JP2002279902A - プラズマディスプレイパネルの電極構造 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの電極構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの電極構造に関
し、放電領域内で電極を分岐させず、ほぼ一定の幅でバ
ス電極から張り出した枝電極により斜行放電ギャップを
形成することで、発光効率の向上を図る。 【解決手段】 一対の基板間の放電空間に、一対のバス
電極とそのバス電極からそれぞれ張り出した一対の枝電
極が形成された単位放電区画がマトリクス状に配置され
たプラズマディスプレイパネルの電極構造において、バ
ス電極を、単位放電区画の配列の行方向にまたがって延
ばし、枝電極を、幅がほぼ一定で、かつ単位放電区画内
の放電領域において一本のみで放電領域を横断し、一対
のバス電極からそれぞれ張り出した一対の枝電極によっ
て形成される放電ギャップが、単位放電区画の配列の列
方向に対して斜行する方向に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)の電極構造に関し、さらに詳しく
は、PDPのセル内の電極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】PDPのセル構造を、片側の基板に発光
のための表示電極(主電極)対が形成されている面放電
型のPDPを例に挙げて説明する。
【0003】図35は一般的なカラー表示用のAC型3
電極面放電形式のPDPを部分的に示す斜視図である。
この図に示すように、PDPは、前面側のパネルアッセ
ンブリと背面側のパネルアッセンブリから構成されてい
る。そして、前面側のパネルアッセンブリは、前面側の
ガラス基板11上に面放電用の一対の表示電極X,Yが
平行に配置され、その上にガラス材からなる誘電体層1
7が形成された構造となっている。誘電体層17上には
MgOのような保護膜が形成されている(図示していな
い)。表示電極X,Yは、それぞれITOなどからなる
透明電極12と金属からなるバス電極13で構成されて
いる。
【0004】また、背面側のパネルアッセンブリは、背
面側のガラス基板21上にアドレス電極(信号電極)A
が表示電極X,Yと交差する方向に平行に配置され、ア
ドレス電極Aとアドレス電極Aとの間には放電空間を仕
切る隔壁29が形成され、隔壁29間の溝内には赤、
緑、青の蛍光体層28R,28G,28Bが形成されて
いる。
【0005】そして、背面側のパネルアッセンブリと前
面側のパネルアッセンブリとが対向配置されて周辺が封
止され、放電空間に放電用のガスが封入された構造とな
っている。単位発光セルの放電空間は、一対の表示電極
X,Yとアドレス電極Aとの交差部に形成され、一対の
表示電極X,Y間が表示ラインとなる。1画素は横に並
んだR,G,Bの3つの単位放電区画(サブピクセル)
で構成される。したがって、このPDPでは、R,G,
Bの単位放電区画は直交格子状に配列されることにな
る。
【0006】なお、上記PDPの電極のうち、表示電極
X,Yは、主放電を発生させる電極であるので単に主電
極と呼ばれたり、PDPの発光を維持させる電極である
のでサスティン電極とも呼ばれたりする。本明細書にお
いては、説明の都合上、以後、透明電極12を枝電極と
して説明を行う。
【0007】図36は図35のPDPを平面状態でみた
場合の直交格子状配列における単位放電区画の並びを示
す説明図、図37は同じく図35のPDPを平面状態で
みた場合の単位放電区画と表示電極との位置関係を示す
説明図である。
【0008】図36に示すように、上述のPDPでは、
単位放電区画Kは長方形であり、直交格子状に配列され
る。ここで単位放電区画Kとは、平面的にみた(平面視
した)場合に個々の放電ギャップを区画する領域のこと
である。特殊な構造(例えばデルタ構造)のものも存在
するが、通常は一つの単位放電区画Kが、R,G,B色
別の最小発光単位(サブピクセル)に対応する。そし
て、R,G,Bの一組で正方形、または正方形に近い形
になるので、単位放電区画Kは縦長の長方形になる。
【0009】しかも、図37に示すように、通常は、行
方向に並ぶ放電領域を区画するために隔壁29が設けら
れているので、平面的にみた場合、単位放電区画内で放
電空間と重なる領域を放電領域と定義すると、1つの単
位放電区画に属する放電領域はさらに細長くなる。つま
り、1つの放電領域Hは、1つの単位放電区画Kから隔
壁29の領域を差し引いたものとなる。
【0010】平面的にみた場合、表示電極Xの枝電極1
2と表示電極Yの枝電極12とが向き合うスリットが放
電ギャップDとなる。なお、表示電極Yのバス電極13
