JP2002272063A - 整流子及び整流子の製造方法 - Google Patents

整流子及び整流子の製造方法

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JP2002272063A
JP2002272063A JP2001073136A JP2001073136A JP2002272063A JP 2002272063 A JP2002272063 A JP 2002272063A JP 2001073136 A JP2001073136 A JP 2001073136A JP 2001073136 A JP2001073136 A JP 2001073136A JP 2002272063 A JP2002272063 A JP 2002272063A
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JP2001073136A
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Takeshi Nonaka
剛 野中
Atsushi Kawamata
淳 川俣
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ騒音の減少化を図ることができる整流
子及び整流子の製造方法を提供する。 【解決手段】 両端部に略円環状に形成された第1、第
2の連結部30a3,30a4と、スリット30a1に
より分離された整流子片基体部30a2とをもつ母材の
内周に、母材に一体成形により円筒形に形成されて整流
子片基体部30a2を支持する樹脂部を備え、樹脂部の
成形後に第1、第2の連結部30a3,30a4を切除
することにより整流子片基体部30a2をそれぞれが絶
縁された整流子片とする整流子及び整流子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
電動パワーウインド装置の駆動源となるモータに内蔵さ
れる整流子及び整流子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の整流子は、樹脂製の本体の外周
部に複数個の整流子片がそれぞれ電気的に遮断されて配
置されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の整流
子においては、整流子片のそれぞれの間に隙間があるた
め、ブラシが摺接する際に、機械的な大きな接触音が発
生し、それが、大きなモータ騒音になるという問題点が
あった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、モータ騒音の減少化を図る
ことができる整流子及び整流子の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る整流子では、導電部材で形成された母材であって、両
端部に略円環状に形成された第1、第2の連結部と、円
周方向に等間隔に形成され、かつ、軸方向に延びたスリ
ットにより分離され、第1の連結部から延設された複数
個の整流子片基体部と、整流子片基体部より延設され、
整流子片基体部の軸芯方向に曲げられたアンカー部と、
複数個の整流子片基体部と第2の連結部との間に延設さ
れたライザー基体部とを有する母材と、スリット中に充
填され、かつ、アンカー部を覆い母材の内周に円筒形に
形成され、整流子片基体部を支持し、絶縁樹脂よりなる
樹脂部を備え、樹脂部の成形後に第1、第2の連結部を
切除することにより整流子片基体部をそれぞれが絶縁さ
れた整流子片とする構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係る整流子では、請
求項1の構成に加え、第2の連結部は、ライザー基体部
の幅方向に沿ってライザー基体部の長さ方向を長くする
ようにライザー基体部に接する第3の連結部分を除いた
第4の連結部分のみが切除されている構成としたこと特
徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係る整流子の製造方
法では、導電部材で形成された母材であって、両端部に
略円環状に形成された第1、第2の連結部と、円周方向
に等間隔に形成され、かつ、軸方向に延びたスリットに
より分離され、第1の連結部から延設された複数個の整
流子片基体部と、整流子片基体部より延設され、整流子
片基体部の軸芯方向に曲げられたアンカー部と、複数個
の整流子片基体部と第2の連結部との間に延設されたラ
イザー基体部とを有する母材と、スリット中に充填さ
れ、かつ、アンカー部を覆い母材の内周に円筒形に形成
され、整流子片基体部を支持し、絶縁樹脂からなる樹脂
部を備えている整流子の製造方法で、スリットを軸方向
に形成することにより複数個の整流子片基体部と、ライ
ザー基体部とを形成する第1の工程と、整流子片基体部
より延設され、整流子片基体部の軸芯方向に曲げられた
