JP2002150482A - 交通制御システム - Google Patents

交通制御システム

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JP2002150482A
JP2002150482A JP2000348153A JP2000348153A JP2002150482A JP 2002150482 A JP2002150482 A JP 2002150482A JP 2000348153 A JP2000348153 A JP 2000348153A JP 2000348153 A JP2000348153 A JP 2000348153A JP 2002150482 A JP2002150482 A JP 2002150482A
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traffic
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unit
interrogator
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Noritaka Taguchi
範高 田口
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天候変化や周囲雑音の影響を大きく受けず、
安定的に交通状態を検出できるようにして、信号機制御
を最適化し、かつ車両側に交通警報を発することにより
未然に交通事故を防止する交通制御システムを提供す
る。 【解決手段】 車載機無線部41で取得された車両情報
信号に基づいて、質問機1の信号機制御部101が、交
通渋滞を緩和するように信号機Sの赤及び青信号の点滅
インターバルを制御し、これにより交通の流れが最適化
される。上記車両情報信号には、無線通信を利用して車
載機4から取得したデータが用いられている。更に質問
機1で車両情報信号に基づいて生成された警報信号に基
づいて、車載機4の警報出力手段は警報信号の内容に応
じた警報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通制御システム
に関し、特に、交差点付近における車両等の交通を効率
的に制御したり、車両側に交通違反等の警報を発するこ
とにより交通事故を未然に防ぐようにした交通制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の交通制御システムは、例
えば、特開昭63−181100号公報、特開平03−
276400号公報、又は特開平11−353584号
公報等に示されている。これらの公報に示される交通制
御システムは、カメラ等により得られる車両の画像を処
理して交通状態を判断し、交通信号を制御するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の交通制御システムは、夜間や雨、霧等の天候状態
により、画像データの内容が左右され、車両検知が困難
になる場合もある。この結果、正確に信号機制御ができ
ないという問題があった。また、コスト面でも高価にな
ってしまうという問題があった。画像データを利用せず
に、無線を使った信号機制御或いは標識情報を伝達する
交通制御システムは、例えば、特開平10−33439
7号公報等に記載されているが、ここでは、単に信号機
制御情報や標識情報を無線伝達するのみであり、車両を
無線通信で検知し、信号機制御を行うものではなかっ
た。
【0004】よって本発明は、上述した現状に鑑み、天
候変化や周囲雑音の影響を大きく受けず、安定的に交通
状態を検出できるようにして、信号機制御を最適化し、
かつ車両側に交通警報を発することにより未然に交通事
故を防止する交通制御システムを提供することを課題と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の交通制御システムは、図2に
示すように、信号機Sの点滅制御及び車両側での警報に
より、交通を制御する交通制御システムであって、前記
交通制御システムは無線通信機能を備え車両に搭載され
た車載機4と、この車載機4との無線通信機能を備え路
側に設置された質問機1とから構成され、前記車載機4
は、自車両を特定するID情報を記憶する記憶部44
と、自車両の走行速度情報を検出する車速センサ45
と、自車両の走行状態を警報する警報信号に応答して、
この警報信号の内容に応じた警報を出力する警報出力手
段と、前記質問機1と無線通信し、前記質問機1からの
情報要求信号及び警報信号を受信すると共に、前記質問
機1に車両情報信号を送信する車載機無線部41と、前
記車載機無線部41で受信された前記情報要求信号に応
答して、前記記憶部44から読み出した前記ID情報及
び前記車速センサ45から取得した前記走行速度情報を
前記車両情報信号として、前記車載機無線部41に供給
すると共に、前記車載機無線部41で受信された前記警
報信号を前記警報手段に供給する車載機信号処理部42
とを含み、前記質問機1は、前記道路の所定の通信エリ
アに存在する車両の前記車載機4と無線通信し、前記情
報要求信号及び前記警報信号を送信すると共に、前記車