と表示電極Xのバス電極13とが向き合う領域は、一般
的に逆(非放電)スリットと呼ばれる。
【0011】図38は図35のPDPを平面状態でみた
場合の電極構造を示す説明図である。図に示す隔壁29
の位置は非放電領域であり、上述したように、放電領域
Hは、単位放電区画Kから隔壁29の領域(非放電領
域)を差し引いたものとなっている。
【0012】このような電極構造である場合には、放電
ギャップDのギャップ長Lが短く、その放電ギャップ間
に放電が集中するので、その部分の保護膜の劣化が進み
やすいという問題があった。そのため、特開平9−23
1907号公報に記載のように、放電ギャップを単位放
電区画が並ぶ行方向に対して斜行させ、放電ギャップの
ギャップ長を長くすることが行われている。
【0013】図39は放電ギャップを単位放電区画に対
して斜行させた電極の一例を示す説明図、図40は同じ
く放電ギャップを斜行させた電極の他の例を示す説明図
である。
【0014】これらの図に示すように、既存の電極構造
としては、放電ギャップDのギャップ長Lを長くして、
保護膜の局部的な劣化を防止するようにしたものが知ら
れている。この他に、斜行放電ギャップ電極構造として
は、特開2000−195431号公報に記載されてい
るようなものも知られている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電極上の発
光強度は、放電ギャップに近い程大きいことが知られて
いる(例えば、T. Yoshioka, et al.,“Characterizati
on of Micro-Cell Discharge in AC-PDPs by Spatio-te
mporal Optical Emission and Laser Aabsorption Spec
troscopy”, Proc. of IDW'99, 603(1999)参照)。した
がって、放電領域内において放電ギャップから遠い所に
電極が形成されていると、その部分の発光強度が落ちる
ことになり、発光効率が低下する。
【0016】このため、図39で示した電極構造では、
バス電極13から枝電極12の伸びる方向に対して枝電
極12の幅を変化させて斜行放電ギャップDを形成して
いるので、幅の広い箇所で、放電ギャップDから遠い電
極部分が生じてしまう。
【0017】また、図40で示した電極構造では、枝電
極12が放電領域で分岐して斜行放電ギャップDを形成
しているので、分岐点から見れば、枝電極12のうちの
一方の枝が必ず放電ギャップDから遠ざかる方向に伸び
ることになり、前述と同様に放電ギャップDから遠い電
極部分が生じてしまう。
【0018】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、放電領域内で電極を分岐させず、ほぼ一定
の幅でバス電極から張り出した枝電極により斜行放電ギ
ャップを形成することで、放電ギャップから遠い電極部
分をなくして、その部分の発光強度の低下を防止し、発
光効率の向上を図ったプラズマディスプレイパネルの電
極構造を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の基板間
の放電空間に、一対のバス電極とそのバス電極からそれ
ぞれ張り出した一対の枝電極が形成された単位放電区画
がマトリクス状に配置されたプラズマディスプレイパネ
ルの電極構造であって、バス電極は、単位放電区画の配
列の行方向にまたがって延び、枝電極は、幅がほぼ一定
で、かつ単位放電区画内の放電領域において一本のみで
放電領域を横断し、一対のバス電極からそれぞれ張り出
した一対の枝電極によって形成される放電ギャップが、
単位放電区画の配列の列方向に対して斜行する方向に形
成されてなるプラズマディスプレイパネルの電極構造で
ある。
【0020】本発明によれば、枝電極は、幅がほぼ一定
で、かつ単位放電区画内の放電領域において一本のみで
放電領域を横断し、一対のバス電極からそれぞれ張り出
した一対の枝電極によって形成される放電ギャップが、
単位放電区画の配列の列方向に対して斜行する方向に形
成されているので、放電ギャップから遠い電極部分がな
くなり、その部分の発光強度の低下がないので、発光効
率を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を説明する。なお、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨の範囲内であれば種々
の変更が可能である。
【0022】本発明のPDPの電極構造は、マトリクス
表示方式のPDPであれば、DC型、AC型、面放電
型、対向放電型、2電極構造、3電極構造等、いずれの
