は、外周部のリ
アパネル5側端部にフランジ部43が張り出し形成され
ている。このフランジ部43は、後述する圧縮コイルバ
ネ30が係止されるとともに、後述する調整ベース29
に形成された溝部に挿入される突起部50が突設されて
いる。また、フランジ部43は、調整ベース29の内周
側に形成され、CCD素子9がレンズの光軸Pと直交す
るようにCCD取付体10が平行移動させる突条部と当
接する規制突部51が形成されている。この規制突部5
1は、例えば5mm幅に形成される。さらに、フランジ
部43は、リアパネル5側に調整リング31と当接する
円形突部52が形成されている。円形突部52は、フラ
ンジ部43の周回り方向に亘って、少なくとも120°
間隔で3つ形成されている。
【0040】このようなCCD取付体10が収納される
調整ベース29は、合成樹脂をモールド成形することに
より形成され、図2に示すように、略矩形状に形成され
た基部55と、基部55より略円筒状に立ち上がり形成
され、CCD取付体10及び圧縮コイルバネ30が収納
される収納部56とを備える。
【0041】基部55は、フロントシャーシ7側に、フ
ロントシャーシ7内における調整ベース29の位置決め
を図る位置決め孔19,20に挿通する位置決め突起5
7,58が形成されている。また、基部55は、各コー
ナ部にフロントシャーシ7との接続を図るビス60等の
接続部材が挿入される接続孔61が形成されている。
【0042】また、基部55は、コーナ部の一つに後述
する調整リング31の回転を規制する回転規制部材32
が接続される接続部62が形成されている。接続部62
は、回転規制部材32の2つの位置決め孔に挿通する2
つの位置決め突起63と、回転規制部材32の2つの係
止片32aが係止される2つの係止部64とが形成され
ている。この接続部62は、回転規制部材32の位置決
め孔32bに位置決め突起63が挿通され、係止部64
に回転規制部材32の係止片32aを係止させた後、接
続孔61に回転規制部材32を介してビス60を挿入す
ることにより、回転規制部材32が接続される。
【0043】この基部55より立ち上がり形成されてい
る略円筒状の収納部56は、図2に示すように、内径を
後述する圧縮コイルバネ30及びCCD取付体10のプ
レートホルダ39の外径と略同一に形成されている。ま
た、収納部56は、外周部に後述する調整リング31の
内周側に形成されたねじ溝が螺合されるねじ溝67と、
CCD取付体10のプレートホルダ39の外周部に形成
された突起部50が挿入される溝部68が形成されてい
る。収納部56は、ねじ溝67に調整リング31が螺合
されることにより、調整リング31の回転に伴って調整
リング31を光軸P方向である図2中矢印a方向又は反
矢印a方向に移動させることができる。また、収納部5
6は、溝部68にプレートホルダ39のフランジ部43
に形成された突起部50が挿入されることによりCCD
取付体10が収納部56内において周回り方向に回転す
ることを防止することができる。
【0044】また、収納部56は、内周側にCCD取付
体10を付勢する圧縮コイルバネ30が係止されるフラ
ンジ69及びCCD取付体10のプレートホルダ39の
外周部に形成された規制突部51が当接される突条部7
0とが形成されている。
【0045】突条部70は、CCD取付体10のプレー
トホルダ39外周に複数形成されている規制突部51に
対応した凸部が光軸P方向と平行に連続して形成されて
いる。そして、突条部70は、CCD取付体10が収納
部56に収納されることにより、規制突部51と当接さ
れ、CCD取付体10が光軸P方向に移動される際に、
レンズの光軸PとCCD素子9の受光面とが直交しつつ
平行移動するようにCCD取付体10を規制する。すな
わち、突条部70は、プレートホルダ39の規制突部5
1と突条部70との当接部分が、例えば5mm幅とされ
ているため、規制突部51を突条部70と同様に長く設
けた場合に比して、CCD取付体10が収納部56内に
おいて、光軸P方向と直交せずに傾いて移動し、また収
納部56の外壁に係止して移動できなくなる不都合を防
止することができる。
【0046】なお、調整ベース29は、合成樹脂をモー
ルド成型することにより形成されているため、コストを
低く抑えることができる。
【0047】調整ベース29に接続され、調整リング3
1の回転を規制する回転規制部材32は、金属板を略L
字状に折り曲げて形成され、調整ベース29の係止部6
4に係止される係止片32aと、後述する調整リング3
1に形成された回転操作部に係合する突部33aとを有
する。
【0048】回転規制部材32は、調整ベース29の接
続部62上に載置される載置面の両側を延在させること
により係止片32aが形成されている。また、回転規制
部材32は、載置面に接続部62上に形成されている位
置決め突起63が挿入される位置決め孔32b及び調整