載機4からの前記車両情報信号を受信する質問機無線部
11と、前記車載機4への送信信号として、前記車載機
4に前記車両情報信号の送信を要求する前記情報要求信
号及び前記車両情報信号に基づいて前記警報信号を生成
する送信信号生成部100と、前記質問機無線部11で
受信された前記車両情報信号に基づいて、交通渋滞を緩
和するように前記信号機Sの赤及び青信号の点滅インタ
ーバルを制御する信号機制御部101とを含むことを特
徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、車載機無線
部41で取得された車両情報信号に基づいて、質問機1
の信号機制御部101が、交通渋滞を緩和するように信
号機Sの赤及び青信号の点滅インターバルを制御し、こ
れにより交通の流れが最適化される。上記車両情報信号
には、無線通信を利用して車載機4から取得したデータ
が用いられている。更に質問機1で車両情報信号に基づ
いて生成された警報信号に基づいて、車載機4の警報出
力手段は警報信号の内容に応じた警報を出力する。
【0007】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の交通制御システムは、図2に示すように、請求
項1記載の交通制御システムにおいて、前記信号機制御
部101は、前記車両情報信号を解析処理して、前記通
信エリア内に存在する車両の有無を判断する車両有無判
断部102と、前記車両有無判断部102での車両有無
判断結果及び前記車両情報信号に含まれる前記走行速度
情報に基づいて、前記通信エリアを含む道路の交通状態
を判断する交通状態判断部103と、前記車両有無判断
部102での車両有無判断結果及び前記交通状態判断部
103での交通状態判断結果に基づき、前記通信エリア
付近の道路が交通渋滞していると判断される場合には、
その交通渋滞を緩和するように前記信号機Sの赤及び青
信号の点滅インターバルを制御する信号点滅制御部10
4とから構成されることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、車両有無判
断部102での車両有無判断結果及び前記交通状態判断
部103での交通状態判断結果に基づき、信号点滅制御
部104は交通渋滞を緩和するように信号機Sの赤及び
青信号の点滅インターバルを制御する。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の交通制御システムは、図2に示すように、請求
項2記載の交通制御システムにおいて、前記信号機S
は、交差するそれぞれの道路2A、及び2Bに対応して
交差点付近に複数個立設され、前記質問機無線部11
は、前記それぞれの道路2A、及び2Bに対応して交差
点付近に複数個配置されており、前記信号点滅制御部1
04は、前記交通状態信号に基づき、交差する道路2
A、2Bのうち、一方の道路2Aの前記交差点付近が交
通渋滞していて、他方の道路2Bの前記交差点付近が交
通渋滞していないと判断される場合、渋滞側道路2Aに
対応する前記交差点付近の前記信号機SA1、SA2の
青点灯期間を、他方の道路2Bに対応する前記交差点付
近の前記信号機SB1、SB2の青点灯期間よりも長く
することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、交差する道
路2A、2Bの一方の道路2Aが渋滞していて、他方2
Bが渋滞していない場合、渋滞側道路2Aに対応する信
号機SA1、SA2の青点灯期間が、他方SB1、SB
2よりも長くなるように制御される。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の交通制御システムは、図2に示すように、請求
項3記載の交通制御システムにおいて、前記信号点滅制
御部104は、前記交通状態信号に基づき、交差する道
路2A、2Bの前記交差点付近が共に交通渋滞している
か、又は、交差する道路2A、2Bの前記交差点付近が
共に交通渋滞していないと判断される場合、交差する各
道路2A、2Bに対応する前記信号機SA1、SA2、
及びSB1、SB2の青点灯期間を等しくすることを特
徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、交差する道
路2A、2Bが共に渋滞しているか、又は共に渋滞して
ない場合には、交差する各道路2A、2Bに対応する信
号機SA1、SA2、及びSB1、SB2の青点灯期間
が等しくなるように制御される。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の交通制御システムは、図2に示すように、請求
項4記載の交通制御システムにおいて、前記信号点滅制
御部104は、前記車両検知信号に基づき、交差する道
路2A、2Bのうち、一方の道路2Aの前記交差点付近
に車両が存在し、他方の道路2Bの前記交差点付近に車
両が存在しないと判断される場合、車両が存在すると判
断される道路2Aに対応する前記交差点付近の前記信号
機SA1、SA2を連続的に青点灯させることを特徴と
する。
【0014】請求項5記載の発明によれば、交差する他
方の道路2Bに車両が存在しない場合、車両が存在する
側の道路2Aに対応する信号機SA1、SA2は連続的
