JP2002279577A - 路面状況情報提供システム、これに用いる車載システム、及びそのセンター側の情報処理システム - Google Patents

路面状況情報提供システム、これに用いる車載システム、及びそのセンター側の情報処理システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】AHS等のITSの基幹技術を利用した具体的
な応用技術・サービスを提供し、これらの技術を前提と
する路面状況情報提供システム等を提供する。 【解決手段】路面状況情報提供システム100は、車両
VE1〜VEnに搭載される車載システム1と、この車
載システム1との間で通信回路を介して通信可能なセン
ター側の情報処理システム2とを含む。車載システム1
は、車両VE1の走行時にその走行路面に対するスリッ
プ状態を検出するAHS動作検知ユニット11及びTR
C動作検知ユニット12と、ここで検出されたスリップ
状態に関する情報のほか、その他のユニット13〜1
7、18からの情報を含む車両情報を情報処理システム
2に送信する通信装置19とを備える。情報処理システ
ム2は、受信された車両情報の内のスリップ状態に関す
る情報に基づいてその送信元の車両台数に応じた精度で
対象地域内の路面状況に関するデータを情報提供可能に
管理する道路交通情報管理システム及び路面情報作成シ
ステム22を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面状況情報提供
システム、これに用いる車載システム、及びそのセンタ
ー側の情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年脚光を浴びている高度道路交通シス
テム(ITS:Intelligent Transp
ort Systems)は、通信技術や情報処理技術
などの広範な最先端技術を利用して交通事故、渋滞、大
気汚染などの問題を解決し、安全で快適な交通を実現す
るものとして大いに期待され、研究開発から実用化段階
に入りつつある。
【0003】このITSは、道路システムと車載システ
ムとの協調により成り立つもので、複数の開発分野及び
その利用者サービス(サブシステム)から構成されてい
る。このようなサブシステムの中でも、渋滞などの交通
情報をカーナビゲーションシステムに提供する道路交通
情報通信システム(VICS:Vehicle Inf
ormation and Communicatio
n Systems)や、有料道路の料金所で停止せず
に電子的に料金を支払えるノンストップ自動料金収受シ
ステム(ETC:Electronic Toll C
ollection)等が特に知られている。VICS
は既に実用化され、ETCも試験運用から実用化段階に
入っている。
【0004】その他、自動車と道路との協調を図り、ド
ライバーの負担の軽減、事故の減少による安全性の向
上、輸送効果の増大により社会的な貢献を果たすことを
目的とする走行支援道路システム(AHS:Advan
ced cruise−assist Highway
Systems)も知られている。
【0005】このAHSで提供されるサービスは、通
常、ドライバに対するサービスレベルに応じて3段階、
すなわちAHS−i(情報提供サービス)、AHS−c
(制御支援サービス)、及びAHS−a(自動走行サー
ビス)に分けられている。AHS−iは走行環境情報の
提供及び危険警告を行うサービス、AHS−cは車線逸
脱防止等のインフラや車両のセンサからの情報をもとに
車両の部分的な制御及び運転補助を行うサービス、そし
てAHS−aは自動走行を行うサービスである。このよ
うなAHSの各サービスに関しては早期の実用化に向け
た研究開発が精力的に行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ITSの実現に向けて
は、道路システムと車載システムとの双方の基幹技術の
開発はもちろんのこと、利用者に対する各種サービス提
供等も期待され、例えばAHSでは前述のように各種サ
ービス提供の実用化に向けた研究開発が進められてい
る。
【0007】一方、例えば特開平7−334786号公
報では、車両の走行位置と計測した車両状態量とを道路
関連情報として車両外部に送信する道路状況検知伝送シ
ステムや、車両から実時間で送信される道路関連情報を
受信・集計して道路状態を判断する道路情報処理システ
ムが提案されている。このシステムによれば、実時間で
広域の道路状況を把握可能とされている。
【0008】しかしながら、ここで提案されているシス
テムは、例えばAHS技術との関係やその位置づけ等を
必ずしも意識したものではない。従って、このシステム
では、AHS技術等とは別に独自のセンサ類等を別途に
用意する必要もあり、これにより、道路システム側と車
載システム側のいずれの装置構成も複雑なものになると
いった問題が想定される。
【0009】本発明は、このような従来の事情を背景に
なされたもので、AHS等のITSの基幹技術を利用し
た具体的な応用技術・サービスを提供し、これらの技術
を前提とする路面状況情報提供システム、これに用いる
車載システム、及びそのセンター側の情報処理システム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明に係る路面状況情報提供システ
ムは、車両に搭載される車載システムと、この車載シス
テムとの間で通信回路を介して通信可能なセンター側の
情報処理システムとを備え、前記車載システムは、前記
車両の走行時にその走行路面に対する当該車両のスリッ
プ状態を検出するスリップ検出手段と、このスリップ検
出手段で検出されたスリップ状態に関する情報を含む車
両情報を前記通信回路を介して前記情報処理システムに
送信する送信手段とを有し、前記情報処理システムは、
前記送信手段により送信された車両情報を受信する受信
手段と、この受信手段により受信された前記車両情報の
内の少なくとも前記スリップ状態に関する情報に基づい
てその送信元の車両台数に応じた精度で前記車両の走行
している対象地域内の路面状況に関するデータを情報提
供可能に管理するデータ管理手段とを有することを特徴
とする。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記スリップ検出手段は、前記車両に搭
載された走行支援道路システム(AHS)又はトラクシ
ョン・コントロール・システム(TRC)を用いて前記
車両のスリップ状態を検出するものであることを特徴と
する。「TRC」は、一般にスリップ等で駆動輪の空転
が発生したときにそれを検知し、その空転傾向を解消し
てスリップを適正範囲に抑えるようにブレーキシステム
等を介して駆動輪の回転駆動力を調整するトラクション
・コントロールを行うものである。本発明で用いるTR
Cは、特に限定されるものではなく、車両に装備可能な
ものであれば、いずれのものでも適用可能である。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記車載システムは、気象に関する情報
を検出して前記情報処理システムに送信する手段をさら
に備え、前記情報システムは、前記気象に関する情報に
基づいて前記車両の走行している対象地域内の気象状況
データを情報提供可能に管理する手段をさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明に係る路面状況情報提
供システムに用いる車載システムは、車両に搭載され、
センター側の情報処理システムとの間で通信可能なもの
であって、前記車両の走行時にその走行路面に対する当
該車両のスリップ状態を検出するスリップ検出手段と、
このスリップ検出手段で検出されたスリップ状態に関す
る情報を含む車両情報を前記通信回路を介して、前記車
両の走行している対象地域内の路面状況を管理するデー
タとして前記情報処理システムに送信する送信手段とを
備えたことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明に係る路面状況情報提
供システムに用いるセンター側の情報処理システムは、
車両に搭載された車載システムとの間で通信回路を介し
て通信可能なものであって、前記車載システムにより送
信された前記車両のスリップ状態に関する情報を含む車
両情報を受信する受信手段と、この受信手段により受信
された前記車両情報の内の少なくとも前記スリップ状態
に関する情報に基づいてその送信元の車両台数に応じた
精度で前記車両の走行している対象地域内の路面状況に
関するデータを情報提供可能に管理するデータ管理手段
とを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る路面状況情報
提供システム、これに用いる車載システム、及びそのセ
ンター側の情報処理システムの実施形態を図1〜図3を
参照して具体的に説明する。
【0016】図1に示す路面状況情報提供システム10
0は、例えば前述したITSのAHS等に適用されるも
ので、そのAHSで用いる各種センサ類及び前述したT
RCを装備した複数台の車両VE1〜VEnに搭載可能
な車載システム(路面状況検出ユニット)1と、各車両
VE1〜VEnの走行時にその車載システム1により検
知された情報を収集して監視するセンター側の情報処理
(監視)システム2と、この情報処理システム2からの
監視情報を提供する外部の情報提供システム3とを備え
る。
【0017】車載システム1は、本例の構成では、機能
上、図示のように制御中枢を担う制御ユニット10のほ
か、本発明のスリップ検出手段の要部を構成する要素と
して、AHSからの動作信号から車両VEのスリップを
検知するスリップ検出回路等を有するAHS動作検知ユ
ニット11と、車両VEに搭載された図示しない既知の
TRC(トラクション・コントロール)装置からの動作
信号により車両VEのスリップを検知するスリップ検出
回路等を有するTRC動作検知ユニット12とを備え
る。各検知ユニット11、12によるスリップ検知方法
は、既知のものでも、今後開発されるものでも、いずれ
のものでも適用可能である。
【0018】また、この車載システム1には、車両位置
検出ユニット(GPSセンサ等)13、車外明るさ検知
ユニット(明るさセンサ等)14、車外温度検知ユニッ
ト(温度センサ等)15、車外風速検知ユニット(風の
強さや向き等を測定する風速センサ等)16、車両情報
収集ユニット17、入力ユニット(車種、積載量等の入
力デバイス等)18、通信装置(制御回路、変復調回
路、送受信回路、通信アンテナ等)19、及び対ドライ
バ情報提供ユニット(表示器、音声出力器等或いはカー
ナビに一体に搭載)20も装備される。
【0019】センター側の情報処理システム2は、路側
に配置されたビーコン等の図示しない通信設備を介して
車両VEからの車両情報を受信可能なコンピュータ等で
構成される。このシステム2は、機能上、本発明の受信
手段及びデータ管理手段の要部を構成する要素として、
車両情報から道路交通情報を管理するシステム20のほ
か、このシステム20による管理の元で、車両情報から
渋滞情報等を作成するアルゴリズムを実行するための渋
滞情報作成システム21と、車両情報から路面情報を作
成するアルゴリズムを実行するための路面状況作成シス
テム22と、車両情報から気象情報を作成するアルゴリ
ズムを実行するための気象情報作成システム(図示しな
い)とを備える(これらの各システム21、22におけ
るアルゴリズムの設定例は後述する)。これらの各シス
テム20〜22で管理、作成された情報は、車両VE側
の対ドライバ情報提供ユニット20のほか、情報提供シ
ステム3に送られる。
【0020】情報提供システム3は、本例では、渋滞情
報作成システム21からの渋滞情報を外部に提供する渋
滞情報提供システム30と、路面状況作成システム22
からの路面情報を外部に提供する路面状況提供システム
31と、これらの情報を表示可能な掲示板(情報表示
板)32で構成され、この掲示板32を通して情報処理
システム2からの渋滞情報、路面情報、気象情報等をド
ライバーに提示可能となっている。
【0021】ここで、本例に係る路面状況情報提供シス
テム100の全体動作を図2及び図3に基づいて説明す
る。
【0022】まず、対象地域TPn内を車載システム1
を搭載した複数台の車両VE1〜VEnが走行し、その
内の少なくとも1台(例えば車両VE1)が路面状況に
よってスリップした場合を考える。このとき、スリップ
した車両VE1の車載システム1では、AHSの動作信
号を受けてAHS動作検知ユニット11により車両VE
1のスリップ状態を検知する。或いは、TRCからの信
号を受けてTRC動作検知ユニット12が車両VE1の
スリップ状態を検知する。これらのスリップ検知信号
は、入力ユニット18からの車種、積載量等の車両属性
情報と共に車両情報として車両情報収集ユニット17に
より収集され、通信装置19を介して外部に送信され
る。
【0023】次いで、センター側の情報処理システム2
では、図2に示す路面状況監視に関する処理アルゴリズ
ムを実行する。すなわち、スリップした車両VE1から
のスリップ検知情報を含む車両情報を受けると(ステッ
プS1)、路面状況作成システム22により対象地域T
Pnを含む所定地域内の路面状況を作成し(ステップS
2)、スリップを検知した車両VE1の台数及び車種等
を監視する(ステップS3)。
【0024】この監視アルゴリズムは、例えばスリップ
した車両VE1の台数がデータの信頼性向上のため数台
(例えば1〜3台)以上の所定台数の車両がスリップし
たかどうか等を判断するものである。この際、対象地域
毎にスリップした車両の台数を計数し、所定台数分がカ
ウントされたか否かを判断する方法や、或いは図2に示
すように小型車、大型車、積載量等の車種1〜n毎にス
リップした台数を計数し、これに車種1〜n毎に異なる
重み付け係数をかけ、その数値が所定値を超えるか否か
を判断する方法等が適用可能である。後者の方法での重
み付け係数は、例えば積載量が重くなる程、或いは小型
車よりもトラック、バス等の大型車ほどその影響が大き
くなるように設定することが可能である。これにより、
その車が実際に走っている地域の路面状況が分かる。
【0025】そして、その監視結果に応じて、例えばス
リップした車両の台数又はそれに応じた数値が所定値を
越えた場合は、その対象地域TPnはスリップしやすい
路面状況であると認識し、そのスリップ注意情報等を外
部の情報提供システム3における掲示板32、又は、直
接、車両VEの車載システム1における対ドライバ情報
提供ユニット16に送信し(ステップS4)、これらの
表示系を通じてドライバーに注意を促せる。
【0026】以上は、路面状況の場合であるが、その
他、渋滞情報や気象情報の場合も同様である。気象情報
の場合の例を図3に示す。この場合、車両VEの車載シ
ステム1における車外風速検知ユニット(風速センサー
等)は、例えば信号待ち等の停止時に機能させることが
好ましく、これらの風速情報等の気象に関する情報をそ
の他の車両情報と共にセンター側の情報処理システム3
に送信する。
【0027】これにより、センター側の情報処理システ
ム3では、気象情報管理に関する処理アルゴリズムを実
行する。すなわち、車両VEから気象情報を受けると
(ステップS11)、対象地域毎に気象情報を監視する
(ステップS12)。これにより、その車が実際に走っ
ている地域の気象情報が分かる。そして、その監視結果
に応じて気象に関する所定の注意情報等を外部の情報提
供システム3における提示板32、又は、車両VE側の
車載システム1における対ドライバ提供ユニット20に
送信し(ステップS13)、これらを通じてドライバー
に注意を促せる。
【0028】従って、本例によれば、車側で検出された
スリップに関する情報のほか、気象情報等をセンター側
に通信することによりその車が走行している地域の路面
状態や気象情報等がそのスリップを検知した車両の台数
や車種等に応じた精度で直ちに把握できるため、センタ
ー側から掲示板等への注意情報の送信も可能となり、こ
れにより、ドライバーに注意を促せ、スリップ等による
交通事故を未然に防止或いは低減させることが可能とな
る。しかも、スリップ検知等は、AHSやTRC等を用
いて行う構成であるため、従来例と比べ装置構成を大幅
に簡素化でき、より実用的なシステムを提供できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
