JP2010288335A - ブラシホルダ及びブラシホルダの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】歩留まりの向上を図ることができるブラシホルダを提供する。
【解決手段】樹脂体で構成されたコネクタ部7c及びホルダ本体部7aと、ホルダ本体部7aの内部に埋設され、給電ブラシとコネクタ部7cとの間を電気的に接続する線材からなる第1〜第3の給電線41〜43とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】樹脂体で構成されたコネクタ部7c及びホルダ本体部7aと、ホルダ本体部7aの内部に埋設され、給電ブラシとコネクタ部7cとの間を電気的に接続する線材からなる第1〜第3の給電線41〜43とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、ブラシホルダ及びブラシホルダの製造方法に関するものである。
従来、ウインドウモータ等として用いられるギヤードモータのブラシホルダは、モータハウジング内に配置され給電ブラシを保持するホルダ本体部と、外部との電気的な接続を図るコネクタ部とを備えている(例えば特許文献1参照)。このようなブラシホルダにおいて、給電ブラシとコネクタ部とは、ブラシホルダ内に設けられたターミナルにより電気的に接続されている。ターミナルは、金属製の板材を切り抜き、折り曲げして成形されるものであり、このターミナルは、ブラシホルダを構成する樹脂と一体成形されるようになっている。
しかしながら、上記のようなブラシホルダでは、複雑な形状のターミナルを板材から成形しなければならないため、板材から得られるターミナルに対して廃材が多い、つまり歩留まりが悪い状態となる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、歩留まりの向上を図ることができるブラシホルダ及びブラシホルダの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータハウジング内に配置され給電ブラシを保持するホルダ本体部と、外部との電気的な接続をするためのコネクタ部とを備えたブラシホルダであって、前記コネクタ部の少なくとも一部及び前記ホルダ本体部を構成する樹脂体と、前記樹脂体の内部に埋設され、前記給電ブラシと前記コネクタ部との間を電気的に接続する線材からなる給電線とを有することを特徴とする。
この発明では、給電ブラシとコネクタ部との間を電気的に接続する給電線が線材からなるため、線材の無駄を抑えて結線することができ、これにより、給電ブラシとコネクタ部との間の全てを板材からなるターミナルで接続する構成に比べて歩留まりの向上を図ることができる。また、ブラシホルダの形状に合わせた成形が容易であり、ブラシホルダの軽量化にも貢献できる。更に、給電線は線材であっても樹脂体の内部に埋設されるため、安定して保持されて変形が抑えられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシホルダにおいて、前記ホルダ本体部には、電気部品が配設され、前記給電線には、前記電気部品と電気的に接続されるコイル状の電気部品接続部が設けられたことを特徴とする。
この発明では、給電線の電気部品接続部がコイル状をなすため、その巻回数や径の調整が容易であり、給電線の設計自由度が向上する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のブラシホルダにおいて、前記電気部品接続部には、そのコイル状内に前記電気部品の端子が挿入されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のブラシホルダにおいて、前記電気部品接続部には、そのコイル状内に前記電気部品の端子が挿入されていることを特徴とする。
この発明では、電気部品の端子がコイル状の電気部品接続部内に挿入されて電気的に接続されるため、給電線と電気部品の端子との接続が容易となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシホルダにおいて、前記コネクタ部は、前記給電線に接続された外部接続用ターミナルを有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシホルダにおいて、前記コネクタ部は、前記給電線に接続された外部接続用ターミナルを有することを特徴とする。