に青点灯されるので、ドライバーは無駄な赤信号による
停止をしなくてもよくなる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の交通制御システムは、図2に示すように、請求
項4記載の交通制御システムにおいて、前記信号点滅制
御部104は、前記車両検知信号に基づき、交差する道
路の前記交差点付近に共に車両が存在しないと判断され
る場合、優先道路に対応する前記交差点付近の前記信号
機Sを連続的に青点灯させることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明によれば、交差する道
路に共に車両が存在しない場合、優先道路に対応する信
号機Sが連続的に青点灯される。通常、優先道路の方が
交通量が多いので、これに対応する信号機Sを連続的に
青点灯しておくことにより、確率的に、無駄な赤信号停
止をする車両が少なくなる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の交通制御システムは、図2に示すように、請求
項1〜6いずれか記載の交通制御システムにおいて、前
記警報出力手段は、警報信号に基づいた警報内容を表示
する表示部46であることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、表示部によ
って警報内容が表示されるので、ドライバーは、視覚的
に確実に注意が促される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態の交通制御シ
ステムの概要を説明するための説明図である。
【0020】図1において、質問機1は、道路2の路側
に立設され電信柱P等を利用して、設置されている。質
問機1は、基本的に、車載機4と無線通信する質問機無
線部11、及びこの質問機無線部11を介して得られる
後述する車両情報信号に基づいて信号機Sの赤及び青信
号の点滅インターバルを制御したり、後述の警報信号を
生成する質問機信号処理部10とから構成される。質問
機無線部11は、ここでは、道路2の所定通信エリアC
Aを通信領域としてカバーするスポット型のものと想定
する。
【0021】一方、車両3に搭載された車載機4は、質
問機1の質問機無線部11との無線通信機能を備え、後
述するID情報、走行速度情報等を質問機1側に送信し
たり、自装置宛に送られてくる質問機1からの警報信号
に基づいて車内で警報を発し、ドライバーに注意を促し
たりする。
【0022】なお、質問機無線部11は、DSRC、ビ
ーコンのようなスポット型であり、この例では既設の電
柱Pに設置されているが、道路標識、ガードレール、又
は新たな割り当てられた専用の場所に設置するようにし
てもよい。
【0023】また、質問機1に含まれる質問機無線部1
1は、この図に示すように1台に限定するものではな
く、後述の図4で示すように交差する各道路に対応させ
て複数台、配置するようにしてもよい。質問機1に接続
される信号機Sも各道路に対応させて複数台であっても
よい。但し、この場合、複数台の質問機無線部11は共
に、同じ質問機信号処理部10に接続され、この質問機
信号処理部10が一括して複数台の信号機Sを制御する
ことになる。この例は、図4及び図5を用いて後述す
る。
【0024】次に、本実施形態の交通制御システムの構
成を図2を用いて説明する。図2は、本実施形態の交通
制御システムの構成を示すブロック図である。
【0025】図2に示すように、本交通制御システム
は、基本的に質問機1及び車載機4を含んで構成され
る。質問機1は車載機4との無線通信機能を備え路側に
設置される。車載機4は無線通信機能を備え車両内に搭
載される。
【0026】車載機4は、車載機無線部41、車載機信
号処理部42、時計部43、記憶部44、車速センサ4
5、表示部46及びこれら各部に駆動電源を供給する電
源供給部47を含んで構成される。これら車載機無線部
41、時計部43、記憶部44、車速センサ45、及び
表示部46は共に車載機信号処理部42に接続されてい
る。
【0027】上記車載機無線部41は、質問機1と無線
通信可能なアンテナ及び変復調部を含み、質問機1から
の後述する情報要求信号及び警報信号を受信復調し、車
載機信号処理部42に供給する。また車載機無線部41
は、車載機信号処理部42から供給されるの後述する車
両情報信号を変調送信し、質問機1に送信する。
【0028】上記車載機信号処理部42は、車載機無線
部41で受信された情報要求信号に応答して、記憶部4
4から読み出したID情報及び車速センサ45から取得
した走行速度情報を車両情報信号として、車載機無線部
41に供給する。また、車載機信号処理部42は、車載
機無線部41で受信された後述する警報信号を表示部4
6等の警報手段に供給する。
【0029】上記時計部43は、時刻情報を車載機信号
処理部42に供給する。上記記憶部44は、自車両を特
定するID情報を記憶する。上記車速センサ45は、自
車両の走行速度情報を検出する。上記表示部46は、車
載機信号処理部42から供給される自車両の走行状態を
警報する警報信号に基づいた警報内容を表示する。ま
た、音声で警報を報知する音声警報装置を車載機信号処
