JP2002276981A - 室内機ユニット及び空気調和機 - Google Patents

室内機ユニット及び空気調和機

Info

Publication number
JP2002276981A
JP2002276981A JP2001084413A JP2001084413A JP2002276981A JP 2002276981 A JP2002276981 A JP 2002276981A JP 2001084413 A JP2001084413 A JP 2001084413A JP 2001084413 A JP2001084413 A JP 2001084413A JP 2002276981 A JP2002276981 A JP 2002276981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
indoor
indoor unit
fan
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001084413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3564414B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
Hajime Izumi
元 泉
Kiyoshi Suenaga
潔 末永
Fumio Kondo
文男 近藤
Yuji Okada
有二 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001084413A priority Critical patent/JP3564414B2/ja
Priority to CN02107491.7A priority patent/CN1282853C/zh
Priority to CNB200510067602XA priority patent/CN100547303C/zh
Priority to EP02006380A priority patent/EP1243864B1/en
Priority to ES02006380T priority patent/ES2291387T3/es
Priority to AT02006380T priority patent/ATE375483T1/de
Priority to DE60222823T priority patent/DE60222823D1/de
Publication of JP2002276981A publication Critical patent/JP2002276981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564414B2 publication Critical patent/JP3564414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内機ユニット内に形成される送風系の形状
のうち、風路の入口より上方に設けられる空気流入後壁
部の形状を最適化し、空力性能を向上させるための設計
を容易にする指標を提供する。 【解決手段】吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口か
ら吹き出すためのタンジェンシャルファン14と、室内
気と室外機ユニットから供給された冷媒との間で熱交換
を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりなる室内
機ユニット制御部と、これらの各機器を収納するケーシ
ングとを備えている室内機ユニットにおいて、タンジェ
ンシャルファン14のファン径をD、ケーシング内の風
路入口上流側に設けられる吸込絞り幅をbとした時、b
/Dを0.002から0.003の範囲内(0.002
≦b/D≦0.003)に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房又は冷房によ
り快適な室内環境を提供する室内機ユニット及び空気調
和機に係り、特に、タンジェンシャルファンを採用した
室内機ユニットの送風系で発生する運転騒音を低減する
ことができるようにした室内機ユニット及び空気調和機
に用いて好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、室内機ユニット及び室外
機ユニットの二つの大きな構成要素からなっている。こ
れらの各ユニットには、冷媒と室内気との間及び冷媒と
室外気との間における熱交換を行う室内熱交換器及び室
外熱交換器が備えられている。
【0003】これら室内熱交換器及び室外熱交換器は、
他に圧縮機、膨張弁等の要素を加えて冷媒回路を構成す
る要素になっている。冷媒はこの回路を物理的に循環す
ることで、熱的にも高温高圧気体、低温低圧気体、高温
高圧液体、低温低圧液体という状態変化の循環プロセス
