JP2006290056A - 車両用のサンシェード装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シャフトをウインドウパネルに接近した状態で配置することができる車両用のサンシェード装置を提供する。
【解決手段】 シャフト5を車幅方向で二分割して、フロントウィンドウパネル2の湾曲に略相応する曲げ角θで連結したため、シャフト5をフロントウィンドウパネル2に接近した状態で配置することができる。従って、インストルメントパネル1が車室内側へ突出せず、車室内空間を広く使用することができる。また、二分割されたシャフト5はボールジョイント8により連結されているため、一方のシャフト5の端部に設けられた電動モータ12により、両方のシャフト5を同時に回転させることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 シャフト5を車幅方向で二分割して、フロントウィンドウパネル2の湾曲に略相応する曲げ角θで連結したため、シャフト5をフロントウィンドウパネル2に接近した状態で配置することができる。従って、インストルメントパネル1が車室内側へ突出せず、車室内空間を広く使用することができる。また、二分割されたシャフト5はボールジョイント8により連結されているため、一方のシャフト5の端部に設けられた電動モータ12により、両方のシャフト5を同時に回転させることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両用のサンシェード装置に関するものである。
自動車のフロントウインドウパネル近傍のインストルメントパネルや、リヤウインドウパネル近傍のリヤパーセル等の車内パネルには、上面に車幅方向に沿うストレート状の開口が形成されている。開口の内部には、サンシェード用のスクリーンが車幅方向にストレートなシャフトに巻取状態で収納されている。
そして、駐車時等において、開口からスクリーンを上方へ向けて突出させ、そのスクリーンによりウインドウパネルから入射する太陽光線を遮蔽して、車内温度の上昇を防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−311375号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、例えばインストルメントパネルの場合、その前端部がウインドウパネルに対応して前方へ凸の状態で湾曲しているのにもかかわらず、スクリーンを巻取り収納するシャフトは車幅方向でストレートな形状のため、ウインドウパネルとシャフトとの間隔が大きく開いてしまう。従って、インストルメントパネルが車室内側に大きく突出した状態となり、その分、車室内空間を狭めることになる。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、シャフトをウインドウパネルに接近した状態で配置することができる車両用のサンシェード装置を提供するものである。
請求項1記載の発明は、車幅方向に沿って配され且つ一端に設けられた駆動手段により回転自在なシャフトに、スクリーンを下端側から巻取り収納し、該スクリーンの上端にアッパフレームを取付け、該アッパフレームにスクリーンを上昇させる方向へ付勢する付勢手段を設け、シャフトを巻取り及び巻戻し方向へ回転させることにより、スクリーンを車両のウインドウパネルに沿って昇降させる車両用のサンシェード装置であって、前記シャフトを車幅方向で二分割すると共に、分割したシャフトを回転力を伝達可能なフレキシブルジョイントによりウインドウパネルの車幅方向での湾曲に略相応する曲げ角で連結し、分割した各シャフトにそれぞれ別個のスクリーンを巻き取り収納し、各スクリーンの上端に渡ってシャフトに相応した曲げ角のアッパフレームを取付けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シャフトを車幅方向で二分割して、ウインドウパネルの湾曲に略相応する曲げ角で連結したため、シャフトをウインドウパネルに接近した状態で配置することができる。従って、インストルメントパネル等の車内パネルが車室内側へ突出せず、車室内空間を広く使用することができる。また、二分割されたシャフトはフレキシブルジョイントにより連結されているため、一方のシャフトの端部に設けられた駆動手段により、両方のシャフトを同時に回転させることができる。
本発明は、シャフトをウインドウパネルに接近した状態で配置することができる車両用のサンシェード装置を提供するという目的を、車幅方向に沿って配され且つ一端に設けられた駆動手段により回転自在なシャフトに、スクリーンを下端側から巻取り収納し、該スクリーンの上端にアッパフレームを取付け、該アッパフレームにスクリーンを上昇させる方向へ付勢する付勢手段を設け、シャフトを巻取り及び巻戻し方向へ回転させることにより、スクリーンを車両のウインドウパネルに沿って昇降させる車両用のサンシェード装置であって、前記シャフトを車幅方向で二分割すると共に、分割したシャフトを回転力を伝達可能なフレキシブルジョイントによりウインドウパネルの車幅方向での湾曲に略相応する曲げ角で連結し、分割した各シャフトにそれぞれ別個のスクリーンを巻き取り収納し、各スクリーンの上端に渡ってシャフトに相応した曲げ角のアッパフレームを取付けたことで、実現したものである。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施例を示す図である。自動車の車室内の前方には、「車内パネル」としてのインストルメントパネル1が設けられている。このインストルメントパネル1の前方にはフロントウィンドウパネル2が設けられている。フロントウィンドウパネル2は後方へ傾斜していると共に、車幅方向では前方に向けて凸の湾曲形状をしている。インストルメントパネル1の前方には空調エアーを吹き出すための吹出口3が車幅方向に沿って形成されている。
吹出口3の若干後方には車幅方向に沿う開口4が形成されている。この開口4もフロントウィンドウパネル2に相応した状態で湾曲している。
開口4の内部には、二分割されたシャフト5がリトラクタ6に保護された状態で配置されている。リトラクタ6は上部が開いた形状で、シャフト5の周囲を取り囲んだ断面形状をしている。
シャフト5は平面視で、フロントウィンドウパネル2の車幅方向での湾曲に略相応する曲げ角θで「くの字」状に曲折しており、その対応端部同士が軸受7にて回転自在に支持された状態で、「フレキシブルジョイント」としてのボールジョイント8により連結されている。