この発明では、コネクタ部の外部接続用ターミナルによって外部との電気的な接続が確実になる。また、ブラシホルダの形状に合わせて成形される給電線と併せて外部接続用ターミナルを用いるため、外部接続用ターミナルを簡単な構造とすることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、モータハウジング内に配置され給電ブラシを保持するホルダ本体部と、外部との電気的な接続をするためのコネクタ部とを備えたブラシホルダの製造方法であって、線材を曲げ加工して前記給電ブラシと前記コネクタ部との間を電気的に接続するための給電線を成形する給電線成形工程と、前記コネクタ部の少なくとも一部及び前記ホルダ本体部を形成するとともに内部に前記給電線を埋設した樹脂体を成形する樹脂体成形工程とを有することを特徴とする。
この発明では、給電ブラシとコネクタ部との間を電気的に接続する給電線が線材からなるため、線材の無駄を抑えて結線することができ、これにより、給電ブラシとコネクタ部との間の全てを板材からなるターミナルで接続する構成に比べて歩留まりの向上を図ることができる。また、ブラシホルダの形状に合わせた成形が容易であり、ブラシホルダの軽量化にも貢献できる。更に、給電線は線材であっても樹脂体の内部に埋設されるため、安定して保持されて変形が抑えられる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のブラシホルダの製造方法において、前記給電線成形工程を、前記樹脂体を成形するための型の上で行うことを特徴とする。
この発明では、樹脂体を成形するための型の上で給電線の成形を行うため、型費、工程数の増加を抑えることができる。
この発明では、樹脂体を成形するための型の上で給電線の成形を行うため、型費、工程数の増加を抑えることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のブラシホルダの製造方法において、前記給電線には、前記ホルダ本体部に配設される電気部品と電気的に接続される電気部品接続部が形成され、前記電気部品接続部は、前記給電線成形工程において線材の一部をコイル状に成形してなることを特徴とする。
この発明では、給電線の電気部品接続部がコイル状をなすため、その巻回数や径の調整が容易であり、給電線の設計自由度が向上する。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、前記型に設けられたコイル成形ピンに前記線材を巻き付けることでコイル状の前記電気部品接続部を成形することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、前記型に設けられたコイル成形ピンに前記線材を巻き付けることでコイル状の前記電気部品接続部を成形することを特徴とする。
この発明では、コイル状の電気部品接続部を型上で容易に成形することが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のブラシホルダの製造方法において、前記電気部品接続部における少なくとも軸方向の反電気部品側の端部が前記樹脂体の外側に露出するように成形することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のブラシホルダの製造方法において、前記電気部品接続部における少なくとも軸方向の反電気部品側の端部が前記樹脂体の外側に露出するように成形することを特徴とする。
この発明では、電気部品接続部における少なくとも軸方向の反電気部品側の端部が樹脂体の外側に露出するため、その後の電気部品との接続作業が容易となる。
請求項10に記載の発明は、請求項7〜9のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記電気部品接続部のコイル状内に前記電気部品の端子を挿入することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項7〜9のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記電気部品接続部のコイル状内に前記電気部品の端子を挿入することを特徴とする。
この発明では、電気部品接続部と電気部品の端子との接続が容易となる。
請求項11に記載の発明は、請求項5〜10のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記コネクタ部は、前記給電線に接続される外部接続用ターミナルを有し、前記外部接続用ターミナルを前記給電線に予め接続した状態で前記給電線成形工程を行うことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項5〜10のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、前記コネクタ部は、前記給電線に接続される外部接続用ターミナルを有し、前記外部接続用ターミナルを前記給電線に予め接続した状態で前記給電線成形工程を行うことを特徴とする。