を辿り、室内の冷暖房を実現することになる。なお、こ
の室内の冷暖房は、直接的には室内熱交換器内の冷媒と
室内気との熱交換により実現されることになる。
【0004】ちなみに、暖房運転時は、圧縮機で高温高
圧の気体とされた気体冷媒を室内熱交換器に送出し、こ
の冷媒と室内気との間で熱交換を行うことにより冷媒は
凝縮し、高温高圧の液冷媒化が実現される。また、冷房
運転時は、高温高圧の気体冷媒を室外熱交換器に送出
し、室外気と熱交換させて高温高圧の液冷媒とする。こ
の後、高温高圧の液冷媒を膨張弁に通すことで減圧し、
低温低圧の液冷媒として室内熱交換器に送出し、この冷
媒と室内気との間で熱交換を行うことにより冷媒は蒸発
し、低温低圧の気体化が実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した空
気調和機の場合、室内機ユニットのケーシング形状は従
来より経験的に決められているのが実状である。このよ
うな空気調和機のうち、たとえば家庭用として広く普及
しているようなものでは、室内機ユニット内に設けられ
るファンとして従来よりタンジェンシャルファン(クロ
スフローファン)が一般的に採用されている。
【0006】この場合、タンジェンシャルファン(以下
「ファン」と呼ぶ)で吸引した室内の空気(室内気)
は、室内熱交換器を通過して空調された後、ファンの外
周面とケーシングの風路壁面との間に形成される風路を
通って吹出口から室内へ向けて送風される。このような
室内機ユニットにおいては、風路形状などケーシング内
のファン送風系に関して、風量や騒音といった空力性能
面でのさらなる改善を行うことで、空気調和機の商品性
をより一層向上させるがことが望まれる。このような背
景から、風路形状等を最適化するための基本的なルール
を見出すことが必要となり、このルールに則った設計を
行うことで送風系及びケーシング形状の低騒音化及び高
効率化を容易に実現できるようにすることが望まれる。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、空気調和機の室内機ユニット内に形成される
送風系の形状、特に風路の入口より上方に設けられる空
気流入後壁部の形状を最適化し、空力性能を向上させる
ための設計を容易にする指標を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1に記載の
室内機ユニットは、吸込口から室内気を吸い込みかつ吹
出口から吹き出すためのタンジェンシャルファンと、前
記室内気と室外機ユニットから供給された冷媒との間で
熱交換を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりな
る室内機ユニット制御部と、これらの各機器を収納する
ケーシングとを備えている室内機ユニットにおいて、前
記タンジェンシャルファンのファン径をD、前記ケーシ
ング内の風路入口上流側に設けられる吸込絞り幅をbと
した時、b/Dが0.002から0.003の範囲内
(0.002≦b/D≦0.003)にあることを特徴
とするものである。
【0009】このような室内機ユニットによれば、b/
Dが0.002≦b/D≦0.003となるように設計
することで、同一風量におけるファン送風系の低騒音化
を達成することができる。
【0010】請求項2に記載の室内機ユニットは、吸込
口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すための
タンジェンシャルファンと、前記室内気と室外機ユニッ
トから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換
器と、各種電気回路素子よりなる室内機ユニット制御部
と、これらの各機器を収納するケーシングとを備えてい
る室内機ユニットにおいて、前記タンジェンシャルファ
ンのファン径をD、前記ケーシング内の風路入口上流側
に設けられる流入空気流れの反転部幅をgとした時、g
/Dが0.06以上(0.06≦g/D)あることを特
徴とするものである。
【0011】このような室内機ユニットによれば、g/
Dが0.06≦g/Dとなるように設計することで、同
一風量におけるファン送風系の低騒音化を達成すること
ができる。
【0012】請求項3に記載の室内機ユニットは、吸込
口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すための
タンジェンシャルファンと、前記室内気と室外機ユニッ
トから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換
器と、各種電気回路素子よりなる室内機ユニット制御部
と、これらの各機器を収納するケーシングとを備えてい
る室内機ユニットにおいて、前記タンジェンシャルファ
ンのファン径をD、前記ケーシング内の風路入口上流側
に設けられる吸込助走長をe、吸込絞り角をγとした
時、e/Dが0.25から0.3の範囲内(0.25≦