ベース29をフロントシャーシ7に接続させるビス60
が挿通される接続孔32cが形成されている。
【0049】また、回転規制部材32は、載置面より弾
性を有する規制片33が折り曲げ形成され、この規制片
33の先端部には調整リング31の回転操作部に係合す
る突部33aが突出形成されている。突部33aは、調
整リング31の凹凸状に形成された回転操作部に係合す
ることにより調整リング31の回転を規制する。
【0050】このような回転規制部材32は、係止片3
2aを調整ベース29の係止部64に係止させるととも
に、位置決め突起63に位置決め孔32bを挿入するこ
とにより位置決めを図り、ビス60により調整ベース2
9に接続される。そして、回転規制部材32は、突部3
3aが調整ベース29に螺合された調整リング31の回
転操作部に係合する。突部33aは、この調整リング3
1が回転されることにより規制片33が弾性変位して順
次回転操作部に係合し、調整リング31の回転を規制す
る。これにより、回転規制部材32は、レンズとCCD
素子とのフランジバック調整後に調整リング31がずれ
て、焦点がぼけしまうことを防止することができる。
【0051】調整ベース29内に収納されCCD取付体
10を光軸P方向に亘って付勢する付勢部材となる圧縮
コイルバネ30は、調整ベース29の収納部56内に収
納され、一端を収納部56内周のフロントパネル4側に
形成されたフランジ69に係止されるとともに、他端側
よりCCD取付体10のプレートホルダ39が挿入さ
れ、プレートホルダ39のリアパネル5側に形成された
フランジ部43に係止される。そして、圧縮コイルバネ
30は、後述する調整リング31によりCCD取付体1
0が調整ベース29の収納部56内に収納されることに
より圧縮され、CCD取付体10を光軸P方向に沿っ
て、常時調整リング31側に付勢している。したがっ
て、CCD取付体10は、圧縮コイルバネ30に常時付
勢されているため、調整ベース29の収納部56内にお
いてがたつくことがなく、CCD素子9とレンズとの焦
点を一定に保つことができる。
【0052】また、圧縮コイルバネ30は、調整ベース
29内に1つだけ収納され、CCD取付体10を付勢す
るため、従来3つのカム従動部材に対応して3つのバネ
部材を用いた場合と比して部品点数の削減を図ることが
できる。
【0053】この圧縮コイルバネ30に付勢されたCC
D取付体10の移動を調整する調整リング31は、略円
筒状に形成され、内周壁72の周回り方向に沿って形成
され、調整ベース29の収納部56の外周側に設けられ
たねじ溝67と螺合するねじ溝73と、外周壁74の周
回り方向に沿って設けられたフランジ部75に形成され
た凹凸状の回転操作部76とを有する。
【0054】内周壁72に形成されたねじ溝73は、調
整リング31が圧縮コイルバネ30及びCCD取付体1
0が収納された調整ベース29の収納部56に形成され
たねじ溝67と螺合されることにより、調整リングを調
整ベース29に回転可能に一体化させる。調整リング3
1は、回転操作部76を把持されて周回り方向に回転さ
れることにより、ねじ溝73が調整ベース29のねじ溝
67にそって移動するため、光軸P方向に沿って移動さ
れる。したがって、調整ベース29の収納部56内に収
納され圧縮コイルバネ30により光軸P方向に付勢され
ているCCD取付体10は、調整リング31に押圧され
て光軸P方向に沿って平行移動される。CCD取付体1
0が光軸P方向に沿って平行移動されるため、CCD取
付体10に実装されたCCD素子9は、光軸Pと受光面
とが常に直交されている。
【0055】フランジ部75に形成され調整リング31
の回転を規制する回転操作部76は、調整リング31の
外周壁74に形成されたフランジ部75に凹凸が周回り
方向に連続して形成されている。この回転操作部76
は、調整リング31が圧縮コイルバネ30及びCCD取
付体10が収納された調整ベース29に螺合されること
により、調整ベース32の基部55のコーナ部の一つに
接続されている回転規制部材32の突部33aが係合さ
れ、調整リング31の回転が規制されている。
【0056】この回転操作部76は、調整リング31が
回転されフランジバック調整が行われることにより、回
転規制部材32の規制片33が弾性変位して突部33a
に順次係合されていく。そして、回転操作部76は、フ
ランジバック調整が終了すると、規制片33の突部33
aに係合され、調整リング31の回転が規制される。し
たがって、回転操作部76は、レンズとCCD素子との
フランジバック調整後に調整リング31がずれて、焦点
がぼけしまうことが防止することができる。
【0057】なお、回転操作部76は、フロントパネル
4とカメラケース本体2,3との接続部に形成されたス
リット25より一部が外方に突出され、この突出部が回
転操作されることによりフランジバック距離の調整がさ
れる。
【0058】このような構成を有するフランジバック調
