JP2002271212A - デジタル信号をアナログ形式で処理する方法と送信器 - Google Patents

デジタル信号をアナログ形式で処理する方法と送信器

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JP2002271212A JP2002036400A JP2002036400A JP2002271212A JP 2002271212 A JP2002271212 A JP 2002271212A JP 2002036400 A JP2002036400 A JP 2002036400A JP 2002036400 A JP2002036400 A JP 2002036400A JP 2002271212 A JP2002271212 A JP 2002271212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号をアナログ形式に変換し、DA
コンバータ(DAC)により生成されたアナログ信号イ
メージを用いて送信周波数でアナログ信号を与え、投影
れたアナログ信号イメージを用いて送信用のアナログ信
号を生成する。 【解決手段】 本発明によれば、デジタル送信機はDA
Cからのアナログ信号イメージを用いて所望の周波数で
もってアナログ信号を生成する。DAC用の変換レート
あるいはデジタル信号周波数を設定あるいは調整するこ
とにより、DACから生成されたアナログ信号イメージ
を所望の周波数バンドに配置することができる。デジタ
ル信号がアナログ形式に変換されると、DACは、変換
レートの2分の1の整数倍で周期的に繰り返されるアナ
ログ信号イメージを生成し、かくしてアナログ信号イメ
ージは、増幅用および送信用に適した適宜の周波数バン
ドで生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信技術に関
し、特に無線通信システムのデジタル送信機のアーキテ
クチャに関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムのサービスエリアは、
セルと称する複数のサービス領域に分割され、無線機器
はそのセルにサービスする基地局(BS)と無線リンク
を介して通信する。基地局は、地上線のネットワークに
接続され、例えば移動交換器センタ(Mobile Switching
Center,MSC)を介してサービスエリアに分散して
いる複数の基地局に接続されている。無線通信産業にお
いては、サービスプロバイダには、RF通信チャネルの
送信と受信用に用いられる複数の連続しない、即ち分割
された周波数帯域が与えられている。
【0003】例えば米国においては、セルラ通信用の
「A」バンド(帯域)プロバイダ用の基地局は、A(8
25−835MHz)、A′(845−846.5MH
z)、A″(824−825MHz)のバンド内で周波
数チャネルを受領し、A(870−880MHz)、
A′(890−891.5MHz)、A″(869−8
70MHz)のバンド幅内の周波数チャネルで送信して
いる。Bバンドのプロバイダ用の基地局は、B(835
−845MHz)、B′(846.5−849MHz)
の周波数帯域でチャネルを受信し、B(880−890
MHz)、B′(891.5−894MHz)の周波数
帯域内でチャネルを送信している。さらに、個人通信シ
ステム(Personal Communications Systems,PCS)
用の基地局は、無線機器からPCSバンド(1850M
Hz−1910MHz)のブロック上で周波数チャネル
を受領し、PCSバンド(1930−1990MHz)
のブロック上で周波数チャネルを送信している。
【0004】一般的な送信機アーキテクチャにおいて
は、ベースバンド情報信号は、信号処理ユニット(sign
al processing unit,SPU)に与えられるデジタル信
号である。SPUは、ベースバンドデジタル信号を受領
し、このデジタル信号に対し符号化とエラー検出処理と
ビットインターリービングと同位相(in-phase,I)と
直交相(quadrature,Q)の変調のデジタル変調を実行
する。その結果得られたデジタル(I/Q)変調された
中間周波数(intermediate frequency,IF)信号は、
デジタル−アナログコンバータ(digital to analog co
nverter,DAC)に与えられる。DACは、デジタル
IF信号をアナログIF信号に変換し、このアナログI
F信号は、アナログミキサを用いてアナログ無線周波数
(RF)信号に変換され、適宜の周波数帯域で送信され
る。不連続の周波数バンド内で信号を同時に処理し送信
する共通送信機がシステムハードウェアのコストを低下
させる。
【0005】現在の所、送信システムは、アナログロー
パスフィルタを有し、デジタルからアナログ変換への処
理の結果、DACにより生成される高周波のアナログI
F信号の周期的イメージを取り除いている。デジタルI
Fスペクトラムが、変換レートでDACによりアナログ
領域に変換されると、信号のバンド幅は、変換周波数の
2分の1の数倍で周期的に回転する、即ちホールドす
る。かくして、信号バンド幅のレプリカイメージとミラ
ーイメージがDACの変換レートに対応する周波数イン
ターバルで周期的に繰り返される。
【0006】例えば、図1は、DACのアナログフィル
タ要件を示しており、それは基本アナログ出力周波数は
=10MHzで、これは10MHzのデジタル入力
周波数に対応し、変換レートは1秒あたり30メガワー
ド(Mwps)、即ち30メガサンプル(Msps)
で、これはトップグラフ(top graph)用の30MHz
の変換レートに等価であり、60Mwps即ち60Ms
psの変換レートはボトムグラフ(bottom graph)用の
60MHzの変換周波数に等価である。DACは、10
MHzのデジタル信号を10MHzの基本アナログ信号
イメージ12aに変換する。30MHzの変換レートで
は、DACは基本アナログ信号12aの20MHzでミ
ラーイメージ14aを出力する。
【0007】信号バンド幅とこの信号バンド幅のミラー
イメージは、変換レートに対応する周波数インターバル
で周期的に繰り返されるために、アナログ信号のレプリ
カイメージ12bは40MHzで生成され、ミラーイメ
ージ14bは50MHzで生成され、レプリカイメージ
12cは70MHz、ミラーイメージ14cは80MH
zで生成される。30MHzの変換レートのDACにお
いては、現在の設計慣行ではアナログローパスフィルタ
(LPF)を用いてDACの出力からイメージ12b−
cと14a−cを取り除き、基本10MHzアナログ信
号イメージを適宜のRF周波数に変換して送信する。
【0008】60MHz(即ち、60Msps,60w
ps)の変換レートでは、DACは基本の10MHzア
ナログ信号イメージ16aと50MHzでミラーイメー
ジ18aを出力する。信号バンド幅とこの信号バンド幅
のミラーイメージは、変換レートに対応する周波数イン
ターバルで周期的に繰り返されるために、アナログ信号
のレプリカイメージ16bは、70MHzで生成され、
ミラーイメージ18bは110MHzで生成される。上
記したように、現在の設計慣行は、アナログローパスフ
ィルタ(low pass filter,LPF)を用いてDACの
出力からイメージ16b,18a,18bとを除去し、
基本10MHzアナログ信号イメージを適宜のRF周波
数に上方変換して送信している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】技術が進歩するにつれ
てDACの変換レートが増加している。しかし、現在の
送信機アーキテクチャは、DACにより得られる基本的
なコスト削減およびフレキシビリティを利用していな
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルから
アナログへの変換器(DAC)を用いて、デジタル信号
をアナログ形式に変換し、DACにより生成されたアナ
ログ信号イメージを用いて送信周波数でアナログ信号を
与え、あるいは/それと同時に投影(projected)され
たアナログ信号イメージを用いて送信用のアナログ信号
を生成する。DACの出力点にあるローパスフィルタで
もってアナログ信号イメージを除去する代わりに、ある
いはアナログ信号イメージおよび周波数変換用のアナロ
グミキサを用いる代わりに、デジタル送信機はDACか
らのアナログ信号イメージを用いて所望の周波数でもっ
てアナログ信号を生成する。
【0011】DAC用の変換レートあるいはデジタル信
号周波数を設定あるいは調整することにより、DACか
ら生成されたアナログ信号イメージを所望の周波数バン
ドに配置することができる。例えばデジタル送信機は、
DAC用の変換レートの2分の1として定義された変換
バンド幅のオーバラップしない部分内にデジタル信号を
配置することができる。デジタル信号がアナログ形式に
変換されると、DACは、変換レートの2分の1の整数
倍で周期的に繰り返されるアナログ信号イメージを生成
し、かくしてアナログ信号イメージは、増幅用および送
信用に適した適宜の周波数バンドで生成される。
【0012】
【発明の実施の形態】次にデジタルからアナログへの変
換器(DAC)を有するデジタル送信機システムが、デ
ジタル信号をアナログ形態に変換して、その結果得られ
たアナログ信号イメージを用いて送信用のアナログ信号
を生成する状態を示す。図2aは、少なくとも1個のデ
ジタル信号を受領するDAC22を有するデジタル送信
機20を示す。DAC22は、変換レートfでデジタ
ル信号スペクトラムを変換する。DACの変換レートf
は、0Hzから変換レートの2分の1までの変換バン
ド幅がデジタル信号のバンド幅を包含するよう選択され
る。変換レートが上がるにつれて、変換バンド幅が広が
る。デジタル信号バンド幅が変換レートの2分の1以上
の場合には、投影イメージの間に好ましくないオーバラ
ップが発生する。
【0013】図2bに示すように、DACはデジタル信
号(F1−FN)を変換レートの2分の1に等しい変換
バンド幅内の周波数F1からFNまでのデジタル信号を
包含する変換レートfを用いて変換する。デジタルス
ペクトラムを変換レートfでアナログ形式に変換する
に際し、変換バンド幅、即ち基本アナログイメージ24
は変換周波数fの2分の1の整数倍でもって周期的に
回転し、即ちフォールド(fold)して、アナログ信号
(F1−FN)を含む基本アナログイメージ24のミラ
ー化された第1投影アナログイメージ26aとレプリカ
の第2投影アナログイメージ26bとミラー化された第
3投影アナログイメージ26cを生成する。
【0014】アナログイメージは、変換レートでもって
デジタルスペクトラムをアナログ形式に変換することに
より、0Hzから変換レートの2分の1までに生成され
た基本アナログイメージとも、この基本アナログイメー
ジの投影されたレプリカとも、即ちミラー化されたアナ
ログイメージとも称する。アナログ信号イメージは、基
本アナログ信号イメージおよびデジタル信号スペクトラ
ム内の特定のデジタル信号をアナログ形式に変換するこ
とにより得られた基本アナログ信号イメージの対応する
投影されたアナログ信号イメージと称する。
【0015】変換レートまたはデジタル信号周波数また
はその両方を設定することにより、変換されたデジタル
信号は、デジタル信号がアナログ形式に変換されアナロ
グ信号イメージが所望の周波数にあるような周波数に位
置する。基本アナログ信号イメージが、所望の伝送周波
数にあるときには、基本アナログ信号イメージは直接増
幅され、アナログ領域で周波数変換を行うことなく所望
の伝送周波数で送信することができる。しかし、基本ア
ナログ信号イメージが所望の伝送周波数にないときに
は、デジタル送信機は、基本アナログ信号イメージから
投影された後続のアナログ信号イメージを用いて伝送用
に所望のアナログ信号を生成する。
【0016】かくして、アナログ信号イメージを基本ア
ナログ信号イメージからフィルタ処理する代わりに、所
望の伝送周波数に入る投影されたアナログ信号イメージ
を直接増幅し送信することができる。この投影されたア
ナログ信号イメージもまた所望の中間周波数(intermed
iate frequency,IF)上に入り、この周波数は増幅用
および伝送用の中間周波数あるいは最終的に伝送周波数
に周波数変換することができる。所望の中間周波数の投
影されたアナログ信号イメージを用いることにより周波
数変換段の数を減らすことができる。
【0017】投影されたアナログ信号イメージは、基本
アナログ信号イメージのレプリカあるいはミラーイメー
ジと称する。かくして、デジタル送信機はアナログイメ
ージをフィルタ除去する必要がなく、またアナログ信号
を適宜の伝送バンドに配置するためにアナログ領域内の
周波数変換にのみ依存することもない。
【0018】デジタル送信機は、変換レートにより確立
された変換バンド幅の柔軟性および効率的な利用を提供
することができる。例えば、アナログ形式に変換される
デジタル信号が不連続の周波数バンドで送信される場合
には、変換バンド幅は、十分に高い変換が利用可能な場
合には、不連続のバンドを包含する。そうでない場合あ
るいは望ましい場合には、デジタル送信機は変換バンド
幅内のデジタル信号を、送信周波数における対応するア
ナログ信号間の相対的位置とは独立した位置に配置する