アンカー部を形成する第2の工程と、スリット中に充填
され、かつ、アンカー部を覆い母材の内周に円筒形に形
成され、整流子片基体部を支持し、絶縁樹脂よりなる樹
脂部を成形する第3の工程と、第1の連結部を切除する
第4の工程と、第2の連結部を切除することにより、整
流子片基体部をそれぞれが絶縁された整流子片とする第
5の工程と、ライザー基体部を外周方向に曲げ、かつ、
整流子片の外表面に向かって略フック状に折曲げられた
ライザー部を形成する第6の工程とにより形成されてい
る構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係る整流子の製造方
法では、請求項1、2、または3のいずれかの構成に加
え、母材は、管部材または、筒形に成形された板部材か
らなる構成としたことを特徴としている。
【0010】
【発明の作用】この発明に係わる整流子及び整流子の製
造方法において、整流子は、両端部に略円環状に形成さ
れた第1、第2の連結部と、円周方向に等間隔に形成さ
れ、かつ、軸方向に延びたスリットにより分離され、第
1の連結部から延設された複数個の整流子片基体部と、
整流子片基体部より延設され、整流子片基体部の軸芯方
向に曲げられたアンカー部と、複数個の整流子片基体部
と第2の連結部との間に延設されたライザー基体部とを
有する母材を用いて成形される。そして、スリット中に
充填され、かつ、アンカー部を覆い母材の内周に円筒形
に形成され、整流子片基体部を支持し、絶縁樹脂よりな
る樹脂部を備え、樹脂部の成形後に第1、第2の連結部
を切除することにより整流子片基体部をそれぞれが絶縁
された整流子片としている。それ故、整流子片のそれぞ
れの間は、スリットの間に配置された樹脂により隙間な
く形成されるので、ブラシが摺接する際に、機械的な騒
音が大きくならない。
【0011】
【発明の実施の形態】
【0012】
【実施例】
【0013】図1ないし図24には、この発明に係る整
流子及び整流子の製造方法の一実施例が示されている。
【0014】この発明により製造される整流子10が用
いられる小型モータ1は、主として、モータケース2、
ギヤケース3、アーマチュア4、減速機構(図示しな
い)、出力軸5、第1,第2のブラシ6,7から構成さ
れている。アーマチュア4には、アーマチュア軸8、ア
ーマチュアコア9、整流子10、アーマチュアコイル1
1が備えられている。
【0015】モータケース2には、円筒形にされたモー
タケース本体2aと、このモータケース本体2aに結合
されたエンドキャップ2bとが備えられている。モータ
ケース本体2aの内周部には、マグネット12,13が
対向して取付けられている。モータケース本体2aのギ
ヤケース3側に形成されたギヤケース結合部2cは、ギ
ヤケース3の端部に結合されている。エンドキャップ2
bの内側には、ホルダベース14、第1の軸受15が取
付けられている。ホルダベース14には、第1,第2の
ブラシボックス14a,14bが対向した位置に形成さ
れている。第1,第2のブラシボックス14a,14b
内には、第1,第2のブラシばね16,17を介して第
1,第2のブラシ6,7が収められている。第1,第2
のブラシ6,7は、第1,第2のブラシばね16,17
により整流子10に備えられた整流子片10bに電気的
に接続可能に摺接する。第1,第2のブラシ6,7は、
図示しないパワーウインド制御回路に接続される。第1
の軸受15は、アーマチュア軸8の図1中右方側に配置
された一端部を回転可能に支持する。
【0016】ギヤケース3内には、アーマチュア軸8の
図1中左方側の他端部に形成された図示しないウォーム
とホイールギヤとからなる減速機構が収容されている。
ホイールギヤの中心には、出力軸5が固定されている。
出力軸5は、電動パワーウインド装置のガラス昇降機構
に連結される。減速機構では、アーマチュア軸8が正方
向または逆方向に回転することにより、ウォームを介し
ホイールギヤが正方向または逆方向に減速されて回転さ
れ、出力軸5が正方向または逆方向に回転される。出力
軸5が正回転するとウインドガラスが開き、出力軸5が
逆回転するとウインドガラスが閉まる。
【0017】アーマチュア軸8の図1中左方側に配置さ
れた他端部は、ギヤケース3内に配置された図示しない
第2の軸受によって回転可能に支持されている。アーマ
チュア軸8の中央部は、同じくギヤケース3内に配置さ
れた図示しない第3の軸受によって回転可能に支持され
ている。
【0018】アーマチュアコア9は、アーマチュア軸8
の中央部に固定されている。整流子10は、アーマチュ
アコア9の図1中右側の近くに配置されている。整流子
10の図1中右側には、ダストガード16がアーマチュ
ア軸8に固定されている。アーマチュアコイル11は、
所定のスロット数に応じてアーマチュアコア9に形成さ
れたコイル巻回部9aに巻回され、アーマチュアコア9
のコイル巻回部9aと同数で整流子10に形成された整
流子片10bに電気的に接続されている。アーマチュア
4は、パワーウインド制御回路より第1,第2のブラシ