整機構12は、図2に示すように、すべての構成部材を
同一方向からの作業により組み立てられる。すなわち、
フランジバック調整機構12は、フロントパネル4の内
側に、金属板を折り曲げ形成されたフロントシャーシ7
を組み込み、フロントシャーシ7の上下面に形成された
係止突部をフロントパネル4の内部に形成された係止孔
に係止させるとともにビス等によりフロントパネル4の
内部に配設する。
【0059】また、調整ベース29には、回転規制部材
32が取り付けられ、圧縮コイルバネ30及びCCD取
付体10が組み込まれた後、調整リング31が螺合され
る。次いで、調整ベース29は、ビス60によりフロン
トシャーシ7に接続される。これにより、図4及び図5
に示すように、フランジバック調整機構12が形成され
る。
【0060】このように、フランジバック調整機構12
は、同一方向からの作業のみより組み立てられるため、
組み立ての作業効率を向上させることができる。
【0061】このようなフランジバック調整機構12
は、フロントパネル4の上下面4b,4cに設けられた
スリット25より外方に臨まされている調整リング31
の回転規制部76が周回り方向である図4及び図5中矢
印b方向又は反矢印b方向に回転操作される。回転操作
部76が回転されることにより、調整ベース29の収納
部56と螺合されている調整リング31は、ねじ溝73
が形成されている光軸P方向に沿って、図3及び図4中
矢印a方向又は反矢印a方向に移動する。これにより、
圧縮コイルバネ30に図3中反矢印a方向に付勢されて
いるCCD取付体10は、調整リング31に押圧され、
光軸P方向に沿って、図3及び図4中矢印a方向又は反
矢印a方向に移動する。したがって、レンズ取付溝17
に取り付けられたレンズとCCD取付体10に実装され
ているCCD素子9との焦点合わせを行うことができ
る。このとき、調整リング31は、光軸方向に形成され
たねじ溝76に沿って移動されるため、CCD取付体1
0をCCD素子9の受光面が光軸Pと直交するように移
動させる。また、CCD取付体10は、フランジ部43
に長さ略5mm等の短辺に形成された規制突部51が調
整ベース29の収納部56の内周に形成されている突条
部70と当接されながら収納部56内を移動する。した
がって、CCD取付体10は、収納部56内において、
光軸P方向と直交せずに傾いて移動したり収納部56の
外壁にひっかかり移動できなくなる不都合が防止され
る。
【0062】また、回転操作部76が回転されることに
より、回転規制部材32の規制片33は、突部33aが
回転操作部76に押圧され、図4及び図5中矢印c方向
及び反矢印c方向に弾性変位する。そして、規制片33
に突設された凸部33aは、回転操作部32の凹部に係
合することにより、回転操作部76の回転を規制する。
したがって、このフランジバック調整機構12は、焦点
合わせを行った後に調整リング31が回転することが無
く、レンズとCCD素子9との焦点がぼけることを防止
することができる。
【0063】以上のように、本発明が適用されたデジタ
ルカメラ装置1によれば、CCD取付体10に実装され
たCCD素子9とレンズとの焦点合わせを行うフランジ
バック調整において、調整リング31の外周方向に連続
して凹凸パターンが形成された回転操作部76を形成す
るとともに、この回転操作部76に係合する弾性を有す
る規制片33に突設された突部33aが係合されること
により、CCD取付体10を光軸方向に移動させる調整
リング31の回転を規制することができる。そして、調
整リング31を回転させることにより順次突部33aが
回転操作部76の凹部に係合され、調整リング31の回
転を防止することができる。したがって、調整リング3
1をねじ止めする必要が無く、調整リング31がずれて
レンズとCCD素子9との焦点がぼけることを防止する
ことができる。
【0064】また、調整リング31の外周方向に形成さ
れた回転操作部76は、フロントパネル4とカメラケー
ス本体2,3の間に形成されたスリット25より外部に
突出され、この突出部が回転駆動されることによりフラ
ンジバック距離の調整を行うことができるためフランジ
バック調整を行うに際し、何等工具等を必要とせず、容
易に行うことができる。
【0065】さらに、調整リング31は、内周側にねじ
溝73が形成され、CCD取付体10が収納された調整
ベース29の外周に形成されたねじ溝67と螺合されて
おり、回転操作されることによりねじ溝73に沿って光
軸P方向に移動する。したがって、調整リング31は、
回転操作されることにより、調整ベース29の収納部5
6に収納されたCCD取付体10を光軸P方向に沿って
移動させることができ、高度な精度が要求されるカム部
材を用いることなく、規格の定まったねじ機構を用いて
容易にCCD素子9をレンズの光軸Pと直交するように
平行移動させることができる。
【0066】また、本発明が適用されたビデオカメラ装
