JP2002277424A - ガス検知装置 - Google Patents

ガス検知装置

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JP2002277424A
JP2002277424A JP2001073720A JP2001073720A JP2002277424A JP 2002277424 A JP2002277424 A JP 2002277424A JP 2001073720 A JP2001073720 A JP 2001073720A JP 2001073720 A JP2001073720 A JP 2001073720A JP 2002277424 A JP2002277424 A JP 2002277424A
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carbon monoxide
heater
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Tadashi Nakatani
直史 中谷
Masao Maki
正雄 牧
Katsuhiko Uno
克彦 宇野
Takashi Niwa
孝 丹羽
Kunihiro Tsuruta
邦弘 鶴田
Makoto Shibuya
誠 渋谷
Takahiro Umeda
孝裕 梅田
Hideki Morozumi
英樹 両角
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力化と、一酸化炭素濃度が0のときの加
熱時の出力信号電圧のばらつきの補正と、微小信号の増
幅を容易にする。 【解決手段】 一酸化炭素検出素子3と同一平面上に形
成された加熱用ヒータ2を有する一酸化炭素センサユニ
ット1、前記加熱用ヒータ2に通電するヒータ駆動部
4、前記一酸化炭素検出素子3の出力信号を受け一酸化
炭素の濃度を判定するセンサ信号処理部11を有し、前
記ヒータ駆動部4は間欠的に一酸化炭素検出素子3を加
熱し、前記ヒータ駆動部4が加熱用ヒータ2への間欠通
電動作を始めてから最初の複数回の間欠通電動作におけ
る前記一酸化炭素検出素子3のいずれかの出力信号を前
記センサ信号処理部11が受け取り基準値として保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱用ヒータによっ
て一酸化炭素検出素子を間欠的に加熱することで省電力
化を図り、電池駆動が可能で間欠的に一酸化炭素を検出
する動作を行うガス検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス検知装置は加熱用ヒ
ータに連続的に通電することで検知素子を定常的に加熱
し、常時対象ガスの濃度を測定するものがあった。
【0003】また、省電力化を図るために加熱用ヒータ
に間欠的に通電するものもあったが定電圧を加熱用ヒー
タに印加するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス検知装置は加熱用ヒータに連続的に通電したり、あ
るいは間欠的に通電するものであっても通電時間が長い
ために加熱用ヒータと一酸化炭素検出素子を加熱する以
外に周囲にも放熱され電力が無駄に消費されるものであ
った。
【0005】また、間欠的に通電する形式のものでは、
非加熱時の一酸化炭素検出素子の出力インピーダンスは
10の12乗オーム以上と非常に高いため、出力信号は
不安定で意味のないものになっている。一方、加熱時は
一酸化炭素検出素子の温度が加熱で適温に近づくにつれ
て、出力インピーダンスが下がり安定な出力信号を出し
始め、一酸化炭素濃度が0であっても数十ミリボルトか
ら数百ミリボルトの出力信号電圧が発生する。この一酸
化炭素濃度が0のときの加熱時の出力信号電圧は個々の
一酸化炭素検出素子によってばらつきがあるため、セン
サ信号処理部では一酸化炭素検出素子の加熱時の出力信
号の電圧から単純に一酸化炭素濃度を計測するというこ
とが困難であった。また、一酸化炭素を検知したときに
生ずる一酸化炭素検出素子の出力信号の電圧変化分は一
酸化炭素濃度500ppmに対して数ミリボルトから数十
ミリボルトと微小な信号であるが、先述したように一酸
化炭素濃度が0であっても出力信号に数十ミリボルトか
ら数百ミリボルトの電圧が発生するため、この微小な出
