JP2002277200A - 岩盤ベンチの発破方法及び地掘り発破方法及び岩盤に傾斜面を形成するための発破方法 - Google Patents

岩盤ベンチの発破方法及び地掘り発破方法及び岩盤に傾斜面を形成するための発破方法

Info

Publication number
JP2002277200A
JP2002277200A JP2001392755A JP2001392755A JP2002277200A JP 2002277200 A JP2002277200 A JP 2002277200A JP 2001392755 A JP2001392755 A JP 2001392755A JP 2001392755 A JP2001392755 A JP 2001392755A JP 2002277200 A JP2002277200 A JP 2002277200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blasting
holes
blast
hole
bench
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001392755A
Other languages
English (en)
Inventor
Young-Jae Yoon
尹永在
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T and RB Co Ltd
Original Assignee
T and RB Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T and RB Co Ltd filed Critical T and RB Co Ltd
Publication of JP2002277200A publication Critical patent/JP2002277200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42DBLASTING
    • F42D3/00Particular applications of blasting techniques
    • F42D3/04Particular applications of blasting techniques for rock blasting
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21CMINING OR QUARRYING
    • E21C37/00Other methods or devices for dislodging with or without loading
    • E21C37/16Other methods or devices for dislodging with or without loading by fire-setting or by similar methods based on a heat effect

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】発破公害を抑制して発破効率を高めることがで
きる岩盤発破方法を提供する。 【解決手段】前記方法は上部自由面及び傾斜自由面の2
自由面を有する岩盤ベンチの上部自由面にまたは1自由
面を有する岩盤の自由面に、第1条の1次発破孔、2次
発破孔及び第2条の1次発破孔からなり、一直線上に配
列される発破孔らを順次的に穿孔する段階と、前記発破
孔に装薬を実施する段階と、前記1次発破孔を発破して
前記2次発破孔の周囲に4自由面を形成する段階と、前
記4自由面が確保された状態で前記2次発破孔を発破す
る段階を含む発破メカニズムを利用する。前記発破メカ
ニズムは破砕岩石の大きさを調節し、破砕された岩盤の
底面を均一にして、現場の条件に附合させた発破を行う
ことができる。また、前記発破メカニズムは1自由面早
期発破のための地掘り発破及び法面の形成のための先亀
裂発破に適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2自由面を有する岩
盤に対して適用される低振動ベンチ発破と一般ベンチ発
破に関するものである。本願で使用される用語“低振動
ベンチ発破”は穿孔長を短くして穿孔間隔を狭めるため
に小口径、即ち約38mm直径のレッグドリルで穿孔した
後、遅発当り装薬量を減らして実施するベンチ発破を意
味しており、用語“一般ベンチ発破”は穿孔長さを長く
して穿孔間隔を広めて大口径、即ち約45mm乃至75mm
の大口径クロラドリルで穿孔した後、多量の爆薬を使用
して実施する大単位ベンチ発破を意味する。
【0002】図1aは2自由面を有する岩盤ベンチの一
般的構造を示した平面図であり、図1bは図1aの線A
−A'に沿って切断した断面図である。図1a及び図1
bに示したように、岩盤ベンチは上部自由面1及び前記
上部自由面1から斜めに延長された傾斜自由面2の2自由
面を有する。また、岩盤ベンチは所定長さのベンチ幅
3、ベンチ長及びベンチ高さ5を有する。
【0003】
【従来の技術】従来には、上部自由面と傾斜自由面の2
自由面が確保されたベンチの面に沿って一定な間隔で、
通常的には最小抵抗線の約1.2倍の間隔で、多数の発破
孔が穿孔された後、前記発破孔に装薬が実施される。次
に、前記ベンチの中央部分の一つの発破孔が先ず発破さ
れて第3自由面が形成された後、前記中央発破孔の左側
及び右側に配列された発破孔が順次的に発破される。こ
のような発破メカニズムは低振動ベンチ発破や一般ベン
チ発破において相互同一である。ただ、穿孔間隔と穿孔
深さによる遅発当り装薬量の差によって発破振動と発破
騒音を調節することはできるが、同一条件下で比装薬量
の調節は限界がある。
【0004】発破公害、例えば、発破振動、発破騒音、
暴風圧、飛石などを減らすためには、遅発当り装薬量
(爆薬量/遅発量)を最小化して適正発破を実施し、発破
順序を調整して自由面数を多くする発破メカニズムが必
要である。
【0005】現在広く利用される2自由面のベンチ発破
は穿孔形態によって、下向穿孔形と水平穿孔形とに大別
されて、用途により、発破公害と無関係な地域で実施で
きる一般ベンチ発破と、敏感な構造物周辺や畜舎などの
周囲で発破公害を抑えるために実施する低振動ベンチ発
破とに大別される。
【0006】前記下向穿孔形ベンチ発破方法は2自由面
の露天発破でよく活用されている方法である。この方法
は主穿孔方向が地表面から下向に垂直または傾斜方向で
あるので、装備を最大活用して大量発破を実施すること
ができ、採石場や大切土作業場のベンチ発破などに活用
されている。反面、前記水平穿孔形ベンチ発破工法は作
業条件上水平に穿孔して発破しなければならないトンネ
ル及び地下洞窟のベンチ発破に主に利用されている方法
である。この水平穿孔形ベンチ発破方法は上部自由面に
平行に穿孔されるため、作業場の制限が多くなるように
なる。従って、この方法は生産性の面から下向穿孔形よ
り劣り、特別な場合でなければあまり使用されない方法
である。
【0007】図2aは従来のベンチ発破中一般ベンチ発
破工法の下向式穿孔パターンを示した平面図であり、図
2bは図2aのA−A’線に沿って切断した断面図であ
る。図2a及び図2bを参照すると、ベンチの上部自由
面1に垂直または傾斜自由面2に平行に多数の発破孔6
を下向に形成して、前記発破孔6に装薬して発破を実施
する。図2a及び2bに図示された方法は大量発破が可
能であるので、生産性が高く、大単位採石場や大切土作
業場で一番よく活用されている。また、上部自由面1を
均一にするためにサブドリル孔8を穿孔して発破する場
合もあるが、このような場合には多量の穿孔と装薬を必
要とするため特殊な場合のみ使用される。
【0008】図3aは従来のベンチ発破中一般ベンチ発
破方法の水平式穿孔パターンを示した平面図であり、図
3bは図3aのA−A’線に沿って切断した断面図であ
る。図3a及び図3bに示したように、ベンチの垂直乃
至傾斜自由面2に上部自由面1に平行に水平発破孔9を
形成して装薬し発破する。この方法は主に制限されたト
ンネルや地下洞窟のベンチ発破に利用される。
【0009】また、従来の低振動ベンチ発破方法は一般
ベンチ発破工法のような発破概念を有する。しかし、こ
の方法は発破公害を減らすために孔間隔と穿孔長を短く
して少量の爆薬を使用して発破する。このような低振動
ベンチ発破方法は制限的に発破公害を減らすことはでき
るが、経済的な面から効率的ではない短所がある。
【0010】従来のベンチ発破方法は上部自由面1また
は傾斜自由面2に一側方向に下向孔6または水平孔9を
一括に穿孔する。次に、図4に示したように棒状装薬1
1や分散装薬12を実施する。このような装薬過程にお
いて、図5に示したように、管付薬包(primer cartrid
ge)35は逆起爆、中起爆、または正起爆で位置する。
次に、2自由面の状態でベンチの発破を実施して発破過
程で3自由面の発破効果だけを利用することになる。本
願で使用される用語“逆起爆”とは図5の左側孔32で
のように管付薬包35が孔低に位置し、その上部に爆薬
36が位置することをいい、“中起爆”は図5の中間孔
33でのように管付薬包35が孔の中間部分に位置し、
その上下部に爆薬36が位置することをいい、正起爆は
図5の右側孔34でのように、孔34の入口側に管付薬
包35が位置して、その下部に爆薬36が位置すること
をいう。図5で、図面符号38はタンピング(a tampin
g)を示す。
【0011】2自由面のベンチ発破は大部分露天で行わ
れて、周囲の民家、建物、畜舎及び漁場などに大きい発