置1に組み込まれたフランジバック調整機構12は、す
べての構成部材を光軸P方向に沿った同一方向からの組
み立て作業により組み立てられるため、組み立ての作業
効率を向上させることができる。
【0067】なお、本発明が適用された撮像装置につい
て、ビデオカメラに適用した場合を例にとって説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、デジタルス
チルカメラに適用してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明が
適用された撮像装置によれば、撮像素子取付体に実装さ
れた撮像素子とレンズとの焦点合わせを行うフランジバ
ック調整において、調整リングの外周方向に連続して凹
凸状の回転操作部を形成するとともに、この回転操作部
に係合する弾性片に突設された突部が係合されることに
より、撮像素子取付体を光軸方向に移動させる調整リン
グの回転を規制することができる。そして、調整リング
を回転させることにより順次突部が回転操作部に規制さ
れ、調整リングの回転を防止することができる。したが
って、調整リングをねじ止めする必要が無く、調整リン
グがずれてレンズと撮像素子との焦点がぼけることを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたフランジバック調整機構が
搭載された撮像装置を示す斜視図である。
【図2】本発明が適用されたフランジバック調整機構を
示す分解斜視図である。
【図3】本発明が適用されたフランジバック調整機構を
示す断面図である。
【図4】本発明が適用されたフランジバック調整機構を
示す斜視図である。
【図5】本発明が適用されたフランジバック調整機構を
示す平面図である。
【図6】従来のビデオカメラを示す斜視図である。
【図7】従来のフランジバック距離調整機構を示す分解
斜視図である。
【図8】従来のフランジバック距離調整機構を構成する
調整リングを示す側面図である。
【図9】従来のフランジバック距離調整機構を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ装置、4 フロントパネル、6 レン
ズ取付部、7 フロントシャーシ、9 CCD素子、1
0 CCD取付体、12 フランジバック調整機構、2
5 スリット、29 調整ベース、30 圧縮コイルバ
ネ、31 調整リング、32 回転規制部材、33a
突部、35 CCDプレート、39 プレートホルダ、
50 突起部、51 規制突部、76 回転操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に取り付けられるフロントシャ
    ーシと、 撮像素子が搭載された撮像素子取付体と、 上記撮像素子取付体が上記撮像素子がフロントシャーシ
    に形成されたレンズ取付部に臨まされるように配設され
    る調整ベースと、 上記調整ベースと上記撮像素子取付体との間に配設さ
    れ、上記撮像素子取付体を光軸に沿って上記フロントシ
    ャーシのレンズ取付部側に付勢する付勢部材と、 全体を略リング状に形成され、外周側に凹凸パターンが
    連続して形成された回転操作部が設けられ、内周側に上
    記撮像素子取付体が配設された上記調整ベースに対して
    移動させる移動部が設けられ、上記調整ベースに対して
    光軸方向に移動する調整リングと、 弾性片を有し、この弾性片の先端側に上記調整リングの
    回転操作部の凹部に係合する係合突部が設けられる上記
    調整リングの回転規制部材とを備える撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記移動部は、内周側にねじ溝が形成さ
    れ、 上記調整ベースは、外周側に上記移動部に形成されたね
    じ溝と螺合されるねじ溝が形成され、 上記調整リングは、回転されることにより調整ベースの
    ねじ溝に沿って光軸方向に移動することを特徴とする請
    求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記付勢部材は、圧縮コイルバネである
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記フロントシャーシは金属板からな
    り、上記調整ベースはプラスチック部材からなることを
    特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記調整リングは、上記装置本体から回
    転操作部の一部が臨まされていることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置。
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