PDPであっても適用可能である。
【0023】本発明において、一対の基板としては、ガ
ラス、石英、セラミック等の基板や、これらの基板上
に、電極、絶縁膜、誘電体層、保護膜等の所望の構成物
を形成した基板が含まれる。
【0024】本発明において、単位放電区画は、一対の
バス電極とそのバス電極からそれぞれ張り出した一対の
枝電極が形成された構成であり、この単位放電区画はマ
トリクス状に設けられている。単位放電区画とは、例え
ばカラー表示用のPDPであれば、平面的にみた(平面
視した)場合の、R,G,B色別の最小発光単位(サブ
ピクセル)の区画を意味する。カラー表示用のPDPの
場合、R,G,Bの一組で正方形、または正方形に近い
形になるので、単位放電区画は、通常、縦長の長方形に
なる。放電領域とは、単位放電区画から、非放電領域で
ある隔壁の領域を差し引いた領域を意味する。
【0025】バス電極は、単位放電区画の配列の行方向
にまたがって延びている。また、枝電極は、幅がほぼ一
定で、かつ単位放電区画内の放電領域において分岐がな
く、一対のバス電極からそれぞれ張り出した一対の枝電
極によって形成される放電ギャップが、単位放電区画の
配列の列方向に対して斜行する方向に形成されている。
【0026】これらのバス電極および枝電極は、当該分
野で公知の電極材料と形成方法をいずれも用いて形成す
ることができる。バス電極の材料としては、通常、金属
電極材料が用いられ、この金属電極材料としては、例え
ばCu、Cr、Au、Agなどが挙げられる。具体例と
しては、Cr/Cu/Crの3層構造の電極などが用い
られる。枝電極の材料としては、通常、透明電極材料が
用いられ、この透明電極材料としては、例えばITO、
SnO2 、ZnOなどが挙げられる。これらの電極は、
Ag、Auについては印刷法を用い、その他については
蒸着法、スパッタ法等の成膜法とエッチング法を組み合
わせることにより、所望の本数、厚さ、幅及び間隔で形
成することができる。
【0027】以下、本発明の電極構造の具体例を説明す
るが、以下では、本発明の電極構造をカラー表示用のA
C型3電極面放電形式のPDPに適用した例で説明す
る。
【0028】本発明の表示電極は、上述したように、基
本的には、金属電極材料で形成されたバス電極と透明電
極材料で形成された枝電極から構成されている。したが
って、この点においては図35〜図40で示した電極構
造と同じであるが、異なるのは枝電極の形状である。
【0029】実施形態1 図1は本発明の実施形態1の電極構造を示す説明図であ
る。本形態の表示電極X,Yは、バス電極13と、その
バス電極13から張り出した枝電極12から構成され
る。枝電極12は、一定の幅を持ち、直線的に単位放電
区画Kの行方向に対して斜めに張り出し、放電領域H内
において、幅がほぼ一定で、かつ単位放電区画内の放電
領域において一本のみで放電領域を横断した構造、つま
り、分岐および端部がない構造となっている。非放電領
域29は、平面視した場合に放電空間と重ならない領域
であり、隔壁が形成されている領域である。上述したよ
うに、放電領域Hは、単位放電区画Kから非放電領域2
9を除いた領域である。バス電極13はCr/Cu/C
rの3層構造の金属膜で、枝電極12はITO膜で、そ
れぞれ当該分野で公知の方法を用いて、前面側のガラス
基板に形成されている。
【0030】放電ギャップDは、対向し合うバス電極1
3どうしから、対向して張り出す枝電極対の主たる部分
により、画素の行方向に対して斜めに形成されている。
枝電極12は、全長にわたって放電ギャップDに接し、
かつ枝電極12の幅が突端部12aを除いて一定である
ので、バス電極13を除き、放電ギャップDより遠い部
分が存在しない。
【0031】また、枝電極12の突端部12aを非放電
領域29まで延ばして、放電ギャップDが放電領域Hを
完全に横断する構成となっているので、放電領域Hの面
積を有効に使うことができる。つまり、隔壁29と隔壁
29との間が狭くても、十分に長いギャップ長Lを確保
することができるので、PDPの一層の高精細化を図る
ことができる。また、電極上の誘電体層に設けられた保
護膜が局部的に劣化することもない。
【0032】図2はアドレス電極の構成を示す説明図で
ある。この図は、単位放電区画Kだけを示したものであ
る。この図に示すように、アドレス電極Aは、図35で
示したPDPと同様に、バス電極13に交差する方向に
延びている。アドレス電極Aは、バス電極13と同じ材
料で、当該分野で公知の方法を用いて形成されている。
【0033】図3はPDPの駆動回路の例を示す説明図
である。この図に示すように、画面Sの領域に表示電極
X,Yとアドレス電極Aが配置されている。駆動回路
は、表示電極Xが接続されたXドライバ1と、表示電極
Yが接続されたYドライバ2と、アドレス電極Aが接続
されたAドライバ(アドレスドライバ)3と、Xドライ
バ1、Yドライバ2、Aドライバ3を制御する制御回路
4から構成されている。Yドライバ2は、スキャン電圧
印加用のスキャンドライバと、維持電圧印加用の共通ド
ライバを有している。Xドライバ1は維持電圧印加用の
共通ドライバのみを有している。
【0034】図4は表示電極X,Yとアドレス電極Aと
の放電の状態を示す説明図である。PDPの駆動は、次
のようにして行う。まず、表示電極Yをスキャン電極と
して用いて順次スキャン電圧を印加してゆき、その間に
所望のアドレス電極Aに電圧を印加して、アドレス電極
Aと表示電極Yの枝電極12との間でアドレス放電CA
を発生させ、これにより点灯すべきセルを選択する。次
に、表示電極X,Y間に維持電圧を印加し、表示電極Y
の誘電体層上に形成された壁電荷を利用して、表示電極
Xの枝電極12と表示電極Yの枝電極12との間で維持
放電Csを発生させ、この放電を輝度に応じた回数だけ
維持させることにより、画面の表示を行う。
【0035】図5は駆動シーケンスの一例を示す説明図
である。本PDPでは、表示期間とアドレス期間を分離
した、通常、アドレス−表示分離型サブフィールド法と
呼ばれる階調駆動法で表示を行う。この階調駆動法で
は、1フレーム(1フレームが複数のフィールドで構成
される場合には1フィールド、以後1フィールドとい
う)を輝度に重み付けをした複数のサブフィールドsf
1 ,sf2 ,─,sfn で構成し、表示の輝度に応じた
サブフィールドの期間だけセルを点灯させるようにして
いる。
【0036】各サブフィールドsfn では、全てのセル
の壁電荷の状態を初期化するリセット期間TR、どのセ
ルを点灯させるか選択するアドレス期間TA、選択され
たセルを輝度に応じた回数だけ点灯させるサスティン期
間TSを設定している。
【0037】図6は駆動電圧波形の一例を示す図であ
る。リセット期間TRでは、全てのセルに消去パルスP
rを印加して、リセット放電を発生させ、全てのセルの
電荷を消去する。アドレス期間TAでは、スキャンパル
スPyを順次印加し、その間に所望のアドレス電極Aに
アドレスパルスPaを印加して、点灯すべきセルのみに
アドレス放電を発生させ、点灯すべきセルに電荷を形成
する。サスティン期間TSでは、表示電極Xと表示電極
Yに交互にサスティンパルスPsを印加して、サスティ
ン放電を発生させ、セルの点灯を維持する。
【0038】アドレス期間TAの放電では、Y電極を共
通陰極として、3電極間の放電が発生するため、初期化
放電では、XY電極間の放電の他、対向間(AY電極
間、AX電極間)の放電も発生させて、壁電荷の初期化
を行う。
【0039】なお、点灯セルの選択方式(アドレス方
式)には、全てのセルの電荷を消去して、点灯すべきセ
ルに電荷を形成する書き込みアドレス方式と、全てのセ
ルに電荷を形成して、点灯しないセルの電荷を消去する
消去アドレス方式があり、図6では書き込みアドレス方
式の駆動波形を示したが、いずれのアドレス方式を用い
てもよい。
【0040】実施形態1の第1変形例 図7は実施形態1の第1変形例を示す説明図である。本
形態の表示電極X,Yは、バス電極13から斜めに張り
出した枝電極12が、行方向に隣り合う他の単位放電区
画Kから張り出した枝電極12と連結された構造となっ
ている。このような構造であれば、枝電極12が2箇所
でバス電極13と連結されることになるので、枝電極1
2が断線しても電流の迂回路が存在することになり、信
頼性が向上する。
【0041】実施形態1の第2変形例 図8は実施形態1の第2変形例を示す説明図である。本
形態の表示電極X,Yは、非放電領域29内で枝電極1
2が分岐して、分岐部12bが形成され、この分岐部1
2bが非放電領域29のみを経由してバス電極13に連
結された構造となっている。非放電領域29内に分岐部
12bが延びても、放電領域H内に放電ギャップDから
遠い部分が生じることにはならない。このような構造で
あれば、枝電極12とバス電極13との連結箇所が増
え、より信頼性が増加する。非放電領域29内において
は、分岐部12bを金属膜で形成した方が、電気抵抗が
低下して有利である。
【0042】実施形態2 図9は実施形態2の電極構造を示す説明図である。本形
態の表示電極X,Yは、枝電極12の、バス電極13か
ら張り出した位置が、非放電領域29内に設けられた構
造となっている。通常、バス電極13は金属膜で形成さ
れるので、発光が遮蔽され、バス電極13上での放電は
無駄になるが、このような電極構造であれば、バス電極
13が放電ギャップDから遠ざかり、放電ギャップD近
傍の放電を有効に使うことができる。また、この例に限
らないが、無駄になるバス電極13上の放電強度を弱め
るため、バス電極13上の誘電体層を厚くするとか、バ
ス電極13の位置に隔壁を形成し、放電領域H内のバス
電極13の占める面積を低減するという手法を組み合わ
せてもよい。
【0043】実施形態3 図10は実施形態3の電極構造を示す説明図である。本
形態の表示電極X,Yは、枝電極12が直線状でなく、
曲線状(円弧状)の構成となっている。図1で示した電
極構造では、枝電極12の突端部12aは、隔壁29と
重なるか、近傍まで伸びる。したがって、この枝電極の
突端部12a部分と対向するバス電極13間に隔壁29
が介在することになり、枝電極12と対向バス電極13
間の距離が短いと、これらの間に線間容量が増加し、無
効電力が増加する。しかし、本例の電極構造であれば、
この枝電極の突端部12a部分と対向するバス電極13
との距離を長くすることができるので、無効電力を低減
させることができる。
【0044】実施形態3の変形例 図11は実施形態3の変形例を示す説明図である。本形
態の表示電極X,Yは、曲線状の枝電極12が、行方向
に隣り合う他の単位放電区画Kから張り出した枝電極1
2と連結された構造となっている。このような構造であ
れば、枝電極12が2箇所でバス電極13と連結される
ことになるので、枝電極12が断線しても電流の迂回路
が存在することになり、信頼性が向上する。この電極構
造の場合、実施形態1の第2変形例と同じように、非放
電領域29内で枝電極12を分岐させ、分岐の枝を非放
電領域29を経由させてバス電極13に連結した構造と
してもよい。
【0045】実施形態4 図12および図13は実施形態4の電極構造を示す説明
図である。本形態の表示電極X,Yは、バス電極13
が、列方向に隣接する2つのセルで共有される構造とな
っている。このような構造の電極でも、本発明の技術は
適用可能である。この電極構造の場合、列方向に隣接す
るセルにおいて、枝電極12の伸びる方向の関係は、図
12と図13に示すように2種類ある。図12の電極構
造はバス電極13に対して線対称であり、図13の電極
構造はバス電極13のライン毎に同じ構造である。
【0046】実施形態4の変形例 図14および図15は実施形態4の変形例を示す説明図
である。本形態の表示電極X,Yは、バス電極13から
斜めに張り出した枝電極12が、行方向に隣り合う他の
単位放電区画Kから張り出した枝電極12と連結された
構造となっている。この電極構造の場合、列方向に隣接
するセルにおいて、枝電極12の伸びる方向の関係は、
図14と図15に示すように2種類ある。この関係は図
12と図13の関係と同じである。また、この電極構造
の場合、実施形態1の第2変形例と同じように、非放電
領域29内で枝電極12を分岐させ、分岐の枝を非放電
領域29を経由させてバス電極13に連結した構造とし
てもよい。
【0047】実施形態5 図16および図17は実施形態5の電極構造を示す説明
図である。本形態の表示電極X,Yは、枝電極12が曲
線状の構成となっており、しかもバス電極13から斜め
に張り出した枝電極12が、行方向に隣り合う他の単位
放電区画Kから張り出した枝電極12と連結された構造
となっている。この電極構造の場合、列方向に隣接する
セルにおいて、枝電極12の伸びる方向の関係は、図1
6と図17に示すように2種類ある。この関係は図12
と図13の関係と同じである。また、この電極構造の場
合、実施形態1の第2変形例と同じように、非放電領域
29内で枝電極12を分岐させ、分岐の枝を非放電領域
29を経由させてバス電極13に連結した構造としても
よい。
【0048】図18は直交格子状の非放電領域(隔壁)
の第1例を示す説明図、図19は第2例を示す説明図で
ある。これらの図は、行方向を区画する隔壁と列方向を
区画する隔壁との両方が存在し、直交格子状の非放電領
域となっている場合の例を示している。このように、行
方向を区画する隔壁と列方向を区画する隔壁とが存在す
る場合、図18に示すような放電領域Hが設定される場
合と、図19に示すような放電領域Hが設定される場合
がある。
【0049】実施形態6 図20および図21は実施形態6の電極構造を示す説明
図である。図20の形態は、放電領域Hが直交格子状の
第1例の非放電領域29で囲まれた例を示しており、図
21の形態は、放電領域Hが直交格子状の第2例の非放
電領域29で囲まれた例を示している。本形態の表示電
極X,Yは、図1の実施形態1の電極構造と同じであ
り、この電極構造が、図18および図19の直交格子状
の放電領域Hでそれぞれ囲まれた構成となっている。
【0050】実施形態6の変形例 図22および図23は実施形態6の変形例を示す説明図
である。本形態の表示電極X,Yは、実施形態6の電極
