JP2002273107A - 除塵機 - Google Patents
除塵機Info
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Abstract
イパによるし渣の掻き取り動作の一層の信頼性を得ると
共に組立コストを低減する。 【解決手段】 ワイパ23の揺動支点Qを、移動手段5
の周回軌道4よりスクリーン側に離間して配置し、且
つ、ワイパ23の掻取部30を、上昇移動するレーキ6
に臨むように配置することで、広い空間でワイパ23の
取り付けや組立調整等の作業を実施可能とすると共に、
例えば両軌道4a,4bに交差するように移動手段5に
連結されるレーキを備える除塵機に対してもワイパ23
の適用を可能とし、更に掻取部30によるし渣の掻取位
置E1〜E2を揺動支点Qより上方に配置することで、
レーキ6を傾動することなく、掻取部30が、レーキ6
の上昇移動に伴ってレーキ6に押し上げられながらレー
キ6上をスクリーン側に円滑に移行しし渣を十分に掻き
取るのを可能とする。
Description
捉して取り除く除塵機に関する。
農業用水路、浄水場の沈砂池等の施設では、流入する水
中の塵芥、夾雑物等のし渣を取り除くべく、除塵機が設
置されている。
いるが、例えば特開平11−131449号公報等を始
めとして知られる除塵機の構成は、図4に示すように、
図示左側から右側に流れる水流が形成された水路1に、
複数の板状部材を水路幅方向(紙面垂直方向)に等間隔
に配置して成るスクリーン2を設置すると共に、このス
クリーン2に対して流水方向上流側(図示左側)に、地
上設置される駆動スプロケット3aと水中設置される従
動スプロケット3bとの間に掛け渡されて上下方向に延
在し駆動スプロケット3aの回転に従って周回軌道4を
移動する一対(紙面垂直方向に並設されて一対)の無端
チェーン(移動手段)5を配設し、この一対の無端チェ
ーン5,5同士に、水路幅方向に延在し櫛歯状を有する
と共に無端チェーン5の長さ方向に沿って複数配設され
るレーキ6を連結し、さらに、周回軌道4,4同士間の
軌道内側範囲Cの地上位置に、上下方向の所定位置P
1,P2間を揺動可能に支持されるワイパ7を配設し、
このワイパ7の先端に、当該周回軌道4のスクリーン側
軌道4aを上昇移動するレーキ6に臨むようにして配置
される掻取部7aを備えて成る。
で、水路1を流れる流水8中のし渣を塞き止め、このス
クリーン2で塞き止めたし渣を、無端チェーン5の移動
に伴い昇降しスクリーン2の流水方向上流側の面に沿っ
てスクリーン側軌道4aを上昇移動するレーキ6で掻き
揚げ、さらに、このし渣を掻き揚げたレーキ6の上昇移
動に伴ってワイパ7の掻取部7aが所定位置P1からレ
ーキ6に押し上げられながらレーキ6上を流水方向下流
側に移行することでし渣を掻き取り、この掻き取ったし
渣を、地上位置で、周回軌道4,4同士間より流水方向
下流側に設置されている排出コンベア(不図示)上に落
下させて、この排出コンベアの走行に従って外部に排出
する一方で、更なるレーキ6の上昇移動に伴って当該レ
ーキ6との係止が所定位置P2で解除されたワイパ7
が、自重により元の所定位置P1に戻るように成されて
いる。
ように、ワイパ7を、周回軌道4,4同士間の軌道内側
範囲Cに設置する構成では、狭隘な空間でワイパ7の取
り付けや組立調整をする必要があり、作業が面倒で組立
コストが高くなる。
クリーン側軌道4a及び反スクリーン側軌道4bに交差
する(跨る)ように無端チェーン5に連結されるモノレ
ーキ10を備え、このモノレーキ10が、反スクリーン
側軌道4bを上昇移動する際にスクリーン2で塞き止め
たし渣を掻き揚げ、スクリーン側軌道4aを下降移動す
る際には水路底部に干渉しないようにリンク機構で折り
畳まれる構成の除塵機に対して、図4と同様に、周回軌
道4,4同士間の軌道内側範囲Cにワイパ7を配設する
と、モノレーキ10とワイパ7とが干渉してしまうの
で、このワイパ構造の適用は無理である。
7を、周回軌道4,4同士間の軌道外側に設置する構成
が考えられる。この場合、レーキ6,10上のし渣を排
出コンベアに排出すべく、ワイパ7は、周回軌道4,4
同士間より流水方向下流側に設置されることになる。こ
こで、ワイパ7を、単に周回軌道4,4同士間より流水
方向下流側に出して反転設置する(ワイパ7を、スクリ
