JP2002274372A - 車両用連結幌の保護装置 - Google Patents

車両用連結幌の保護装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幌の側面の内側に保護棒を配置して、幌布が
幌内へ大きく撓むことを阻止する。この保護棒を、連結
車両が偏倚した場合にも略水平に保持する。この保護棒
を手摺りとして利用する。 【解決手段】 幌2の一端側を取り付ける部材3におけ
る通路側部に連接フレーム10を、その連接フレーム1
0の上部を回転可能に連結して揺動可能に備える。幌2
の側面の内側に保護棒12を水平方向に配置する。保護
棒12の一端を、前記連接フレーム10の下部に、上下
方向の回転と水平方向の回転が可能に連接する。幌2の
他端側を取り付ける部材4における通路側部に設けた垂
直なピン21に、前記保護棒12の他端側を、該保護棒
12が略水平になるようにして回転可能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用連結幌の保護
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道車両の連結幌において、並列
状に配置した多数本の幌骨間に幌布を縫い合わせて構成
したものにおいては、図12に示すように、車両の走行
時に風圧によって幌布101が斜線部102で示すよう
に内側(通路側)へ湾曲し、通路103が狭くなり、乗
客の通行がしにくいという支障があった。
【0003】また、風圧に強い幌とするために、厚い幌
布や太い幌骨を使用すると、幌全体が重厚構造になっ
て、幌の車両に対する着脱作業や幌の分割、併合作業が
困難になる。
【0004】また、前記のように単に幌骨と幌布のみで
構成されたものにおいては、乗客が幌内を通行する際に
車両が揺れた場合、その通行人が手で支える手摺りがな
く、通行が困難であった。
【0005】前記の幌布が内側へ湾曲することを防止す
る対策として、幌の内側に保護パネルを設けたものが、
従来、例えば実公平4−51085号公報に開示されて
いる。
【0006】また、前記の通行の困難を解消する対策と
して、幌布の一端を固着した幌座に腕を水平に配置し
て、該腕を手摺りとしたものが、例えば特公平7−57
601号公報に開示されている。
【0007】
【発明を解決しようとする課題】前記従来のように、保
護パネルを設けたものにおいては、そのパネルの支持部
材に、内側へ湾曲した幌布が接触してその幌布が破れた
り、更に、幌の車両に対する着脱や幌の分割、併合が容
易にできず、更には、製品コストが高くなるとともに装
置のメンテナンスに多くの人手を要して維持コストも高
くなる問題があった。
【0008】また、前記従来のように、水平に腕を配置
して手摺りとしたものにおいては、その腕が水平方向へ
の回動ができない構造であるため、連結車両の偏倚が大
きい路線を走行する車両には使用できない問題がある。
【0009】そこで本発明は、前記のような風圧による
幌の内側への大きな変形を防止するとともに連結車両の
偏倚が大きい路線を通行する車両にも手摺りとして利用
できる保護棒を備えた車両用連結幌を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、幌の一端側を取り付ける
部材における通路側部に連接フレームを、その連接フレ
ームの上部を回転可能に連結して揺動可能に備え、幌の
側面の内側に保護棒を水平方向に配置し、該保護棒の一
端を、前記連接フレームの下部に、上下方向の回転と水
平方向の回転が可能に連接し、幌の他端側を取り付ける
部材における通路側部に設けた垂直なピンに、前記保護
棒の他端側を、該保護棒が略水平になるようにして回転
可能に連結したことを特徴とするものである。
【0011】連結車両が曲線軌道を通過する際に偏倚し
た場合において、幌の両端を取り付ける部材、例えば両
幌座間が、直線軌道走行時よりも長くなった側において
は連接フレームが保護棒に引かれて揺動し、また、両幌
座間が、直線軌道走行時よりも短くなった側においては
連接フレームが保護棒に押されて揺動し、保護棒は常に
略水平状態に保持される。更に、前記の偏倚によって、
保護棒と連接フレームとの連接部が水平方向において、
よじれ作用が生じるが、この連接部を水平方向に回転可
能に構成したことにより、そのよじれが可能になる。ま
た、保護棒の他端側においてもよじれ作用が生じるが、
その保護棒の他端を垂直なピンで回転可能に連結したの
で、そのよじれが可能になる。
【0012】したがって、連結車両の偏倚時において
も、保護棒が何等支障なく保持される。
【0013】また、幌の前記の偏倚以外の取付部材間の
伸縮が生じた場合においても、連接フレームが揺動して
