JP2789276B2 - Ccdイメージセンサ取り付け装置 - Google Patents

Ccdイメージセンサ取り付け装置

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JP2789276B2
JP2789276B2 JP4067212A JP6721292A JP2789276B2 JP 2789276 B2 JP2789276 B2 JP 2789276B2 JP 4067212 A JP4067212 A JP 4067212A JP 6721292 A JP6721292 A JP 6721292A JP 2789276 B2 JP2789276 B2 JP 2789276B2
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芳勝 朝野
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ一体型VTRな
どに装備されるCCDイメージセンサの取り付け装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種のCCDイメージセ
ンサ取り付け装置U2の分解状態での斜視図、図6は組
み立て状態での背面図である。
【0003】これらの図において、1は図示しない光学
系(レンズ系)からの光を受けて電荷をアナログ情報と
して転送するCCD(電荷結合素子)、2は複屈折水晶
板、30はCCD1と複屈折水晶板2との間に介在され
る中ぐり矩形の弾性部材(緩衝ゴム)、40はCCDホ
ルダー、5はCCD押さえ板、6はビスである。
【0004】CCDホルダー40は、その前面中央に光
学系からの光を導入するための光導入孔40aが形成さ
れているとともに、前面周囲にフランジ40bが形成さ
れ、フランジ40bに固定取り付け用のビス孔40cが
3つ形成されている。CCDホルダー40は、複屈折水
晶板2,弾性部材30およびCCD1をこの順に収納す
る空洞部が形成された筒形収納部40dを一体に有して
いる。
【0005】複屈折水晶板2は、CCDホルダー40の
筒形収納部40dの内部において光学系の光軸に対して
垂直で互いに直交するX方向およびY方向での位置規制
が行われる状態で嵌着されるようになっている。弾性部
材30は、その中央に光を通すための光通過孔30aが
形成されているとともに、前側には複屈折水晶板2に外
嵌する凹所が形成されている。
【0006】CCDホルダー40に位置規制状態で嵌着
された複屈折水晶板2に対し弾性部材30をその前側凹
所において外嵌し、さらに、その弾性部材30の背面に
対してCCD1を当接した状態で、CCD押さえ板5を
CCD1の背面とCCDホルダー40の周部後縁とに押
し付け、CCD押さえ板5のビス孔5aに挿通したビス
6をCCDホルダー40の雌ネジ部40eに螺合してい
る。この組み立て状態が図6に示されている。
【0007】弾性部材(緩衝ゴム)30は、CCDホル
ダー40に対するCCD押さえ板5のビス止めによっ
て、複屈折水晶板2とCCD1との間で圧着されてい
る。逆にいうと、弾性部材30は、複屈折水晶板2をC
CDホルダー40の内面に押し付けているとともに、C
CD1をCCD押さえ板5に押し付けている。また、弾
性部材30は、その前側凹所が複屈折水晶板2に外嵌
し、その背面がCCD1に圧着しているため、導入され
てきた光が外部に漏れることを阻止している。
【0008】上記のようにして図6に示すように組み立
てられたCCDイメージセンサ取り付け装置U2は、カ
メラ一体型VTRにおいて、光学系とともに固定部に取
り付け固定される。その取り付けに当たって、CCDイ
メージセンサ取り付け装置U2におけるCCDホルダー
40の固定取り付け用のビス挿通孔40cに図示しない
取り付けビスを挿通し、固定部に螺合する。
【0009】この場合、CCDイメージセンサ取り付け
装置U2を光学系の光軸に対してCCD1の中心が高い
精度で一致するように位置合わせした状態で固定取り付
けするのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のCCDイメージセンサ取り付け装置U2において
は、弾性部材30は、その前側凹所において複屈折水晶
板2に外嵌するものの、CCD1に対しては面接触する
だけである。すなわち、CCD1をCCDホルダー40
の筒形収納部40dにセッティングする際に、CCDホ
ルダー40に対してCCD1をX方向およびY方向で位
置決めするものがない。すなわち、CCDホルダー40
の光導入孔40aの中心に対してCCD1の中心がずれ
た状態で、CCD1がCCDホルダー40に固定される
場合が多々生じる。
【0011】したがって、CCDホルダー40をその固
定取り付け用のビス挿通孔40cにおいて取り付けビス
を介して固定部に取り付ける構造として、CCDホルダ
ー40の光導入孔40aの中心が光学系の光軸と一致す
るような取り付け構造であっても、CCD1の中心は光
学系の光軸からずれている可能性が高い。
【0012】そこで、従来のCCDイメージセンサ取り
付け装置U2においては、光学系の光軸に対してCCD
1の中心を高い精度で一致できるようにするために、C
CDホルダー40のビス挿通孔40cを取り付けビスに
対して融通のあるバカ孔に形成してある。
【0013】すなわち、カメラ一体型VTRの固定部に
仮止め的に螺合している取り付けビスに対してCCDホ
ルダー40ひいてはCCDイメージセンサ取り付け装置
U2をX方向およびY方向に動かして位置を微調整し、
この微調整によってCCD1の中心を光学系の光軸に対
して高精度に位置合わせするのである。そして、その位
置合わせ状態を保って、3つのビス挿通孔40cに通し
た取り付けビスを固定部に対して締め付け固定するので
ある。
【0014】しかしながら、CCDホルダー40のビス
挿通孔40cに挿通した取り付けビスを固定部に仮止め
した状態でのCCDイメージセンサ取り付け装置U2の
X方向およびY方向での微調整は、非常にむずかしい作
業で特殊な技能を要求されるものである。しかも、その
微調整作業には多くの時間を費やすものである。つま
り、一旦高精度な位置合わせができても、取り付けビス
を本締めするときにずれてしまう可能性が高く、何度も
位置合わせを繰り返すといった面倒な作業となる場合が
多いのである。
【0015】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、光学系の光軸に対する位置合わせを
特には必要としないCCDイメージセンサ取り付け装置
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るCCDイメ
ージセンサ取り付け装置は、CCDと複屈折水晶板と弾
性部材とCCDホルダーとCCD押さえ板とL形位置決
め部材とからなるもので、それぞれが次のように構成さ
れていることを特徴とするものである。すなわち、前記
CCDホルダーは、前記複屈折水晶板と弾性部材とCC
DとL形位置決め部材とを収納する筒形収納部を有する
とともに、複屈折水晶板を位置決め状態で保持してお
り、その筒形収納部の内壁面には前記CCDの隣接2辺
の側面を当接させる位置規制用当接部を有するものであ
る。
【0017】前記L形位置決め部材は、前記CCDの残
りの隣接2辺の側面に当接するものである。
【0018】前記弾性部材は、前記複屈折水晶板に外嵌
保持されるとともに、複屈折水晶板とCCDとの間に介
在されており、かつ前記筒形収納部の内壁面と前記L形
位置決め部材の外側面との間に入り込んでL形位置決め
部材を中心側に押圧する弾性押圧片部を一体的に有する
ものである。
【0019】前記CCD押さえ板は、前記CCDの背面
を押圧する状態で前記筒形収納部の後縁に止め付けられ
るものである。
【0020】
【作用】CCDの隣接2辺の側面は筒形収納部の内壁面
における位置規制用当接部に当接するのであるが、複屈
折水晶板とCCDとの間に介在された弾性部材における
弾性押圧片部がCCDホルダーの内壁面に支持されてL
形位置決め部材を中心側に押圧するので、そのL形位置
決め部材がCCDの残りの隣接2辺の側面を同様に中心
側に向けて押圧することになる。すなわち、CCDは、
その隣接2辺の側面が位置規制用当接部に当接してお
り、しかも、残りの隣接2辺の側面が弾性押圧片部によ
って押圧されているL形位置決め部材によって中心側に
押圧されるので、CCDホルダーの筒形収納部の内部に
おいてX方向およびY方向で安定的に位置決めされるこ
とになる。そして、この状態がCCDホルダーに対する
CCD押さえ板の止め付けによって固定化される。従来
例のようにCCDがCCDホルダー内で相対的に位置ず
れするおそれはない。
【0021】上記においてCCDホルダーに対して位置
規制状態で収納保持されたCCDの中心がCCDホルダ
ーの中心部と一致するようにしておけばよい。このよう
に構成されたCCDイメージセンサ取り付け装置を機器
(例えばカメラ一体型VTR)の固定部に対して融通の
ない状態で取り付けても(例えばCCDホルダーのビス
挿通孔をバカ孔にしなくても)、その取り付けの寸法関
係が光学系の光軸に対してCCDホルダーの中心部を一
致させるような関係となっておれば、CCDの中心は光
学系の光軸と一致することになり、従来例のようなCC
Dイメージセンサ取り付け装置自体のX方向およびY方
向での面倒な微調整は不要となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係るCCDイメージセンサ取
り付け装置の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0023】図1はCCD押さえ板5を取り外した状態
のCCDイメージセンサ取り付け装置U1の背面図、図
2はCCD押さえ板5を取り付けた組み上がり状態の背
面図、図3は組み上がり状態の垂直断面図、図4は分解
状態の斜視図である。
【0024】これらの図において、1は図示しない光学
系(レンズ系)からの光を受けて電荷をアナログ情報と
して転送するCCD(電荷結合素子)、2は複屈折水晶
板、3はCCD1と複屈折水晶板2との間に介在される
弾性部材(緩衝ゴム)、4はCCDホルダー、5はCC
D押さえ板、6はビス、7は新たに採用したL形位置決
め部材である。1LはCCD1の両サイドから延出され
たリードである。
【0025】CCDホルダー4は、その前面中央に光学
系からの光を導入するための光導入孔4aが形成されて
いるとともに、前面周囲にフランジ4bが形成され、フ
ランジ4bに固定取り付け用のビス挿通孔4cが3つ形
成されている。CCDホルダー4は、複屈折水晶板2,
弾性部材3,CCD1およびL形位置決め部材7を収納
するための空洞部が形成された筒形収納部4dを一体的
に有している。また、前面板部には複屈折水晶板2をX
方向およびY方向で位置規制する状態で嵌着する水晶板
嵌着凹部4eが形成されている。
【0026】さらに、CCDホルダー4における筒形収
納部4dの内壁面において、隣接2辺のそれぞれにCC
D1の隣接2辺の側面1a,1bを当接させる位置規制
用当接部4f,4gが2つずつ突出形成されている。こ
れらの位置規制用当接部4f,4gは、光学系の光軸
(図1において紙面に垂直)に対して平行で、かつ、互
いに直角をなしており、CCD1に対するX方向および
Y方向での位置規制の基準面を構成している。
【0027】筒形収納部4dの左右両側においてビス6
を螺合するための雌ネジ部4hが一対形成されている。
また、筒形収納部4dの後縁において各雌ネジ部4hの
両側に雌ネジ部4hの端面と面一の丸ボス4iが一体的
に形成されている。
【0028】弾性部材3は、複屈折水晶板2とCCD1
との間に介在される矩形部3aと、L形位置決め部材7
の2辺を押圧する弾性押圧片部3b,3cとから構成さ
れている。矩形部3aには、複屈折水晶板2を内嵌する
凹所3a1 が形成され、凹所3a1 の底部中央には光を
通過させるための光通過孔3a2 が形成されている。
【0029】弾性押圧片部3bは2つの位置規制用当接
部4fに対面して2つ設けられ、弾性押圧片部3cも2
つの位置規制用当接部4gに対面して2つ設けられてい
る。両弾性押圧片部3bと両弾性押圧片部3cとは互い
に直角をなしている。これら4つの弾性押圧片部3b,
3cは、筒形収納部4dの内壁面とL形位置決め部材7
の外側面との間に入り込んでL形位置決め部材7を中心
側に押圧するようになっている。
【0030】次に、L形位置決め部材7であるが、これ
は、第1の偏平板部7aと、これと直角な第2の偏平板
部7bと、両偏平板部7a,7bを互いに一体的に連結
する可撓性のある繋ぎ部7cとからなり、第1の偏平板
部7aの内側面には2つの位置規制用当接部4fに位置
対応して突起7a1 が2つ一体的に設けられ、同様に第
2の偏平板部7bの内側面にも2つの位置規制用当接部
4gに位置対応して突起7b1 が2つ一体的に設けられ
ている。
【0031】このL形位置決め部材7の両偏平板部7
