JPH10261171A - 車両用停止情報発信装置及び車両用停止表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の故障によらず自車停止位置を迅速に発
信することができる車両用停止情報発信装置及び車両用
停止表示装置を提供する。 【解決手段】 車両側機器４においては、ＧＰＳ受信装
置８等により自車位置を検出する。また、車輪速度セン
サ１６等により自車の運転状況を検出する。この運転状
況から、更新必要性判定部３２により、停止情報を更新
するか否か判定する。そして、自車が停止したか又は停
止の可能性が高くなったと判定した場合、停止情報をケ
ーブル５０を介して車両用停止表示装置２へ送信する。
そして、車両用停止表示装置２では、停止情報が制御部
４０を介してＲＡＭ４４に記憶される。そして、コネク
タ５４を車両用停止表示装置２から取り除くと、制御部
４０により、ＲＡＭ４４から停止情報が読み出されて、
この停止情報を発信部４６に送り、他車両等に発信を開
始させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、車両用停止情報発
信装置、特に車両の停止情報の発信に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、事故又は故障等により車両を走行
車線上等の通行障害となる場所に停止する事態が発生し
たとき、これに対して速やかな救援措置及び道路交通整
理に対する速やかな対処措置を行うために、自車の停止
位置を迅速に他車両又は所定機関へ連絡することが望ま
れる。

【０００３】このような車両の停止情報を発信する車両
用停止情報提供装置として、例えば特開平５−１３４６
０３号公報に記載されたものがある。

【０００４】この従来の車両用停止情報提供装置におい
ては、自車が停止した時、発信装置を自車の停止位置の
近傍に配置し、この発信装置に停止位置を表す情報を入
力して発信装置から停止情報を発信する。そして、他の
車両では、停止情報を受信した場合、最適経路上に通行
障害があるか否かを経路判断し、通行障害が最適経路上
にあった場合には、通行障害のある位置への進入を回避
するように表示する。このため、他車両は通行障害を避
けて、目的地への走行を効率良く行うことができる。

【０００５】また、車両停止情報を発信する他の車両用
停止情報提供装置として、特開平６−３６１８５号公報
に記載されたものがある。この従来の停止情報提供装置
においては、例えば、自車が事故等により停止した場
合、これを検出し、その時の自車停止位置情報をナビゲ
−ション装置から取り込む。そして、このナビゲーショ
ン装置から停止位置情報を発信する。このため、この停
止位置情報を受信した他車両や中央のセンター等が自車
及び他車に対して必要な措置を行うことができる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
車両用停止情報提供装置には以下に示す問題点がある。
先ず、特開平５−１３４６０３号公報に記載された装置
においては、車両の停止後に発信装置を停止位置の近傍
に配置して、ここから自車停止位置を発信する。しか
し、発信装置に停止位置の入力をしなければならず、迅
速に停止位置情報を発信することができない。また、発
信装置にＧＰＳ等の位置検出手段を設けることも提案さ
れているが、この場合においては、場所によっては、Ｇ
ＰＳによる電波等を受信できず、停止位置を検出できな
いことがある。一方、ＧＰＳ電波を受信する位置へ発信
装置を移動すると、自車停止位置から離れてしまうこと
がある。また、発信装置にＧＰＳ等を設置すると、装置
が大型化して高価になってしまう。

【０００７】次に、特開平６−３６１８５号公報に記載
された装置は、各種の車両情報に基づいて経路案内を行
う。このため、この従来の装置は、各種の車載機器と接
続されて動作しており、事故発生後、正常動作を維持で
きない場合が多い。特にケーブルの切断等により停止位
置を検出できなくなる場合も多い。そのような場合に
は、停止位置情報を発信することができなくなってしま
う。

