JP2006330572A - レンズ繰り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光軸方向のガタツキをなくすと共に回転方向の位置規制を行い、装置全体の大型化を抑制できるレンズ繰り出し装置を提供する。
【解決手段】ホルダ10と、撮影レンズ50が保持されるレンズ枠30と、ホルダ10の光軸前方側に配置され、レンズ枠30が組み込まれるレンズ繰り出しリング20と、繰り出しリング20に形成されるカム面21と、ホルダ10に形成され、カム面21に当接する突起部13と、繰り出しリング20を第1位置から第2位置へ回転させることで、撮影レンズ50をマクロ繰り出しさせるための操作部22と、繰り出しリング20をホルダ10に対して光軸方向に付勢すると共に、第1位置及び第2位置において繰り出しリング20の回転方向の規制を行う突出部41が形成されたレンズ押さえバネ40とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、支持体と、撮影レンズが保持されるレンズ枠と、この支持体の光軸前方側に配置され、レンズ枠が組み込まれるレンズ繰り出しリングと、支持体とレンズ繰り出しリングのいずれか一方に形成される繰り出し用カムと、支持体とレンズ繰り出しリングのいずれか他方に形成され、繰り出し用カムに当接するカム当接部と、レンズ繰り出しリングを第1位置から第2位置へ回転させることで、撮影レンズを所定位置に繰り出しさせるための操作部とを備えたレンズ繰り出し装置に関するものである。
撮影レンズの焦点調節やマクロ切替により撮影レンズを繰り出すレンズ繰り出し装置として、下記特許文献1,2,3に開示される機構が知られている。
特許文献1に開示されるピント調整機構は、レンズ繰り出し用のカムを備えている繰り出し部材と、このカムと係合するカム突起の摺接に伴い光軸方向に進退する駆動リングと、この駆動リングに支持されるレンズ鏡筒とを備えており、このレンズ鏡筒の光軸前方側には、そのフランジ部を光軸方向に付勢するリング状の板バネと、この板バネを抑えるリング状のバネ押さえが設けられている。板バネを設けることで、光軸方向における部材のガタツキをなくしている。
特許文献2に開示されるレンズ調整装置は、固定鏡筒とレンズ鏡筒にそれぞれ凸部を形成し、その両方の凸部と係合するリング状の調整リングを備え、この調整リングを回動させると、レンズ鏡筒が光軸に沿って移動し、通常撮影位置とマクロ撮影装置に切り替えることができる。また、レンズ鏡筒の光軸前方側にはコイルスプリングが配置され、レンズ鏡筒を光軸方向に付勢する機能を有している。
特許文献3に開示されるマクロ撮影用レンズ繰り出し装置は、ホルダと、ガタツキ防止用の弾性体と、繰り出しリングと、レンズを支持するレンズ鏡筒とを備えている。ホルダと繰り出しリングの間にリング状の弾性体を介在させ、繰り出しリングをホルダの中心へと自動的に移動させて、光軸ズレを修正する。また、ホルダの多条ネジと繰り出しリングの多条ネジの間のガタツキをなくすことができる。
実開平3−33421号公報(実用新案登録請求の範囲、第1図等) 特開平10−170809号公報(要約、段落0015、図3等) 特開2003−337279号公報(要約、段落0015、図1、図2等)
上記特許文献における課題を説明する。特許文献1では、板バネにより光軸方向のガタツキを抑えることはできるが、回転方向の規制を行うことができない。特許文献1は、マクロ切替機構について言及していないが、仮にマクロ切替機構を設けた場合、回転方向を規制する手段がないため、マクロ撮影装置や通常撮影装置でレンズを安定させることが難しい。回転方向を規制する部材を新たに設けると、その収納スペース等のために機構が大きくなるという問題点が生じる。
特許文献2では、光軸方向のガタツキをなくすために、コイルスプリングを使用しており、マクロ撮影装置や通常撮影装置における回転方向の規制を行うことが難しい。また、コイルスプリングを使用すると、光軸方向における収納スペースが大きくなるため、装置全体の小型化が難しくなる。また、回転方向を規制する部材を新たに設けると、更に装置が大型化するという問題点が生じる。
特許文献3では、レンズ芯出しを行うための弾性体により、光軸方向のガタツキを抑えているが、やはり同じ理由により回転方向の規制を行うことは難しい。また、ホルダと繰り出しリングの間に弾性体を配置しているため、撮影レンズ自身のレンズ後方焦点位置を長くし、弾性体を収容するスペースの確保が必要となるため、装置が大型化するという問題点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、光軸方向のガタツキをなくすと共に回転方向の位置規制を行い、装置全体の大型化を抑制できるレンズ繰り出し装置を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るレンズ繰り出し装置は、
支持体と、
撮影レンズが保持されるレンズ枠と、
この支持体の光軸前方側に配置され、レンズ枠が組み込まれるレンズ繰り出しリングと、
支持体とレンズ繰り出しリングのいずれか一方に形成される繰り出し用カムと、
支持体とレンズ繰り出しリングのいずれか他方に形成され、繰り出し用カムに当接するカム当接部と、
レンズ繰り出しリングを第1位置から第2位置へ回転させることで、撮影レンズを所定位置に繰り出しさせるための操作部と、
レンズ繰り出しリングを支持体に対して光軸方向に付勢すると共に、第1位置及び第2位置においてレンズ繰り出しリングの回転方向の規制を行う規制部が形成された付勢手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかるレンズ繰り出し装置の作用・効果を説明する。このレンズ繰り出し装置は、支持体と、この支持体の光軸方向前方側に配置されるレンズ繰り出しリングを備え、このレンズ繰り出しリングにレンズ枠が組み込まれる。支持体とレンズ繰り出しリングの間にカム機構が設けられており、レンズ繰り出しリングを第1位置から第2位置へ回転させることで、カム機構の作用により、撮影レンズを繰り出すことができる。また、付勢手段を備えており、レンズ繰り出しリングを支持体に対して光軸方向に付勢する機能を有し、レンズの光軸方向のガタツキを抑制することができる。また、付勢手段には規制部が形成されており、第1位置と第2位置において、レンズ繰り出しリングの回転方向の位置規制を行う。すなわち、付勢手段により光軸方向のガタツキ防止と回転方向の規制を行うことができ、装置全体の小型化に寄与することができる。その結果、光軸方向のガタツキをなくすと共に回転方向の位置規制を行い、装置全体の大型化を抑制できるレンズ繰り出し装置を提供することができる。
本発明に係る付勢手段は、レンズ繰り出しリングの光軸前方側に配置され、
支持体に設けられた位置決め部に嵌合する被位置決め部と、
支持体に設けられた光軸方向の移動を規制する係合部と係合する被係合部と、
前記規制部として、レンズ繰り出しリングを支持体の方向に付勢する弾性変形可能な少なくとも1つの突出部とを備えていることが好ましい。
この構成によると、付勢手段はレンズ繰り出しリングの光軸前方側に配置される。支持体とレンズ繰り出しリングの間に配置する構成に比べて、レンズ後方の焦点位置を短くすることができ、光軸方向の長さを抑制することができる。また、付勢手段には、支持体に設けられた位置決め部に嵌合する被位置決め部が形成されており、付勢手段を支持体やレンズ繰り出しリングに対して精度よく位置決めを行うことができる。また、付勢手段には、支持体に設けられた係合部に係合する被係合部が設けられており、支持体に対して位置決めをしながら結合することができる。また、回転方向を規制する規制部として、弾性変形可能な少なくとも1つの突出部を備えている。かかる突出部を設けることで、回転方向の規制を行いやすい構造を提供できる。
本発明において、レンズ繰り出しリングには、第1位置と第2位置を規定するための第1凹部と第2凹部が形成され、前記突出部がこれら第1凹部と第2凹部に係合するように構成されていることが好ましい。
レンズ繰り出しリングに第1凹部と第2凹部を形成し、突出部がこれら第1凹部と第2凹部に係合することで、第1位置及び第2位置で回転方向の位置を確実に規制することができる。
本発明において、付勢手段は、光軸方向視でリング状に形成され、円周方向に沿って複数の突出部が形成されることが好ましい。
リング状に形成し、円周方向に沿って複数の突出部を形成することで、レンズ繰り出しリングを均等に支持体の方向に押圧することができる。
本発明において、前記突出部は、2つの被位置決め部の間に形成され、突出部の両側が弾性変形可能に形成されていることが好ましい。
突出部の両側が弾性変形可能に支持されることで、レンズを繰り出しするときに、突出部自身よりも突出部の両側が変形しやすくなるため、変形量も大きくすることができ、所望の付勢力を確保することができる。
本発明において、レンズ繰り出しリングには、レンズ枠の外周に形成された雄ねじと螺合する雌ねじが一体形成され、両者を螺合操作することで、撮影レンズの焦点調節を可能にしたことが好ましい。
かかる構成により、レンズ繰り出しリングの内部に撮影レンズを保持することができる。
本発明に係るレンズ繰り出し装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、レンズ繰り出し装置を組み立てた状態の外観を示す斜視図、図2は、レンズ繰り出し装置の分解斜視図、図3は、レンズ繰り出し装置の縦断面図、図4は、レンズ押さえバネの動作を示す図である。
<構成>
図2に示すように、光軸方向に沿って、ホルダ10(支持体に相当)、レンズ繰り出しリング20(以下、繰り出しリングと省略)、レンズ枠30、レンズ押さえバネ40(付勢手段に相当)が設けられる。ホルダ10は、好ましくは樹脂製であり、図3に示すように、光軸後方側にCCD等の撮像素子60が取り付けられる。ホルダ10には、矩形の開口部11が形成されており、撮像素子60の素子面がこの開口部11の位置に配置される。開口部11の周囲には、リング状平面12が形成され、このリング状平面12の上に複数の突起部13(カム当接部に相当)が形成される。この突起部13は、例えば、円周方向に沿って等間隔に3箇所(あるいは、それ以上)に形成される。内周嵌合面14には、繰り出しリング20の外周嵌合面24が嵌合される。
ホルダ10には、光軸前方側に4箇所の突出柱15が設けられ、この突出柱15の先端に位置決め用ボス16(位置決め部に相当)が形成されている。また、突出柱15の側面には係合爪17(係合部に相当)が一体形成されている。ホルダ10は、光軸方向視で正方形の外形形状を有しており、その各頂点に突出柱15が設けられる。
繰り出しリング20は、撮影レンズ50を繰り出すために設けられ、光軸後方側にカム面21(繰り出し用カムに相当)が一体形成される。このカム面21は、ホルダ10の突起部13と当接する位置関係にある。従って、突起部13と同数のカム面21が繰り出しリング20に形成される。先ほど説明したように、ホルダ10の内周嵌合面14と嵌合する外周嵌合面24が設けられ、この外周嵌合面24の光軸後方側端面にカム面21が一体形成される。
繰り出しリング20には、径方向に突出した操作部22が設けられ、この操作部22には固定用ボス23が形成される。この固定用ボス23には、不図示の回転可能なレバー等が連結され、操作部22による繰り出しリング20の回転移動を可能にする。繰り出しリング20の回転は、手動で行うものでも良いし、モーター等による電動で行われるものでもよい。
外周嵌合面24の光軸前方側には、フランジ部25が設けられており、外周嵌合面24よりも大径に形成されている。フランジ部25を形成するリング面の一部に、第1凹部26aと第2凹部26bが隣接されて形成されている。第1凹部26aは通常撮影装置(第1位置に相当)を規定するものであり、第2凹部26bがマクロ撮影装置(第2位置に相当)を規定するものである。図4に示すように、これら凹部26は円筒形の凹部として形成され、円周方向に所定距離だけ離れて配置される。
繰り出しリング20の内部には、レンズ枠30を組み込むための雌ねじ27が形成される。レンズ枠30の外表面には雄ねじ31が形成され、雌ねじ27と螺合することができる。レンズ枠30の内部には撮影レンズ50が内蔵される。レンズ枠30に内蔵されるレンズの枚数は1枚もしくは複数枚である。
レンズ枠30を繰り出しリング20に螺合(回転)させながら、組立工程において焦点調節を行い、調節を行った後は、レンズ枠30を適宜の方法(接着剤等)により繰り出しリング20に対して固定する。従って、レンズ繰り出し装置として、撮影レンズ50の光軸方向への移動操作は、通常撮影装置とマクロ撮影装置の間の移動のみとなる。
レンズ押さえバネ40(以下、押さえバネと省略)は、繰り出しリング20よりも光軸前方側に配置される。押さえバネ40は、光軸方向視で、略四角リング状に形成される。ホルダ10の位置決め用ボス16に嵌入される位置決め用孔43(被位置決め部に相当)が4箇所形成される。また、位置決め用孔43の領域から、光軸後方側に延びる係合延出部44が設けられており、この係合延出部44に、ホルダ10の係合爪17と係合する係合孔42(被係合部)が形成される。押さえバネ40の位置決め用孔43を光軸前方側から位置決め用ボス16に嵌入すると、係合孔42も係合爪17に係合し、押さえバネ40のホルダ10に対する組付けが完了する。
押さえバネ40には、4箇所に突出部41が形成されている。4つの突出部41のうちの1つは、繰り出しリング20の凹部26に係合するように構成される(図4参照)。突出部41は、光軸後方側に突出しており、円筒形の凹部26に係合するような円筒形の凸部として形成されている。また、残りの3つの突出部41は、その先端が繰り出しリング20のフランジ部25を押圧するように作用する。これにより、繰り出しリング20をホルダ10の方向に押圧し、光軸方向のガタツキをなくす。また、突出部41が凹部26に係合することで、凹部26からの容易な離脱を防止する。これにより、繰り出しリング20の回転方向に移動を規制することができる。
突出部41は、2つの位置決め用孔43の間に、両端支持梁の形態で支持される。突出部41が光軸前方側に移動するような力が作用した場合、突出部41の両側にある根元部45が弾性変形するようになっている。突出部41の設定個数は4つでなくてもよく、適宜の個数にすることができる。また、凹部26に係合する突出部41と、フランジ部25を押圧する突出部41とで形状を異ならせてもよい。
押さえバネ40は、金属製の板材を加工して製作される板バネであり、素材としては板バネとして使用できるものであれば、なんでもよい。
<作用>
以上の構成を有するレンズ繰り出し装置において、通常撮影装置からマクロ撮影装置へレンズを繰り出す場合の作用について説明する。通常撮影装置においては、図4(a)に示すように、突出部41は第1凹部26aに係合している。次に、操作部22が操作されて繰り出しリング20が光軸周りに回転すると、カム面21とこれに当接する突起部13の作用により、繰り出しリング20が光軸前方側へ移動する。これにより、撮影レンズ50はマクロ位置に繰り出されていく。
操作部22の操作により、突出部41は第1凹部26aから離脱し、このときに根元部45が弾性変形する。突出部41が移動して第2凹部26bに係合した状態が図4(b)に示される。この状態では、繰り出しリング20は光軸前方側に繰り出されているため、押さえバネ40の変形量も図4(a)の場合よりも少し大きくなっている。
<効果>
以上のように、押さえバネ40を設けることで、撮影レンズ50の光軸方向のガタツキを防止し、各撮影位置における撮影レンズ50の回転方向の規制も行うことができる。すなわち、押さえバネ40の突出部41と、繰り出しリング20の凹部26との係合作用で規制を行うことができる。また、押さえバネ40によりカム面21と突起部13とを確実に当接させた状態とすることができる。また、1つの部品で光軸方向のガタツキの防止と回転方向の規制を同時に行うことができるので、部品点数を少なくしてコスト低減に寄与できると共に、装置の小型化に対しても有利となる。
さらに、ホルダ10と繰り出しリング20の間に、ガタツキを防止する部材を介在させないため、撮影レンズ50の後方の焦点位置を薄くすることができ、光軸方向の装置の厚さを薄くすることができる。
また、本発明に係るレンズ繰り出し装置を組み立てる際には、ホルダ10に対して繰り出しリング20を押さえバネ40を利用して結合することができるため、組立工程が簡素化するという利点も有している。
<別実施形態>
本実施形態では、ホルダ10に突起部13を設け、繰り出しリング20にカム面21を形成しているが、これを逆にして、ホルダ10にカム面を設け、繰り出しリング20に突起部を形成してもよい。
レンズ繰り出し装置を組み立てた状態の外観を示す斜視図 レンズ繰り出し装置の分解斜視図 レンズ繰り出し装置の縦断面図 レンズ押さえバネの動作を示す図
符号の説明
10 ホルダ
13 突起部
14 内周嵌合面
15 突出柱
16 位置決め用ボス
17 係合爪
20 レンズ繰り出しリング
21 カム面
22 操作部
24 外周嵌合面
25 フランジ部
26a 第1凹部
26b 第2凹部
30 レンズ枠
40 レンズ押さえバネ
41 突出部
42 係合孔
43 位置決め用孔
44 係合延出部
45 根元部
50 撮影レンズ

Claims (6)

  1. 支持体と、
    撮影レンズが保持されるレンズ枠と、
    この支持体の光軸前方側に配置され、レンズ枠が組み込まれるレンズ繰り出しリングと、
    支持体とレンズ繰り出しリングのいずれか一方に形成される繰り出し用カムと、
    支持体とレンズ繰り出しリングのいずれか他方に形成され、繰り出し用カムに当接するカム当接部と、
    レンズ繰り出しリングを第1位置から第2位置へ回転させることで、撮影レンズを所定位置に繰り出しさせるための操作部と、
    レンズ繰り出しリングを支持体に対して光軸方向に付勢すると共に、第1位置及び第2位置においてレンズ繰り出しリングの回転方向の規制を行う規制部が形成された付勢手段とを備えたことを特徴とするレンズ繰り出し装置。
  2. 前記付勢手段は、レンズ繰り出しリングの光軸前方側に配置され、
    支持体に設けられた位置決め部に嵌合する被位置決め部と、
    支持体に設けられた光軸方向の移動を規制する係合部と係合する被係合部と、
    前記規制部として、レンズ繰り出しリングを支持体の方向に付勢する弾性変形可能な少なくとも1つの突出部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ繰り出し装置。
  3. レンズ繰り出しリングには、第1位置と第2位置を規定するための第1凹部と第2凹部が形成され、前記突出部がこれら第1凹部と第2凹部に係合するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ繰り出し装置。
  4. 付勢手段は、光軸方向視でリング状に形成され、円周方向に沿って複数の突出部が形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズ繰り出し装置。
  5. 前記突出部は、2つの被位置決め部の間に形成され、突出部の両側が弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のレンズ繰り出し装置。
  6. レンズ繰り出しリングには、レンズ枠の外周に形成された雄ねじと螺合する雌ねじが一体形成され、両者を螺合操作することで、撮影レンズの焦点調節を可能にしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンズ繰り出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009009068A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd レンズ保持装置及びレンズ保持装置を備えた携帯機器
JP2009086044A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Toshiba Teli Corp マウント構造

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