力信号を増幅することが困難であった。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、省電力化と、一酸化炭素濃度が0のときの
加熱時の出力信号電圧のばらつきの補正と、微小信号の
増幅を容易にすることを実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、平面状に形成され加熱によって一酸化炭素
を検出する一酸化炭素検出素子ならびにこの一酸化炭素
検出素子と同一平面上に形成された加熱用ヒータを有す
る一酸化炭素センサユニットと、前記加熱用ヒータに通
電するヒータ駆動部と、前記一酸化炭素検出素子の出力
信号を受けて一酸化炭素の濃度を判定するセンサ信号処
理部を具備し、前記ヒータ駆動部は間欠的に一酸化炭素
検出素子を加熱し、前記ヒータ駆動部が加熱用ヒータへ
の間欠通電動作を始めてから最初の複数回の間欠通電動
作における前記一酸化炭素検出素子のいずれかの出力信
号をセンサ信号処理部が受け取って基準値として保持す
ることで一酸化炭素濃度を容易に検知できるものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1に記載の発明は、平面状に形成され加熱によって一
酸化炭素を検出する一酸化炭素検出素子ならびにこの一
酸化炭素検出素子と同一平面上に形成された加熱用ヒー
タを有する一酸化炭素センサユニット、前記加熱用ヒー
タに通電するヒータ駆動部と、前記一酸化炭素検出素子
の出力信号を受けて一酸化炭素の濃度を判定するセンサ
信号処理部を具備し、前記ヒータ駆動部は間欠的に一酸
化炭素検出素子を加熱し、前記ヒータ駆動部が加熱用ヒ
ータへの間欠通電動作を始めてから最初の複数回の間欠
通電動作における前記一酸化炭素検出素子のいずれかの
出力信号を前記センサ信号処理部が受け取って基準値と
して保持する構成としたものである。
【0009】この構成を実施の形態とするガス検知装置
は、省電力化と、一酸化炭素濃度が0のときの加熱時の
出力信号電圧のばらつきの補正を行うことが容易にでき
るものである。
【0010】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のガス検知装置において、センサ信号処理部は一定
時間の間に得られる複数回の間欠通電時の一酸化炭素検
出素子の出力信号の平均値を基準値として保持する構成
としたものであり、この構成を実施の形態とするガス検
知装置は、出力信号電圧にノイズが重畳されていても、
一酸化炭素濃度が0のときの信号電圧を正確に保持する
ことができる。
【0011】また請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは2に記載のガス検知装置において、間欠的に加熱用
ヒータへの通電を始めた直後は加熱用ヒータへの通電時
間を長くし、間欠通電の回数が増えるに従い加熱用ヒー
タへの通電時間を短くする構成としたもので、この構成
を実施の形態とするガス検知装置は、間欠通電動作を始
めてからの加熱時の一酸化炭素検出素子の出力信号をよ
り早く安定にすることができる。
【0012】また請求項4に記載の発明は、請求項1か
ら3に記載のガス検知装置において、センサ信号処理部
が一定時間の間に得られる複数回の間欠通電時の一酸化
炭素検出素子の出力信号の減少あるいは増加を検知し保
持する基準値を適時更新する構成としたもので、この構
成を実施の形態とするガス検知装置は、間欠通電動作を
始めてからの加熱時の一酸化炭素検出素子の出力信号の
ドリフトを速やかに補正できる。
【0013】また請求項5に記載の発明は、請求項1か
ら4に記載のガス検知装置において、センサ信号処理部
を差動増幅回路で構成し、この差動増幅回路の正または
負のいずれか一方の入力端に一酸化炭素検出素子からの
信号を接続し、前記差動増幅回路の他方の負または正の
入力端に保持している基準値を接続する構成としたもの
で、この構成を実施の形態とするガス検知装置は、保持
している基準値と現在の一酸化炭素検出素子の出力信号
電圧との差を増幅することができるため、一酸化炭素濃
度が0の時の出力信号電圧が大きくても精度良く出力信
号の変化分だけを増幅できる。
【0014】また請求項6に記載の発明は、請求項1か
ら5に記載のガス検知装置において、保持している基準
値をガス検知装置の周囲温度の情報をもとに補正する構
成としたもので、この構成を実施の形態とするガス検知
装置は、間欠通電動作を始めてから周囲の雰囲気温度が