理部42に接続するようにしてもよい。
【0030】なお、上記電源供給部47としては、通常
の車載バッテリが用いられる。また、上記時計部43、
表示部46、車速センサ45は、他の既設の車載機器に
装備されているものを兼用するようにしてもよい。こう
すると、兼用化により小型化及びコスト削減の効果が得
られる。
【0031】一方、質問機1は、質問機信号処理部10
及び質問機無線部11を含んで構成される。また、質問
機信号処理部10は、送信信号生成部100及び信号機
制御部101から構成され、更にこの信号機制御部10
1は、車両有無判断部102、交通状態判断部103及
び信号点滅制御部104から構成される。上記質問機無
線部11は、送信信号生成部100、並びに信号機制御
部101の車両有無判断部102及び交通状態判断部1
03に受信信号を供給する。
【0032】上記質問機無線部11は、車載機4と無線
通信可能なアンテナ及び変復調部を含み、道路2の所定
の通信エリアCAに存在する車両3の車載機4と無線通
信する。そして、質問機無線部11は、情報要求信号及
び警報信号を変調送信すると共に、車載機4からの車両
情報信号を受信復調する。
【0033】上記送信信号生成部100は、車載機4へ
の送信信号として、車載機4に車両情報信号の送信を要
求する情報要求信号及びこの車両情報信号に基づいて警
報信号を生成する。
【0034】上記信号機制御部101は、質問機無線部
11で受信された車両情報信号に基づいて、交通渋滞を
緩和するように信号機Sの赤及び青信号の点滅インター
バルを制御する。説明を追加すると、この信号機制御部
101に含まれる車両有無判断部102は、車載機4か
らの上記車両情報信号を解析処理して、通信エリアCA
内に存在する車両3の有無を判断する。また、交通状態
判断部103は、車両有無判断部102での車両有無判
断結果及び上記車両情報信号に含まれる走行速度情報に
基づいて、通信エリアCAを含む道路2の交通状態を判
断する。更に信号点滅制御部104は、車両有無判断部
103での車両有無判断結果又は交通状態判断部102
での交通状態判断結果に基づき、通信エリアCA付近の
道路2が交通渋滞していると判断される場合には、その
交通渋滞を緩和するように信号機Sの赤及び青信号の点
滅インターバルを制御する。この信号機Sの赤及び青信
号の点滅インターバルの具体的な説明は、図4及び図5
を用いて後述する。なお、この赤及び青信号の点滅イン
ターバルとは、赤又は青信号が連続的に点灯する場合も
含むものである。また、信号機Sは1台に限るものでな
く、複数台であってもよい。
【0035】更に、車載機、質問機及び信号機の間で行
われる制御例について説明する。図3は、車載機、質問
機及び信号機の間で行われる制御例を説明するための図
である。図中、S5は信号機Sの行う制御を示し、S
1、S4及びS6は質問機1の行う制御を示し、そし
て、S2、S3、S7及びS8は車載機4の行う制御を
示す。
【0036】図3中、S1において、質問機1の送信信
号生成部100は質問機無線部11を制御して、車載機
4からの車両情報信号の送信を要求するための情報要求
信号を送信する。
【0037】S2において、車両3がその通信エリアC
Aを通行中であれば、車載機4の車載機無線部41は上
記情報要求信号を受信する。
【0038】S3において、車載機無線部41で受信さ
れた情報要求信号に応答して車載機4の車載機信号処理
部42は、記憶部44から自車両の車両ID、車種情報
を読み出すと共に、車速センサ45から走行速度情報を
取得して、それらの情報を車両情報信号として、車載機
無線部41を介して送信するように制御する。これによ
り車載機無線部41は車両情報信号を質問機1側に送信
する。
【0039】S4において、質問機1の質問機無線部1
1は、上記車両情報信号を受信して、質問機信号処理部
10に供給する。これを受けた質問機信号処理部10
は、上記通信エリアCAを通行中の車両の有無を確認す
ると共に、また交通状態を判別する。そして、これらの
結果に基づいてS5において信号機Sが点滅制御され
る。なお、上記S4における、質問機信号処理部10に
含まれる各部102、103及び104の具体的な作用
は、図5を用いて後述する。
【0040】S6において、質問機1の車載機信号処理
部42は更に、上記走行速度情報等から信号無視や速度
違反を判断した結果等、該当車両の走行状態を警報する
ための警報信号を、宛先情報と共に質問機無線部11を
介して車載機4側に送信するように制御する。これによ
り質問機無線部11は上記警報信号を車載機4側に送信
する。
【0041】S7において、車載機4の車載機無線部4
1は上記警報信号を受信する。そして、S8において、
車載機4の車載機信号処理部42は、受信した上記警報
信号が自装置宛であるかどうかを、上記警報信号と共に
送信されてくる宛先情報と、記憶部44に記憶している
ID情報と、を比較することによって判断し、自装置宛
であれば、上記警報信号を表示部46に向けて送信す
る。
【0042】S8において、表示部46は上記車載機信
号処理部42からの警報信号に応答して、この警報信号
に基づいた警報内容を表示する。警報内容は、例えば、
上述のように信号無視や制限速度違反等である。なお、
この表示部46は、請求項1の警報出力手段に相当す
る。警報出力手段は、表示部46の代わり、又は表示部
4と併用して、音声による警報出力手段を設けてもよ
い。表示部46により、ドライバーは視覚的に確実に注
意が促される。また、音声による警報出力手段による
と、運転に全く支障を与えることなく注意が促される。
これらにより、未然に交通事故が防止されるようにな
る。
【0043】以上、図1〜図3を用いて説明したよう
に、本実施形態によれば、車載機無線部41で取得され
た車両情報信号に基づいて、質問機1の信号機制御部1
01が、交通渋滞を緩和するように信号機Sの赤及び青
信号の点滅インターバルを制御し、これにより交通の流
れが最適化される。上記車両情報信号は、無線通信を利
用して車載機4から取得したデータを用いているので、
従来例に示した画像処理を用いた場合に比べ、天候変化
等の影響を受けることが少なく、常に安定的で正確なも
のとなる。その結果、信号機が従来に比べて、高精度に
安定的に制御されて、交通の流れが最適化されるように
なる。交通の流れが最適化されると、旅行時間、移動時
間が短縮され、ドライバーの負担が軽減する。更に、無
駄なアイドリング時間が減少し排気ガスも減少する。ま
た、画像処理を用いたシステムよりも安価になるという
メリットも得られる。
【0044】また、質問機1で車両情報信号に基づいて
生成された警報信号に基づいて、車載機4の警報出力手
段は警報信号の内容に応じた警報を出力する。この警報
により、ドライバーは注意を促され、未然に交通事故が
防止されるようになる。また、質問機1から車載機4に
は、上記警報信号のみならず、その他の交通情報、サー
ビス情報等を送信するようにしてもよい。
【0045】更に、本実施形態の交通制御システムの適
用例について図4を用いて説明する。図4は、本実施形
態の交通制御システムの適用例を示す概要図である。こ
の図4では、道路2A及び2Bが交差する交差点に配設
された信号機SA1、SA2、SB1及びSB2を制御
する例を想定している。
【0046】上記交差点付近には、道路2Aを矢印方向
に通行する車両3A1及び3A2に対してそれぞれ通行
指示をする信号機SA1及びSA2が立設されている。
また、同様に道路2Bを通行する車両3B1及び3B2
に対してそれぞれ通行指示をする信号機SB1及びSB
2が立設されている。
【0047】また、道路2Aを通行する車両3A1(こ
の図では1台のみしか記載してないが、複数台の場合も
ある)を測定するための質問機無線部11A1が、道路
2Aに沿った交差点付近の電信柱等を利用して配置され
ており、この質問機無線部11A1は通信エリアCA1
を形成している。
【0048】同様に道路2Aを通行する車両3A2を測
定するための質問機無線部11A2が、道路2Aに沿っ
た交差点付近に配置されている。更に道路2Bを通行す
る車両3B1及び3B2をそれぞれ測定するための質問
機無線部11B1及び11B2が、道路2Bに沿った交
差点付近に同様に配置されている。
【0049】これらの質問機無線部11A2、11B1
及び11B2はそれぞれ、通信エリアCA2、CB1及
びCB2を形成している。
【0050】上記質問機無線部11A1、11A2、1
1B1、11B2により受信された車載機4毎に割り当
てられたID情報及び走行速度情報を含む車両情報信号
はすべて、質問機信号処理部10の信号機制御部101
に供給される。これに応答して、質問機信号処理部10
の信号機制御部101は、通信エリアCA1、CA2、
CB1及びCB2に存在する車両の有無、存在する車両
の速度、又はこれらに基づく渋滞等の交通状態判断によ
り、信号機SA1、SA2、SB1及びSB2の赤及び
青信号の点滅インターバルを制御して、交通の流れを最
適化する。この具体的説明は図5を用いて後述する。
【0051】最後に、図4及び図5を用いて、図4で示
した交差点における信号機制御の例を説明する。図5
は、本実施形態の交通制御システムによる信号機制御例
を説明するための説明図である。
【0052】図5において、S102は図2の車両有無
判断部102の行う車両有無判断処理の例、S103は
図2の交通状態判断部103の行う交通状態判断処理の
例、そしてS104X及びS104Yは図2の信号点滅
制御部104の行う信号機点滅制御処理の例である。
【0053】車両有無判断処理S102では、車両有無
判断部102は、質問機無線部11A1、11A2、1
1B1及び11B2が受信したそれぞれの上記車両情報
信号を受けて、通信エリアCA1、CA2、CB1及び
CB2内に存在する車両の有無を示す情報102A、1
02Bを生成する。
【0054】102Aは道路2Aに存在する車両の有無
を示し、102Bは道路2Bに存在する車両の有無を示
す。各質問機無線部11A1、11A2、11B1及び
11B2が受信した車両情報信号の内容に応じて、各道
路A及びBに存在する車両の有無はこの図5に示すよう
に4通りに分けられる。ここで、道路A及びBに共に車
両が存在する場合には、情報102A及び102Bは交
通状態判断処理S103に用いられ、それ以外の3つの
場合には情報102A及び102Bは信号機点滅制御処
理S104Yに用いられる。
【0055】交通状態判断処理S103では、上記交通
状態判断部103は、車両有無判断部102からの上記