ことができる。
【0019】例えばデジタル信号は、伝送周波数の対応
するアナログ信号よりも変換バンド幅内で互いに近く配
置することができる。デジタル送信機がデジタル信号を
アナログ形式に変換した後、異なるゾーン(または変換
レートの2分の1の異なる整数倍)のアナログ信号イメ
ージを用いて不連続の伝送バンド内にアナログ信号を生
成することができる。
【0020】別法として、デジタル送信機は複数の無線
通信周波数(PCSまたはセルラ)または複数の無線通
信プロトコール(CDMA,GSM,北米TDMAその
他)を用いて通信することができる。かくして、デジタ
ル送信機(基地局または無線機器)により使用される無
縁通信周波数または無線通信プロトコールによって、ア
ナログ信号イメージが所望の伝送周波数上にあるように
使用される変換レートが設定されデジタル信号の位置が
調整される。
【0021】さらにまた、無線機器が無線通信システム
にアクセスを試みようとしているときに、無線機器はそ
のシステムで使用される無線通信周波数またはプロトコ
ールの種類の情報には依存せず、あるいはシステムは複
数の不連続周波数バンドまたはプロトコールを用いるこ
とをができる。
【0022】無線通信システムにアクセスし通信するた
めに無線機器は、デジタル信号周波数または変換レート
を設定して、異なる周波数バンドあるいはプロトコール
を用いて同時にアナログ信号を送信する。無線機器は、
アナログ信号の送信用には一時に1個の周波数バンド/
プロトコールの組合せを用い、例えば少なくとも1個の
異なる周波数バンドに対応する各アナログ信号伝送用に
変換レートまたはデジタル信号周波数を変えることによ
り送信する。
【0023】所望のタイプのアナログ信号伝送用のデジ
タル信号周波数または変換レートは、単一の周波数バン
ド/プロトコール構築用に予め設定され、複数の周波数
/プロトコール構築用には、予め設定され記憶されある
いは実施例によっては、無線機器または無線通信システ
ムから受領したまたは無線機器または基地局内で決定さ
れあるいは計算される。
【0024】図2aの実施例においては、信号分配ネッ
トワーク、即ちカップリングネットワーク30、例えば
パワーディバイダーあるいはNプレクサは、DAC22
からアナログ信号スペクトラム全体を受領し、このアナ
ログ信号あるいはその一部を組み合わせたり分離したり
そしてアナログ信号を送信または増幅またはチャネルブ
ランチ、即ちパス31a−xに与える。例えば、パス3
1a−xは対応するRF周波数バンドでアナログ信号を
搬送し、異なるアンテナまたはアンテナの組み上に送信
すべきアナログ信号を搬送し、異なるあるいは連続する
周波数バンドのアナログ信号のコピーを有する。
【0025】実施例によっては、カップリングネットワ
ーク30はDAC22から各フィルタ32a−xへの直
接接続を含み、各フィルタ32a−xは対応するアンテ
ナ36a−xに接続される。送信機20が、1本の伝送
ブランチ31のみを有する場合にはカップリングネット
ワーク30はDAC22からフィルタ32、増幅器34
を介してアンテナ36への接続を有する。パス31a−
x、フィルタ32a−x、増幅器34a−xの数は、複
数で互いに等しい場合もあれば異なる場合もある。
【0026】いずれの場合においてもカップリングネッ
トワーク30は、信号f1からfNをパス31a−xに
与えて増幅と送信を行う。図2aの実施例においては、
カップリングネットワーク30のバンドパスフィルタ3
2a−32xにより所望の周波数f1からfNのアナロ
グ信号は、対応するパス31a−x上を通過するが、他
の信号周波数は減衰する。所望のアナログ信号f1から
fNは、増幅器34a−xにより増幅されアンテナ36
a−xにより送信される。
【0027】図2bに示すように、アナログ信号用の所
望の周波数f1−fNは、アナログ信号スペクトラムの
異なる場所にある。例えば、増幅と送信用のアナログ信
号f1は、変換バンド幅内のアナログ信号バンド幅(F
1−FN)の一部の上、あるいは0Hzから1/2f
の間の基本アナログイメージの一部の中にある。アナロ
グ信号fNは、変換周波数fのn−1倍のレプリカイ
メージ26bの一部の中にある。アナログ信号が所望の
周波数(f1−fN)で分離された後、増幅器34a−
xが所望の周波数でアナログ信号を増幅し、アンテナ3
6a−xを介して送信される。
【0028】図2aの実施例においては、送信機20は
信号処理装置(SPU)42a−iを有し、このSPU
42a−iがm個のデジタル信号、即ちストリームD
からD、例えばベースバンドデジタル情報信号を受領
する。SPUが単一のデジタル信号と複数のデジタル信
号、この複数のデジタル信号を含む合成デジタル信号の
いずれかあるいはそれらのいくつかを受領する。この実
施例においては、SPU42a−iは、少なくとも1個
のデジタル信号を受領する。SPU42a−iが複数の
デジタル信号を含むデジタル信号(例えば8−10kb
psの10個の音声の呼び用のデジタルベースバンド情
報信号)を受領すると、これらのデジタル信号が全て一
緒にされる。
【0029】各SPU42a−iは、デジタル信号を符
号化しこのデジタル信号に対しエラー修正情報を付加
し、ビットインターリーブを実行し、デジタル信号上で
同位相(I)と直交相(Q)の変調を実行し、デジタル
周波数変換を実行し、アップ(またはダウン)でデジタ
ル中間周波数(IF)信号を生成する。変換バンド幅内
のデジタル信号の一部が調整を必要とする場合には、デ
ジタル周波数コンバータは、例えば数値制御発振器(nu
merically controlled oscillator,NCO)と、周波
数スペクトラムを配置するデジタルミキサとを用いてベ
ースバンドのデジタル信号またはデジタルIF信号を同
調して、デジタル信号をDAC用の変換バンド幅内に適
切に配置し、その結果得られたアナログ信号がDAC2
2の出力点で所望の周波数帯域に入るようにする。
【0030】図2aの実施例においては、SPU42a
−iは少なくとも1個のデジタル信号の処理から得られ
たデジタルI/Q変調信号(デジタル中間周波数(I
F))を対応するバス44a−i上に生成する。バス4
4a−iはコンバイナ(結合器)46に与えられ、この
コンバイナ(結合器)46は、例えばバス加算器として
機能するフィールドプログラマブルゲートアレイ(fiel
d programmable gate array,FPGA)である。コン
バイナ(結合器)46は異なるバス44a−iからのデ
ジタル信号のデータエッジとクロックとを整合させ、バ
ス44a−i上のデジタル信号をバス48上に加算す
る。
【0031】一実施例においては、各バス44a−iは