変化しても出力信号のドリフトを速やかに補正できる。
【0015】また請求項7に記載の発明は、請求項1か
ら5に記載のガス検知装置において、間欠的な加熱用ヒ
ータへの通電毎に得られる一酸化炭素検出素子の離散的
な出力信号値にローパスあるいはバンドパスフィルタ処
理を施す構成としたもので、この構成を実施の形態とす
るガス検知装置は、ノイズを除去でき、一酸化炭素濃度
変化による一酸化炭素検出素子の出力変化だけを捉える
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1から図3
を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施例におけるガス検知装
置の構成図である。図1において1は、一酸化炭素セン
サユニットであり加熱用ヒータ2と一酸化炭素検出素子
3が含まれている。4はヒータ駆動部であり加熱用ヒー
タ2に間欠的に電力を供給するものである。ヒータ駆動
部4において、5はフォトカプラでありトランジスタ5
a側が、直流電源6と加熱用ヒータ2との間に挿入され
このトランジスタ5aがオンすると加熱用ヒータ2に電
流が流れオフすると電流が遮断されるように構成されて
いる。7は小さい抵抗値の抵抗で過電流保護用に挿入し
ているものである。
【0018】8はパルス発生部であり、通常はロー信号
を出しているが制御部9から動作開始の信号を受けると
間欠的に短いパルス状のハイ信号を出力する。このパル
ス信号の電流は抵抗10を介してフォトカプラ5の発光
ダイオード5bに流れる。従って、パルス発生部8がパ
ルスを出力し始めると発光ダイオード5bが間欠的に点
灯し、トランジスタ5aが間欠的にオンになり、加熱用
ヒータ2に直流電源6からの電流が間欠的に流れるため
に加熱用ヒータ2は間欠的に昇温する。当然のことなが
ら、パルス発生部8が出力するパルスとパルスの間は発
光ダイオード5bが消灯しているためトランジスタ5a
はオフしており電流は流れていない。このため、加熱用
ヒータ2はもとの温度にまで冷却されていく。
【0019】11はセンサ信号処理部であり、正入力端
と負入力端の電圧の差をA倍に増幅する機能を有する差
動増幅部12と、この差動増幅部12の出力を1/Aに
した値を保持する基準値保持部13とから構成されてい
る。保持するタイミングは制御部9から出された信号に
より決められる。基準値保持部13は最初は0ボルトを
保持している。基準値保持部13が保持している電圧は
差動増幅部12の負入力端に加えられている。また、差
動増幅部12の正入力端には一酸化炭素検出素子3の出
力信号が接続されている。
【0020】図2は本発明の実施例における一酸化炭素
検出素子の構成図である。図2において14は石英ガラ
ス基板であり、約2mm×2mmの小さな外形寸法である。
加熱用ヒータ2は白金の蒸着パターンで描かれており、
この加熱用ヒータ2の真上には一酸化炭素検出素子3が
乗せられている。2aおよび2bは加熱用ヒータ2の給
電用電極であり、ここにワイヤ19、20がボンディン
グ接続されリード15および16に接続されている。3
aおよび3bは一酸化炭素検出素子3の信号取り出し電
極であり、ここにも同様にワイヤ21、22がボンディ
ング接続されリード17および18に接続されている。
23は石英ガラス基板14およびリード15〜18を支
えるセンサベースであり樹脂で構成されている。
【0021】次に動作について説明する。図3は本発明
の実施例におけるガス検知装置の動作説明図である。図
3において(a)はパルス発生部8が出力するパルス信
号の波形を示すものであり、図1の制御部9から動作開
始の信号を受け取ると30秒に1回、10ミリ秒のパル
ス幅の信号を出力し始める。図3(b)は加熱用ヒータ
2に印加される電圧の波形を示すものであり、パルスが
あるときにほぼ直流電源6の電圧Vが印加される。
【0022】図3(c)は加熱用ヒータ2を流れる電流
の波形を示すものである。本実施例の加熱用ヒータ2の
抵抗値は室温で6オームから15オームである。また、
一酸化炭素検出素子の昇温は約450℃を目指してお
り、白金で加熱用ヒータ2を構成しているため450℃
時の加熱用ヒータ2の抵抗値は約2.2倍の13オーム
から33オームになる。このため間欠的に加熱用ヒータ
2に通電したときの電流の波形は図3(c)に示すよう
に流れ始めるときの電流は大きく、パルス終了間際では
半分以下の電流値になる。