この発明では、樹脂体の成形時に給電線と外部接続用ターミナルとを同時に埋設することができる。
従って、上記記載の発明によれば、歩留まりの向上を図ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ1は、車両に搭載されるパワーウインド装置の駆動源として用いられるモータであり、モータ本体2と減速部3とから構成されている。
図1に示すように、本実施形態のモータ1は、車両に搭載されるパワーウインド装置の駆動源として用いられるモータであり、モータ本体2と減速部3とから構成されている。
モータ本体2は、ヨークハウジング4、一対のマグネット5、アーマチャ(電機子)6、ブラシホルダ7及び一対の給電ブラシ8を備えている。
ヨークハウジング4は有底扁平円筒状をなしており、その内側面に一対のマグネット5が固着されている。マグネット5の内側には、アーマチャ6が回転可能に収納されている。アーマチャ6は回転軸9を有し、その回転軸9の基端部はヨークハウジング4の底部中央に組み付けた軸受10により回転可能に支持されている。
ヨークハウジング4は有底扁平円筒状をなしており、その内側面に一対のマグネット5が固着されている。マグネット5の内側には、アーマチャ6が回転可能に収納されている。アーマチャ6は回転軸9を有し、その回転軸9の基端部はヨークハウジング4の底部中央に組み付けた軸受10により回転可能に支持されている。
ヨークハウジング4の開口部4aには、径方向外側に延びる一対のフランジ部4bが形成されている。フランジ部4bは、ヨークハウジング4を後述するギヤハウジング21に対してネジ11にて固定するために設けられている。また、ヨークハウジング4の開口部4a(フランジ部4b)とギヤハウジング21の開口部21aとの間には、図2及び図3に示すようなブラシホルダ7が挟持されている。
ブラシホルダ7は、合成樹脂製であって、ヨークハウジング4の開口部4aに嵌挿される断面扁平円形状のホルダ本体部7aと、該ホルダ本体部7aから径方向外側に延びる延出部7bと、該延出部7bからモータ1外に露出し、外部との電気的な接続を図るコネクタ部7cとを備えている。
ホルダ本体部7aの外周部には、図1及び図2に示すように、前記延出部7bと繋がるように全周にわたって環状をなす挟持部7dが設けられている。挟持部7dは、前記延出部7bとともにヨークハウジング4の開口部4a(フランジ部4b)とギヤハウジング21の開口部21aとの間に挟持される。この挟持部7d及び前記延出部7bには、弾性及び絶縁性を有するエラストマ材料等の弾性材料よりなるシール部材15が一体形成されている。このシール部材15は、2次成形として形成され、挟持部7d及び延出部7bの表面を被覆し、ヨークハウジング4及びギヤハウジング21の開口部4a,21a間に挟持される。つまり、シール部材15は、ヨークハウジング4及びギヤハウジング21の開口部4a,21a間に挟持されることにより両開口部4a,21aを密閉し、ヨークハウジング4及びギヤハウジング21内に水滴や塵埃といった異物の浸入を防止している。
前記ホルダ本体部7aの中央には、前記回転軸9の先端側の所定部位を回転可能に支持する軸受12が組み付けられている。また、ホルダ本体部7aのモータ本体2側には、該ホルダ本体部7aの長手方向に沿って前記モータ本体2(回転軸9)の中心軸線L1を挟んで互いに対向配置される一対のブラシ保持部7eが形成されている。各ブラシ保持部7eには給電ブラシ8がそれぞれ保持され、各給電ブラシ8が前記回転軸9と一体回転する整流子13に摺接して該整流子13に電源供給を行うようになっている。
また、図2に示すように、ホルダ本体部7aにおける給電ブラシ8が設けられた側の面(モータ本体2側の面)には、各種電気部品(円柱状の2つのチョークコイル31,32、電源ノイズ除去用の2つのコンデンサ33,34及び過電流保護用のブレーカ35等)が配設されている。尚、各チョークコイル31,32は、各ブラシ保持部7eの一側の挟持部7d近傍に配置されている。また、各コンデンサ33,34は、ブラシホルダ7に近い側のチョークコイル31の側方において挟持部7dに沿って並設されている。そして、ブレーカ35は、ブラシホルダ7に近い側のチョークコイル31の側方において挟持部7dの近傍に配置されている。