6,7に通電されることにより、整流子10の整流子片
10bを通じてアーマチュアコイル11に電流が流れる
ことによりアーマチュアコア9から発生した磁力と、マ
グネット12,13がそれぞれ発生している磁力とによ
り回転する。
【0019】このような構造の整流子10は、以下に示
される工程によって製造される。
【0020】第1の工程では、導電部材によって成形さ
れた図3、図4に示される円筒形の母材30の本体30
aに、図5、図6に示されるように、予め定められた8
個の整流子片分離用のスリット30a1が形成され、そ
の結果、8個のスリット30a1で仕切られた8個の整
流子片基体部30a2と、整流子片基体部30a2の端
部に円環形に形成された第1,第2の連結部30a3,
30a4とが形成される。母材30は、管部材または筒
形に成形された板部材からなる。この場合、母材30に
は、筒形に成形された板部材が用いられるため、二つの
切断端面30a5,30a6が合わされて配置される。
【0021】そして、第1の工程において、8個のスリ
ット30a1の第1の連結部30a3側に、アンカー部
作成用の一端部側ブランク30bがそれぞれ形成され、
スリット30a1の第2の連結部30a4側に、アンカ
ー部作成用の他端部側ブランク30cがそれぞれ形成さ
れる。両ブランク30b,30cは、いずれも、スリッ
ト30a1の長さ方向に沿った矩形にされている。この
とき、スリット30a1、一端部側ブランク30b、他
端部側ブランク30cがそれぞれ形成された第1成形体
31の第2の連結部30a4側には、整流子片基体部3
0a2に連設されたライザー基体部30dがそれぞれ形
成される。第1成形体31は、円筒形の原型をとどめて
いるため、工程間での移動がし易い形状になっている。
【0022】第2の工程では、図7、図8、図11、図
12に示されるように、他端部側ブランク30cを内側
に打ち抜き加工してから曲げ加工することにより他方側
アンカー部30fが形成されるとともに、図9、図1
0、図13、図14に示されるように、一端部側ブラン
ク30bを内側に打ち抜き加工してから曲げ加工するこ
とにより一方側アンカー部30eが形成された第2成形
体32が得られる。一方側,他方側アンカー部30e,
30fは、第1段階において、図8、図10に示される
ように、打ち抜き加工されることによって本体30aに
対しL字状に曲げられたそれぞれ一対のL字突片形状に
一旦加工されてから、第2段階において、図12、図1
4に示されるように、本体30aに対しコ字状に曲げ加
工されて形成される。このとき、図13に示されるよう
に、第2の連結部30a4側には、ライザー基体部30
dが残される。第2成形体32においても円筒形の原型
をとどめているため、工程間での移動がし易い形状にな
っている。
【0023】第3の工程では、図16に示される成形型
を用いて樹脂成形が行われることにより、図15に示さ
れるように、スリット30a1のそれぞれの間に絶縁樹
脂が充填されたスリット充填部30h、一方側,他方側
アンカー部30e,30fを覆って絶縁樹脂により円筒
形に形成された内筒部30iとを備えた樹脂部30gが
一体成形される。内筒部30iには丸孔30i1が形成
される。この第3成形体33のスリット充填部30hの
端部には、樹脂残部30kがそれぞれ形成されている。
第3の工程では、図16に示されるように、それぞれ外
側に配置されるコア側型40,キャビティー側型41
と、キャビティー42と、コアピン43,コアスリーブ
44とが用いられ、キャビティー42を介して注入され
る樹脂部材47によって樹脂部30gが形成される。一
方側,他方側アンカー部30e,30fは、本体30a
に対しコ字状にして配置されているので、内筒部30i
に抜け止められて埋設される。このとき、本体30a及
び樹脂部30gからなる第3成形体33は、一体の剛体
にされているため、工程間での移動がし易い形状になっ
ている。第3の工程では、樹脂成形の後処理として、サ
ンドブラストによる不要樹脂の除去と熱処理がそれぞれ
行われる。このとき、第3成形体33の第1の連結部3
0a3には、端部に円環形に配置された第1の連結部分
30a31と、樹脂残部30kを含んで円環形に配置さ
れた第2の連結部分30a32とが形成される。また、
第2の連結部30a4には、ライザー基体部30dの幅
方向に沿ってライザー基体部30dの長さ方向を長くす
るようにライザー基体部30dに連続して配置された第
3の連結部分30a43と、第3の連結部分30a43
のそれぞれの間に連設された第4の連結部分30a44
とが形成される。
【0024】第4の工程では、第3の工程で得られた第
3成形体33において、第1の連結部分30a31,第
2の連結部分30a32をもつ第1の連結部30a3が
図15に示される切断線a1から切除される。
【0025】第5の工程では、第4の工程に加え、第2
の連結部30a4において、第3の連結部分30a43
を除いた第4の連結部分30a44のみが図15に示さ
れる切断線a2から切除されることにより、図17、図
