JP2002278642A - データ処理装置および半導体集積回路 - Google Patents

データ処理装置および半導体集積回路

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JP2002278642A
JP2002278642A JP2001078429A JP2001078429A JP2002278642A JP 2002278642 A JP2002278642 A JP 2002278642A JP 2001078429 A JP2001078429 A JP 2001078429A JP 2001078429 A JP2001078429 A JP 2001078429A JP 2002278642 A JP2002278642 A JP 2002278642A
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clock
semiconductor integrated
bits
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Daijiro Saito
大二郎 斎藤
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射電磁雑音を増大させることなくデータ処
理能力を高めることが可能なデータ処理装置および半導
体集積回路を提供する。 【解決手段】 装置各部に供給するクロックを生成する
クロック発生部と、n×mビットのデータ幅を有するデ
ータバスと、を備えたデータ処理装置に使用される半導
体集積回路であって、クロック発生部からのクロックを
内部でn逓倍する逓倍部110と、データバスからのn
×mビット単位のデータをmビット単位のデータに分割
する分割部120と、n逓倍したクロックでデータ処理
を実行するデータ処理部130と、データ処理結果をn
×mビット単位の前記クロック発生部からのクロックに
同期したデータに合成して出力する合成部140と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置お
よび半導体集積回路に関し、特に、ノイズ放射を抑えつ
つ高速処理が可能に構成されたデータ処理装置および半
導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各種ディジタル回路において、回路動作
のためにクロックを必要としている。そして、このクロ
ックの立ち上がり等に同期してデータ処理、データ転送
などが実行されるようになっている。
【0003】このため、高速なデータ処理やデータ転送
を実行するためには、データ処理回路の能力を高めると
共に、クロックの周波数を上げればよいことになる。そ
こで、近年、大量のデータ処理の要請に基づいて、装置
のクロック周波数が上昇する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】なお、このクロックを
発生するクロック発生回路、およびクロックの供給を受
ける各種のデータ処理回路、データの転送を行うデータ
バスなどからは、クロックの周波数の整数倍の高調波が
放射電磁雑音として装置外部に輻射される。
【0005】そして、機器の高速化に伴ってクロック周
波数が上昇すると、それに伴い放射電磁雑音の周波数も
上昇する。なお、電磁波のエネルギーは周波数に比例す
るものであるので、クロック周波数の上昇に伴い、放射
電磁雑音のエネルギーも増大する結果を招いている。
【0006】このため、この放射電磁雑音が問題となっ
ており、これを減らすべく、EMI(Electro-Magnetic
Interference)対策が各種提案されている。しかし、
根本的な解決はなされていない。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、放射電磁雑音
を増大させることなくデータ処理能力を高めることが可
能なデータ処理装置および半導体集積回路を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決する本
発明は、以下に記載するようなものである。 (1)請求項1記載の発明は、装置各部に供給するクロ
ックを生成するクロック発生部と、前記クロック発生部
からのクロックを内部でn逓倍してmビット単位でデー
タ処理を実行する半導体集積回路と、n×mビットのデ
ータ幅を有するデータバスと、を備えたデータ処理装置
であって、前記半導体集積回路は、前記データバスから
のn×mビット単位のデータをmビット単位のデータに
分割し、n逓倍したクロックでデータ処理を実行し、デ
ータ処理結果をn×mビット単位の前記クロック発生部
からのクロックに同期したデータに合成して出力する、
ことを特徴とするデータ処理装置である。
【0009】この発明では、半導体集積回路は、データ
バスからのn×mビット単位のデータをmビット単位の
データに分割したうえで、n逓倍したクロックでデータ
処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の前
記クロック発生部からのクロックに同期したデータに合
成して出力する。
【0010】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。この結果、放射電磁雑音を増大させる
ことなくデータ処理能力を高めることが可能なデータ処
理装置を実現できる。
【0011】(2)請求項2記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、前記ク
ロック発生部からのクロックを内部でn逓倍してmビッ
ト単位でデータ処理を実行する複数の半導体集積回路
と、n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を