破公害を与える虞があるため、発破時は格別な注意が必
要である。
【0012】露天発破時に起る発破公害には発破振動、
騒音、暴風圧、飛石などがある。前記発破公害の原因と
しては、穿孔された岩盤から爆薬が爆轟する時、大きい
エネルギーが短時間に放出される強力な化学反応により
相当爆薬部分が振動と騒音、熱及び光などで損失される
ためである。従って、このような発破公害は周辺岩盤や
構造物に大きい損傷を加えることになる。
【0013】従って、このような問題点を解決するため
には爆薬の爆発エネルギーが岩盤の破砕にできるだけ多
めに適用されるように亀裂と自由面数を増やして適正発
破になるようにしなければならない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は発破公
害を抑えて発破効率を高めることができる岩盤ベンチ発
破方法を提供することである。
【0015】また、本発明の他の目的は発破公害を抑え
て発破効率を高めながら、破砕岩石の大きさを調節する
ことができる岩盤ベンチ発破方法を提供することであ
る。
【0016】また、本発明の他の目的は発破公害を抑え
て発破効率を高めながら、発破された岩盤の底面を均一
にできる岩盤ベンチ発破方法を提供することである。
【0017】また、本発明の他の目的は発破公害を抑え
て発破効率を高めながら、現場条件に符合されるように
行うことができる岩盤ベンチ発破方法を提供することで
ある。
【0018】また、本発明の他の目的は発破公害を抑え
て発破効率を高めながら、1自由面の早期発破を達成す
ることができる地掘り発破方法を提供することである。
【0019】また、本発明の他の目的は発破公害を抑え
て発破効率を増大させながら、傾斜面を形成することが
できる岩盤ベンチ発破方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の発破方法は上部自由面及び傾斜自由面の2
自由面を有する岩盤ベンチの上部自由面にまたは1自由
面を有する岩盤の自由面に、第1条の1次発破孔、2次
発破孔及び第2条の1次発破孔からなって、一直線上に
配列される発破孔らを順次穿孔する段階と、前記発破孔
に装薬を実施する段階と、前記1次発破孔を発破して前
記2次発破孔の周囲に4自由面を形成する段階と、前記
4自由面が確保された状態で前記2次発破孔を発破する
段階を含む発破メカニズムを利用する。本発明による発
破メカニズムにおいて、前記1次発破孔は二つの先亀裂
孔からなるか、二つの先亀裂孔と前記先亀裂孔らの間に
位置する一つの段発孔からなるか、または少ない装薬量
及び低振動で発破されて2次発破孔の周囲に4自由面を
形成することができる或る数またはパターンの先亀裂孔
及び/または発破孔からなる。
【0021】従って、本発明の発破方法は減少された遅
発当り装薬量を利用して1次発破を実施した後、1次発
破により4自由面が形成された状態で2次発破を実施す
る。従って、本発明の方法は発破効率を増加させること
は勿論発破振動と発破騒音など発破公害を画期的に改善
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照し詳細に説明する。添付図面において、同一機能
をする同一部材に対しては同一図面符号を使用すること
を原則にする。
【0023】[実施例1]図6aは本発明による発破メカ
ニズムを普通の幅及び長さを有する岩盤ベンチの発破に
適用することを示したベンチの平面図であり、図6bは
図6aの線A−A’に沿って切断した断面図である。図
6a及び図6bに示したように、上部自由面1及び垂直
又は傾斜自由面2の2自由面を有するベンチの上部自由
面1に3個孔13a、14a、13bからなる第1条の
1次発破孔を相互近接に下向に穿孔して、2次発破孔1
5aを飛ばして3個孔13c、14b、13dからなる
第2条の1次発破孔を相互近接に下向に穿孔して、穿孔
パターンを形成する。本願で使用される用語“2次発破
孔”は拡大孔と同一な意味として相互交換的に使用され
る。
【0024】2次発破孔15aは後に4自由面状態で発破
されるので広い穿孔径を有する。ここで、各条の1次発
破孔は二つの先亀裂孔13a、13bまたは13c、13d及びこれ
らの間に位置する一つの段発孔(delay blasting hole)1
4aまたは14bからなる。また、前記発破孔らは上部自由
面1で一直線上に配列される。
【0025】前記の穿孔段階で、穿孔長26は発破振動値
の許容範囲内で決められた遅発当り装薬量によって決定
される。各条の1次発破孔での先亀裂孔と段発孔間の距
離は遅発当り装薬量を減らすために先亀裂孔が段発孔に
対して粉砕圏乃至破砕圏の範囲内に入るようにする程度
である。このような先亀裂孔と段発孔間の距離は最小抵
抗線27の約0.6倍乃至約0.8倍である。2次発破孔15とこ
れに隣る先亀裂孔間の距離は最小抵抗線27の約1.5倍乃
至約2倍である。
【0026】前記先亀裂孔、段発孔及び2次発破孔から
なる発破孔らの穿孔角度は垂直または傾斜自由面2に対
して平行である。上部自由面1に対する発破孔の穿孔角
度は90°を原則とするが、場合によっては90°乃至70°
の範囲にする。ここで、上部自由面に対する穿孔角度を
70°乃至90°にする理由は70°以下になると角度が小さ
くなるだけ発破岩破砕量が少ないだけではなく飛石がた
くさん発生されて非経済的であり、また穿孔装備クロラ
ドリルの構造上角度穿孔が難しいためである。
【0027】穿孔後、発破孔への装薬が実施される。本
実施例では遅発当り装薬量を減らすために従来方法の1
個発破孔に該当される装薬量を3個孔の1次発破孔に分
けて装入する。
【0028】各条1次発破孔の先亀裂孔の装薬量は従来
方法の標準装薬量の約40%乃至約60%であり、段発孔の
装薬量は従来の標準装薬量の約50%乃至約70%である。
2次発破孔15は前記標準装薬量の約80%乃至約100%で
ある。これを量に換算すると、先亀裂孔と段発孔は各々
0.1kg/m3乃至約0.25m3にして、2次発破孔は約0.2kg/m3
乃至約0.35kg/m3で装薬する。従来の装薬量は岩盤の強
度によって比装薬量が0.2kg/m3乃至約0.35kg/m3の範囲
である。
【0029】1次発破孔をなす先亀裂孔及び段発孔は相
互近接に穿孔されるため、装薬量を0.1kg/m3乃至約0.25
kg/m3にして適正発破を行うことができ、3個孔が相互
段発発破になるので薬量を減らすことができる。また、
2次発破孔、即ち拡大孔は後述したように4自由面状態
で発破されるので、比装薬量を約0.2kg/m3乃至約0.35kg
/m3にしても適正発破を行うことができる。
【0030】管付薬包35の位置に関しては、段発孔14
a、14bは必ず逆起爆32で装薬しなければならなく、先亀
裂孔13a、13b、13c、13dと2次発破孔15は中起爆または逆
起爆で装薬する(図4参考)。
【0031】10MS(ミリセコンド)乃至200MSの遅
発時差を有する電気雷管や非電気式雷管を使用してタン
ピング(a tamping)を孔口まで完全に装填する。
【0032】装薬後、発破が行われる。図6aでシンボ
ル#と共に示した数字は発破順序を示す。発破は1次発
破及び2次発破からなる。
【0033】1次発破において、第1条の1次発破孔の
先亀裂孔13a、13bを順次発破して段発孔14a周囲に亀裂
を形成した後、段発孔14aを発破する。その後、拡大孔1
5aを飛ばして第2条の1次発破孔の先亀裂孔13c、13dを
発破して段発孔14bの周囲に亀裂を形成させた後、段発
孔14bを発破することにより、拡大孔15aの周囲に城郭形
態の4自由面を形成する。このようにして、1次発破を
完了する。
【0034】次に、城郭形態の4自由面が確保された状
態で拡大孔15aを発破することによって2次発破を完了
する。
【0035】前記1次発破は10MS乃至200MSの遅発
時差で行う。これは10MS乃至200MSの遅発時差で発
破を行った時、算出されたずりの大きさが一定で、発破
効率が最も優秀で安定的な反面、200MS以上になる
と、ずりが多めに算出されるだけではなく段発効果が低
くて非経済的であり、10MS以下の雷管は現在常用化さ
れていないためである。
【0036】また、先ず発破される先亀裂孔の周囲には
引張応力波が戻ってきた時、せん断破壊が起るようにな
る。二つの自由面から戻ってきた引張応力波らの間に時
差が発生されて段発孔14a、14b周辺に多い亀裂を発生さ
せることになる。従って、あい次いで段発孔を発破する
とその周辺に拘束された岩盤を効果的に押し出して拡大
孔周辺に城郭形態の4自由面を形成するようになる。
【0037】この実施例は2自由面の1次発破では遅発
当り装薬量を減少させることができ、2次発破では4自
由面の発破を行うことができる。従って、発破効率を高
めることができるだけではなく発破振動と発破騒音など
発破公害を画期的に減少させることができる。
【0038】この実施例では第1条の1次発破孔、2次
発破孔及び第2条の1次発破孔からなる1列の発破孔の
場合に関した例を図示し説明した。しかし、ベンチの長
さが長い場合には第1条の1次発破孔、2次発破孔及び
第2条の1次発破孔からなる他の列の発破孔を上述した
ように穿孔し、装薬して発破できることが分かる。
【0039】[実施例2]図7aは本発明による発破メカ
ニズムを長い幅及び長さを有するベンチの発破に適用す
ることを示した平面図であり、図7bは図7aの線A−
A’に沿って切断した断面図である。
【0040】ベンチの幅及び長さが長い場合には実施例
1の発破孔に付加的に第2の2次発破孔又は第2拡大孔
及び第3条の1次発破孔がさらに穿孔される。即ち、図
7a及び図7bに示したように、実施例1のベンチより
