JP2002278622A - 無人搬送車の誘導ライン装置 - Google Patents

無人搬送車の誘導ライン装置

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JP2002278622A
JP2002278622A JP2001078081A JP2001078081A JP2002278622A JP 2002278622 A JP2002278622 A JP 2002278622A JP 2001078081 A JP2001078081 A JP 2001078081A JP 2001078081 A JP2001078081 A JP 2001078081A JP 2002278622 A JP2002278622 A JP 2002278622A
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JP
Japan
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guide line
base plate
road surface
traveling road
line device
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Application number
JP2001078081A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Ito
喜彦 伊藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた耐久性をもって床上に敷設することがで
きる無人搬送車の誘導ライン装置を提供する。 【解決手段】この誘導ライン装置は、磁気誘導方式の無
人搬送車の走行路面に沿って敷設される無人搬送車の誘
導ライン装置である。走行路面6上にベース板2が固定
され、ベース板2上にラインスペース5をあけてベース
板2上の両側に側板3が固定される。ベース板2上のラ
インスペース5内に、磁気テープ型の誘導ライン1が粘
着剤によって貼り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気誘導方式の無
人搬送車の走行路面上に沿って敷設される誘導ライン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場の生産ライン等において、走
行路面上に磁気テープ製の誘導ラインを敷設し、その誘
導ライン上を磁気センサにより検出しながら走行路面に
沿って走行するようにした無人搬送車が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の誘導ラインと
して、N極S極に着磁された磁気テープが通常使用され
るが、従来のこの磁気テープ製の誘導ラインは、一般
に、工場の床の上に直接、粘着剤層又は両面粘着テープ
を使用して貼着されていた。
【0004】しかし、生産ラインなどがある工場内に
は、オイルミストやウオータミスト等が浮遊し、それら
の油分や水分の多くが床に付着し易い。
【0005】このため、誘導ラインが敷設される床上に
は、多くの油分や水分が付着・浸透し、誘導ラインの裏
面の粘着剤層(両面粘着テープを含む)の粘着面に、油
分や水分が容易に浸透してしまう。このために、粘着剤
層の粘着力が低下し、短期間のうちに床上の誘導ライン
に剥離が発生し、その張り替えを頻繁に行なう必要が生
じていた。
【0006】また、磁気テープ製の誘導ラインは、合成
樹脂製のベース層上に磁気記録層を形成した軟質構造の
ため、作業者や搬送車等の重量物によって誘導ラインが
繰り返し踏まれた場合、誘導ラインの角が容易につぶれ
てしまい、誘導ラインの寿命が比較的短い等の課題があ
った。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、優れた耐久性をもって床上に敷設することができる
無人搬送車の誘導ライン装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無人搬送車の誘導ライン装置は、磁気誘導
方式の無人搬送車の走行路面に沿って敷設される無人搬
送車の誘導ライン装置において、走行路面上に固定され
るベース板と、ベース板上にラインスペースをあけてベ
ース板上の両側に配置又は固定される側板と、ベース板
上のラインスペース内に粘着剤によって貼り付けられる
磁気テープ型の誘導ラインと、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】ここで、走行路面上への取付に際しては、
両側の側板からベース板を通して走行路面上に取付孔を
穿設し、これらの取付孔に固定ねじをねじ込んで、側板
とベース板を走行路面上に固定することができる。ま
た、ベース板と側板はステンレス鋼で形成すると良い。
【0010】
【作用】このような構成の無人搬送車の誘導ライン装置
は、磁気テープ型の誘導ラインが、工場の床面等の走行
路面上に固定されたベース板上に貼り付けられ、その両
側をベース板で側板により挟むようにして敷設される。
このため、誘導ラインの両側面と下面の粘着剤層がベー
ス板と側板で周囲を囲まれた状態になるから、工場内の
床面等のようにオイルミストや水分ミスト等が付着し易
い環境であっても、誘導ラインの裏面の粘着剤層の粘着
面に、油分や水分が浸透することを防止することがで
き、誘導ラインの剥離を防止して長期間使用することが
できる。また、誘導ラインがベース板と側板でその周囲
を囲まれるため、搬送車や作業者等に踏まれても、変形
や劣化を生じることが少なく、誘導ラインの寿命をのば
し、長く使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は無人搬送車の誘導ライン装
置の横断面図を示している。この誘導ライン装置は、工
場の床面等の走行路面6上に配置又は固定されるベース
板2と、ベース板2上にラインスペース5をあけてベー
ス板2上の両側に固定される側板3、3と、ベース板2
上のラインスペース5内に粘着剤によって貼り付けられ
る磁気テープ型の誘導ライン1と、から構成される。
【0012】ベース板2は、床面等の走行路面に沿って
敷設されように長尺の帯状金属板から形成される。具体
的には、このベース板2は、厚さh1で、幅w1のステ
ンレス板(例えばsus304)から形成され、その厚
さh1は例えば約1mm、その幅w1は約50mmに設定さ
れる。
【0013】図1のように、ベース板2上の両側に側板
3、3が載置され、ベース板2上の側板3、3の間に、
後述の誘導ライン1を載置するためのラインスペース5
が形成される。両側の側板3、3は、厚さh2で、幅w
2の帯状のステンレス板(例えばsus304)から形
成され、その厚さh2は約2mm、その幅w2は約10mm
に設定される。この側板3、3の厚さh2は、ベース板
2の厚さより厚く、後述の誘導ライン1の厚さh3より
僅かに薄く設定される。
【0014】誘導ライン1は、合成樹脂製のベース層上
に磁気記録層を形成して長尺の帯状に構成される。具体
的には、この誘導ライン1は、厚さh3で、その幅はラ
インスペース5の幅にあわせて設定され、その厚さh3
は例えば約2.5mmで、側板3、3の厚さh2より少し
厚く形成される。
【0015】このような構成の誘導ライン装置は、工場
の床面等の無人搬送車の走行路面6に沿って敷設される
が、その際、先ず、走行路面6に沿ってベース板2と側
板3、3を図1に示すような形態、つまりベース板2の
両側に側板3と3を位置させその間に所定幅のラインス
ペース5を設けるように載置する。次に、側板3、3の
上からベース板2を通して走行路面6上に固定孔を適当
な間隔で穿設する。そして、それらの固定孔に固定ねじ
4、4をねじ込み、図2のように、側板3、3とベース
板2を走行路面6上に固定する。
【0016】次に、ベース板2の側板3と3の間に設け
られたラインスペース5内に、誘導ライン1を貼り付け
ていく。誘導ライン1をその底面に粘着剤層を塗布し又
は両面粘着テープを底面に貼り付け、その粘着剤層又は
両面粘着テープを介して、ベース板2上のラインスペー
ス5内に貼り付けられる。これにより、ベース板2上に
貼り付けられた誘導ライン1はその両側をベース板2上
で側板3、3により挟まれ状態で敷設される。
【0017】このような誘導ライン装置上に沿って走行
路面6を走行する無人搬送車10は、例えば、図4に示
すように、車体底部の前部と後部にガイドセンサ13を
有し、その中央部に磁気検出器14を有している。ガイ
ドセンサ13は複数の磁気センサ素子を横方向に並べて
構成され、下方の走行路面6上に敷設された誘導ライン
1の左右の位置ずれを無人搬送車10の左右の位置ずれ
として検出する。
【0018】また、底部中央の磁気検出器14は、例え
ばNSピックアップから構成され、無人搬送車10の走
行に伴って、誘導ライン1の磁気記録層のN極S極を高
レベル電圧信号、低レベル電圧信号として検出・出力
し、無人搬送車10のコントローラはその出力信号をカ
ウントして走行位置等を算出し、自動走行制御に使用す
る。
【0019】また、無人搬送車10の底部には、前後に
2対のキャスター12が取り付けられ、中央に1対の駆
動輪11が底部両側に取り付けられる。この1対の駆動
輪11は、駆動モータにより回転駆動され、無人搬送車
10は、走行路面6上の誘導ライン1に沿って走行す
る。無人搬送車10の操舵は、両側の駆動輪11の回転
速度を変えることにより行なわれる。
【0020】このように、誘導ライン装置は、工場の床
面などの油分や水分が浸透し易い走行路面6上に敷設さ
れるが、誘導ライン1の両側面と下面の粘着剤層がベー
ス板2と両側の側板3、3で周囲を囲まれた状態になる
から、誘導ライン1の裏面の粘着剤層の粘着面に、油分
や水分が浸透することを防止することができ、その剥離
を防止して長期間使用することができる。
【0021】また、誘導ライン1がベース板2と側板
3、3でその周囲を囲まれるため、搬送車や作業者等に
踏まれても、変形や劣化を生じることが少なく、誘導ラ
イン1の寿命をのばし、長く使用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の誘導ライ
ン装置によれば、誘導ラインの両側面と下面の粘着剤層
がベース板と側板で周囲を囲まれた状態になるから、工
場内の床面等のようにオイルミスト等が付着し易い環境
であっても、誘導ラインの裏面への油分や水分の浸透を
防止し、誘導ラインの剥離を長期間にわたり防止し、誘
導ラインの張り替え頻度を大幅に低減することができ
る。また、誘導ラインがベース板と側板でその周囲を囲
まれるため、搬送車や作業者等に踏まれても、変形や劣
化を生じることが少なく、誘導ラインの寿命を従来より
伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す誘導ライン装置の横
断面図である。
【図2】走行路面に敷設した誘導ライン装置の横断面図
である。
【図3】誘導ライン装置の平面図である。
【図4】誘導ライン装置と無人搬送車底部の平面図であ
る。
【符号の説明】
1−誘導ライン 2−ベース板 3−側板 4−固定ねじ 5−ラインスペース 6−走行路面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気誘導方式の無人搬送車の走行路面に
    沿って敷設される無人搬送車の誘導ライン装置におい
    て、 走行路面上に固定されるベース板と、該ベース板上にラ
    インスペースをあけて該ベース板上の両側に固定される
    側板と、該ベース板上のラインスペース内に粘着剤によ
    って貼り付けられる磁気テープ型の誘導ラインと、を備
    えたことを特徴とする無人搬送車の誘導ライン装置。
  2. 【請求項2】 前記両側の側板からベース板を通して走
    行路面上に取付孔が穿設され、該取付孔に固定ねじをね
    じ込んで、該側板と該ベース板を走行路面上に固定する
    ことを特徴とする請求項1記載の無人搬送車の誘導ライ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 前記ベース板及び前記側板がステンレス
    鋼で形成されている請求項2記載の無人搬送車の誘導ラ
    イン装置。
JP2001078081A 2001-03-19 2001-03-19 無人搬送車の誘導ライン装置 Pending JP2002278622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104210214A (zh) * 2014-08-07 2014-12-17 苏州市世嘉科技股份有限公司 电梯箱体板材粘合生产自动流水线

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104210214A (zh) * 2014-08-07 2014-12-17 苏州市世嘉科技股份有限公司 电梯箱体板材粘合生产自动流水线

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