JP2002272936A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002272936A
JP2002272936A JP2001073846A JP2001073846A JP2002272936A JP 2002272936 A JP2002272936 A JP 2002272936A JP 2001073846 A JP2001073846 A JP 2001073846A JP 2001073846 A JP2001073846 A JP 2001073846A JP 2002272936 A JP2002272936 A JP 2002272936A
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JP2001073846A
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Naohiro Suzuki
直広 鈴木
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技状態に応じて案内流路(ワープルート)
の球通過率を変化させ得るパチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 センターケース4の前部に、内部領域を
案内流路12とする環状の遮蔽環部11を配設し、該遮
蔽環部11に案内流路12の球入口13を形成するとと
もに、図柄始動領域7に直上で対向する遮蔽環部11の
下部位置に案内流路12の球出口14を形成する一方、
前記遮蔽環部11の内側若しくは外側に、該遮蔽環部1
1の周面に沿って回動駆動される環状の可動部材15を
配設し、該可動部材15に、その回動によって前記遮蔽
環部11の球入口13と球出口14とに夫々一致可能な
複数の開口部16を形成し、可動部材15を、各開口部
16が遮蔽環部11の球入口13と球出口14に夫々一
致して遊技球の通過を許容する案内流路12の開放状態
と、遮蔽環部11の球入口13と球出口14が可動部材
15の非開口部18で遮蔽される案内流路12の閉鎖状
態とが生じるように回動制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技状態に応じて
案内流路(ワープルート)の球通過率を変化させ得るよ
うにしたパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】図柄始動領域に遊技球が流入すると、複
数の図柄を変動表示する図柄表示部を備えた図柄表示装
置が駆動して、図柄表示部の各図柄を変動させた後に順
次停止させて確定表示し、その確定図柄の組合わせが所
定の当り図柄態様である場合に、遊技者に利得をもたら
す作動を生ずるようにしたパチンコ遊技機は、第1種パ
チンコ遊技機又は第3種パチンコ遊技機として知られて
いる。
【0003】この種のパチンコ遊技機にあっては、遊技
盤面の略中央に、図柄表示装置を組み付けるセンターケ
ースが配設されているが、このセンターケースに、遊技
盤面を流下する遊技球を通過させて直下の図柄始動領域
へ有利に導くワープルートと称される案内流路を形成す
ることが一般的に行われている。
【0004】従来の案内流路は、センターケースの上部
若しくは左右両側部に球入口が開口され、該球入口から
流入した遊技球を、センターケースの外郭内縁に沿って
形成された球通路内を流下させて、センターケースの下
部に開口されている球出口から放出することにより、セ
ンターケースの直下に配設されている図柄始動領域の上
部付近に落下させるように構成したものが多く、さら
に、前記球出口から放出された遊技球を一時的に保持す
る保持部材を設け、該保持部材を常時揺動駆動すること
により、遊技球の落下方向を不定とするように構成した
ものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1種パチ
ンコ遊技機にあっては、特定図柄の組合わせで大当りと
なると、その大当りによる特別遊技作動の終了後に、次
回の大当り発生確率を高める確変(確率変動)作動や、
次回の大当りまで図柄の変動時間を短縮する時短作動を
実行し、また、第3種パチンコ遊技機にあっては、前記
確変作動を実行する遊技制御内容を備えたものが多い。
このような確変,時短等の付加利得遊技状態において
は、案内流路を通過して図柄始動領域へ流入する遊技球
数を増加させて図柄変動を連続的に行わせることが望ま
しいのであるが、従来構成の案内流路にあっては、遊技
球の通過率が一定であり、確変,時短等の付加利得遊技
状態の実行時に、案内流路の球通過率を高めることがで
きず、このため、図柄始動領域へ流入する遊技球数を増
加させることができないという問題点があった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点を解消し、
遊技状態に応じて案内流路の球通過率を変化させ得るよ
うにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の図柄を
変動表示する図柄表示部を備えた図柄表示装置が組み付
けられるセンターケースと、該センターケースの直下に
配設されて、遊技球の流入により前記図柄表示部の図柄
を変動させる図柄始動領域とを備えてなり、かつ、前記
センターケースに、遊技盤面を流下する遊技球を通過さ
せて前記図柄始動領域へ有利に導く案内流路が形成され
てなるパチンコ遊技機において、図柄表示装置を囲繞す
るようにして内部領域を案内流路とする環状の遮蔽環部
を配設し、該遮蔽環部に案内流路の球入口を形成すると
ともに、前記図柄始動領域に直上で対向する遮蔽環部の
下部位置に案内流路の球出口を形成する一方、前記遮蔽
環部の内側若しくは外側に、該遮蔽環部の周面に沿って
回動駆動される環状の可動部材を配設し、該可動部材
に、その回動によって前記遮蔽環部の球入口と球出口と
に夫々一致可能な複数の開口部を形成したことを特徴と
するパチンコ遊技機である。
【0008】この構成にあって、可動部材を一方向に回
動駆動するか若しくは正逆方向に往復回動駆動して、各
開口部が遮蔽環部の球入口と球出口に夫々一致して遊技
球の通過を許容する案内流路の開放状態と、遮蔽環部の
球入口と球出口が可動部材の非開口部で遮蔽される案内
流路の閉鎖状態とを生じさせる作動態様を具備する駆動
制御手段を備えたものとすることができる。
【0009】また、上記駆動制御手段に、可動部材を一
方向に回動駆動するか若しくは正逆方向に往復回動駆動
して、各開口部が遮蔽環部の球入口と球出口に夫々一致
して遊技球の通過を許容する案内流路の開放状態と、球
入口と球出口が可動部材の非開口部で遮蔽される案内流
路の閉鎖状態とを交互に生じさせることにより、案内流
路の球通過率を低くする第一の作動態様と、可動部材
を、各開口部が遮蔽環部の球入口と球出口に夫々一致す
る位置に停止させることにより、案内流路の球通過率を
高くする第二の作動態様とを具備させる構成が提案され
得る。
【0010】かかる構成にあって、確変,時短等の付加
利得遊技状態の実行時に、可動部材の各開口部が遮蔽環
部の球入口と球出口に夫々一致する位置に停止する第二
の作動態様とすることにより、案内流路の球通過率を高
くすることができる。また、確変,時短等の付加利得遊
技状態以外の通常遊技状態においては、案内流路の開放
状態と閉鎖状態とが交互に生じる第一の作動態様とする
ことにより、案内流路の球通過率を低くすることができ
る。これにより、遊技状態に応じて案内流路の球通過率
を変化させ得るものとなる。
【0011】さらに、上記駆動制御手段に、可動部材
を、各開口部が遮蔽環部の球入口と球出口に夫々一致す
る位置に停止させることにより、案内流路の球通過率を
高くする第二の作動態様と、非開口部が遮蔽環部の球入
口と球出口を遮蔽する位置に停止させることにより、案
内流路の球通過を不能とする第三の作動態様とを具備さ
せるようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基いて
説明する。図1は第1種パチンコ遊技機として構成され
たパチンコ遊技機1の遊技盤面2の正面図であって、該
遊技盤面2の略中央に図柄表示装置3が組み付けられた
センターケース4が配設されている。ここで、図柄表示
装置3は、液晶表示器,CRT表示器,ドットマトリッ
クス表示器等からなる図柄表示部5を備え、該図柄表示
部5に数字,絵図等からなる三つの図柄A,B,Cを夫
々変動表示し得るようになっている。また、図柄表示装
置3の上部には、四個のパイロットランプからなる図柄
始動記憶数表示装置6が設けられている。
【0013】センターケース4の直下位置には、図柄始
動領域7が配設されている。該図柄始動領域7は、内部
の球流路に図柄始動スイッチS1 (図4参照)を備えて
おり、図柄始動領域7へ遊技球が流入すると、図柄始動
スイッチS1 による球検知に伴なって前記図柄表示装置
3の図柄表示部5に表示される図柄が変動する。また、
該図柄始動領域7に遊技球が連続的に流入した場合に
は、図柄始動スイッチS1 からの球検知信号が、図4で
示す記憶装置RAMの一部領域により構成された始動記
憶装置に記憶されるとともに、前記図柄始動記憶数表示
装置6のパイロットランプが順次点灯し、その記憶数が
表示される。この表示装置6のパイロットランプは、前
記始動記憶装置の記憶数に基づいて図柄表示装置3が変
動開始する毎に順次消灯する。
【0014】前記図柄始動領域7の下方には、大入賞口
8を備えた変動入賞装置9が配設されている。大入賞口
8には、下端を回動支点として前後方向に開閉する横長
矩形状の蓋体10が設けられており、該蓋体10の開閉
制御を介して大入賞口8が開放状態と閉鎖状態の何れか
に変換される。また、大入賞口8の内部には、後述する
大当りとしての特別遊技作動中に大入賞口8から流入し
た入賞球数を計数するための10カウントスイッチS2
(図4参照)と、大入賞口8内の一部領域に区画形成さ
れた特定入賞領域の球通過を検知する役物連続作動スイ
ッチS3 (図4参照)とが設けられている。ここで、役
物連続作動スイッチS3 は、大当り中に特定入賞領域を
通過した遊技球数を計数するためのカウントスイッチと
しての機能を備えており、特定入賞領域の球通過を検知
して、所定回数を上限とする開閉ラウンドを継続させ
る。また役物連続作動スイッチS3 により検知される入
賞球は、一回の開閉ラウンド中に計数される10カウン
トスイッチS2 による入賞球数に合算される。
【0015】次に、本発明の要部である案内流路(ワー
プルート)について説明する。前記センターケース4の
前部には、図柄表示装置3を囲繞するようにして略円環
状の遮蔽環部11が配設されており、該遮蔽環部11の
内部領域が案内流路12となっている。この遮蔽環部1
1の右上側部及び左上側部には球入口13,13が夫々
形成されており、また、前記図柄始動領域7に直上で対
向する遮蔽環部11の下部には球出口14が形成されて
いる。ここで、各球入口13,13及び球出口14は、
遮蔽環部11の円周を三等分する位置に形成することが
望ましい。また、遮蔽環部11の内側には、該遮蔽環部
11の周面に沿って回動駆動される略円環状の可動部材
15が配設されており、該可動部材15には、その回動
によって前記遮蔽環部11の球入口13,13と球出口
14とに夫々一致する三箇所に開口部16が形成されて
いる。
【0016】前記可動部材15は、後述する回動駆動手
段17によって回動駆動することにより、図2イに示す
ように、各開口部16が遮蔽環部11の球入口13,1
3と球出口14に夫々一致して遊技球の通過を許容する
案内流路12の開放状態と、図2ロに示すように、遮蔽
環部11の球入口13,13と球出口14が可動部材1
5の非開口部18で遮蔽される案内流路12の閉鎖状態
とを生じさせるようにしている。
【0017】前記回動駆動手段17は、図3に示すよう
に、駆動源としての電動モータ19を備え、該電動モー
タ19の回転軸20に軸支された歯車21が可動部材1
5の後部に設けられた歯車22と噛合されている。そし
て、後述する遊技制御装置23により構成される駆動制
御手段によって電動モータ19を駆動制御することによ
り、可動部材15を一方向に回動駆動するか若しくは正
逆方向に往復回動駆動して、各開口部16が遮蔽環部1
1の球入口13,13と球出口14に夫々一致して遊技
球の通過を許容する案内流路12の開放状態と、球入口
13,13と球出口14が可動部材15の非開口部18
で遮蔽される案内流路12の閉鎖状態とが交互に生じる
第一の作動態様と、可動部材15を、各開口部16が遮
蔽環部11の球入口13,13と球出口14に夫々一致
する位置に停止させる第二の作動態様とを選択的に生じ
させ得るようになっている。
【0018】また、駆動制御手段によって、可動部材1
5を、各開口部16が遮蔽環部11の球入口13,13
と球出口14に夫々一致する位置に停止させて、案内流
路12の球通過率を高くする上記第二の作動態様と、非
開口部18が遮蔽環部11の球入口13,13と球出口
14を遮蔽する位置に停止させることにより、案内流路
12の球通過を不能とする第三の作動態様とを選択的に
生じさせ得るようにしてもよい。
【0019】ここで、上述したように、遮蔽環部11の
球入口13,13と球出口14を、遮蔽環部11の円周
を三等分する位置に形成し、かつ、可動部材15の各開
口部16を、回動によって前記球入口13,13と球出
口14とに夫々一致する位置に形成した場合には、可動
部材15を一方向に回動駆動すると、その三分の一回転
毎に各開口部16を遮蔽環部11の球入口13,13と
球出口14とに一致させることができる。また、円周を
三等分する位置以外の位置に球入口13,13と球出口
14、及び各開口部16を設けた場合には、案内流路1
2の開放状態と閉鎖状態とが交互に生じるように可動部
材15が正逆方向に往復回動駆動されることとなる。
【0020】上述の図柄表示装置3,変動入賞装置9及
び可動部材15の駆動制御手段は、図4で示す中央制御
装置CPU等からなる遊技制御装置23(マイクロコン
ピュータシステム)によって構成される。この中央制御
装置CPUは、駆動制御を所定の手順で実行するもので
あって、記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書
きできる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置R
OMには、可動部材15を回動駆動する電動モータ19
の制御プログラム、図柄表示装置3の図柄変動表示プロ
グラム、及び特定図柄の組合わせで大当りとなると、そ
の大当りによる特別遊技作動の終了後に、次回の大当り
発生確率を高める確変(確率変動)作動や、次回の大当
りまで図柄の変動時間を短縮する時短作動を実行する制
御プログラム、変動入賞装置9の蓋体10を開閉する入
賞口開放ソレノイド24の制御プログラム、スピーカか
らの効果音等を発生させるための音声発生パターン等の
固定データが記憶されている。
【0021】また、中央制御装置CPUには、図柄始動
領域7に設けられた図柄始動スイッチS1 ,変動入賞装
置9への入賞球数を計数するための10カウントスイッ
チS2 ,及び特定入賞領域に設けられた役物連続作動ス
イッチS3 等の各種スイッチが入力ポートを介して接続
される。これらの各スイッチから送出された球検知信号
は波形整形回路により波形整形して中央制御装置CPU
に入力データとして伝えられ、その情報が記憶装置RA
Mに記憶される。この記憶装置RAMには、メモリにデ
ータを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に
伝えるアドレスバス(図示せず)が接続され、かつ中央
制御装置CPUと記憶装置ROM,RAMは、データの
やり取りを行なうデータバスによって接続される。
【0022】さらに、中央制御装置CPUには、出力ポ
ートを介して制御される上述した図柄表示装置3,入賞
口開放ソレノイド24,電動モータ19及び図柄始動記
憶数表示装置6が接続される。その他、中央制御装置C
PUには、音データを受けてアンプに出力するサウンド
ジェネレータが接続されている。
【0023】次に、上記構成からなるパチンコ遊技機1
の作動について説明する。大当りに至る前の通常遊技状
態においては、駆動制御手段による制御駆動を介して可
動部材15が回動駆動され、図2イに示すように、可動
部材15の各開口部16が遮蔽環部11の球入口13,
13と球出口14に夫々一致して遊技球の通過を許容す
る案内流路12の開放状態と、図2ロに示すように、球
入口13,13と球出口14が可動部材15の非開口部
18で遮蔽される案内流路12の閉鎖状態とが交互に生
じる第一の作動態様に保持される。これにより、案内流
路12の球通過率を低くすることができる。そして、上
記開放状態で案内流路12を通過した遊技球は球出口1
4から放出されて、直下に配設されている図柄始動領域
7の上部付近に落下するため、遮蔽環部11の外部の遊
技盤面2を流下する遊技球に比して図柄始動領域7に流
入し易い状態となる。
【0024】また、大当りに至る前の通常遊技状態にお
いては、上記第一の作動態様に代えて、図2ロに示すよ
うに、可動部材15の非開口部18が遮蔽環部11の球
入口13,13と球出口14を遮蔽する位置に停止し
て、案内流路12の球通過を不能とする第三の作動態様
に保持されるようにしてもよい。この場合には、外部の
遊技盤面2を流下する遊技球のみが図柄始動領域7に流
入することとなる。
【0025】そして、遊技球が図柄始動領域7に流入す
ると、図柄始動スイッチS1 から球検知信号が送出さ
れ、景品球の供与とともに図柄表示装置3が駆動する。
尚、上述したように図柄始動領域7に遊技球が連続的に
流入した場合には、図柄始動スイッチS1 による球検知
数が記憶装置RAMの始動記憶装置に記憶され、その記
憶数に基づいて図柄始動記憶数表示装置6のパイロット
ランプが順次点灯し、最高四回まで保留される。このパ
イロットランプは図柄が変動開始する毎に消灯されて、
記憶数が減少する。
【0026】上記のように図柄表示装置3が駆動する
と、図柄表示部5に表示される図柄A,B,Cが所定の
図柄順列に従って変動を開始し、所定時間(例えば約6.
5 秒)以上経過すると、図柄変動が停止する。そして、
その停止図柄が所定の当り図柄態様、即ち、例えば図柄
A,B,Cが同じ図柄の組み合わせになると、大当りが
発生し、変動入賞装置9の特別遊技作動が実行される。
【0027】この特別遊技作動により、入賞口開放ソレ
ノイド24がON状態となり、蓋体10が前方に傾倒し
て大入賞口8が開放され、開閉ラウンドが開始される。
一回の開閉ラウンドは、所定開放時間(例えば30秒)が
経過するか、該所定開放時間内で10カウントスイッチ
S2 により所定個数(例えば10個)の遊技球の入賞検知
がなされるまで継続される。而る後、入賞口開放ソレノ
イド24がOFF状態となり、蓋体10が後方に回動し
て起立状態となって大入賞口8が閉鎖され、一ラウンド
が終了する。
【0028】そして、上記開閉ラウンド中に、大入賞口
8内の一部領域に区画形成された特定入賞領域の球通過
が役物連続作動スイッチS3 によって検知されている
と、次の開閉ラウンドへ進む条件が充足され、大入賞口
8が再び開放される。この開閉ラウンドが所定回数(例
えば最高16回)繰り返されると、変動入賞装置9の特別
遊技作動が終了する。
【0029】ここで、上記の大当りが、特定図柄の組合
わせによる大当りである場合には、次回の大当りまでの
間、大当り発生確率を高める確変作動や、図柄の変動時
間を短縮する時短作動が実行されることとなる。そし
て、このような付加利得遊技状態においては、駆動制御
手段による制御駆動を介して可動部材15が停止制御さ
れ、図1,図2イに示すように、可動部材15の各開口
部16が遮蔽環部11の球入口13,13と球出口14
に夫々一致する位置に停止する第二の作動態様に保持さ
れる。これにより、案内流路12の球通過率を高めるこ
とができ、以て、図柄始動領域7へ流入する遊技球数を
増加させることが可能となる。
【0030】尚、実施例では、遮蔽環部11の内側に可
動部材15を配設した例を示したが、該可動部材15
は、遮蔽環部11の外側に配設することもできる。ま
た、電動モータ19を駆動源とし、歯車21,22を介
して可動部材15を回動駆動するようにしているが、こ
れに代えて、ソレノイドとリンク機構を用いることによ
り、可動部材15を往復回動駆動させることも可能であ
る。また、実施例では、本発明を第1種パチンコ遊技機
に適用した場合について説明したが、本発明は、第3種
パチンコ遊技機にも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、案内
流路の球通過率を変化させることができ、確変,時短等
の付加利得遊技状態の実行時に、案内流路の球通過率を
高くし、また、通常遊技状態においては、案内流路の球
通過率を低くすることにより、遊技状態に応じて案内流
路の球通過率を制御し得る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図2】イは案内流路の開放状態を、ロは案内流路の閉
鎖状態を夫々示す要部の縦断面図である。
【図3】可動部材の回動駆動手段を示す斜視図である。
【図4】遊技制御装置(マイクロコンピュータシステ
ム)を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 遊技盤面 3 図柄表示装置 4 センターケース 5 図柄表示部 7 図柄始動領域 11 遮蔽環部 12 案内流路 13 球入口 14 球出口 15 可動部材 16 開口部 18 非開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図柄を変動表示する図柄表示部を備えた図
    柄表示装置が組み付けられるセンターケースと、該セン
    ターケースの直下に配設されて、遊技球の流入により前
    記図柄表示部の図柄を変動させる図柄始動領域とを備え
    てなり、かつ、前記センターケースに、遊技盤面を流下
    する遊技球を通過させて前記図柄始動領域へ有利に導く
    案内流路が形成されてなるパチンコ遊技機において、 図柄表示装置を囲繞するようにして内部領域を案内流路
    とする環状の遮蔽環部を配設し、該遮蔽環部に案内流路
    の球入口を形成するとともに、前記図柄始動領域に直上
    で対向する遮蔽環部の下部位置に案内流路の球出口を形
    成する一方、前記遮蔽環部の内側若しくは外側に、該遮
    蔽環部の周面に沿って回動駆動される環状の可動部材を
    配設し、該可動部材に、その回動によって前記遮蔽環部
    の球入口と球出口とに夫々一致可能な複数の開口部を形
    成したことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】可動部材を一方向に回動駆動するか若しく
    は正逆方向に往復回動駆動して、各開口部が遮蔽環部の
    球入口と球出口に夫々一致して遊技球の通過を許容する
    案内流路の開放状態と、遮蔽環部の球入口と球出口が可
    動部材の非開口部で遮蔽される案内流路の閉鎖状態とを
    生じさせる作動態様を具備する駆動制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】可動部材を一方向に回動駆動するか若しく
    は正逆方向に往復回動駆動して、各開口部が遮蔽環部の
    球入口と球出口に夫々一致して遊技球の通過を許容する
    案内流路の開放状態と、球入口と球出口が可動部材の非
    開口部で遮蔽される案内流路の閉鎖状態とを交互に生じ
    させることにより、案内流路の球通過率を低くする第一
    の作動態様と、可動部材を、各開口部が遮蔽環部の球入
    口と球出口に夫々一致する位置に停止させることによ
    り、案内流路の球通過率を高くする第二の作動態様とを
    具備する駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載したパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】可動部材を、各開口部が遮蔽環部の球入口
    と球出口に夫々一致する位置に停止させることにより、
    案内流路の球通過率を高くする第二の作動態様と、非開
    口部が遮蔽環部の球入口と球出口を遮蔽する位置に停止
    させることにより、案内流路の球通過を不能とする第三
    の作動態様とを具備する駆動制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載したパチンコ遊技
    機。
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