JP2002276711A - メンバマウント - Google Patents

メンバマウント

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JP2002276711A
JP2002276711A JP2001076707A JP2001076707A JP2002276711A JP 2002276711 A JP2002276711 A JP 2002276711A JP 2001076707 A JP2001076707 A JP 2001076707A JP 2001076707 A JP2001076707 A JP 2001076707A JP 2002276711 A JP2002276711 A JP 2002276711A
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shaft member
elastic body
rubber elastic
peripheral surface
outer peripheral
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Fukuyoshi Kawakatsu
副喜 川勝
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゴム弾性体を加硫成形により形成する際に軸部
材の逆入れが防止され、ゴム弾性体が適正なばね特性を
有するように形成されたメンバマウントを提供する。 【解決手段】軸方向の一端側寄り位置に突出部11を有
する軸部材1と、突出部11の外側に距離を隔てて同軸
状に配置された外筒部材2と、軸部材1と外筒部材2と
の間に介在する本体部31と本体部31から軸方向に延
出して軸部材1の外周面を覆う筒状の延出部32とを有
し、軸部材1等とともに一体加硫成形することにより形
成されたゴム弾性体3とを備えている。ゴム弾性体3
は、軸部材1を成形型内に挿入配置する際に、軸部材1
が逆向きに挿入されたときに突出部11と当接する逆入
れ防止突部を備えた成形型により形成され、延出部32
の外周面には前記逆入れ防止突部と対応して形成される
凹部35を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサスペンシ
ョンにおいて好適に採用され、車輪を支持するメンバと
車体との間に介装されて両者を防振連結するメンバマウ
ントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のサスペンションにおい
ては、車輪を支持するメンバと車体との間に介装されて
両者を防振連結するメンバマウントが用いられている。
このようなメンバマウントとして、図7及び図8に示す
ものが知られている。このメンバマウントは、円筒状に
形成され軸方向の一端側寄り位置にその外周面から径外
方向に突出する突出部61aを有する軸部材61と、軸
部材61の突出部61aと対応する部分の外側に距離を
隔てて同軸状に配置された外筒金具62と、軸部材61
と外筒金具62との間に介在し両者を一体的に連結する
本体部63aと該本体部63aから軸方向に延出して軸
部材61の外周面を覆いその外周面が突出部61aの外
周面よりも外側に位置するように形成された筒状の延出
部63bと該延出部63bの延出先端に軸部材61の端
面よりも突出するようにして設けられたリング状のシー
ル部63cとを有し、軸部材61等とともに一体加硫成
形することにより形成されたゴム弾性体63と、ゴム弾
性体63に埋設された中間筒金具64とから構成されて
いる。
【0003】このメンバマウントは、図9に示すよう
に、メンバ71に設けられた装着孔72内に外筒金具6
2を圧入して固定するとともに、軸部材61の一端面を
車体フレーム75に当接させた状態で、軸部材61の他
端面にストッパワッシャ76を当接させつつ取付ボルト
77を軸部材61の内孔に挿入し、取付ボルト77の先
端のねじ部をナット78を螺合させて軸部材61を車体
フレーム75に固定することにより、メンバ71と車体
フレーム75との間に配設される。このようにメンバマ
ウントが配設されると、ゴム弾性体63のシール部63
cの先端が車体フレーム75に圧接して車体フレーム7
5と軸部材61との間の隙間をシールする状態となり、
その隙間から軸部材61内部への雨水等の侵入が防止さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記メンバ
マウントのゴム弾性体63は、ゴム材料を加硫成形する
ことにより形成されており、その加硫成形時において
は、例えば図10に示すような下型81及び上型82か
らなる成形型内に、軸部材61と外筒金具62と中間筒
金具64とを配置しておき、それらと一体加硫成形する
ことによりゴム弾性体63が形成される。このとき、外
筒金具62及び中間筒金具64は、下型81の上方開口
部に挿入配置され、その中間筒金具64の内側に突出部
61aが中間筒金具64と対向するようにして軸部材6
1が下型81に挿入配置される。よって、下型81の開
口近傍部に、ゴム弾性体63の本体部63aを形成する
キャビティ85が形成され、そのキャビティ85の下方
となる下型81の底部側に、ゴム弾性体63の延出部6
3bとシール部63cとを形成するキャビティ86、8
7が連続して形成されている。
【0005】この状態で、上型82に設けられた導入通
路83より成形材料を各キャビティ85〜87内に注入
して加硫成形が行われる。このとき、注入された成形材
料が最終的に到達するシール部63cのキャビティ87
に成形材料が充分に注入され得るようにするためには、
キャビティ87への通路となる延出部63bのキャビテ
ィ86の径方向における幅を充分に広くする必要があ
る。そのため、延出部63bのキャビティ86は、軸部
材61の突出部61aが軸部材61の外周面からそれほ
ど大きく突出するように形成されていないことも相俟っ
て、その外周径Aが突出部61aの外周径Bよりも大き
なるように形成される場合がある。
【0006】このように延出部63bのキャビティ86
が大きく形成されていると、軸部材61を下型81に挿
入配置するときに、図11に示すように、過誤等によっ
て軸部材61が逆方向に挿入される可能性があり、この
場合にも軸部材61が正規の方向に挿入された場合と同
じ位置に挿入配置されてしまうこととなる。そのため、
そのままの状態で加硫成形が行われると、軸部材61の
突出部61aが中間筒金具64と対向する正規の位置に
ない状態でゴム弾性体63が形成される。しかし、軸部
材61が逆方向に挿入されていても、ゴム弾性体63が
形成された後には、軸部材61の外周面全体がゴム弾性
体63に覆われているため、軸部材61が逆方向に挿入
されていることを外観から判別することはできない。
【0007】このようにして、軸部材61が逆方向に挿
入されたまま作製されたメンバマウントは、ゴム弾性体
63の本体部63aの肉厚が正規のものと大幅に異なる
ため、ゴム弾性体63の目的とする適正なばね特性が得
られなくなる。
【0008】本発明は上記実状に鑑み案出されたもので
あり、ゴム弾性体を加硫成形により形成する際に軸部材
の逆入れが防止され、ゴム弾性体が適正なばね特性を有
するように形成されたメンバマウントを提供することを
解決すべき課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段、発明の作用及び効果】上
記課題を解決する請求項1記載の発明は、軸方向の一端
側寄り位置にその外周面から径外方向に突出する突出部
を有する軸部材と、該軸部材の前記突出部の外側に距離
を隔てて同軸状に配置された外筒部材と、前記軸部材と
前記外筒部材との間に介在し両者を一体的に連結する本
体部と該本体部から軸方向に延出して前記軸部材の外周
面を覆いその外周面が前記突出部の外周面よりも外側に
位置するように形成された筒状の延出部とを有し、前記
軸部材及び前記外筒部材とともに一体加硫成形すること
により形成されたゴム弾性体と、を備えたメンバマウン
トであって、前記ゴム弾性体は、前記軸部材を成形型内
に挿入配置する際に前記軸部材が逆向きに挿入されたと
きに前記突出部と当接して前記軸部材の逆入れを防止す
る逆入れ防止突部を備えた成形型により形成され、前記
延出部の外周面には前記逆入れ防止突部と対応して形成
される凹部を有するという手段を採用している。
【0010】本発明のメンバマウントは、ゴム弾性体を
加硫成形することにより形成する際に、軸部材や外筒金
具等を成形型内に配置しておき、それらと一体加硫成形
することにより、それらと一体的に組み付けられた状態
でゴム弾性体が形成される。この加硫成形を行う際に
は、軸部材が逆向きに挿入されたときに軸部材の突出部
と当接して軸部材の逆入れを防止する逆入れ防止突部を
備えた成形型が用いられる。これにより、過誤等によっ
て軸部材が成形型に逆方向に挿入されても、軸部材の突
出部が逆入れ防止突部に当接することにより軸部材のそ
れ以上の挿入が不可能となる。そのため、軸部材が正規
の方向に挿入された場合にのみ、軸部材が成形型の正常
な位置に配置された状態で加硫成形が行われ、適正なば
ね特性有するゴム弾性体が形成される。
【0011】このようにしてゴム弾性体が形成される
と、延出部の外周面には逆入れ防止突部と対応して凹部
が形成されているため、その凹部が形成されていること
によっても、軸部材が正規の方向に挿入された状態で作
製されていることを外観から確認することができる。
【0012】したがって、本発明によれば、ゴム弾性体
を加硫成形により形成する際に軸部材の逆入れが防止さ
れ、ゴム弾性体が適正なばね特性を有するように形成さ
れたメンバマウントを得ることができる。
【0013】なお、本発明において用いられる成形型の
逆入れ防止突部は、ゴム弾性体の延出部を形成する円筒
状のキャビティと対応する部分の型面に径方向内方に突
出するようにして設けられる。この逆入れ防止突部は、
その突出先端部が成形型に挿入配置される軸部材の突出
部の外周面よりも内側に突出するように形成される。こ
の逆入れ防止突部は、延出部が形成される円筒状のキャ
ビティに対して、必ずしも周方向の全域に設ける必要は
なく、少なくとも1箇所に形成されていればよい。
【0014】請求項2記載の発明に係るメンバマウント
は、請求項1記載の発明において、前記ゴム弾性体は、
前記延出部の延出先端に前記軸部材の端面よりも外方に
突出するシール部を有するという手段を採用している。
【0015】この手段によれば、ゴム弾性体を形成する
際に、シール部をゴム弾性体の延出部と一体に形成する
ことができ、製造工程の簡略化や低コスト化を図ること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0017】図1は本実施形態に係るメンバマウントの
軸方向に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図
であり、図2はそのメンバマウントの平面図であり、図
3はそのメンバマウントの要部を拡大して示す部分断面
図であり、図4はそのメンバマウントの軸直角方向に沿
う断面図であって図1のIV−IV線矢視断面図である。
【0018】本実施形態のメンバマウントは、図1及び
図2に示すように、軸方向の一端側寄り位置に突出部1
1を有する軸部材1と、軸部材1の突出部11の外側に
距離を隔てて同軸状に配置された外筒部材2と、軸部材
1と外筒部材2との間に介在する本体部31と該本体部
31から軸方向に延出して軸部材1の外周面を覆いその
外周面に凹部35、…が形成された筒状の延出部32と
該延出部32の延出先端に設けられたリング状のシール
部33とを有し、軸部材1及び外筒部材2等とともに一
体加硫成形して形成されたゴム弾性体3と、ゴム弾性体
3の本体部31に埋設された中間筒金具4と、から構成
されている。
【0019】軸部材1は、鉄系金属により円筒状に形成
されており、軸方向の一端側寄り位置にその外周面から
径外方向に突出する突出部11を有する。突出部11
は、軸部材1の軸方向の略中央から一端面近傍部までの
幅で周方向に一周するように形成されている。
【0020】外筒部材2は、鉄系金属により円筒状に形
成されており、円筒部21と、円筒部21の一端から径
方向外方に延出するリング状のフランジ部22とからな
る。この外筒部材2は、円筒部21が軸部材1の突出部
11と対向しフランジ部22が軸部材1の一端面の近傍
に位置するようにして、軸部材1の外側に距離を隔てて
同軸状に配置されている。
【0021】ゴム弾性体3は、後に詳述するように、ゴ
ム材料を軸部材1、外筒部材2及び後述の中間筒金具4
とともに一体加硫成形することにより形成されている。
このゴム弾性体3は、軸部材1の突出部11と外筒部材
2の円筒部21との間に介在し両者を一体的に連結する
本体部31と、本体部31から軸方向に延出し軸部材1
の外周面に加硫接着された筒状の延出部32と、延出部
32の延出先端に設けられたリング状のシール部33
と、本体部31と連結して形成され外筒部材2のフラン
ジ部22の外側面に加硫接着されたストッパ部34とか
らなる。
【0022】本体部31の軸対称となる位置には、本体
部31のばね定数を調整するため、軸方向に貫通する貫
通孔31a、…がそれぞれ2本づつ設けられている。延
出部32は、その外周面が軸部材1の突出部11の外周
面よりも外側に位置するような肉厚に形成されている。
この延出部32の外周面の軸方向の略中央には、周方向
に延びる溝状に形成された4個の凹部35、…が周方向
において略等間隔に形成されている(図1、図3及び図
4参照。)。この凹部35、…は、ゴム弾性体3の加硫
成形を行う際に形成されたものであって、その成形型に
設けられた軸部材1の逆入れを防止する逆入れ防止突部
83(図5参照。)と対応して形成されている。
【0023】中間筒金具4は、鉄系金属により外筒部材
1と略同じ長さの円筒状に形成されている。この中間筒
金具4は、ゴム弾性体3の本体部31に埋設され、軸部
材1と外筒部材2との間に同軸状に配置されている。こ
の中間筒金具4は、ゴム弾性体3の本体部31のばね定
数を調整するためのものである。
【0024】以上のように構成された本実施形態のメン
バマウントは、次のようにして作製される。先ず、所定
の形状に形成された軸部材1、外筒部材2及び中間筒金
具4を準備する。そして、ゴム弾性体3を加硫成形して
形成する図5に示すような成形型を準備し、その成形型
内に上記軸部材1、外筒部材2及び中間筒金具4を挿入
配置して、それらと一体加硫成形することによりゴム弾
性体3を形成する。
【0025】ここで用いる成形型は、下型81と上型8
2とからなり、前記従来の場合に用いられた図10に示
す成形型と基本的に同じであるが、軸部材1の逆入れを
防止する逆入れ防止突部88、…が下型81に設けられ
ている点で異なる。即ち、逆入れ防止突部88、…は、
ゴム弾性体3の延出部32を形成するキャビティ86と
対応する部分の型面に径方向内方に突出するようにして
設けられており、周方向において略等間隔に配置された
周方向に延びる4個のなだらかな突条によって構成され
ている。この逆入れ防止突部88、…は、その突出先端
部が下型81に挿入配置される軸部材1の突出部11の
外周面よりも内側に突出するように形成されている。即
ち、対向する逆入れ防止突部88、…間の距離Aは、軸
部材1の突出部11の外周径Bよりも小さい。
【0026】そのため、図6に示すように、過誤等によ
って軸部材1が突出部11側を先にして逆方向に下型8
1に挿入されても、軸部材1の突出部11が逆入れ防止
突部88、…に当接することにより軸部材1のそれ以上
の挿入が不可能となり、その状態では、その後の加硫成
形工程を実施することができない。したがって、図5に
示すように、軸部材1が正規の方向に挿入された場合に
のみ、軸部材1が下型81の正常な位置に配置された状
態で、その後の加硫成形工程が実施される。
【0027】そして、図5に示す状態で、上型82に設
けられた導入通路83より成形材料を各キャビティ85
〜87内に注入して加硫成形を行うことにより、軸部材
1、外筒部材2及び中間筒金具4と一体的に組み付けら
れたゴム弾性体3が適正な状態に形成される。このよう
にしてゴム弾性体3が形成されると、延出部32の外周
面には逆入れ防止突部88、…と対応して凹部35、…
が形成されているため、その凹部35、…が延出部32
に形成されていることによっても、軸部材1が正規の方
向に挿入された状態で作製されていることを外観から確
認することができる。その後、外筒部材2の絞り加工や
その他の後処理等を施すことにより、図1及び図2に示
すメンバマウントが完成する。
【0028】以上のようにして作製された本実施形態の
メンバマウントは、前記従来の場合と同様に、車両のサ
スペンションにおいて、車輪を支持するメンバと車体フ
レームとの間に配設されて使用される(図9参照。)。
このとき、軸部材1が逆入れされた状態で作製されたも
のが無く、ゴム弾性体3が適正なばね特性を有するよう
に形成されているため、メンバマウントの良好な防振機
能が発揮される。
【0029】以上のように、本実施形態のメンバマウン
トは、ゴム弾性体3を一体加硫成形して形成する際に、
軸部材1の逆入れを防止する逆入れ防止突部88、…を
備えた成形型を用いて形成されていることから、軸部材
1が正規の状態に配置されて作製されているため、全て
のものがゴム弾性体3の適正なばね特性を具備している
ものとなる。このように、軸部材1が正規の状態に配置
されて作製されていることは、延出部32の外周面に、
逆入れ防止突部88、…と対応して凹部35、…が形成
されていることから、外観から容易に確認することがで
きる。
【0030】なお、本実施形態のメンバマウントは、ゴ
ム弾性体3の本体部31のばね定数を調整するための中
間筒金具4を有するものであるが、この中間筒金具4を
必要としないメンバマウントにも本発明を適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るメンバマウントの軸方
向に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係るメンバマウントの平面
図である。
【図3】本発明の実施形態に係るメンバマウントの要部
を拡大して示す部分断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るメンバマウントの軸直
角方向に沿う断面図であって図1のIV −IV線矢視断面
図である。
【図5】本発明の実施形態において軸部材を成形型内に
正規の方向に挿入して配置した状態を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の実施形態において軸部材を成形型内に
逆方向に挿入したときの状態を示す説明図である。
【図7】従来のメンバマウントの軸方向に沿う断面図で
あって図8のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】従来のメンバマウントの平面図である。
【図9】従来のメンバマウントの取付け状態を示す断面
図である。
【図10】従来において軸部材を成形型内に正規の方向
に挿入して配置した状態を示す説明図である。
【図11】従来において軸部材を成形型内に逆方向に挿
入したときの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1、61…軸部材 2、62…外筒部材 3、
63…ゴム弾性体 4、64…中間筒金具 11、61a …突出部
21…円筒部 22…フランジ部 31、63a…本体部 32、63b…延出部 33、63c…シール部 34…ストッパ部 35…凹部 71…メンバ 72…装着孔 75…車体フレーム 76…ス
トッパワッシャ 77…取付ボルト 78…ナット 81…下型
82…上型 83…導入通路 85、86、87…キャビティ 88…逆入れ防止突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一端側寄り位置にその外周面か
    ら径外方向に突出する突出部を有する軸部材と、 該軸部材の前記突出部の外側に距離を隔てて同軸状に配
    置された外筒部材と、 前記軸部材と前記外筒部材との間に介在し両者を一体的
    に連結する本体部と該本体部から軸方向に延出して前記
    軸部材の外周面を覆いその外周面が前記突出部の外周面
    よりも外側に位置するように形成された筒状の延出部と
    を有し、前記軸部材及び前記外筒部材とともに一体加硫
    成形することにより形成されたゴム弾性体と、を備えた
    メンバマウントであって、 前記ゴム弾性体は、前記軸部材を成形型内に挿入配置す
    る際に前記軸部材が逆向きに挿入されたときに前記突出
    部と当接して前記軸部材の逆入れを防止する逆入れ防止
    突部を備えた成形型により形成され、前記延出部の外周
    面には前記逆入れ防止突部と対応して形成される凹部を
    有することを特徴とするメンバマウント。
  2. 【請求項2】 前記ゴム弾性体は、前記延出部の延出先
    端に前記軸部材の端面よりも外方に突出するシール部を
    有することを特徴とする請求項1記載のメンバマウン
    ト。
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