デジタルデータの68(Mwps)を取り扱う18ビッ
トバスである。ここで、ワードとはバスの幅で、バス4
8は、68Mwpsを処理できる14ビットバスであ
る。5個のSPU42a−iがある場合には、各SPU
42a−iは最大10個のボイスコールを処理でき、バ
ス48は最大50個のボイスコール用のデジタル信号を
搬送することができる。このバス48は、混成(合成)
デジタル信号をDAC22に与え、DAC22は68M
Hzの変換レートで動作する14ビットDACである。
この実施例においては、DACは14ビットデバイスで
あり、加算されるべき各バス44a−iは、18ビット
(プラス符号ビット)であるために、FPGAである結
合器46は来入するバス44a−iの得られた和上の切
り捨てを実行する。この切り捨ては、ゲイン調整とも通
常称する。
【0032】前述したように、DAC22用の変換レー
トは、デジタル情報信号の全バンド幅が変換レート、即
ち変換周波数の少なくとも2分の1である変換バンド幅
により包含されるよう選択される。さらに、別のデジタ
ル信号は、変換バンド幅のオーバラップしない部分を専
有し、延ばして(fold out)各対応するデジタル信号用
に所望の周波数バンドでアナログ信号イメージを生成す
る。この所望の周波数バンドのアナログ信号イメージを
用いて、アナログ信号を生成してRFで送信する。
【0033】図3は、混成(合成)デジタル信号の0H
zから50MHzの周波数スペクトラム解析を示す。こ
のグラフは、合成デジタル信号上にフーリエ変換を実行
することにより得られた。合成デジタル信号は、デジタ
ル信号とも称するが、中心周波数が10MHzで2MH
zのバンド幅で振幅が−10dBmの(CDMA)デジ
タル信号50と、中心周波数が20MHzでバンド幅が
7MHzで振幅が−4dBmの(FM)デジタル信号5
2とを有する。合成デジタル信号がDACに与えられ、
アナログ形式に変換される。
【0034】図4は、図3の合成デジタル信号から得ら
れたDACの出力の0から50MHzの周波数スペクト
ラムの解析結果で、DACが50MHzの変換レート、
即ち周波数で動作する。0Hzから1/2f(これは
変換バンド幅でゾーン0と称称する)では基本アナログ
信号イメージ60と62がデジタル信号50,52のデ
ジタルからアナログへの変換結果として表れる(図
3)。
【0035】かくして、基本アナログ信号イメージ60
は図3のCDMAデジタル信号50に対応し、基本アナ
ログ信号イメージ62は図3のFMデジタル信号52に
対応する。同図に示すように、アナログ信号イメージ6
0は中心周波数が10MHzの場所にあり、バンド幅は
2MHzで振幅は−26dBmである。アナログ信号イ
メージ62は中心周波数が20MHzの場所にあり、バ
ンド幅は7MHzで振幅は−22dBmである。
【0036】上記したように、変換バンド幅内のスペク
トラムは、変換レートの1/2のインターバルで広がり
(folds up)、基本イメージの投影されたレプリカイメ
ージとミラーアナログイメージとを生成する。図4にお
いては、変換バンド幅あるいはゾーン0は、25MHz
(変換レートの2分の1)でホールドし、25MHzか
ら50MHz(ゾーン1と称する)までの基本アナログ
イメージ24のミラー化アナログイメージ26aを生成
する。ゾーン1においては、アナログ信号イメージ64
aは、FMアナログ信号イメージ62のミラーイメージ
である。
【0037】アナログ信号イメージ64aは中心周波数
が30MHzで、バンド幅が−7MHzで、振幅は−2
5dBmである。アナログ信号イメージ66aは、CD
MAアナログ信号イメージ60のミラーイメージであ
る。アナログ信号イメージ66aは、中心周波数が40
MHzで、バンド幅が2MHzで、振幅が−38dBm
である。図の間の振幅の差は、図の間のスペクトラムア
ナライザに変化(例えば、解像度のバンド幅、ビデオバ
ンド幅(video bandwidth,VBW)を付けたことによ
り得られたもの、スイープレート、スパンとスタート/
ストップ)である。この変動を設定することは、スペク
トラムアナライザの解像度と精度に影響を及ぼす。
【0038】図5は、スペクトラムアナライザの感度を
高い状態に設定した0から100MHzの周波数スペク
トラムのグラフである。上記したように、基本アナログ
信号イメージを含む変換バンド幅24即ちゾーン0(基
本アナログイメージ)のレプリカとミラーの投影アナロ
グイメージが変換周波数の周波数インターバルで繰り返
して表れる。図5においては、ゾーン1は、基本アナロ
グイメージあるいはゾーン0のミラー化された第1投影
アナログイメージ26aであり、ゾーン2は基本アナロ
グイメージあるいはゾーン0のレプリカの第2の投影ア
ナログイメージ26bであり、ゾーン3は基本アナログ
イメージあるいはゾーン0のミラー化された第3投影ア
ナログイメージ26cである。
【0039】かくして、ゾーン2のアナログ信号イメー
ジ66bはCDMAアナログ信号イメージ60のレプリ
カであり、ゾーン2のアナログ信号イメージ64bは、
FMアナログ信号イメージ62のレプリカである。CD
MAアナログ信号イメージ66bは、中心周波数が60
MHzでバンド幅が同じで振幅が15dB以下である。
FMアナログ信号イメージ64bは中心周波数が70M
Hzで、バンド幅は同じで、振幅は12dB以下であ
る。
【0040】ゾーン3においては、ゾーン3のアナログ
信号イメージ66cはCDMAアナログ信号イメージ6
0のミラーイメージであり、ゾーン3のアナログ信号イ
メージ64cはFMアナログ信号イメージ62のミラー
イメージである。FMアナログ信号イメージ64cは中
心周波数が80MHzでバンド幅が同一で、振幅はゾー
ン2のFMアナログ信号イメージ64bより約1dB小
さい。CDMAアナログ信号イメージ66cは中心周波
数が90MHzでバンド幅が同一で振幅がゾーン2のC
DMAアナログ信号イメージ66bよりも4dB小さ
い。
【0041】図6は、投影アナログイメージ26r−u
を含む450MHzから550MHzの周波数スペクト
ラムを表すグラフである。図6において、投影アナログ
イメージ26rは基本アナログイメージあるいはゾーン
0の18番目の投影イメージ、即ちゾーン18である。
アナログイメージ26r、即ちゾーン18は基本アナロ
グイメージ、即ちゾーン0のレプリカである。CDMA
アナログ信号イメージ66rはCDMAアナログ信号イ
メージ60(図5)のレプリカであり、FMアナログ信
号イメージ64rはFMアナログ信号イメージ62のレ
プリカ(図5)である。CDMAアナログ信号イメージ
66rは中心周波数が460MHzで、振幅はCDMA
アナログ信号イメージ60の振幅より約39dB小さ
い。FMアナログ信号イメージ64rは中心周波数が4
70MHzで、振幅はFMアナログ信号イメージ62
(図5)の振幅より約29dB小さい。
【0042】投影アナログイメージ26sは基本アナロ
グイメージ、即ちゾーン0の19番目の投影されたアナ
ログイメージ、即ちゾーン19である。アナログイメー
ジ26s、即ちゾーン19は基本アナログイメージ、即
ちゾーン0のミラーイメージである。CDMAアナログ
信号イメージ66sはCDMAアナログ信号イメージ6
0のミラーイメージであり、FMアナログ信号イメージ
64sはFMアナログ信号イメージ62のミラーイメー
ジである。
【0043】CDMAアナログ信号イメージ66sは中
心周波数が490MHzで、振幅はCDMAアナログ信
号イメージ66rの振幅より若干小さい。FMアナログ
信号イメージ64sは中心周波数が480MHzで、振
幅はFMアナログ信号イメージ64rの振幅より約1d
B小さい。
【0044】投影アナログイメージ26tは基本アナロ
グイメージ、即ちゾーン0の20番目のイメージ、即ち
ゾーン20である。投影アナログイメージ26t、即ち
ゾーン20は、基本アナログイメージ、即ちゾーン0の
レプリカである。CDMAアナログ信号イメージ66t
は、CDMAアナログ信号イメージ60のレプリカであ
り、FMアナログ信号イメージ64tは、FMアナログ
信号62のレプリカである。
【0045】CDMAアナログ信号イメージ66tは、
中心周波数が510MHzで、振幅は、CDMAアナロ
グ信号イメージ66sのそれと同じである。FMアナロ
グ信号イメージ64tは中心周波数が520MHzで、
振幅はFMアナログ信号イメージ64sのそれよりも3
dB小さい。
【0046】最後に、投影アナログイメージ26uは基
本アナログイメージ、即ちゾーン0の21番目の投影ア
ナログイメージ、即ちゾーン21である。投影アナログ
イメージ26u、即ちゾーン21は、基本アナログイメ
ージ、即ちゾーン0のミラーイメージである。CDMA
アナログ信号イメージ66uは、CDMAアナログ信号
イメージ60のミラーイメージであり、FMアナログ信
号イメージ64uは、FMアナログ信号イメージ62の
ミラーイメージである。
【0047】CDMAアナログ信信号対ノイズ比(SN
R)を維持しながらノイズフロアーをできるだけ低く維
持することができる。
【0048】さらにまた、デジタル領域またはアナログ
領域で振幅等価フィルタリングを実行することにより、
アナログ信号イメージ上にDACにより導入された振幅
の減少または振幅歪みを補償することができる。例え
ば、フィルタリングは、アナログ信号イメージに対する
所望の周波数でアナログ信号イメージ上にDACにより
導入されたsinx/xあるいは他の影響を補償するため
にsinx/x関数あるいは他の関数の逆関数を実行す
る。
【0049】図7は、1MHzから700MHzの周波
数スペクトラムの700MHzに亘るDAC出力のグラ
フである。上記したように、変換レートあるいは周波数
の各インターバル70a−nはゾーン0の基本アナログ
イメージのレプリカアナログイメージ(インターバル7
0aの基本アナログイメージそのもの)とミラーアナロ
グイメージとを含む。
【0050】アナログイメージは、このような広い周波
数スパンに亘ってスペクトルアナライザーの解像度に限
界があるため、上記したようには表れない。図7は、ア
ナログ信号イメージの振幅が、周波数が増加するにつれ
ていかに減少するかを示している。この実施例において
は、アナログ信号イメージは、周波数インターバル70
aから周波数インターバル70nにかけて約30dB減
少し、これはアナログイメージの振幅がsinx/xある
いはsinc関数の悪化による。
【0051】かくして、本発明によるデジタル送信機は
周波数変換段を減少あるいは除去し、所望の周波数のア
ナログ信号イメージを用いることによりDACの出力点
のローパスフィルタを取り除くとができ、これによりベ
ースバンドのアナログ信号と中間周波数(IF)と無線
周波数(RF)を生成する。さらにまた、DACに用い
られる変換レートによっては、異なるデジタル信号が変
換バンド幅のオーバーラップしない部分に配置すること
ができ、かつ異なるアナログ信号イメージあるいはその
一部を異なるアナログベースバンドに配置することがで
き(IF)周波数信号または(RF)周波数信号あるい
はその両方にアナログ信号送信用に用いることができ
る。
【0052】例えば上記の例においては、第1ゾーン
(ゾーン1)からのFMアナログ信号イメージを用いて
RFでFMアナログ信号を送信する。第2ゾーンからの
CDMAアナログ信号イメージを用いてRFを介して無
線でCDMAアナログ信号イメージを送信することがで
きる。このためデジタル送信機20(図2)は、単一の
DACで利用可能な変換バンド幅を用いて異なるRF周
波数バンドでRFアナログ信号を生成することができ
る。
【0053】実施例によっては、および本発明のデジタ
ル送信機の柔軟性に起因して送信機は、様々な方法でD
AC22の潜在的な変換バンド幅を用いることができる
(図2a)。例えば、Bバンドのサービスプロバイダに
対しては、セルラ基地局の送信BとB′のバンド幅(8
80−890と891.5−894MHz)を介して送
信される通信用のデジタル信号はDAC22の変換バン
ド幅の全部で14MHzの部分に配置することができ
(RFにおけるBとB′バンドの間の関係がデジタル領
域におけるBとB′のバンドでも維持される場合)、そ
の結果得られたゾーン0のセルラアナログ信号バンド幅
は880−894MHzのセルラ基地局の送信バンド幅
に広げられる(folds out)。
【0054】PCS基地局送信バンド(1945−19
50MHz)のDブロックを介して通信されるデジタル
信号は、変換バンド幅の5MHz部分内に配置すること
ができ、これはセルラバンドとオーバラップすることが
なく、その結果得られたゾーン0のPCSアナログ信号
バンド幅は、(1945−1950MHz)のPCS基
地局送信バンドのDブロックまで広げられる。さらにま
たこの実施例においては、FM無線周波数バンド(88
から108MHz)で送信されるべきデジタル信号情報
は、DAC22の変換バンド幅の20MHzの部分内に
配置することができ、その結果得られたFM無線アナロ
グ信号バンド幅は88−108MHzのFM無線バンド
まで広げられる。
【0055】この実施例においては、変換バンド幅の異
なる部分のRFアナログ信号の全バンド幅は、セルラバ
ンド(14MHz)と、PCSDブロック(5MHz)
と、FM無線バンド(20MHz)が追加された後では
39MHzである。かくして、DAC22の変換レート
を用いて、変換バンド幅はRFアナログ信号の39MH
zバンド幅を処理するのに十分なものとなる。例えば、
39MHzのバンド幅の最小値においては、変換レート
は少なくとも78MHzでなければならない。
【0056】DAC22の変換レートは、異なる周波数
バンドが所望の周波数バンド内に再形成されるように選
択される。かくして適宜の変換レートの選択は、変換バ
ンド幅からアナログイメージの所望の周波数バンドへ異
なる周波数バンドを相対的に配置することにより行われ
る。実際には、変換レートは異なる周波数バンドの信号
間にガードバンドを提供するよう選択される。
【0057】この実施例においては、図8は300MH
zの対応する変換バンド幅でDACが600MHzの変
換レートを有する結果得られたDACの出力を示す。変
換バンド幅内でFMデジタル信号バンド幅は88から1
08MHzに配置され、PCSのDブロックのデジタル
バンド幅は145−150MHzに配置され、セルラB
バンドデジタルバンド幅は208−294MHzに配置
される。DACは、デジタルスペクトラムをアナログ形
式に変換し、その結果基本イメージ80は変換バンド幅
内に入り、基本アナログ信号イメージ82は88−10
8MHzで、基本アナログ信号イメージ84は145−
150MHz(PCSDブロック)で、基本アナログ信
号イメージ86は280−294MHzである。
【0058】変換バンド幅は変換レートの1/2のイン
ターバルで自分自身の周囲で広がる(folds about itse
lf)。次に基本FMアナログ信号イメージ82は適宜の
伝送周波数にある。かくしてデジタル送信機は、88−
108MHzでエアー(無線)を介して伝送するため
に、基本FMアナログ信号イメージ82を用いることが
できる。奇数番号のゾーンである88a,c,e,g内
では、ゾーン0のミラーイメージ80が形成され、一方
偶数番号のゾーンである88b,d,fではゾーン0の
レプリカイメージが形成される。かくして、ゾーン88
a−gではDACの出力はFMアナログ信号イメージ9
0a−gを含み、これはこの実施例では用いられない。
【0059】信号バンド幅のミラーリングと脱ミラーリ
ングは、例えばデジタル領域に変換する間、あるいはそ
の前に同位相(I)成分と、直交相(Q)成分を交換す
ることにより容易に実行され、その結果伝送用のミラー
化されたアナログ信号イメージが所望のスペクトラム関
係を有する。ミラー化されたアナログ信号イメージの所
望のスペクトラム関係は、デジタル信号を処理すること
により行われ、その結果得られた伝送用のミラー化(ミ
ラー)アナログ信号イメージは所望のスペクトラム位置
(例えば、脱ミラー化)を有する。別法として、受信機
はミラー化アナログ信号イメージを受領し、所望のアナ
ログ信号イメージを形成するためにスペクトラムの脱ミ
ラー化(de-mirroring)あるいはフォールディング(拡
張:folding)を実行する。
【0060】基本FMアナログ信号イメージ82は88
−108MHzの伝送周波数にあるために、デジタル送
信機は増幅用と送信用に88−108MHzの基本FM
アナログ信号イメージを用いることができる。セルラB
バンドアナログ信号イメージ94bはセルラBバンド用
の伝送周波数880−894MHzに入り、その結果セ
ルラBバンドアナログ信号イメージ94bが増幅され、
セルラBバンドに送信される。PCSDブロックアナロ
グ信号イメージ92fはPCSDブロック用の伝送周波
数1945−1950MHzにあり、PCSDブロッ
ク、アナログ信号イメージ92fは増幅されPCSDブ
ロックに送信される。
【0061】図2aの実施例と図8の実施例を参照する
と、DAC22の出力をカップリングネットワーク30
が受領する。カップリングネットワーク30内でバンド
パスフィルタ32aは88−108MHzのFMブロー
ドキャストバンドに対応する。かくして、フィルタ32
aにより88MHz−108MHzの間の周波数はパス
31a上を通過し、その間に他の周波数は減衰する。パ
ス31a上の基本FMアナログ信号イメージ82は、増
幅器34aにより増幅され、アンテナ36aから送信さ
れる。
【0062】バンドパスフィルタ32bは、セルラBバ
ンド周波数あるいはその一部に対応し、880−894
MHzの間の周波数はパス31b上を通過し、その間に
他の周波数は減衰する。パス31b上のセルラBバンド
アナログ信号イメージ94bは増幅器34bにより増幅
され、アンテナ36bから送信される。最後に、バンド
パスフィルタ32xはPCSDブロックの周波数あるい
はその一部に対応し、1945−1950MHzの間の
周波数はパス31y上を通過し、その間に他の周波数は
減衰する。パス31y上のPCSDブロックアナログ信
号イメージ92fは増幅器34yにより増幅され、アン
テナ36zから送信される。
【0063】かくして、この実施例においては、本発明
による送信機はパス31a−xのいずれかの上に周波数
変換段(ミキサ/LOの組合せ)を必要としない。ミキ
サ/LOを具備しない送信機は、コストを低減するだけ
でなくいくつかの利点がある。例えば、周波数変換段に
固定したローカルオシレータ(local oscillater,L
O)がない場合には、電子パワーの消費を減らすことが
できかつコストとサイズも減らすことができる。
【0064】IFにおけるフィルタ要件を減らすあるい
は削除することができ、同時にLO放射の除去のフィル
タ要件も減らすことができる。ミキサが必要とされない
ために、ミキサからの偽信号およびミキサにより生成さ
れた変調間の歪みも除去することができ、これにより偽
信号のないダイナミックレンジを改善することができ、
要件を緩和することができる。さらにまた、ミキサによ
り導入される損失も除くことができ、これにより必要と
されるチャネルゲインを減らし、ゲインの線形性を改善
できる。
【0065】DAC22に対する変換レートを適宜選択
/設定することにより本発明の送信機は、DAC22に
より提供される変換バンド幅の利用率を向上させ大きな
周波数差により分離された様々な異なる周波数バンドで
RFアナログ信号を送信することができる。上記の例に
おいては、FM無線スペクトラム全体と、セルラスペク
トラムのBバンドと、PCSスペクトラムのDバンドを
300MHzの変換バンド幅内のデジタル領域に配置す
ることができ、それを600MHzの変換レートを有す
る単一のDACを用いてアナログ形式に変換することが
できる。
【0066】変換バンド幅内のデジタル信号をアナログ
信号に変換するに際し、DACは変換バンド幅内の変換
されたデジタル信号の基本アナログイメージと、この基
本アナログイメージのレプリカとミラーイメージとを生
成し、これを用いて適宜の伝送周波数でアナログ信号を
生成する。他の実施例においては、別の変換レートを用
いて変換バンド幅を増加したり、減少したりすることが
でき、これにより余分のバンド幅あるいは異なる周波数
バンドの信号間にガードバンドを提供することができ
る。
【0067】したがって、本発明の送信機は、異なる多
重アクセス技術あるいは同一の多重アクセス技術あるい
はそれを使わずに、同一あるいは異なる変調技術または
単一のDACコンバータ内で異なるあるいは連続する周
波数バンドをRFバンドまたは送信用周波数バンドへの
周波数変換を行うことなく、システムからの信号を送信
することができる。アナログ信号は、ワイドバンドまた
はブロードバンドまたはナローバンドとして特徴づける
ことができる。別の実施例は、アナログ信号イメージの
周波数変換を有する。
【0068】かくして、アナログ信号イメージは周波数
変換を必要とするような中間周波数にあることがある。
例えば、アナログ信号ミラーあるいはレプリカイメージ
は、無線周波数あるいは送信用周波数に周波数変換さ
れ、周波数変換段を減らしたり削減したりあるいは無線
周波数または送信周波数でのアナログ信号イメージの位
置を微調整することができる。
【0069】上記の実施例に加えて、本発明の別の周波
数アーキテクチャも可能であり、上記した周波数アーキ
テクチャの構成要素を追加したり省いたりあるいはそれ
らを修正することも可能である。例えば、AMブロード
キャスト無線周波数バンド(550−1600kHz)
を合成デジタル信号に付加することができ、DAC22
がAM無線周波数バンド内でデジタル信号を変換するこ
ともできる。AM無線周波数バンドは、変換バンド幅の
kHzの範囲に配置することが可能である。
【0070】かくして本発明の送信機は、変換プロセス
からのアナログ信号イメージを用いて様々なソース(例
えば、セルラPCSネットワーク、AM/FM放送無線
局、衛星システム、様々な物理的媒体に基づいた他のシ
ステム)からの信号を同時に送信することができる。送
信機のアーキテクチャおよびそれぞれの動作パラメータ
および特性を形成する様々な構成要素は、適切な動作を
提供するために適宜マッチングされる。
【0071】例えば、送信システムの一実施例を用いて
異なるプロトコールとRF周波数を用いたシステム(例
えば、北米TDMAシステム、GSM(Global System
ForMobile Communication)システム、CDMAシステ
ム、FDMAシステム、FM無線/AM無線システム)
に従って信号を送信することができる。
【0072】さらにまた本発明の送信機の一実施例は、
不連続の周波数バンド内でアナログ信号を送信するため
に複数の個別のアナログ信号イメージを用いる例を用い
て記載した。本発明によるデジタル送信機は、変換レー
トまたはデジタル信号周波数、例えばそれらは加入時に
ダイナミックかつ周期的に設定可能であり、製造時ある
いは現場で制御可能であり、特定の周波数バンド内のア
ナログ信号の伝送用にアナログ信号を生成し、あるいは
セルラBバンドにおいて例えばCDMAの特定の多重ア
クセス技術を用いて実行可能である。
【0073】かくして、同一のハードウェアを異なる周
波数のアナログ信号を送信するためあるいは異なる多重
アクセス技術あるいはプロトコールを用いて送信するた
めのデジタル送信機用に用いることができる。
【0074】好ましいプロトコールあるいは多重アクセ
ス技術は、登録されたあるいはダウンロードして取得し
たソフトウェアまたは送信機を再構成することにより、
例えばプログラマブル論理デバイスとを用いて提供する
ことができる。
【0075】上記の実施例において、伝送用の周波数バ
ンドは基地局の送信用周波数に関連づけられる。しか
し、本発明の送信機のアーキテクチャは無線ユニット、
例えば移動機は異なる周波数バンドで情報を送信する。
例えば、同一あるいは異なる多重アクセスシステムを用
いてPCS周波数またはセルラ周波数上で送信できこれ
により複数の無線通信システムへのアクセスを与える。
【0076】1個あるいは複数の無線通信システムへの
アクセスが得られた後、デジタル送信機は、対応する周
波数バンドで1つあるいは複数の無線通信システムで送
信を継続することができる。かくして、無線機器のカバ
レッジ領域あるいは機能によって無線機器あるいは無線
基地局は、製造時あるいは動作時あるいは設定値にダイ
ナミックにあるいは周期的にデジタル信号の変換レート
または周波数を調整して所望のバンドで伝送できるよう
アナログ信号イメージを配置できる。
【0077】これにより、送信機アーキテクチャのフレ
キシビリティが増し、動作周波数を変化させたり別の動
作周波数を与えることができる。その理由は、製造時あ
るいは設定後、通常固定される送信パス上でアナログ周
波数の変換を必要としないからである。
【0078】さらにまた、送信システムは個別の構成要
素の特定の組合せでもって記載したが、送信システムお
よびその一部は特定アプリケーション用の集積回路、ソ
フトウェア駆動の処理回路、ファームウェア、プログラ
マブル論理回路、ハードウェアあるいは他の個々の構成
要素の別の組合せを用いて実現することもできる。
【0079】本発明は特定の回路でもって示したが、本
発明のアーキテクチャは実施例に開示した回路と類似の
機能を実行する異なる構成要素を用いることも可能であ
る。上記の説明は本発明の単なる一実施例であり、様々
な変形修正が可能である。しかし、これらの変形修正も
本発明の範囲に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】DACの出力からのアナログ信号イメージをい
かにフィルタ除去するかの従来の一般的なグラフを表す
【図2】A 本発明による送信機の一実施例のブロック
図B Aの送信機用のDACの出力のグラフ
【図3】本発明により送信されアナログ形式に変換され
たデジタル信号の周波数領域のグラフ
【図4】図3のデジタル信号を50MHzの変換周波数
を用いてアナログ形式に変換した結果により得られたD
ACの出力点における0から50MHzのスパンのアナ
ログ信号イメージを表す図
【図5】図3のデジタル信号を50MHzの変換周波数
を用いてアナログ形式に変換した結果により得られたD
ACの出力点における0から100MHzのスパンのア
ナログ信号イメージを表す図
【図6】図3のデジタル信号を50MHzの変換周波数
を用いてアナログ形式に変換した結果により得られたD
ACの出力点における450から550MHzのスパン
のアナログ信号イメージを表す図
【図7】図3のデジタル信号を50MHzの変換周波数
を用いてアナログ形式に変換した結果により得られたD
ACの出力点における0から700MHzのスパンのア