ーン側軌道4aを軸線として線対称の位置に設置する)
のでは、レーキ6,10上のし渣が、当該レーキ6,1
0の上昇移動に伴うワイパ7の動作により周回軌道4,
4同士間の軌道内側範囲Cに落下してしまうため、図6
に示す構成の除塵機が考えられる。
り流水方向下流側に設置されるワイパ11が逆への字状
を成し、レーキ12が、ワイパ11の掻取部11aによ
るし渣の掻取位置に上昇移動すると当該レーキ12が外
側下方に傾動し、この傾動したレーキ12の上昇移動に
伴って掻取部11aがレーキ12に接触しながら当該レ
ーキ12上を流水方向下流側に移行するように、ワイパ
11が図示反時計方向に回動し、その結果、レーキ12
上のし渣が排出コンベアに排出される。
でレーキ12が傾動する構成のため、使用に連れて摩耗
等の要因でレーキ12の傾動が初期位置からずれる可能
性があり、し渣の掻き取りが不十分になったり、掻取部
11aがレーキ12に引っ掛かる等のクレームとなり得
る要素がある。
になされたものであり、種々の除塵機に対する適用を可
能としつつ、し渣の掻き取りを円滑且つ十分に成すと共
に組立コストを低減する除塵機を提供することを目的と
する。
流水に対向して設置され、流水中のし渣を塞き止めるス
クリーンと、このスクリーンに近接して配設され、上下
方向に延在する周回軌道を移動する移動手段と、この移
動手段に連結されて当該移動手段の移動に伴い昇降し、
スクリーンに沿って上昇移動することでスクリーンに塞
き止められているし渣を掻き揚げるレーキと、上昇移動
するレーキに臨むように配置される掻取部を有し、この
掻取部が、レーキの上昇移動に伴ってレーキに押し上げ
られながらレーキ上をスクリーン側に移行しし渣を掻き
取るように、上下方向の所定の位置間を揺動可能に支持
されるワイパと、を具備し、ワイパは、その揺動支点が
移動手段の周回軌道よりスクリーン側に離間して位置す
ると共に掻取部によるし渣の掻取位置が揺動支点より上
方に位置するように、配設されていることを特徴として
いる。
の揺動支点が、移動手段の周回軌道よりスクリーン側に
離間して位置すると共に、その掻取部が、上昇移動する
レーキに臨むように配置されるため、広い空間でワイパ
の取り付けや組立調整等の作業が実施され、且つ、例え
ば周回軌道のスクリーン側軌道及び反スクリーン側軌道
に交差するように移動手段に連結されるレーキを備える
除塵機(図5に示す除塵機)に対しても当該ワイパが適
用可能とされる。加えて、ワイパの掻取部によるし渣の
掻取位置が、揺動支点より上方に位置しているため、レ
ーキを傾動することなく、掻取部が、レーキの上昇移動
に伴ってレーキに押し上げられながらレーキ上をスクリ
ーン側に円滑に移行しし渣を十分に掻き取るのが可能と
される。
吊する定荷重バネを備えていると、定荷重バネと揺動部
との接続位置が、ワイパの揺動に従って移動するため、
この接続位置に作用する揺動支点回りの力モーメント
が、ワイパの掻取部がレーキに臨む位置(初期位置;待
機位置)で最大となるように設定すれば、レーキの上昇
移動に伴って当該レーキとの係止が解除されたワイパ
が、初期位置に自重により回動して戻る時に、ブレーキ
力が最大となって当該ワイパの回動速度が低減され、衝
撃や騒音の発生が防止される。
動可能に構成され、ワイパは、揺動支点に揺動可能に支
持される第1の腕部と、掻取部を有して第1の腕部に揺
動可能に支持される第2の腕部と、この第2の腕部を第
1の腕部に対して上方に回動するように付勢する付勢手
段と、この付勢手段により付勢される第2の腕部を第1
の腕部に対して所定の姿勢に維持するように当該第2の
腕部の上方への回動量を所定に規制する規制手段と、を
具備するのが好ましい。
が周回軌道を逆方向に移動すると、この移動手段に連結
されるレーキが、付勢手段により第1の腕部に対して上
方に回動するように付勢されると共に規制手段により当
該上方への回動量が所定に規制されることで所定の姿勢
を維持している第2の腕部に当接し、この第2の腕部を
掻き取り時とは逆方向から押し下げるが、この時、第2
の腕部は、レーキの下降移動に伴い付勢手段の付勢力に
抗して第1の腕部に対して下方に回動し当該レーキに対
して接触しながら逃げていく。この第2の腕部は、更な
るレーキの下降移動に伴って当該レーキとの係止が解除
されると、付勢手段の付勢力により初期位置に復帰す
る。このため、ワイパの第1の腕部と第2の腕部を一体
化している場合に、レーキ逆方向移動時に生じる虞のあ
るワイパの破損が防止される。
な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による除塵機の要部を示す側断面図、図
2は、図1のA−A矢示図、図3は、図1及び図2中の
定荷重コイル板バネとその関連近傍部分を抽出して示す
側面図である。なお、先の図4〜図6で説明したのと同
一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
の除塵機と違う点は、ワイパの構成及び配置を変えた点
である。図1に示すように、本実施形態のワイパ23
は、紙面手前側の一方の無端チェーン5による周回軌道
4と紙面向こう側の他方の無端チェーン5による周回軌
道4との間の軌道外側で流水方向下流側の地上位置に配
設されている。
は、図1及び図2に示すように、スクリーン(不図示;
図4で説明したスクリーン2と同じ)を支持する枠体2
1に揺動自在に支持される揺動軸22を備えている。こ
の揺動軸22は、図1に示すように、駆動スプロケット
3aの駆動軸3cに平行に配置され、図2に示すよう
に、その軸線方向中央位置にワイパ23を固定して備え
ると共に、図1〜図3に示すように、両端位置にウエイ
ト台24を各々固定して備えている。これらのワイパ2
3、揺動軸22及びウエイト台24が、ワイパ構成部2
0の揺動部を構成している。
に示すように、枠体21に支持された滑車31に巻回さ
れ、揺動軸22に固定されるウエイト台24を懸吊する
定荷重コイル板バネ(定荷重バネ)32を備えている。
この定荷重コイル板バネ32とウエイト台24とは、当
該ウエイト台24を含むワイパ23の揺動軸22を揺動
支点Qとした上下方向の揺動を許容可能に接続され、図
3に示すように、定荷重コイル板バネ32とウエイト台
24との接続位置Dは、ウエイト台24が実線で示すよ
うに水平とされている状態で、揺動支点Qより流水方向
上流側に所定間隔離間して設定されている。
示すように、その先端位置(流水方向上流側の位置)
に、カウンターウエイト(錘)33を積載可能に構成さ
れ、このカウンターウエイト33の枚数を調整すること
で、揺動軸22を支点としたワイパ23、カウンターウ
エイト33、ウエイト台24の重量による下方に向かう
回転モーメントと、定荷重コイル板バネ32の付勢力に
よる上方に向かう回転モーメントが釣り合い、ウエイト
台24が水平とされている。
上方には、ゴムダンパ34が、枠体21に支持されたブ
ラケット35に対して上下方向に移動可能に装着されて
いる。そして、ウエイト台24が水平とされた状態で、
ゴムダンパ34がウエイト台24の流水方向下流側の上
端部に当接するように、当該ゴムダンパ34の上下方向
位置が調節されている。
側面から見てへの字状を構成する第1の腕部25及び第
2の腕部26を備えている。第1の腕部25、第2の腕
部26は各々、図2に示すように、揺動軸22方向に対
を成して離間配置されている。
同士が、揺動軸22に対して固定され、その他方の端部
同士に、揺動軸22と平行を成す第2の揺動軸27が揺
動自在に掛け渡され、この第2の揺動軸27に対して第
2の腕部26,26の一方の端部同士が固定されてい
る。この第2の揺動軸27には、第2の腕部26,26
を第1の腕部25,25に対して上方に回動するように
(図1の時計回りに)付勢する捩りコイルバネ(付勢手
段)28,28が巻き付くようにして各々配置されてい
ると共に、第1の腕部25,25には、捩りコイルバネ
28,28により付勢される第2の腕部26,26を第
1の腕部25,25に対して所定の姿勢(上記への字
状)に維持するように当該第2の腕部26,26の上方
への回動量を所定に規制するストッパ(規制手段)2
9,29が設置されている。
は、図1及び図2に示すように、下方を向くように突出
する掻取部30が固定されている。この掻取部30は、
その水路幅方向(図2の左右方向)の長さが、レーキ6
の水路幅方向長さと同等に設定され、図1に示すよう
に、上記ウエイト台24が水平にされた状態で、周回軌
道4のスクリーン側軌道4aを上昇移動するレーキ6に
臨むと共に、その先端部が、揺動支点Qより上方に位置
して、実線で示すようにレーキ6上の流水方向上流側端
部に当接するように配置されている。以下、この掻取部
30が臨む位置(図1に実線で示す位置)を初期位置と
呼び、この初期位置が、し渣の掻取開始位置E1とな
る。このように、本実施形態では、掻取部30によるし
渣の掻取開始位置E1が揺動支点Qより上方に位置する
構成とされている。
20を備える除塵機に動作について説明する。
移動することで、スクリーンで塞き止めたし渣が当該レ
ーキ6で掻き揚げられる。このし渣を掻き揚げたレーキ
6がさらに上昇移動すると、図1に実線で示すように、
し渣の掻取開始位置(初期位置)E1で待機している掻
取部30の先端部が、レーキ6上の流水方向上流側端部
に当接し、レーキ6の上昇移動に伴ってレーキ6に押し
上げられ、ワイパ23の揺動軸22を支点とした上方へ
の回動(図1の時計回り)に伴ってレーキ6上を流水方
向下流側に円滑に移行しながらし渣を十分に掻き取って
いく(図1の1点鎖線で示すワイパ23参照)。
の上昇移動に伴って、掻取部30の先端部が、図1に2
点鎖線で示すように、レーキ6上の流水方向下流側端部
のし渣の掻取終了位置E2に達し、当該し渣が排出コン
ベア(不図示)上に落下して外部に排出される。このし
渣の掻取開始位置E1と掻取終了位置E2との間が、掻
取部30によるし渣の掻取位置となる。
て、掻取部30のレーキ6に対する係止が解除される
と、ワイパ23が初期位置に復帰しようとするが、掻取
部30がし渣の掻取終了位置E2に位置する時の定荷重
コイル板バネ32とウエイト台24との接続位置D(図
3の2点鎖線参照)に作用する揺動支点Q回りの力モー
メントに比して、掻取部30がし渣の掻取開始位置E1
に位置する時の定荷重コイル板バネ32とウエイト台2
4との接続位置D(図3の実線参照)に作用する揺動支
点Q回りの力モーメントの方が大きく、この実線で示す
接続位置Dに作用する揺動支点Q回りの力モーメントが
最大とされているため、ワイパ23が初期位置に自重に
より回動して戻る時に、ブレーキ力が最大となって当該
ワイパ23の回動速度が低減され、衝撃や騒音の発生を
防止するのが可能とされている。
の揺動支点Qが、周回軌道4より流水方向下流側に離間
して配置され、且つ、ワイパ23の掻取部30が、上昇
移動するレーキ6に臨むように配置されているため、広
い空間でワイパ23の取り付けや組立調整等の作業を実
施するのが可能とされ、組立コストを低減するのが可能
とされている。加えて、ワイパ23の掻取部30による
し渣の掻取位置E1〜E2が、揺動支点Qより上方に配
置されているため、レーキ6を傾動することなく、掻取
部30が、レーキ6の上昇移動に伴ってレーキ6に押し
上げられながらレーキ6上を流水方向下流側に円滑に移
行しし渣を十分に掻き取り、一層の信頼性を得るのが可
能とされている。
開始位置)E1に到達する際の衝撃や騒音の発生が防止
されているため、品質が一層向上されている。
6が周回軌道4を逆方向に移動する場合があり、ワイパ
23の第1の腕部25と第2の腕部26を一体化してい
ると、下降移動するレーキ6により第2の腕部26が押
し下げられ、ワイパ23が破損する虞があるが、本実施
形態では、ワイパ23が第1の腕部25と第2の腕部2
6に分割され、第2の腕部26が、捩りコイルバネ28
により第1の腕部25に対して上方に回動するように付
勢されていると共にストッパ29により当該上方への回
動量が所定に規制されていることで所定の姿勢が維持さ
れているため、下降移動するレーキ6により第2の腕部
26が押し下げられても、第2の腕部26は、レーキ6
の下降移動に伴い捩りコイルバネ28の付勢力に抗して
第1の腕部25に対して下方に回動し当該レーキ6に対
して接触しながら逃げていき、更なるレーキ6の下降移
動に伴って当該レーキ6との係止が解除されると、捩り
コイルバネ28の付勢力により初期位置E1に復帰する
ことになり、ワイパ23の第1の腕部25と第2の腕部
26を一体化している場合に、レーキ6の逆方向移動時
に生じる虞のあるワイパ23の破損が回避され、一層の
信頼性を得るのが可能とされていると共に、適用範囲を
広げるのが可能とされている。
的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施形態においては、レーキ
6の逆方向の移動時にワイパ23が破損しないように、
ワイパ23を、第1の腕部25と第2の腕部26とに分
割しているが、レーキ6を逆方向に移動しない除塵機で
あれば、ワイパ23の第1の腕部25と第2の腕部26