18に示される成形体が得られる。そして、第5の工程
では、図19、図20に示されるように、外径寸法及び
内径寸法を所定の値にするための仕上げ切削加工が後処
理で行われることにより第5成形体35が成形される。
この第5成形体36では、整流子片基体部30a2か
ら、ブラシ摺接面10b1をもつ整流子片10bが成形
され、スリット充填部30hから、整流子片10bのブ
ラシ摺接面10b1と同一面上に配置されたスリット充
填部10dが成形され、丸孔30i1をもつ内筒部30
iからアーマチュア軸固定孔10cが形成された内筒部
10aが成形され、スリット充填部10cと内筒部10
aとよりなる樹脂部10hが成形される。ライザー基体
部30dは整流子片10bの長さ方向に沿って残され
る。
【0026】第6の工程では、ライザー基体部30dを
外周方向にそれぞれ曲げ、かつ、整流子片10bの外表
面に向かって略フック状に折曲げられることによって、
図21、図22、図23、図24に示されるように、ラ
イザー部10gが成形された整流子10が得られる。
【0027】このように製造された整流子10は、内筒
部10aのアーマチュア軸固定孔10cがアーマチュア
軸6に挿通されて、アーマチュアコア9の近くに固定さ
れる。この際の固定には、アーマチュア軸8の中央部に
形成されていてアーマチュアコア9の固定にも使われる
突部8aへの嵌入が用いられる。そして、アーマチュア
コア9のコイル巻回部9aに巻回されたアーマチュアコ
イル11が整流子10のライザー部10gに電気的に接
続されることによって、アーマチュア4の磁気回路が形
成される。
【0028】上述したように、整流子10は、母材30
に予め定められた8個の整流子片分離用のスリット30
a1を介して整流子片基体部30a2が形成され、スリ
ット30a1の端部が内側に折曲されて一方側,他方側
のアンカー部30e,30fが形成されてから、それぞ
れのスリット30a1の間、一方側,他方側のアンカー
部30e,30fとともに内周部が樹脂一体成形されて
整流子片基体部30a2を支持する樹脂部30gが成形
され、第1の連結部分30a31,第2の連結部分30
a32をもつ第1の連結部30a3が切除され、第2の
連結部30a4において、第3の連結部分30a43を
除いた第4の連結部分30a44のみが切除されること
により製造される。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る整流子及び整流子の製造方法によれば、整流子は、両
端部に略円環状に形成された第1、第2の連結部と、円
周方向に等間隔に形成され、かつ、軸方向に延びたスリ
ットにより分離され、第1の連結部から延設された複数
個の整流子片基体部と、整流子片基体部より延設され、
整流子片基体部の軸芯方向に曲げられたアンカー部と、
複数個の整流子片基体部と第2の連結部との間に延設さ
れたライザー基体部とを有する母材を用いて成形され
る。そして、スリット中に充填され、かつ、アンカー部
を覆い母材の内周に円筒形に形成され、整流子片基体部
を支持し、絶縁樹脂よりなる樹脂部を備え、樹脂部の成
形後に第1、第2の連結部を切除することにより整流子
片基体部をそれぞれが絶縁された整流子片としている。
それ故、整流子片のそれぞれの間は、スリットの間に配
置された樹脂により隙間なく形成されるので、ブラシが
摺接する際に、機械的な騒音が大きくならない。よっ
て、モータ騒音の減少化を図ることができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る整流子及び整流子の製造方法の
一実施例を用いた小型モータの内部構造を説明する一部
破断正面図である。
【図2】図1に示した小型モータの左側面図である。
【図3】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の第
1の工程に用いた母材の外観斜視図である。
【図4】図3に示した母材の縦断面図である。
【図5】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の第
1の工程の外観斜視図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の第
2の工程の外観斜視図である。
【図8】図7の縦断面図である。
【図9】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の第
2の工程の外観斜視図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の
第2の工程の外観斜視図である。
【図12】図10の縦断面図である。
【図13】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の
第2の工程の外観斜視図である。
【図14】図13の縦断面図である。
【図15】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の