【0023】また、本実施例の加熱用ヒータ2および一
酸化炭素検出素子3は非常に小型で熱容量が数ミリワッ
ト秒から数十ミリワット秒と小さいため、パルスが終了
すると数ミリ秒から数十ミリ秒でもとの室温にまで冷却
する。このため、次のパルスがくるときには加熱用ヒー
タ2の抵抗値はもとの値に戻っている。
【0024】図3(d)は一酸化炭素検出素子の出力信
号の波形である。パルス印加直後はまだ、一酸化炭素検
出素子の温度が上昇していないため、出力インピーダン
スが高く出力信号は不定である。しかし、パルス印加t
秒後には一酸化炭素検出素子の温度は十分上昇してお
り、出力インピーダンスも低下し安定な出力信号電圧V
x1を出力している。
【0025】一酸化炭素の濃度が0に近い空気中で、制
御部9が動作開始の信号を出したあと、パルス発生部8
からの最初のn回の各パルスのt秒後に制御部9から基
準値保持部13に対して制御信号を出力すると、基準値
保持部13は一酸化炭素検出素子の出力信号電圧Vs1
からVsnを保持する。この動作にて一酸化炭素の濃度
が0の時の一酸化炭素検出素子の出力信号電圧を保持す
ることができる。
【0026】この保持した基準電圧の1/Aの電圧は差
動増幅部12の負入力端に接続されているため、基準値
保持部13が保持した電圧を出力し始めると、それ以降
は、一酸化炭素検出素子の出力信号電圧と基準値との差
分だけがA倍に増幅されることになる。
【0027】以降、一酸化炭素の濃度が上昇するとパル
ス発生部8からの各パルスのt秒後の一酸化炭素検出素
子3の出力信号電圧VxはVs1からVsnの値よりも
大きくなるため、その差の大きさにより一酸化炭素の濃
度を検出することができる。
【0028】このように本発明によれば、加熱用ヒータ
を間欠的に駆動するため省電力化ができ、一酸化炭素濃
度が0のときの一酸化炭素検出素子の出力信号電圧をそ
れぞれの一酸化炭素検出素子毎に基準値として保持でき
るため、個々の一酸化炭素検出素子の基準点のばらつき
補正も容易にできるものである。
【0029】また、最初の複数回の加熱用ヒータへの間
欠的な通電時に、一酸化炭素検出素子の出力信号にノイ
ズが乗り、各パルスのt秒後の出力信号電圧がばらつい
ていても、センサ信号処理部がその平均値を求め保持す
ることで、一酸化炭素濃度が0のときの信号電圧をより
正確に保持でき、一酸化炭素の濃度をより正確に計測す
ることができる。
【0030】さらに、間欠的に加熱用ヒータへの通電を
始めたときは加熱用ヒータへの通電時間を長くし、間欠
通電の回数が増えるに従い加熱用ヒータへの通電時間を
短くしていけば、一酸化炭素検出素子の表面に付着して
いた空気中のごみ等が加熱により浄化されやすくなり、
間欠通電動作を始めてからの加熱時の一酸化炭素検出素
子の出力信号をより早く安定にすることができる。
【0031】さらに、センサ信号処理部が一定時間の間
に得られる複数回の間欠通電時の一酸化炭素検出素子の
出力信号の減少あるいは増加を検知し保持する基準値を
適時更新するようにすれば、間欠通電動作を始めてから
の加熱時の一酸化炭素検出素子の出力信号のドリフトを
速やかに補正できる。
【0032】さらに、センサ信号処理部を差動増幅回路
で構成し、この差動増幅回路の正入力端に一酸化炭素検
出素子からの信号を接続し、差動増幅回路の負入力端に
保持している基準値を接続する構成としたことで保持し
ている基準値と現在の一酸化炭素検出素子の出力信号電
圧との差だけを増幅することができるため、一酸化炭素
濃度が0の時の出力信号電圧が大きくても精度良く出力
信号の変化分だけを増幅できる。
【0033】さらに、保持している基準値をガス検知装
置の周囲温度の情報をもとに補正する構成とすれば、間
欠通電動作を始めてから周囲の雰囲気温度が変化しても
出力信号のドリフトを速やかに補正できる。
【0034】さらに、間欠的な加熱用ヒータへの通電毎
に得られる一酸化炭素検出素子の離散的な出力信号値に
ローパスあるいはバンドパスフィルタ処理を施す構成と
すれば、ノイズを除去でき、一酸化炭素濃度変化による
一酸化炭素検出素子の出力変化だけを捉えることができ
る。
【0035】
【発明の効果】加熱用ヒータを間欠的に駆動するため省
電力化ができ、一酸化炭素濃度が0のときの一酸化炭素
検出素子の出力信号電圧をそれぞれの一酸化炭素検出素
子毎に基準値として保持できるため、個々の一酸化炭素