ホルダ本体部7aの内部には、図3及び図4に示すように、給電ブラシ8とコネクタ部7cとの間を電気的に接続するための第1〜第3の給電線41〜43がインサート成形により埋設されている。尚、図3及び図4は、シール部材15が成形される前(2次成形前)のブラシホルダ7を示している。各給電線41〜43は、例えば被膜のない銅線等の線材からなる。各給電線41〜43には、前記各種電気部品と電気的に接続されるコイル状の接続部41a,42a〜42d,43a〜43c(電気部品接続部)が形成されている。尚、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cは、その開口方向がモータ軸方向に沿うように構成されている。また、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cは、開口方向(軸方向)の両端部がホルダ本体部7aから露出するように構成されている。
図2〜図4に示すように、第1の給電線41には、ブレーカ35の第1端子35aと接続される接続部41aが形成されている。第2の給電線42には、ブレーカ35の第2端子35bと接続される接続部42aと、チョークコイル32の第1端子32aと接続される接続部42bと、コンデンサ34の第1端子34aと接続される接続部42cとが形成されている。尚、第2の給電線42の接続部42cの側方には、該接続部42cと連続する接続部42dが設けられている。この接続部42dは、コンデンサを1つのみ設ける構成の場合にそのコンデンサの第1端子が接続されるものであり、本実施形態のように2つのコンデンサ33,34を設ける構成の場合には、この接続部42dにはコンデンサ33,34の端子が接続されないようになっている。
また、第3の給電線43には、コンデンサ33の第1端子33aと接続部43aと、チョークコイル31の第1端子31aと接続される接続部43bとが形成されている。尚、第3の給電線43の接続部43bの側方には、該接続部43bと連続する接続部43cが設けられている。この接続部43cは、コンデンサを1つのみ設ける構成の場合にそのコンデンサの第2端子が接続されるものであり、本実施形態のように2つのコンデンサ33,34を設ける構成の場合には、この接続部43cにはコンデンサ33,34の端子が接続されないようになっている(上記の第2の給電線42の接続部42dと同様)。尚、第2の給電線42及び第3の給電線43において、各接続部42a〜42dの間、及び各接続部43a〜43cの間の線材は直線状をなしている。
図3に示すように、第1の給電線41の接続部41a及び第2の給電線42の接続部42aには、そのコイル状の内部にブレーカ35の第1及び第2端子35a,35bがそれぞれ挿入されるとともに、その各端子35a,35bと接続部41a,42aとは半田44によりそれぞれ電気的に接続されている。これは他の接続部(第2の給電線42の接続部42b,42c及び第3の給電線43の接続部43a,43b)と、各種電気部品の端子(コンデンサ33,34の第1端子33a,34a及びチョークコイル31,32の第1端子31a,32a)との間の接続についても同様である。
また、各チョークコイル31,32の第2端子31b,32bは、各給電ブラシ8から延びるピッグテール8aにそれぞれ接続されている。各コンデンサ33,34の第2端子(図示略)は、接地用ターミナル36に接続されている(図2参照)。この接地用ターミナル36には一対の接地片36aが折り曲げ形成されており、該接地片36aはブラシ保持部7eから挟持部7d側に突出、即ち前記ヨークハウジング4に接触可能に配設され、該ヨークハウジング4を介して接地されるようになっている。
図2〜図4に示すように、コネクタ部7cの内部には、金属板材よりなる2つの外部接続用の第1及び第2ターミナル45,46がインサート成形により埋設されている。各ターミナル45,46は軸直交方向に並設されており、各ターミナル45,46の一端は、コネクタ部7c内で露出され、他端は延出部7bまで延びている。そして、第1ターミナル45は、第1の給電線41の接続部41aから直線状に引き出されたその給電線41の一端部と電気的に接続されている。また、第2ターミナル46は、第3の給電線43の接続部43aから直線状に引き出されたその給電線43の一端部と電気的に接続されている。
上記のように、本実施形態のブラシホルダ7では、コネクタ部7cの第1及び第2ターミナル45,46と給電ブラシ8(ピッグテール8a)とをそれぞれ電気的に接続する第1〜第3の給電線41〜43がホルダ本体部7aに埋設された線材から構成されている。このため、金属板材から切り抜き加工してなるターミナルを第1〜第3の給電線41〜43の部分に用いる構成と比較して材料の無駄を抑えることができ、歩留まりの向上を図ることができるようになっている。また、本実施形態では、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cはコイル状をなし、そのコイル状内に前記各種電気部品の端子(チョークコイル31,32の第1端子31a,32a、コンデンサ33,34の第1端子33a,34a及びブレーカ35の第1及び第2端子35a,35b)が挿入されて電気的に接続されている。このため、第1〜第3の給電線41〜43と各種電気部品の端子との接続が容易となっている。