備えたデータ処理装置であって、前記半導体集積回路
は、前記データバスからのn×mビット単位のデータを
mビット単位のデータに分割し、n逓倍したクロックで
データ処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単
位の前記クロック発生部からのクロックに同期したデー
タに合成して出力すると共に、該半導体集積回路同士で
はn逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータ
を送受信する、ことを特徴とするデータ処理装置であ
る。
【0012】この発明では、半導体集積回路は、データ
バスからのn×mビット単位のデータをmビット単位の
データに分割したうえで、n逓倍したクロックでデータ
処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の前
記クロック発生部からのクロックに同期したデータに合
成して出力する。また、同種の半導体集積回路同士で
は、n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
タを送受信する。
【0013】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置を実
現できる。
【0014】(3)請求項3記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、前記ク
ロック発生部からのクロックを内部でn逓倍してmビッ
ト単位でデータ処理を実行する複数の半導体集積回路
と、n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を
備えたデータ処理装置であって、前記データバスからデ
ータを受ける入力側の半導体集積回路は、前記データバ
スからのn×mビット単位のデータをmビット単位のデ
ータに分割し、n逓倍したクロックでデータ処理を実行
し、他の半導体集積回路に対してn逓倍したクロックに
同期したmビット単位のデータを送信し、前記n逓倍し
たクロックに同期したmビット単位のデータを受信する
出力側の半導体集積回路は、n逓倍したクロックでデー
タ処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の
前記クロック発生部からのクロックに同期したデータに
合成して出力する、ことを特徴とするデータ処理装置で
ある。
【0015】この発明では、入力側の半導体集積回路
は、データバスからのn×mビット単位のデータをmビ
ット単位のデータに分割したうえで、n逓倍したクロッ
クでデータ処理を実行し、n逓倍したクロックに同期し
たmビット単位のデータを出力側の半導体集積回路に送
信する。そして、入力側の半導体集積回路からn逓倍し
たクロックに同期したmビット単位のデータを受信した
出力側の半導体集積回路は、n逓倍したクロックでデー
タ処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の
前記クロック発生部からのクロックに同期したデータに
合成して出力する。
【0016】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置を実
現できる。
【0017】(4)請求項4記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、前記ク
ロック発生部からのクロックを内部でn逓倍してmビッ
ト単位でデータ処理を実行する複数の半導体集積回路
と、n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を
備えたデータ処理装置であって、前記データバスからデ
ータを受ける入力側の半導体集積回路は、前記データバ
スからのn×mビット単位のデータをmビット単位のデ
ータに分割し、n逓倍したクロックでデータ処理を実行
し、他の半導体集積回路に対してn逓倍したクロックに
同期したmビット単位のデータを送信し、前記n逓倍し
たクロックに同期したmビット単位のデータを受信する
中間側の半導体集積回路は、n逓倍したクロックでデー
タ処理を実行し、他の半導体集積回路に対してn逓倍し
たクロックに同期したmビット単位のデータを送信し、
前記n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
タを受信する出力側の半導体集積回路は、n逓倍したク
ロックでデータ処理を実行し、データ処理結果をn×m
ビット単位の前記クロック発生部からのクロックに同期
したデータに合成して出力する、ことを特徴とするデー
タ処理装置である。
【0018】この発明では、入力側の半導体集積回路
は、データバスからのn×mビット単位のデータをmビ
ット単位のデータに分割したうえで、n逓倍したクロッ
クでデータ処理を実行し、n逓倍したクロックに同期し
たmビット単位のデータを中間側の半導体集積回路に送
信する。そして、入力側の半導体集積回路からn逓倍し
たクロックに同期したmビット単位のデータを受信した
中間側の半導体集積回路は、n逓倍したクロックでデー
タ処理を実行し、n逓倍したクロックに同期したmビッ
ト単位のデータを出力側の半導体集積回路に送信する。
さらに、中間側の半導体集積回路からn逓倍したクロッ
クに同期したmビット単位のデータを受信した出力側の
半導体集積回路は、n逓倍したクロックでデータ処理を
実行し、データ処理結果をn×mビット単位の前記クロ
ック発生部からのクロックに同期したデータに合成して
出力する。
【0019】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置を実
現できる。
【0020】(5)請求項5記載の発明は、前記半導体
集積回路は前記クロック発生部からのクロックを逓倍す
る倍数を複数有する、あるいは、逓倍する倍数を可変に
する機能を有する、ことを特徴とする請求項2乃至請求
項4のいずれかに記載のデータ処理装置である。
【0021】この発明では、データ処理能力を高めるた
めに、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張す
ると共に、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せず
にクロックを逓倍してデータ処理しており、その拡張と
逓倍との倍数を複数有する、あるいは、その倍数を可変
にする機能を有するので、処理能力を任意に変更するこ
とが可能になる。
【0022】(6)請求項6記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、n×m
ビットのデータ幅を有するデータバスと、を備えたデー
タ処理装置に使用される半導体集積回路であって、n×
mビット単位のデータをmビット単位のデータに分割す
る機能と、前記クロック発生部からのクロックを内部で
n逓倍する機能と、n逓倍したクロックに従ってmビッ
ト単位でデータ処理を実行する機能と、データ処理結果
をn×mビット単位に合成する機能と、前記クロック発
生部からのクロックに同期した状態でn×mビット単位
に合成したデータを出力する機能と、を備えることを特
徴とする半導体集積回路である。
【0023】この発明では、半導体集積回路は、データ
バスからのn×mビット単位のデータをmビット単位の
データに分割したうえで、n逓倍したクロックでデータ
処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の前
記クロック発生部からのクロックに同期したデータに合
成して出力する。
【0024】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。この結果、放射電磁雑音を増大させる
ことなくデータ処理能力を高めることが可能なデータ処
理装置用の半導体集積回路を実現できる。
【0025】(7)請求項7記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、n×m
ビットのデータ幅を有するデータバスと、を備えたデー
タ処理装置に使用される半導体集積回路であって、n×
mビット単位のデータをmビット単位のデータに分割す
る機能と、前記クロック発生部からのクロックを内部で
n逓倍する機能と、n逓倍したクロックに従ってmビッ
ト単位でデータ処理を実行する機能と、同種の半導体集
積回路同士ではn逓倍したクロックに同期したmビット
単位のデータを送受信する機能と、データ処理結果をn
×mビット単位に合成する機能と、前記クロック発生部
からのクロックに同期した状態でn×mビット単位に合
成したデータを出力する機能と、を備えることを特徴と
する半導体集積回路である。
【0026】この発明では、半導体集積回路は、データ
バスからのn×mビット単位のデータをmビット単位の
データに分割したうえで、n逓倍したクロックでデータ
処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の前
記クロック発生部からのクロックに同期したデータに合
成して出力する。また、同種の半導体集積回路同士で
は、n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
タを送受信する。
【0027】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置用の
半導体集積回路を実現できる。
【0028】(8)請求項8記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、n×m
ビットのデータ幅を有するデータバスと、を備えたデー
タ処理装置において複数接続されて使用される半導体集
積回路であって、n×mビット単位のデータをmビット
単位のデータに分割する機能と、前記クロック発生部か
らのクロックを内部でn逓倍する機能と、n逓倍したク
ロックに従ってmビット単位でデータ処理を実行する機
能と、n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデ
ータを他の半導体集積回路に出力する機能と、を備える
ことを特徴とする半導体集積回路である。
【0029】この発明では、半導体集積回路は、データ
バスからのn×mビット単位のデータをmビット単位の
データに分割したうえで、n逓倍したクロックでデータ
処理を実行し、n逓倍したクロックに同期したmビット
単位のデータを他の半導体集積回路に送信する。
【0030】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置用の
半導体集積回路を実現できる。
【0031】(9)請求項9記載の発明は、装置各部に
供給するクロックを生成するクロック発生部と、n×m
ビットのデータ幅を有するデータバスと、を備えたデー
タ処理装置において複数接続されて使用される半導体集
積回路であって、前記クロック発生部からのクロックを
内部でn逓倍する機能と、n逓倍したクロックに同期し
たmビット単位のデータを他の半導体集積回路から受信
する機能と、n逓倍したクロックに従ってmビット単位
でデータ処理を実行する機能と、n逓倍したクロックに
同期したmビット単位のデータを他の半導体集積回路に
出力する機能と、を備えることを特徴とする半導体集積
回路である。
【0032】この発明では、半導体集積回路は、mビッ
ト単位のデータについてn逓倍したクロックでデータ処
理を実行し、n逓倍したクロックに同期したmビット単
位のデータを他の半導体集積回路に送信する。
【0033】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、半導体集積回路の内部のみでクロック周波数を高く
しているので、処理能力が向上しているにもかかわらず
クロックに基づく放射電磁雑音を低下させることができ
る。また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せず
にクロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規
模や配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増
加させることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同
士では高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適
している。この結果、放射電磁雑音を増大させることな
くデータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置
用の半導体集積回路を実現できる。
【0034】(10)請求項10記載の発明は、装置各
部に供給するクロックを生成するクロック発生部と、n
×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を備えた
データ処理装置において複数接続されて使用される半導
体集積回路であって、前記クロック発生部からのクロッ
クを内部でn逓倍する機能と、n逓倍したクロックに同
期したmビット単位のデータを他の半導体集積回路から
受信する機能と、n逓倍したクロックに従ってmビット
単位でデータ処理を実行する機能と、データ処理結果を
n×mビット単位に合成する機能と、前記クロック発生
部からのクロックに同期した状態でn×mビット単位に
合成したデータを出力する機能と、を備えることを特徴
とする半導体集積回路である。
【0035】この発明では、他の半導体集積回路からn
逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを受
信した半導体集積回路は、n逓倍したクロックでデータ
処理を実行し、データ処理結果をn×mビット単位の前
記クロック発生部からのクロックに同期したデータに合
成して出力する。
【0036】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置用の
半導体集積回路を実現できる。
【0037】(11)請求項11記載の発明は、前記ク
ロック発生部からのクロックを逓倍する倍数を複数有す
る、あるいは、逓倍する倍数を可変にする機能を有す
る、ことを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれ
かに記載の半導体集積回路である。
【0038】この発明では、データ処理能力を高めるた
めに、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張す
ると共に、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せず
にクロックを逓倍してデータ処理しており、その拡張と
逓倍との倍数を複数有する、あるいは、その倍数を可変
にする機能を有するので、処理能力を任意に変更するこ
とが可能になる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。 〈第1の実施の形態例〉図1は本発明のデータ処理装置
における半導体集積回路の実施の形態例を示すブロック
図である。
【0040】この図1において、100はクロック発生
部からのクロックを内部でn逓倍してmビット単位でデ
ータ処理を実行する半導体集積回路であり、データバス
からのn×mビット単位のデータをmビット単位のデー
タに分割し、n逓倍したクロックでデータ処理を実行
し、データ処理結果をn×mビット単位の前記クロック
発生部からのクロックに同期したデータに合成して出力
することを特徴としている。
【0041】110は装置のクロック発生部(図示せ
ず)からのクロック(外部CLK)を内部でn逓倍する逓
倍部、120はデータバスからのn×mビット単位のデ
ータをmビット単位のデータに分割する分割部、130
はn逓倍したクロックでmビット単位のデータを処理す
るデータ処理部、140はmビット単位のデータ処理結
果をn×mビット単位であって逓倍前のクロックに同期
したデータに合成して出力する合成部である。
【0042】また、図2は本発明のデータ処理装置にお
ける半導体集積回路の実施の形態例を示す回路構成図で
ある。ここでは、上述したnが2であり、16ビットの
データを8ビット単位で処理する場合の具体的回路を示
している。
【0043】この図2において、逓倍部110はPLL
回路などにより装置のクロック発生部(図示せず)から
のクロック(外部CLK)を内部で2逓倍する。分割部1
20では、データバスからの2×8ビット単位のデータ
を、フリップフロップ120aと120bとにより8ビ
ット単位のデータに分割し、セレクタ120dとフリッ
プフロップ120eとで8ビット単位の2個の交互デー
タとして出力する。データ処理部130は2逓倍された
クロックに従って、8ビット単位のデータを処理する。
合成部140は8ビット単位のデータ処理結果を、フリ
ップフロップ140aを用いて、2×8ビット単位であ
って2逓倍される前のクロックに同期した状態のデータ
に合成して出力する。
【0044】図3は一般的な電子回路の構成を示してい
る。この図3に示すように、入力信号Dinに対して、ク
ロックと制御信号とにより、処理結果である出力信号D
outが得られる。この場合、外部クロック(図4
(a))とデータバス上のデータ(図4(b))とは、
外部クロックのいずれか一方のエッジに同期するもので
ある。この図4の例では、外部クロックの立ち上がりに
同期してデータが変化している。