e/D≦0.3)にあり、かつ、γが80度から90度
の範囲内(80度≦γ≦90度)にあることを特徴とす
るものである。
【0013】このような室内機ユニットによれば、e/
Dが0.25≦e/D≦0.3で、かつ、γが80度≦
γ≦90度となるように設計することで、同一風量にお
けるファン送風系の低騒音化を達成することができる。
【0014】請求項4に記載の室内機ユニットは、吸込
口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すための
タンジェンシャルファンと、前記室内気と室外機ユニッ
トから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換
器と、各種電気回路素子よりなる室内機ユニット制御部
と、これらの各機器を収納するケーシングとを備えてい
る室内機ユニットにおいて、請求項1から3の少なくと
も2以上を組み合わせて構成したことを特徴とするもの
である。
【0015】このような室内機ユニットによれば、上述
した請求項1から3の少なくとも2以上を組み合わせて
設計することで、互いの相乗効果により同一風量におけ
るファン送風系のさらなる低騒音化を達成することがで
きる。
【0016】請求項5に記載の室内機ユニットは、請求
項2または4に記載の室内機ユニットにおいて、前記反
転部幅gを形成する面に凹部を形成したことを特徴とす
るものである。
【0017】このような室内機ユニットによれば、低騒
音化に有利になるよう反転部幅gの値を大きく(厚肉
化)しても、成形時において熱応力を原因とする歪みが
発生するのを防止できる。
【0018】請求項6に記載の空気調和機は、室外熱交
換器と、熱交換器に高温高圧の気体冷媒を送出する圧縮
機と、各種電気回路素子よりなる室外機ユニット制御部
とを具備してなる室外機ユニットと、請求項1から5の
いずれかに記載の室内機ユニットと、を備えたことを特
徴とするものである。
【0019】このような空気調和機によれば、同一風量
における低騒音化を容易に達成できる室内機ユニットを
備えているため、空力性能に優れた商品性の高い空気調
和機の提供が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による室内機ユニッ
ト及び空気調和機の実施の形態について、図を参照して
説明する。図2は空気調和機の全体構成を示す説明図で
ある。空気調和機は、室内ユニット10及び室外ユニッ
ト20から構成されている。これら室内ユニット10及
び室外ユニット20は、冷媒が導通する冷媒配管21や
図示しない電気配線等により接続されている。冷媒配管
21は2本備えられており、冷媒は、その一方において
室内ユニット10から室外ユニット20へ、また他方に
おいて室外ユニット20から室内ユニット10へと流れ
ることになる。
【0021】室内ユニット10は、ケーシングとなるベ
ース11及び前面パネル12が一体的に構成されたもの
となっている。ベース11には、プレートフィンチュー
ブ型の室内熱交換器13、略円筒形状のタンジェンシャ
ルファン(以下「ファン」と呼ぶ)14等の各種機器が
備えられている。ベース11には、この他室内ユニット
10に関する種々の動作制御等を行うため、各種電気回
路素子等から構成された室内ユニット制御部15が備え
られている。室内ユニット制御部15には、運転状況や
エラーモードを表示するための適当なインジケータ15
aが備えられている。このインジケータ15aは、前面
パネル12に設けられた透視部12aにより、外部から
視認することが可能となっている。なお、ベース11の
後方には据え付け板16が備えられ、これにより室内ユ
ニット10を室内の壁等に設置することが可能となって
いる。
【0022】前面パネル12には、吸込グリル(吸込
口)12bが前面及び上面のそれぞれに形成されてい
る。室内の空気(室内気)は、これら吸込グリル12b
により多方向から室内ユニット10内に吸い込まれるよ
うになっている。ちなみに、吸込グリル12bの背後に
はエアフィルタ17が備えられており、吸い込まれた空
気等の粉塵を除く働きをしている。また、前面パネル1
2には、その下方に吹出口12cが形成されており、こ
こから暖められた空気あるいは冷やされた空気(すなわ
ち空調空気)が吹き出されるようになっている。なお、
この空気吸込及び空気吹出は、ファン14が回転するこ
とによって行われる。
【0023】上述した室内ユニット10は、各種の運転
操作を行う操作部として、リモートコントローラ(リモ
コン)30を備えている。このリモートコントローラ3
0には各種スイッチや液晶表示部などが設けられてお
り、空気調和機の各種運転操作信号、設定温度などを室
内ユニット制御部15の受信部(図示省略)へ向けて、
たとえば赤外線信号として送信することができる。な
お、空気調和機の運転操作は、室内ユニットの適所に設
けられた図示省略のスイッチ類でも一部実施可能であ
る。
【0024】室外ユニット20には、筐体20a内に室
外熱交換器20b、プロペラファン20c、圧縮機20
f、室外ユニット制御部20g等が備えられている。室
外熱交換器20bは、周囲に多数のプレート状フィンを
備えた冷媒配管により構成されており、冷媒と室外気と
の熱交換を実現するためのものである。プロペラファン
20cは、筐体20a内に背面から前面へと抜ける空気
流を生じさせることにより新たな空気を常に筐体20a
内に取り込んで、室外熱交換器20bにおける熱交換効
率の向上を図るために設けられている。
【0025】なお、前記室外熱交換器20b及びプロペ
ラファン20cが外部と向き合う筐体20aの面には、
それぞれフィンガード20d及びファンガード20eが
設けられている。フィンガード20dは、前記プレート
状フィンが外部からの不意の衝撃により破損することな
どがないように設けられているものである。ファンガー
ド20eも、これと同様にプロペラファン20cを外部
衝撃から保護することを目的として備えられているもの
である。
【0026】圧縮機20fは、低温低圧の気体冷媒を、
高温高圧の気体冷媒に変換して吐出するものであり、冷
媒回路を構成する部品の中では最も中心的な働きを担う
ものである。ちなみに冷媒回路とは、この圧縮機20f
に加えて、上記した室内熱交換器13、室外熱交換器2
0b、冷媒配管21、膨張弁、及び冷媒の流れ方向を規
定する四方弁(膨張弁及び四方弁は共に不図示)等から
概略構成され、冷媒を室内ユニット10と室外ユニット
20との間で循環させる回路である。
【0027】室外ユニット制御部20gは、前記プロペ
ラファン20c、圧縮機20f、その他室外ユニット2
0に備えられた各種機器に関する動作制御等を行うもの
で、各種電気回路素子から構成されているものである。
【0028】室外ユニット20には、上記の他、筐体2
0aを支持するとともに外部振動等の影響を回避するた
め、台座20hが備えられている。また、前記圧縮機2
0fに近い筐体20aの壁は、前記圧縮機20fのメン
テナンス等を実施するため取り外し可能なパネル20i
を備えたものとなっている。
【0029】以下では、これらの構成よりなる空気調和
機の作用について、暖房運転時及び冷房運転時のそれぞ
れの場合に分けて説明する。まず、暖房運転時には、圧
縮機20fで高温高圧の気体とされた冷媒は、冷媒配管
21を通り室内ユニット10の室内熱交換器13に送ら
れる。室内ユニット10内では、ファン14により吸込
グリル12bから取り込まれた室内気に対して、室内熱
交換器13を通過する高温高圧の気体冷媒から熱が与え
られる。このことにより、前面パネル12下方の吹出口
12cから温風が吹き出されることになる。また同時
に、高温高圧の気体冷媒は、前記室内熱交換器13にお
いて凝縮液化し、高温高圧の液冷媒となる。
【0030】この高温高圧の液冷媒は、再び冷媒配管2
1を通って室外ユニット20における室外熱交換器20
bに送られる。室外ユニット20では、図示しない膨脹
弁を通過し減圧されて低温低圧の液冷媒となり、プロペ
ラファン20cにより筐体20a内に取り込まれた新し
い室外気から、室外熱交換器20bを通過する低温低圧
の液冷媒が熱を奪うことになる。低温低圧の液冷媒は、
このことにより蒸発気化して低温低圧の気体冷媒とな
る。これが再び圧縮機20fに送出され、上記過程を繰
り返すことになる。
【0031】次に、冷房運転時には、冷媒は上記とは逆
方向に冷媒回路中を流れる。すなわち、圧縮機20fで
高温高圧の気体とされた冷媒が、冷媒配管21を通過し
て室外熱交換器20bに送られ、室外気に熱を与えて凝
縮液化し高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷
媒は、図示しない膨張弁を通過して低温低圧の液冷媒と
なり、再び冷媒配管21を通り室内熱交換器13に送ら
れる。低温低圧の液冷媒は、ここで室内気から熱を奪っ
て当該室内気を冷却するとともに、冷媒自身は蒸発気化
して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び圧縮機20
fに送出され、上記過程を繰り返すことになる。
【0032】これらの運転は、室内ユニット10内に収
められた室内ユニット制御部15及び室外ユニット20
内に収められた室外ユニット制御部20gが協調するこ
とによって制御される。
【0033】以下では、本発明の特徴的な部分につい
て、図1を参照して説明する。なお、ここで使用する図
1は、図2のA−A線に沿う断面のうち、ファン14及
びその送風系を示したものである。上述した室内ユニッ
ト10内には、ファン14を運転することで室内気を吸
込グリル12bから吸引し、室内熱交換器13を通過さ
せて熱交換した空調空気を吹出口12cから室内へ吹き
出すためのファン送風系が設けられている。このファン
送風系には、空調空気を吹出口12cへ導く風路40が
設けられている。
【0034】風路40は、円筒状となるファン14の外
周面14aとケーシングの構成部材であるベース11に
設けられた風路壁面41との間に形成される空間であ
る。風路40の入口42は、ファン14が回転する際の
軸中心となるファン中心Cと、風路壁面41上の点Kと
を結ぶ線上にあり、その入口幅はWiである。点Kはケ
ーシング巻線(風路壁面41の流れ方向における凹曲
面)の起点となるものであり、室内機ユニット10の前
面パネル12側から見て、概ねファン14の上部背面側
(壁側)に位置している。
【0035】風路40は、入口42を起点としてファン
14の回転方向(図示の例では時計廻り)へ出口43ま
で形成されている。風路40の幅、すなわち風路幅W
は、入口42の入口幅Wiから出口43の出口幅Woま
で徐々に拡大している。出口幅Woは、ケーシング壁面
41におけるケーシング巻線の終点Mから、風路中心線
44と直交する線が出口上部面45に到達するまでの距
離である。出口43の流れ方向前方(室内機ユニット1
0の前面側)には前面パネル12が配置され、同パネル
12の吹出口12cが室内へ向けて開口している。ま
た、一般的な構成では、出口43の近傍に左右の吹出方
向を調整するルーバ(図示省略)が配設され、また、吹
出口12cに上下の吹出方向を調整するフラップ(図示
省略)が配設されている。なお、図中の符号46はスタ
ビライザ、50は風路40の上部に設けられる空気流入
後壁部である。
【0036】空気流入後壁部50は、風路40の入口4
2より上部に位置し風路壁面41と連続して設けられた
部分であり、吸込助走部51の先端(上端)部には反転
部52が設けられている。吸込助走部51は、風路壁面
41の起点Kから壁面始点Nまで凹部を形成して連続す
る壁面であり、絞込助走部51となる凹部の深さ(起点
Kと壁面始点Nとを結ぶ線から凹部の最深部までの深
さ)を以下では吸込絞り幅bと呼ぶことにする。一方、
反転部52は、風路壁面41及び空気流入後壁部50の
背後に配置されている室内熱交換器13を通過した空調
空気を風路40に導くよう空調空気の流れを反転させる
部分であり、その先端形状は、壁面始点Nから頂点Pま
で上方へ延びる略垂直な面を形成する第1平面部53
と、頂点Pから反転部始点Qまで後方(背面側)へ延び
る略水平な面を形成する第2平面部54とを具備して構
成される。なお、吸込助走部51の背面には、反転部始
点Qから斜め下方へ向けて傾斜面を形成する背面部55
が設けられている。
【0037】そして、上述した反転部52の幅、すなわ
ち壁面始点Nから反転部始点Qまでの距離NQを以下で
は反転部幅(反転厚み)gと呼び、起点Kから壁面始点
Nまでの距離KNを吸込助走長eと呼び、ファン中心C
と起点Kとを結ぶ線から吸込助走長さeを規定する線分
KNまでの角度を吸込絞り角γと呼ぶことにする。
【0038】上述したファン送風系において、第1の実
施形態では、空気流入後壁部50の形状のうち、吸込絞
り幅bについて、以下に説明するように規定する。吸込
絞り幅bは、風路40を形成する風路壁面41の入口4
2(起点K)より上方へ向けて連続して設けられた凹部
壁面、すなわち吸込助走部51の凹部深さを示す値であ
り、線分KNから最深部までの垂直距離を示している。
ここで、ファン14のファン径をDとすれば、ケーシン
グ内の風路入口上流側に設けられる吸込絞り幅bを、フ
ァン径Dに対する割合(b/D)が0.002から0.
003の範囲内(0.002≦b/D≦0.003)と
なるように設定する。
【0039】図3は、上述したb/Dを適宜変更するこ
とにより、同一風量ベースにおける騒音をそれぞれ計測
した結果を示している。この計測結果から、b/Dが概
ね0.025の時が最も低騒音となり、かつ、吸込絞り
幅bをこの最低騒音値に対応する値より増減すると、い
ずれの場合も騒音を増すことが分かった。そこで、同一
風量ベースにおける騒音が最も低いb/DからΔdBが
1dB(A)上昇する範囲を吸込絞り幅bの適正な設計
範囲と判断し、図3に示す結果より、b/Dの範囲を
0.002≦b/D≦0.003と定める。なお、Δd
B=1dB(A)としたのは、1dB(A)という値が
測定誤差やばらつき等を考慮して騒音低減効果を明確に
認識できるレベルであるという理由に基づくものであ
る。
【0040】次に、上述したファン送風系において、第
2の実施形態では、空気流入後壁部50の形状のうち、
反転部幅gについて、以下に説明するように規定する。
反転部幅(反転厚み)gは、反転部52の幅を示す壁面
始点Nから反転部始点Qまでの距離NQのことである。
ここで、ファン14のファン径をDとすれば、ケーシン
グ内の風路入口上流側に設けられる流入空気流れの反転
部幅gを、ファン径Dに対する割合(g/D)が0.0
6≦g/Dとなるように設定する。
【0041】図4は、上述したg/Dを適宜変更するこ
とにより、同一風量ベースにおける騒音をそれぞれ計測
した結果を示している。この計測結果から、g/Dを
0.06にした場合が最も低騒音となり、g/Dが0.
06より小さくすると騒音値は増加し、g/Dを0.0
06より大きくしても騒音値はほとんど変化しない、す
なわち略一定であることが分かった。そこで、同一風量
ベースにおける騒音がほとんど減少しなくなるg/D=
0.006が反転部幅gの境界値と判断し、図4に示す
結果より、適正な設計範囲を0.06≦g/Dと定め
る。
【0042】ところで、反転部幅gについては、上述し
たようにファン径Dに対する割合を0.006以上と大
きくするのが好ましいのであるが、g/Dが大きくなる
ことは反転部幅gが厚くなることを意味する。しかし、
ベース11とともに一体的に成形される樹脂成形部品で
ある反転部52の肉厚が厚くなると、成形時における熱
収縮の影響を大きく受けて、熱変形による歪みが生じや
すくなる。このため、反転部幅gの上限値については、
熱変形を生じないという生産技術上の問題から制約を受
けることになる。そこで、低騒音化が可能な反転部幅g
を確保するとともに、成形時の熱変形を生じにくくした
反転部52の形状が望まれる。
【0043】図7は反転部52の変形例を示したもの
で、第1平面部53に矩形断面の凹部56を設けてあ
る。このようにすれば、反転部幅gを確保しつつ、反転
部52に厚肉部が生じるのを防止することができる。従
って、樹脂成形による熱変形を原因とする歪みが生じる
のを防止できるため、生産技術上の制約を小さくするこ
とで、反転部幅gの設計自由度を増すことが可能にな
る。なお、図示の例では、凹部56を矩形断面形状とし
てあるが、これに限定されるものではなく、たとえば面
56aを凹曲面にするなど他の変形例も有効である。
【0044】次に、上述したファン送風系において、第
3の実施形態では、空気流入後壁部50のうち、吸込助
走長e及び吸込絞り角γについて、以下に説明するよう
に規定する。吸込助走長eは、起点Kから壁面始点Nま
での距離KNのことであり、また、吸込絞り角γは、フ
ァン中心Cと起点Kとを結ぶ線CKから吸込助走長さe
を規定する線分KNまでの角度のことである。ここで、
ファン14のファン径をDとすれば、ケーシング内の風
路入口上流側に設けられる吸込助走長eを、ファン径D
に対する割合(e/D)が0.25≦e/D≦0.3の
範囲内となるように設定する。さらに、吸込絞り角γが
80度≦γ≦90度の範囲内となるように設定する。
【0045】図5は、上述したe/Dを適宜変更するこ
とにより、同一風量ベースにおける騒音をそれぞれ計測
した結果を示している。この計測結果から、e/Dを概
ね0.275とした時が最も低騒音となり、かつ、吸込
助走長eをこの最低騒音値に対応する値より増減する
と、いずれの場合も騒音を増すことが分かった。そこ
で、上述した吸込絞り幅bと同様に、同一風量ベースに
おける騒音が最も低いe/DからΔdBが1dB(A)
上昇する範囲を吸込絞り幅bの適正な設計範囲と判断
し、図5に示す結果より、e/Dの範囲を0.25≦e
/D≦0.3と定める。
【0046】図6は、上述したγを適宜変更することに
より、同一風量ベースにおける騒音をそれぞれ計測した
結果を示している。この計測結果から、吸込絞り角γを
概ね85度に設定した場合が最も低騒音となり、同角度
γを増減させても騒音を増す傾向にあることが分かっ
た。そこで、上述した吸込絞り幅bと同様に、同一風量
ベースにおける騒音が最も低い吸込絞り角γからΔdB
が1dB(A)上昇する範囲を吸込絞り角γの適正な設
計範囲と判断し、図6に示す結果より、γの範囲を80
度≦γ≦90度と定める。
【0047】このように、上述した第1の実施形態から
第3の実施形態で説明した規定を指標としてファン送風
系における空気流入後壁部50の形状を設計すると、風
量や騒音といった空力性能を容易に向上させることがで
きる。また、各実施形態で規定した値は、同一風量ベー
スの騒音が最低となる騒音値から1dB(A)高い範囲
内に収まるように決められているので、上述した規定値
内の風路形状とすることで、低騒音の風路形状を容易に
設定することができる。
【0048】また、上述した各実施形態は、それぞれ単
独で採用しても空力特性を向上させるという作用効果を
得られるものであるが、各実施形態を適宜組み合わせて
採用すれば、すなわち少なくとも2以上を適宜組み合わ
せて採用することで、互いの相乗効果によって同一送風
量における空気流入後壁部50及びファン送風系の低騒
音化をより一層促進することができる。すなわち、上述
した規定を採用して設計した形状の空気流入後壁部50
を備えた室内機ユニット10は、ファン送風系の低騒音
化など空力特性に優れたものとなり、これを構成要素と
する空気調和機についても、その商品性を向上させるこ
とが可能になる。なお、本発明の構成は上述した実施形
態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において適宜変更することができる。
【0049】
【発明の効果】上述した本発明の室内ユニット及び空気
調和機によれば、室内機ユニットのファン送風系を定め
る場合に使用する指標、すなわち、(1)吸込絞り幅b
のファン径Dに対する割合を0.002≦b/D≦0.