【０００８】本発明は上記問題点を解決することを課題
としてなされたものであり、車両の故障によらず自車停
止位置を迅速に発信することができると共に、小型化を
図ることができる車両用停止情報発信装置及び車両用停
止表示装置を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用停止
情報発信装置は、車両の停止情報を発信する車両用停止
情報発信装置であって、車両側機器として、自車位置を
検出する自車位置検出手段と、自車の運転状況を検出す
る運転状況検出手段と、この運転状況検出手段において
検出した運転状況に基づいて、停止情報の更新必要性の
有無を判定する更新必要性判定手段と、この更新必要性
判定手段により、更新の必要性有りと判定されたとき
に、自車位置検出手段により検出した自車位置を含む停
止情報を送信する送信手段と、を有し、車両に搭載さ
れ、車外への持ち出しが可能な機器として、更新が必要
と判定されたときに、前記送信手段から送られてくる停
止情報を記憶する停止情報記憶手段と、停止情報記憶手
段に記憶されている停止情報を読み出して、発信する発
信手段と、を有することを特徴とする。

【００１０】本発明においては、先ず、車両側機器で以
下のような動作を行う。即ち、車両の走行中に常時、自
車位置検出手段により自車位置を検出する。この自車位
置の検出は、例えばＧＰＳにより、経度及び緯度により
検出することにより行う。また、車両走行中に運転状況
検出手段により自車の運転状況を検出する。そして、こ
の運転状況から更新必要性判定手段により、自車位置停
止情報の更新の必要性を判定する。この更新必要性があ
る場合には、送信手段により自車の停止情報を送信す
る。例えば、車両が停止した場合や運転状況から停止し
てしまうことが予想される場合に更新の必要性があると
判断する。そして、車両用停止情報発信装置では、前記
送信手段により送信された停止情報が停止情報記憶手段
に記憶され、必要に応じて発信手段により発信する。こ
のため、従来技術のように、発信装置に停止位置を手入
力する必要がないので、停止位置情報を迅速に発信する
ことができる。また、車両の走行中に、適時、自車の停
止位置情報を更新している。このため、車両側機器が故
障して、停止位置を停止情報発信装置に送信することが
できなくなっても、停止情報記憶手段には、停止情報が
記憶されているので、確実に自車停止位置を発信するこ
とができる。

【００１１】本発明に係る車両用停止表示装置は、車両
の停止時に車両の外部に載置して車両の停止を表示する
車両用停止表示装置であって、車両側機器と通信を行う
通信手段と、この通信手段により車両側機器から得た自
車位置情報を含む停止情報を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶した情報を発信する発信手段と、を有す
ることを特徴とする。

【００１２】本発明に係る車両用停止表示装置において
は、車両側機器から自車停止情報を通信手段を介して記
憶手段により記憶し、必要に応じて発信手段により発信
する。このため、従来技術のように、発信装置に停止位
置を手入力する必要がないので、停止位置情報を迅速に
発信することができる。また、車両用停止表示装置に
は、ＧＰＳ等が不要であるので、装置の小型化を図るこ
とができる。

【００１３】さらに、前記車両用停止表示装置は、前記
通信手段と車両側機器を接続する接続手段と、この接続
手段による接続状態を検出する接続検出手段と、この接
続検出手段により接続状態の解除が検出されたときに、
前記発信手段から停止情報を発信するよう制御する制御
手段と、を有することが好ましい。

【００１４】この場合においては、通信手段と車両側機
器とは、接続手段により接続されており、自車停止時
に、この接続状態を解除すれば、瞬時に前記位置情報発
信手段から自車位置情報を発信する。このため、トラン
ク等に収納しておいた車両用表示装置を、例えば車両側
機器との接続を解除して車外に持ち出すだけで発信が開
始される。このため、自車が停止してから停止位置情報
を一層迅速且つ容易に発信することができる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
（以下、実施形態という）について添付の図面に基づい
て説明する。

【００１６】図１は実施形態の車両用停止表示装置２及
び車両側機器４の全体構成を示すブロック図である。車
両側機器４は、電子コントロールユニット（以下、これ
を単にＥＣＵという）と、このＥＣＵ６に接続されてい
る各種センサと、車両停止情報発信装置側とのインター
フェイス部３６と、を有する。

【００１７】ＥＣＵ６は、自車の停止位置情報検出のた
めに各種処理を行う。ＥＣＵ６には、ＧＰＳ受信装置８
が接続されている。ＧＰＳ受信装置８は、ＧＰＳ衛星１
０からの電波を受信することで、現在の自車位置（経度
及び緯度）を検出する。また、ＥＣＵ６には、Ｄ−ＧＰ
Ｓ受信装置１２も接続されており、Ｄ−ＧＰＳ基地局１
４からの電波（例えば、ＦＭ多重放送）によりＧＰＳの
誤差情報を受信して、ＧＰＳ受信装置８から検出された
自車位置の精度を上昇する。