【0045】従って、高速なデータ処理を実行するに
は、図5(a)(b)(c)のように、外部クロックの
周波数を高くして、データバスの転送速度、データ処理
の速度を上げざるを得ない。しかし、機器の高速化に伴
って外部クロック周波数が上昇すると、それに伴い放射
電磁雑音の周波数も上昇する。なお、電磁波のエネルギ
ーは周波数に比例するものであるので、クロック周波数
の上昇に伴い、放射電磁雑音のエネルギーも増大する結
果を招いている。
【0046】そこで、本実施の形態例では、半導体集積
回路100は、データバスからのn×mビット単位のデ
ータをmビット単位のデータに分割したうえで、n逓倍
したクロックでデータ処理を実行し、データ処理結果を
n×mビット単位の前記クロック発生部からのクロック
に同期したデータに合成して出力するようにしている。
【0047】すなわち、n=2、m=8の場合を例にす
ると、図5と同じ程度にデータ処理能力を高めるため
に、図6に示す本実施の形態例では、外部クロックの周
波数を高くしていない。図6(a)では、図5(a)の
1/2の周波数の外部クロックである。なお、この場合
に、データバスを2倍のビット数(従来=8ビット、本
実施の形態例=16ビット)に拡張しておく。このよう
にすることで、データ転送能力(データバス幅×データ
バスクロック)が図5と同様に向上しているにもかかわ
らず、外部クロックに基づく放射電磁雑音を低下させる
ことができる。
【0048】また、半導体集積回路100内部ではデー
タ幅を16ビットとはせずに8ビットで処理するように
する。すなわち、逓倍部110でクロックを2逓倍する
と共に、分割部120で16ビットのデータを上位8ビ
ットと下位8ビットに分割して、交互に通過させる。そ
して、この8ビット単位のデータを2逓倍されたクロッ
クでデータ処理する。この場合、データバスを16ビッ
トに拡張したが半導体集積回路内部では8ビットのまま
で処理しているので(図6(c)(d)参照)、回路規
模や配線長を増大させることが無く、この点でも、放射
電磁雑音を増加させることが無い。
【0049】なお、データバスを16ビットに拡張して
いることに合わせ、合成部140で8ビット単位のデー
タを16ビット単位のデータに合成し、逓倍前のクロッ
クに同期した状態で出力する。このように、データ処理
結果については、拡張されたバス幅に合わせると共に、
低い周波数である外部クロックに合わせた状態に合成し
て出力することでも、放射電磁雑音の低減に寄与でき
る。
【0050】以上のように構成した結果、放射電磁雑音
を増大させることなくデータ処理能力を高めることが可
能なデータ処理装置を実現できる。なお、図7は外部ク
ロックが30MHz、バス幅・データ処理ビット数がm
が8ビットである従来例(外部クロック=30MHz)
と同等な処理能力を得る場合に、n=2の場合の実施例
#1、n=3の場合の実施例#2、n=4の場合の実施
例#3の具体例を示している。
【0051】この図7からも明らかなように、nの値に
応じてバス幅を拡張すると共に外部クロックの周波数を
低減させている。このようにすることで、データバスの
データ転送能力(データバス幅×データバスクロック)
は一定に保っているにもかかわらず、外部クロックに基
づく装置各部での放射電磁雑音を低下させることができ
る。また、半導体集積回路100内部では、逓倍部11
0でn逓倍した逓倍クロックに基づいて、拡張したバス
幅にかかわらず従来同様8ビットで処理している。この
ように、処理ビット数を8ビットのままで処理している
ので、回路規模や配線長を増大させることが無く、この
点でも、放射電磁雑音を増加させることが無い。また、
逓倍クロックに基づいて処理しているので、拡張された
データバスのデータ転送能力とのバランスも問題ない。
以上のように構成した結果、放射電磁雑音を増大させる
ことなくデータ処理能力を高めることが可能なデータ処
理装置を実現できる。
【0052】〈第2の実施の形態例〉図8は本発明のデ
ータ処理装置における半導体集積回路の第2の実施の形
態例を示すブロック図である。
【0053】この図8において、半導体集積回路100
Aと半導体集積回路100Bとが、データバス300と
データバス400との間に配置されている。また、デー
タ処理装置の各部に供給するクロックを発生するクロッ
ク発生部200が配置されており、半導体集積回路10
0Aと半導体集積回路100Bとに外部クロックとして
供給している。
【0054】半導体集積回路100Aと半導体集積回路
100Bとは基本的に第1の実施の形態例で説明したも
のと同種であり、それぞれが単独でもデータ処理が可能
であるが、相互にデータの交換を行ってデータ処理を行
うことも可能である。
【0055】すなわち、データ処理部130Aの出力
(n逓倍されたクロックに同期したmビット単位のデー
タ出力)が、データ処理部130Bの入力(n逓倍され
たクロックに同期したmビット単位のデータ入力)に接
続されていて、データ交換が可能に構成されている。ま
た、同様に、データ処理部130Bの出力(n逓倍され
たクロックに同期したmビット単位のデータ出力)が、
データ処理部130Aの入力(n逓倍されたクロックに
同期したmビット単位のデータ入力)に接続されてい
て、データ交換が可能に構成されている。すなわち、半
導体集積回路同士では、n逓倍したクロックに同期した
mビット単位のデータを送受信する機能を有している。
【0056】この第2の実施の形態例の構成では、半導
体集積回路は、データバスからのn×mビット単位のデ
ータをmビット単位のデータに分割したうえで、n逓倍
したクロックでデータ処理を実行し、データ処理結果を
n×mビット単位の前記クロック発生部からのクロック
に同期したデータに合成して出力する。また、同種の半
導体集積回路同士では、n逓倍したクロックに同期した
mビット単位のデータを送受信する。
