JPH09231496A - 路面凍結アラームシステム - Google Patents

路面凍結アラームシステム

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JPH09231496A
JPH09231496A JP5694296A JP5694296A JPH09231496A JP H09231496 A JPH09231496 A JP H09231496A JP 5694296 A JP5694296 A JP 5694296A JP 5694296 A JP5694296 A JP 5694296A JP H09231496 A JPH09231496 A JP H09231496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road surface
vehicle
revolution
rear wheel
front wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5694296A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Kasai
典子 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5694296A priority Critical patent/JPH09231496A/ja
Publication of JPH09231496A publication Critical patent/JPH09231496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コストな路面凍結アラームシステムの提供。 【解決手段】前輪の回転数を監視する前輪監視装置1
と、アラーム4装置と、後輪の回転数を監視する後輪監
視装置2と、前輪の回転数と後輪の回転数を比較演算
し、算出された回転数の差が所定値以上のときアラーム
装置4を動作させる演算装置3と、から構成され、スリ
ップが生じた際、運転者に警告を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面凍結アラーム
(警告)システムに関し、特に路面凍結等による自動車
等の車両のスリップを検出する路面凍結アラームシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】滑り易い路面を検出するための従来の装
置として、例えば特公平2−11453号公報には、図
4に示すような装置が提案されている。上記公報記載の
装置は、自動車を定速走行させるための、一般に「オー
トドライブ装置」と称される自動車用定速走行装置であ
り、特に滑りやすい路面において加速時に車輪のスリッ
プが生じるのを防ぐための手段を有する。図4に示すよ
うに、この従来の装置においては、降雨センサ又はワイ
パスイッチ46からの検出信号により滑りやすい不良路
面であることが検知された時に、自動車の加速量が低く
抑えられるように、入力スイッチ群41と車速センサ4
2からの信号を基に演算を行う演算手段43から出力さ
れる演算結果を補正する補正手段45が設けられてお
り、降雨センサ又はワイパスイッチ46からの出力によ
って直接、降雨の情報を取り込み、自動車のスリップの
発生を防止するようにしたものである。なお、この従来
の装置は、このままでは降雪、凍結の情報を得ることは
できない。従来、路面の凍結情報を判定するために、別
途気温センサを設け、気温の変化の分析及び計算等の演
算処理を行い、凍結状態を判定するようにした装置も知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の装置においては、凍結状態であるか否かを判定するた
めには気温センサ等が必要とされる他、気温の変化の分
析及び計算等の複雑な処理及び演算を行うことが必要と
されており、このため路面凍結を警告するシステムの低
コスト化を図ることは著しく困難とされていた。
【0004】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであり、その目的は、従来の路面凍結によるス
リップを検出するための装置において必要とされてい
た、雨や雪の状態を検出する手段を不要とし、構成を簡
易化すると共に、複雑な処理及び演算を不要とした、低
コストな路面凍結アラームシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車両の前輪の単位時間あたりの回転数
(「回転数」という)を測定する前輪監視手段と、前記
車両の後輪の回転数を測定する後輪監視手段と、前記前
輪の回転数と前記後輪の回転数とを比較演算する演算手
段と、前記演算手段の比較演算結果に基づき、路面凍結
の旨の所定の警告を発する手段と、を備えたことを特徴
とする路面凍結アラームシステムを提供する。
【0006】
【作用】上記構成のもと、本発明によれば、車両の前輪
と後輪の回転数の差によりスリップを検出するように構
成したことにより、前輪の回転数と後輪の回転数の情報
のみから、路面凍結が検出される。このため、従来必要
とされていた雨や雪を直接検出する手段が不要とされ、
これにより大幅なコスト削減を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施形態を説明するた
めの図であり、本発明に係る路面凍結アラームシステム
を組み込んだ車両を模式的に示す図である。図2は、本
発明の一実施形態の構成をブロック図にて示した図であ
る。
【0009】図1及び図2を参照して、本実施形態は、
車両7の前輪の単位時間あたりの回転数(「回転数」と
略記する)を測定する前輪監視装置1と、車両7の後輪
の回転数を測定する後輪監視装置2と、演算装置3と、
車両7の運転者が確認し易いように配設され、所定の音
(聴覚情報)や光(視覚情報)により運転者に警告を行
うアラーム装置4と、から構成される。
【0010】前輪監視装置1と後輪監視装置2は、車輪
の回転数を検出測定するための回転速度センサを具備し
ている。
【0011】演算装置3は、前輪監視装置1と後輪監視
装置2から前輪と後輪の回転数情報を受け、各々の回転
数の差(絶対値)が予め定めた所定値以上となった場合
には、スリップが生じたと判定し、アラーム装置4を介
して車両7の運転者に路面凍結等により路面が滑りやす
い状態であることを警告する。
【0012】次に、図3のフローチャートを参照して本
実施形態の動作を説明する。
【0013】車両7のエンジン(不図示)がスタート
(オン)すると、前輪監視装置1と、後輪監視装置2
と、演算装置3と、が動作を開始し(ステップS2
1)、前輪監視装置1と、後輪監視装置3は、それぞれ
前輪と後輪の回転数を計算する(ステップS22)。
【0014】演算装置3は、前輪監視装置1で測定され
る前輪の回転数(x)と、後輪監視装置2で測定される
後輪の回転数(y)と、の回転数の差の絶対値ΔS=|
x−y|を求める。
【0015】通常の走行状態でも例えば内輪差によって
前輪と後輪との間には回転数の差が生じるため、通常の
走行状態において生じる、前輪と後輪の回転数の差の絶
対値をRとし、ΔS>Rの場合には、スリップが生じた
ものと判定する(ステップS23)。
【0016】演算装置3は、スリップが生じたと判定す
ると、アラーム装置4をオン(作動)状態とすることに
より、運転者にスリップが生じたことを知らせる(ステ
ップS24)。
【0017】一方、演算装置3は、ステップS23にお
いて、ΔS≦Rの場合には、通常の運転状態(スリップ
が生じていない状態)であると判定し、アラーム装置4
はオフ状態とされる(ステップS25)。
【0018】ステップS24又はステップS25を終了
した後に、再びステップS22に戻り、ステップS22
からステップS25の監視処理を繰り返して行う。
【0019】以上、本発明を上記実施形態に沿って説明
してきたが、本発明は上記実施の態様に限定されるもの
ではなく、各種の実施態様を含むことは勿論である。例
えば、前輪監視装置1と後輪監視装置2との設置位置
は、前輪及び後輪の少なくとも2つの車輪の回転数を測
定することができればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の前輪の回転数と後輪の回転数の差の絶対値から路
面が滑りやすい状態であることを検出することができる
ような構成としたため、雨や雪を検出する手段を不要と
し、路面凍結アラームシステムの低コスト化を図ること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための図であ
り、路面凍結アラームシステムを組み込んだ車両を模式
的に示す図である。
【図2】本発明の一実施形態の構成をブロック図にて示
す図である。
【図3】本発明の一実施形態の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 前輪監視装置 2 後輪監視装置 3 演算装置 4 アラーム装置 7 車両(自動車) 41 入力スイッチ群 42 車速センサ 43 演算手段 45 補正手段 46 降雨手段 47 調速部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前輪の単位時間あたりの回転数
    (「回転数」という)を測定する前輪監視手段と、 前記車両の後輪の回転数を測定する後輪監視手段と、 前記前輪の回転数と前記後輪の回転数とを比較演算する
    演算手段と、 前記演算手段の比較演算結果に基づき、路面凍結の旨の
    所定の警告を発する手段と、 を備えたことを特徴とする路面凍結アラームシステム。
  2. 【請求項2】前記演算手段が、前記前輪の回転数と前記
    後輪の回転数の差分の絶対値を予め定めた所定の閾値と
    比較し、前記差分の絶対値が前記閾値を超えた際をもっ
    て警告を発するように制御することを特徴とする請求項
    1記載の路面凍結アラームシステム。
  3. 【請求項3】車両の前輪及び後輪の回転数のうち、一方
    の回転数が、他方の回転数よりも少なくとも予め定めら
    れた所定の値分大きい場合には、路面凍結の旨の所定の
    警告を行うことを特徴とする路面凍結アラームシステ
    ム。
JP5694296A 1996-02-20 1996-02-20 路面凍結アラームシステム Pending JPH09231496A (ja)

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JP5694296A JPH09231496A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 路面凍結アラームシステム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279577A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Toshiba Corp 路面状況情報提供システム、これに用いる車載システム、及びそのセンター側の情報処理システム
KR20030015908A (ko) * 2001-08-18 2003-02-26 주식회사 비에스텍 자동차의 미끄럼 경보장치 및 그 경보 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04123199A (ja) * 1990-09-13 1992-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 駐車場混雑状態判別装置
JPH07253328A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Nissan Motor Co Ltd 車載用ナビゲーション装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980723