保護棒を何等支障なく略水平に保持される。
【0014】また、幌の側面が風圧によって内側へ撓ん
だ場合には、その幌の側面が保護棒に接触し、幌の内側
へ大きく撓むことが阻止される。
【0015】また、前記の保護棒は、連結車両の直線軌
道通過時は勿論、曲線軌道通過時の偏倚時にも略水平に
保持されるため、この保護棒を手摺りとして利用するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図11に示す実施例に基
づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0017】図1は連結された一方の車両1aと他方の
車両1bの連結部に幌2を架設した状態の側断面図で、
一方の車両1aの妻面に設けた一方の幌座3と、他方の
車両1bの妻面に設けた他方の幌座4間に、幌布2aと
幌骨2bとからなる伸縮可能な幌2が架設されている。
前記幌座3,4が幌を取り付ける部材になっている。
【0018】前記一方の幌座3は、図2及び図3に示す
ように、一方の車両1aの貫通路5aを囲むように両側
枠部3a,3bと上下枠3c,3dで方形に形成されて
いる。また他方の幌座4は、図2及び図4に示すよう
に、他方の車両1bの貫通路5bを囲むように両側枠部
4a,4bと上下枠4c,4dで方形に形成されてい
る。そして、これらの幌座3,4に通路(渡り通路)6
の周囲を囲む筒状の幌2の両端が連結されている。
【0019】前記両幌座3,4における両側の側枠の内
側には、幌2の上下方向の中間に位置して保護装置7が
設けられている。該保護装置7について図5乃至図8に
より詳述する。
【0020】図5において、一方の幌座3における側枠
部3aの内辺3eには、その上下方向の中間部であって
所定の位置に、上下方向に長い取付座8が固着されてい
る。そして、該取付座8の上下方向の中間部には、通路
6の通路方向、すなわち幌2の軸方向X−Xに対して直
交方向で、かつ、水平に突出する取付軸9が突設され、
該取付軸9に連接フレーム10の上部が回転可能に備え
られている。該連接フレーム10は、前記取付軸9より
上方へ突出する上片部10aと下方へ垂下する下片部1
0bを有する平板からなり、上片部10aの裏面と、取
付軸9より若干下った部分の下片部10bの裏面が前記
取付座8の表面に接して回転するようになっている。す
なわち、取付軸9を中心として連接フレーム10が回転
する際に、その上片部10aの裏面と前記下片部10b
の裏面が取付座8に接しながら回転して、連接フレーム
10が、前記通路6の軸方向X−Xと直交する水平方向
に取付軸9を中心としてガタつかないようになってい
る。
【0021】前記連接フレーム10の下端部には連接軸
11が、前記取付軸9と同方向に突設され、該連接軸1
1は所定の長さL1 の首部11aと、該首部11aの突
出側先端に一体形成した大径の頭部11bとからなって
いる。
【0022】前記連接軸11には、手摺りを兼用するよ
うに丸棒などで形成した保護棒12の一端が上下方向に
回転可能に連接されている。該連接部は、保護棒12の
一端に取付金13を固設し、該取付金13に前記連接軸
11の首部11aが貫通する穴であって、該首部11a
の径より大きめの穴14を形成して、該連接穴14に前
記連接軸11を挿通している。更に、前記連接軸11の
首部11aの長さL1は図6に示すように、取付金13
の板厚L2 よりも長く設定され、取付金13、すなわ
ち、保護棒12が図6の寸法L3 の量だけ連接軸11の
軸方向へ移動したり、図10に示すように、連接棒11
の軸芯に対して傾斜することができるようになってい
る。
【0023】前記連接フレーム10と前記保護棒12の
連接部付近における連接フレーム10と保護棒12と取
付金13の外部は、図7及び図10に示すように布やゴ
ムなどの屈曲可能なカバー15で被覆されている。
【0024】前記保護棒12の他端には図6に示すよう
に、上下方向に貫通する連接穴16が形成されている。
該連接穴16は、保護棒12の他端部に固設したスライ
ド金17に形成され、かつ、保護棒12の軸方向に長い
長穴に形成されている。
【0025】図7において、前記他方の幌座4における
側枠4aの内側部には、保護棒受け18が固設されてお
り、該保護棒受け18の位置は、連結車両が直線状態で
走行している場合には、前記保護棒12が略水平になる
姿勢において、保護棒12の他端に設けたスライド金1
7が保護棒受け18の上面、すなわち上板18aの上面
に摺動可能に載置されている。
【0026】前記他方の幌座4における側枠4aの内側
部には、前記保護棒受け18の上方に位置してピン受け
19が固設されており、該ピン受け19の下板19aと
前記保護棒受け18の上板18aとの間には、上下方向
に所定の距離L4 の空間20が設けられている。該空間
20の前記距離L4 は、図9に示すように、車両の偏倚
によって両幌座3,4間の距離が縮小した場合におい
て、これに追従して保護棒12が図10に示すように傾
斜できる寸法に設定されている。
【0027】前記保護棒受け18の上板18aと前記ピ
ン受け19の下板19aには、同一垂直線上に位置して
ピン穴18bと19bが形成されている。更に、前記ピ
ン受け19は、その上側に蓋19cを設けた箱状に形成
されている。
【0028】そして、前記蓋19cを開けた状態で上方
からピン21を前記ピン穴18bと19bに図7に示す
ように挿通し、そのピン21の大径の頭部21aをピン
受け19の下板19a上に係止してそのピン21を保持
するようになっている。また、該ピン21は前記保護棒
12のスライド金17に形成した連接穴16に挿通する
ようになっている。そして、保護棒12は、ピン21に
案内されてその保護棒21の軸方向とピン21の軸方向
に移動できるようになっている。
【0029】前記ピン受け19内には、蓋止め部材22
が設けられており、実施例においては永久磁石を用い、
金属製の蓋19cを閉めた場合に、これを吸着して閉蓋
状態を保持するようになっている。
【0030】また、前記ピン21は、これを前記ピン穴
18b,19bより抜いた場合に、遺失しないように、
図5に示すように鎖23などで下板19aなどに連結さ
れている。
【0031】前記一方の幌座3における側枠部3aの内
側には前記連接フレーム10より下方に位置して保持具
24が固設されている。該保持具24は図7及び図8に
示すように、座金25を介して側枠部3aの内片3eに
固設され、かつ、上下方向に貫通した筒状に形成されて
いる。そして、図7に示すように連接フレーム10を鎖
線に示すように上方へ回動して保護棒12を鎖線で示す
ように、垂線に対する角度θが小さくなるようにし、保
護棒12の下端、すなわちスライド金17から保持具2
4に差し込みながら連接フレーム10を下動させること
により、保護棒12の他端部を保持具24に差し込ん
で、保護棒12の垂直状態、すなわち、不使用状態を保
持具24で保持するようになっている。
【0032】次に動作について説明する。
【0033】保護棒12のスライド金具17がピン21
により連結された状態において、連結車両が直線軌道を
走行しているときは、図1乃至図5及び図7の状態にあ
り、両幌座3,4間の間隔は図2のD1 の状態にある。
この状態での連接フレーム10は図1及び図7に示すよ
うに略垂直姿勢で、保護棒12は略水平姿勢になる。そ
のため、この保護棒12が乗客用の手摺りとなる。ま
た、柔軟構造の幌布2aの側面が内側へ撓み込んだ場合
には、図11に示すように、幌布2aの側面が保護棒1
2に接触し、幌布2aの側面が通路6内へ大きく湾曲
(変形)して通路6を狭くすることを防止し、通路6を
広く確保することができる。
【0034】次に、連結車両が曲線軌道を走行して、図
9に示すように連結車両間に偏倚が生じた場合について
説明する。
【0035】図9に示す偏倚時において、連結車両の妻
面間隔、すなわち、両幌座3,4間の間隔が前記直線軌
道時の間隔D1 よりも長いD2 になった側(図9のAの
側)においては、図10の実線で示すように、他方の幌
座4におけるピン21が、保護棒12のスライド金17
における連接穴16の外側端に当って保護棒12を図1
0の矢印方向へ引き移動させる。また、前記の保護棒1
2の移動と一方の幌座3の移動によって、連接フレーム
10は取付軸9を中心として図10の実線の状態に揺動
して傾斜する。この連接フレーム10の揺動により、保
護部12との連接軸11は前記図7の状態よりも若干上
昇し、保護棒12が図10に示すように若干傾斜する
が、保護棒12の連結穴16が図6に示すように長穴で
形成されているため、その保護棒12の傾斜は支障なく
行われる。また、この保護棒12の水平に対する傾斜角
は、乗客が通行する際においてこの保護棒12を手摺り
として使用できるに十分な小さい角度であり、この保護
棒12は略水平に保持される。
【0036】また、連結車両の妻面間隔、すなわち、両
幌座3,4間の間隔が前記直線軌道時の間隔D1 よりも
短いD3 になった側(図9のBの側)においては、図1
0の鎖線で示すように、他方の幌座4におけるピン21
が、保護棒12のスライド金17における連接穴16の
内側端に当って保護棒12を図10の反矢印方向へ押し
移動させる。また、前記の保護棒12の移動と一方の幌
座3の移動によって、連接フレーム10は取付軸9を中
心として図10の鎖線の状態に揺動して傾斜する。この
連接フレーム10の揺動時においても、前記の場合と同
様に保護棒12は略水平に保持される。
【0037】なお、前記連接穴16は長穴で形成した
が、この連接穴16は、前記のように保護棒12が傾動
できる穴であればよく、長穴以外に、ピン21より若干
大径の穴であってもよい。
【0038】また、前記の連結車両の偏倚時において
は、図9に示すように、保護棒12と両幌座3,4とが
水平面内においてよじれ作用が生じるが、幌座3側にお
いては、保護棒12の取付金13の板厚L2 よりも連接
軸11の首部11aの長さL1が長いことから、図9に
示すように、前記のよじれ作動が支障なく行われ、ま
た、幌座4側においては、保護棒12の穴16とピン2
1との回転によって図9に示すように、よじれ作動が支
障なく行われる。
【0039】以上のことから、連結車両が直線軌道のみ
ならず曲線軌道を走行する場合において、保護棒12
が、幌2の側面の内側に近接して略水平状態に配置され
るため、柔軟な幌布2aが風圧で内側へ撓んだ場合、そ
の幌布2の側面が図11に示すように接触して、幌布2
の側面が大きく内側へ撓むことを阻止する。したがっ
て、幌内部の通路を広く確保することができる。
【0040】更に、幌内部の通路6は車両連結部であっ
て揺動が多いが、この通路内を通行する乗客が前記保護
棒12を手摺りの握り棒とすることにより、乗客の通行
を容易にすることができる。
【0041】次に、前記幌座3を有する側の車両が先頭
車両で、その保護棒12を使用しないときは、前記図7
の状態から、先ずピン受け19の蓋19cを蓋止め部材
22から外して鎖線の状態に開き、次でピン21を上方
へ抜き外し、保護棒12のスライド金17を保護棒受け
18より外す。
【0042】次に、連接フレーム10を前記のように取
付軸9を中心として鎖線位置に持ち上げるとともに、保
護棒12を鎖線のように垂下させて該保護棒12の下端
側を保持具24に上方から差し込む。そして、連接フレ
ーム10と保護棒12を共に垂直状態にして、保護棒1
2の下部を保持具24内へ差し込んで保持させる。これ
により、保持棒12を不使用状態に収納することができ
る。
【0043】また、保護棒12を、前記の収納状態から
使用状態にするには、前記の収納操作とは逆の操作で行
う。
【0044】また、前記の保護棒12と、該保護棒12
の両端を支持する前記の部材からなる保護装置7は、幌
2の両側面の内側に夫々設けられて一組で構成されてい
る。
【0045】なお、前記の保護装置7は、図1の実線で
示す一組の外に必要に応じて図1の鎖線で示すように配
置して、複数段設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のようであるから、本発明によれ
ば、風圧によって幌の側面が幌の内側へ大きく撓むこと
を保護棒によって阻止し、従来のように、幌を重厚構造
にすることなく幌内の通路を広く確保することができ
る。
【0047】更に、幌の両端を取り付ける取付部材間に
おいて、伸縮や偏倚などが生じても前記の保護棒を何等
支障なく略水平に保持することができる。
【0048】更に、保護棒を、通行者の手摺りとして利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図。
【図2】図1の平断面図。
【図3】図2におけるE−E線断面図。
【図4】図2におけるF−F線断面図。
【図5】本発明における保護棒の保持構造を示す拡大平
断面で、中央部は切断して短く表わされている。
【図6】図5における保持棒の平面図。
【図7】図5において幌内から見た側面図。
【図8】図7におけるG−G線断面図。
【図9】図2において、連結車両の偏倚状態を示す平面
図。
【図10】図7の状態から連結車両が偏倚した状態を示
す側面図。
【図11】本発明の保護棒により幌布の撓みを阻止した
状態を示す図。
【図12】従来の構造における幌布の撓みを示す図。
【符号の説明】
1a,1b 車両 2 幌 2a 幌布 3,4 幌を取り付ける部材である幌座 6 通路 10 連接フレーム 11 連接軸 12 保護棒 14 連接穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幌の一端側を取り付ける部材における通
    路側部に連接フレームを、その連接フレームの上部を回
    転可能に連結して揺動可能に備え、幌の側面の内側に保
    護棒を水平方向に配置し、該保護棒の一端を、前記連接
    フレームの下部に、上下方向の回転と水平方向の回転が
    可能に連接し、幌の他端側を取り付ける部材における通
    路側部に設けた垂直なピンに、前記保護棒の他端側を、
    該保護棒が略水平になるようにして回転可能に連結した
    ことを特徴とする車両用連結幌の保護装置。
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