AHS等のITSの基幹技術を利用した具体的な応用技
術・サービスを提供し、これらの技術を前提とする路面
状況情報提供システム、これに用いる車載システム、及
びそのセンター側の情報処理システムを提供することが
可能となる。
【0030】特に、車両側で検出されたスリップに関す
る情報のほか、気象情報等をセンター側の情報処理シス
テムに通信することによりその車両が走行している地域
の路面状態や気象情報等がそのスリップを検知した車両
の台数等に応じた精度で直ちに把握できる。このため、
センター側から掲示板等への注意情報の送信も可能とな
る。これにより、ドライバーに注意を促せ、スリップ等
による交通事故を未然に防止或いは低減させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る路面情報提供システムの実施形態
の全体構成を示す概略ブロック図。
【図2】路面状況監視に関する処理を示す概略フローチ
ャート。
【図3】気象情報監視に関する処理を示す概略フローチ
ャート。
【符号の説明】
1 車載システム 2 センター側の情報処理システム 3 情報提供システム 11 AHS動作検知ユニット 12 TRC動作検知ユニット 13 車両位置検知ユニット 14 車外明るさ検知ユニット 15 車外温度検知ユニット 16 車外風速検知ユニット 17 車両情報収集ユニット 18 入力ユニット 19 通信装置 20 道路交通情報管理システム 21 渋滞情報作成システム 22 路面情報作成システム 30 渋滞情報提供システム 31 路面情報提供システム 32 提示板 100 路面状況情報提供システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 敬三 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5H180 DD04 EE01 EE07 EE13 FF05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される車載システムと、この
    車載システムとの間で通信回路を介して通信可能なセン
    ター側の情報処理システムとを備え、 前記車載システムは、前記車両の走行時にその走行路面
    に対する当該車両のスリップ状態を検出するスリップ検
    出手段と、このスリップ検出手段で検出されたスリップ
    状態に関する情報を含む車両情報を前記通信回路を介し
    て前記情報シス処理テムに送信する送信手段とを有し、 前記情報処理システムは、前記送信手段により送信され
    た車両情報を受信する受信手段と、この受信手段により
    受信された前記車両情報の内の少なくとも前記スリップ
    状態に関する情報に基づいてその送信元の車両台数に応
    じた精度で前記車両の走行している対象地域内の路面状
    況に関するデータを情報提供可能に管理するデータ管理
    手段とを有することを特徴とする路面状況情報提供シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、 前記スリップ検出手段は、前記車両に搭載された走行支
    援道路システム(AHS)、又は、トラクション・コン
    トロール・システム(TRC)を用いて前記車両のスリ
    ップ状態を検出するものであることを特徴とする路面状
    況情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、 前記車載システムは、気象に関する情報を検出して前記
    情報処理システムに送信する手段をさらに備え、 前記情報システムは、前記気象に関する情報に基づいて
    前記車両の走行している対象地域内の気象状況データを
    情報提供可能に管理する手段をさらに備えたことを特徴
    とする路面状況情報提供システム。
  4. 【請求項4】 車両に搭載され、センター側の情報処理
    システムとの間で通信可能な車載システムであって、前
    記車両の走行時にその走行路面に対する当該車両のスリ
    ップ状態を検出するスリップ検出手段と、このスリップ
    検出手段で検出されたスリップ状態に関する情報を含む
    車両情報を前記通信回路を介して、前記車両の走行して
    いる対象地域内の路面状況を管理するデータとして前記
    情報処理システムに送信する送信手段とを備えたことを
    特徴とする路面状況情報提供システムに用いる車載シス
    テム。
  5. 【請求項5】 車両に搭載された車載システムとの間で
    通信回路を介して通信可能なセンター側の情報処理シス
    テムであって、 前記車載システムにより送信された前記車両のスリップ
    状態に関する情報を含む車両情報を受信する受信手段
    と、この受信手段により受信された前記車両情報の内の
    少なくとも前記スリップ状態に関する情報に基づいてそ
    の送信元の車両台数に応じた精度で前記車両の走行して
    いる対象地域内の路面状況に関するデータを情報提供可
    能に管理するデータ管理手段とを有することを特徴とす
    る路面状況情報提供システムに用いるセンター側の情報
    処理システム。
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