【００１８】ＥＣＵ６には、運転状況検出手段として、
以下のセンサが接続されている。先ず、ＥＣＵ６には、
車輪速度センサ１６及びＧセンサ１８が接続されてい
る。車輪速度センサ１６により、車両の走行状態及び速
度を検出する。Ｇセンサ１８により、車両の前方向及び
横方向から衝突を検出すると共に、車両の加速度を検出
する。また、ＥＣＵ６にはヨーレイトセンサ２０が接続
されている。このヨーレイトセンサ２０では、車両重心
を通る鉛直軸まわりの車両回転角度を検出する。また、
ＥＣＵ６には、ＡＢＳ（アンチロックブレーキシステ
ム），ＴＲＣ（トラクションコントロールシステム），
ＶＳＣ（ビーグルスタビリテイコントロール）等の動作
センサ２２が接続されている。ＡＢＳの動作により、車
両のブレーキ操作に基づくスリップ状態を検出し、ＴＲ
Ｃの動作により、車両のアクセル操作に基づくスリップ
状態を検出し、ＶＳＣの動作により、車両の４輪の配分
から見たスリップ状態を検出する。また、ＥＣＵ６に
は、エアバック等の衝突検出センサ２４が接続されてお
り、車両の衝突時の衝撃（減速度）をセンサで検出す
る。また、ＥＣＵ６には、車間距離センサ２６が接続さ
れており、他車との間隔を検出する。この車間距離セン
サ２６としては、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、
ＣＣＤカメラ等がある。また、ＥＣＵ６には、周辺監視
センサ２８が接続されており、走行中の車両周辺の物体
との距離を検出する。この車両周辺の物体を監視するに
は、例えば、超音波カメラ、赤外線カメラ、ＣＣＤカメ
ラ等がある。さらに、ＥＣＵ６には、車線逸脱検出セン
サ３０が接続されており、車両の走行車線から所定距離
逸脱した場合、この逸脱を検出する。この車線逸脱検出
センサ３０には、ＣＣＤカメラがあり、これにより道路
の白線を認識して自車との逸脱を検出することができ
る。また、ＧＰＳ受信装置８等で得た自車の位置によ
り、車線逸脱を検出してもよい。また、道路に磁気マー
カ等を設置し、車両がこの磁気マーカに基づいて、車両
逸脱を検出してもよく、その他種々の方法があり、上述
の方法に限定されない。

【００１９】そして、ＥＣＵ６には、上述の車輪速度セ
ンサ１６等の運転状況検出センサにより検出された運転
状況情報に基づいて、自車停止情報の更新の必要性を判
定する更新必要性判定部３２が内蔵されている。また、
この更新必要性判定部３２により更新必要性を判定した
場合に、自車位置停止情報を送信する停止情報送信部３
４がＥＣＵ６に内蔵されている。

【００２０】一方、車両用停止表示装置２においては、
制御部４０に、車両側機器４とのインターフェイス部４
２、ＲＡＭ４４、ビーコン等の発信部４６が接続されて
いる。そして、これらには、予備電源４８が接続されて
いる。なお、この予備電源４８には、充電池又は乾電池
等が採用可能である。そして、車両側機器４内のインタ
ーフェース部３６及び車両用停止表示装置２内のインタ
ーフェース部４２は、ケーブル５０を介して接続され
る。なお、このケーブル５０の両端は、それぞれコネク
タ５２、５４を介し、インターフェイス部３６、４２に
接続される。この車両用停止表示装置２では、上述の停
止情報送信部３４から停止情報が送信された場合、制御
部４０を介して停止情報がＲＡＭ４４に書き込まれる。

【００２１】自車停止位置情報の更新及び発信につい
て、図２に示すようなフローチャートを用いて以下に説
明する。図２においては、先ず、ステップＳ１におい
て、ＧＰＳ受信装置８及びＤ−ＧＰＳ受信装置１２によ
り自車位置を検出する。そして、車輪速度センサ１６等
により、自車の運転状況を検出する。