長い幅及び長さを有するベンチの上部自由面に各々第1
条の1次発破孔13a、14a、13b、第1拡大孔15a、第2条の
1次発破孔13c、14b、13d、第2拡大孔15b及び第3条の1
次発破孔13e、14c、13fからなる2個列の発破孔が穿孔さ
れる。各条の1次発破孔は二つの先亀裂孔(13a、13b)、
(13c、13d)または(13e、13f)及びこれらの間に介在された
一つの段発孔14a、14bまたは14cからなる。
【0041】穿孔時に、前記先亀裂孔と段発孔間の間
隔、及び先亀裂孔と拡大孔間の間隔は実施例1と同一で
ある。
【0042】穿孔後、装薬は実施例1と同一に行われ
る。
【0043】次に、発破は図7a乃至図7bでシンボル
#と共に示した数字の順序に行われる。即ち、垂直また
は傾斜自由面に近い第1列発破孔での第1条の1次発破
孔の先亀裂孔13a、13bを発破して段発孔14aの周囲に亀裂
を形成して段発孔14aを発破する。次に、第2条の1次
発破孔の先亀裂孔13c、13dを発破して段発孔14bの周囲に
亀裂を形成して段発孔14bを発破して第1拡大孔15aの周
囲に4自由面を形成して、このような状態で第1拡大孔
15aを発破する。次に、第3条の1次発破孔13e、13fを発
破して段発孔14cの周囲に亀裂を形成した後段発孔14cを
発破して第2拡大孔15bの周囲に4自由面を形成する。
このような状態で、第2拡大孔15bを発破する。このよ
うにして、第1列の発破孔の発破を完了する。次に、上
述した順序と同じ順で第2列の発破孔の発破を行う。
【0044】この実施例は2自由面の1次発破では遅発
当り装薬量を減少させることができ、2次発破では4自
由面の発破を行うことができる。従って、発破効率を高
めるだけではなく発破振動と発破騒音など発破公害を画
期的に減少させることができる。
【0045】[実施例3]図8aは本発明による発破メカ
ニズムを深い穿孔深さを有する岩盤ベンチの発破に適用
することを示した平面図であり、図8bは図8aの線A
−A’に沿って切断した断面図である。
【0046】図8a及び図8bに示したように、ベンチ
の上部自由面に第1拡張孔15a、第1条の1次発破孔13a、
14a、13b、第2拡張孔15b及び第2条の1次発破孔13c、14
b、13dを穿孔する。各条の1次発破孔は二つの先亀裂発
破孔13a、13bまたは13c、13d及びこれらの間に位置する一
つの段発孔14aまたは14bからなる。
【0047】穿孔時に、前記先亀裂孔と段発孔間の間
隔、及び各々の拡大孔15a、15bとこれに隣る先亀裂孔間
の間隔は実施例1と同一である。
【0048】次に、前記発破孔らの装薬量が実施され
る。通常的に穿孔深さが深くなると、棒状装薬を実施し
なければならないので遅発当り装薬量は増加する。従っ
て、図8bに示したように、穿孔長さ方向によって二分
して、即ち、第1部位41と第2部位42に分けて分散装薬
を行う。このような分散装薬は棒状装薬に比べて遅発当
り装薬量が分散されるのでこの後の発破時に発破公害を
顕著に減らすことができる。
【0049】装薬後、第1部位41と第2部位42に分けて
発破を実施する。即ち、図8bでシンボル#と共に示し
た数字の順序によって第1部位41の発破を実施した後、
第2部位42の発破を実施する。即ち、第1発破部位41で
の第1条の1次発破孔の先亀裂孔13a、13bを発破して段
発孔14aの周囲に亀裂を形成して、前記段発孔14aを発破
して第1拡大孔15aの周囲に4自由面を形成する。この
ような状態で、第1拡大孔15aを発破する。次に、第2
条の1次発破孔の先亀裂孔13c、13dを発破して段発孔14b
の周囲に亀裂を形成して段発孔14bを発破して第2拡大
孔15bの周囲に4自由面を形成し、このような状態で第
2拡大孔15bを発破する。このようにして、第1発破部
位41の発破を完了する。次に、上述したような順序で第
2発破部位42の発破を行う。
【0050】この実施例は分散装薬を実施することによ
り遅発当り装薬量を顕著に減少させる。また、2自由面
の1次発破では遅発当り装薬量を減少させることがで
き、2次発破では4自由面の発破を行うことができる。
従って、発破効率を高めるだけではなく発破振動と発破
騒音など発破公害を画期的に減少させることができる。
【0051】[実施例4]図9aは本発明による発破メカ
ニズムを長い長さ及び広い幅を有するベンチの破砕に適
用することを図示した平面図であり、図9bは図9aの
線A−A’に沿って切断した断面図である。図9a及び
図9bに図示したような穿孔パターンで発破孔を穿孔す
る。穿孔時、先亀裂孔13a、13bまたは13c、13dと段発孔14
aまたは14b間の間隔、及び拡大孔15とこれに隣る先亀裂
孔間の間隔は実施例1と同一である。
【0052】穿孔後、実施例3でのように分散装薬を実
施する。
【0053】次に、前記実施例1及び3に記載の順序で
発破を実施する。即ち、第1発破部位41を発破した後、
第2発破部位42を発破する。各々の発破部位の発破にお
いて、第1条の1次発破孔の先亀裂孔13a、13bを発破し
て段発孔14a周囲に亀裂を形成する。次に、第2条の1
次発破孔13c、13dを段発孔14b周囲に亀裂を形成した後、
段発孔14bを発破して拡大孔15の周囲に4自由面を形成
する。このような状態で、拡大孔15を発破して第1列の
発破孔の第1発破部位の発破を完了する。次に、上述し
たような方法で第1列発破孔の第2発破部位の発破を実
施する。次に、上述した方法で第2列の発破を行う。
【0054】この実施例による試験発破条件及び結果は
下記表1に示した。
【0055】
【表1】
【0056】[比較例1]この比較例は従来技術による岩
盤ベンチ発破方法の結果を実施例4の結果と比較するた
めのものである。
【0057】図10aは従来技術によるベンチ発破方法
を示した平面図であり、図10bは図10aの線A−
A'に沿って切断した断面図である。図10a及び図1
0bに図示したように、実施例4と同一な長さ及び幅を
有する2自由面ベンチに発破孔を1.2mの等間隔で穿孔
して、装薬を実施し発破する。発破順序は図10aでシ
ンボル#で示したように2自由のベンチ中央部分にある
1個発破孔を先ず発破して3自由面を形成して、前記中
央発破孔から左側と右側の外郭に拡大しながら発破す
る。
【0058】試験発破条件及び結果は次の表2に示し
た。
【0059】
【表2】
【0060】[実施例5]図11aは本発明による発破メ
カニズムを普通の幅を有するベンチ発破の発破に適用す
ることを示した平面図であり、図11bは図11aの線
A−A’に沿って切断した断面図である。図11a及び
図11bに図示したような穿孔パターンで発破孔を穿孔
する。穿孔時、先亀裂孔13a、13bまたは13c、13dと段発孔
14aまたは14b間の距離は0.5mにして、拡大孔15とこれ
に隣る先亀裂孔13bまたは13c間の距離は0.75mにする。
次に、実施例1に技術したように装薬及び発破する。
【0061】試験発破条件及び結果は次の表3に示し
た。
【0062】
【表3】
【0063】[比較例2]この比較例は従来技術による岩
盤ベンチ発破方法の結果を実施例5の結果と比較するた
めのものである。
【0064】図12aは従来技術による低振動岩盤発破
方法を例示する平面図であり、図12bは図12aの線
A−A’に沿って切断した断面図である。図12a及び
図12bに図示したように、実施例4と同一な幅を有す
る2自由面ベンチに発破孔を0.6mの等間隔で穿孔して
装薬を実施して発破する。発破順序は図12a及び図1
2bでシンボル#で示したように2自由面のベンチ中央
部分にある1個発破孔を先ず発破して3自由面を形成し
て、前記中央発破孔から左側と右側の外郭に拡大しなが
ら発破する。
【0065】試験発破条件及び結果は次の表4に示し
た。
【0066】
【表4】
【0067】[実施例6]図13aは本発明の発破メカニ
ズムを大きいずりを得るための岩盤発破に適用したこと
を示した平面図であり、図13bは図13aの線A−
A’に沿って切断した断面図である。図13a及び図1
3bに図示したような穿孔パターンで実施例1に記述し
たように穿孔、装薬及び発破を実施する。しかし、穿孔
段階で拡大孔15とこれに隣る先亀裂孔13bまたは13c間の
間隔を実施例1の場合より広く保持することにより発破
段階で大きいずりを得る。即ち、図13a及び図13b
に図示したように、傾斜自由面から1.0m離隔して上部
自由面上に、一直線上に3個孔を等間隔、即ち0.3m離
隔して穿孔し、先亀裂孔と拡大孔間の間隔は3.0mであ
る。拡大孔15は4自由面が形成された状態で発破が行わ
れるので容易に1.2m3の大きいずりを得ることができ
る。
【0068】発破試験発破条件及び結果を表5に示し
た。
【0069】
【表5】
【0070】[比較例3]この比較例は従来技術による岩
盤ベンチ発破方法の結果を実施例6の結果と比較するた
めのものである。
【0071】図14aは大きいずりを得るために従来技
術による発破方法を例示する平面図であり、図14bは
図14aの線A−A’に沿って切断した断面図である。
実施例6と同一な幅を有する2自由面ベンチにおいて発
破孔を1.2mの等間隔で穿孔して装薬を実施する。発
破順序は図14aに示したように2自由面ベンチ中央部
分で先ず1個孔#1を発破して3自由面を形成して、発
破孔#1の左側と右側に外郭に拡大しながら発破する。
【0072】試験発破条件及び結果は次の表6に示し
た。
【0073】
【表6】
【0074】[実施例7]図15aは本発明の発破メカニ
ズムを、小さいずりを得るための岩盤発破に適用するこ
とを示した平面図であり、図15bは図15aの線A−
A’に沿って切断した断面図である。
【0075】図15a及び15bに図示したような穿孔
パターンで実施例1に記述したように穿孔、装薬及び発
破を実施する。しかし、穿孔段階で拡大孔15とこれに隣
る先亀裂孔間の間隔を実施例1の場合より狭く保持する
ことにより発破段階で小さいずりを得る。即ち、図15
bに図示したように、傾斜自由面から1.0m離隔して上
部自由面上に、一直線上に3個孔を等間隔、即ち1mに
離隔して穿孔し、先亀裂孔と拡大孔間の間隔は1.6mで
ある。
【0076】発破は実施例1と同一に行う。
【0077】試験発破条件及び結果は表7のようであ
る。
【0078】
【表7】
【0079】[比較例4]この比較例は従来技術による岩
盤ベンチ発破方法の結果を実施例7の結果と比較するた
めのものである。
【0080】図16aは小さいずりを得るために実施さ
れる従来技術による発破方法を例示する平面図であり、
図16bは図16aの線A−A’に沿って切断した断面
図である。実施例7と同一な幅を有する2自由面ベンチ
の上部自由面に発破孔を1.2mの等間隔穿孔して装薬
を実施する。発破順序は図16aに示したように2自由
面ベンチ中央部分で先ず1個孔#1を発破して3自由面
を形成して、発破孔#1の左側と右側に外郭に拡大しな
がら発破する。
【0081】試験発破条件及び結果は次の表8に示し
た。
【0082】
【表8】
【0083】[実施例8]図17aは本発明の発破メカニ
ズムを斜面の形成のための先亀裂発破に適用することを
示した岩盤ベンチの斜視図であり、図17bは図17a
のベンチに形成された各々の列の発破孔を示した平面図
であり、図17cは図17bの線A−A’に沿って切断
した断面図である。図17aに示したように、斜面にあ
るベンチの上部自由面に4個列の発破孔110,120,130,14
0を下向に穿孔する。各列の発破孔は実施例1でのよう
に穿孔、装薬及び発破される。発破において、斜面の岩
盤が毀損されずきれいに発破されるようにするために、
ベンチの上部自由面に穿孔された1列、2列、3列及び
4列の発破パターンで斜面部分にある4列140を先ず発
破して、1列110、2列120、3列130の順に発破を実施
する。各々の列の発破孔において、穿孔間隔、装薬量及
び発破順序は実施例1と同一である。
【0084】試験発破条件及び結果は表9のようであ
る。
【0085】
【表9】
【0086】[比較例5]この比較例は従来技術による斜
面形成のための岩盤ベンチの先亀裂発破の結果を実施例
8の結果と比較するためのものである。
【0087】図18aは従来技術による先亀裂発破方法
を示した平面図であり、図18bは図18aの線A−
A’に沿って切断した断面図である。図18a及び図1
8bに示したように、実施例8と同一な幅及び長さを有
する2自由面ベンチの上部自由面に発破孔を1.2mの等
間隔で穿孔する。装薬段階では発破孔ごとに装薬せず一
つ飛ばして発破孔に装薬を実施する。発破孔には穿孔長
2.7mに対して3.0kgを装薬する。発破順序は図18aに
示されたように2自由面ベンチ中央部分で先ず1個孔#
1を発破して3自由面を形成して、発破孔の左側と右側
で外郭に拡大しながら図示したような順に発破する。
【0088】試験発破結果は次の表10のようである。
【0089】
【表10】
【0090】[実施例9]図19aは本発明による発破メ
カニズムを、穿孔配列の最後の孔間隔が顕著に足りない
岩盤ベンチの発破に適用することを示した平面図であ
り、図19bは図19aの線A−A’に沿って切断した
断面図である。図19a及び図19bに示したように、
穿孔配列の最後部分に第2条の1次発破孔13c,14b,13d
及び第3条の1次発破孔13e,14c,13fを連続的に穿孔し
てシンボル#で示した順に発破を実施することを除いて
は、実施例1に記載した方法により穿孔、装薬及び発破
を実施する。図面符号15aは第1拡張孔、15bは第2拡張
孔、13a、14a及び13bは第1条の1次発破孔を示す。
【0091】この実施例は2自由面の1次発破では遅発
当り装薬量を減少させることができ、2次発破では4自
由面の発破を行うことができる。従って、発破効率を高
めるだけではなく発破振動と発破騒音など発破公害を画
期的に減少させることができる。従って、発破公害を減
らして発破効率は高め、また現場の条件に合わせて岩盤
ベンチ発破を実施することができる。
【0092】[実施例10]図20aは本発明による発破
メカニズムを、穿孔配列の最後の孔間隔が足りない岩盤
ベンチの発破に適用することを示した平面図であり、図
20bは図20aの線A−A’に沿って切断した断面図
である。図20a及び図20bに示したように、岩盤ベ
ンチの左側自由面側に二つの2次発破孔15a,15bを連続
的に穿孔して、発破孔ら間の間隔を実施例1の間隔より
30%乃至0%減らして穿孔し、シンボル#で示した順に
発破を実施することを除いては、実施例1に記載した方
法により穿孔、装薬及び発破を実施する。
【0093】また、この実施例は2自由面の1次発破で
は遅発当り装薬量を減少させることができ、2次発破で
は4自由面の発破を行うことができる。従って、発破効
率を高めるだけではなく発破振動と発破騒音など発破公
害を画期的に減少させることができる。従って、発破公
害を減らして発破効率は高め、また現場の条件に合わせ
て岩盤ベンチ発破を実施することができる。
【0094】[実施例11]図21aは本発明による発破
メカニズムを、穿孔配列の最後の孔間隔が足りないベン
チの発破に適用したことを示した平面図であり、図21
bは図21aの線A−A’に沿って切断した断面図であ
る。図21a及び図21bに示したように、ある一条の
1次発破孔から段発孔を省略して二つの先亀裂孔13c,13
dだけを穿孔して発破を実施することを除いては、実施
例1に記載した方法により穿孔、装薬及び発破を実施す
る。
【0095】また、この実施例は2自由面の1次発破で
は遅発当り装薬量を減少させることができ、2次発破で
は4自由面の発破を行うことができる。従って、発破効
率を高めるだけではなく発破振動と発破騒音など発破公
害を画期的に減少させることができる。従って、発破公
害を減らして発破効率は高め、また現場の条件に合わせ
て岩盤ベンチ発破を実施することができる。
【0096】[実施例12]図22aは本発明による発破
メカニズムを、発破面底面を整理するに適用することを
示した平面図であり、図22bは図22aの線A−A’
に沿って切断した断面図であり、図22cは図22aの
線B−B’に沿って切断した断面図である。図22a、
図22b及び図22cに図示したように、傾斜自由面2
で各々の拡大孔15a,15b両側に孔低方向にサブドリル孔8
a,8b,8c,8dを穿孔して発破を実施することを除いては実
施例1と同一な方法で穿孔、装薬及び発破を実施する。
前記サブドリル孔8a,8b,8c,8dは発破された底面を整理
するために拡大孔と先亀裂孔間の孔低部分に0°乃至20
°の角度で水平穿孔される。サブドリル孔8a,8b,8c,8d
の穿孔深さは最小抵抗線と同じであり、装薬量は前記拡
大孔と実質的に同一である。前記サブドリル孔8a,8b,8
c,8dの発破は各々の拡大孔の発破後に行われる。
【0097】また、この実施例は2自由面の1次発破で
は遅発当り装薬量を減少させることができ、2次発破で
は4自由面の発破を行うことができる。従って、発破効
率を高めるだけではなく発破振動と発破騒音など発破公
害を画期的に減少させることができる。従って、発破公
害を減らして発破効率は高め、また発破された岩盤底面
を整理することができる。
【0098】[実施例13]図23aは本発明による発破
メカニズムを地掘り発破に適用することを示した平面図
であり、図23bは図23aの線A−A’に沿って切断
した断面図である。地掘り発破は1自由面の岩盤で2自
由面のベンチを作るために発破する場合である。図23
a及び図23bに図示したように、1自由面に実施例1
の発破パターンで第1列の発破孔50を下向に斜めに穿孔
し、その傾斜は上部自由面に30°乃至60°の傾斜にす
る。次に、第2列の発破孔60を、最小抵抗線を0.5m乃
至1.5mの長さにして実施例1の発破パターンで下向に
斜めに第1列の発破孔50の穿孔方向と同じ方法で穿孔し
て、その傾斜は上部自由面と50°乃至80°の傾斜にす
る。次に、第3列の発破孔70を第1列の発破孔50から1
m乃至2m離れて傾斜度40°乃至70°で下向に穿孔す
る。次に、実施例1と同一な方法で各々の列の発破孔に
対する装薬及び発破を行う。発破は1列50、2列60及び
3列70の順に行う。
【0099】試験発破条件及び結果は次の表11のよう
である。
【0100】
【表11】
【0101】[比較例6]この比較例は従来技術による地
掘り発破方法の結果を実施例13の地掘り発破方法の結
果と比較するためのものである。
【0102】図24aは従来技術による地掘り方法を示
した平面図であり、図24bは図24aの線A−A’に
沿って切断した断面図である。図24a及び図24bに
示したように、第1列の発破孔50aらは相互等間隔で自
由面に対して斜めに穿孔されている。また、第2列の発
破孔60aらも相互等間隔で自由面に対して斜めに穿孔さ
れている。第3列の発破孔70aも相互等間隔で自由面に
対して斜めに穿孔されているが、傾斜方向が第1列及び
第2列の発破孔らと反対方向になっている。発破は第1
列、第2列、第3列の順に行われる。各列の発破孔らは
中央から発破されてだんだん外側に発破が行われる。
【0103】試験発破条件及び結果は次の表12に示し
た。
【0104】
【表12】
【0105】
【発明の効果】以上から説明したように、本発明の方法
は最小化された遅発当り装薬量で2自由面ベンチの1次
発破を実施して城郭形態の4自由面を形成した後、前記
4自由面の発破を実施する。従って、本発明の方法は発
破効率を増加させることができるだけではなく発破振動
及び発破騒音などの発破公害を画期的に減少させること
ができるベンチ発破方法を提供する。また、本発明の2
自由面ベンチ発破方法の発破メカニズムを応用して、破
砕岩石の大きさを調節することが可能であり、破砕され
た岩盤の底面を均一にすることができて、また現場の条
件に附合させた発破を行うことができる。さらに、本発
明の発破メカニズムは1自由面早期発破のための地掘り
発破に適用でき、また法面の形成のための先亀裂発破に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図aは2自由面を有する岩盤ベンチの一般的な
構造を示した平面図。図bは図aの線A−A’に沿って
切断した断面図。
【図2】図aは従来のベンチ発破中一般ベンチ発破工法
の下向式穿孔パターンを示した平面図。図bは図aの線
A−A’に沿って切断した断面図。
【図3】図aは従来のベンチ発破中一般ベンチ発破工法
の水平式穿孔パターンを示した平面図。図bは図aの線
A−A’に沿って切断した断面図。
【図4】下向穿孔ベンチ発破で分散装薬及び棒状装薬を
示した断面図。
【図5】管付薬包の位置を示した断面図。
【図6】図aは本発明による発破メカニズムを普通の幅
及び長さを有する岩盤ベンチの発破に適用することを示
したベンチの平面図。図bは図aの線A−A’に沿って
切断した断面図。
【図7】図aは本発明による発破メカニズムを長い幅及
び長さを有する岩盤ベンチの発破に適用することを示し
た平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断
面図。
【図8】図aは本発明による発破メカニズムを深い穿孔
深さを有する岩盤ベンチの発破に適用することを示した
平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断面
図。
【図9】図aは本発明による発破メカニズムを長い長さ
及び広い幅を有するベンチの破砕に適用することを示し
た平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断
面図。
【図10】図aは従来技術によるベンチ発破方法を示し
た平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断
面図。
【図11】図aは本発明による発破メカニズムを普通の
幅を有するベンチ発破の発破に適用することを示した平
面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断面
図。
【図12】図aは従来技術による低振動岩盤発破方法を
例示した平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断
した断面図。
【図13】図aは本発明の発破メカニズムを大きいずり
を得るための岩盤発破に適用することを示した平面図。
図bは図aの線A−A’に沿って切断した断面図。
【図14】図aは大きいずりを得るために実施される従
来技術による発破方法を例示した平面図。図bは図aの
線A−A’に沿って切断した断面図。
【図15】図aは本発明の発破メカニズムを、小さいず
りを得るための岩盤発破に適用することを示した平面
図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断面図。
【図16】図aは小さいずりを得るために実施される従
来技術による発破方法を例示した平面図。図bは図aの
線A−A’に沿って切断した断面図。
【図17】図aは本発明の発破メカニズムを傾斜面の形
成のための先亀裂発破に適用することを示した岩盤ベン
チの斜視図。図bは図aのベンチに形成された各々の列
の発破孔を示した平面図。図cは図bの線A−A’に沿
って切断した断面図。
【図18】図aは従来技術による先亀裂発破方法を示し
た平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断
面図。
【図19】図aは本発明による発破メカニズムを、穿孔
配列の最後孔間隔が顕著に足りない岩盤ベンチの発破に
適用することを示した平面図。図bは図aの線A−A’
に沿って切断した断面図。
【図20】図aは本発明による発破メカニズムを、穿孔
配列の最後孔間隔が足りない岩盤ベンチの発破に適用す
ることを示した平面図。図bは図aの線A−A’に沿っ
て切断した断面図。
【図21】図aは本発明による発破メカニズムを、穿孔
配列の最後孔間隔が足りないベンチの発破に適用するこ
とを示した平面図。図bは図aの線A−A’に沿って切
断した断面図。
【図22】図aは本発明による発破メカニズムを、発破
面底面を整理するに適用することを示した平面図。図b
は図aの線A−A’に沿って切断した断面図。図cは図
aの線B−B’に沿って切断した断面図。
【図23】図aは本発明による発破メカニズムを、地掘
り発破に適用することを示した平面図。図bは図aの線
A−A’に沿って切断した断面図。
【図24】図aは従来技術による地掘り方法を示した平
面図。図bは図aの線A−A’に沿って切断した断面
図。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部自由面及び前記上部自由面から斜め
    に延長された傾斜自由面の二つの自由面を有するベンチ
    の上部自由面に、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔らの
    間に位置する一つの段発孔からなる第1条の1次発破
    孔、2次発破孔、及び二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔
    らの間に位置する第2条の1次発破孔を、前記傾斜自由
    面から所定距離を離隔して一直線上に順次穿孔するが、
    前記1次発破孔らは等間隔に離隔して、前記2次発破孔
    は前記2次発破孔に隣る先亀裂孔から前記等間隔よりさ
    らに大きく離隔して穿孔する段階と、 前記発破孔に分散装薬を実施するが、前記段発孔は逆起
    爆で装薬されるようにする段階と、 前記先亀裂孔を発破した後前記段発孔を発破する順に前
    記第1及び第2条の1次発破孔らを発破して、前記2次
    発破孔の周辺に4自由面を形成する段階と、 前記4自由面が形成された状態で2次発破孔を発破する
    段階を含むことを特徴とする2自由面を有する岩盤ベン
    チの発破方法。
  2. 【請求項2】 前記発破孔らから前記ベンチの幅方向に
    一直線上に延長された部分で前記穿孔段階、前記装薬段
    階及び発破段階を繰り返し実施することを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の2自由面を有する岩盤ベンチ
    の発破方法。
  3. 【請求項3】 前記発破孔らから前記ベンチの長さ方向
    に沿って所定距離延長された部分で前記穿孔段階、前記
    装薬段階及び穿孔段階を繰り返し実施することを含むこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の2自由面を有
    する岩盤ベンチの発破方法。
  4. 【請求項4】 上部自由面及び前記上部自由面から斜め
    に延長された傾斜自由面の二つの自由面を有するベンチ
    の上部自由面に、二つの先亀裂孔からなる第1条の1次
    発破孔、2次発破孔、及び二つの先亀裂孔及び前記先亀
    裂孔らの間に位置する第2条の1次発破孔を、前記傾斜
    自由面から所定距離を離隔して一直線上に順次穿孔する
    が、前記1次発破孔らは等間隔に離隔して前記拡大孔は
    前記拡大孔に隣る先亀裂孔から前記等間隔よりさらに大
    きく離隔して穿孔する段階と、 前記発破孔に装薬を実施するが、前記段発孔は逆起爆で
    装薬されるようにする段階と、 前記先亀裂孔を発破した後前記段発孔を発破する順に前
    記第1及び第2条の1次発破孔らを発破して、前記2次
    発破孔の周辺に4自由面を形成する段階と、 前記4自由面が形成された状態で2次発破孔を発破する
    段階を含むことを特徴とする2自由面を有する岩盤ベン
    チの発破方法。
  5. 【請求項5】 上部自由面及び前記上部自由面から斜め
    に延長された傾斜自由面の二つの自由面を有するベンチ
    の上部自由面に、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔らの
    間に位置する一つの段発孔からなる第1条の1次発破
    孔、2次発破孔、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔らの
    間に位置する第2条の1次発破孔、及び二つの先亀裂孔
    及び前記先亀裂孔らの間に位置する一つの段発孔からな
    る第3条の1次発破孔を、前記傾斜自由面から所定距離
    を離隔して一直線上に順次的に穿孔するが、前記1次発
    破孔らは等間隔に離隔して前記拡大孔は前記拡大孔に隣
    る先亀裂孔から前記等間隔よりさらに大きく離隔して穿
    孔する段階と、 前記発破孔に装薬を実施するが、前記段発孔は逆起爆で
    装薬されるようにする段階と、 前記先亀裂孔を発破した後前記段発孔を発破する順に前
    記第1条、第2条及び第3条の1次発破孔らを発破し
    て、前記2次発破孔の周辺に4自由面を形成する段階