次に、上記のようなブラシホルダ7の製造方法について、図5(a)(b)に従って説明する。
図5(a)には、ブラシホルダ7におけるシール部材15を除く部分(1次成型部分)の成形するための第1及び第2の金型51,52を示している。第1及び第2の金型51,52はそれぞれ、ホルダ本体部7aを成形するための本体部成形部51a,52aと、延出部7bを成形するための延出部成形部51b,52bと、コネクタ部7cを成形するためのコネクタ部成形部51c,52cとを有している。第2の金型52の本体部成形部52aには、図5(b)に示すように、複数のコイル成形ピン53が所定位置に形成されている。コイル成形ピン53は、第1〜第3の給電線41〜43の各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cを成形するためのものであり、本実施形態では8本設けられている。また、各コイル成形ピン53は円柱状であり、第1及び第2の金型51,52の抜き方向(図5(a)における上下方向)に直線状に延びている。
図5(a)には、ブラシホルダ7におけるシール部材15を除く部分(1次成型部分)の成形するための第1及び第2の金型51,52を示している。第1及び第2の金型51,52はそれぞれ、ホルダ本体部7aを成形するための本体部成形部51a,52aと、延出部7bを成形するための延出部成形部51b,52bと、コネクタ部7cを成形するためのコネクタ部成形部51c,52cとを有している。第2の金型52の本体部成形部52aには、図5(b)に示すように、複数のコイル成形ピン53が所定位置に形成されている。コイル成形ピン53は、第1〜第3の給電線41〜43の各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cを成形するためのものであり、本実施形態では8本設けられている。また、各コイル成形ピン53は円柱状であり、第1及び第2の金型51,52の抜き方向(図5(a)における上下方向)に直線状に延びている。
ブラシホルダ7の製造方法としては、まず、ブラシホルダ7の樹脂部分の成形の前に、第2の金型52上で第1〜第3の給電線41〜43を成形する(給電線成形工程)。この給電線成形工程では、第1〜第3の給電線41〜43を所定のコイル成形ピン53にそれぞれ巻き付けて各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cを成形する。本実施形態では、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの巻回数を3巻きとしている(図5(a)参照)。そして、第1及び第3の給電線41,43の一端部を、第2の金型52上の所定位置に配置された第1及び第2ターミナル45,46とそれぞれ電気的に接続する。
その後、第1及び第2の金型51,52を合わせてキャビティ内に樹脂を注入し、その樹脂を固化した後、第1及び第2の金型51,52を抜く(樹脂体成形工程)。このとき同時に、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cから各コイル成形ピン53が抜かれるようになっている。この樹脂体成形工程により、第1〜第3の給電線41〜43及び第1及び第2ターミナル45,46が埋設されたブラシホルダ7の1次成型部分が完成する。尚、キャビティ内において、第1及び第2の金型51,52の本体部成形部51a,52aが各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの両端部とそれぞれ接触しているため、完成品において各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの軸方向両端部がホルダ本体部7aの外側に露出するようになっている。そして、ブラシホルダ7の1次成形部分の成形後、2次成形としてシール部材15が成形される。その後、ブラシホルダ7に各種電気部品(チョークコイル31,32、コンデンサ33,34、ブレーカ35及び接地用ターミナル36等)が配置され、それらの端子と各給電線41〜43の接続部41a,42a〜42d,43a〜43cとが半田44により電気的に接続されるようになっている(図3参照)。
前記減速部3は、ギヤハウジング21、ウォーム軸22、ウォームホイール23及びクラッチ24を備えている。