【００２２】次に、ステップＳ２において、更新必要性
判定部３２により、自車位置を停止情報として更新する
か否かを判定する。この場合においては、以下に示すよ
うな運転状況を、自車が走行停止したか又は走行停止の
可能性が高くなったと判定する。

【００２３】即ち、車輪速度センサ１６により車両の速
度が０になった場合と、Ｇセンサ１８により車両の加速
度が０．８＊ｇ以上になった場合と、ヨーレイトセンサ
２０によりヨーレイト角度が所定値になった場合（この
所定値とは、車両が不安定になると判断できるヨーレイ
ト角度である）と、ＡＢＳ，ＴＲＣ，ＶＳＣ動作センサ
２２が作動した場合（即ち、車両のブレーキ操作、アク
セル操作、４輪配分に基づくスリップ状態から車両が停
止すると判断できる場合）と、衝突検出センサ２４によ
る車両の衝突が検出された場合と、車間距離センサ２６
により車間距離が５．０ｍ以下となった場合と、周辺監
視センサ２８により車両と周辺物体との距離が１．０ｍ
以下となった場合と、車線逸脱検出センサ３０により車
両が走行車線から逸脱した場合に停止位置情報を更新す
る条件とする。

【００２４】上述のような運転状況になったと更新必要
性判定部３２が判定した場合、ステップＳ３にて、停止
情報を更新する。即ち、ＥＣＵ６により、インターフェ
イス部３６からインターフェイス部４２へ通信開始の信
号を送信し、インターフェイス部３６、４２同士が共に
通信可能状態になった場合、停止情報送信部３４により
停止位置情報がケーブル５０及び制御部４０を介してＲ
ＡＭ４４に記憶されて、停止位置情報が更新される。

【００２５】なお、本実施例においては、上述に示した
運転状況検出センサによる数値的な判定基準（例えば、
加速度が０．８＊ｇ以上等）は、車両の性能及び走行道
路等に応じて種々に変更可能なものとする。

【００２６】続いて、ステップＳ４において、制御部４
０にて、車両用停止表示装置２のインターフェイス部４
２からコネクタ５４が外されたか否かを検出する。そし
て、コネクタ５４が外されたと検出された場合には、ス
テップＳ５にて、予備電源をＯＮする。一方、制御部４
０はＲＡＭ４４から停止情報を読み出して、この停止情
報を発信部４６に送り、他車両等に発信を開始させる。

【００２７】なお、ステップＳ２で運転状況が所定判定
基準に達しない場合及びステップＳ３で車両用停止表示
装置２のインターフェイス部４２からコネクタ５４を取
り外さない場合には、ステップＳ１に戻る。

【００２８】このように本実施形態においては、従来技
術のように、発信装置に停止位置を手入力する必要がな
いので、停止位置情報を迅速に発信することができる。
また、車両の走行中に、適時、自車の停止位置情報を更
新している。このため、車両側機器４が故障しても、Ｒ
ＡＭ４４には、停止位置情報が記憶されているので、確
実に自車停止位置を発信することができる。また、車両
用停止表示装置２には、ＧＰＳ等が不要であるので、装
置の小型化を図ることができる。また、車両の停止時
に、インターフェイス部４２からコネクタ５４を取り外
せば、発信部４６から自車位置情報を自動的に発信開始
する。このため、自車が停止してから停止位置情報を容
易且つ迅速に発信することができる。

【００２９】なお、停止情報は、自車停止位置の他に、
自車の登録番号等を含んでもよい。この場合には、他車
又は所定機関が停止情報を受信すれば、停止位置と共
に、車両の持ち主が識別できるので、速やかな対処を行
うことができる。

【００３０】また、本実施例の車両用停止表示装置２を
通常車両に搭載されている非常用三角停止表示板の一部
に取り付けることが可能である。そうすると、車両用停
止表示装置２を車両の備品である三角表示停止板に取り
付けるだけで済むので、車両搭載時における発信装置の
省スペース化を図ることができる。また、発信部４６の
アンテナは三角停止表示板の一部としたり、これに貼り
付けることもできる。

【００３１】さらに、本実施例においては、ケーブル５
０により車両用停止表示装置２と車両側機器４とを接続
しなくても、インターフェイス部３６、４２にそれぞ
れ、停止情報送信部及び停止情報受信部を設置すれば、
停止情報を送受信することも可能である。

【００３２】また、ＧＰＳ受信装置８、Ｄ−ＧＰＳ受信
装置１２等はナビゲーション装置の一部として整備され
ているものであり、ＥＣＵ６はナビゲーション用ＥＣＵ
を兼用してもよい。また、地図データベースからの情報
により自車位置を地図上の位置として認識し、これを発
信することも好適である。さらに、自車位置更新の判定
に地図データベースを利用し、道路からの逸脱を認識す
ることが好ましく、特に停止可能性が少しでもあれば自
車位置を更新するとよい。

【００３３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用停止情報発信装置によれば、発信時に自車停止位置を
手入力する必要がないので、自車停止位置情報を迅速に
発信することができる。また、車両の走行中に、適時、
自車の停止位置情報を更新している。このため、車両側
機器が故障し、自車位置検出手段が故障しても、記憶手
段には、停止位置情報が記憶されているので、確実に自
車停止位置を発信することができる。

【００３４】また、本発明に係る車両用停止表示装置に
おいては、発信手段には、ＧＰＳ等が不要であるので、
装置の小型化を図ることができる。

【００３５】更に、通信手段と車両側機器とは接続され
ており、自車停止時に、この接続を解除すれば、前記位
置情報発信手段から自車位置情報を発信する。このた
め、自車が停止してから停止位置情報を一層迅速に発信
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る実施形態の全体構成を示すブロ
ック図である。

【図２】 本発明に係る実施形態において、停止情報の
更新及び発信を示すフローチャートである。

【符号の説明】

２ 車両用停止表示装置、４ 車両側機器、６ ＥＣ
Ｕ、８ ＧＰＳ受信装置、１０ ＧＰＳ衛星、１２ Ｄ
−ＧＰＳ受信装置、１４ Ｄ−ＧＰＳ基地局、１６ 車
輪速度センサ、１８ Ｇセンサ、２０ ヨーレイトセン
サ、２２ 動作センサ、２４ 衝突検出センサ、２６
車間距離センサ、２８ 周辺監視センサ、３０ 車線逸
脱検出センサ、３２ 更新必要性判定部、３４ 停止情
報送信部、３６，４２ インターフェイス部、４０ 制
御部、４４ ＲＡＭ、４６ 発信部、４８ 予備電源、
５０ ケーブル、５２，５４ コネクタ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 車両の停止情報を発信する車両用停止情
   報発信装置であって、 車両側機器として、 自車位置を検出する自車位置検出手段と、 自車の運転状況を検出する運転状況検出手段と、 この運転状況検出手段において検出した運転状況に基づ
   いて、停止情報の更新必要性の有無を判定する更新必要
   性判定手段と、 この更新必要性判定手段により、更新の必要性有りと判
   定されたときに、自車位置検出手段により検出した自車
   位置を含む停止情報を送信する送信手段と、 を有し、 車両に搭載され、車外への持ち出しが可能な機器とし
   て、 更新が必要と判定されたときに、前記送信手段から送ら
   れてくる停止情報を記憶する停止情報記憶手段と、 停止情報記憶手段に記憶されている停止情報を読み出し
   て、発信する発信手段と、 を有することを特徴とする車両用停止情報発信装置。
2. 【請求項２】 車両の停止時に車両の外部に載置して車
   両の停止を表示する車両用停止表示装置であって、 車両側機器と通信を行う通信手段と、 この通信手段により車両側機器から得た自車位置情報を
   含む停止情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶した情報を発信する発信手段と、 を有することを特徴とする車両用停止表示装置。
3. 【請求項３】 請求項２に記載の装置において、 さらに、 前記通信手段と車両側機器を接続する接続手段と、 この接続手段による接続状態を検出する接続検出手段
   と、 この接続検出手段により接続状態の解除が検出されたと
   きに、前記発信手段から停止情報を発信するよう制御す
   る制御手段と、 を有することを特徴とする車両用停止表示装置。