    と、 前記4自由面が形成された状態で2次発破孔を発破する
    段階を含むことを特徴とする2自由面を有する岩盤ベン
    チの発破方法。
  6. 【請求項6】 上部自由面及び前記上部自由面から斜め
    に延長された傾斜自由面の二つの自由面を有するベンチ
    の上部自由面に、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔らの
    間に位置する一つの段発孔からなる第1条の1次発破
    孔、第1の2次発破孔、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂
    孔らの間に位置する一つの段発孔からなる第2条の1次
    発破孔、第2の2次発破孔及び前記ベンチの側面自由面
    に隣る第3の2次発破孔を、前記傾斜自由面から所定距
    離を離隔して一直線上に順次的に穿孔するが、前記1次
    発破孔らは等間隔に離隔して前記第1の2次発破孔はこ
    れに隣る先亀裂孔から前記等間隔よりさらに大きく離隔
    して穿孔する段階と、 前記発破孔に装薬を実施するが、前記段発孔は逆起爆で
    装薬されるようにする段階と、 前記先亀裂孔を発破した後前記段発孔を発破する順に前
    記第1及び第2条の1次発破孔を発破して、前記2次発
    破孔らの周辺に4自由面を形成する段階と、 前記4自由面が形成された状態で2次発破孔らを発破す
    る段階を含むことを特徴とする2自由面を有する岩盤ベ
    ンチの発破方法。
  7. 【請求項7】 前記発破孔は穿孔長さ方向に上側部位及
    び下側部位の二つの部位に分けて分散装薬されて、前記
    上側部位の発破後に下側部位を発破することを特徴とす
    る請求項1乃至6のうちにいずれかに記載の岩盤ベンチ
    の発破方法。
  8. 【請求項8】 前記各条1次発破孔らの間の間隔は最小
    抵抗線の0.6倍乃至0.8倍であり、前記2次発破孔と前記
    先亀裂孔との間隔は最小抵抗線の1.5倍乃至2倍であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のうちにいずれかに記載
    の岩盤ベンチの発破方法。
  9. 【請求項9】 前記各条1次発破孔らの間の間隔は最小
    抵抗線の0.4倍乃至0.6倍であり、前記2次発破孔と前記
    先亀裂孔との間隔は最小抵抗線の1.0倍乃至1.5倍である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちにいずれかに記
    載の岩盤ベンチの発破方法。
  10. 【請求項10】 前記各条1次発破孔らの間の間隔は最
    小抵抗線の0.5倍乃至0.8倍であり、前記2次発破孔と前
    記先亀裂孔との間隔は最小抵抗線の2.0倍乃至4.0倍であ
    ることを特徴とする請求項1乃至7のうちにいずれかに
    記載の岩盤ベンチの発破方法。
  11. 【請求項11】 前記装薬段階では前記先亀裂孔と前記
    段発孔に0.1kg/m3乃至0.25kg/m3の比装薬量で装薬し
    て、前記2次発破孔に0.2kg/m3乃至約0.35kg/m3の比装
    薬量で装薬することを特徴とする請求項1乃至7のうち
    にいずれかに記載の岩盤ベンチの発破方法。
  12. 【請求項12】 前記先亀裂孔と前記2次発破孔は中起
    爆または逆起爆で装薬されることを特徴とする請求項7
    に記載の岩盤ベンチの発破方法。
  13. 【請求項13】 上部自由面及び前記上部自由面から斜
    めに延長された傾斜自由面の二つの自由面を有するベン
    チの上部自由面に、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔の
    間に位置する一つの段発孔からなる第1条の1次発破
    孔、2次発破孔、二つの先亀裂孔及び前記先亀裂孔の間
    に位置する一つの段発孔からなる第2条の1次発破孔
    を、前記傾斜自由面から所定距離を離隔して一直線上に
    順次穿孔するが、前記1次発破孔らは等間隔に離隔し
    て、前記2次発破孔はこれに隣る先亀裂孔から前記等間
    隔よりさらに大きく離隔して穿孔する段階と、 前記ベンチの傾斜自由面下部で第1サブドリル孔及び第
    2サブドリル孔が前記2次発破孔の両側に位置されるよ
    うに0°乃至20°の角度で水平穿孔する段階と、 前記発破孔及びサブドリル孔に装薬を実施するが、前記
    段発孔は逆起爆で装薬されるようにする段階と、 前記先亀裂孔を発破した後前記段発孔を発破する順に前
    記第1条及び第2条の1次発破孔らを発破して、前記2
    次発破孔の周辺に4自由面を形成する段階と、 前記4自由面が形成された状態で2次発破孔を発破する
    段階と、 前記第1及び第2サブドリル孔を発破して孔低部分の発
    破面底面を整理する段階を含むことを特徴とする2自由
    面を有する岩盤ベンチの発破方法。
  14. 【請求項14】 前記サブドリル孔の装薬量は前記2次
    発破孔の装薬量と実質的に同一であり、またサブドリル
    孔の穿孔深さは最小抵抗線と実質的に同一であることを
    特徴とする請求項13に記載の2自由面を有する岩盤ベ
    ンチの発破方法。
  15. 【請求項15】 1自由面を有する岩盤を発破して2自
    由面のベンチを作るための地掘り発破方法として、 前記1自由面上に、中間に配列される第1列の発破孔、
    前記第1列から後方に0.5m乃至1.5m離隔されて配列さ
    れる第2列の発破孔及び前記第1列の前方に1m乃至2m
    離隔されて配列される第3列発破孔の3個列の発破孔を
    穿孔するが、前記第1列の発破孔は前記1自由面に対し
    て30°乃至60°の傾斜を有して、前記第2列の発破
    孔は前記第1列と同一な穿孔方向に穿孔されて前記1自
    由面に対して50°乃至80°の傾斜を有して、前記第
    3列の発破孔は前記第1列に対向した穿孔方向に穿孔さ
    れ前記1自由面に対して40°乃至70°の傾斜を有し
    て、また各列の発破孔は二つの先亀裂孔及びこれらの間
    に位置一つの段発孔からなる第1条の1次発破孔、2次
    発破孔、及び二つの先亀裂孔及びこれらの間に位置する
    一つの段発孔からなる第2条の1次発破孔が一直線上に
    順次的に配列されたことからなって、前記1次発破孔ら
    は等間隔で離隔されて前記2次発破孔はこれに隣る先亀
    裂孔から前記等間隔よりさらに大きく離隔される穿孔段
    階と、 前記発破孔らに装薬を実施するが、前記段発孔は逆起爆
    で装薬されるようにする装薬段階と、 第1列、第2列及び第3列発破孔の順に発破を実施する
    が、各列の発破は先亀裂孔及び段発孔の順に1次発破孔
    らを発破して2次発破孔の周囲に4自由面を形成した後
    前記2次発破孔を発破することからなる発破段階を含む
    ことを特徴とする地掘り発破方法。
  16. 【請求項16】 上部自由面及びこれから斜めに延長さ
    れた傾斜自由面の2自由面のベンチを有する岩盤に傾斜
    面を形成するための発破方法として、 前記ベンチの上部自由面に前記ベンチの長さに沿って相
    互離隔される多数列の発破孔らを穿孔するが、各列の発
    破孔は二つの先亀裂孔及びこれらの間に位置する一つの
    段発孔からなる第1条の1次発破孔、2次発破孔、及び
    二つの先亀裂孔及びこれらの間に位置する一つの段発孔
    からなる第2条の1次発破孔が一直線上に順次的に配列
    されたことからなり、前記1次発破孔らは等間隔に離隔
    されて前記2次発破孔はこれに隣る先亀裂孔から前記第
    1間隔よりさらに大きく離隔される穿孔段階と、 前記発破孔に装薬を実施するが、前記段発孔は逆起爆で
    装薬されるようにする段階と、 前記傾斜面予定部分に位置する列の発破孔を発破した後
    前記傾斜自由面の近くにある列の順に発破孔を発破する
    が、各列の発破は先亀裂孔及び段発孔の順に1次発破孔
    らを発破して2次発破孔の周囲に4自由面を形成した後
    前記2次発破孔を発破することからなる発破段階を含む
    ことを特徴とする岩盤に傾斜面を形成するための発破方
    法。
JP2001392755A 2001-03-20 2001-12-25 岩盤ベンチの発破方法及び地掘り発破方法及び岩盤に傾斜面を形成するための発破方法 Pending JP2002277200A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020010014411A KR20020082501A (ko) 2001-03-20 2001-03-20 천공간격, 장약량 및 발파순서를 조절한 암파쇄벤치발파방법
KR2001-14411 2001-03-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002277200A true JP2002277200A (ja) 2002-09-25

Family

ID=19707158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001392755A Pending JP2002277200A (ja) 2001-03-20 2001-12-25 岩盤ベンチの発破方法及び地掘り発破方法及び岩盤に傾斜面を形成するための発破方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6532874B2 (ja)