は一体であっても良い。
ンが周回軌道4より流水方向下流側に配置されている
が、流水方向上流側に配置されている場合にも適用可能
である。この場合には、ワイパ23を備えるワイパ構成
部20を周回軌道4より流水方向上流側(スクリーン
側)に反転設置することになる。また、周回軌道4は、
その上部が流水方向下流側に傾いているが、その上部が
流水方向上流側に傾いている周回軌道であっても良い。
この場合もスクリーンは、周回軌道より上流側又は下流
側で当該周回軌道に沿うように設けられることになる。
軌道内側範囲Cにワイパを配設するのが困難である図5
に示すようなモノレーキ10を有する除塵機に対しても
適用可能(図5ではスクリーン2が周回軌道4より流水
方向下流側に配置されているが、流水方向上流側に配置
されている場合にも勿論適用可能)であり、種々の除塵
機に対する適用が可能とされている。
点を、移動手段の周回軌道よりスクリーン側に離間して
配置し、且つ、ワイパの掻取部を、上昇移動するレーキ
に臨むように配置することで、広い空間でワイパの取り
付けや組立調整等の作業を実施可能とすると共に、例え
ば周回軌道のスクリーン側軌道及び反スクリーン側軌道
に交差するように移動手段に連結されるレーキを備える
除塵機に対しても当該ワイパを適用するのを可能とする
ように構成したものであるから、種々の除塵機に対する
適用を可能としつつ、組立コストを低減するのが可能と
なる。加えて、ワイパの掻取部によるし渣の掻取位置
を、揺動支点より上方に配置することで、レーキを傾動
することなく、掻取部が、レーキの上昇移動に伴ってレ
ーキに押し上げられながらレーキ上をスクリーン側に円
滑に移行しし渣を十分に掻き取るのを可能とするように
構成したものであるから、一層の信頼性を得るのが可能
となる。
る。
連近傍部分を抽出して示す側面図である。
る。
す側面図である。
イパ構成部、22…揺動軸、23…ワイパ、24…ウエ
イト台、25…第1の腕部、26…第2の腕部、28…
捩りコイルバネ(付勢手段)、29…ストッパ(規制手
段)、30…掻取部、32…定荷重コイル板バネ(定荷
重バネ)、D…定荷重コイル板バネとウエイト台との接
続位置、E1…掻取開始位置、E2…掻取終了位置、Q
…揺動支点。
Claims (3)
- 【請求項1】 流水に対向して設置され、流水中のし渣
を塞き止めるスクリーンと、 このスクリーンに近接して配設され、上下方向に延在す
る周回軌道を移動する移動手段と、 この移動手段に連結されて当該移動手段の移動に伴い昇
降し、前記スクリーンに沿って上昇移動することで前記
スクリーンに塞き止められているし渣を掻き揚げるレー
キと、 前記上昇移動するレーキに臨むように配置される掻取部
を有し、この掻取部が、前記レーキの上昇移動に伴って
前記レーキに押し上げられながら前記レーキ上を前記ス
クリーン側に移行し前記し渣を掻き取るように、上下方
向の所定の位置間を揺動可能に支持されるワイパと、を
具備し、 前記ワイパは、その揺動支点が前記移動手段の周回軌道
よりスクリーン側に離間して位置すると共に前記掻取部
による前記し渣の掻取位置が前記揺動支点より上方に位
置するように、配設されていることを特徴とする除塵
機。 - 【請求項2】 前記ワイパを含む揺動部を定荷重で懸吊
する定荷重バネを備えていることを特徴とする請求項1
記載の除塵機。 - 【請求項3】 前記移動手段は、前記周回軌道を逆方向
に移動可能に構成され、 前記ワイパは、前記揺動支点に揺動可能に支持される第
1の腕部と、 前記掻取部を有して前記第1の腕部に揺動可能に支持さ
れる第2の腕部と、 この第2の腕部を前記第1の腕部に対して上方に回動す
るように付勢する付勢手段と、 この付勢手段により付勢される前記第2の腕部を前記第
1の腕部に対して所定の姿勢に維持するように当該第2
の腕部の上方への回動量を所定に規制する規制手段と、
を具備したことを特徴とする請求項1または2記載の除
塵機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001083055A JP2002273107A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 除塵機 |
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