第3の工程の外観斜視図である。
【図16】図15に示した第3の工程に用いた成形型の
断面図である。
【図17】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の
第4、第5の工程の外観斜視図である。
【図18】図17の縦断面図である。
【図19】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の
第4、第5の工程の外観斜視図である。
【図20】図19の縦断面図である。
【図21】図1に示した整流子及び整流子の製造方法の
第6の工程の外観斜視図である。
【図22】図21の縦断面図である。
【図23】図21の右側面図である。
【図24】図21の左側面図である。
【符号の説明】
10 整流子 10b 整流子片 10h 樹脂部 30 母材 30a1 スリット 30a2 整流子片基体部 30a3 第1の連結部 30a4 第2の連結部 30d ライザー基体部 30e (アンカー部)一方側アンカー部 30f (アンカー部)他方側アンカー部 30g 樹脂部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H613 AA01 AA02 BB04 BB15 BB27 GA03 GA06 GA07 GA11 GB01 GB02 GB17 KK03 KK15 PP08 QQ05 SS05 5H623 AA03 AA04 BB07 GG11 JJ03 JJ05 JJ06 JJ08 LL09 LL10 LL13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電部材で形成された母材であって、両
    端部に略円環状に形成された第1、第2の連結部と、円
    周方向に等間隔に形成され、かつ、軸方向に延びたスリ
    ットにより分離され、前記第1の連結部から延設された
    複数個の整流子片基体部と、前記整流子片基体部より延
    設され、前記整流子片基体部の軸芯方向に曲げられたア
    ンカー部と、前記複数個の整流子片基体部と前記第2の
    連結部との間に延設されたライザー基体部とを有する母
    材と、 前記スリット中に充填され、かつ、前記アンカー部を覆
    い前記母材の内周に円筒形に形成され、前記整流子片基
    体部を支持し、絶縁樹脂よりなる樹脂部を備え、 前記樹脂部の成形後に前記第1、第2の連結部を切除す
    ることにより前記整流子片基体部をそれぞれが絶縁され
    た整流子片とすることを特徴とする整流子。
  2. 【請求項2】 第2の連結部は、ライザー基体部の幅方
    向に沿ってライザー基体部の長さ方向を長くするように
    前記ライザー基体部に接する第3の連結部分を除いた第
    4の連結部分のみが切除されていることを特徴とする請
    求項1に記載の整流子。
  3. 【請求項3】 導電部材で形成された母材であって、両
    端部に略円環状に形成された第1、第2の連結部と、円
    周方向に等間隔に形成され、かつ、軸方向に延びたスリ
    ットにより分離され、前記第1の連結部から延設された
    複数個の整流子片基体部と、前記整流子片基体部より延
    設され、前記整流子片基体部の軸芯方向に曲げられたア
    ンカー部と、前記複数個の整流子片基体部と前記第2の
    連結部との間に延設されたライザー基体部とを有する母
    材と、 前記スリット中に充填され、かつ、前記アンカー部を覆
    い前記母材の内周に円筒形に形成され、前記整流子片基
    体部を支持し、絶縁樹脂からなる樹脂部を備えている整
    流子の製造方法で、 前記スリットを軸方向に形成することにより複数個の整
    流子片基体部と、ライザー基体部とを形成する第1の工
    程と、 前記整流子片基体部より延設され、前記整流子片基体部
    の軸芯方向に曲げられたアンカー部を形成する第2の工
    程と、 前記スリット中に充填され、かつ、前記アンカー部を覆
    い前記母材の内周に円筒形に形成され、前記整流子片基
    体部を支持し、絶縁樹脂よりなる樹脂部を成形する第3
    の工程と、 前記第1の連結部を切除する第4の工程と、 前記第2の連結部を切除することにより、前記整流子片
    基体部をそれぞれが絶縁された整流子片とする第5の工
    程と、 前記ライザー基体部を外周方向に曲げ、かつ、前記整流
    子片の外表面に向かって略フック状に折曲げられたライ
    ザー部を形成する第6の工程とにより形成されているこ
    とを特徴とする整流子の製造方法。
  4. 【請求項4】 母材は、管部材または、筒形に成形され
    た板部材からなることを特徴とする請求項1、2、また
    は3のいずれかに記載の整流子の製造方法。
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