ギヤハウジング21は、合成樹脂製であって、内部にはウォーム軸22、ウォームホイール23及びクラッチ24を収容すべく所定形状に形成されている。また、ギヤハウジング21は、前記ヨークハウジング4の開口部4a(フランジ部7b)と対向する開口部21aを有している。そして、このギヤハウジング21と前記ヨークハウジング4とは、ヨークハウジング4及びギヤハウジング21間でブラシホルダ7を挟持した状態で前記ネジ11にて固定される。
ギヤハウジング21は、合成樹脂製であって、内部にはウォーム軸22、ウォームホイール23及びクラッチ24を収容すべく所定形状に形成されている。また、ギヤハウジング21は、前記ヨークハウジング4の開口部4a(フランジ部7b)と対向する開口部21aを有している。そして、このギヤハウジング21と前記ヨークハウジング4とは、ヨークハウジング4及びギヤハウジング21間でブラシホルダ7を挟持した状態で前記ネジ11にて固定される。
ウォーム軸22は、ギヤハウジング21内の所定位置に設けた軸受25,26により回転可能に支持され、前記モータ本体2から延びる回転軸9とクラッチ24を介して駆動連結されている。このクラッチ24は、回転軸9からの駆動力をウォーム軸22に伝達し、逆にウォーム軸22からの駆動力が回転軸9に伝達しないようウォーム軸22の回転をロックするように作動する。つまり、このクラッチ24は、負荷側(出力軸27側)からのモータ1の回転を防止するために設けられている。
ウォーム軸22は、ウォームホイール23と噛合されている。ウォームホイール23は、ウォーム軸22と直交するように配置された出力軸27と駆動連結されている。出力軸27は、ウインドガラス(図示略)を開閉させる周知のXアーム式レギュレータ(図示略)と駆動連結されている。そして、出力軸27が回転することによりレギュレータが作動し、ウインドガラスが開閉するようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、樹脂体で構成されたコネクタ部7c及びホルダ本体部7aと、ホルダ本体部7aの内部に埋設され、給電ブラシ8とコネクタ部7cとの間を電気的に接続する線材からなる第1〜第3の給電線41〜43とを有する。これにより、線材の無駄を抑えて結線することができるため、給電ブラシ8とコネクタ部7cとの間の全てを板材からなるターミナルで接続する従来構成に比べて歩留まりの向上を図ることができる。また、ブラシホルダ7の形状に合わせた成形が容易であり、ブラシホルダ7の軽量化にも貢献できる。更に、第1〜第3の給電線41〜43は線材であってもホルダ本体部7aの内部に埋設されるため、安定して保持されて変形が抑えられる。
(1)本実施形態では、樹脂体で構成されたコネクタ部7c及びホルダ本体部7aと、ホルダ本体部7aの内部に埋設され、給電ブラシ8とコネクタ部7cとの間を電気的に接続する線材からなる第1〜第3の給電線41〜43とを有する。これにより、線材の無駄を抑えて結線することができるため、給電ブラシ8とコネクタ部7cとの間の全てを板材からなるターミナルで接続する従来構成に比べて歩留まりの向上を図ることができる。また、ブラシホルダ7の形状に合わせた成形が容易であり、ブラシホルダ7の軽量化にも貢献できる。更に、第1〜第3の給電線41〜43は線材であってもホルダ本体部7aの内部に埋設されるため、安定して保持されて変形が抑えられる。
(2)本実施形態では、第1〜第3の給電線41〜43における各種電気部品(チョークコイル31,32、コンデンサ33,34及びブレーカ35等)と電気的に接続される接続部41a,42a〜42d,43a〜43cがコイル状をなすため、その巻回数や径の調整が容易であり、第1〜第3の給電線41〜43の設計自由度が向上する。
(3)本実施形態では、前記各種電気部品の端子(チョークコイル31,32の第1端子31a,32a、コンデンサ33,34の第1端子33a,34a及びブレーカ35の第1及び第2端子35a,35b)がコイル状の接続部41a,42a〜42c,43a〜43b内に挿入されて電気的に接続されるため、第1〜第3の給電線41〜43と各種電気部品の端子との接続が容易となる。
(4)本実施形態では、コネクタ部7cが第1及び第3の給電線41,43に接続された外部接続用の第1及び第2ターミナル45,46を有するため、該ターミナル45,46によって外部との電気的な接続が確実になる。また、ブラシホルダ7の形状に合わせて成形される第1及び第3の給電線41,43と併せて外部接続用の第1及び第2ターミナル45,46を用いるため、該ターミナル45,46を簡単な構造とすることが可能となる。
(5)本実施形態では、ブラシホルダ7の樹脂部分(ホルダ本体部7a、延出部7b及びコネクタ部7c)を成形するための第2の金型52上で給電線成形工程を行うため、型費、工程数の増加を抑えることができる。
(6)本実施形態では、第2の金型52に設けられたコイル成形ピン53に第1〜第3の給電線41〜43を巻き付けることでコイル状の接続部41a,42a〜42d,43a〜43cを成形するため、該接続部41a,42a〜42d,43a〜43cを第2の金型52上で容易に成形することが可能となる。
(7)本実施形態では、各給電線41〜43の接続部41a,42a〜42d,43a〜43cにおける少なくとも軸方向(開口方向)の反電気部品側の端部がホルダ本体部7aの外側に露出するように構成されるため、その後の各種電気部品の端子との接続作業が容易となる。
(8)本実施形態では、第1及び第2ターミナル45,46を第1及び第3の給電線41,43に予め接続した状態で給電線成形工程を行うため、樹脂部分の成形時に第1〜第3の給電線41〜43と第1及び第2ターミナル45,46とを同時に埋設することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、給電線成形工程の時点で、第1及び第2ターミナル45,46は接続部で互いに繋がる構成とし、ブラシホルダ7の1次成形部分の成形後にその接続部を切断して第1及び第2ターミナル45,46を分離するようにしてもよい。また、この場合、その接続部の切断部分を2次成形されるシール部材15によって被覆するようにしてもよい。
・上記実施形態において、給電線成形工程の時点で、第1及び第2ターミナル45,46は接続部で互いに繋がる構成とし、ブラシホルダ7の1次成形部分の成形後にその接続部を切断して第1及び第2ターミナル45,46を分離するようにしてもよい。また、この場合、その接続部の切断部分を2次成形されるシール部材15によって被覆するようにしてもよい。
・上記実施形態では、各給電線41〜43を第2の金型52上で成形したが、予め所定形状に成形された各給電線41〜43を第2の金型52に配置するようにしてもよい。
・上記実施形態では、接続部41a,42a〜42d,43a〜43cをコイル状としたが、特にこれに限らず構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、接続部41a,42a〜42d,43a〜43cをコイル状としたが、特にこれに限らず構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、接続部41a,42a〜42d,43a〜43c及びコイル成形ピン53を8つ設けたが、それらの数は構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態における各給電線41〜43の接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの巻回数及び径を、構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態における各給電線41〜43の接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの巻回数及び径を、構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態の各種電気部品のレイアウト及び第1〜第3の給電線41〜43のレイアウト(及び本数)は、構成に講じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの軸方向(開口方向)の両端部がホルダ本体部7aから露出するように構成したが、軸方向の反電気部品側の端部のみを露出するように構成してもよい。
・上記実施形態では、各接続部41a,42a〜42d,43a〜43cの軸方向(開口方向)の両端部がホルダ本体部7aから露出するように構成したが、軸方向の反電気部品側の端部のみを露出するように構成してもよい。
・上記実施形態では、パワーウインド装置に用いられるモータ1に適用したが、これ以外の装置に用いられるモータに実施してもよい。また、モータ本体2と減速部3とを一体に組み付けたモータ1に適用したが、減速部3を備えていないモータに適用してもよい。
4…ヨークハウジング(モータハウジング)、7…ブラシホルダ、7a…ホルダ本体部、7c…コネクタ部、8…給電ブラシ、31,32…チョークコイル、31a,32a…チョークコイルの第1端子、31b,32b…チョークコイルの第2端子、33,34…コンデンサ、33a,34a…コンデンサの第1端子、35…ブレーカ、35a,35b…ブレーカの第1及び第2端子、41〜43…第1〜第3の給電線、41a,42a〜42d,43a〜43c…接続部(電気部品接続部)、51…第1の金型、52…第2の金型、53…コイル成形ピン。
Claims (11)
- モータハウジング内に配置され給電ブラシを保持するホルダ本体部と、外部との電気的な接続をするためのコネクタ部とを備えたブラシホルダであって、