JP (1) JP2002277200A (ja)
KR (1) KR20020082501A (ja)
CN (1) CN1375680A (ja)
GB (1) GB2373521A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005083679A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Aoki Corp 発破振動・発破音の低減工法
KR100537064B1 (ko) * 2002-10-16 2005-12-16 서덕건설 주식회사 터널의 하부벤치 발파방법
KR100852961B1 (ko) 2007-01-30 2008-08-20 선산토건주식회사 장단 분산 장약 진동 제어에 의한 터널의 확대공부 영역형성방법
JP2014001592A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート破断方法
JP2014001912A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート破断方法
CN104390537A (zh) * 2014-09-23 2015-03-04 武汉大学 一种基于爆破振动测试的边坡预裂爆破开挖损伤控制方法
JP2017125309A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 株式会社村上工業 地中杭破砕方法
JP2019049196A (ja) * 2018-12-18 2019-03-28 株式会社村上工業 地中杭破砕方法
CN110618249A (zh) * 2018-06-20 2019-12-27 核工业北京地质研究院 一种岩土工程开挖施工的试验方法
JP2020063660A (ja) * 2019-12-16 2020-04-23 株式会社村上工業 地中杭破砕方法
JP7330031B2 (ja) 2019-09-18 2023-08-21 株式会社フジタ 柱状構造物の解体方法

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0512364B1 (pt) * 2004-06-22 2018-02-06 Orica Explosives Technology Pty Limited Método de desmonte
KR100682049B1 (ko) * 2006-05-26 2007-02-12 서동렬 소간격공과 대간격공을 이용한 진동제어 노천발파방법
US20080282925A1 (en) * 2007-05-15 2008-11-20 Orica Explosives Technology Pty Ltd Electronic blasting with high accuracy
PE20130696A1 (es) * 2010-04-15 2013-06-15 Orica Int Pte Ltd Voladura de alta energia
CN102116156A (zh) * 2010-04-28 2011-07-06 鞍钢集团矿业公司 深凹露天矿分期开采扩帮爆破方法
KR101040787B1 (ko) * 2010-08-16 2011-06-13 태진건설 주식회사 분산장약을 이용한 수평 발파공법
CN102147218B (zh) * 2011-01-13 2012-10-24 广东宏大爆破股份有限公司 一种深孔台阶爆破中的反向布孔方法
EP2476994B1 (de) * 2011-01-14 2013-03-27 Anita Lohr Sprengverfahren und Anordnung mehrerer Bohrlöcher zur Befüllung mit Sprengmittel
CN102213574A (zh) * 2011-05-27 2011-10-12 中国人民解放军理工大学工程兵工程学院 一种短期性边坡爆破成型方法
CN102808621B (zh) * 2011-06-03 2014-11-12 中国华冶科工集团有限公司 急倾斜厚矿体的爆破方法
CN102564251B (zh) * 2011-11-24 2013-10-23 北京交通大学 隧道电子雷管单孔连续起爆方法
CN102506623A (zh) * 2011-11-24 2012-06-20 兰州大学 深浅孔结合降低爆破大块率的台阶爆破法
CN102494573B (zh) * 2011-11-29 2013-07-31 北京交通大学 隧道电子雷管安装连接起爆方法
CN102778183B (zh) * 2012-08-10 2015-02-11 中国建筑第四工程局有限公司 一种爆破施工方法
CN103148747A (zh) * 2013-02-08 2013-06-12 中国神华能源股份有限公司 一种浅埋层煤层顶板的爆破方法
CN103307941B (zh) * 2013-06-07 2015-09-09 江西稀有金属钨业控股集团有限公司 一种提高矿山平巷掘进掏槽爆破效果的方法
US20160047220A1 (en) * 2014-08-13 2016-02-18 Trimble Navigation Limited Drilling Planning System
CN105627843B (zh) * 2014-11-27 2019-03-12 华北冶建工程建设有限公司 岩石地基爆破方法
CN104482817B (zh) * 2014-12-15 2015-10-21 武汉大学 一种深埋隧洞应力解除预裂爆破方法
CN105091682B (zh) * 2015-07-01 2016-11-16 叶建军 钢筋混凝土柱轴向预埋炮孔及拆除爆破方法
CN104949591B (zh) * 2015-07-21 2016-04-27 武汉大学 一种降低台阶爆破根底产出率的施工控制方法
KR101658016B1 (ko) * 2015-12-17 2016-09-21 원하티앤알비(주) 다분할 계단발파 공법과 여기에 사용되는 폭약용기 그리고 그의 시공방법
CN105606002B (zh) * 2016-01-12 2017-03-15 中国矿业大学 降低煤矿厚硬岩层破断致灾风险的分层预裂爆破方法
KR101722722B1 (ko) * 2016-09-06 2017-04-11 무한이앤씨(주) 대괴 생산공법
CN106677788A (zh) * 2017-01-10 2017-05-17 张华� 一种针对中短长度硬岩隧道的机械开挖方法
JP7061853B2 (ja) * 2017-08-29 2022-05-02 株式会社竹中工務店 岩盤類の掘削部位からの掘削物を資材として採取することにより資材を製造する方法
PE20230205A1 (es) * 2018-04-19 2023-02-03 Orica Int Pte Ltd Tecnica de voladura
WO2020091087A1 (ko) * 2018-10-29 2020-05-07 전남대학교산학협력단 하프장전 방법을 이용한 암반발파 방법
CN110487683B (zh) * 2019-08-14 2020-04-21 四川大学 基于颗粒形状的岩石爆炸破碎效率评价方法
CN110595308B (zh) * 2019-09-20 2022-02-18 鞍钢集团矿业有限公司 露天矿超深孔爆破处理采空区的方法
CN111059971A (zh) * 2020-01-16 2020-04-24 中国葛洲坝集团第一工程有限公司 一种特大危岩体治理预裂爆破施工方法
CN111121577A (zh) * 2020-01-19 2020-05-08 昆明理工大学 一种长距离隧道爆炸水幕快速降尘方法
CN112179224B (zh) * 2020-09-07 2022-06-28 大昌建设集团有限公司 一种边坡爆破方法
CN112065394B (zh) * 2020-09-11 2021-10-08 中国矿业大学 一种切顶留巷协同锚护结构及其建造方法
CN112361910A (zh) * 2020-10-27 2021-02-12 新疆雪峰爆破工程有限公司 一种层状岩体精确延时原位爆破破碎的开采方法
CN112610226B (zh) * 2021-01-14 2022-11-25 西安枭科威尔科技有限公司 一种岩性巷道工程预裂布孔结构以及掘进方法
KR102312036B1 (ko) * 2021-03-03 2021-10-14 주식회사 제가이앤씨 포켓장약 발파공법
CN113357987B (zh) * 2021-04-15 2023-05-09 陕西峒启晋恺昕智能科技有限公司 一种自动爆破设计方法
CN113417299A (zh) * 2021-07-06 2021-09-21 中铁二十局集团第六工程有限公司 邻近既有铁路路基开挖方法
CN113358407A (zh) * 2021-07-08 2021-09-07 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 一种针对多面临空的岩石结构面的取样方法
CN114234746A (zh) * 2021-11-25 2022-03-25 河北钢铁集团矿业有限公司 一种新型高边坡半移动式破碎站基坑爆破方法
CN114278296A (zh) * 2021-12-08 2022-04-05 西北矿冶研究院 一种束状深孔爆破回收顶柱的方法
KR102550484B1 (ko) * 2022-04-07 2023-07-03 이동주 2중 폭약 발파 공법
CN114542073B (zh) * 2022-04-26 2022-07-29 矿冶科技集团有限公司 硬岩开采方法
US11920472B2 (en) * 2022-07-26 2024-03-05 China Railway Eleventh Bureau Group Co., Ltd Reasonable millisecond time control method for excavation blasting of tunnel

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3648614A (en) * 1969-03-18 1972-03-14 Dynamit Nobel Ag Method for increasing the safety against firedamp ignitions during blasting in underground mining and blasting elements used for said purpose
US3903799A (en) * 1973-09-20 1975-09-09 Richard E Walker Method of blasting
US4353598A (en) * 1980-04-18 1982-10-12 Occidental Oil Shale, Inc. Method of blasting pillars with vertical blastholes
US4513665A (en) * 1983-06-06 1985-04-30 Occidental Oil Shale, Inc. Method for loading explosive charges into blastholes formed in a subterranean formation
US4960171A (en) * 1989-08-09 1990-10-02 Schlumberger Technology Corporation Charge phasing arrangements in a perforating gun
CA2044653C (en) * 1991-06-14 1995-09-19 Takeo Saito Tunnel driving method
US6014933A (en) * 1993-08-18 2000-01-18 Weatherford Us Holding, L.P. A Louisiana Limited Partnership Downhole charge carrier
US5388521A (en) * 1993-10-18 1995-02-14 Coursen Family Trust Method of reducing ground vibration from delay blasting
KR970007384B1 (en) * 1994-07-13 1997-05-08 Sunkyong Const Co Method for excavating a working face
KR100199846B1 (ko) * 1997-02-17 1999-06-15 윤영재 2자유면에서의 2분위 소발파공법
KR100295320B1 (ko) * 1998-10-02 2001-07-12 윤영재 두개의자유면을갖는벤치의발파공법
JP2000221000A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Yasuji Nakajima 複数の自由面を有する地形の安全爆破方法
ATE226314T1 (de) * 1999-04-23 2002-11-15 Roboth Vertriebsgmbh Verfahren zum sprengen von gesteinsmassen
KR100358780B1 (ko) * 1999-10-30 2002-10-30 강대우 에어튜브를 이용한 진동 및 폭음제어 터널발파방법
KR100323151B1 (ko) * 1999-12-31 2002-02-06 조영동 대구경 무장약공들과 선균열에 의한 터널의 심빼기방법
KR100335644B1 (ko) * 2000-05-02 2002-05-08 윤영재 터널발파에서 제발 발파를 이용한 전단파괴 발파공법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100537064B1 (ko) * 2002-10-16 2005-12-16 서덕건설 주식회사 터널의 하부벤치 발파방법
JP2005083679A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Aoki Corp 発破振動・発破音の低減工法
KR100852961B1 (ko) 2007-01-30 2008-08-20 선산토건주식회사 장단 분산 장약 진동 제어에 의한 터널의 확대공부 영역형성방법
JP2014001592A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート破断方法
JP2014001912A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート破断方法
CN104390537A (zh) * 2014-09-23 2015-03-04 武汉大学 一种基于爆破振动测试的边坡预裂爆破开挖损伤控制方法
JP2017125309A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 株式会社村上工業 地中杭破砕方法
CN110618249A (zh) * 2018-06-20 2019-12-27 核工业北京地质研究院 一种岩土工程开挖施工的试验方法
CN110618249B (zh) * 2018-06-20 2022-03-18 核工业北京地质研究院 一种岩土工程开挖施工的试验方法
JP2019049196A (ja) * 2018-12-18 2019-03-28 株式会社村上工業 地中杭破砕方法
JP7330031B2 (ja) 2019-09-18 2023-08-21 株式会社フジタ 柱状構造物の解体方法
JP2020063660A (ja) * 2019-12-16 2020-04-23 株式会社村上工業 地中杭破砕方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB0130774D0 (en) 2002-02-06
US20030019383A1 (en) 2003-01-30
US6532874B2 (en) 2003-03-18
CN1375680A (zh) 2002-10-23
GB2373521A (en) 2002-09-25
KR20020082501A (ko) 2002-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002277200A (ja) 岩盤ベンチの発破方法及び地掘り発破方法及び岩盤に傾斜面を形成するための発破方法
CN110779403A (zh) 一种复杂环境下露天深孔台阶预裂孔逐孔起爆预裂爆破成缝的方法
CN102519328B (zh) 采用水切割和切槽爆破技术的岩巷掘进方法
CN112161534B (zh) 一种矿山井下上向进路一步骤回采控制爆破方法
CN109631698A (zh) 一种降低大块率的空间间隔装药爆破方法
KR100682049B1 (ko) 소간격공과 대간격공을 이용한 진동제어 노천발파방법
KR101077067B1 (ko) 터널 하부단면 혼합 천공방식에 의한 발파공법
KR20000025044A (ko) 2자유면의 암 발파에서 4자유면을 이용한 벤치발파공법)
KR101048072B1 (ko) 경사공과 평행공의 제발효과를 이용한 장공 심발패턴 형성방법
KR100648602B1 (ko) 선균열발파를 응용한 터널여굴 및 진동제어 발파방법
US20050066836A1 (en) Method for controlling explosions in open mines
KR100439874B1 (ko) 2자유면에서의 다단 분할 벤치 발파방법
KR101511223B1 (ko) 6 자유면을 이용한 노천 발파 공법
US4135450A (en) Method of underground mining
KR100323401B1 (ko) 단계별전진식번카트발파공법
KR100199846B1 (ko) 2자유면에서의 2분위 소발파공법
KR100312349B1 (ko) 단계별 전진식 브이 카트 발파 공법
KR100443578B1 (ko) 장공발파를 위한 심발공 사전절단 이완식 발파방법
CN114673497A (zh) 一种基于坚硬顶板控向致裂的悬顶处理方法
CN210512872U (zh) 一种掏槽结构
KR20040105317A (ko) 스플릿튜브, 스플릿튜브와 공기층을 이용한 균열제어발파방법
JP3486103B2 (ja) 岩盤等の爆破方法
JPH0842999A (ja) トンネル発破工法
KR100787204B1 (ko) 터널 및 개착발파의 굴착선공 천공패턴 및 그것을 이용한조합형 조절발파공법
RU2766994C1 (ru) Способ взрывной отбойки горных пород и скважинный заряд для его осуществления