形状に加えて、バス電極13から斜めに張り出した枝電
極12が、行方向に隣り合う他の単位放電区画Kから張
り出した枝電極12と連結された構造となっている。こ
の電極構造の場合、実施形態1の第2変形例と同じよう
に、非放電領域29内で枝電極12を分岐させ、分岐の
枝を非放電領域29を経由させてバス電極13に連結し
た構造としてもよい。
【0051】実施形態7 図24および図25は実施形態7の電極構造を示す説明
図である。図24の形態は、放電領域Hが直交格子状の
第1例の非放電領域29で囲まれた例を示しており、図
25の形態は、放電領域Hが直交格子状の第2例の非放
電領域29で囲まれた例を示している。本形態の表示電
極X,Yは、枝電極12が曲線状の構成となっており、
しかもバス電極13から斜めに張り出した枝電極12
が、行方向に隣り合う他の単位放電区画Kから張り出し
た枝電極12と連結された構造となっている。この電極
構造の場合も、実施形態1の第2変形例と同じように、
非放電領域29内で枝電極12を分岐させ、分岐の枝を
非放電領域29を経由させてバス電極13に連結した構
造としてもよい。
【0052】実施形態8 図26は実施形態8の電極構造を示す説明図である。本
形態は、放電領域Hが直交格子状の第1例の非放電領域
29で囲まれ、バス電極13が、列方向に隣接する2つ
のセルで共有される構造となっている。本形態の表示電
極X,Yは、バス電極13から斜めに張り出した枝電極
12が、行方向に隣り合う他の単位放電区画Kから張り
出した枝電極12と連結された構造となっている。この
電極構造の場合、図12の実施形態4と同様に、この連
結部分を設けなくてもよい。また、実施形態1の第2変
形例と同じように、非放電領域29内で枝電極12を分
岐させ、分岐の枝を非放電領域29を経由させてバス電
極13に連結した構造としてもよい。この電極構造の場
合、列方向に隣接するセルにおいて、枝電極12の伸び
る方向の関係は、実施形態4で示したように、図14と
図15の2種類ある。
【0053】実施形態9 図27は実施形態9の電極構造を示す説明図である。本
形態も、放電領域Hが直交格子状の第1例の非放電領域
29で囲まれ、バス電極13が、列方向に隣接する2つ
のセルで共有される構造となっている。本形態の表示電
極X,Yは、曲線状の枝電極12が、行方向に隣り合う
他の単位放電区画Kから張り出した枝電極12と連結さ
れた構造となっている。
【0054】この電極構造の場合、連結部分を設けなく
てもよい。また、実施形態1の第2変形例と同じよう
に、非放電領域29内で枝電極12を分岐させ、分岐の
枝を非放電領域29を経由させてバス電極13に連結し
た構造としてもよい。この電極構造の場合、列方向に隣
接するセルにおいて、枝電極12の伸びる方向の関係
は、実施形態5で示したように、図16と図17の2種
類ある。実施形態10
【0055】図28は実施形態10の電極構造を示す説
明図である。本形態の表示電極X,Yは、単位放電区画
K内において、バス電極13を山型にした構成となって
いる。すなわち、バス電極13が、バス電極13伸びる
方向と放電ギャップDの伸びる方向とのなす角度が小さ
くなるように、行方向に対して斜行した電極構造となっ
ている。この形状は、主たる方向が上記のようであれ
ば、単位放電区画Kの境界近傍でバス電極13に屈曲部
があってもよい。このような構造であっても、放電ギャ
ップDからバス電極13を遠ざけるという効果が得られ
る。
【0056】この電極構造の場合、非放電領域の部分で
枝電極12を連結してもよい。また、この連結部から枝
電極12を分岐させ、分岐の枝を非放電領域を経由させ
てバス電極13に連結した構造としてもよい。さらに、
枝電極12が曲線状(円弧状)であってもよい。
【0057】実施形態11 図29は実施形態11の電極構造を示す説明図である。
本形態の表示電極X,Yは、バス電極13が、列方向に
隣接する2つのセルで共有される構造となっている。バ
ス電極13が山型なった構成に関しては、先の実施形態
10と同じであり、同様の効果が得られる。
【0058】以上については、表示電極X,Yの電極構
造について説明したが、次にアドレス電極Aの電極構造
について説明する。図30はアドレス電極の第1変形例
を示す説明図である。本例のアドレス電極Aは、表示電
極X,Yの枝電極12の形状に合わせてアドレス電極A
にアドレス枝電極Aaを設けた構成となっている。つま
り、アドレス電極Aから、放電ギャップDを含んで枝電
極12の伸びる方向にアドレス枝電極Aaが伸びる構造
である。アドレス電極Aとアドレス枝電極Aaは金属薄
膜で形成されている。このアドレス電極の構造であれ
ば、図2で示したアドレス電極の構造よりも、対向間で
電極の向かい合う面積が大きくなり、リセット期間での