003と定めたこと、(2)反転部幅gのファン径Dに
対する割合を0.06≦g/Dと定めたこと、(3)吸
込助走長eのファン径Dに対する割合を0.25≦e/
D≦0.3と定め、かつ、吸込絞り角γを80度≦γ≦
90度と定めたことにより、室内機ユニットにおけるフ
ァン送風系の最適設計を容易に実施することが可能にな
る。このため、室内機ユニットにおけるファン送風系の
運転騒音を従来より大幅にかつ容易に低減することがで
き、室内機ユニット及びこれを構成要素とする空気調和
機の低騒音化により、商品性が向上するという顕著な効
果を奏する。
【0050】また、反転部を形成する第1平面部に凹部
を設けたことにより、低騒音化に有利な反転部幅gの確
保と成形性とを両立させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る室内ユニットの第1〜第3の
実施形態を示す説明図で、図2のA−A線に沿う断面の
うち、タンジェンシャルファン及びその送風系を示した
ものである。
【図2】 本発明に係る室内ユニット及び空気調和機
の一実施形態を示す部分断面斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係る作用を説明
するための図で、ファン径(D)に対する吸込絞り幅
(b)の割合を適宜変更して、同一風量ベースの騒音を
計測した結果を示すグラフである。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係る作用を説明
するための図で、ファン径(D)に対する反転部幅
(g)を適宜変更して、同一風量ベースの騒音を計測し
た結果を示すグラフである。
【図5】 本発明の第3の実施形態に係る作用を説明
するための図で、ファン径(D)に対する吸込助走長
(e)の割合を適宜変更して、同一風量ベースの騒音を
計測した結果を示すグラフである。
【図6】 本発明の第3の実施形態に係る作用を説明
するための図で、吸込絞り角(γ)を適宜変更して、同
一風量ベースの騒音を計測した結果を示すグラフであ
る。
【図7】 本発明による反転部形状の変形例を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
10 室内ユニット 12 前面パネル 13 室内熱交換器 14 タンジェンシャルファン(ファン) 14a 外周面 15 室内ユニット制御部 20 室外ユニット 21 冷媒配管 30 リモートコントローラ(操作部) 40 風路 41 風路壁面 42 入口 43 出口 44 風路中心線 45 出口上部面 50 空気流入後壁部 51 吸込助走部 52 反転部 53 第1平面部 54 第2平面部 55 背面部 56 凹部 K 起点 N 壁面始点 P 頂点 Q 反転部始点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末永 潔 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 近藤 文男 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 岡田 有二 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 Fターム(参考) 3L049 BA03 BB08 BC01 BD02 3L050 BA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
    口から吹き出すためのタンジェンシャルファンと、前記
    室内気と室外機ユニットから供給された冷媒との間で熱
    交換を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりなる
    室内機ユニット制御部と、これらの各機器を収納するケ
    ーシングとを備えている室内機ユニットにおいて、 前記タンジェンシャルファンのファン径をD、前記ケー
    シング内の風路入口上流側に設けられる吸込絞り幅をb
    とした時、b/Dが0.002から0.003の範囲内
    (0.002≦b/D≦0.003)にあることを特徴
    とする室内機ユニット。
  2. 【請求項2】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
    口から吹き出すためのタンジェンシャルファンと、前記
    室内気と室外機ユニットから供給された冷媒との間で熱
    交換を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりなる
    室内機ユニット制御部と、これらの各機器を収納するケ
    ーシングとを備えている室内機ユニットにおいて、 前記タンジェンシャルファンのファン径をD、前記ケー
    シング内の風路入口上流側に設けられる流入空気流れの
    反転部幅をgとした時、g/Dが0.06以上(0.0
    6≦g/D)あることを特徴とする室内機ユニット。
  3. 【請求項3】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
    口から吹き出すためのタンジェンシャルファンと、前記
    室内気と室外機ユニットから供給された冷媒との間で熱
    交換を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりなる
    室内機ユニット制御部と、これらの各機器を収納するケ
    ーシングとを備えている室内機ユニットにおいて、 前記タンジェンシャルファンのファン径をD、前記ケー
    シング内の風路入口上流側に設けられる吸込助走長を
    e、吸込絞り角をγとした時、e/Dが0.25から
    0.3の範囲内(0.25≦e/D≦0.3)にあり、
    かつ、γが80度から90度の範囲内(80度≦γ≦9
    0度)にあることを特徴とする室内機ユニット。
  4. 【請求項4】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
    口から吹き出すためのタンジェンシャルファンと、前記
    室内気と室外機ユニットから供給された冷媒との間で熱
    交換を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりなる
    室内機ユニット制御部と、これらの各機器を収納するケ
    ーシングとを備えている室内機ユニットにおいて、 請求項1から3の少なくとも2以上を組み合わせて構成
    したことを特徴とする室内機ユニット。
  5. 【請求項5】 前記反転部幅gを形成する面に凹部を
    形成したことを特徴とする請求項2または4に記載の室
    内機ユニット。
  6. 【請求項6】 室外熱交換器と、熱交換器に高温高圧
    の気体冷媒を送出する圧縮機と、各種電気回路素子より
    なる室外機ユニット制御部とを具備してなる室外機ユニ
    ットと、 請求項1から5のいずれかに記載の室内機ユニットと、
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
JP2001084413A 2001-03-23 2001-03-23 室内機ユニット及び空気調和機 Expired - Fee Related JP3564414B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084413A JP3564414B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 室内機ユニット及び空気調和機
CNB200510067602XA CN100547303C (zh) 2001-03-23 2002-03-20 室内机和空调器
CN02107491.7A CN1282853C (zh) 2001-03-23 2002-03-20 室内机和空调器
ES02006380T ES2291387T3 (es) 2001-03-23 2002-03-21 Unidad interior y acondicionador de aire.