【0057】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置を実
現できる。
【0058】〈第3の実施の形態例〉図9は本発明のデ
ータ処理装置における半導体集積回路の第3の実施の形
態例を示すブロック図である。
【0059】この図9において、半導体集積回路100
Aと半導体集積回路100Bとが、データバス300と
データバス400との間に配置されている。また、デー
タ処理装置の各部に供給するクロックを発生するクロッ
ク発生部200が配置されており、半導体集積回路10
0Aと半導体集積回路100Bとに外部クロックとして
供給している。
【0060】半導体集積回路100Aは入力側の半導体
集積回路として動作するものであり、半導体集積回路1
00Bは出力側の半導体集積回路として動作するもので
あり、データの送受信を行って連携してデータ処理を行
うことが可能である。
【0061】すなわち、データ処理部130Aの出力
(n逓倍されたクロックに同期したmビット単位のデー
タ出力)が、データ処理部130Bの入力(n逓倍され
たクロックに同期したmビット単位のデータ入力)に接
続されていて、連携したデータ処理が可能に構成されて
いる。すなわち、半導体集積回路同士では、n逓倍した
クロックに同期したmビット単位のデータを送受信する
機能を有している。
【0062】この第3の実施の形態例の構成では、半導
体集積回路は、データバスからのn×mビット単位のデ
ータをmビット単位のデータに分割したうえで、n逓倍
したクロックでデータ処理を実行し、データ処理結果を
n×mビット単位の前記クロック発生部からのクロック
に同期したデータに合成して出力する。また、同種の半
導体集積回路同士では、n逓倍したクロックに同期した
mビット単位のデータを送受信する。
【0063】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置を実
現できる。
【0064】〈第4の実施の形態例〉図10は本発明の
データ処理装置における半導体集積回路の第4の実施の
形態例を示すブロック図である。
【0065】この図10において、半導体集積回路10
0Aと半導体集積回路100Bと半導体集積回路100
Cとが、データバス300とデータバス400との間に
配置されている。また、データ処理装置の各部に供給す
るクロックを発生するクロック発生部200が配置され
ており、半導体集積回路100Aと半導体集積回路10
0Bと半導体集積回路100Cとに外部クロックとして
供給している。
【0066】半導体集積回路100Aは入力側の半導体
集積回路として動作するものであり、半導体集積回路1
00Bは中間側の半導体集積回路として動作するもので
あり、半導体集積回路100Cは出力側の半導体集積回
路として動作するものであり、データの送受信を行って
連携してデータ処理を行うことが可能である。
【0067】すなわち、データ処理部130Aの出力
(n逓倍されたクロックに同期したmビット単位のデー
タ出力)が、データ処理部130Bの入力(n逓倍され
たクロックに同期したmビット単位のデータ入力)に接
続されていて、さらに、データ処理部130Bの出力
(n逓倍されたクロックに同期したmビット単位のデー
タ出力)が、データ処理部130Cの入力(n逓倍され
たクロックに同期したmビット単位のデータ入力)に接
続されていて、連携したデータ処理が可能に構成されて
いる。すなわち、半導体集積回路同士では、n逓倍した
クロックに同期したmビット単位のデータを送受信する
機能を有している。
【0068】この第3の実施の形態例の構成では、半導
体集積回路は、データバスからのn×mビット単位のデ
ータをmビット単位のデータに分割したうえで、n逓倍
したクロックでデータ処理を実行し、最終的なデータ処
理結果をn×mビット単位の前記クロック発生部からの
クロックに同期したデータに合成して出力する。また、
同種の半導体集積回路同士では、n逓倍したクロックに
同期したmビット単位のデータを送受信する。
【0069】すなわち、データ処理能力を高めるため
に、クロック周波数を高くせずにデータバスを拡張して
いるので、処理能力が向上しているにもかかわらずクロ
ックに基づく放射電磁雑音を低下させることができる。
また、半導体集積回路内部ではデータ幅を拡張せずにク
ロックを逓倍してデータ処理しているので、回路規模や
配線長を増大させることが無く、放射電磁雑音を増加さ
せることが無い。さらに、同種の半導体集積回路同士で
は高速なデータの授受が可能になり、高速処理に適して
いる。この結果、放射電磁雑音を増大させることなくデ
ータ処理能力を高めることが可能なデータ処理装置を実
現できる。
【0070】〈その他の実施の形態例〉以上の各実施の
形態例のデータ処理装置と半導体集積回路とは、実際の
データ処理を行う半導体集積回路の内部クロックよりも
低速な外部クロックで装置全体を動作させることが可能
であるため、大量のデータを高速に扱う必要がある画像
処理装置や画像形成装置などで放射電磁雑音を低減させ
る用途に特に好適である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、データ
処理能力を高めるために、クロック周波数を高くせずに
データバスを拡張しているので、処理能力が向上してい
るにもかかわらずクロックに基づく放射電磁雑音を低下
させることができ、また、半導体集積回路内部ではデー
タ幅を拡張せずにクロックを逓倍してデータ処理してい
るので、回路規模や配線長を増大させることが無く、放
射電磁雑音を増加させることが無い。この結果、放射電
磁雑音を増大させることなくデータ処理能力を高めるこ
とが可能なデータ処理装置および半導体集積回路を実現
できる。さらに、同種の半導体集積回路同士ではn逓倍
したクロックに同期したmビット単位のデータの授受を
可能に構成することで、半導体集積回路同士で高速なデ
ータの授受が可能になり、高速処理に適している。この
