JP2002272158A - ブラシレスdcモータ制御方法およびその装置 - Google Patents

ブラシレスdcモータ制御方法およびその装置

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JP2002272158A
JP2002272158A JP2001073837A JP2001073837A JP2002272158A JP 2002272158 A JP2002272158 A JP 2002272158A JP 2001073837 A JP2001073837 A JP 2001073837A JP 2001073837 A JP2001073837 A JP 2001073837A JP 2002272158 A JP2002272158 A JP 2002272158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転中に不安定な動作、停止を伴うことなく
キャリア周波数を変更する。 【解決手段】 キャリア周波数に基づいてΔα演算部8
により位相遅れΔαを演算し、PI制御部から出力され
るインバータ出力電圧位相δに対して加算部9により位
相遅れΔαを加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はブラシレスDCモ
ータ制御方法およびその装置に関し、さらに詳細にいえ
ば、マイコンを用いてインバータを制御し、インバータ
の出力電圧をブラシレスDCモータに供給するようにし
たブラシレスDCモータ制御方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ブラシレスDCモータをイン
バータを用いて駆動するに当たって、ブラシレスDCモ
ータの回転子磁極位置に対してインバータ出力電圧の通
電位相と出力電圧を設定してブラシレスDCモータの効
率・速度制御を行うために、例えば、図6に示す構成の
ブラシレスDCモータ制御装置が採用されている。
【0003】図6に示すブラシレスDCモータ制御装置
においては、インバータ22の3相出力電圧とモータ2
1の固定子巻線の中性点電圧とに基づいて位置検出器2
3によって回転子の回転位置を示す位置信号を生成し、
位置検出信号をレベル検出器24に供給して位置信号の
レベルを示すレベル検出信号を生成し、位置信号および
レベル検出信号をインバータ制御用のマイコン20に供
給してインバータ制御信号を生成し、インバータ制御信
号をドライブ回路32を通してインバータ22に供給し
ている。
【0004】前記マイコン20においては、レベル検
出信号に基づいてインバータ22の出力電圧振幅を制御
して効率制御を達成すべく出力電圧振幅指令を生成する
とともに、位置信号の周期を測定して速度を算出し、イ
ンバータ22の出力電圧通電位相を制御して速度制御を
達成すべく出力電圧通電位相指令を生成し、または、
レベル検出信号に基づいてインバータ22の出力電圧通
電位相を制御して効率制御を達成すべく出力電圧通電位
相指令を生成するとともに、位置信号の周期を測定して
速度を算出し、インバータ22の出力電圧振幅を制御し
て速度制御を達成すべく出力電圧振幅指令を生成する。
は任意に選択することが可能であるが、回転数、モ
ータ負荷状態、運転状況などに応じて切り替えてもよ
い。
【0005】そして、上記の何れかの制御演算により得
られた出力電圧通電位相指令および出力電圧振幅指令を
基にPWM(パルス幅変調)波形を逐次演算し、インバ
ータ22のスイッチング素子を駆動するためにインバー
タ制御信号(ゲート波形制御信号)をドライブ回路32
に出力する。
【0006】そして、上記の構成のブラシレスDCモー
タ制御装置を空気調和機用の圧縮機を駆動するために採
用した場合には、圧縮機の運転範囲は例えば、図5に示
すようになり、インバータの出力電圧が飽和していない
領域では、ブラシレスDCモータの効率・速度制御を行
うことができる反面、インバータの出力電圧が飽和した
領域では電圧制御を行うことができないため、位相のみ
を制御する弱め磁束制御(例えば、図7中の弱め磁束制
御領域参照)を行う。また、インバータ出力電圧の電圧
利用率に制限を設けることで弱め磁束制御領域を運転に
支障がない範囲で自由に変更することができる。
【0007】この弱め磁束領域では位相による速度制御
を行っており、電圧位相に回転数、負荷などに応じた制
限を持たせることによって図7中に太線で示す位相制限
ラインよりも外の領域で運転しないようにする場合があ
る。このように位相制限を持たせれば、ある回転数で負
荷が上昇した場合に、図8中に太線で示すように、速度
を垂下させ、運転を継続することができる。
【0008】また、上述のように位相制限を行う理由と
しては、例えば、 ブラシレスDCモータの回転子に装着された永久磁石
を減磁から保護するべく電流制限を持たせるため、 インバータ主回路に使用されるスイッチング素子を保
護すべく電流制限を持たせるため、 上記のブラシレスDCモータ制御装置が採用されたシ
ステム側の要求により、所定の負荷よりも重い負荷で運
転させないため、などが例示できる。
【0009】さらに、インバータ出力電圧位相制限値
は、例えば、図9に示すようにモータ回転数の関数にな
っている。ここで、インバータ出力電圧位相は、図10
に示すように、モータ逆起電圧に対するインバータ出力
電圧の位相δである。
【0010】そして、マイコン20の構成として、例え
ば、図11に示すように、位置信号を入力として速度を
演算する速度演算部26と、速度指令と演算された速度
との差分を入力としてPI制御演算を行ってインバータ
出力電圧位相を出力するPI制御部28と、インバータ
出力電圧位相および演算された速度を入力として位相制
限処理を行う位相制限部30と、レベル検出信号を入力
として電圧振幅演算を行って電圧振幅指令を出力する電
圧振幅演算部27と、位相制限処理後のインバータ出力
電圧位相および電圧振幅指令を入力として波形演算を行
ってゲートドライブ信号を出力する波形演算部31とを
有する構成が採用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成のブラシレ
スDCモータ制御装置を採用した場合には、マイコン2
0の波形演算部31のハードウエアなどの制約を受け
て、図12、図10に示すように、位相遅れΔαを生じ
てしまう。さらに説明する。
【0012】対象三角波比較方式を採用して波形出力を
行う場合において、図12に示すように、例えばキャリ
アの山の部分で波形出力演算を実行した場合には、次の
キャリアで波形出力が行われる。このため、位相遅れΔ
αが生じることになる。もちろん、この位相遅れΔαは
キャリア周期に依存して変化する。
【0013】また、図10中に計算上のインバータ出力
電圧をも示すように、モータ逆起電圧に対する計算上の
インバータ出力電圧の位相αは、モータ逆起電圧に対す
る実際のインバータ出力電圧の位相δよりもΔαだけ大
きい値になる。ここで、Δαの計算例は、例えば、表1
に示すとおりである。
【0014】
【表1】
【0015】表1からも分かるように、Δαはキャリア
周波数に依存して変化する。
【0016】また、キャリア周波数を小さくすれば、効
率がよい反面、音が大きくなり、キャリア周波数を大き
くすれば、音が小さい反面、効率が悪くなる。さらに、
キャリア周波数が機械系の共振周波数と等しければ、大
きな騒音が発生する。したがって、これらを考慮してキ
ャリア周波数を設定することが好ましい。
【0017】これらの結果、運転中にキャリア周波数を
変更したい場合に、下記の不都合が生じる。 (1)瞬時にキャリア周波数を変更する場合:Δαが大
きく変化するため、制御系に大きな外乱を与えてしま
う。
【0018】キャリア周波数の変更時に不安定な動作を
招いてしまう。
【0019】インバータ出力電圧位相の変化量が大きす
ぎる場合には、ブラシレスDCモータの停止を引き起こ
してしまう。 (2)キャリア周波数を徐々に変更する場合:現在のキ
ャリア周波数から目標キャリア周波数へ移行するまでに
長い時間がかかる。
【0020】1回のキャリア周波数変更量を適正な値に
しなければ不安定な動作を招いてしまう。 (3)インバータ出力電圧位相がインバータ出力電圧位
相制限値に達した場合のモータ電流、負荷がキャリア周
波数に依存して変化する。
【0021】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、運転中に不安定な動作、停止を伴うこと
なくキャリア周波数を変更することができるブラシレス
DCモータ制御方法およびその装置を提供することを目
的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1のブラシレスD
Cモータ制御方法は、ブラシレスDCモータの回転子磁
極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
と、インバータ出力電圧位相とに基づいてマイコンによ
りインバータを制御し、インバータ出力電圧をブラシレ
スDCモータに供給してブラシレスDCモータを制御す
るに当たって、マイコンのキャリア周波数に基づいてイ
ンバータ出力電圧位相の位相遅れを補正する方法であ
る。
【0023】請求項2のブラシレスDCモータ制御方法
は、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検出し、
磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧および
回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相を算出
し、算出されたインバータ出力電圧と、インバータ出力
電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータを制御
し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータに供給
してブラシレスDCモータを制御するに当たって、マイ
コンのキャリア周波数が変化したことに応答して、キャ
リア周波数の変化量に基づいてインバータ出力電圧位相
を補正する方法である。
【0024】請求項3のブラシレスDCモータ制御方法
は、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検出し、
磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧および
回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相を算出
し、算出されたインバータ出力電圧と、インバータ出力
電圧位相もしくはインバータ出力電圧位相制限値とに基
づいてインバータを制御し、インバータ出力電圧をブラ
シレスDCモータに供給してブラシレスDCモータを制
御するに当たって、インバータ出力電圧位相制限値に基
づく位相制限処理が行われることに応答して、インバー
タ出力電圧位相がインバータ出力電圧位相制限値に達し
たときのモータ電流もしくは負荷をキャリア周波数に拘
わらず一定にすべく、キャリア周波数の変化量に基づい
てインバータ出力電圧位相制限値を補正する方法であ
る。
【0025】請求項4のブラシレスDCモータ制御装置
は、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検出し、
磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧および
回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相を算出
し、算出されたインバータ出力電圧と、インバータ出力
電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータを制御
し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータに供給
してブラシレスDCモータを制御するものであって、マ
イコンのキャリア周波数に基づいてインバータ出力電圧
位相の位相遅れを補正する位相補正手段を含むものであ
る。
【0026】請求項5のブラシレスDCモータ制御装置
は、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検出し、
磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧および
回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相を算出
し、算出されたインバータ出力電圧と、インバータ出力
電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータを制御
し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータに供給
してブラシレスDCモータを制御するものであって、マ
イコンのキャリア周波数が変化したことに応答して、キ
ャリア周波数の変化量に基づいてインバータ出力電圧位
相を補正する位相補正手段を含むものである。
【0027】請求項6のブラシレスDCモータ制御装置
は、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検出し、
磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧および
回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相を算出
し、算出されたインバータ出力電圧と、インバータ出力
電圧位相もしくはインバータ出力電圧位相制限値とに基
づいてマイコンによりインバータを制御し、インバータ
出力電圧をブラシレスDCモータに供給してブラシレス
DCモータを制御するものであって、インバータ出力電
圧位相制限値に基づく位相制限処理が行われることに応
答して、インバータ出力電圧位相がインバータ出力電圧
位相制限値に達したときのモータ電流もしくは負荷をキ
ャリア周波数に拘わらず一定にすべく、キャリア周波数
の変化量に基づいてインバータ出力電圧位相制限値を補
正する位相補正手段を含むものである。
【0028】
【作用】請求項1のブラシレスDCモータ制御方法であ
れば、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検出
し、磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧お
よび回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相を
算出し、算出されたインバータ出力電圧と、インバータ
出力電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータを
制御し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータに
供給してブラシレスDCモータを制御するに当たって、
マイコンのキャリア周波数に基づいてインバータ出力電
圧位相の位相遅れを補正するのであるから、キャリア周
波数変更時におけるインバータ出力電圧位相の位相遅れ
を大幅に抑制し、ブラシレスDCモータを安定に運転し
続けることができる。この結果、動作不安定を招くこと
なく、任意のキャリア周波数を選択することができる。
【0029】請求項2のブラシレスDCモータ制御方法
であれば、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検
出し、磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧
および回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相
を算出し、算出されたインバータ出力電圧と、インバー
タ出力電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータ
を制御し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータ
に供給してブラシレスDCモータを制御するに当たっ
て、マイコンのキャリア周波数が変化したことに応答し
て、キャリア周波数の変化量に基づいてインバータ出力
電圧位相を補正するのであるから、キャリア周波数変更
時におけるインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に
抑制し、ブラシレスDCモータを安定に運転し続けるこ
とができる。この結果、動作不安定を招くことなく、任
意のキャリア周波数を選択することができる。
【0030】請求項3のブラシレスDCモータ制御方法
であれば、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検
出し、磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧
および回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相
を算出し、算出されたインバータ出力電圧と、インバー
タ出力電圧位相もしくはインバータ出力電圧位相制限値
とに基づいてインバータを制御し、インバータ出力電圧
をブラシレスDCモータに供給してブラシレスDCモー
タを制御するに当たって、インバータ出力電圧位相制限
値に基づく位相制限処理が行われることに応答して、イ
ンバータ出力電圧位相がインバータ出力電圧位相制限値
に達したときのモータ電流もしくは負荷をキャリア周波
数に拘わらず一定にすべく、キャリア周波数の変化量に
基づいてインバータ出力電圧位相制限値を補正するので
あるから、キャリア周波数変更時におけるインバータ出
力電圧位相制限値の補正により、モータ電流、負荷を一
定にした状態でブラシレスDCモータを安定に運転し続
けることができる。この結果、位相制限処理時に、動作
不安定を招くことなく、任意のキャリア周波数を選択す
ることができる。
【0031】請求項4のブラシレスDCモータ制御装置
であれば、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検
出し、磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧
および回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相
を算出し、算出されたインバータ出力電圧と、インバー
タ出力電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータ
を制御し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータ
に供給してブラシレスDCモータを制御するに当たっ
て、位相補正手段により、マイコンのキャリア周波数に
基づいてインバータ出力電圧位相の位相遅れを補正する
ことができる。
【0032】したがって、キャリア周波数変更時におけ
るインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に抑制し、
ブラシレスDCモータを安定に運転し続けることができ
る。この結果、動作不安定を招くことなく、任意のキャ
リア周波数を選択することができる。
【0033】請求項5のブラシレスDCモータ制御装置
であれば、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検
出し、磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧
および回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相
を算出し、算出されたインバータ出力電圧と、インバー
タ出力電圧位相とに基づいてマイコンによりインバータ
を制御し、インバータ出力電圧をブラシレスDCモータ
に供給してブラシレスDCモータを制御するに当たっ
て、位相補正手段により、マイコンのキャリア周波数が
変化したことに応答して、キャリア周波数の変化量に基
づいてインバータ出力電圧位相を補正することができ
る。
【0034】したがって、キャリア周波数変更時におけ
るインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に抑制し、
ブラシレスDCモータを安定に運転し続けることができ
る。この結果、動作不安定を招くことなく、任意のキャ
リア周波数を選択することができる。
【0035】請求項6のブラシレスDCモータ制御装置
であれば、ブラシレスDCモータの回転子磁極位置を検
出し、磁極位置検出信号に基づいてインバータ出力電圧
および回転子磁極位置に対するインバータ出力電圧位相
を算出し、算出されたインバータ出力電圧と、インバー
タ出力電圧位相もしくはインバータ出力電圧位相制限値
とに基づいてマイコンによりインバータを制御し、イン
バータ出力電圧をブラシレスDCモータに供給してブラ
シレスDCモータを制御するに当たって、位相補正手段
により、インバータ出力電圧位相制限値に基づく位相制
限処理が行われることに応答して、インバータ出力電圧
位相がインバータ出力電圧位相制限値に達したときのモ
ータ電流もしくは負荷をキャリア周波数に拘わらず一定
にすべく、キャリア周波数の変化量に基づいてインバー
タ出力電圧位相制限値を補正することができる。
【0036】したがって、キャリア周波数変更時におけ
るインバータ出力電圧位相制限値の補正により、モータ
電流、負荷を一定にした状態でブラシレスDCモータを
安定に運転し続けることができる。この結果、位相制限
処理時に、動作不安定を招くことなく、任意のキャリア
周波数を選択することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明のブラシレスDCモータ制御方法およびその装置の
実施の態様を詳細に説明する。
【0038】図1はこの発明のブラシレスDCモータ制
御装置の一実施態様を示すブロック図である。
【0039】このブラシレスDCモータ制御装置は、ブ
ラシレスDCモータ1の固定子巻線に3相交流電圧を供
給するインバータ主回路2と、インバータ主回路2の3
相出力電圧とブラシレスDCモータ1の固定子巻線の中
性点電圧とに基づいて回転子の回転位置を示す位置信号
を生成する位置検出部3と、位置検出信号を入力として
位置信号のレベルを示すレベル検出信号を生成するレベ
ル検出部4と、位置信号の周期を検出することにより速
度(回転数)fを演算する速度演算部5と、レベル検出
信号を入力として電圧振幅演算処理を行い電圧振幅指令
Vを出力する電圧振幅演算部6と、速度指令f*と演算
された速度fとの差分を入力としてPI制御演算を行っ
て真の電圧位相(実際のインバータ出力電圧のモータ逆
起電圧に対する位相遅れ)δを出力するPI制御部7
と、演算された速度fとキャリア周波数fcとを入力と
して、計算上のインバータ出力電圧の実際のインバータ
出力電圧に対する位相遅れΔαを出力するΔα演算部8
と、真の電圧位相δと位相遅れΔαとを加算してインバ
ータ出力電圧位相αを出力する加算部9と、インバータ
出力電圧位相αおよび演算された速度fを入力として、
インバータ出力電圧位相が位相制限値を越えないように
インバータ出力電圧位相制限処理を行う位相制限処理部
10と、位相制限処理部10から出力されたインバータ
出力電圧位相および電圧振幅指令Vを入力として波形演
算処理を行ってインバータ制御信号(ゲート波形制御信
号)を出力し、図示しないドライブ回路を通してインバ
ータ主回路2に供給する波形演算部11とを有してい
る。
【0040】前記Δα演算部8の処理は次のとおりであ
る。
【0041】キャリア周波数をfc、キャリア周期をT
cとすれば、Tc=1/fcとなる。そして、図12に
示すように、キャリア周波数1周期分遅れて波形に反映
されるので、遅れ時間Tdeltaはキャリア周期Tc
と等しい。例えば、キャリア周波数fcが5kHzの場
合、キャリア周期Tcは200μsecとなり、遅れ時
間Tdeltaも200μsecとなる。
【0042】また、計算上の位相αと実際の位相δとの
差である位相遅れΔαは回転数により異なる。
【0043】4極のモータを運転する場合、インバータ
周波数finvとモータ回転周波数fmotとの関係は
finv=fmot*2となる。具体的には、回転数が
20rpsの場合インバータ周波数は40Hzとなり、
その周期Tinvは25msecである。したがって、
位相遅れΔαは、Δα=360deg*200μsec
/25msec=2.88degとなる。同様に回転数
が100rpsの場合には、位相遅れΔαは、Δα=3
60deg*200μsec/5msec=14.4d
egとなる。
【0044】すなわち、Δα=360×finv/fc
の演算を行うことにより位相遅れΔαを算出することが
できる。
【0045】前記位相制限処理部10は、速度fに基づ
いて定まるインバータ出力電圧位相制限値を基準とし、
インバータ出力電圧位相がインバータ出力電圧位相制限
値を越える場合にはインバータ出力電圧位相制限値を出
力し、インバータ出力電圧位相がインバータ出力電圧位
相制限値を越えない場合にはインバータ出力電圧位相を
そのまま出力するものである。
【0046】なお、速度演算部5、電圧振幅演算部6、
PI制御部7、Δα演算部8、加算部9、位相制限処理
部10、および波形演算部11の処理はマイコン12に
より行われる。
【0047】この実施態様を採用した場合には、位相遅
れΔαを常に補正することができ、キャリア周波数変更
時に位相遅れ、位相進みを発生させないようにすること
ができる。
【0048】この結果、効率、騒音を考慮して最適なキ
ャリア周波数を選択することができ、しかもブラシレス
DCモータを安定に運転し続けることができる。
【0049】図2はこの発明のブラシレスDCモータ制
御方法の一実施態様の要部であるインバータ出力電圧位
相を補正する処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
【0050】ステップSP1において、キャリア周波数
を変更するか否かを判定し、キャリア周波数を変更する
と判定された場合には、ステップSP2において、変更
前のキャリア周波数fc1から変更前の位相遅れΔα1
を算出し、ステップSP3において、変更後のキャリア
周波数fc2から変更後の位相遅れΔα2を算出し、ス
テップSP4において、α=α−Δα1+Δα2の演算
を行ってインバータ出力電圧位相αを算出し、そのまま
一連の処理を終了する。
【0051】逆に、ステップSP1においてキャリア周
波数を変更しないと判定された場合には、そのまま一連
の処理を終了する。
【0052】したがって、位相遅れΔαの変化量(=Δ
α2−Δα1)に基づいてインバータ出力電圧位相αを
補正することができる。
【0053】図3はこの発明のブラシレスDCモータ制
御装置の他の実施態様を示すブロック図である。
【0054】このブラシレスDCモータ制御装置が図1
のブラシレスDCモータ制御装置と異なる点は、Δα演
算部8および加算部9に代えて、PI制御部7から出力
される計算上の位相α、実速度f、およびキャリア周波
数fcを入力として位相遅れΔαの補正を行うΔα補正
処理部13を設けた点のみである。
【0055】このΔα補正処理部13の作用は、図2の
フローチャートの処理と同様である。
【0056】したがって、上記の構成のブラシレスDC
モータ制御装置を採用した場合には、位相遅れΔαの変
化量(=Δα2−Δα1)に基づいてインバータ出力電
圧位相αを補正することができる。
【0057】図4はこの発明のブラシレスDCモータ制
御方法の他の実施対応の要部であるインバータ出力先圧
位相制限値の補正処理の一例を説明するフローチャート
である。
【0058】ステップSP1において、キャリア周波数
を変更するか否かを判定し、キャリア周波数を変更する
と判定された場合には、ステップSP2において、変更
前のキャリア周波数fc1から変更前の位相遅れΔα1
を算出し、ステップSP3おいて、変更後のキャリア周
波数fc2から変更後の位相遅れΔα2を算出し、ステ
ップSP4において、αlim2=αlim1−Δα1
+Δα2の演算を行って変更後のインバータ出力電圧位
相制限値αlim2を算出し、そのまま一連の処理を終
了する。なお、αlim1は変更前のインバータ出力電
圧位相制限値である。
【0059】逆に、ステップSP1においてキャリア周
波数を変更しないと判定された場合には、そのまま一連
の処理を終了する。
【0060】したがって、位相遅れΔαの変化量(=Δ
α2−Δα1)に基づいてインバータ出力電圧位相制限
値αlimを補正することができる。
【0061】図5はこの発明のブラシレスDCモータ制
御装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【0062】このブラシレスDCモータ制御装置が図1
のブラシレスDCモータ制御装置と異なる点は、Δα演
算部8および加算部9を省略してPI制御部7からの計
算上の位相αを直接に位相制限処理部10に供給した
点、および実速度fとキャリア周波数fcとを入力とし
て位相制限値補正処理を行ってインバータ出力電圧位相
制限値を補正し、補正されたインバータ出力電圧位相制
限値を位相制限処理部10に供給する位相制限値補正処
理部14を設けた点のみである。
【0063】この位相制限値補正処理部14の作用は図
4のフローチャートの処理と同様である。
【0064】したがって、位相遅れΔαの変化量(=Δ
α2−Δα1)に基づいてインバータ出力電圧位相制限
値αlimを補正することができる
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明は、キャリア周波数変更
時におけるインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に
抑制し、ブラシレスDCモータを安定に運転し続けるこ
とができ、ひいては、動作不安定を招くことなく、任意
のキャリア周波数を選択することができるという特有の
効果を奏する。
【0066】請求項2の発明は、キャリア周波数変更時
におけるインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に抑
制し、ブラシレスDCモータを安定に運転し続けること
ができ、ひいては、動作不安定を招くことなく、任意の
キャリア周波数を選択することができるという特有の効
果を奏する。
【0067】請求項3の発明は、キャリア周波数変更時
におけるインバータ出力電圧位相制限値の補正により、
モータ電流、負荷を一定にした状態でブラシレスDCモ
ータを安定に運転し続けることができ、ひいては、位相
制限処理時に、動作不安定を招くことなく、任意のキャ
リア周波数を選択することができるという特有の効果を
奏する。
【0068】請求項4の発明は、キャリア周波数変更時
におけるインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に抑
制し、ブラシレスDCモータを安定に運転し続けること
ができ、ひいては、動作不安定を招くことなく、任意の
キャリア周波数を選択することができるという特有の効
果を奏する。
【0069】請求項5の発明は、キャリア周波数変更時
におけるインバータ出力電圧位相の位相遅れを大幅に抑
制し、ブラシレスDCモータを安定に運転し続けること
ができ、ひいては、動作不安定を招くことなく、任意の
キャリア周波数を選択することができるという特有の効
果を奏する。
【0070】請求項6の発明は、キャリア周波数変更時
におけるインバータ出力電圧位相制限値の補正により、
モータ電流、負荷を一定にした状態でブラシレスDCモ
ータを安定に運転し続けることができ、ひいては、位相
制限処理時に、動作不安定を招くことなく、任意のキャ
リア周波数を選択することができるという特有の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブラシレスDCモータ制御装置の一
実施態様を示すブロック図である。
【図2】この発明のブラシレスDCモータ制御方法の一
実施態様の要部であるインバータ出力電圧位相を補正す
る処理の一例を説明するフローチャートである。
【図3】この発明のブラシレスDCモータ制御装置の他
の実施態様を示すブロック図である。
【図4】この発明のブラシレスDCモータ制御方法の他
の実施対応の要部であるインバータ出力先圧位相制限値
の補正処理の一例を説明するフローチャートである。
【図5】この発明のブラシレスDCモータ制御装置のさ
らに他の実施態様を示すブロック図である。
【図6】従来のブラシレスDCモータ制御装置の構成を
示す概略図である。
【図7】空気調和機用圧縮機の運転範囲、位相制限ライ
ン、および弱め磁束制御領域の一例を示す図である。
【図8】速度垂下時の運転軌跡を説明する図である。
【図9】インバータ出力電圧位相制限値と回転数との関
係の一例を説明する図である。
【図10】計算上のインバータ出力電圧と実際のインバ
ータ出力電圧とモータ逆起電圧との位相関係の一例を説
明する図である。
【図11】マイコンの内部構成を詳細に示す従来のブラ
シレスDCモータ制御装置のブロック図である。
【図12】マイコンによる位相遅れを説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 ブラシレスDCモータ 2 インバータ主回路 8 Δα演算部 9 加算部 13 Δα補正処理部 14 位相制限値補正処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 澄和 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 株式会社ダイキン空調技術研究所内 Fターム(参考) 5H560 AA02 BB04 BB07 BB12 DA13 DB13 DB20 DC13 TT15 UA02 XA03 XA04 XA06 XA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスDCモータ(1)の回転子磁
    極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
    タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
    力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
    と、インバータ出力電圧位相とに基づいてマイコンによ
    りインバータ(2)を制御し、インバータ出力電圧をブ
    ラシレスDCモータ(1)に供給してブラシレスDCモ
    ータ(1)を制御する方法であって、 マイコンのキャリア周波数に基づいてインバータ出力電
    圧位相の位相遅れを補正することを特徴とするブラシレ
    スDCモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 ブラシレスDCモータ(1)の回転子磁
    極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
    タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
    力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
    と、インバータ出力電圧位相とに基づいてマイコンによ
    りインバータ(2)を制御し、インバータ出力電圧をブ
    ラシレスDCモータ(1)に供給してブラシレスDCモ
    ータ(1)を制御する方法であって、 マイコンのキャリア周波数が変化したことに応答して、