検出素子の基準点のばらつき補正も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のガス検知装置の構成図
【図2】同一酸化炭素検出素子の構成図
【図3】同ガス検知装置の動作説明図
【符号の説明】
1 一酸化炭素センサユニット 2 加熱用ヒータ 3 一酸化炭素検出素子 4 ヒータ駆動部 5 フォトカプラ 6 直流電源 8 パルス発生部 9 制御部 11 センサ信号処理部 12 差動増幅部 13 基準値保持部 14 石英ガラス基板 15、16、17、18 リード 19、20、21、22 ワイヤ 23 センサベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 丹羽 孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鶴田 邦弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渋谷 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 梅田 孝裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 両角 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G046 AA11 BB02 BE03 DB04 DB07 DC02 DC05 EA11 FE38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状に形成され加熱によって一酸化炭
    素を検出する一酸化炭素検出素子ならびにこの一酸化炭
    素検出素子と同一平面上に形成された加熱用ヒータを有
    する一酸化炭素センサユニット、前記加熱用ヒータに通
    電するヒータ駆動部と、前記一酸化炭素検出素子の出力
    信号を受けて一酸化炭素の濃度を判定するセンサ信号処
    理部を具備し、前記ヒータ駆動部は間欠的に一酸化炭素
    検出素子を加熱し、前記ヒータ駆動部が加熱用ヒータへ
    の間欠通電動作を始めてから最初の複数回の間欠通電動
    作における前記一酸化炭素検出素子のいずれかの出力信
    号を前記センサ信号処理部が受け取って基準値として保
    持するガス検知装置。
  2. 【請求項2】 センサ信号処理部は一定時間の間に得ら
    れる複数回の間欠通電時の一酸化炭素検出素子の出力信
    号の平均値を基準値として保持する請求項1記載のガス
    検知装置。
  3. 【請求項3】 間欠的に加熱用ヒータへの通電を始めた
    直後は加熱用ヒータへの通電時間を長くし、間欠通電の
    回数が増えるに従い加熱用ヒータへの通電時間を短くす
    る請求項1または2記載のガス検知装置。
  4. 【請求項4】 センサ信号処理部は一定時間の間に得ら
    れる複数回の間欠通電時の一酸化炭素検出素子の出力信
    号の減少あるいは増加を検知し保持する基準値を適時更
    新する請求項1から3のいずれかに記載のガス検知装
    置。
  5. 【請求項5】 センサ信号処理部を差動増幅回路で構成
    し、この差動増幅回路の正または負のいずれか一方の入
    力端に一酸化炭素検出素子からの信号を接続し、前記差
    動増幅回路の他方の負または正の入力端に保持している
    基準値を接続する請求項1から4のいずれかに記載のガ
    ス検知装置。
  6. 【請求項6】 保持している基準値をガス検知装置の周
    囲温度の情報をもとに補正する請求項1から5のいずれ
    かに記載のガス検知装置。
  7. 【請求項7】 間欠的な加熱用ヒータへの通電毎に得ら
    れる一酸化炭素検出素子の離散的な出力信号値にローパ
    スあるいはバンドパスフィルタ処理を施す請求項1から
    5のいずれかに記載のガス検知装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257273A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257273A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサシステム

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