a,7bは、CCD1における隣接2辺の側面1a,1
bの残りの隣接2辺の側面1c,1dに当接し、背後の
弾性押圧片部3b,3cからの押圧力によってCCD1
を位置規制用当接部4f,4gに押し付けて所定位置に
位置規制するものである。
【0032】CCD押さえ板5は、CCD1の背面を押
圧する状態で筒形収納部4dの後縁に止め付けられるよ
うになっている。つまり、両側のビス孔5aに通したビ
ス6を雌ネジ部4hに螺合し締め付けることで、弾性部
材3の矩形部3aを圧縮しながらCCD1を押圧するも
のである。このとき、CCD押さえ板5の前面は雌ネジ
部4hの端面と丸ボス4iの頂点とに圧接される。
【0033】次に、上記のような構造をもつCCDイメ
ージセンサ取り付け装置U1の組み立ての要領を順を追
って説明する。
【0034】 CCDホルダー4の筒形収納部4dの
内部に複屈折水晶板2を挿入し、水晶板嵌着凹部4eに
嵌着させることで複屈折水晶板2をX方向およびY方向
で位置規制する。
【0035】 筒形収納部4dの内部に弾性部材3を
挿入する。このとき、両弾性押圧片部3b,3cがそれ
ぞれ位置規制用当接部4f,4gに対面する姿勢で挿入
する。そして、矩形部3aの凹所3a1 を複屈折水晶板
2に外嵌保持させる。両弾性押圧片部3b,3cは筒形
収納部4dの内壁面に密着することになる。
【0036】 L形位置決め部材7を筒形収納部4d
の内部に入れ、両偏平板部7a,7bが弾性押圧片部3
b,3cに接するようにセッティングする。
【0037】 リード1Lを後ろ向きにした状態でC
CD1を筒形収納部4dの位置規制用当接部4f,4g
とL形位置決め部材7の偏平板部7a,7bとの間に差
し入れる。このとき、CCD1の隣接2辺の側面1c,
1dで偏平板部7a,7bを弾性押圧片部3b,3cの
弾力に抗して外側に押しやりながら差し入れる。CCD
1の前面(受光面)が弾性部材3の矩形部3aに当接す
るまで差し入れる。
【0038】CCD1の隣接2辺の側面1a,1bはそ
れぞれ位置規制用当接部4f,4gに当接するのである
が、弾性押圧片部3bがL形位置決め部材7の第1の偏
平板部7aを押圧し、2つの突起7a1 がCCD1の側
面1cを矢印X1 で示すように中心側に向けて押すた
め、CCD1の側面1aを一つの基準面をなす2つの位
置規制用当接部4fに押し付ける。また、弾性押圧片部
3cが第2の偏平板部7bを押圧し、2つの突起7b1
がCCD1の側面1dを矢印Y1 で示すように中心側に
向けて押すため、CCD1のもう一つの側面1bを別の
基準面をなす2つの位置規制用当接部4gに押し付ける
ことになる。第1の偏平板部7aと第2の偏平板部7b
との繋ぎ部7cが可撓性をもつため、4つの突起7
1 ,7b1 はCCD1の側面1c,1dから浮き上が
ることはなく、確実に密着する。
【0039】基準面側の2つの位置規制用当接部4fと
第1の偏平板部7aの2つの突起7a1 とがX方向で位
置対応し、かつ、基準面側の2つの位置規制用当接部4
gと第2の偏平板部7bの2つの突起7b1 とがY方向
で位置対応しているから、CCD1はCCDホルダー4
に対してX方向およびY方向できわめて安定的に位置決
めされることとなる。したがって、CCD1の中心がC
CDホルダー4の中心部に一致するように位置規制用当
接部4f,4gの内面の位置を決めておけばよいのであ
る。
【0040】 CCD押さえ板5を取り付けない状態
では、CCD1は弾性部材3によって後方へ押し返され
るので、CCD1の背面は筒形収納部4dの後縁よりも
後方に突出している。CCD押さえ板5の2つのビス孔
5aにビス6を通し、それをCCDホルダー4の雌ネジ
部4hに螺合し、弾性部材3の弾力に抗して締め付け
る。その締め付けは、CCD押さえ板5の前面が2つの
雌ネジ部4hの端面と4つの丸ボス4iの頂点とに密接
するまで行う。これにより、CCDホルダー4に対する
CCD1のX方向およびY方向での安定的な位置決め状
態が固定化される。従来例のように、CCD1がCCD
ホルダー4内でX,Y方向に沿って相対的に位置ずれす
るおそれはない。また、弾性部材3の弾力によってCC
D1の背面がCCD押さえ板5の前面に密着するので、
CCD1の受光面の光軸方向(スラスト方向)での位置
決めも行われることになる。
【0041】カメラ一体型VTRの固定部に光学系(レ