ナログ信号イメージを表す図
【図8】PCSデジタル信号、セルラデジタル信号、F
Mデジタル信号を600MHzの変換周波数を用いてア
ナログ形式に変換した結果により得られたDACの出力
点における0から2400MHzのスパンのアナログ信
号イメージを表す図
【符号の説明】
12a 基本アナログ信号イメージ 12b,12c レプリカイメージ 14a,14b ミラーイメージ 20 デジタル送信機 22 DA変換器(DAC) 24 基本アナログイメージ 26 投影アナログイメージ 26a ミラー化された第1投影アナログイメージ 26b レプリカの第2投影アナログイメージ 26c ミラー化された第3投影アナログイメージ 30 カップリングネットワーク 31 パス 32 バンドパスフィルタ 34 増幅器 36 アンテナ 42 信号処理装置(SPU) 44,48 バス 46 結合器 50 CDMAデジタル信号 52 FMデジタル信号 60,66b,c,r,s,t,u CDMAアナログ
信号イメージ 62,64b,c,s,t,u FMアナログ信号イメ
ージ 64a,66a アナログ信号イメージ 80 ミラーイメージ 82 基本FMアナログ信号イメージ 84,86 基本アナログ信号イメージ 90 FMアナログ信号イメージ 94b セルラBバンドアナログ信号イメージ 92f PCSDブロックアナログ信号イメージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ジュリオ アントニオ ガルセーラン アメリカ合衆国、078886 ニュージャージ ー州、ランドルフ、クローバー レーン 43 (72)発明者 ウォーター ジョセフ カミンスキー アメリカ合衆国、07853 ニュージャージ ー州、ロング バリー、ロングヒル ロー ド 6 (72)発明者 アリルド ラッド アメリカ合衆国、08807 ニュージャージ ー州、ブリッジウォーター、サニー スロ ープ ロード 2007 Fターム(参考) 5K060 CC04 CC11 DD04 FF06 HH06 HH11 KK04 LL16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 無線周波数でアナログ信号イメー
    ジを生成するようデジタル信号を変換するステップと、 (B) 前記無線周波数の前記アナログ信号イメージを
    送信用に用いるステップと、を有することを特徴とする
    デジタル信号をアナログ形式で処理する方法
  2. 【請求項2】(C) 前記(A)ステップの変換レート
    の2分の1で定義される変換バンド幅内に前記デジタル
    信号を配置するステップ、をさらに有することを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】(D) 複数のデジタル信号を受信するス
    テップと、 (E) 前記(A)ステップの変換レートの2分の1で
    定義される変換バンド幅のオーバーラップしない部分に
    前記デジタル信号を配置するステップと、 (F) 異なる伝送周波数でアナログ信号イメージを生
    成するために前記デジタル信号を変換するステップと、 (G) 伝送用に前記アナログ信号イメージを用いるス
    テップと、をさらに有することを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】前記(G)ステップは(G1) アナログ
    信号イメージをパス上に用意するステップと、 (G2) 前記パス上のアナログ信号イメージを増幅す
    るステップと、 (G3) 少なくても1本のアンテナを用いて前記増幅
    されたアナログ信号イメージを送信するステップと、を
    有することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記(G1),(G2),(G3)ステップ
    は(G4) 第1パス上に第1周波数バンドの第1アナ
    ログ信号イメージと、第2パス上に第2周波数バンドの
    第2アナログ信号イメージ等を用意するステップと、 (G5) 前記第1パス上の第1アナログ信号イメージ
    と、前記第2パス上の第2アナログ信号イメージを増幅
    するステップと、 (G6) 第1アンテナ上で前記増幅された第1のアナ
    ログ信号イメージと、第2アンテナ上で前記増幅された
    第2アナログ信号イメージを送信するステップと、を有
    することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】(H) 各複数のパスに対応する周波数バ
    ンドの少なくても1個のアナログ信号イメージを提供す
    るために、異なる周波数バンドで複数のアナログ信号イ
    メージをフィルタリングするステップをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】(I) 各複数のパス上に、前記複数のパ
    ス上のおのおのに対応する周波数バンドの少なくても1
    個のアナログ信号イメージを選択的に生成するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項4記載の方法。
  8. 【請求項8】(J) 前記無線周波数でアナログ信号イ
    メージを生成するために、前記デジタル信号を変換する
    変換レートを調整するステップをさらに有することを特
    徴とする請求項4記載の方法。
  9. 【請求項9】(K)前記無線信号でアナログ信号イメー
    ジを生成するために、アナログ形式に変換すべき前記デ
    ジタル信号用の周波数を調整するステップをさらに有す
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】(A) ある周波数で投影されたアナロ
    グ信号イメージを生成するためにデジタル信号を変換す
    るステップと、 (B) 伝送用にアナログ信号を生成するために前記周
    波数で前記投影されたイメージを用いるステップと、を
    有することを特徴とするデジタル信号をアナログ形式で
    処理する方法。
  11. 【請求項11】(A) デジタル信号を受信し前記デジ
    タル信号をアナログ形式に変換して無線周波数でアナロ
    グ信号イメージを生成するデジタルからアナログへの変
    換器と、 (B) 伝送用の前記無線周波数で前記アナログ信号イ
    メージを用いる送信機回路とを有することを特徴とする
    送信機。
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