そして、分割されたシャフト5及びリトラクタ6には、曲げ角θを固定するために、下側からロアフレーム9が締結される。連結部の軸受7もブラケット10により固定される。左側のシャフト5の左端も別の軸受11にて支持される。右側のシャフト5の右端は「駆動手段」としての電動モータ12に連結される。従って、右側のシャフト5を回転させることにより、ボールジョイント8で連結された左側のシャフト5も同時に回転させることができる。
左右のシャフト5には、それぞれ別個のスクリーン13が下端側から巻取られている。一対のスクリーン13の上端にはシャフト5に相応する曲げ角θのアッパフレーム14が取付けられている。
ロアフレーム9の左右両側には、バネが内蔵されたボックス15が設けられ、そのボックス15の回転軸と、アッパフレーム14の左右両端部とが、くの字状に折り畳めるアーム16にて連結されている。このアーム16とボックス15により付勢手段が構成され、アーム16はボックス15内のバネの付勢力により上方へ伸張する方向へ付勢される。
従って、電動モータ12によりシャフト5を巻戻し方向に回転させれば、スクリーン13はアッパフレーム14により上方へ引っ張られ、インストルメントパネル1の開口4からフロントウィンドウパネル2の全面を覆う位置まで上昇する。また、シャフト5を巻取り方向へ回転させれば、スクリーン13は付勢力に抗してシャフト5に巻取られて開口4内に下降する。
そして、この実施例によれば、シャフト5を車幅方向で二分割して、フロントウィンドウパネル2の湾曲に略相応する曲げ角θで連結したため、ストレート型の従来に比べて、シャフト5をフロントウィンドウパネル2に接近した状態で配置することができる。従って、インストルメントパネル1が車室内側へ突出せず、車室内空間を広く使用することができる。また、二分割されたシャフト5はボールジョイント8により連結されているため、従来同様に一端に設けられた駆動モータ12により、両方のシャフト5を同時に回転させることができる。
以上の実施例では、「フレキシブルジョイント」としてボールジョイント8を例にしたが、これに限定されず、二分割されたシャフト5を所定の曲げ角θで連結でき且つシャフト5間で回転力を伝達可能であれば、他の構造であっても良い。また、スクリーン13を上方させる方向に付勢する「付勢手段」も、アーム16及びボックス15に限定されず、上方へ突出するように付勢された多段式ロッドアンテナ構造等を用いても良い。
1 インストルメントパネル(車内パネル)
2 フロントウィンドウパネル
4 開口
5 シャフト
8 ボールジョイント(フレキシブルジョイント)
12 電動モータ(駆動手段)
13 スクリーン
14 アッパフレーム
15 ボックス(付勢手段)
16 アーム(付勢手段)
θ 曲げ角
2 フロントウィンドウパネル
4 開口
5 シャフト
8 ボールジョイント(フレキシブルジョイント)
12 電動モータ(駆動手段)
13 スクリーン
14 アッパフレーム
15 ボックス(付勢手段)
16 アーム(付勢手段)
θ 曲げ角
Claims (1)
- 車幅方向に沿って配され且つ一端に設けられた駆動手段(12)により回転自在なシャフト(5)に、スクリーン(13)を下端側から巻取り収納し、該スクリーン(13)の上端にアッパフレーム(14)を取付け、該アッパフレーム(14)にスクリーン(13)を上昇させる方向へ付勢する付勢手段(15、16)を設け、シャフト(5)を巻取り及び巻戻し方向へ回転させることにより、スクリーン(13)を車両のウインドウパネル(2)に沿って昇降させる車両用のサンシェード装置であって、
前記シャフト(5)を車幅方向で二分割すると共に、分割したシャフト(5)を回転力を伝達可能なフレキシブルジョイント(8)によりウインドウパネル(2)の車幅方向での湾曲に略相応する曲げ角(θ)で連結し、分割した各シャフト(5)にそれぞれ別個のスクリーン(13)を巻き取り収納し、各スクリーン(13)の上端に渡ってシャフト(5)に相応した曲げ角のアッパフレーム(14)を取付けたことを特徴とする車両用のサンシェード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005110497A JP2006290056A (ja) | 2005-04-07 | 2005-04-07 | 車両用のサンシェード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005110497A JP2006290056A (ja) | 2005-04-07 | 2005-04-07 | 車両用のサンシェード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006290056A true JP2006290056A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37411119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005110497A Withdrawn JP2006290056A (ja) | 2005-04-07 | 2005-04-07 | 車両用のサンシェード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006290056A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012984A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Hayashi Telempu Co Ltd | 遮蔽装置 |
JP2011042206A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Hayashi Telempu Co Ltd | 遮蔽装置 |
CN105128632A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-12-09 | 冯健军 | 汽车电动遮阳帘 |
-
2005
- 2005-04-07 JP JP2005110497A patent/JP2006290056A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011042206A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Hayashi Telempu Co Ltd | 遮蔽装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080325 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20091210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |