JP2002272905A - 遊技機の図柄回転制御装置 - Google Patents

遊技機の図柄回転制御装置

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JP2002272905A
JP2002272905A JP2001078632A JP2001078632A JP2002272905A JP 2002272905 A JP2002272905 A JP 2002272905A JP 2001078632 A JP2001078632 A JP 2001078632A JP 2001078632 A JP2001078632 A JP 2001078632A JP 2002272905 A JP2002272905 A JP 2002272905A
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Tadashi Nakajima
正 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の図柄回転制御装置の予告変動を行な
うにあたり、遊技中に視線を移動させなくともフラグ成
立を遊技者に解り易く伝えること。 【解決手段】 異なる複数の図柄を備える無端状ベルト
(図柄シール)をリールに係止して所定速度で回転駆動
する複数の図柄変動表示機構と、該複数の図柄変動表示
機構の駆動にともなって抽選を行ない、当該抽選結果に
応じた所定の停止位置で各々の無端状ベルトを停止させ
て複数の図柄を該抽選結果に応じた配列で表示させるよ
うに制御する制御手段とを備えた遊技機の図柄回転制御
装置のフラグ成立時リール変動処理(S312以降)に
おいて、抽選結果が当たりのときには、無端状ベルトを
所定速度と異なる速度で駆動し、かつその異なる速度を
変動させて駆動する予告変動を行って遊技者に当たりを
報知する(S324〜330)。その後、所定の停止位
置に停止させる(S334)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機の図柄回転制
御装置に関し、特に、異なる複数の図柄を変動表示させ
る図柄変動表示機構を複数備えた遊技機の図柄回転制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平6−304313号公報(発明の
名称「遊技機」)には、液晶を用いた可変表示装置でリ
ールを1/2図柄分逆転させて遊技者にリーチ予告、当
たりの事前報知を行なうパチンコ機が開示されている。
【0003】また、最近、異なる複数の図柄を備える無
端状ベルトをリールに係止して所定速度で回転駆動する
複数の図柄変動表示機構を備え、遊技球をクレジット
し、上記複数の図柄変動表示機構の駆動にともなって抽
選を行ない、抽選結果に応じた所定の停止位置で各々の
無端状ベルトを停止させて上記複数の図柄を上記抽選結
果に応じた配列で表示させ、抽選結果に応じて遊技球の
払い出しを行なう、所謂パロット機と呼ばれる遊技機が
知られている。
【0004】このパロット機では、役の抽選を行なって
フラグが成立したことを、サウンドまたはランプの点灯
によって遊技者に報知していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらサウンド
による報知では、隣の遊技者のパロット機によるものか
自身のパロット機によるものか判別し難いという課題が
あった。ランプによる報知では、図柄変動表示装置より
も上方または下方にランプを設けているため、フラグ成
立を確認するためには、遊技中に図柄変動表示装置の表
示から視線を移動させなければならないという課題があ
った。
【0006】そこで、本発明の目的は、図柄変動表示装
置によるフラグ成立時の図柄変動の態様に特徴を持たせ
ることで上記の課題を解決することのできる遊技機の図
柄回転制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、異なる複数の図柄を備える無端
状ベルトをリールに係止して所定速度で回転駆動する複
数の図柄変動表示機構と、該複数の図柄変動表示機構の
駆動にともなって抽選を行ない、当該抽選結果に応じた
所定の停止位置で各々の無端状ベルトを停止させて前記
複数の図柄を該抽選結果に応じた配列で表示させるよう
に制御する制御手段とを備えた遊技機の図柄回転制御装
置において、前記制御手段により、前記抽選結果が当た
りのときには、前記無端状ベルトを前記所定速度と異な
る速度で駆動し、かつ該異なる速度を変動させて駆動す
る予告変動を行って遊技者に前記当たりを報知してから
前記所定の停止位置に停止させるように制御することを
形態の遊技機の図柄回転制御装置を実施した。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の遊技機の図柄回転制御装置において、前記制御手段
は、複数の前記無端状ベルトの少なくとも一つに前記予
告変動を行わせることを形態の遊技機の図柄回転制御装
置を実施した。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の遊技機の図柄回転制御装置において、前記無
端状ベルトは所定の光透過性を有し、前記複数の図柄変
動表示機構は各々、前記リール内部に光源を備え、前記
異なる速度における変動時に、当該変動に応じて前記光
源を点滅させる発光制御手段をさらに備えることを形態
の遊技機の図柄回転制御装置を実施した。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1または
2に記載の遊技機の図柄回転制御装置において、前記制
御手段により、前記当たりのときには前記複数の無端状
ベルトを各々前記所定の停止位置に停止させて同一図柄
が一定方向のラインに配列されるように制御し、前記一
定方向を5ラインまたは5ラインよりも少ないライン数
に選択して前記当たりの確率を予め設定する設定手段を
備え、前記5ラインが選択されたときにのみ、前記制御
手段により前記予告変動を制御することを形態の遊技機
の図柄回転制御装置を実施した。
【0011】本発明のその他の目的と特徴および利点
は、以下の添付図面に沿っての本発明の詳細な説明から
明らかである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、本発明に係る図柄回転
制御装置が適用される遊技機の正面図が示されており、
図示の遊技機は、従来のパチスロ機と類似の構成を有
し、メダルに代えてパチンコ機の遊技球を用いるように
したパロット機である。勿論、本発明はパロット機に限
られるものではなく、図柄を変動表示するリール等を複
数有するパチンコ機やパチスロ機等の他の遊技機にも適
用することができる。
【0013】図1に示されるように、本発明におけるパ
ロット機1は、固定の本体枠100と、この本体枠10
0によって取囲まれた遊技盤3とを有しており、遊技盤
3のほぼ中央に開口部15が設けられていて、この開口
部15に図柄回転表示装置4,5,6が配置され、さら
に中央下部に図柄回転表示装置4,5,6の回転動作を
操作するための操作盤14が設けられている。本発明に
おける図柄回転表示装置4,5,6は、3列の個別に回
転可能に設けられた図柄シール4a,5a,6aを有し
ており、各図柄シール4a,5a,6aは無端状をなし
ていて(請求項に記載の無端状ベルトに相当する)一対
の駆動側リールおよび従動側リール(図示せず)に係止
されており、遊技者による操作盤14の操作によって、
抽選結果に応じた位置に適宜停止できるように構成され
ている。また、各図柄シール4a,5a,6aは所定の
光透過率を有し、後方からの光を所定の割合で透過する
特性を有する。
【0014】本発明のこのようなパロット機1におい
て、3列の図柄シール4a,5a,6aの図柄を整列さ
せて遊技するための図柄回転表示装置4,5,6は、前
面の遊技盤3のほぼ中央に形成された開口部15に、無
端状の図柄シール4a,5a,6aを回転して図柄を表
示するように構成されている。破線で示すランプ2は上
記従動側リール内に配設されており、後述する予告変動
時に点滅し、点滅光が各図柄シール4a,5a,6aを
透過して遊技者に当たりを予告する。
【0015】17は上皿であり、遊技球供給口16から
ここに遊技球が供給される。23は下皿であり、遊技状
況に応じて遊技球放出口24からここに遊技球が払い出
される。
【0016】また、図柄回転表示装置4,5,6におい
ては、開口部15の上側に蛍光灯のような照明用のラン
プ(図示せず)が設けられていて図柄を照射すると共
に、開口部15の図柄識別領域に全部で5本の当たりラ
イン7が表示されている。遊技盤3のほぼ中央の下側に
設けられた操作盤14は、図柄シール4a,5a,6a
の回転を停止制御するための複数個のボタン18〜22
を有している。
【0017】スタートレバー19は回転開始用のボタン
で、投入ボタン18は倍率設定用のボタンであり、停止
ボタン20、21、22は第1列、第2列、第3列の各
図柄シール4a,5a,6aのための回転停止用ボタン
である。従って、スタートレバー19を押せば図柄回転
表示装置4,5,6の図柄シール4a,5a,6aが回
転を開始し、投入ボタン18を押して遊技者の所要する
倍率に設定することができる。すなわち、1回の押圧で
1ライン、2回の押圧で3ライン、3回の押圧で5ライ
ンに当たりを設定することができる。
【0018】そして、図柄シール4a,5a,6aの回
転中に停止ボタン20を押せば、第1列の図柄シール4
a,5a,6aの回転を停止でき、次の停止ボタン21
を押せば、第2列の図柄シール4a,5a,6aの回転
を停止することができ、さらに、停止ボタン22を押せ
ば、第3列の図柄シール4a,5a,6aの回転を停止
することができ、これによって図柄シール4a,5a,
6aの図柄の整列をきたすように図柄シール4a,5
a,6aの回転を制御することができる。
【0019】このように図柄回転表示装置4,5,6
は、ボタン18〜22の押圧操作によって、倍率を設定
し、各図柄シール4a,5a,6aの回転を開始させ、
その後に停止させることができる。停止した時点で、事
前に設定したライン上に図柄が整列されると、夫々の当
たりに対応した数の遊技球が払い出される。
【0020】なお、8〜12は有効ラインを表示するた
めに点灯する有効ラインLEDである。スピーカ25か
らは遊技中の効果音等が発音される。415はクレジッ
ト数表示装置である。
【0021】図2は、遊技機の図柄回転制御装置の制御
回路構成を示す。図2において、本実施形態のパロット
機の制御回路構成は、リール始動スイッチ501、ベッ
トレバースイッチ502、停止ボタンスイッチ503、
清算スイッチ504、遊技球センサスイッチ505、リ
セット回路517、電源回路518、入力ポート50
7、主制御部508、ROM509、RAM510、出
力ポート511、リール図柄制御装置512、払出数表
示装置423、クレジット数表示装置415、LED表
示装置513、ランプ表示装置514、効果音発生装置
515、ホッパ制御装置516、その他スイッチ506
を有する。リール始動スイッチ501、ベットレバース
イッチ502、停止ボタンスイッチ503、清算スイッ
チ504はボタン18〜22および27,28と連動し
ている。
【0022】リール始動スイッチ501は、ゲームのス
タートを検知し、リール図柄制御装置512によるリー
ル回転の契機を与える。ベットレバースイッチ502
は、トリガをn回発生し(n=1,2,3)、クレジッ
ト中の遊技球からn個投入することにより、クレジット
数表示装置415の計数表示をn個減じ、LED表示装
置513の有効ラインLED8〜12(図1参照)の点
灯の契機を与える。
【0023】停止ボタンスイッチ503は、トリガ発生
により、回転する対応リールの停止動作開始を検知し、
リール図柄制御装置512によるリール停止の契機を与
える。清算スイッチ504によってクレジット数表示装
置415(図1参照)を点灯させてクレジットを有効に
し、逆に、クレジット数表示装置415を消灯させてク
レジットを無効にするとともに、クレジットされていた
遊技球をクレジット清算遊技球として放出するように、
ホッパ制御装置516に契機を与える。
【0024】遊技球センサスイッチ505は、遊技球の
自動投入によりトリガを発生し、LED表示装置513
の有効ラインLED8〜12の点灯、クレジット数表示
装置415の計数表示の契機を与える。リセット回路5
17は、主制御部508を初期状態にする。電源回路5
18は、図2の回路全体に電力を供給する。入力ポート
507は、各部からの信号を取り込み、主制御部508
に転送する。
【0025】主制御部508はパロット機全体の制御を
行うCPUであり、ROM509およびRAM510を
内蔵する1チップCPUを使用しても、ROM509お
よびRAM510を外付けでバス接続したCPUを使用
してもよい。
【0026】ROM509には、主制御部508用の遊
技機制御プログラムが記憶されている。具体的には、主
制御部508のCPUが行う遊技制御処理の内容を規定
した図3のフローチャートで示される遊技制御プログラ
ムを記憶している。ROM509にはさらに、パロット
機を制御するための各種のパラメータの値が格納されて
いる。RAM510は、主制御部508に対する入出力
データや演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数
カウンタを初めとする各種カウンタ等を一時記憶する。
またRAM510は、各役に対応するフラグ(デフォル
トはOFF)を記憶する。
【0027】出力ポート511は、各部に対する信号を
出力し、主制御部508から転送する。リール図柄制御
装置512は、右、中、および左リール(図示せず)と
リール制御部200に接続される。リール制御部200
は、各リールを回転させる右、中、および左リールモー
タ221,222,223と主制御部508の指示を受
けて各リールモータを駆動するモータ駆動回路210、
およびリール位置を主制御部508へフィードバックす
るリール位置検出回路(図示せず)からなる。
【0028】LED表示装置513は、遊技に関連する
LED類の表示装置であり、主制御部508の指示で複
数のLEDを選択的に点灯/消灯させる。これにより有
効ラインLED8〜12も、遊技球投入個数により点灯
する。ランプ表示装置514は、遊技に関連するランプ
類の表示装置であり、主制御部508の指示で複数のラ
ンプを選択的に点灯/消灯させる。これにより、ランプ
2も、役のフラグ成立の告知時に点滅する。
【0029】効果音発生装置515は、遊技に関連する
効果音をスピーカ25から発生する。ホッパ制御装置5
16は、50個までのクレジットを超える遊技球投入や
遊技球の払い出しがある場合のクレジット超過分遊技
球、または清算ボタン28の操作によるクレジット清算
遊技球を、遊技球放出口24から放出する。
【0030】主制御部508は、図柄シール4a,5
a,6aの変動位置をリール位置検出回路により検出し
ながらリールモータ221,222,223を回転させ
て図柄シール4a,5a,6aのうち少なくとも一つに
特徴的な図柄変動表示を行わせ、これにより、遊技者に
役のフラグ成立の予告を行うよう制御する。また、フラ
グ不成立時には、いずれか一つの図柄シールは通常通り
変動させ、残りの図柄シールにはガセの図柄変動表示を
行わせて遊技性を高めるよう制御する。
【0031】以上述べたシステム構成において、本実施
形態の役のフラグの成立の告知演出およびゲームについ
て以下、図3および図4を参照して説明する。
【0032】パチスロ機が電源を投入されると、主制御
部508は各種初期設定(不図示)の後、割り込み処理
(図示せず)によりRAM510内の役の乱数カウンタ
を更新することにより、役の乱数値を発生する。
【0033】遊技者によりクレジットされた遊技球から
所定数の遊技球が投入されると、主制御部508は、そ
の数に応じて有効ラインLED8〜12のうち1ライン
(有効ラインLED10)、3ライン(有効ラインLE
D9〜11)、または5ライン(有効ラインLED8〜
12)を点灯することで、5本の入賞ライン表示7の
1、3、または5ラインを有効ラインとする。
【0034】その後、遊技者がスタートレバー19を操
作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール図柄制御装置512へリー
ルの回転の指示を出して駆動を開始する(ステップS3
02,S304)。リールは、所定時間経過後に一定速
度で回転する(図4(a)参照)。
【0035】駆動を開始すると、遊技者が設定したライ
ン数が5ラインか否か判定し、1または3ラインであれ
ば、RAM510内の役の乱数カウンタから役の乱数値
を抽出して当該設定に応じた確率で役の抽選を行なった
後、停止ボタン20〜22の操作に応じて各リールを通
常通りに変動させてから各リールを停止させる(ステッ
プS306,S308,S332,S334)。このと
きの各リールの変動態様(通常変動)を図4(a)に実
線で示す。
【0036】一方、5ラインの設定がなされていれば、
RAM510内の役の乱数カウンタから役の乱数値を抽
出する。主制御部508は取得した役の乱数値に基づい
て役の入賞/ハズレを決定し、入賞の場合は入賞した役
のRAM510内のフラグをONにする。続いて主制御
部508は、RAM510内のフラグをチェックする
(ステップS310,S312)。
【0037】フラグ成立の場合はステップS314,S
316の乱数処理を行なった後、少なくともいずれか一
つのリールを予告変動させさせてから各リールを停止さ
せる(ステップS324,S326,S328,S33
0)。このときの各リールの変動態様(予告変動)を図
4(a)に破線で示す。
【0038】フラグ成立時にどのリールについて予告変
動させるかの判断処理について説明する。ステップS3
14で例えば0〜255の乱数iを発生させ、これらの
うち任意の一つを抽出する。乱数iには予め重み付けを
しておく。すなわち、ランダムな128/256個(5
0パーセント)の乱数を引いたときにはステップS31
6の判断にしたがってステップS324に進み、停止ボ
タン20〜22の操作に応じて全リールを予告変動さ
せ、ランダムな13/256個(約5パーセント)の乱
数を引いたときにはステップS316の判断にしたがっ
てステップS330に進み、停止ボタン20〜22の操
作に応じて左リールのみを予告変動させる、と言った具
合である。
【0039】一方、フラグ不成立時にはガセ変動(遊技
者に期待感を持たせるための偽の予告変動)を行なうか
判定し、行なわない場合には停止ボタン20〜22の操
作に応じて各リールを通常通りに変動させてから各リー
ルを停止させる(ステップS312,S318,S33
2,S334)。
【0040】ガセ変動を行なう場合には、ステップS3
20で例えば0〜255の乱数jを発生させ、これらの
うち任意の一つを抽出する。乱数jには予め重み付けを
しておく。すなわち、ランダムな51/256個(約2
0パーセント)の乱数を引いたときにはステップS32
2の判断にしたがってステップS324に進み、停止ボ
タン20〜22の操作に応じて中リールを通常変動させ
て左右のリールを予告変動させ(ステップS324)、
ランダムな128/256個(50パーセント)の乱数
を引いたときにはステップS322の判断にしたがって
ステップS330に進み、停止ボタン20〜22の操作
に応じて左リールのみを予告変動させる、と言った具合
である。
【0041】なお、上記の予告変動を行なう際には、従
動側リール内のランプ2を図4(b)に示すように、リ
ールの回転速度変動周期と同期したタイミングで点滅さ
せるように制御する。この点滅はリールの予告変動中に
実行すればよく、必ずしも同期したタイミングで点滅さ
せる必要はない。さらに、予告変動の態様(回転速度の
変化パターン)は図4(a)に示したものに限るもので
はなく、通常変動とは一見して異なる回転を示すように
リールの回転を制御した後に停止させて遊技者に当たり
の予告、またはガセの予告を行なえばよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、フラグ成立時の図柄変
動の態様として上記した通りの特徴的な予告変動を行わ
せることで遊技中に図柄変動表示から視線を移動させる
必要がないため、遊技中に図柄変動表示装置の表示から
視線を移動させなければならないという、図柄変動表示
装置よりも上方または下方に設けた従来のランプ報知に
よる欠点、および、報知が隣の遊技者のものか自身のも
のか判別できないというサウンド報知による欠点を解消
することができ、遊技者にフラグ成立を解り易く伝えら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図柄回転制御装置が適用される遊
技機の正面図である。
【図2】本発明に係る遊技機の図柄回転制御装置のブロ
ック構成図である。
【図3】本発明に係る遊技機の図柄回転制御装置におけ
るフラグ成立時リール変動処理のフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る遊技機の図柄回転制御装置におけ
るリールの予告変動および通常変動、並びにランプによ
る予告を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 パロット機(遊技機) 2 ランプ 3 遊技盤 4a,5a,6a 図柄シール 4,5,6 図柄回転表示装置 7 入賞ライン表示 8〜10 有効ラインLED 14 操作盤 15 開口部 16 遊技球供給口 18 投入ボタン 19 スタートレバー 20〜22 停止ボタン 24 遊技球放出口 25 スピーカ 28 清算ボタン 100 本体枠 200 リール制御部 210 モータ駆動回路 221,222,223 リールモータ 415 クレジット数表示装置 423 払出数表示装置 501 リール始動スイッチ 502 ベットレバースイッチ 503 停止ボタンスイッチ 504 清算スイッチ 505 遊技球センサスイッチ 507 入力ポート 508 主制御部 509 ROM 510 RAM 511 出力ポート 512 リール図柄制御装置 513 表示装置 514 ランプ表示装置 515 効果音発生装置 516 ホッパ制御装置 517 リセット回路 518 電源回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の図柄を備える無端状ベルト
    をリールに係止して所定速度で回転駆動する複数の図柄
    変動表示機構と、該複数の図柄変動表示機構の駆動にと
    もなって抽選を行ない、当該抽選結果に応じた所定の停
    止位置で各々の無端状ベルトを停止させて前記複数の図
    柄を該抽選結果に応じた配列で表示させるように制御す
    る制御手段とを備えた遊技機の図柄回転制御装置におい
    て、 前記制御手段により、前記抽選結果が当たりのときに
    は、前記無端状ベルトを前記所定速度と異なる速度で駆
    動し、かつ該異なる速度を変動させて駆動する予告変動
    を行って遊技者に前記当たりを報知してから前記所定の
    停止位置に停止させるように制御することを特徴とする
    遊技機の図柄回転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機の図柄回転制御
    装置において、 前記制御手段は、複数の前記無端状ベルトの少なくとも
    一つに前記予告変動を行わせることを特徴とする遊技機
    の図柄回転制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の遊技機の図柄
    回転制御装置において、 前記無端状ベルトは所定の光透過性を有し、 前記複数の図柄変動表示機構は各々、前記リール内部に
    光源を備え、 前記異なる速度における変動時に、当該変動に応じて前
    記光源を点滅させる発光制御手段をさらに備えることを
    特徴とする遊技機の図柄回転制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の遊技機の図柄
    回転制御装置において、 前記制御手段により、前記当たりのときには前記複数の
    無端状ベルトを各々前記所定の停止位置に停止させて同
    一図柄が一定方向のラインに配列されるように制御し、 前記一定方向を5ラインまたは5ラインよりも少ないラ
    イン数に選択して前記当たりの確率を予め設定する設定
    手段を備え、 前記5ラインが選択されたときにのみ、前記制御手段に
    より前記予告変動を制御することを特徴とする遊技機の
    図柄回転制御装置。
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