JP2002279599A - 走行支援装置 - Google Patents

走行支援装置

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JP2002279599A
JP2002279599A JP2001083078A JP2001083078A JP2002279599A JP 2002279599 A JP2002279599 A JP 2002279599A JP 2001083078 A JP2001083078 A JP 2001083078A JP 2001083078 A JP2001083078 A JP 2001083078A JP 2002279599 A JP2002279599 A JP 2002279599A
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acceleration
vehicles
steering
support device
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JP2001083078A
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English (en)
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Katsuhiko Iwasaki
克彦 岩▲崎▼
Jiyun Sakukawa
純 佐久川
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な車線変更が行える走行支援装置を提供
すること。 【解決手段】 隣りの車線を走行する二台の車両B、C
の間に割り込んで車線変更するときに車線変更を行う車
両Aの運転者の運転操作を支援する走行支援装置であっ
て、二台の車両B、Cのうち車速の速い車両を基準とし
て車両Aの車速が調整されるように加減速操作を支援す
る。これにより、車両Aの車線変更が他車B、Cの進路
妨害となり、車線変更する車両Aの車速が過度に低下す
ることを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転操作を
支援する走行支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の運転操作を支援する装置と
して、特開平9−301210号公報に記載されるよう
に、車両を自動走行させる装置であって、車両の操舵を
制御し車線変更を行う走行制御装置が知られている。こ
の走行制御装置は、道路上の車線を区画する白線を認識
してレーン追従制御により自動走行を行い、側方危険度
が前方危険度より低いときにサイン・コサインの時間関
数として操舵角を制御する一周期サイン操舵制御を行
い、車線変更を円滑かつ安定して実行しようとするもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この走
行制御装置にあっては、車両が適切な車線変更を行えな
いおそれがある。例えば、車両が車線変更する際、車線
変更しようとする車線に他の車両が連なって走行してい
る場合がある。このような場合、他の車両の間に割り込
んで車線変更しなければならない。その際、単に、他の
車両の間に割り込んで車線変更すると、車線変更時の車
速や車線変更位置などが不適切となり、適切な車線変更
が行えないおそれがある。
【0004】そこで本発明は、このような問題点を解決
するためになされたものであって、適切な車線変更が行
える走行支援装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
走行支援装置は、隣りの車線を走行する二台の車両の間
に割り込んで車線変更するときに、車線変更を行う車両
の運転者の運転操作を支援する走行支援装置であって、
二台の車両のうち車速の速い車両を基準として車線変更
を行う車両の車速が調整されるように、加減速操作を支
援する加減速支援手段を備えたことを特徴とする。
【0006】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速支援手段が二台の車両のうち車速の速い車両を基
準として車両の加減速制御を行う車速制御手段であるこ
とを特徴とする。
【0007】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速支援手段が二台の車両のうち車速の速い車両を基
準として運転者に対し加減速の操作指示を行う加減速操
作指示手段であることを特徴とする。
【0008】これらの発明によれば、車線変更先の二台
の車両のうち車速の速い車両を基準として自車の車速が
調整されるため、自車の車線変更が他車の進路妨害とな
り、自車の車速が過度に低下することを防止することが
できる。
【0009】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
車速制御手段が車線変更を行う車両が二台の車両のうち
車速の速い車両から所定距離隔てた所定位置に来るよう
に加減速制御を行うことを特徴とする。
【0010】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
車速制御手段が二台の車両の車間距離が所定距離の二倍
以下であるときに、車線変更を行う車両が二台の車両の
間の中間位置に来るように加減速制御を行うことを特徴
とする。