前記コネクタ部の少なくとも一部及び前記ホルダ本体部を構成する樹脂体と、
前記樹脂体の内部に埋設され、前記給電ブラシと前記コネクタ部との間を電気的に接続する線材からなる給電線とを有することを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項1に記載のブラシホルダにおいて、
前記ホルダ本体部には、電気部品が配設され、
前記給電線には、前記電気部品と電気的に接続されるコイル状の電気部品接続部が設けられたことを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項2に記載のブラシホルダにおいて、
前記電気部品接続部には、そのコイル状内に前記電気部品の端子が挿入されていることを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシホルダにおいて、
前記コネクタ部は、前記給電線に接続された外部接続用ターミナルを有することを特徴とするブラシホルダ。 - モータハウジング内に配置され給電ブラシを保持するホルダ本体部と、外部との電気的な接続をするためのコネクタ部とを備えたブラシホルダの製造方法であって、
線材を曲げ加工して前記給電ブラシと前記コネクタ部との間を電気的に接続するための給電線を成形する給電線成形工程と、
前記コネクタ部の少なくとも一部及び前記ホルダ本体部を形成するとともに内部に前記給電線を埋設した樹脂体を成形する樹脂体成形工程と
を有することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項5に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記給電線成形工程を、前記樹脂体を成形するための型の上で行うことを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項5又は6に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記給電線には、前記ホルダ本体部に配設される電気部品と電気的に接続される電気部品接続部が形成され、
前記電気部品接続部は、前記給電線成形工程において線材の一部をコイル状に成形してなることを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項7に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記型に設けられたコイル成形ピンに前記線材を巻き付けることでコイル状の前記電気部品接続部を成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項8に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記電気部品接続部における少なくとも軸方向の反電気部品側の端部が前記樹脂体の外側に露出するように成形することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項7〜9のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記電気部品接続部のコイル状内に前記電気部品の端子を挿入することを特徴とするブラシホルダの製造方法。 - 請求項5〜10のいずれか1項に記載のブラシホルダの製造方法において、
前記コネクタ部は、前記給電線に接続される外部接続用ターミナルを有し、
前記外部接続用ターミナルを前記給電線に予め接続した状態で前記給電線成形工程を行うことを特徴とするブラシホルダの製造方法。
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JP2009138651A JP2010288335A (ja) | 2009-06-09 | 2009-06-09 | ブラシホルダ及びブラシホルダの製造方法 |
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JP2012191792A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Mitsuba Corp | 給電手段、およびモータユニット |
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-
2009
- 2009-06-09 JP JP2009138651A patent/JP2010288335A/ja active Pending
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