情報102A及び102B及び質問機無線部11が受信
した各車両情報信号に含まれる走行速度情報に基づい
て、通信エリアCA1、CA2、CB1及びCB2付近
の道路2A、2Bが渋滞しているかどうかを判断し、そ
の判断結果を出力する。
【0056】例えば、この処理S103では、上記情報
102A及び102B、並びに走行速度情報に基づき単
位時間内に上記通信エリア内を通過する車両の台数及び
それら平均速度等を算出して、通信エリア付近の道路の
渋滞具合を示す上記交通状態の判断結果を出力する。こ
の判断結果は、後述の信号機点滅制御処理S104Xに
用いられる。
【0057】S103Aは道路2Aの渋滞具合を示し、
S103Bは道路2Bの渋滞具合を示す。各道路A及び
Bの渋滞具合はこの図5に示すように4通りに分けられ
る。
【0058】信号機点滅制御処理S104Xでは、信号
点滅制御部104は、交通状態判断部103が上記交通
状態判断処理S103で生成した交通状態の判断結果に
に基づき、信号機SA1、SA2、SB1及びSB2を
制御する。104Xは、道路2A及び2Bの渋滞具合に
応じた、各信号機SA1、SA2、SB1及びSB2の
制御の仕方を示すものである。
【0059】上記処理S104Xで、道路2Aの通信エ
リアCA1、CA2付近、並びに道路2Bの通信エリア
CB1、CB2付近が共に交通渋滞していると判断され
る場合、或いは、共に交通渋滞していないと判断される
場合には、各信号機SA1、SA2、SB1及びSB2
を通常の時差式信号として稼働制御される。
【0060】このように、交差する道路2A、2Bが共
に渋滞しているか、又は共に渋滞してない場合には、上
記信号機制御信号により、交差する各道路2A、2Bに
対応する信号機SA1、SA2、及びSB1、SB2の
青点灯期間が等しくなるように制御されるので、交通の
流れがより効率的に最適化されるようになる。
【0061】一方、上記処理S104Xで、道路2Aの
通信エリアCA1、CA2付近、或いは道路2Bの通信
エリアCB1、CB2付近のいずれか一方が交通渋滞し
ていると判断される場合、その交通渋滞を緩和するよう
に信号機制御が行われる。例えば、道路2A側が渋滞し
ていると判断される場合、信号機SA1及びSA2の青
点灯期間を、他方の道路2Bに対応する信号機SB1及
びSB2の青点灯期間よりも長くするための信号機制御
信号が生成される。逆に、道路2A側が渋滞していると
判断される場合には、信号機SB1及びSB2の青点灯
期間を、他方の道路2Aに対応する信号機SA1及びS
A2の青点灯期間よりも長くする。
【0062】このように、交差する道路2A、2Bの一
方の道路2Aが渋滞していて、他方2Bが渋滞していな
い場合、渋滞側道路2Aに対応する信号機SA1、SA
2の青点灯期間が、他方SB1、SB2よりも長くなる
ように制御される。したがって、交差点付近の交通渋滞
が緩和され、この結果、交通の流れがより効率的に最適
化されるようになる。
【0063】また、信号機点滅制御処理S104Yで
は、信号点滅制御部104は、車両有無判断部102の
上記車両有無判断処理S102の判断結果に基づき、信
号機SA1、SA2、SB1及びSB2を制御する。1
04Yは、道路2A及び2Bに車両が存在するか否かに
応じた、各信号機SA1、SA2、SB1及びSB2の
制御の仕方を示すものである。
【0064】上記処理S104Yで、道路2Aの通信エ
リアCA1、CA2付近に車両が存在し、道路2Bの通
信エリアCB1、CB2付近には車両が存在しないと判
断される場合には、各信号機SA1、SA2を連続的に
青点灯させ、信号機SB1、SB2を連続的に赤点灯さ
せる。逆に、道路2Bの通信エリアCB1、CB2付近
に車両が存在し、道路Aの通信エリアCA1、CA2付
近には車両が存在しないと判断される場合には、各信号
機SB1、SB2を連続的に青点灯させ、信号機SA
1、SA2を連続的に赤点灯させる。
【0065】このように交差する他方の道路2Bに車両
が存在しない場合、上記信号機制御信号により、車両が
存在する側の道路2Aに対応する信号機SA1、SA2
は連続的に青点灯されるので、ドライバーは無駄な赤信
号による停止をしなくてもよくなる。この結果、無駄な
停止による交通渋滞を防止できるようになる。
【0066】また、上記処理S104Yで、道路2Aの
通信エリアCA1、CA2付近、並びに道路2Bの通信
エリアCB1、CB2付近に共に車両が存在しないと判
断される場合、主要道路又は優先道路に相当する側の信
号機を連続的に青点灯させ、他方を連続的に赤点灯させ
る。
【0067】通常、主要道路又は優先道路の方が交通量
が多いので、これに対応する信号機Sを連続的に青点灯
しておくことにより、確率的に、無駄な赤信号停止をす
る車両が少なくなる。この結果、無駄な停止による交通
渋滞を防止できるようになる。
【0068】更に、信号点滅制御部104では、信号機
点滅制御処理S104Yのように車両有無判断部102
での車両有無判断結果のみならず、信号機点滅制御処理
S104Xのように交通状態判断部103での交通状態
判断結果に基づいて、信号機の制御が行われるので、よ
り精密な交通制御が行えるようになる。この結果、信号
機がより高精度に制御されて、交通の流れが最適化され
るようになる。
【0069】なお、上記図4に示した例では、質問機無
線部は各道路のそれぞれ上り及び下りに対応させて配設
しているが、送信出力をアップさせる等して、ひとつの
無線部で上り及び下りの車両情報信号を取得するように
してもよい。また、この無線部は、交差点付近に立設さ
れた信号機柱を利用して配置するようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、車載機無線部41で取得された車両情報信
号に基づいて、質問機1の信号機制御部101が、交通
渋滞を緩和するように信号機Sの赤及び青信号の点滅イ
ンターバルを制御し、これにより交通の流れが最適化さ
れる。上記車両情報信号は、無線通信を利用して車載機
4から取得したデータを用いているので、従来例に示し
た画像処理を用いた場合に比べ、天候変化等の影響を受
けることが少なく、常に安定的で正確なものとなる。そ
の結果、信号機が従来に比べて、高精度に安定的に制御
されて、交通の流れが最適化されるようになる。交通の
流れが最適化されると、旅行時間、移動時間が短縮さ
れ、ドライバーの負担が軽減する。更に、無駄なアイド
リング時間が減少し排気ガスも減少する。また、画像処
理を用いたシステムよりも安価になるというメリットも
得られる。更に質問機1で車両情報信号に基づいて生成
された警報信号に基づいて、車載機4の警報出力手段は
警報信号の内容に応じた警報を出力する。この警報によ
り、ドライバーは注意を促され、未然に交通事故が防止
されるようになる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、車両有無判
断部102での車両有無判断結果のみならず、交通状態
判断部103での交通状態判断結果に基づいて、信号機
Sの制御が行われるので、より精密な交通制御が行える
ようになる。この結果、信号機Sがより高精度に制御さ
れて、交通の流れが最適化されるようになる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、交差する道
路2A、2Bの一方の道路2Aが渋滞していて、他方2
Bが渋滞していない場合、渋滞側道路2Aに対応する信
号機SA1、SA2の青点灯期間が、他方SB1、SB
2よりも長くなるように制御される。したがって、交差
点付近の交通渋滞が緩和され、この結果、交通の流れが
より効率的に最適化されるようになる。
【0073】請求項4記載の発明によれば、交差する道
路2A、2Bが共に渋滞しているか、又は共に渋滞して
ない場合には、交差する各道路2A、2Bに対応する信
号機SA1、SA2、及びSB1、SB2の青点灯期間
が等しくなるように制御されるので、交通の流れがより
効率的に最適化されるようになる。
【0074】請求項5記載の発明によれば、交差する他
方の道路2Bに車両が存在しない場合、車両が存在する
側の道路2Aに対応する信号機SA1、SA2は連続的
に青点灯されるので、ドライバーは無駄な赤信号による
停止をしなくてもよくなる。この結果、無駄な停止によ
る交通渋滞を防止できるようになる。
【0075】請求項6記載の発明によれば、交差する道
路に共に車両が存在しない場合、優先道路に対応する信
号機Sが連続的に青点灯される。通常、優先道路の方が
交通量が多いので、これに対応する信号機Sを連続的に
青点灯しておくことにより、確率的に、無駄な赤信号停
止をする車両が少なくなる。この結果、無駄な停止によ
る交通渋滞を防止できるようになる。
【0076】請求項7記載の発明によれば、表示部によ
って警報内容が表示されるので、ドライバーは、視覚的
に確実に注意が促され、未然に交通事故が防止されるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の交通制御システムの概要を説明す
るための説明図である。
【図2】本実施形態の交通制御システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】車載機、質問機及び信号機の間で行われる制御
例を説明するための図である。
【図4】本実施形態の交通制御システムの適用例を示す
概要図である。
【図5】本実施形態の交通制御システムによる信号機制
御例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 質問機 2、2A、2B 道路 3、3A1、3A2、3B1、3B2 車両 4 車載機 10 質問機信号処理部 11、11A1、11A2、11B1、11B2 質問
機無線部 41 車載機無線部 42 車載機信号処理部 43 時計部 44 記憶部 45 車速センサ 46 表示部 47 電源供給部 100 送信信号生成部 101 信号機制御部 102 車両有無判断部 103 交通状態判断部 104 信号点滅制御部 S、SA1、SA2、SB1、SB2 信号機 CA、CA1、CA2、CB1、CB2 通信エリア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号機の点滅制御及び車両側での警報に
    より、交通を制御する交通制御システムであって、 前記交通制御システムは無線通信機能を備え車両に搭載
    された車載機と、この車載機との無線通信機能を備え路
    側に設置された質問機とから構成され、 前記車載機は、 自車両を特定するID情報を記憶する記憶部と、 自車両の走行速度情報を検出する車速センサと、 自車両の走行状態を警報する警報信号に応答して、この
    警報信号の内容に応じた警報を出力する警報出力手段
    と、 前記質問機と無線通信し、前記質問機からの情報要求信
    号及び警報信号を受信すると共に、前記質問機に車両情
    報信号を送信する車載機無線部と、 前記車載機無線部で受信された前記情報要求信号に応答
    して、前記記憶部から読み出した前記ID情報及び前記
    車速センサから取得した前記走行速度情報を前記車両情
    報信号として、前記車載機無線部に供給すると共に、前
    記車載機無線部で受信された前記警報信号を前記警報手
    段に供給する車載機信号処理部とを含み、 前記質問機は、 前記道路の所定の通信エリアに存在する車両の前記車載
    機と無線通信し、前記情報要求信号及び前記警報信号を
    送信すると共に、前記車載機からの前記車両情報信号を
    受信する質問機無線部と、 前記車載機への送信信号として、前記車載機に前記車両
    情報信号の送信を要求する前記情報要求信号及び前記車
    両情報信号に基づいて前記警報信号を生成する送信信号
    生成部と、 前記質問機無線部で受信された前記車両情報信号に基づ
    いて、交通渋滞を緩和するように前記信号機の赤及び青
    信号の点滅インターバルを制御する信号機制御部とを含
    む、 ことを特徴とする交通制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の交通制御システムにおい
    て、 前記信号機制御部は、 前記車両情報信号を解析処理して、前記通信エリア内に
    存在する車両の有無を判断する車両有無判断部と、 前記車両有無判断部での車両有無判断結果及び前記車両
    情報信号に含まれる前記走行速度情報に基づいて、前記
    通信エリアを含む道路の交通状態を判断する交通状態判
    断部と、 前記車両有無判断部での車両有無判断結果及び前記交通
    状態判断部での交通状態判断結果に基づき、前記通信エ
    リア付近の道路が交通渋滞していると判断される場合に
    は、その交通渋滞を緩和するように前記信号機Sの赤及
    び青信号の点滅インターバルを制御する信号点滅制御部
    とから構成されることを特徴とする交通制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の交通制御システムにおい
    て、 前記信号機は、交差するそれぞれの道路に対応して交差
    点付近に複数個立設され、 前記質問機無線部は、前記それぞれの道路に対応して交
    差点付近に複数個配置されており、 前記信号点滅制御部は、前記交通状態信号に基づき、交
    差する道路のうち、一方の道路の前記交差点付近が交通
    渋滞していて、他方の道路の前記交差点付近が交通渋滞
    していないと判断される場合、渋滞側道路に対応する前
    記交差点付近の前記信号機の青点灯期間を、他方の道路
    に対応する前記交差点付近の前記信号機の青点灯期間よ
    りも長くすることを特徴とする交通制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の交通制御システムにおい
    て、 前記信号点滅制御部は、前記交通状態信号に基づき、交
    差する道路の前記交差点付近が共に交通渋滞している
    か、又は、交差する道路の前記交差点付近が共に交通渋
    滞していないと判断される場合、交差する各道路に対応
    する前記信号機の青点灯期間を等しくすることを特徴と
    する交通制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の交通制御システムにおい
    て、 前記信号点滅制御部は、前記車両検知信号に基づき、交
    差する道路のうち、一方の道路の前記交差点付近に車両
    が存在し、他方の道路の前記交差点付近に車両が存在し
    ないと判断される場合、車両が存在すると判断される道
    路に対応する前記交差点付近の前記信号機を連続的に青
    点灯させることを特徴とする交通制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の交通制御システムにおい
    て、 前記信号点滅制御部は、前記車両検知信号に基づき、交
    差する道路の前記交差点付近に共に車両が存在しないと
    判断される場合、優先道路に対応する前記交差点付近の
    前記信号機を連続的に青点灯させることを特徴とする交
    通制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか記載の交通制御シ
    ステムにおいて、 前記警報出力手段は、警報信号に基づいた警報内容を表
    示する表示部であることを特徴とする交通制御システ
    ム。
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