EP02006380A EP1243864B1 (en) 2001-03-23 2002-03-21 Indoor unit and air-conditioner
AT02006380T ATE375483T1 (de) 2001-03-23 2002-03-21 Innenraumeinheit und klimaanlage
DE60222823T DE60222823D1 (de) 2001-03-23 2002-03-21 Innenraumeinheit und Klimaanlage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084413A JP3564414B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 室内機ユニット及び空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002276981A true JP2002276981A (ja) 2002-09-25
JP3564414B2 JP3564414B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=18940089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001084413A Expired - Fee Related JP3564414B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 室内機ユニット及び空気調和機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3564414B2 (ja)
CN (1) CN100547303C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009054588A1 (en) * 2007-10-22 2009-04-30 Lg Electronics Inc. Air conditioner

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103174677B (zh) * 2011-12-20 2016-02-24 珠海格力电器股份有限公司 蜗壳及具有其的空调器
CN103851694B (zh) * 2012-11-28 2016-12-21 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机
CN103851693B (zh) * 2012-11-28 2017-04-12 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机
JP5862655B2 (ja) * 2013-12-27 2016-02-16 ダイキン工業株式会社 空調室内機
CN112303711B (zh) * 2019-07-30 2022-02-25 广东美的制冷设备有限公司 壁挂式空调室内机

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3497073B2 (ja) * 1998-01-19 2004-02-16 三菱電機株式会社 貫流送風機
US5943878A (en) * 1998-05-22 1999-08-31 American Standard Inc. Tangential fan scroll and discharged diffuser design

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009054588A1 (en) * 2007-10-22 2009-04-30 Lg Electronics Inc. Air conditioner

Also Published As

Publication number Publication date
CN1690538A (zh) 2005-11-02
CN100547303C (zh) 2009-10-07
JP3564414B2 (ja) 2004-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4906555B2 (ja) シロッコファン及び空気調和装置
US9995504B2 (en) Air conditioner having air outlet louver with varying curvature
JP2015506450A (ja) 空気調和機、及び空気調和機の設置構成
EP1243864B1 (en) Indoor unit and air-conditioner
JP2007292405A (ja) 空気調和機
CN103968475B (zh) 除湿装置
CN109247023B (zh) 离心送风机、空气调节装置以及制冷循环装置
JP4660634B2 (ja) シロッコファン及びそれを用いた空気調和装置
JP3052949B1 (ja) 空気調和装置の室内機
JP2002276981A (ja) 室内機ユニット及び空気調和機
CN109611952A (zh) 一种空调柜机
JPH10141708A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP6848956B2 (ja) 空気調和装置の室内機
WO2002081974A1 (fr) Appareil de climatisation
KR100441101B1 (ko) 일체형 공기조화기의 전선고정구조
JP3621892B2 (ja) 室内機ユニット及び空気調和機
KR20200031399A (ko) 공기조화기의 실외기
JP2008157503A (ja) 空気調和装置
EP1245908B1 (en) Air conditioner and indoor unit therefor
KR100784841B1 (ko) 투인원 초슬림 공기조화기 및 이의 제어방법
JP2002276975A (ja) 室内機ユニット及び空気調和機
JP2002276585A (ja) 室内機ユニット及び空気調和機
WO2018163360A1 (ja) 空気調和機の室内機
WO2022195834A1 (ja) 室内機および空気調和装置
JPWO2019123743A1 (ja) 空気調和機の室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040607

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3564414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees