JP2002274461A - 自転車用照明装置 - Google Patents

自転車用照明装置

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JP2002274461A JP2001079755A JP2001079755A JP2002274461A JP 2002274461 A JP2002274461 A JP 2002274461A JP 2001079755 A JP2001079755 A JP 2001079755A JP 2001079755 A JP2001079755 A JP 2001079755A JP 2002274461 A JP2002274461 A JP 2002274461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微速走行時に自転車の前方手前側を有効に照ら
すことができ、安価なランニングコストで使用しながら
も周囲を走行する他車への注意喚起力を十分に有する照
明光とすることができる自転車用照明装置を提供する。 【解決手段】自転車の前方における比較的遠い箇所に向
け照明光を照射する配置で設けられたメイン照明灯9
と、自転車の前方における比較的手前側の下方に向け照
明光を照射する配置で設けられたサブ照明灯12と、自
転車の走行速度がゼロ以上で、且つ所定速度以下である
場合にサブ照明灯12を点灯させるとともに、自転車の
走行速度が所定速度以上になったときにメイン照明灯9
を点灯させるように、メイン照明灯9とサブ照明灯12
を択一的に点灯制御する制御手段27とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車に装備して
夜間または暗い場所での照明用として好適に用いること
のできる自転車用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車には、夜間または暗い場所での走
行に際して照明装置が不可欠である。近年の自転車用照
明装置は、自転車が一般に多用される傾向にあるのに伴
って多様化しており、走行に伴う車軸の回転を利用して
ダイナモで発電した電力を駆動電源とするものや、電池
を駆動電源とするものの他に、ダイナモと電池とを駆動
電源として併用したものがある。このダイナモと電池と
を併用するタイプの自転車用照明装置(例えば、特開平
7-175460号公報参照)では、メイン電球とサブ電球との
2個を共に前方照射と側方漏光とが可能な位置関係に設
置して、前方視認性を高めることにより走行安全性の確
保を図るようにしている。
【0003】すなわち、上記照明装置では、ダイナモの
発電電力を駆動電源とするメイン電球と、電池を駆動電
源とする前方補助照明用のサブ電球とを設け、これら2
個の電球の各々の照明光を、共に前方に照射させるとと
もに、漏光穴付反射鏡の漏光穴およびヘッドケースのサ
イドレンズを通して側方へそれぞれ漏光させることによ
り、周囲からの被視認性を高めるようにしている。サブ
電球は、自転車の速度の検知に基づき一定速度以下の低
速走行時と走行停止後の一定時間の間とのみ点灯させる
ようになっている。
【0004】上記メイン電球は、ダイナモの発電電力を
駆動電源としているので、通常の速度(例えば時速8k
m以上)で走行しているときには問題なく前方照明が行
われるが、車速が8km以下の低速走行になるとダイナ
モからの供給電力が不足して照明光度の低下やちらつき
が生じて、メイン照明としての性能を発揮できなくな
る。そこで、上記ダイナモと電池とを駆動電源として共
用する照明装置では、車速が8km以下の低速走行とな
ったときに電池からの給電で点灯するサブ電球の照明光
に切り換えることにより、低速走行時の前方照射用の照
明光の光量低下を補うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ダイナモと電池とを駆動電源として共用する照明装置で
は、メイン電球およびサブ電球が共に自転車の前方を照
射するよう設けられているので、暗い駐車場での自転車
の出し入れ時や狭い道路または泥濘となった道路を自転
車を押しながら歩くような場合には、自転車の側方をサ
ブ電球の照明光による漏光で照らすことができるが、こ
の場合に肝心な自転車の足元である前方手前側を照らす
照明光が存在しないので、極めて不便である。
【0006】また、上記併用タイプの照明装置では、サ
ブ電球として消費電力の少ないタイプの電球を用いたと
しても、電球であるために電池に対する電力負荷がどう
しても大きくなり、電池の交換を頻繁に行わなければな
らず、さらに、球切れによるサブ電球の交換も必要とな
り、使用に伴うランニングコストが高くなって使用者の
経済的負担が大きいとう問題がある。
【0007】さらに、上記照明装置では、メイン電球お
よびサブ電球が共に自転車の前方照射と側方への漏光に
よる側方照射とを行うが、これらの照明光は自転車の後
方から何れも視認できないので、後方から他車に衝突さ
れるおそれがあり、他車への注意喚起力が不十分である
という課題も有している。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑み
てなされたもので、微速走行時に自転車の前方手前側を
有効に照らすことができ、安価なランニングコストで使
用しながらも周囲を走行する他車への注意喚起力を十分
に有する照明光とすることができる自転車用照明装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自転車用照明装置は、自転車の前方におけ
る比較的遠い箇所に向け照明光を照射する配置で設けら
れたメイン照明灯と、自転車の前方における比較的手前
側の下方に向け照明光を照射する配置で設けられたサブ
照明灯と、自転車の走行速度がゼロ以上で、且つ所定速
度以下である場合に前記サブ照明灯を点灯させるととも
に、自転車の走行速度が前記所定速度以上になったとき
に前記メイン照明灯を点灯させるように、前記メイン照
明灯と前記サブ照明灯を択一的に点灯制御する制御手段
とを備えていることを特徴としている。
【0010】この自転車用照明装置では、例えば、時速
8km以下の低速走行時に自転車の前方を通常走行時と
同様に照射する必要がないので、サブ照明灯によって自
転車の前方手前側の下方箇所を照らしており、自転車の
走行速度に対応してメイン照明灯とサブ照明灯との前方
照射範囲を適切に設定するとともに、自転車の走行速度
に応じてメイン照明灯とサブ照明灯とを切り換えて点灯
させるようにしたので、自転車がどのような走行状況で
あっても、自転車の走行速度に適合する最も適切な照明
を自動的に得ることができる。
【0011】上記発明において、メイン照明灯は、自転
車の車輪の回転に伴い作動する発電機の発電電力を駆動
電源として点灯される電球であり、サブ照明灯は、乾電
池あるいは前記発電機の発電電力を蓄電する2次電池ま
たはコンデンサの何れかからの供給電力によって点灯さ
れる白色ダイオードとすることが好ましい。
【0012】これにより、電池を駆動電源とするサブ照
明灯の発光ダイオードは、電球に比較して消費電力が極
めて小さく、且つ電球のように球切れといったことがな
いので、電池の寿命を十分に確保することができるとと
もに、サブ照明灯の交換が不要となるので、ランニング
コストを格段に低減することができる。
【0013】上記発明において、発光ダイオードからな
る報知用照明灯を備え、前記報知用照明灯は、自転車の
走行速度がゼロ以上の場合に、自転車の車輪の回転に伴
い作動する発電機の発電電力を駆動電源として点滅また
は点灯するよう制御手段により制御されるとともに、自
転車の走行停止時に前記発電機の発電電力で充電されて
いた蓄電源から給電されて一定時間の間点滅または点灯
を継続するよう構成されていることが好ましい。
【0014】これにより、通常走行時だけでなく信号待
ちのために一時停止する場合にも、報知用照明灯を一定
周期で点滅を繰り返すように点灯制御することにより、
周囲からの被視認性を確実に確保して歩行車または他車
への注意喚起力を高め、走行安全性を確実に保つことが
できる。
【0015】上記発明において、サブ照明灯は、本体ケ
ースの外側面に配置され、且つ無色のカバーで被覆され
て、自転車に対し前方向の他に上下方向、側方向および
後ろ方向に向け照射するよう設けられていることが好ま
しい。
【0016】これにより、自転車の微速走行時において
もサブ照明灯の照明光で自転車の周囲を照明できるの
で、暗い駐輪場において自転車を周囲の物体に当てるこ
となく容易に出し入れすることができ、また、狭い道路
や泥濘の道路においては自転車を押しながら支障なく容
易に歩くことができるとともに、他車への注意喚起力を
高めることができる。
【0017】上記構成において、報知用照明灯は、本体
ケースの上面に配置され、且つカバーで被覆されて、自
転車に対し下方を除く周囲から発光を視認できるように
設けられていることが好ましい。
【0018】これにより、周囲からの被視認性を確実に
確保して歩行車または他車への注意喚起力を高めること
ができ、特に、後ろ方向からの被視認性を得られること
から、微速走行または低速走行時に必要な後方からの追
突防止を確実に確保することができる。
【0019】さらに、上記構成において、報知用照明灯
として着色発光ダイオードを用いるか、白色発光ダイオ
ードからなる報知用照明灯を着色したカバーで被覆する
かの何れかの構成を備えていることが好ましい。これに
より、周囲からの被視認性を一層確実に確保して歩行車
または他車への注意喚起力を高め、走行安全性を確実に
保つことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1(a)〜
(c)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る自転車用
照明装置を示す正面図、左側面図および(a)のA−A
線断面図である。また、図2および図3も同照明装置を
示し、図2(a),(b)は平面図および底面図、図3
は図1(a)のB−B線断面図、図4は背面図である。
【0021】この照明装置は、前方側に向けて僅かに拡
開した円筒状の本体ケース1の前端側に、前面レンズ体
2がねじ結合によって着脱自在に連結され、本体ケース
1の後端側に電池蓋ケース3が固定ねじ4の締付けによ
って着脱自在に取り付けられており、固定ねじ4を緩め
て電池蓋ケース3を取り外すことにより、駆動電源とし
ての電池(図示せず)を交換して電池室8に装填できる
ようになっている。
【0022】本体ケース1における前面レンズ体2の後
側箇所には反射鏡7が内装されている。電球からなるメ
イン照明灯9は、反射鏡7の後端中央部から内部に臨入
した配置でランプソケット部11に装着されて、点灯回
路などが形成されたプリント制御基板10に電気的接続
されている。一方、図1(a)〜(c)に明示するよう
に、本体ケース1の左側面には、白色発光ダイオードか
らなるサブ照明灯12が取り付けられており、このサブ
照明灯12は、透明樹脂で形成されたカバー13で覆わ
れ、接続コード線14を介してプリント制御基板10に
接続されている。
【0023】図1(b)に2点鎖線矢印で示すように、
メイン照明灯9は、反射鏡7の後端中央部に取り付けら
れて、自転車の比較的遠い前方箇所、具体的には自転車
に対し前方側の5m〜10m程度の範囲を照射できるよ
うに設定されている。サブ照明灯12は、自転車の前方
手前側、具体的には自転車の前方側2m〜3m程度の範
囲を照射するように下向きの配置で設置されている。但
し、サブ照明灯12は、図1(a)〜(c)および図2
(b)から明らかなように、これの発光をカバー13を
透して上下方向、自転車の後ろ方向および正面から見て
左側方に向け光照射できる構造になっている。
【0024】また、本体ケース1の上面前方側には、青
色または赤色の着色発光ダイオードからなる報知用照明
灯17が取り付けられており、この報知用照明灯17
は、無色透明樹脂で形成されたカバー18で覆われ、接
続コード線19を介してプリント制御基板10に接続さ
れている。この報知用照明灯17は、図1(a),
(b)、図2(a)、図3および図4から明らかなよう
に、これの発光をカバー18を透して上方向、自転車の
左右方向および後ろ方向からそれぞれ視認可能になって
いるとともに、図3に示すように、本体ケース1の前端
側の前面レンズ体2と反射鏡7との間の投光用空間15
を通して前面側からも発光を透視できるようになってい
る。
【0025】この照明装置は、取付金具20を介して図
示しない自転車の例えば前ホークなどの適所に取り付け
られる。また、プリント制御基板10に電気的接続され
て本体ケース1の外部に導出された接続リード線21
は、これの先端のコネクタ22が図示しないダイナモの
電源リード線に接続される。したがって、この照明装置
は電源としてダイナモと電池との双方を備えており、メ
イン照明灯9および報知用照明灯17はそれぞれダイナ
モの発電電力を駆動電源として点灯または発光し、サブ
照明灯12は電池を駆動電源として発光する。
【0026】図5は上記照明装置の電気系統のブロック
構成図である。同図において、自転車の車軸の回転に伴
い回転して発電するダイナモ23の交流電力は、電源整
流回路24で整流されて直流電力に変換される。この直
流電力は後述する各回路、メイン照明灯9および報知用
照明灯17に駆動電源として給電される。光導電素子か
らなる光センサ28は、図1ないし図4に図示していな
いが、自転車の適所に設けられて自転車の走行環境の明
るさを検出する。主制御回路27は、光センサ28から
取り込んだ検出照度が所定値以下であると判別したと
き、つまり走行環境が照明を必要とする程度に暗いと判
別したときのみ、以下に説明する制御を行う。換言する
と、主制御回路27は、光センサ28からの検出照度に
基づき照明が不要な明るさであると判別したときに、何
れの照明灯9,12,17をも点灯しないよう制御す
る。
【0027】主制御回路27は、照明が必要な程度に暗
いと判別した場合、続いて電源整流回路24から入力す
るダイナモ23の起電力に基づき自転車の走行速度が所
定速度(例えば時速8km)以上であるか否かを判別す
る。そして、主制御回路27は、自転車が所定速度以上
で走行していると判別したときに、点灯制御回路29に
対しメイン照明灯9の点灯を指令する制御信号を出力す
る。点灯制御回路29は、制御信号の入力を受けて、メ
イン照明灯9の点灯回路30の図示しないスイッチング
素子(例えば、トランジスタ)をオン状態とする。これ
により、点灯回路30は、電源整流回路24から給電さ
れる直流電力をメイン照明灯9に供給して、メイン照明
灯9を点灯させる。
【0028】一方、主制御回路27は、自転車が所定速
度以下で走行していると判別したときに、点灯制御回路
31に対しサブ照明灯12の点灯を指令する制御信号を
出力する。点灯制御回路31は、制御信号の入力を受け
て、電池32から点灯回路33に駆動電源を供給するよ
う制御する。これにより、点灯回路33は電池32から
給電される直流電力をサブ照明灯12に供給して、サブ
照明灯12を発光させる。このとき、主制御回路27
は、点灯制御回路29に対しメイン照明灯9の消灯を指
令する制御信号を出力する。
【0029】また、主制御回路27は、走行速度に拘わ
らず自転車が微速度であっても走行していると判別した
ときに、点灯制御回路34に対し報知用照明灯17の点
滅を指令する制御信号を出力する。点灯制御回路34
は、制御信号の入力を受けて、報知用照明灯17の点滅
回路37の図示しないスイッチング素子(例えば、トラ
ンジスタ)をオン状態とする。これにより、点滅回路3
7は、主制御回路27から給電される直流電力を報知用
照明灯17に供給して、報知用照明灯17を点滅させ
る。このとき、点滅回路37では、これに設けられてい
る時定数回路のコンデンサ(図示せず)が主制御回路2
7から供給される直流電力によって充電される。したが
って、自転車が停止したとき、主制御回路27からは点
灯制御回路34に対し報知用照明灯17の消灯を指令す
る制御信号が出力されて、点灯制御回路34が点滅回路
37のスイッチング素子をオン状態とする信号の出力を
解除するが、点滅回路37では、コンデンサに蓄えられ
た電荷の放出によって自転車の走行停止後から一定時間
(この実施の形態では約45秒に設定)の間、報知用照明
灯17の点滅を継続させる。
【0030】つぎに、上記ブロック構成図の動作を、そ
のタイムチャートを示した図6を参照しながら説明す
る。このタイムチャートでは、主制御回路27が光セン
サ28から入力する検出照度に基づき照明装置の点灯動
作が必要な明るさであると判別している場合を示してい
る。
【0031】いま、t1時に、同図(a)に示すよう
に、自転車がゆっくりと走行を開始し、2点鎖線で示す
所定速度に達するまでは、主制御回路27からメイン照
明灯9の点灯を指令する制御信号が出力されないので、
メイン照明灯9は、同図(b)に示すように、消灯状態
を維持し続ける。この低速走行でのダイナモ23の発電
電力はメイン照明灯9を正常点灯させるのには不足であ
って、この不足した電力でメイン照明灯9を点灯させる
と、低い照明光度でのちらつきが生じた点灯状態となっ
て不具合が生じるので、メイン照明灯9を強制的に消灯
状態に保持している。
【0032】一方、主制御回路27は、ダイナモ23の
起電力が電源整流回路24で整流されたのちに微小な直
流電力として入力するので、この入力に基づき自転車が
微速走行していると判別して、点灯制御回路31にサブ
照明灯12の点灯を指令する制御信号を、点灯制御回路
34に報知用照明灯17の点滅を指令する制御信号をそ
れぞれ出力する。これにより、同図(c)に示すよう
に、サブ照明灯12は電池32から駆動電源の供給を受
けて発光するとともに、同図(d)に示すように、報知
用照明灯17は主制御回路27からダイナモ23の起電
力による駆動電源の供給を受けて点滅する。
【0033】上記点灯したサブ照明灯12は自転車の前
方2〜3m程度の下方を照射するが、この微速走行時な
いし時速8km以下の低速走行時では、自転車の前方を
通常走行時と同様に照射する必要がなく、且つ自転車の
足元前方である上記の前方2m〜3mの範囲を照らすの
が自転車の運転にとって好都合であるから、上記サブ照
明灯12は自転車の走行に適合する最も好適な照明を行
っているといえる。
【0034】一方、報知用照明灯17の点滅光は、カバ
ー18の全体面を光輝して、その配置位置とカバー18
の形状とによって自転車に対し下方を除く周囲に光照射
する。この報知用照明灯17として、例えば、青色また
は赤色の着色発光ダイオードを用いていることと、一定
周期で点滅を繰り返すこととにより、周囲からの被視認
性を確実に確保して歩行車または他車への注意喚起力を
高め、走行安全性を確実に保つことができる。特に、上
記サブ照明灯12および報知用照明灯17は、後ろ方向
へも光照射できることから、微速走行または低速走行時
に必要な後方からの追突防止を確実に確保することがで
きる。
【0035】上述の図6のt1時からt2時までの説明
は、自転車がゆっくりと走行し始めた状態について述べ
たものであるが、この状態とは別に、暗い駐車場に自転
車を出し入れする場合や自転車を押しながら泥濘の暗い
夜道を歩く場合などでは、図6のt1時からt2時まで
と同様に、メイン照明灯9が消灯状態を保持するととも
に、サブ照明灯12が点灯し、且つ報知用照明灯17が
点滅する。サブ照明灯12は、上述した自転車の足元前
方を照射するだけでなく、上述したように、カバー13
の形状によって上下方向、前方からみて左側方および後
ろ方向をもそれぞれ照らすことができる構造になってい
るから、このサブ照明灯12の照明光により、暗い駐輪
場において自転車を出し入れする場合に、自転車を周囲
の物体に当てることなく容易に出し入れすることがで
き、また、泥濘の暗い夜道を歩く場合、自転車を押しな
がら支障なく歩くことができるとともに、報知用照明灯
17の点滅光によって周囲の歩行車や他車への注意喚起
力を高めることができる。
【0036】図6に戻って、(a)に示すように、t2
時に自転車の走行速度が時速8km以上の所定速度以上
に達すると、主制御回路27は、電源整流回路24から
の直流電力の入力に基づき自転車が所定速度以上で走行
中であるのを判別して、点灯制御回路34に対しメイン
照明灯9の点灯を指令する制御信号を出力する。これに
より、(b)に示すように、メイン照明灯9は、ダイナ
モ23の発電交流電力を電源整流回路24で変換された
直流電力を点灯回路30を介し供給されて点灯し、自転
車の前方5m〜10m程度の範囲を照射するので、自転車
を支障なく走行させることができる。
【0037】上述のメイン照明灯9が点灯されるのと同
時に、主制御回路27は点灯制御回路31に対しサブ照
明灯12の消灯を指令する制御信号を出力するので、サ
ブ照明灯12は、(c)に示すように、t2時に消灯さ
れる。このサブ照明灯12としては、電球に比較して、
消費電力が極めて少なく、且つ球切れなどが生じない発
光ダイオードが用いられていることと、サブ照明灯12
は自転車の走行速度が時速0km以上で8km以下の場
合のみ点灯されるだけであることとにより、電池32の
消費を極力抑制できて、電池32の交換頻度を電球より
も格段に低減できるとともに、サブ照明灯12を殆ど交
換する必要がないので、照明装置のランニングコストを
極めて軽減できる。
【0038】また、自転車が走行している場合には、
(d)に示すように、報知用照明灯17の点滅動作が継
続されるので、周囲からの被視認性を確実に確保して歩
行車または他車への注意喚起力を高め、比較的高速で走
行する場合での走行安全性を確実に保つことができる。
【0039】そして、自転車の走行中において、例え
ば、信号待ちなどのために自転車を減速させて、(a)
に示すように、自転車の走行速度がt3時に所定速度以
下に低下すると、主制御回路27は、電源整流回路24
から入力する直流電力に基づいて、ダイナモ23の発電
電力がメイン照明灯9を点灯させるのに不足する程度ま
で低下したと判別して、点灯制御回路29に対しメイン
照明灯9の消灯を指令する制御信号を出力し、(b)に
示すように、メイン照明灯9を消灯させる。それと同時
に、主制御回路27は、点灯制御回路31に対しサブ照
明灯12の点灯を指令する制御信号を出力して、(c)
に示すように、サブ照明灯12を点灯させる。これによ
り、自転車の運転者は、サブ照明灯12による前方照明
光によって自転車を支障なく停止させることができる。
【0040】(a)に示すように、t4時に自転車が停
止されると、主制御回路27は点灯制御回路31に対し
サブ照明灯12の消灯を指令する制御信号を出力して、
(c)に示すように、サブ照明灯12を消灯させる。こ
れにより、電池32の消費は極力抑制されて、ランニン
グコストの一層の低減を図れる。
【0041】主制御回路27は、上述のサブ照明灯12
を消灯させるのと同時に、点灯制御回路34に対し報知
用照明灯17の消灯を指令する制御信号を指令する。し
かし、報知用照明灯17は、点滅回路37におけるコン
デンサに蓄えられていた電荷が放出されることにより、
(d)に示すように、自転車が停止したt4時から所定
時間T(この実施の形態では45秒に設定)が経過する
t5時までの間、コンデンサの放出電荷の供給を受けて
点滅動作を継続する。したがって、信号待ちなどの一時
停止中であっても、報知用照明灯17の点滅によって周
囲に自転車の存在を認識させて、歩行者または他車への
注意喚起力を保持することができる。
【0042】上記実施の形態の照明装置では、自転車の
走行速度に対応してメイン照明灯9とサブ照明灯12と
の前方照射範囲を適切に設定するとともに、自転車の走
行速度に応じてメイン照明灯9とサブ照明灯12とを切
り換えて点灯させるようにしたので、自転車がどのよう
な走行状況であっても、最も適切な照明を自動的に得る
ことができる。
【0043】なお、上記実施の形態では、被視認性を高
めるために、報知用照明灯17としての着色発光ダイオ
ードを点滅させる場合を例示して説明したが、報知用照
明灯17として白色または無色発光ダイオードを用いる
とともに、その報知用照明灯17を青色または赤色に着
色したカバー18で被覆するようにしても、上記実施の
形態と同様の被視認性を得ることができる。また、用い
る発光ダイオードやカバー13,18は、交通上の安全
を損なうものでなければ、どのような色であってもよ
い。また、電池32としては、乾電池または充電可能な
二次電池の何れであってもよい。
【0044】さらに、上記実施の形態では、自転車の速
度を、ダイナモ23の起電力を整流した直流電力に基づ
き検知する場合について説明したが、自転車の回転部分
に取り付けたマグネットとリードスイッチとの組み合わ
せなどの周知の速度検出手段を用いることができるのは
勿論である。さらに、上記実施の形態では、点滅回路3
7のコンデンサに蓄えた電荷の放出によって報知用照明
灯17を自転車の停止後から所定時間の間点滅させる場
合について説明したが、コンデンサは、点滅回路37に
代えて、主制御回路27または点灯制御回路34に設け
てもよく、また、コンデンサに代えて、ニッケルカドミ
ウムなどの2次電池をダイナモ23の起電力で充電する
構成としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の自転車用照明装
置によれば、低速走行時に自転車の前方を通常走行時と
同様に照射する必要がないので、サブ照明灯によって自
転車の前方手前側の下方箇所を照らすようにしたので、
自転車の走行速度に対応してメイン照明灯とサブ照明灯
との前方照射範囲を適切に設定するとともに、自転車の
走行速度に応じてメイン照明灯とサブ照明灯とを切り換
えて点灯させるようにしたので、自転車がどのような走
行状況であっても、自転車の走行速度に適合する最も適
切な照明を自動的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の一実施の形
態に係る自転車用照明装置を示す正面図、左側面図およ
び(a)のA−A線断面図。
【図2】(a),(b)は同上の照明装置を示す平面図
および底面図。
【図3】図1(a)のB−B線断面図。
【図4】同上の照明装置を示す背面図。
【図5】同上の照明装置の電気系統を示すブロック構成
図。
【図6】同上の照明装置の動作を示すタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
1 本体ケース 9 メイン照明灯 12 サブ照明灯 13 サブ照明灯のカバー 17 報知用照明灯 18 報知用照明灯のカバー 23 ダイナモ(発電機) 27 主制御回路(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 101:023 F21M 3/02 D F21Y 101:00 H F21Q 1/00 A H N (72)発明者 松沢 瑞隆 東京都新宿区下落合2丁目1番17号 青木 電器工業株式会社内 Fターム(参考) 3K039 AA01 BA01 CC01 DC02 LA08 LB01 LC05 LD06 LE01 MB01 3K042 AA10 AA13 AC06 AC07 BA07 BB01 BC01 CD08 CD09 3K080 AA03 AB01 BA01 BA07 BB01 BB12 BC01 BD01 BE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の前方における比較的遠い箇所に
    向け照明光を照射する配置で設けられたメイン照明灯
    と、 自転車の前方における比較的手前側の下方に向け照明光
    を照射する配置で設けられたサブ照明灯と、 自転車の走行速度がゼロ以上で、且つ所定速度以下であ
    る場合に前記サブ照明灯を点灯させるとともに、自転車
    の走行速度が前記所定速度以上になったときに前記メイ
    ン照明灯を点灯させるように、前記メイン照明灯と前記
    サブ照明灯を択一的に点灯制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする自転車用照明装置。
  2. 【請求項2】 メイン照明灯は、自転車の車輪の回転に
    伴い作動する発電機の発電電力を駆動電源として点灯さ
    れる電球であり、 サブ照明灯は、乾電池あるいは前記発電機の発電電力を
    蓄電する2次電池またはコンデンサの何れかからの供給
    電力によって点灯される白色ダイオードである請求項1
    に記載の自転車用照明装置。
  3. 【請求項3】 発光ダイオードからなる報知用照明灯を
    備え、 前記報知用照明灯は、自転車の走行速度がゼロ以上の場
    合に、自転車の車輪の回転に伴い作動する発電機の発電
    電力を駆動電源として点滅または点灯するよう制御手段
    により制御されるとともに、自転車の走行停止時に前記
    発電機の発電電力で充電されていた蓄電源から給電され
    て一定時間の間点滅または点灯を継続するよう構成され
    ている請求項1または2に記載の自転車用照明装置。
  4. 【請求項4】 サブ照明灯は、本体ケースの外側面に配
    置され、且つ無色のカバーで被覆されて、自転車に対し
    前方向の他に上下方向、側方向およびうしろ方向に向け
    照射できるように設けられている請求項1ないし3の何
    れかに記載の自転車用照明装置。
  5. 【請求項5】 報知用照明灯は、本体ケースの上面に配
    置され、且つカバーで被覆されて、自転車に対し下方を
    除く周囲から発光を視認できるように設けられている請
    求項3または4の何れかに記載の自転車用照明装置。
  6. 【請求項6】 報知用照明灯として着色発光ダイオード
    を用いるか、または白色発光ダイオードからなる報知用
    照明灯を着色したカバーで被覆するかの何れかの構成を
    備えている請求項3ないし5の何れかに記載の自転車用
    照明装置。
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