【0011】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速操作指示手段が車線変更を行う車両が二台の車両
のうち車速の速い車両から所定距離隔てた所定位置に来
るように運転者に対し加減速の操作指示を行うことを特
徴とする。
【0012】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速操作指示手段が二台の車両の車間距離が所定距離
の二倍以下であるときに、車線変更を行う車両が二台の
車両の間の中間位置に来るように運転者に対し加減速の
操作指示を行うことを特徴とする。
【0013】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速操作指示手段が運転者に対し視覚を通じて加減速
の操作指示を与えるものであることを特徴とする。
【0014】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速操作指示手段が運転者に対し聴覚を通じて加減速
の操作指示を与えるものであることを特徴とする。
【0015】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
加減速操作指示手段が運転者に対し触覚を通じて加減速
の操作指示を与えるものであることを特徴とする。
【0016】これらの発明によれば、車線変更する車両
が速い車両に追従するため、他車に対し必要以上に車間
が広く空くことを防止できる。このため、車線変更が円
滑に行え、道路交通の円滑化が図れる。
【0017】また本発明に係る走行支援装置は、隣りの
車線を走行する二台の車両の間に割り込んで車線変更す
るときに、車線変更を行う車両の運転者の運転操作を支
援する走行支援装置であって、二台の車両の車間が狭い
ほど車線変更のための操舵速度が遅くなるように操舵支
援する操舵支援手段を備えたことを特徴とする。
【0018】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
操舵支援手段が二台の車両の車間が狭いほど車線変更の
ための操舵速度が遅くなるように車両の操舵制御を行う
操舵制御手段であることを特徴とする。
【0019】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
操舵支援手段が二台の車両の車間が狭いほど車線変更の
ための操舵速度が遅くなるように運転者に対し操舵の操
作指示を行う操舵操作指示手段であることを特徴とす
る。
【0020】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
操舵操作指示手段が運転者に対し視覚を通じて操舵の操
作指示を与えるものであることを特徴とする。
【0021】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
操舵操作指示手段が運転者に対し聴覚を通じて操舵の操
作指示を与えるものであることを特徴とする。
【0022】また本発明に係る走行支援装置は、前述の
操舵操作指示手段が運転者に対し触覚を通じて操舵の操
作指示を与えるものであることを特徴とする。
【0023】これらの発明によれば、割り込もうとする
二台の車両の車間が狭いほど車線変更のための操舵速度
が遅くなるように操舵速度が調整される。従って、車線
変更後に後続車となる他車に対して余裕を持って車線変
更を認知させることができ、円滑な車線変更が可能とな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の種々の実施形態について説明する。尚、各図において
同一要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略す
る。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一
致していない。
【0025】(第一実施形態)図1に本実施形態に係る
走行支援装置の構成図を示す。
【0026】図1に示すように、本実施形態に係る走行
支援装置1は、車両に搭載され、そ車両を運転する運転
者の運転操作の支援を行う装置である。走行支援装置1
は、電子制御装置であるECU2を備えている。ECU
2は、装置全体の制御を行うものであり、例えばCP
U、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路、電
源回路などにより構成され、走行支援制御ルーチンを含
む各種の制御ルーチンが記憶されている。
【0027】走行支援装置1には、車速センサ3が設け
られている。車速センサ3は、運転者が運転する自車両
の速度を検出する自車速検出手段であり、例えば車輪速
センサが用いられる。車速センサ3は、ECU2に接続
されており、ECU2に出力信号を出力する。ECU2
では、車速センサ3の出力信号に基づいて自車両の速
度、即ち車速VAを算出する。
【0028】なお、自車両の車速VAを検出する自車速
検出手段としては、車速センサ3のほか、自車両の位置
データを微分処理して自車速VAを演算するものであっ
てもよい。
【0029】走行支援装置1には、車両検出センサ4が
設けられている。車両検出センサ4は、自車両以外の他
の車両について、自車両に対する相対位置及び相対速度
を取得するための他車情報検出手段であり、例えばカメ
ラ、レーザ式レーダ、電波式レーダなどが用いられる。
車両検出センサ4として、カメラを用いた場合には、他
の車両を撮影した画像データに基づいて自車両に対する
相対位置、相対距離が演算される。そして、その相対位
置を微分処理することにより自車両に対する相対速度が
演算される。
【0030】また、レーザ式レーダを用いた場合には、
レーダの出力信号に基づいて他の車両までの相対距離が
算出される。そして、その相対距離に基づいて他の車両
の相対位置が演算され、その相対位置を微分処理するこ
とにより自車両に対する相対速度が演算される。
【0031】更に、電波式レーダを用いた場合には、レ
ーダの出力信号に基づいて他の車両の相対速度が算出さ
れる。そして、その相対速度を積分処理することによ
り、他の車両の相対距離及び相対位置が演算される。
【0032】なお、他車情報検出手段としては、自車両
に対する他の車両の相対位置及び相対速度が演算等によ
り取得できるものであれば、カメラ、レーザ式レーダ、
電波式レーダ以外のものであってもよい。
【0033】走行支援装置1には、HMI(ヒューマン
・マシン・インターフェース)5が設けられている。H
MI5としては、運転者などの装置使用者の操作入力に
用いられるスイッチ等や装置1の出力に用いられるLE
D、LCD、スピーカ等が該当する。
【0034】また、走行支援装置1には、HMI5の一
部として、支援スイッチ5aが設けられている。支援ス
イッチ5aは、車線変更する際の運転支援モードを開始
させ又は解除させるためのスイッチである。支援スイッ
チ5aがオンされることにより、車線変更支援開始条件
が成立し、車両が車線変更の運転操作の支援モードとな
る。また、支援スイッチ5aがオフされることにより、
車線変更支援解除条件が成立し、車両が車線変更の運転
操作の支援モードが解除される。
【0035】なお、車線変更支援開始条件は、支援スイ
ッチ5aがオンされる場合のほか、ウインカ操作、運転
者の音声入力などその他の操作、指示又は車両搭載機器
の作動等であってもよい。また、車線変更支援解除条件
は、支援スイッチ5aがオフされる場合のほか、ウイン
カのオフ、運転者の音声入力などその他の操作、指示又
は車両搭載機器の作動等であってもよい。
【0036】ECU2には、駆動制御部6が接続されて
いる。駆動制御部6は、車両の走行駆動力を制御する駆
動制御手段であり、ECU2の制御信号を受けて電子ス
ルットルなどを作動させ車両の駆動制御を行う。駆動制
御部6としては、例えば車両に搭載される駆動制御EC
Uが用いられる。
【0037】ECU2には、制動制御部7が接続されて
いる。制動制御部7は、車両の制動量を制御する制動制
御手段であり、ECU2の制御信号を受けて制動用アク
チュエータなどを作動させて車両の制動制御を行う。制
動制御部7としては、例えば車両に搭載される制動制御
ECUが用いられる。
【0038】ECU2には、操舵制御部8が接続されて
いる。操舵制御部8は、車両の操舵量を制御する操舵制
御手段であり、ECU2の制御信号を受けて操舵用アク
チュエータなどを作動させて車両の操舵制御を行う。操
舵制御部8としては、例えば車両に搭載される操舵制御
ECUが用いられる。
【0039】次に、本実施形態に係る走行支援装置の動
作について説明する。
【0040】図2は、本実施形態に係る走行支援装置1
による車線変更の運転支援における自車両及び他の車両
との関係図である。図3は、走行支援装置1における車
線変更処理のフローチャートである。
【0041】図2に示すように、走行支援装置1は、複
数の車線(走行レーン)を有する道路10を走行する車
両Aが他の車線を走行する他の車両B、Cの間に割り込
んで車線変更する場合に、車両Aの運転者の運転操作を
支援する。ここで、車両Aの車速をVA、車両Bの車速
をVB、車両Cの車速をVC、車両Aに対する車両Bの相
対速度をVAB、車両Aに対する車両Cの相対速度をVA
C、車両Bに対する車両Cの相対速度をVBC、車両Aと
車両Bとの距離をLAB、車両Aと車両Cとの距離をLA
C、車両Bと車両Cとの距離をLBCとする。また、車両
Bは、車両Cの前方を走行している。
【0042】図3に示すように、S10にて、車線変更
支援開始条件が成立したか否かが判断される。車線変更
支援開始条件の成立は、支援スイッチ5aがオンされて
いるか否かに基づいて判断される。支援スイッチ5aが
オンされ、車線変更支援開始条件が成立したと判断され
たときには、S12に移行する。一方、支援スイッチ5
aがオンされておらず、車線変更支援開始条件が成立し
ていないと判断されたときには、制御処理を終了する。
【0043】S12では、車両距離検出が行われる。車
両の距離検出は、レーダやカメラなどの車両検出センサ
4の出力信号に基づいて行われる。この車両距離検出に
より、車両Aと車両Bとの距離LAB、車両Aと車両Cと
の距離LACが検出される。
【0044】次いで、S14に移行し、車両Aに対する
車両B、Cの相対速度VAB、VACの検出がそれぞれ行わ
れる。相対速度VAB、VACは、S12にて検出した距離
LAB、LACの微分処理により算出される。
【0045】なお、S14の相対速度VAB、VACの検出
は、車両検出センサ4として電波式レーダを用いる場合
など、S12の車両距離検出処理の前に行う場合もあ
る。この場合、検出された相対速度VAB、VACの積分処
理により、距離LAB、LACが算出される。
【0046】そして、S16に移行し、距離LBC、相対
速度VBCの演算が行われる。車両B、Cの距離LBCは、
先に検出された距離LABと距離LACの和に基づいて算出
される。また、相対速度VBCは、相対速度VAB、VACに
基づいて算出される。
【0047】そして、S18に移行し、他の車線を走行
する車両B、車両Cの間の距離LBCが所定の距離LTHよ
り長いか否かが判断される。距離LTHは、予めECU2
に設定される設定値であり、車両Aが車両B、車両Cの
間に割り込んで車線変更できるか否かを考慮して設定さ
れる。例えば、距離LTHは、k1を係数、車両Aの全長
Laとすると、LTH=k1・Laと設定される。
【0048】このとき、係数k1は、1以上であり、例
えば車両Aの車速VAが大きいほど大きくなるような車
速VAの関数として設定される。また、係数k1は、車
速VA、車両Bの車速VB、車両Cの車速VC、相対速度
VBCの全て又はその一部の関数として設定してもよい。
【0049】S18にて、他の車線を走行する車両B、
車両Cの間の距離LBCが所定の距離LTHより長くないと
判断されたときには、S20に移行し、報知処理が行わ
れる。報知処理は、車両B、車両Cの間に車線変更する
スペースがなく車線変更できないことを運転者に知らせ
る処理である。この報知処理としては、運転者の視覚、
聴覚又は触覚を通じて車線変更できないことを運転者に
知らせる処理が用いられる。
【0050】例えば、インストルメントパネルに設けら
れた表示部に車線変更不可の表示をすることにより、運
転者の視覚を通じて車線変更できないことが知らされ
る。また、信号音や音声などを車内に発することによ
り、運転者の聴覚を通じて車線変更できないことが知ら
される。更に、運転座席、ハンドル又は車内床面などに
振動を与えることにより、運転者の触覚を通じて車線変
更できないことが知らされる。そして、S20の報知処
理の後、制御処理は終了する。
【0051】一方、S18にて、他の車線を走行する車
両B、車両Cの間の距離LBCが所定の距離LTHより長い
と判断されたときには、S22に移行し、加減速目標値
の演算が行われる。加減速目標値の演算の詳細について
は、後述する。
【0052】そして、S24に移行し、演算された加減
速目標値に基づいて車両Aの加減速制御が行われる。加
減速制御は、ECU2から駆動制御部6又は制動制御部
7へ制御信号を出力し、車両Aに駆動力又は制動力を与
えることにより行われる。
【0053】そして、S26に移行し、車両Aが前後方
向の目標位置uyの近傍に位置しているか否かが判断さ
れる。例えば、車両Aの前後方向の位置yが目標位置u
yから所定の距離αを減じた値以上であり、位置yが目
標位置uyに所定の距離αを加えた値以下であるか否か
が判断される。ここで、所定の距離αは、ECU2に予
め設定される設定値である。
【0054】S26にて、車両Aが目標位置uyの近傍
に位置していないと判断されたときには、S12に戻
る。一方、車両Aが目標位置uyの近傍に位置している
と判断されたときには、S28に移行し、車両Aの左右
方向の移動目標位置uxの演算が行われる。移動目標位
置uxの演算の詳細については、後述する。
【0055】そして、S30に移行し、演算された移動
目標位置uxに車両Aが移動するように、操舵制御が行
われる。操舵制御は、ECU2から操舵制御部8へ制御
信号を出力して行われる。
【0056】操舵制御における操舵速度ωは、例えば、
図4に示すように、自車両Aの車速VAに対するマップ
を用いて制御され、車速VAが大きいほど遅くなるよう
に制御される。また、操舵制御における操舵速度ωは、
車両B、C間の距離LBCが小さいほど遅くなるように制
御される。
【0057】そして、図3のS32に移行し、車両Aが
左右方向の目標位置uxの近傍に位置しているか否かが
判断される。例えば、車両Aの左右方向の位置xが目標
位置uxから所定の距離βを減じた値以上であり、位置
xが目標位置uxに所定の距離βを加えた値以下である
か否かが判断される。ここで、所定の距離βは、ECU
2に予め設定される設定値である。
【0058】S32にて、車両Aが左右方向の目標位置
uxの近傍に位置していないと判断されたときには、S
30に戻る。一方、車両Aが左右方向の目標位置uxの
近傍に位置していると判断されたときには、制御処理を
終了する。
【0059】このような車線変更処理によれば、S30
の操舵制御において、自車両Aの操舵速度ωを車速VA
が大きいほど遅くなるように制御することにより、車両
Aの著しい挙動変化が回避できる。また、操舵速度ωを
車両B、C間の距離LBCが小さいほど遅くなるように制
御することにより、後続の車両Cに対し余裕を持った車
線変更の意思表示ができ、円滑な車線変更が可能とな
る。
【0060】次に、加減速目標値の演算処理について詳
述する。
【0061】加減速目標値の演算処理は、図3のS22
における加減速目標値aAの演算の処理である。図5に
加減速目標値の演算処理についてのフローチャートを示
す。
【0062】本図のS100に示すように、車両Bに対
する車両Cの相対速度VBCが正であるか否かが判断され
る。相対速度VBCが正でないと判断されたときには、S
102に移行し、車両Bに座標原点が設定される。例え
ば、図6に示すように、車両Bの後端中央部に座標の原
点Oが設定され、この座標系に基づいて車両Aの位置な
どが特定される。
【0063】一方、S100にて、相対速度VBCが正で
あると判断されたときには、S104に移行し、車両C
に座標原点が設定される。例えば、図7に示すように、
車両Cの前端中央部に座標の原点Oが設定され、この座
標系に基づいて車両Aの位置などが特定される。
【0064】そして、S106に移行し、車両Aの前後
方向の位置yが算出される。位置yの算出は、車両A、
B間の距離LAB又は車両A、C間の距離LACに基づいて
行われる。
【0065】そして、S108に移行し、車両Aの目標
位置uyの設定が行われる。車両Aの目標位置uyは、車
両B、C間の距離LBCの長さに応じて設定するのが望ま
しい。例えば、図8に示すように、距離LBCが設定距離
L1以下であるときには、目標位置uyは車両B、Cの
中間位置LBC/2に設定される。
【0066】一方、距離LBCが設定距離L1より長いと
きには、目標位置uyは原点Oを設定した車両、すなわ
ち車両Bと車両Cのうち車速の速い方の車両から所定距
離隔てた所定位置u1に設定される。このとき、位置u
1は、自車速Aに基づいて設定するのが望ましい。例え
ば、位置u1は、自車速Aにおいて所定の減速度で安全
に停止できる距離(安全マージン距離)に設定される。
【0067】なお、設定距離L1は、位置u1の二倍の
距離に設定される。つまり、車両B、C間の距離LBCが
位置u1の二倍の距離である距離L1以下であるとき
に、目標位置uyが車両B、Cの中間位置LBC/2に設
定される。
【0068】そして、S110に移行し、車両Aの加減
速目標値aAが演算される。加減速目標値aAは、車両A
の前後方向の位置yが目標位置uyとなるように算出さ
れる。そして、制御処理を終了する。
【0069】このような加減速目標値の演算処理によれ
ば、車線変更先の二台の車両B、Cのうち車速の速い車
両を基準として自車両である車両Aの車速VAが制御さ
れる。このため、車両Aは、車速の速い車両に追従して
加減速制御されることとなり、車両Aの車線変更が他車
の進路妨害となることを防止できる。また、車両Aの車
速が過度に低下することも防止できる。
【0070】また、車両Aの目標位置uyを車両B、C
間の距離LBCの長さに応じて設定することにより、先行
する車両Bや後続の車両Cとの車間を広くあけることな
く車線変更が行え、車線変更が円滑に行える。
【0071】図9に、加減速制御の制御系のブロック線
図を示す。
【0072】本図に示すように、加減速制御は、目標値
としてuyを設定すると、その目標値uyから車両Aの前
後方向の位置yが減じられ、その偏差が加速度指令を受
けてゲインkにより比例処理される。そして、その比例
処理後、積分処理され、車両Aの車速Aが算出される。
そして、車速VB又は車速VCとの相対速度が算出され
る。このとき、相対速度VBCが正であるときには車速V
Bとの相対速度が算出され、相対速度VBCが正でないと
きには車速VCとの相対速度が算出される。そそして、
車速VB又は車速VCとの相対速度が積分されて、制御量
である車両Aの前後方向の位置yが出力される。
【0073】このような制御系による加減速制御によれ
ば、車両Aの位置yが目標値uyに収束したとき、車両
Aの車速VAも目標車速であるVB又はVCとなる。
【0074】例えば、図9のブロック線図において、相
対速度VBCが正とすると、車速VA、位置yについて、
以下の式(1)、(2)が成り立つ。
【0075】 VA=k・(y−uy)/s …(1) y =(VA−VC)/s …(2) この式(1)、(2)から車速VAを消去すると、次の
式(3)が成り立つ。
【0076】 y=−k・uy/(s2−k)−VC・s/(s2−k) …(3) ここで、目標位置uyとしてLBC/2・s、車速VCとし
てVC/sを入力すると、最終値の定理より、次の式
(4)が成立する。
【0077】
【数1】
【0078】これにより、車両Aの位置yは目標位置L
BC/2と一致する。
【0079】一方、式(1)、(2)から位置yを消去
すると、次の式(5)が成り立つ。
【0080】 VA=−k・VC/(s2−k)−k・s・uy/(s2−k) …(5) ここで、目標位置uyとしてLBC/2・s、車速VCとし
てVC/sを入力すると、最終値の定理より、次の式
(6)が成立する。
【0081】
【数2】
【0082】これにより、車両Aの車速VAは、目標車
速VCと一致する。
【0083】以上のように、本実施形態に係る走行支援
装置1によれば、隣りの車線を走行する二台の車両B、
Cの間に割り込んで車線変更する際に、車線変更先の二
台の車両B、Cのうち車速の速い車両を基準として自車
である車両Aの車速を制御することにより、車両Aの車
線変更が他車の進路妨害となることを防止できる。ま
た、自車の車速が過度に低下することを防止することが
できる。
【0084】また、車線変更先の二台の車両B、Cのう
ち車速の速い車両から所定距離隔てた位置に来るように
自車である車両Aの加減速制御を行うことにより、車両
B、Cに対し必要以上に車間が広く空くことを防止でき
る。このため、車線変更が円滑に行え、道路交通の円滑
化が図れる。
【0085】また、車線変更する際に、割り込もうとす
る二台の車両B、Cの車間が狭いほど車線変更のための
操舵速度が遅くなるように操舵速度を制御することによ
り、車線変更後に後続車となる他車Cに対して余裕を持
って車線変更を認知させることができ、円滑な車線変更
が可能となる。
【0086】(第二実施形態)次に、第二実施形態に係
る走行支援装置について説明する。
【0087】図10に本実施形態に係る走行支援装置の
構成図を示す。本図に示すように、本実施形態に係る走
行支援装置1aは、他の車両の位置又は速度を取得する
ための他車情報検出手段として、通信部4aを備えてい
る。通信部4aは、他車との間の車々間通信や路上施設
との間の路車間通信を行う通信手段であり、通信を通じ
て他車の位置又は速度を取得する。
【0088】このような走行支援装置1aにあっても、
第一実施形態に係る走行支援装置1と同様に、車線変更
処理等が行える。このため、第一実施形態に係る走行支
援装置1と同様な作用効果を得ることができる。
【0089】(第三実施形態)次に、第三実施形態に係
る走行支援装置について説明する。
【0090】図11に本実施形態に係る走行支援装置の
構成図を示す。本図に示すように、本実施形態に係る走
行支援装置1bは、加減速操作指示手段として加減速操
作指示部11を備え、操舵操作指示手段として操舵操作
指示部12を備えている。加減速操作指示部11は、車
線変更における運転操作支援として加減速の操作を車両
Aの運転者に指示を与えるものである。加減速操作指示
部11としては、運転者の視覚、聴覚又は触覚を通じて
加減速操作の指示を与えるものが用いられる。
【0091】例えば、運転者の視覚を通じて加減速操作
を指示するものとしては、アクセル操作指示及びブレー
キ操作指示を表示するLCD、LED、ランプなどの表
示部が用いられる。また、運転者の聴覚を通じて加減速
操作を指示するものとしては、音声、信号音などを発し
アクセル操作指示及びブレーキ操作指示を知らせるスピ
ーカ、ブザーなどが用いられる。更に、運転者の触覚を
通じて加減速操作を指示するものとしては、運転座席、
ハンドル又は車内床面などに振動を与えアクセル操作指
示及びブレーキ操作指示を与える振動器などが用いられ
る。
【0092】なお、この加減速操作指示部11を構成す
るLCD、スピーカなどは、HMI5に用いられるもの
を併用してもよい。
【0093】操舵操作指示部12は、車線変更における
運転操作支援として操舵操作を車両Aの運転者に指示を
与えるものである。操舵操作指示部12としては、運転
者の視覚、聴覚又は触覚を通じて操舵操作の指示を与え
るものが用いられる。
【0094】例えば、運転者の視覚を通じて操舵操作を
指示するものとしては、ハンドル操作指示を表示するL
CD、LED、ランプなどの表示部が用いられる。ま
た、運転者の聴覚を通じて操舵操作を指示するものとし
ては、音声、信号音などを発しハンドル操作指示を知ら
せるスピーカ、ブザーなどが用いられる。更に、運転者
の触覚を通じて操舵操作を指示するものとしては、運転
座席、ハンドル又は車内床面などに振動を与えハンドル
操作指示を与える振動器などが用いられる。
【0095】なお、この操舵操作指示部12を構成する
LCD、スピーカなどは、HMI5に用いられるものを
併用してもよい。
【0096】次に、本実施形態に係る走行支援装置の動
作について説明する。
【0097】図12に、走行支援装置1bにおける車線
変更処理のフローチャートを示す。
【0098】本実施形態に係る走行支援装置1bの車線
変更処理は、図3の第一実施形態に係る走行支援装置1
の車線変更処理とほぼ同様なものであるが、加減速制御
の代わりに加減速操作指示処理を行い、操舵制御の代わ
りに操舵操作指示処理を行う点で異なっている。
【0099】図12のS210にて、車線変更支援開始
条件が成立したか否かが判断され、車線変更支援開始条
件が成立したと判断されたときにはS212に移行し、
車線変更支援開始条件が成立していないと判断されたと
きには制御処理を終了する。
【0100】そして、車両間の距離LAB、LACが検出さ
れ(S212)、相対速度VAB、VACが検出される(S
214)。そして、距離LBC、相対速度VBCの演算が行
われる(S216)。
【0101】そして、他の車線を走行する車両B、車両
Cの間の距離LBCが所定の距離LTHより長いか否かが判
断され(S218)、他の車線を走行する車両B、車両
Cの間の距離LBCが所定の距離LTHより長くないと判断
されたときには、報知処理が行われる(S220)。一
方、他の車線を走行する車両B、車両Cの間の距離LBC
が所定の距離LTHより長いと判断されたときには、加減
速目標値の演算が行われる(S222)。上述したS2
10〜S222の処理は、図3のS10〜S22の処理
と同様に行われる。
【0102】そして、S224に移行し、演算された加
減速目標値に基づいて車両Aの加減速操作指示が行われ
る。加減速操作指示は、ECU2から加減速操作指示部
11へ信号を出力することにより行われ、その信号に基
づいて加減速操作指示部11が車両Aの運転者に加減速
の操作の指示を与える。
【0103】例えば、LCD、LED、ランプなどの表
示部にアクセル操作指示又はブレーキ操作指示が表示さ
れる。これにより、車両Aの運転者は、視覚を通じて加
減速操作の指示を認識し、その指示に従い加減速操作を
行う。また、加減速操作指示として、スピーカ、ブザー
などから音声、信号音などが発せられアクセル操作指示
又はブレーキ操作指示が与えられる。これにより、車両
Aの運転者は、聴覚を通じて加減速操作の指示を認識
し、その指示に従い加減速操作を行う。更に、加減速操
作指示として、運転座席、ハンドル又は車内床面などが
振動し、その振動によりアクセル操作指示又はブレーキ
操作指示が与えられる。これにより、車両Aの運転者
は、触覚を通じて加減速操作の指示を認識し、その指示
に従い加減速操作を行う。
【0104】そして、S226に移行し、車両Aが前後
方向の目標位置uyの近傍に位置しているか否かが判断
される。車両Aが目標位置uyの近傍に位置していない
と判断されたときには、S212に戻る。一方、車両A
が目標位置uyの近傍に位置していると判断されたとき
には、車両Aの左右方向の移動目標位置uxの演算が行
われる(S228)。なお、上述したS226〜S22
8の処理は、図3のS26〜S28の処理と同様に行わ
れる。
【0105】そして、S230に移行し、演算された移
動目標位置uxに車両Aが移動するように、操舵操作指
示が行われる。操舵操作指示は、ECU2から操舵操作
指示部12へ信号を出力することにより行われ、その信
号に基づいて操舵操作指示部12が車両Aの運転者に操
舵操作の指示を与える。
【0106】例えば、LCD、LED、ランプなどの表
示部に操舵操作指示が表示される。これにより、車両A
の運転者は、視覚を通じて操舵操作の指示を認識し、そ
の指示に従いハンドル操作を行う。また、操舵操作指示
として、スピーカ、ブザーなどから音声、信号音などが
発せられハンドル操作指示が与えられる。これにより、
車両Aの運転者は、聴覚を通じて操舵操作の指示を認識
し、その指示に従いハンドル操作を行う。更に、操舵操
作指示として、運転座席、ハンドル又は車内床面などが
振動し、その振動によりハンドル操作指示が与えられ
る。これにより、車両Aの運転者は、触覚を通じて操舵
操作の指示を認識し、その指示に従いハンドル操作を行
う。
【0107】そして、S232に移行し、車両Aが左右
方向の目標位置uxの近傍に位置しているか否かが判断
される。車両Aが左右方向の目標位置uxの近傍に位置
していないと判断されたときには、S230に戻る。一
方、車両Aが左右方向の目標位置uxの近傍に位置して
いると判断されたときには、制御処理を終了する。
【0108】以上のように、本実施形態に係る走行支援
装置1bによれば、第一実施形態に係る走行支援装置1
と同様な作用効果が得られる。すなわち、隣りの車線を
走行する二台の車両B、Cの間に割り込んで車線変更す
る際に、車線変更先の二台の車両B、Cのうち車速の速
い車両を基準として自車である車両Aの車速を調整する
ように運転操作指示を与えることにより、車両Aの車線
変更が他車の進路妨害となることを防止できる。また、
自車の車速が過度に低下することを防止することができ
る。
【0109】また、車線変更先の二台の車両B、Cのう
ち車速の速い車両から所定距離隔てた位置に来るように
自車である車両Aの車速調整を指示することにより、車
両B、Cに対し必要以上に車間が広く空くことを防止で
きる。このため、車線変更が円滑に行え、道路交通の円
滑化が図れる。
【0110】また、車線変更する際に、割り込もうとす
る二台の車両B、Cの車間が狭いほど車線変更のための
操舵速度が遅くなるように操舵操作を指示することによ
り、車線変更後に後続車となる他車Cに対して余裕を持
って車線変更を認知させることができ、円滑な車線変更
が可能となる。
【0111】なお、上述した各実施形態では、車線変更
に対して二台の車両B、Cを共に考慮する必要がある場
合についてのみ説明したが、本発明に係る走行支援装置
はそのようなものに限定されるものではない。例えば、
二台の車両B、Cの車間距離LBCが十分に大きい場合に
は車両B、Cのうち自車両に近い方の車両のみを考慮し
て車線変更制御や車線変更指示を行い、車間距離LBCが
ある程度小さいときにのみ上述の各実施形態に示す車線
変更制御や車線変更指示を行うものなどであってもよ
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可
能である。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、隣
りの車線を走行する二台の車両の間に割り込んで車線変
更する際に、車線変更先の二台の車両のうち車速の速い
車両を基準として自車の車速が調整されるように加減速
操作を支援することにより、自車の車線変更が他車の進
路妨害となることを防止でき、自車の車速が過度に低下
することを防止することができる。
【0113】また、車線変更先の二台の車両のうち車速
の速い車両から所定距離隔てた位置に来るように車両の
加減速操作を支援することにより、他車に対し必要以上
に車間が広く空くことを防止できる。このため、車線変
更が円滑に行え、道路交通の円滑化が図れる。
【0114】また、車線変更する際に、割り込もうとす
る二台の車両の車間が狭いほど車線変更のための操舵速
度が遅くなるように操舵操作を支援することにより、車
線変更後に後続車となる他車に対して余裕を持って車線
変更を認知させることができ、円滑な車線変更が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る走行支援装置の説
明図である。
【図2】図1の走行支援装置の支援対象となる車両の位
置、速度等の説明図である。
【図3】図1の走行支援装置における車線変更処理を示
すフローチャートである。
【図4】図3の車線変更処理における操舵制御の説明図
である。
【図5】図3の車線変更処理における加減速目標値の演
算処理を示すフローチャートである。
【図6】図5の加減速目標値の演算処理における原点設
定の説明図である。
【図7】図5の加減速目標値の演算処理における原点設
定の説明図である。
【図8】図5の加減速目標値の演算処理における目標位
置設定の説明図である。
【図9】図1の走行支援装置における加減速制御系のブ
ロック線図である。
【図10】第二実施形態に係る走行支援装置の説明図で
ある。
【図11】第三実施形態に係る走行支援装置の説明図で
ある。
【図12】図11の走行支援装置における車線変更処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…走行支援装置、2…ECU、3…車速センサ、4…
車両検出センサ、5a…支援スイッチ、6…駆動制御
部、7…制動制御部、8…操舵制御部、10…道路、A
…車両(自車)、B…車両(他車)、C…車両(他