対向放電の信頼性が向上するという効果がある。
【0059】このアドレス電極構造の場合、隣接するア
ドレス電極間との線間容量が増加するので、アドレス枝
電極Aaは適当な長さにしておく。PDPの製造工程に
おいては、通常、前面側と背面側の2枚の基板の位置決
めには誤差が伴うので、アドレス枝電極Aaの幅を、平
面視した場合に枝電極12の側辺で決まる幅よりも広げ
ておいてもよい。さらに、プロセス上の誤差もあるの
で、アドレス枝電極Aaの伸びる方向は枝電極12の伸
びる方向に完全に一致していなくてもよい。
【0060】図31はアドレス電極の第2変形例を示す
説明図である。本例のアドレス電極Aは、図30の第1
変形例のアドレス枝電極Aaの部分の、放電ギャップD
の部分を取り除いて、アドレス枝電極Abとアドレス枝
電極Acのように分離させた構成となっている。
【0061】このアドレス電極の構造であれば、放電ギ
ャップDの部分に不要な電荷が蓄積されることがないの
で、対向放電の信頼性を損ねることなく、隣接するアド
レス電極間との線間容量を低減することができる。
【0062】図32はアドレス電極の第3変形例を示す
説明図である。本例のアドレス電極Aは、図31の第2
変形例のアドレス枝電極Abとアドレス枝電極Acの部
分に加えて、平面的にみた場合、バス電極13と重なる
位置にアドレス枝電極Adを設けた構成となっている。
つまり、枝電極12と対向する位置に加えて、バス電極
13と対向する位置に、バス電極13の伸びる方向にア
ドレス枝電極アドレス枝電極Adが伸びる構造である。
このアドレス電極の構造であれば、バス電極13上にも
壁電荷が蓄積されるので、セルの初期化の信頼性が向上
する。
【0063】図33はアドレス電極の第4変形例を示す
説明図である。本例のアドレス電極Aは、図32の第3
変形例のアドレス枝電極Aの迂回路ができる部分を取り
除いた構成となっている。つまり、アドレス枝電極どう
しが先端部で連結する場合に、電流の迂回路がある部分
で、バス電極13および枝電極12と対向しない部分の
アドレス電極Aを取り去った構造となっている。このア
ドレス電極の構造であれば、アドレス電極Aの面積を減
らすことができ、隣接するアドレス電極間との線間容量
を低減することができる。
【0064】図34はアドレス電極の第5変形例を示す
説明図である。本例のアドレス電極Aは、表示電極X,
Yの枝電極12が曲線状である場合に、図32の第3変
形例のアドレス電極構造を、枝電極12の形状に合わせ
て適用させた構成となっている。このように、枝電極1
2が曲線状になっていても、曲線状のアドレス枝電極A
eおよびアドレス枝電極Afを設ければよい。
【0065】このようにして、放電領域内で枝電極に分
岐および端部を形成せず、ほぼ一定の幅でバス電極から
張り出した枝電極により斜行放電ギャップを形成するこ
とにより、放電ギャップから遠い電極部分をなくして、
その部分の発光強度の低下を防止し、発光効率の向上を
図ることができる。
【0066】なお、上記の実施形態においては、PDP
の画素配列に関し、主として直交格子状配列の画素につ
いて説明したが、デルタ等の異なる配列であっても、単
位放電区画がほぼ矩形であれば、本発明の電極構造を適
用することが可能である。また、単位放電区画と最小発
光単位との対応は1対1に限定されない。さらに、バス
電極と枝電極、アドレス電極の材料は例示したものに限
定されない。また、上記した各実施形態の要素を組み合
わせてもよいことは、いうまでもない。
【0067】
【発明の効果】本発明により、信頼性が高く、発光効率
の高いプラズマディスプレイパネルが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の電極構造を示す説明図で
ある。
【図2】実施形態1のアドレス電極の構成を示す説明図
である。
【図3】実施形態1のPDPの駆動回路の例を示す説明
図である。
【図4】実施形態1の表示電極とアドレス電極との放電
の状態を示す説明図である。
【図5】実施形態1の駆動シーケンスの一例を示す説明
図である。
【図6】実施形態1の駆動電圧波形の一例を示す図であ
る。
【図7】実施形態1の第1変形例を示す説明図である。
【図8】実施形態1の第2変形例を示す説明図である。
【図9】実施形態2の電極構造を示す説明図である。
【図10】実施形態3の電極構造を示す説明図である。
【図11】実施形態3の変形例を示す説明図である。
【図12】実施形態4の電極構造を示す説明図である。
【図13】実施形態4の電極構造を示す説明図である。
【図14】実施形態4の変形例を示す説明図である。
【図15】実施形態4の変形例を示す説明図である。
【図16】実施形態5の電極構造を示す説明図である。