ンズ系)が取り付けられているが、その光学系の光軸に
CCD1の中心および光軸が一致するようにCCDイメ
ージセンサ取り付け装置U1を固定部に取り付ける。こ
の取り付けは、図示しない3つの取り付けビスを固定取
り付け用のビス挿通孔4cに通して固定部に螺合締め付
けすることで行う。この場合、取り付けビスの直径はビ
ス挿通孔4cの内径と等しくしておいて、クリアランス
のない状態での取り付けとする。すなわち、ビス挿通孔
4cをバカ孔にする必要はない。このクリアランスのな
い状態でCCDイメージセンサ取り付け装置U1を固定
部に取り付けたとき、そのCCDホルダー4の中心が光
学系の光軸に一致するように寸法関係を精密に設定して
おくのである。そうすることにより、CCDイメージセ
ンサ取り付け装置U1を固定部に対して微調整しなくて
も、CCD1の中心および光軸を光学系の光軸に対して
高精度に一致させることができるのである。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、CCD
ホルダーの位置規制用当接部とL形位置決め部材と弾性
部材の弾性押圧片部との協働によって、CCDをCCD
ホルダーに対して所定の位置関係のとおりに高精度に位
置決めした状態で固定するので、特殊技能に基づく微調
整作業によりCCDイメージセンサ取り付け装置そのも
のを光学系の光軸に対して位置合わせするといった面倒
で時間のかかる作業を省略しながらも、CCDの中心を
光学系の光軸に一致させた状態でCCDイメージセンサ
取り付け装置を機器の固定部に取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCCDイメージセンサ
取り付け装置をCCD押さえ板取り外し状態で示した背
面図である。
【図2】実施例のCCDイメージセンサ取り付け装置を
CCD押さえ板の取り付け状態で示した背面図である。
【図3】実施例のCCDイメージセンサ取り付け装置を
CCD押さえ板の取り付け状態で示した垂直断面図であ
る。
【図4】実施例のCCDイメージセンサ取り付け装置の
分解状態を示す斜視図である。
【図5】従来例に係るCCDイメージセンサ取り付け装
置の分解状態を示す斜視図である。
【図6】従来例のCCDイメージセンサ取り付け装置の
組み立て状態を示す背面図である。
【符号の説明】
U1 CCDイメージセンサ取り付け装置 1 CCD 1a,1b CCDの隣接2辺の側面 1c,1d CCDの残りの隣接2辺の側面 2 複屈折水晶板 3 弾性部材(緩衝ゴム) 3a 矩形部 3a1 凹所 3a2 光通過孔 3b,3c 弾性押圧片部 4 CCDホルダー 4a 光導入孔 4c ビス挿通孔 4d 筒形収納部 4e 水晶板嵌着凹部 4f,4g 位置規制用当接部 4h 雌ネジ部 4i 丸ボス 5 CCD押さえ板 6 ビス 7 L形位置決め部材 7a 第1の偏平板部 7b 第2の偏平板部 7c 繋ぎ部 7a1 ,7b1 突起

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDと複屈折水晶板と弾性部材とCC
    DホルダーとCCD押さえ板とL形位置決め部材とから
    なり、 前記CCDホルダーは、前記複屈折水晶板と弾性部材と
    CCDとL形位置決め部材とを収納する筒形収納部を有
    するとともに、複屈折水晶板を位置決め状態で保持して
    おり、その筒形収納部の内壁面には前記CCDの隣接2
    辺の側面を当接させる位置規制用当接部を有するもので
    あり、 前記L形位置決め部材は、前記CCDの残りの隣接2辺
    の側面に当接するものであり、 前記弾性部材は、前記複屈折水晶板に外嵌保持されると
    ともに、複屈折水晶板とCCDとの間に介在されてお
    り、かつ前記筒形収納部の内壁面と前記L形位置決め部
    材の外側面との間に入り込んでL形位置決め部材を中心
    側に押圧する弾性押圧片部を一体的に有するものであ
    り、 前記CCD押さえ板は、前記CCDの背面を押圧する状
    態で前記筒形収納部の後縁に止め付けられるものである
    ように構成されたことを特徴とするCCDイメージセン
    サ取り付け装置。
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