車)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60K 41/28 B60K 41/28 F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D Fターム(参考) 3D041 AA41 AA71 AB01 AC01 AC26 AD01 AD41 AD46 AE02 AE41 AF01 3D044 AA01 AA21 AA24 AA25 AA45 AB01 AC02 AC24 AC31 AC56 AC59 AD01 AD21 AE04 AE21 3G093 AA01 BA04 BA14 BA23 CB10 DB05 DB16 EA01 EB04 FA03 FA04 5H180 AA01 CC03 CC04 CC12 CC14 LL07 LL08 LL09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣りの車線を走行する二台の車両の間に
    割り込んで車線変更するときに、前記車線変更を行う車
    両の運転者の運転操作を支援する走行支援装置であっ
    て、 前記二台の車両のうち車速の速い車両を基準として前記
    車線変更を行う車両の車速が調整されるように、加減速
    操作を支援する加減速支援手段を備えたこと、を特徴と
    する走行支援装置。
  2. 【請求項2】 前記加減速支援手段は、前記二台の車両
    のうち車速の速い車両を基準として前記車両の加減速制
    御を行う車速制御手段であることを特徴とする請求項1
    に記載の走行支援装置。
  3. 【請求項3】 前記車速制御手段は、前記車線変更を行
    う車両が前記二台の車両のうち車速の速い車両から所定
    距離隔てた所定位置に来るように加減速制御を行うこと
    を特徴とする請求項2に記載の走行支援装置。
  4. 【請求項4】 前記車速制御手段は、前記二台の車両の
    車間距離が前記所定距離の二倍以下であるときに、前記
    車線変更を行う車両が前記二台の車両の間の中間位置に
    来るように加減速制御を行うことを特徴とする請求項2
    又は3に記載の走行支援装置。
  5. 【請求項5】 前記加減速支援手段は、前記二台の車両
    のうち車速の速い車両を基準として前記運転者に対し加
    減速の操作指示を行う加減速操作指示手段であることを
    特徴とする請求項1に記載の走行支援装置。
  6. 【請求項6】 前記加減速操作指示手段は、前記車線変
    更を行う車両が前記二台の車両のうち車速の速い車両か
    ら所定距離隔てた所定位置に来るように前記運転者に対
    し加減速の操作指示を行うことを特徴とする請求項5に
    記載の走行支援装置。
  7. 【請求項7】 前記加減速操作指示手段は、前記二台の
    車両の車間距離が前記所定距離の二倍以下であるとき
    に、前記車線変更を行う車両が前記二台の車両の間の中
    間位置に来るように前記運転者に対し加減速の操作指示
    を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の走行支
    援装置。
  8. 【請求項8】 前記加減速操作指示手段は、前記運転者
    に対し視覚を通じて加減速の操作指示を与えるものであ
    ることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の走
    行支援装置。
  9. 【請求項9】 前記加減速操作指示手段は、前記運転者
    に対し聴覚を通じて加減速の操作指示を与えるものであ
    ることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の走
    行支援装置。
  10. 【請求項10】 前記加減速操作指示手段は、前記運転
    者に対し触覚を通じて加減速の操作指示を与えるもので
    あることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の
    走行支援装置。
  11. 【請求項11】 隣りの車線を走行する二台の車両の間
    に割り込んで車線変更するときに、前記車線変更を行う
    車両の運転者の運転操作を支援する走行支援装置であっ
    て、 前記二台の車両の車間が狭いほど前記車線変更のための
    操舵速度が遅くなるように操舵支援する操舵支援手段を
    備えたこと、を特徴とする走行支援装置。
  12. 【請求項12】 前記操舵支援手段は、前記二台の車両
    の車間が狭いほど前記車線変更のための操舵速度が遅く
    なるように前記車両の操舵制御を行う操舵制御手段であ
    ることを特徴とする請求項11に記載の走行支援装置。
  13. 【請求項13】 前記操舵支援手段は、前記二台の車両
    の車間が狭いほど前記車線変更のための操舵速度が遅く
    なるように前記運転者に対し操舵の操作指示を行う操舵
    操作指示手段であることを特徴とする請求項11に記載
    の走行支援装置。
  14. 【請求項14】 前記操舵操作指示手段は、前記運転者
    に対し視覚を通じて操舵の操作指示を与えるものである
    ことを特徴とする請求項13に記載の走行支援装置。
  15. 【請求項15】 前記操舵操作指示手段は、前記運転者
    に対し聴覚を通じて操舵の操作指示を与えるものである
    ことを特徴とする請求項13に記載の走行支援装置。
  16. 【請求項16】 前記操舵操作指示手段は、前記運転者
    に対し触覚を通じて操舵の操作指示を与えるものである
    ことを特徴とする請求項13に記載の走行支援装置。
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