JP2002279552A - 異常検出装置 - Google Patents

異常検出装置

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JP2002279552A JP2001073762A JP2001073762A JP2002279552A JP 2002279552 A JP2002279552 A JP 2002279552A JP 2001073762 A JP2001073762 A JP 2001073762A JP 2001073762 A JP2001073762 A JP 2001073762A JP 2002279552 A JP2002279552 A JP 2002279552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、部屋内の照明灯が劣化によって
点滅状態になり、監視対象が静止状態のままであるのに
監視対象が動状態であると誤って判定されるのを防止で
きる異常検出装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 異常検出装置において、第1動き判定手
段によって動きが有ると判定された特徴量算出領域数
が、動状態/静止状態判定用基準値より大きい値に設定
されている照明灯点滅状態判定用基準値より多いか否か
を判定する照明灯点滅状態判定手段、および第1動き判
定手段によって動きが有ると判定された特徴量算出領域
数が照明灯点滅状態判定用基準値より多いと判定された
ときには、第2動き判定手段による判定動作を実行させ
ないようにする手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、浴
室、トイレなどの部屋内において人が倒れるといった異
常が発生した場合に、そのことを検出する異常検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室内において入浴者が入浴中に死亡す
る事故が年々増加しており、入浴者の入浴中での死亡者
数が交通事故による死亡者数以上になり、入浴中での事
故が注目されてきている。
【0003】入浴中での事故の直接的な原因は、入浴中
に心不全や脳卒中などで倒れたり、バスタブ中で意識障
害が生じて溺死するというものである。しかし、そのよ
うな状態となる要因は、原因究明が進んではいるもの
の、現在の生活様式の変化も重なりなかなか特定できな
いのが現状である。従って、入浴中の心不全や脳卒中な
どを防止することはなかなか容易ではない。
【0004】しかし、症状が発生するのを防止すること
ができなくても、早期発見により、一命を取り留める可
能性はかなり高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
次のような異常検出装置を開発した。つまり、浴室内の
映像を撮像手段によって撮像する。撮像手段で撮像した
映像を複数の特徴量算出領域に分割し、各特徴量算出領
域毎に撮像手段で撮像した映像から画像特徴量を抽出す
る。
【0006】各特徴量算出領域毎に抽出された画像特徴
量の所定時間間隔毎の時間的変化量を検出する。各特徴
量算出領域毎に検出された画像特徴量の時間的変化量と
動き判定用閾値とを各特徴量算出領域毎に比較し、画像
特徴量の時間的変化量が動き判定用閾値以下である場合
にはその特徴量算出領域に動きが無いと判定し、動き判
定用閾値より大きい場合にその特徴量算出領域に動きが
有ると判定する。
【0007】動きが有ると判定された特徴量算出領域数
が動状態/静止状態判定用基準値以下の場合に入浴者が
静止状態であると判定し、動きが有ると判定された特徴
量算出領域数が動状態/静止状態判定用基準値より多い
場合に入浴者が動状態であると判定する。そして、過去
所定回数の動状態/静止状態の判定結果に基づいて、入
浴者に異常が発生したか否かを判定する。
【0008】ところで、浴室内には照明灯が設けられて
おり、入浴中には照明灯が点灯している。照明灯は、劣
化するとちらつく(点滅する)ようになる。照明灯が点
滅状態となると、点灯状態と消灯状態とが切り替わる毎
に、その切り替わり直後において、撮像手段で撮像した
映像から抽出された特徴量算出領域毎の画像特徴量が変
化するため、入浴者が静止状態であっても入浴者が動状
態であると判定してしまう可能性が高くなる。
【0009】このため、部屋内の照明灯が劣化によって
点滅状態になると、入浴者が静止状態であったとして
も、点灯状態と消灯状態とが切り替わる毎に、入浴者が
動状態であると誤判定してしまい、異常を検出できなく
なるという問題がある。
【0010】この発明は、部屋内の照明灯が劣化によっ
て点滅状態になり、監視対象が静止状態のままであるの
に監視対象が動状態であると誤って判定されるのを防止
できる異常検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による異常検出
装置は、内部に照明灯が配置されている部屋内の映像を
撮像する撮像手段、撮像手段で撮像した映像を複数の特
徴量算出領域に分割し、各特徴量算出領域毎に撮像手段
で撮像した映像から画像特徴量を抽出する抽出手段、各
特徴量算出領域毎に抽出手段で抽出した画像特徴量の所
定時間間隔毎の時間的変化量を検出する検出手段、検出
手段によって各特徴量算出領域毎に検出された画像特徴
量の時間的変化量と動き判定用閾値とを各特徴量算出領
域毎に比較し、画像特徴量の時間的変化量が動き判定用
閾値以下である場合にはその特徴量算出領域に動きが無
いと判定し、動き判定用閾値より大きい場合にその特徴
量算出領域に動きが有ると判定する第1動き判定手段、
動きが有ると判定された特徴量算出領域数が動状態/静
止状態判定用基準値以下の場合に部屋内の監視対象が静
止状態であると判定し、動きが有ると判定された特徴量
算出領域数が動状態/静止状態判定用基準値より多い場
合に部屋内の監視対象が動状態であると判定する第2動
き判定手段、ならびに第2動き判定手段による過去所定
回数の動き判定結果に基づいて、部屋内の監視対象に異
常が発生したか否かを判定する異常判定手段を備えた異
常検出装置において、第1動き判定手段によって動きが
有ると判定された特徴量算出領域数が、動状態/静止状
態判定用基準値より大きい値に設定されている照明灯点
滅状態判定用基準値より多いか否かを判定する照明灯点
滅状態判定手段、および第1動き判定手段によって動き
が有ると判定された特徴量算出領域数が照明灯点滅状態
判定用基準値より多いと判定されたときには、第2動き
判定手段による判定動作を実行させないようにする手段
を備えていることを特徴とする。
【0012】部屋内の照明灯をオン、オフするための照
明スイッチに連動して、異常検出装置の電源がオン、オ
フされることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0014】図1は、異常状態検出装置の配置例を示す
模式図である。
【0015】図1において、1は浴室である。2は脱衣
場である。3は廊下である。4は台所である。
【0016】浴室1と脱衣場2との間の壁には、ドア5
が開閉自在に設けられており、ドア5を開けて人が脱衣
場2から浴室1内に入室または浴室1から脱衣場2へ退
室することができる。浴室1と脱衣場2との間の壁の脱
衣場2側には、浴室1内に接地された照明灯7をオンオ
フさせるための照明スイッチ6が配置されている。
【0017】9は、入浴者が異常状態になったことを検
出するための異常状態検出装置である。より具体的に
は、異常状態検出装置9は、浴室1内の映像を撮像する
カメラ8(図2参照)を内蔵しており、カメラ8の映像
に基づいて、入浴者が異常状態になったことを検出する
異常状態検出装置である。
【0018】異常状態検出装置9の電源は、照明スイッ
チ6のオンオフに連動してオンオフされる。つまり、照
明スイッチ6がオンされると、照明灯7が点灯されると
ともに、異常状態検出装置9の電源がオンとなる。そし
て、照明スイッチ6がオフされると、照明灯7が消灯さ
れるとともに、異常状態検出装置9の電源がオフとな
る。
【0019】10は、浴室1内に入室している人(入浴
者)に警報を発するために浴室1内に配置された第1警
報器である。11は浴室1外の人に入浴者の異常を通知
するために、例えば台所4に配置された第2警報器であ
る。
【0020】図2は、異常状態検出装置9の構成を示し
ている。
【0021】カメラ8は、レンズ8aとCCD8bとか
らなる。CCD8bは、レンズ8aを通して浴室内の光
学像を光電変換し、電気信号として出力する。CCD8
bの出力信号は、前処理回路91に送られる。前処理回
路は、CDS回路、AGC回路およびADCを備えてい
る。
【0022】CCD8bの出力信号は、CDS回路で相
関二重サンプリング処理され、さらに、AGC回路で最
適な振幅にゲイン調整された後、ADCによりデジタル
信号に変換されて、YC分離回路92に入力する。
【0023】YC分離回路92は、デジタルCCD信号
から輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yを生成する。
YC分離回路92によって生成された信号Y,R−Y,
B−Yは、領域毎積算回路93に送られる。
【0024】領域毎積算回路93は、図3に示すよう
に、1画面を複数の同一面積の領域(特徴量算出領域)
D11〜D44に分割し、各特徴量算出領域において、
信号Y,R−Y,B−Y毎に積算処理または平均処理を
行なう。この例では、信号Y,R−Y,B−Y毎に積算
処理を行なうものとする。領域毎に積算した結果(以
下、画像特徴量という)D11〜D44は、画像特徴量
RAM96に格納される。
【0025】タイミング制御部99は、CCD8bを駆
動するためのCCD駆動パルスを出力する。また、タイ
ミング制御部99は、CDS回路用にサンプリングパル
スを、ADC用にサンプリングクロックを出力する。
【0026】タイミング制御部99によって一定のタイ
ミングで入力されるCCDデジタル信号に対し、所定の
YC分離、領域毎積算、高周波成分積算および画像特徴
RAMへの書き込みが正常が行なわれるように、タイミ
ング制御部99は各回路に制御信号を送る。また、タイ
ミング制御部99は、動き判定を行なうマイクロコンピ
ュータ(以下、マイコン)97に対して、割り込み信号
として映像の垂直同期信号であるVsync 信号を出力す
る。
【0027】マイコン97は、タイミング制御部99に
対し、領域の位置設定などのパラメータ設定を行なう。
また、マイコン97は、映像の明るさを最適化するため
に、AGC回路のゲイン制御や、CPUI/F98を通
じてタイミング制御を行い、CCD8bの露光時間制御
を行なう。さらに、マイコン97は、タイミング制御部
99から割り込み信号を受け、映像の出力に同期して動
き判定を行なう。
【0028】図4は、異常状態検出装置9の電源がオン
になっている場合に、マイコン97が行なう動き判定処
理手順を示している。
【0029】マイコン97は、Vsync 信号が入力するま
で入力待機状態であり(ステップ1)、Vsync 信号が入
力されると、以下の処理を行なう。
【0030】Vsync 信号が入力されると、マイコン97
は、CPUI/F98を通して、タイミング制御回路9
9にパラメータ設定を行なう(ステップ2)。その後、
画像特徴量RAM96に格納されている前フィールドの
全特徴量算出領域の画像特徴量をCPUI/F98を通
して読み出し(ステップ3)、マイコン97内部のRA
Mに格納する(ステップ4)。
【0031】全特徴量算出領域の画像特徴量がマイコン
97内部のRAMに格納されると(ステップ5)、マイ
コン97は、動き有りの領域数を表す変数CountMを0 に
する(ステップ6)。そして、各特徴量算出領域の特徴
量の変化量から、各特徴量算出領域毎の動き判定を行な
う。つまり、マイコン97は、各算出領域毎に画像特徴
量RAM96から今回読み出した画像特徴量Dxy(t)と画
像特徴量RAM96から前回読み出した画像特徴量Dxy
(t-1)との差の絶対値|Dxy(t)−Dxy(t-1)|が閾値SU
BTHより大きいか否かを判定する(ステップ7)。
【0032】この判定は、各特徴量算出領域に対して、
輝度信号Yの積算値の変化量、色差信号R−Yの積算値
の変化量および色差信号B−Yの積算値の変化量それぞ
れについて行われ、いずれか1つでも変化量がSUBT
Hより大きければ、その特徴量算出領域に動きが有った
と判定する。
【0033】特徴量算出領域において動きが有ると判定
した場合には、マイコン97は、変数CountMを1だけイ
ンクリメントする(ステップ8)。このようにして、全
ての特徴量算出領域についての動き判定が終了すると
(ステップ9)、マイコン97は、動きが有ると判定さ
れた領域数CountMが照明灯点滅状態判定用基準値TH_Li
ght より大きいか否かを判定する(ステップ10)。
【0034】照明灯点滅状態判定用基準値TH_Light
は、映像中に占める人(入浴者)の面積比率より大きい
値、たとえば、全特徴量算出領域数の5割以上に設定さ
れる。例えば、全特徴量算出領域数が図3のように16
の場合には、照明灯点滅状態判定用基準値TH_Light は
9個に設定される。
【0035】そして、動きが有ると判定された領域数Co
untMが照明灯点滅状態判定用基準値TH_Light より大き
い場合には、ステップ11以下の処理を行なうことな
く、ステップ1に戻る。この理由について説明する。
【0036】上述したように、照明灯7は、劣化すると
ちらつく(点滅する)ようになる。照明灯7が点滅状態
となると、点灯状態と消灯状態とが切り替わる毎に、そ
の切り替わり直後において、カメラ8で撮像した映像か
ら抽出された特徴量算出領域毎の画像特徴量が変化する
ため、入浴者が静止状態であっても入浴者が動状態であ
ると判定してしまう可能性が高くなる。
【0037】このため、照明灯7が劣化によって点滅状
態になると、入浴者が静止状態であったとしても、点灯
状態と消灯状態とが切り替わる毎に、入浴者が動状態で
あると誤判定してしまい、異常を検出できなくなる。
【0038】そこで、ステップ10は、このような誤判
定が起こらないようにするために設けられている。つま
り、照明灯7が劣化により点滅状態となっておりかつ点
灯状態と消灯状態とが切り替わった直後においては、全
特徴量算出領域のうちのほとんどの特徴量算出領域にお
いて、画像特徴量が時間的に変化しているため、動きが
有ると判定される。
【0039】そこで、ステップ10においては、動きが
有ると判定された領域数CountMが照明灯点滅状態判定用
基準値TH_Light より大きいか否かを判定し、動きが有
ると判定された領域数CountMが照明灯点滅状態判定用基
準値TH_Light より大きい場合には、照明灯7が劣化に
より点滅状態となっておりかつ点灯状態と消灯状態とが
切り替わった直後であることに起因して画像特徴量が時
間的に変化したと判定しているのである。そして、その
場合には、ステップ11以降で行なわれる入浴者が動き
状態であるか静止状態であるかの判定を行なわないよう
にしているのである。
【0040】ステップ10において、動きが有ると判定
された領域数CountMが照明灯点滅状態判定用基準値TH_
Light 以下の場合には、ステップ11に移行する。
【0041】ステップ11では、マイコン97は、動き
が有ると判定された領域数CountMが動状態/静止状態判
定用基準値TH_Count より大きいか否かを判定する。動
状態/静止状態判定用基準値TH_Count は、たとえば、
全特徴量算出領域数の2割程度に設定される。例えば、
全特徴量算出領域数が図3のように16の場合には、動
状態/静止状態判定用基準値TH_Count は3個に設定さ
れる。
【0042】動きが有ると判定された領域数CountMが動
状態/静止状態判定用基準値TH_Count 以下である場合
には、マイコン97は、入浴者に動きが無いと判定し
(ステップ12)、動きが有ると判定された領域数Coun
tMが動状態/静止状態判定用基準値TH_Count より多い
場合には、マイコン97は、入浴者に動きが有ると判定
する(ステップ13)。そして、ステップ14に進む。
【0043】ステップ14では、マイコン97は、過去
N回(Nフィールド)分の動き判定において所定のM回
以上入浴者に動きがあると判定されたか否かを判定す
る。過去N回分の動き判定においてM回以上入浴者に動
きがある場合には、マイコン97は入浴者が動状態であ
ると判定し(ステップ15)、そうでない場合にはマイ
コン97は入浴者が静止状態であると判定する(ステッ
プ16)。
【0044】入浴者が静止状態であると判定した場合に
は、内部タイマ(図示略)による計時動作中か否かを判
定し(ステップ17)、計時動作中である場合にはステ
ップ19に移行する。計時動作中でない場合には、内部
タイマによる計時動作を開始させた後(ステップ1
8)、ステップ19に移行する。
【0045】ステップ19以降においては、マイコン9
7は、内部タイマによる計時時間が第1所定時間を経過
しているか否か(ステップ19)、内部タイマによる計
時時間が第1所定時間より長い第2所定時間を経過して
いるか否か(ステップ21)を判定する。
【0046】内部タイマによる計時時間が第1所定時間
を経過している場合には、マイコン97は第1警報信号
を出力し、浴室1内に設置した第1警報器10を駆動し
て浴室1内の人に警告を促す(ステップ20)。そし
て、ステップ21に移行する。
【0047】内部タイマによる計時時間が第2所定時間
を経過している場合には、マイコン97は、浴室1内の
入浴者に異常が生じたと判定して、第2警報信号を出力
し、部屋外、例えば台所4に設置した第2警報器11を
駆動し、外部の人に緊急事態を知らせる(ステップ2
2)。そして、ステップ1に戻る。
【0048】ステップ20での警報は、浴室1内で入浴
者が居眠りをしている場合があるので、その人を起こす
ために実行されるものである。また、ステップ20での
警報は、浴槽内などで静止している入浴者に対して、大
丈夫か安否を確認するためにも実行されるものである。
第1警報器10は、外部への誤警報を無くすために設け
られている。ステップ22での警報は、浴室内で意識不
明など異常な状態が発生したと判断して、外部の人に緊
急事態を通知するものである。
【0049】上記ステップ14において、入浴者が動状
態であると判定した場合には(ステップ15)、マイコ
ン97は、内部タイマによる計時動作をリセット(計時
動作が行なわれている場合)するとともに、警報信号を
停止(第1または第2警報信号が出力されている場合)
した後(ステップ23)、ステップ1に戻る。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、部屋内の照明灯が劣
化によって点滅状態になり、監視対象が静止状態のまま
であるのに監視対象が動状態であると誤って判定される
のを防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】異常状態検出装置の配置例を示す模式図であ
る。
【図2】異常状態検出装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】1画面内に設定された複数の特徴量算出領域を
示す模式図である。
【図4】マイコンの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
8 カメラ 8a レンズ 8b CCD 9 異常状態検出装置 91 前処理回路 92 YC分離回路 93 領域毎積算回路 96 画像特徴量RAM 97 マイコン 98 CPUI/F 99 タイミング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 C 5L096 7/18 7/18 D Fターム(参考) 5B057 AA19 BA02 DA13 DA15 DB02 DB06 DB09 DC25 DC32 DC36 5C022 AA01 AB20 AB40 AB65 AC42 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 CD03 CE16 DA08 EA01 EB05 ED04 EF02 FC15 FF06 HA19 5C086 AA22 BA04 CA25 CA28 CB36 DA01 DA33 EA13 EA41 EA45 FA01 FA11 5C087 AA02 AA03 AA32 BB03 BB74 DD03 DD25 DD26 EE05 EE07 EE18 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 GG02 GG10 GG19 GG23 GG66 GG70 GG71 GG83 5L096 AA02 AA06 BA02 DA03 FA32 FA39 GA19 GA41 GA51 HA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に照明灯が配置されている部屋内の
    映像を撮像する撮像手段、撮像手段で撮像した映像を複
    数の特徴量算出領域に分割し、各特徴量算出領域毎に撮
    像手段で撮像した映像から画像特徴量を抽出する抽出手
    段、各特徴量算出領域毎に抽出手段で抽出した画像特徴
    量の所定時間間隔毎の時間的変化量を検出する検出手
    段、検出手段によって各特徴量算出領域毎に検出された
    画像特徴量の時間的変化量と動き判定用閾値とを各特徴
    量算出領域毎に比較し、画像特徴量の時間的変化量が動
    き判定用閾値以下である場合にはその特徴量算出領域に
    動きが無いと判定し、動き判定用閾値より大きい場合に
    その特徴量算出領域に動きが有ると判定する第1動き判
    定手段、動きが有ると判定された特徴量算出領域数が動
    状態/静止状態判定用基準値以下の場合に部屋内の監視
    対象が静止状態であると判定し、動きが有ると判定され
    た特徴量算出領域数が動状態/静止状態判定用基準値よ
    り多い場合に部屋内の監視対象が動状態であると判定す
    る第2動き判定手段、ならびに第2動き判定手段による
    過去所定回数の動き判定結果に基づいて、部屋内の監視
    対象に異常が発生したか否かを判定する異常判定手段を
    備えた異常検出装置において、 第1動き判定手段によって動きが有ると判定された特徴
    量算出領域数が、動状態/静止状態判定用基準値より大
    きい値に設定されている照明灯点滅状態判定用基準値よ
    り多いか否かを判定する照明灯点滅状態判定手段、およ
    び第1動き判定手段によって動きが有ると判定された特
    徴量算出領域数が照明灯点滅状態判定用基準値より多い
    と判定されたときには、第2動き判定手段による判定動
    作を実行させないようにする手段、 を備えていることを特徴とする異常検出装置。
  2. 【請求項2】 部屋内の照明灯をオン、オフするための
    照明スイッチに連動して、異常検出装置の電源がオン、
    オフされることを特徴とする請求項1に記載の異常検出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005236494A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Victor Co Of Japan Ltd 監視システム

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