【図17】実施形態5の電極構造を示す説明図である。
【図18】直交格子状の非放電領域の第1例を示す説明
図である。
【図19】直交格子状の非放電領域の第2例を示す説明
図である。
【図20】実施形態6の電極構造を示す説明図である。
【図21】実施形態6の電極構造を示す説明図である。
【図22】実施形態6の変形例を示す説明図である。
【図23】実施形態6の変形例を示す説明図である。
【図24】実施形態7の電極構造を示す説明図である。
【図25】実施形態7の電極構造を示す説明図である。
【図26】実施形態8の電極構造を示す説明図である。
【図27】実施形態9の電極構造を示す説明図である。
【図28】実施形態10の電極構造を示す説明図であ
る。
【図29】実施形態11の電極構造を示す説明図であ
る。
【図30】アドレス電極の第1変形例を示す説明図であ
る。
【図31】アドレス電極の第2変形例を示す説明図であ
る。
【図32】アドレス電極の第3変形例を示す説明図であ
る。
【図33】アドレス電極の第4変形例を示す説明図であ
る。
【図34】アドレス電極の第5変形例を示す説明図であ
る。
【図35】従来の一般的なカラー表示用のAC型3電極
面放電形式のPDPを部分的に示す斜視図である。
【図36】図35のPDPを平面状態でみた場合の直交
格子状配列における単位放電区画の並びを示す説明図で
ある。
【図37】図35のPDPを平面状態でみた場合の単位
放電区画と表示電極との位置関係を示す説明図である。
【図38】図35のPDPを平面状態でみた場合の電極
構造を示す説明図である。
【図39】従来の放電ギャップを単位放電区画に対して
斜行させた電極の一例を示す説明図である。
【図40】従来の放電ギャップを単位放電区画に対して
斜行させた電極の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 Xドライバ 2 Yドライバ 3 アドレスドライバ 4 制御回路 11 前面側のガラス基板 12 枝電極 12a 枝電極の突端部 12b 枝電極の分岐部 13 バス電極 17 誘電体層 21 背面側のガラス基板 28R,28G,28B 蛍光体層 29 非放電領域 A アドレス電極 Aa,Ab,Ac,Ad,Ae,Af アドレス枝電極 D 放電ギャップ H 放電領域 K 単位放電区画 L ギャップ長 S 画面 X,Y 表示電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板間の放電空間に、一対のバス
    電極とそのバス電極からそれぞれ張り出した一対の枝電
    極が形成された単位放電区画がマトリクス状に配置され
    たプラズマディスプレイパネルの電極構造であって、 バス電極は、単位放電区画の配列の行方向にまたがって
    延び、 枝電極は、幅がほぼ一定で、かつ単位放電区画内の放電
    領域において一本のみで放電領域を横断し、 一対のバス電極からそれぞれ張り出した一対の枝電極に
    よって形成される放電ギャップが、単位放電区画の配列
    の列方向に対して斜行する方向に形成されてなるプラズ
    マディスプレイパネルの電極構造。
  2. 【請求項2】 単位放電区画が矩形の形状を有し、放電
    ギャップが矩形の単位放電区画の対角線の方向に配置さ
    れてなる請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの
    電極構造。
  3. 【請求項3】 枝電極が、隣接する単位区画内の枝電極
    と連結されてなる請求項1または2記載のプラズマディ
    スプレイパネルの電極構造。
  4. 【請求項4】 枝電極が、非放電領域を経由してバス電
    極と連結されてなる請求項1から3のいずれか1つに記
    載のプラズマディスプレイパネルの電極構造。
  5. 【請求項5】 枝電極が曲線状である請求項1から4の
    いずれか1つに記載のプラズマディスプレイパネルの電
    極構造。
  6. 【請求項6】 バス電極が、列方向に隣接する単位放電
    区画において共有されてなる請求項1から5のいずれか
    1つに記載のプラズマディスプレイパネルの電極構造。
  7. 【請求項7】 単位放電区画を行方向に区画する隔壁が
    形成されてなる請求項1から6のいずれか1つに記載の
    プラズマディスプレイパネルの電極構造。
  8. 【請求項8】 単位放電区画内で列方向に延び、点灯す
    べきセルを選択するための信号電極をさらに備えてなる
    請求項1から7のいずれか1つに記載のプラズマディス
    プレイパネルの電極構造。
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