結果、放射電磁雑音を増大させることなくデータ処理能
力を高めることが可能なデータ処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例のデータ処理装置
における半導体集積回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態例のデータ処理装置
における半導体集積回路の詳細回路一例を示す回路構成
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例で使用する電子回
路(半導体集積回路)の入出力信号の例を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態例と比較するための従来装
置における信号タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の形態例と比較するための従来装
置における信号タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態例のデータ処理装置
と半導体集積回路における信号タイミングを示すタイム
チャートである。
【図7】本発明の実施の形態例の動作状態を説明する説
明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態例のデータ処理装置
における半導体集積回路の接続例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施の形態例のデータ処理装置
における半導体集積回路の接続例を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第4の実施の形態例のデータ処理装
置における半導体集積回路の接続例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
100 半導体集積回路 110 逓倍部 120 分割部 130 データ処理部 140 合成部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍して
    mビット単位でデータ処理を実行する半導体集積回路
    と、 n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を備え
    たデータ処理装置であって、 前記半導体集積回路は、前記データバスからのn×mビ
    ット単位のデータをmビット単位のデータに分割し、n
    逓倍したクロックでデータ処理を実行し、データ処理結
    果をn×mビット単位の前記クロック発生部からのクロ
    ックに同期したデータに合成して出力する、ことを特徴
    とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍して
    mビット単位でデータ処理を実行する複数の半導体集積
    回路と、 n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を備え
    たデータ処理装置であって、 前記半導体集積回路は、前記データバスからのn×mビ
    ット単位のデータをmビット単位のデータに分割し、n
    逓倍したクロックでデータ処理を実行し、データ処理結
    果をn×mビット単位の前記クロック発生部からのクロ
    ックに同期したデータに合成して出力すると共に、該半
    導体集積回路同士ではn逓倍したクロックに同期したm
    ビット単位のデータを送受信する、ことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍して
    mビット単位でデータ処理を実行する複数の半導体集積
    回路と、 n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を備え
    たデータ処理装置であって、 前記データバスからデータを受ける入力側の半導体集積
    回路は、前記データバスからのn×mビット単位のデー
    タをmビット単位のデータに分割し、n逓倍したクロッ
    クでデータ処理を実行し、他の半導体集積回路に対して
    n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを
    送信し、 前記n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
    タを受信する出力側の半導体集積回路は、n逓倍したク
    ロックでデータ処理を実行し、データ処理結果をn×m
    ビット単位の前記クロック発生部からのクロックに同期
    したデータに合成して出力する、ことを特徴とするデー
    タ処理装置。
  4. 【請求項4】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍して
    mビット単位でデータ処理を実行する複数の半導体集積
    回路と、 n×mビットのデータ幅を有するデータバスと、を備え
    たデータ処理装置であって、 前記データバスからデータを受ける入力側の半導体集積
    回路は、前記データバスからのn×mビット単位のデー
    タをmビット単位のデータに分割し、n逓倍したクロッ
    クでデータ処理を実行し、他の半導体集積回路に対して
    n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを
    送信し、 前記n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
    タを受信する中間側の半導体集積回路は、n逓倍したク
    ロックでデータ処理を実行し、他の半導体集積回路に対
    してn逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
    タを送信し、 前記n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデー
    タを受信する出力側の半導体集積回路は、n逓倍したク
    ロックでデータ処理を実行し、データ処理結果をn×m
    ビット単位の前記クロック発生部からのクロックに同期
    したデータに合成して出力する、ことを特徴とするデー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体集積回路は前記クロック発生
    部からのクロックを逓倍する倍数を複数有する、あるい
    は、逓倍する倍数を可変にする機能を有する、ことを特
    徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のデー
    タ処理装置。
  6. 【請求項6】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、n×mビットのデータ幅を有するデ
    ータバスと、を備えたデータ処理装置に使用される半導
    体集積回路であって、 n×mビット単位のデータをmビット単位のデータに分
    割する機能と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍する
    機能と、 n逓倍したクロックに従ってmビット単位でデータ処理
    を実行する機能と、 データ処理結果をn×mビット単位に合成する機能と、 前記クロック発生部からのクロックに同期した状態でn
    ×mビット単位に合成したデータを出力する機能と、を
    備えることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、n×mビットのデータ幅を有するデ
    ータバスと、を備えたデータ処理装置に使用される半導
    体集積回路であって、 n×mビット単位のデータをmビット単位のデータに分
    割する機能と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍する
    機能と、 n逓倍したクロックに従ってmビット単位でデータ処理
    を実行する機能と、 同種の半導体集積回路同士ではn逓倍したクロックに同
    期したmビット単位のデータを送受信する機能と、 データ処理結果をn×mビット単位に合成する機能と、 前記クロック発生部からのクロックに同期した状態でn
    ×mビット単位に合成したデータを出力する機能と、を
    備えることを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、n×mビットのデータ幅を有するデ
    ータバスと、を備えたデータ処理装置において複数接続
    されて使用される半導体集積回路であって、 n×mビット単位のデータをmビット単位のデータに分
    割する機能と、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍する
    機能と、 n逓倍したクロックに従ってmビット単位でデータ処理
    を実行する機能と、 n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを
    他の半導体集積回路に出力する機能と、を備えることを
    特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 装置各部に供給するクロックを生成する
    クロック発生部と、n×mビットのデータ幅を有するデ
    ータバスと、を備えたデータ処理装置において複数接続
    されて使用される半導体集積回路であって、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍する
    機能と、 n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを
    他の半導体集積回路から受信する機能と、 n逓倍したクロックに従ってmビット単位でデータ処理
    を実行する機能と、 n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを
    他の半導体集積回路に出力する機能と、を備えることを
    特徴とする半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 装置各部に供給するクロックを生成す
    るクロック発生部と、n×mビットのデータ幅を有する
    データバスと、を備えたデータ処理装置において複数接
    続されて使用される半導体集積回路であって、 前記クロック発生部からのクロックを内部でn逓倍する
    機能と、 n逓倍したクロックに同期したmビット単位のデータを
    他の半導体集積回路から受信する機能と、 n逓倍したクロックに従ってmビット単位でデータ処理
    を実行する機能と、 データ処理結果をn×mビット単位に合成する機能と、 前記クロック発生部からのクロックに同期した状態でn
    ×mビット単位に合成したデータを出力する機能と、を
    備えることを特徴とする半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記クロック発生部からのクロックを
    逓倍する倍数を複数有する、あるいは、逓倍する倍数を
    可変にする機能を有する、ことを特徴とする請求項7乃
    至請求項10のいずれかに記載の半導体集積回路。
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