    キャリア周波数の変化量に基づいてインバータ出力電圧
    位相を補正することを特徴とするブラシレスDCモータ
    制御方法。
  3. 【請求項3】 ブラシレスDCモータ(1)の回転子磁
    極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
    タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
    力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
    と、インバータ出力電圧位相もしくはインバータ出力電
    圧位相制限値とに基づいてインバータ(2)を制御し、
    インバータ出力電圧をブラシレスDCモータ(1)に供
    給してブラシレスDCモータ(1)を制御する方法であ
    って、 インバータ出力電圧位相制限値に基づく位相制限処理が
    行われることに応答して、インバータ出力電圧位相がイ
    ンバータ出力電圧位相制限値に達したときのモータ電流
    もしくは負荷をキャリア周波数に拘わらず一定にすべ
    く、キャリア周波数の変化量に基づいてインバータ出力
    電圧位相制限値を補正することを特徴とするブラシレス
    DCモータ制御方法。
  4. 【請求項4】 ブラシレスDCモータ(1)の回転子磁
    極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
    タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
    力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
    と、インバータ出力電圧位相とに基づいてマイコンによ
    りインバータ(2)を制御し、インバータ出力電圧をブ
    ラシレスDCモータ(1)に供給してブラシレスDCモ
    ータ(1)を制御する装置であって、 マイコンのキャリア周波数に基づいてインバータ出力電
    圧位相の位相遅れを補正する位相補正手段(8)(9)
    を含むことを特徴とするブラシレスDCモータ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 ブラシレスDCモータ(1)の回転子磁
    極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
    タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
    力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
    と、インバータ出力電圧位相とに基づいてマイコンによ
    りインバータ(2)を制御し、インバータ出力電圧をブ
    ラシレスDCモータ(1)に供給してブラシレスDCモ
    ータ(1)を制御する装置であって、 マイコンのキャリア周波数が変化したことに応答して、
    キャリア周波数の変化量に基づいてインバータ出力電圧
    位相を補正する位相補正手段(13)を含むことを特徴
    とするブラシレスDCモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 ブラシレスDCモータ(1)の回転子磁
    極位置を検出し、磁極位置検出信号に基づいてインバー
    タ出力電圧および回転子磁極位置に対するインバータ出
    力電圧位相を算出し、算出されたインバータ出力電圧
    と、インバータ出力電圧位相もしくはインバータ出力電
    圧位相制限値とに基づいてマイコンによりインバータ
    (2)を制御し、インバータ出力電圧をブラシレスDC
    モータ(1)に供給してブラシレスDCモータ(1)を
    制御する装置であって、 インバータ出力電圧位相制限値に基づく位相制限処理が
    行われることに応答して、インバータ出力電圧位相がイ
    ンバータ出力電圧位相制限値に達したときのモータ電流
    もしくは負荷をキャリア周波数に拘わらず一定にすべ
    く、キャリア周波数の変化量に基づいてインバータ出力
    電圧位相制限値を補正する位相補正手段(14)を含む
    ことを特徴とするブラシレスDCモータ制御装置。
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JPH05236789A (ja) * 1992-02-19 1993-09-10 Daikin Ind Ltd ブラシレスdcモータの駆動装置
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JP2000316294A (ja) * 1999-04-27 2000-11-14 Hitachi Ltd 直流ブラシレスモータ駆動装置及びこれを用いた空気調和機

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