JP2000050341A - 通信方法 - Google Patents

通信方法

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JP2000050341A
JP2000050341A JP11197878A JP19787899A JP2000050341A JP 2000050341 A JP2000050341 A JP 2000050341A JP 11197878 A JP11197878 A JP 11197878A JP 19787899 A JP19787899 A JP 19787899A JP 2000050341 A JP2000050341 A JP 2000050341A
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ステファン オールプレス アラン
Shidhar Arunachalam
アルナチャラン スリッダー
Reza Mardani
マーダニ レザ
Carmine James Pagano
ジェームス パガノ カーミン
Tiejun Shan
シャン ティージャン
Joseph Anthony Tarallo
アンソニー タラロ ジョセフ
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    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/403Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
    • H04B1/406Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with more than one transmission mode, e.g. analog and digital modes

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用アーキテクチャを有するトランシーバを
使用するワイヤレス通信システムを実現する。 【解決手段】 ワイヤレス通信システムの受信セクショ
ン301は、アップリンクアナログRF信号を受信して
IFアップリンクアナログ信号に変換する。次に、アナ
ログ−ディジタル変換器402で、IFアップリンクア
ナログ信号を帯域幅WIFでサンプリングレートiのIF
アップリンクディジタル信号に変換する。次に、コント
ローラ303−Rで、IFアップリンクディジタル信号
をN個のアップリンクチャネルに変換する。復調器40
7が、M個(M≧N)のアップリンクチャネルを復調す
る。コントローラ303−Rは、アナログ−ディジタル
変換器402の出力サンプリング容量に基づいてサンプ
リングレートiを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信に関し、特
に、ソフトウェア定義トランシーバを用いてワイヤレス
(無線)通信をサポートする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来技術の一般的なワイヤレス
通信システムの一部の概略図である。このシステムは、
ある地域に存在するいくつかのワイヤレス端末(例え
ば、ワイヤレス端末101−1〜101−3)にワイヤ
レス通信サービスを提供する。一般的なワイヤレス通信
システムの中心にはワイヤレス交換センタ(WSC:Wi
reless Switching Center)120がある。これは、移
動交換センタ(MSC:Mobile Switching Center)あ
るいは移動電話交換局(MTSO:Mobile TelephoneSw
itching Office)ともいう。一般に、ワイヤレス交換セ
ンタ120は、この地域全体に分散しシステムによって
サービスされる複数の基地局(例えば、基地局103−
1〜103−5)と、市内(ローカル)および長距離の
電話・データネットワーク(例えば、市内局(L.
O.:local-office)130、市内局138および市外
局(T.O.:toll-office)140)とに接続され
る。ワイヤレス交換センタ120は、とりわけ、ワイヤ
レス端末間、および、ワイヤレス端末と有線端末(例え
ば、有線端末150)の間の呼を確立し維持することを
担当する。有線端末は、市内あるいは長距離ネットワー
クを通じてシステムに接続される。
【0003】ワイヤレス通信システムによってサービス
される地域は、「セル」といういくつかの空間的に分か
れた領域に分割される。図1に示すように、各セルは模
式的に六角形で表される。しかし、実際には、各セルは
通常、システムによってサービスされる地域の地形に依
存して不規則な形状を有する。一般に、各セルは1個の
基地局を含む。基地局は、セル内のワイヤレス端末と通
信するために使用する無線機およびアンテナを有すると
ともに、ワイヤレス交換センタ120と通信するために
使用する伝送機器を有する。
【0004】例えば、ワイヤレス端末101−1がワイ
ヤレス端末101−2と通信したいとき、ワイヤレス端
末101−1は、必要な情報を基地局103−1へ送信
し、基地局103−1は、有線ライン102−1を通じ
てその情報をワイヤレス交換センタ120に中継する。
ワイヤレス交換センタ120は、その情報を受信し、そ
れがワイヤレス端末101−2宛であることが分かる
と、有線ライン102−1を通じてその情報を基地局1
03−1に返し、基地局103−1は、無線により、そ
の情報をワイヤレス端末101−2に中継する。
【0005】しかし、ワイヤレス端末101−1および
101−2は、別々のワイヤレス通信標準(例えば、F
DMA、TDMA、CDMAなど)の下で動作する可能
性がある。このような別々の標準は、キャリア周波数、
帯域幅、変調方式などのさまざまな点で異なる。このよ
うな異なる標準の下で動作するワイヤレス端末101−
1と101−2の間の通信を可能にするため、基地局1
03−1は、これらの両方の通信標準をサポートするた
めに要求される処理を提供することができなければなら
ない。
【0006】複数の通信標準をサポートする1つの従来
のアプローチは、重複ハードウェアを使用するものであ
る。具体的には、このアプローチでは、基地局103−
1は、ワイヤレス端末101−1との通信に第1の受信
器/送信器対を使用し、ワイヤレス端末101−2との
通信に第2の受信器/送信器対を使用する。このような
重複ハードウェアは基地局コストを増大させる。
【0007】重複ハードウェア使用の代替法として、ソ
フトウェア定義無線機が受信器および送信器として使用
されている。ソフトウェア定義無線機では、ワイヤレス
通信システムのオペレータが、ソフトウェアを含むプロ
セッサをプログラムし、そのソフトウェアを実行して無
線信号を送受信することができる。別々の通信標準をサ
ポートするには、ワイヤレス通信システムのオペレータ
は一般に、通信システム内で使用される相異なる方式の
信号を送受信するように複数のプログラムでソフトウェ
アプロセッサをプログラムする。重複ハードウェア使用
よりも費用効率は良いが、複数のソフトウェアプログラ
ムを用いて相異なる通信をサポートすることは、通信標
準が更新されるたびにソフトウェア修正を必要とすると
いう欠点がある。多数のソフトウェアプログラムの更新
はそれ自体、動作中のワイヤレス通信システムの保守コ
ストを高くする可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には、ソフト
ウェア定義デバイスによりトランシーバ動作を単純化す
るいくつかの試みがなされているが、このようなデバイ
スは一般に「標準固有」である。換言すれば、このよう
なデバイスは、特定の通信標準の通信をサポートする固
有のプログラムを含む。さまざまな通信標準によってサ
ポートされる通信を扱うことが可能なソフトウェア制御
ロジックパッケージがあれば、トランシーバ動作が単純
化され、この技術分野に対して利益になるであろう。し
かし、従来技術の努力にもかかわらず、このような望ま
れる単純化は今までのところ実現されていない。
【0009】
【課題を解決するための手段】いくつかの実施例におい
て、本発明は、汎用アーキテクチャを有するトランシー
バを使用するワイヤレス通信システムを提供する。トラ
ンシーバ動作が「汎用」であるためには、さまざまな通
信システムのそれぞれに関連する複数のチャネルを扱う
ことができなければならない。このような汎用パッケー
ジは、相異なる標準の下で動作する複数のロケーション
に修正なしでインストールされ、従来技術の重複ハード
ウェアに伴うハードウェアコストや、重複ソフトウェア
パッケージの保守の必要性を低減する。
【0010】このようなトランシーバは、ハードウェア
やソフトウェアの修正なしで、さまざまな通信システム
および標準を通じて情報信号を送受信するように動作可
能である。
【0011】本発明によれば、ハードウェア的にもソフ
トウェア的にも、従来のアプローチの複雑さは回避され
る。例えば、本発明の一実施例では、基地局の汎用受信
セクションは、その基地局に特に割り当てられていない
チャネルを拒絶する。一般的な従来の受信器とは異な
り、割り当てられたチャネルを扱うように受信器を設計
あるいは調整する必要はない。換言すれば、同じ汎用受
信セクションを別の基地局に配置し、修正なしで、その
別の基地局に割り当てられた別のチャネルを扱うために
使用することが可能である。
【0012】本発明による方法の実施例の動作は、基地
局でアップリンクアナログRF信号を受信するステップ
と、アナログ−ディジタル変換器でアップリンクアナロ
グRF信号をIFアップリンクディジタル信号に変換す
るステップと、IFアップリンクディジタル信号を複数
の狭帯域アップリンクチャネルに変換するステップと、
前記複数の狭帯域アップリンクチャネルから選択された
狭帯域アップリンクチャネルを復調するステップとから
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで説明するソフトウェア定義
トランシーバの実施例は、ワイヤレス通信システム内で
の音声、データおよび画像の通信に有用である。このよ
うな通信では、基地局が情報を複数のクライアント(例
えば、ワイヤレス端末、送信情報を受信することが可能
なコンピュータなど)にブロードキャストし、それらの
クライアントから情報を受信する。
【0014】説明を明確にするため、本発明の実施例に
よる方法は、個別の機能ブロックの集まりとして説明さ
れる。これらのブロックの機能は、基地局に設けること
も可能であり、あるいは、基地局以外のロケーション
(例えば、いくつかの基地局にサービスするリモート制
御センタ)に設けることも可能である。これらの機能
は、(1)通信を送受信するアンテナと、(2)(a)
アナログモードとディジタルモードの間で信号を変換す
ること、(b)複数のキャリア信号に含まれる信号を結
合すること、(c)共通のキャリア信号に含まれる信号
を分離すること、を行う変換器と、(3)信号を変調す
る変調器と、(4)信号を復調する復調器と、(5)信
号のデータレートを変更するリサンプラと、(6)ソフ
トウェアを実行することが可能なコントローラ、など
の、共用あるいは専用のハードウェア(これらには限定
されない)を用いて実行される。ソフトウェアを実行す
るコントローラの実施例は、適当にプログラムされた汎
用プロセッサあるいは固定結線された専用プロセッサ
と、本明細書で説明する動作を実行するソフトウェアを
記憶する読み出し専用メモリ(ROM)と、プロセッサ
の結果を記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)と
を有する。本明細書では、「ソフトウェア定義デバイ
ス」とは、コントローラのメモリに存在するソフトウェ
アによって実行される機能ブロックをいう。
【0015】図2は、本発明の実施例の一部のブロック
図である。これは、ワイヤレス交換センタ201、基地
局202、ワイヤレス端末203、受信アンテナ208
および送信アンテナ209を、図示のような関係で含
む。ワイヤレス端末203から受信アンテナ208で受
信される通信は、リバース(アップリンク)チャネルを
通じて伝送される。ワイヤレス端末203へ送信アンテ
ナ209から送信される通信は、フォワード(ダウンリ
ンク)チャネルを通じて伝送される。基地局202は、
さまざまなフォーマット(例えば、音声、データなど)
およびさまざまな通信標準(GSM、IS−95、W−
CDMA、IS−136、HSDなど)をサポートする
ことが可能なソフトウェアアーキテクチャを利用するこ
とにより、通信を処理する従来技術に伴ういくつかの欠
点を回避する。
【0016】受信アンテナ208で受信され、送信アン
テナ209から送信される通信は、アナログ広帯域無線
周波(RF)信号である。ここで、「広帯域」という用
語は、複数の狭帯域を含む帯域すなわちスペクトルの範
囲を指す。ここで、「狭帯域」という用語は、変調およ
び復調のために指定された帯域幅を有するキャリア帯域
を指す。このようなキャリア帯域すなわち指定された帯
域幅は、それぞれの通信標準に固有である。例えば、T
DMA(IS−136)では1つの狭帯域は30kHz
と定義されており、TDMA方式では、15MHzの信
号は広帯域信号となる。これは500個の狭帯域を含む
(500=15MHz/30kHz)からである。
【0017】図3は、本発明の実施例の基地局202の
一部の概略図である。これは、受信器301、コントロ
ーラ303−R、送信器302およびコントローラ30
3−Tを、図示のような関係で含む。コントローラ30
3−Rは受信器301を制御し、コントローラ303−
Tは送信器302を制御する。受信器301は、周知の
ようにして、受信アンテナ208でアップリンクアナロ
グ広帯域RF信号204を受信し、有線ライン206を
通じてワイヤレス交換センタ201へベースバンド出力
を転送する。送信器302は、周知のようにして、有線
ライン207を通じてワイヤレス交換センタ201から
ベースバンド出力を受信し、送信アンテナ209を通じ
てダウンリンクアナログ広帯域RF信号205を送信す
る。受信器301および送信器302について以下でさ
らに詳細に説明する。
【0018】図4は、本発明の実施例の受信器301の
一部の概略図である。これは、RF−IF変換器40
1、アナログ−ディジタル(A/D)変換器402、第
1受信リサンプラ403、広帯域ダウンコンバータ40
4、狭帯域セレクタ405、第2受信リサンプラ40
6、復調器407およびコントローラ303−Rを、図
示のような関係で含む。第1受信リサンプラ403、広
帯域ダウンコンバータ404、狭帯域セレクタ405、
および第2受信リサンプラ406はソフトウェア定義デ
バイスである。その機能について以下で説明する。
【0019】図5は、アップリンクRF信号を処理する
コントローラ動作および受信器動作の流れ図である。
【0020】ステップ510で、受信アンテナ208は
アップリンクアナログ広帯域RF信号を受信し、それを
RF−IF変換器401に転送する。RF−IF変換器
401は、アナログ広帯域RF信号を中間周波(IF)
アップリンクアナログ広帯域信号に変換するためのフィ
ルタ、ミキサおよび増幅器を有する。中間周波数(I
F)は一般に、無線周波数(RF)より低い。上記の受
信および変換の動作は当業者に周知である。
【0021】ステップ501で、コントローラ303−
Rはサンプリングレートi(以下「iサンプリングレー
ト」という。)をアナログ−ディジタル変換器402に
設定する。いくつかの実施例では、コントローラ303
−Rは、アナログ−ディジタル変換器402の定格容量
に基づいてiサンプリングレートを設定する。別の実施
例では、他のサンプリングレートも使用可能である。
【0022】アナログ−ディジタル変換器の容量は一般
に、コンバータで処理される所望の帯域幅に基づいて選
択される。例えば、代表的なTDMAシステムは500
チャネルを含み、これらの500チャネルを含む帯域幅
が一般にアナログ−ディジタル変換器の容量を設定す
る。
【0023】しかし、これらの500チャネルは一般
に、いくつかの近接するセルの間で、それらのセルで共
通のチャネルを使用することを避けるように、周波数再
使用という技術によって割り当てられる。周波数再使用
は、多くの変数(例えば、通信トラフィックパターン、
地域の地形、基地局のアンテナの高さ、方向およびパワ
ーなど)に依存する。通信システムのオペレータは、周
波数再使用により、通信の多い地域で利用可能なチャネ
ル数を最大にしようとする。例として、4周波数の周波
数再使用パターン(利用可能なチャネルが4個の近接セ
ルからなるグループに割り当てられる)では、各セルに
は125チャネル(500/4=125)を割り当てる
ことができる。セルが3個のセクタに分割される場合、
基地局受信器(セクタごとに専用の受信器が1つずつ設
けられる。)は、約42キャリア(125/3≒42)
をサービスすることが期待される。このような受信器の
アナログ−ディジタル変換器は、500キャリアを処理
する容量を有することになる。周波数再使用は動的でフ
レキシブルな方式であるからである。
【0024】このようなアナログ−ディジタル変換器
は、500キャリアを処理する容量を有すると仮定して
も、常にこのような容量で動作するわけではない。例え
ば、1個のセクタ内の通信トラフィックが、42キャリ
アが500キャリア全体にわたり広く分散しないように
割り当てられる場合、そのようなセクタ内の受信器で処
理されるべきチャネル数は少なくなる可能性がある。例
えば、42キャリアが、500キャリア全体のうちの1
00キャリアのサブセット内に含まれることがある。こ
のようなセクタに対応する変換器は、500チャネルに
基づく定格容量で100キャリアを処理することも可能
であり、あるいは、変換器は別のレート(例えば、10
0チャネルに対応するレート)でこの100キャリアを
処理することも可能である。その決定は、通信システム
のオペレータによってなされ、コントローラ303−R
は、その決定に基づいてサンプリングレートを設定す
る。
【0025】ステップ511で、アナログ−ディジタル
変換器402は、周知のようにして、IFアップリンク
アナログ広帯域信号をIFアップリンクディジタル信号
に変換する。
【0026】ステップ502で、コントローラ303−
Rは、アップリンクアナログ広帯域RF信号に含まれる
狭帯域アップリンクチャネルの数Nを求める。このチャ
ネル数は一般に、周知のようにして、ワイヤレス通信シ
ステムのシステム要求条件から求められる。例えば、1
5MHzのアナログ広帯域信号が処理される代表的なT
DMAシステムでは、この広帯域信号は500個の狭帯
域チャネルを含む。このようなTDMAシステムは30
kHzのチャネルとして狭帯域チャネルを定義するから
である。
【0027】ステップ512で、広帯域ダウンコンバー
タ404は、IFアップリンクディジタル信号をN個の
狭帯域アップリンクチャネルに変換する。この動作の詳
細について以下で図6に関して説明する。
【0028】図6は、本発明の実施例において、IFア
ップリンクディジタル信号をN個の狭帯域アップリンク
チャネルに変換する動作の流れ図である。
【0029】ステップ601で、コントローラ303−
Rは、通信システムの通信標準およびシステム要求条件
に基づいてN個の狭帯域アップリンクチャネルのそれぞ
れに要求されるチャネル帯域幅Wを求める。例えば、代
表的なTDMAシステムでは、要求される帯域幅は30
kHzに設定される。本発明の実施例を説明するため、
N個の狭帯域アップリンクチャネルはそれぞれ帯域幅W
を有するとする。しかし、本発明は、一様な帯域幅の狭
帯域アップリンクチャネルの処理に限定されるものでは
ない。
【0030】ステップ602で、コントローラ303−
Rは、Nrを計算することによって、アナログ−ディジ
タル変換器402からiサンプリングレートを受け入れ
ることが可能かどうかを判断する。Nrは、N個の狭帯
域アップリンクチャネルのそれぞれに要求される帯域幅
Wに対する、IFアップリンクアナログ広帯域信号の全
帯域幅WIFの比である。WIFは、ナイキストレート、要
求帯域幅、および、狭帯域チャネル数Nから求められ
る。ただし、WIF≧N×Wである。アナログ信号は、そ
のアナログ信号に含まれる情報をディジタル的に表現す
るために、その帯域幅の2倍(ナイキストレート)以上
でサンプリングされなければならない。一般に、コント
ローラ303−Rは、最小のナイキストレートでサンプ
リングすることによって、WIFを最小値に設定する。
【0031】ステップ603で、コントローラ303−
Rは、周知のようにして、Nrが整数かどうかを判断す
る。
【0032】Nrが整数でない場合、ステップ605
で、コントローラ303−Rは、サンプリングレートj
(以下「jサンプリングレート」という。)を、j=
(Nr×i)/Nと定義する。
【0033】ステップ606で、第1受信器リサンプラ
403は、Nrが整数でないとき、IFアップリンクデ
ィジタル信号を、Nr/Nの比で(すなわち、jサンプ
リングレートで)デシメート(間引き)する。ディジタ
ル信号のデシメートは、フィルタリングおよびダウンサ
ンプリングのプロセスにより、そのディジタル信号のサ
ンプリングレートを低くするものである。ディジタル信
号のサンプリングレートがRの場合、デシメータは、組
織的にデータを削除することによってそのサンプリング
レートをD分の1に減少させ、新たなサンプリングレー
トをR/Dにする。例えば、信号のサンプリングレート
が9であり、3分の1にデシメートされるとき、ダウン
サンプリングプロセスにおけるデシメータは、サンプリ
ングレート3の新たな信号を形成するようにデータ点を
削除する。この例では、デシメータは、整数デシメーシ
ョンを行うという。ファクタDが整数であるからであ
る。分数デシメーションも可能であり、一般に、デシメ
ーション(間引き)とインタポレーション(補間)の組
合せにより達成される。
【0034】インタポレータは、データのユニット間を
補間することによってサンプリングレートをL倍に増大
させ、新たなサンプリングレートをL×Rにする。リサ
ンプラは一般にデシメータおよびインタポレータを含
み、信号のサンプリングレートをRからR×L/Dに変
更する。L>Dの場合、リサンプラは分数インタポレー
ションを実行している。L<Dの場合、リサンプラは分
数デシメーションを実行している。L=Dの場合、レー
トは不変である。例えば、サンプリングレートを3/5
に減少させる(分数デシメーション)場合、これは、イ
ンタポレータ(L=3)の後にデシメータ(D=5)を
縦続接続して達成される。
【0035】ただし、jサンプリングレートは、信号情
報の損失なしに再構成することができるように設定され
なければならない。信号情報の損失は、周知のようにし
て、ナイキストの定理から、チャネルのサンプリングレ
ートを、そのチャネルの帯域幅の少なくとも2倍のレー
トに設定することによって回避される。jサンプリング
レートは、チャネル帯域幅の整数倍に設定される。ま
た、jサンプリングレートは、ポリフェーズフィルタバ
ンクの出力におけるサンプリングレートでもある。これ
については、図10に関して後述する。
【0036】Nrが整数の場合、ステップ604で、コ
ントローラ303−Rは、jサンプリングレートをiサ
ンプリングレートに等しく設定することによって、iサ
ンプリングレートを受け入れる。
【0037】ステップ607で、広帯域ダウンコンバー
タ404は、周知のようにして、IFアップリンクディ
ジタル信号を、各チャネルで高速フーリエ変換(FF
T)フィルタのようなマルチレートフィルタバンクによ
ってjサンプリングレートのN個の狭帯域アップリンク
チャネルに変換する。図10に示すように、ディジタル
信号は、時定数φで時間的にディジタル信号を分離する
ことによってN個のブランチに分けられる。各ブランチ
は、別々のディジタル信号が記憶される有限インパルス
応答(FIR)フィルタを含む。個々のディジタル信号
は、FIRフィルタ内のロケーション(タップ)に記憶
される。FIRフィルタからの出力ディジタル信号は、
離散フーリエ変換(DFT)(例えば高速フーリエ変換
(FFT))に入力される。DFTでは、個々のディジ
タル信号が、それぞれ帯域幅Wを有するN個のチャネル
にまとめられる。このような、FIRフィルタの後にF
FT変換を有する構成をポリフェーズフィルタという。
ポリフェーズフィルタは、周知のようにして、数段にわ
たって縦続接続して、広帯域アナログRF信号を多数の
狭帯域チャネルに変換することができる。一般に1段ポ
リフェーズフィルタ内で多数の狭帯域チャネルを形成す
ることはない。そのポリフェーズフィルタのサイズは、
すべてのチャネルを有効に処理するには大きくなり過ぎ
るからである。
【0038】図5のステップ503に戻って、コントロ
ーラ303−Rは、所望の数Mの狭帯域アップリンクチ
ャネルを選択する。ただし、M≧Nである。所望のチャ
ネルの数Mをどのようにして決定するかは当業者には明
らかである。例えば、ワイヤレス通信会社は、特定の基
地局における通信サービス用に、全部で20個の狭帯域
チャネルのうちの12チャネルを割り当てることがあ
る。その場合、コントローラ303−Rは、20個の狭
帯域チャネルのうちからこれらの12個の所望のチャネ
ルを選択することになる。
【0039】ステップ513で、狭帯域セレクタ405
は、N−M個の狭帯域アップリンクチャネルを拒絶す
る。拒絶は、N−M個の狭帯域アップリンクチャネルを
これ以上処理しないことによって実現される。これらの
N−M個の狭帯域アップリンクチャネルのメモリ内のロ
ケーションはコントローラ303−Rには既知であり、
N−M個の狭帯域アップリンクチャネルのディジタル信
号はコントローラ303−Rのメモリから組織的に削除
され、メモリを節約する。M個の狭帯域アップリンクチ
ャネルが変調に転送される。
【0040】ステップ504で、コントローラ303−
Rは、M個の狭帯域アップリンクチャネルの復調のため
のサンプリングレートkを設定する。kサンプリングレ
ートは、周知のようにして、復調要求条件によって決定
され、ワイヤレス通信システムのオペレータによってコ
ントローラ303−Rに入力される。例えば、TDMA
システムでは、復調用に設定される最小データレートは
24.3kHzである。復調の実際のレートは一般に、
復調器の受信感度に基づいて、最小レートの整数倍(例
えば、24.3、48.6、97.2、など)に設定さ
れる。
【0041】復調のkサンプリングレートは復調器の機
器制限に基づいているため、kサンプリングレートは、
jサンプリングレートとは異なることがある。ステップ
514で、第2受信リサンプラ406は、必要であれ
ば、jサンプリングレートをkサンプリングレートに変
換する。kがjより小さいとき、第2受信リサンプラ4
06は、M個の狭帯域アップリンクチャネルをデシメー
トする。kがjより大きいとき、第2受信リサンプラ4
06は、M個の狭帯域アップリンクチャネルにおいてデ
ィジタルデータをインタポレート(補間)する。縦続積
分器櫛形(CIC:cascaded integrator-comb)フィル
タやFarrowフィルタの後に、最近接近傍則および線形補
間を用いたアレイ変換フィルタを接続することにより、
周知のようにして、第2受信リサンプラ406における
インタポレーションやデシメーションが実現される。C
ICフィルタは、デシメーションおよびインタポレーシ
ョンのための直線位相FIRフィルタの一種で、CIC
構造は、高いサンプリングレートで動作する積分器セク
ションと、それに続く、低いサンプリングレートで動作
する櫛形セクションからなり、記憶領域要求を少なくし
ている(Hogenauer, "An Economical Class of Digital
Filters for Decimation and Interpolation", IEEE T
ransactions on Acoustics, Speech, and Signal Proce
ssing, vol.ASSP-29 No.2, pp.155-162, 1981、参
照)。Farrowフィルタは、連続的に調整可能なリサンプ
ル比のオプションを提供するマルチレートフィルタ構造
である。このような調整可能なリサンプル比は、(1)
オーバーサンプルポリフェーズフィルタの分割を低次多
項式として記述し、(2)この低次多項式を用いてフィ
ルタ係数を近似し、(3)この低次多項式の補間により
フィルタ段数を変える、ことによって達成される。
【0042】kビットレートがjビットレートに等しい
場合、復調にデシメーションやインタポレーションは不
要である。第2受信リサンプラ406へのjサンプリン
グレートを通信システムのk変調レートと比較すること
によって、M個の狭帯域アップリンクチャネルを復調用
に用意するために、インタポレーション、デシメーショ
ン、またはそのいずれの動作もしないことをいつどのよ
うに選択するかは、当業者には明らかである。
【0043】ステップ515で、復調器407は、M個
の狭帯域アップリンクチャネルを復調し、それをワイヤ
レス交換センタ201へ転送する。本発明は、いかなる
タイプの復調(例えば、振幅復調、周波数復調あるいは
位相復調)にも限定されない。本発明では、第2受信リ
サンプラ406で復調用にkサンプリングレートを設定
し、復調器407は、通信システムによって用いられる
復調方式に従ってそのkサンプリングレートを処理す
る。
【0044】次に、本発明の実施例の送信セクションに
ついて説明する。
【0045】図7において、送信器302は、IF−R
F変換器701、ディジタル−アナログ変換器702、
第2送信リサンプラ703、広帯域アップコンバータ7
04、狭帯域セレクタ705、第1送信リサンプラ70
6、変調器707およびコントローラ303−Tを、図
示のような関係で含む。説明のため、コントローラ30
3−T(送信器302を制御する)と、コントローラ3
03−R(受信器301を制御する)は、別個のデバイ
スとして図示されている。しかし、理解されるように、
単一のコントローラを用いて、受信セクションおよび送
信セクションの両方を制御することも可能である。
【0046】第2送信リサンプラ703、広帯域アップ
コンバータ704、狭帯域セレクタ705、および第1
送信リサンプラ706はソフトウェア定義デバイスであ
り、これらの機能について以下で説明する。
【0047】図8は、本発明に従ってダウンリンクアナ
ログ広帯域RF信号を送信する方法の実施例の流れ図で
ある。
【0048】ステップ810で、変調器707は、周知
のようにして、有線ライン207を通じてワイヤレス交
換センタ201からM個のベースバンド信号を受信す
る。各ベースバンド信号は1つの狭帯域チャネルを表
す。本発明は、いかなる特定の変調方式(例えば、振幅
変調、周波数変調あるいは位相変調)にも限定されな
い。本発明は、通信システムによって使用される変調方
式に従って信号を処理する。
【0049】ステップ801で、コントローラ303−
Tは、ワイヤレス交換センタ201からのベースバンド
信号を変調するために、所望のサンプリングレートkを
設定する。kサンプリングレートは一般に、変調器70
7の送信感度および通信システムの変調要求条件に基づ
いて、通信システムのオペレータによって設定される。
例えば、TDMAシステムでは、変調用に設定される最
小データレートは24.3kHzである。変調の実際の
レートは一般に、変調器の送信感度に基づいて、最小レ
ートの整数倍(例えば、24.3、48.6、97.
2、など)に設定される。通信システムのオペレータ
は、このような変調用の適当なサンプリングレートをコ
ントローラ303−Tに入力する。
【0050】ステップ811で、変調器707は、周知
のようにして、M個のベースバンド信号を、kサンプリ
ングレートの、M個の狭帯域ダウンリンクチャネル上に
変調する。本発明は、いかなる特定の変調方式(例え
ば、振幅変調、周波数変調あるいは位相変調)にも限定
されない。本発明は、変調用にkサンプリングレートを
設定し、変調器707は、通信システムによって使用さ
れる変調方式に従ってkサンプリングレートを処理す
る。
【0051】ステップ802で、コントローラ303−
Tは、ダウンリンクアナログ広帯域RF信号として送信
されることになるM個の狭帯域ダウンリンクチャネルを
含む、狭帯域ダウンリンクチャネルの個数Nを決定す
る。例えば、Mは、全部で20個(N=20)の狭帯域
チャネル(例えば、チャネル1〜20)のうち、M個の
狭帯域チャネルに対応する10個の狭帯域チャネル(例
えば、チャネル1〜5、16〜20)を表す。
【0052】ステップ812で、M個の狭帯域ダウンリ
ンクチャネルは、N個の狭帯域ダウンリンクチャネルに
変換される。ステップ812の詳細を、図9を参照して
以下で説明する。
【0053】ステップ901で、コントローラ303−
Tは、M個の狭帯域ダウンリンクチャネルのそれぞれに
要求されるチャネル帯域幅Wを決定する。説明のため、
M個の狭帯域ダウンリンクチャネルはそれぞれ帯域幅W
を有するとする。しかし、本発明は、一様な帯域幅の狭
帯域ダウンリンクチャネルの処理に限定されるものでは
ない。要求される帯域幅は、通信標準およびシステム要
求条件から設定されるものであり、与えられた狭帯域ダ
ウンリンクチャネルに対して要求される帯域幅をどのよ
うにして決定するかは当業者には明らかである。例え
ば、代表的なTDMAシステムでは、要求される帯域幅
は30kHzに指定され、通信システムのオペレータ
は、この要求帯域幅をコントローラ303−Tのメモリ
に入力する。
【0054】ステップ902で、コントローラ303−
Tは、N個の狭帯域ダウンリンクチャネルを表すIFダ
ウンリンクディジタル信号の全帯域幅WIFの、狭帯域チ
ャネル帯域幅に対する比Mr=WIF/Wを計算すること
によって、M個の狭帯域ダウンリンクチャネルをIFダ
ウンリンクディジタル信号に変換するためにkサンプリ
ングレートが受容可能かどうかを判断する。WIFは、ナ
イキストレート、要求帯域幅、および、狭帯域チャネル
の数Nから決定される。ただし、WIF≧N×Wである。
アナログ信号は、そのアナログ信号に含まれる情報をデ
ィジタル的に表現するために、その帯域幅の2倍(ナイ
キストレート)以上でサンプリングされなければならな
い。一般に、コントローラ303−Tは、WIF=2×N
×Wと設定することによって、WIFを最小値に設定す
る。
【0055】ステップ903で、コントローラ303−
Tは、周知のようにして、Mrが整数かどうかを判断す
る。
【0056】コントローラ303−Tが、Mrが整数で
ないと判断した場合、ステップ905で、コントローラ
303−Tは、N個の狭帯域ダウンリンクチャネルをI
Fダウンリンクディジタル信号に変換するためにjサン
プリングレートを設定する。ただし、j=(Mr×k)
/Mである。jサンプリングレートは、与えられたチャ
ネルの帯域幅の少なくとも2倍の最小サンプリングレー
トでナイキストの定理を満足することによって、信号情
報の損失なしに信号を再構成するように設定される。
【0057】ステップ906で、Mrが整数でない場
合、第1送信リサンプラ706は、M個の狭帯域ダウン
リンクチャネルをMr/Mの比で(すなわちjサンプリ
ングレートで)インタポレートする。ディジタル信号を
インタポレートすることは、アップサンプリングおよび
フィルタリングのプロセスを通じて信号のサンプリング
レートを増大させる。ディジタル信号のサンプリングレ
ートがRである場合、インタポレータは、アップサンプ
リングプロセスでサンプル間でデータを組織的に補間す
ることによって、サンプリングレートをL倍に増大させ
て、新しいサンプリングレートをR×Lにする。例え
ば、信号のサンプリングレートが9であり、3倍にイン
タポレートするとき、インタポレータは、サンプリング
レート27の新たな信号を形成するようにデータ点をイ
ンタポレートする。この例では、インタポレータは、整
数インタポレーションを行うという。ファクタLが整数
であるからである。分数インタポレーションも可能であ
り、一般に、デシメーションとインタポレーションの組
合せにより達成される。
【0058】デシメータは、選択したデータを削除する
ことによってD分の1にサンプリングレートを減少させ
て、新たなサンプリングレートをR/Dにする。リサン
プラは一般にデシメータおよびインタポレータを含み、
信号のサンプリングレートをRからR×L/Dに変更す
る。L>Dの場合、リサンプラは分数インタポレーショ
ンを実行している。L<Dの場合、リサンプラは分数デ
シメーションを実行している。L=Dの場合、レートは
不変である。例えば、サンプリングレートを5/3に増
大させる(分数インタポレーション)場合、これは、イ
ンタポレータ(L=5)の後にデシメータ(D=3)を
縦続接続して達成される。
【0059】ただし、jサンプリングレートは、信号情
報の損失なしに再構成することができるように設定され
なければならない。信号情報の損失は、周知のようにし
て、ナイキストの定理から、チャネルのサンプリングレ
ートを、そのチャネルの帯域幅の少なくとも2倍のレー
トに設定することによって回避される。
【0060】コントローラ303−Tが、Mrが整数で
あると判断した場合、ステップ904で、コントローラ
303−Tは、jサンプリングレートをkサンプリング
レートに等しく設定することによって、kサンプリング
レートを受け入れる。
【0061】ステップ907で、狭帯域セレクタ705
は、N−M個の狭帯域ダウンリンクチャネルを選択す
る。
【0062】ステップ908で、広帯域コンバータ70
4は、周知のようにして、各チャネルで高速フーリエ逆
変換(IFFT)によって、(1)jサンプリングレー
トのM個の狭帯域ダウンリンクチャネルと、(2)情報
を含まないN−M個の狭帯域ダウンリンクチャネルと
を、IFダウンリンクディジタル信号に変換する。図1
1に示すように、M個の狭帯域チャネルは、高速フーリ
エ逆変換(IFFT)のような離散フーリエ逆変換(I
DFT)の指定されたブランチに入力される。ここで、
M個のチャネルはディジタル信号に編成される。IFF
Tは全部でN個のブランチを有するが、N−M個のチャ
ネルには実際にはディジタル信号がない。IFFTから
のM個の出力ディジタル信号およびN−M個の信号はそ
れぞれ有限インパルス応答(FIR)フィルタに入力さ
れ、そこで、ディジタル信号は記憶される。時定数φで
時間的にFIRフィルタからの出力信号を合成すること
により、合成ディジタル信号が形成される。このよう
な、IFFT変換の後にFIRフィルタを有する構成を
ポリフェーズフィルタという。ポリフェーズフィルタ
は、周知のようにして、数段にわたって縦続接続して、
広帯域アナログRF信号を多数の狭帯域チャネルに変換
することができる。一般に1段ポリフェーズフィルタ内
で多数の狭帯域チャネルを処理することはない。そのポ
リフェーズフィルタのサイズは、すべての通信を有効に
処理するには大きくなり過ぎるからである。
【0063】図8のステップ803に戻って、コントロ
ーラ303−Tは、ディジタル−アナログ変換器702
でサンプリングレートiを設定する。いくつかの実施例
では、コントローラ303−Tは、ディジタル−アナロ
グ変換器702の定格容量に基づいてiサンプリングレ
ートを設定する。別の実施例では、他のサンプリングレ
ートも使用可能である。通信システムのオペレータは、
ディジタル−アナログ変換器702用にiサンプリング
レートを選択する。前述のアナログ−ディジタル変換稀
402の場合と同様に、通信トラフィックが少ない期間
中は、通信システムのオペレータは、定格容量より低い
レートでディジタル−アナログ変換器702を動作させ
ることを選択することも可能である。
【0064】ステップ813で、第2送信リサンプラ7
03は、周知のようにして、IFダウンリンクディジタ
ル信号のサンプリングレートをjからiに変更する。こ
のiサンプリングレートは、通信のタイプ(例えば、音
声、データ、画像など)や所望の通信品質などの多くの
変数に依存する。例えば、アナログ音声に比べて話者認
識の劣化が認知されないほど非常に明瞭な音声通信は、
話者認識がかなり劣化する音声通信よりも高いデータ伝
送レートを要求する。
【0065】iサンプリングレートはしばしばjサンプ
リングレートとは異なるため、第2送信リサンプラ70
3は、データサンプリングレートの変換を行う。iがj
より小さい場合、第2送信リサンプラ703は、周知の
ようにして、N個の狭帯域ダウンリンクチャネルをデシ
メートする。iがjより大きい場合、第2送信リサンプ
ラ703は、周知のようにして、N個の狭帯域ダウンリ
ンクチャネルのディジタルデータをインタポレートす
る。iサンプリングレートがjサンプリングレートに等
しい場合、デシメーションやインタポレーションは不要
である。N個の狭帯域ダウンリンクチャネルを送信用に
用意するために、インタポレーション、デシメーショ
ン、またはそのいずれの動作もしないことをいつどのよ
うに選択するかは、当業者には明らかである。
【0066】ステップ814で、ディジタルアナログ変
換器702は、周知のようにして、IFダウンリンクデ
ィジタル信号を、iサンプリングレートのIFダウンリ
ンクアナログ広帯域信号に変換する。
【0067】ステップ815で、IF−RF変換器70
1は、IFダウンリンクアナログ広帯域信号を受け取
り、それをダウンリンクアナログ広帯域RF信号に変換
する。IF−RF変換器701は、IFダウンリンクア
ナログ広帯域信号をダウンリンクアナログ広帯域RF信
号に変換するための、フィルタ、ミキサおよび増幅器を
有する。IF−RF変換器701は、ダウンリンクアナ
ログ広帯域RF信号を送信アンテナ209に転送し、送
信アンテナ209は、ダウンリンクアナログ広帯域RF
信号を送信する。上記の変換および送信の動作は当業者
に周知である。
【0068】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、汎
用アーキテクチャを有するトランシーバを使用するワイ
ヤレス通信システムが実現される。このような汎用パッ
ケージは、相異なる標準の下で動作する複数のロケーシ
ョンに修正なしでインストールされ、従来技術の重複ハ
ードウェアに伴うハードウェアコストや、重複ソフトウ
ェアパッケージの保守の必要性を低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のワイヤレス通信システムの概略図で
ある。
【図2】本発明の実施例のワイヤレス通信システムの一
部の概略図である。
【図3】本発明の実施例の基地局の一部の概略図であ
る。
【図4】本発明の実施例の基地局の受信セクションの一
部の概略図である。
【図5】アップリンクRF信号を処理するコントローラ
動作および受信器動作の流れ図である。
【図6】アップリンクRF信号を処理する本発明の動作
の流れ図である。
【図7】本発明の実施例の基地局の送信セクションの一
部の概略図である。
【図8】ダウンリンクRF信号を処理するコントローラ
および送信器の動作の流れ図である。
【図9】ダウンリンクRF信号を処理する本発明の動作
の流れ図である。
【図10】ディジタル信号からアップリンクチャネルへ
の変換の概略図である。
【図11】ダウンリンクチャネルからディジタル信号へ
の変換の概略図である。
【符号の説明】
101 ワイヤレス端末 102 有線ライン 103 基地局 120 ワイヤレス交換センタ(WSC) 130 市内局 138 市内局 140 市外局 150 有線端末 201 ワイヤレス交換センタ 202 基地局 203 ワイヤレス端末 204 アップリンクアナログ広帯域RF信号 205 ダウンリンクアナログ広帯域RF信号 206 有線ライン 207 有線ライン 208 受信アンテナ 209 送信アンテナ 301 受信器 302 送信器 303 コントローラ 401 RF−IF変換器 402 アナログ−ディジタル変換器 403 第1受信リサンプラ 404 広帯域ダウンコンバータ 405 狭帯域セレクタ 406 第2受信リサンプラ 407 復調器 701 IF−RF変換器 702 ディジタル−アナログ変換器 703 第2送信リサンプラ 704 広帯域アップコンバータ 705 狭帯域セレクタ 706 第1送信リサンプラ 707 変調器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/24 (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 アラン ステファン オールプレス アメリカ合衆国,07030 ニュージャージ ー,ホボケン,セブンス ストリート 450,アパートメント 30 (72)発明者 スリッダー アルナチャラン アメリカ合衆国,08536 ニュージャージ ー,プレインスボロ,アレン コート 18 (72)発明者 レザ マーダニ アメリカ合衆国,07836 ニュージャージ ー,フランダーズ,オークウッド ビレッ ジ 45,アパートメント 8 (72)発明者 カーミン ジェームス パガノ アメリカ合衆国,07825 ニュージャージ ー,ブレアーズタウン,メインズ レイン 25 (72)発明者 ティージャン シャン アメリカ合衆国,07747 ニュージャージ ー,マタワン,ハイ ポインテ ウェイ 26 (72)発明者 ジョセフ アンソニー タラロ アメリカ合衆国,07921 ニュージャージ ー,ベッドミンスター,ブリガーデ コー ト 8

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.アップリンクアナログRF信号を受
    信するステップと、 b.前記アップリンクアナログRF信号を、帯域幅WIF
    のIFアップリンクディジタル信号に変換するステップ
    と、 c.前記IFアップリンクディジタル信号をN個のアッ
    プリンクチャネルに変換するステップと、 d.M≧Nとして、M個のアップリンクチャネルを復調
    するステップとからなることを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップbは、 前記アップリンクアナログRF信号をIFアップリンク
    アナログ信号に変換するステップと、 アナログ−ディジタル変換器において、該アナログ−デ
    ィジタル変換器の出力サンプリング容量に基づいて、前
    記IFアップリンクアナログ信号を、サンプリングレー
    トiで前記IFアップリンクディジタル信号に変換する
    ステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記N個のアップリンクチャネルのそれ
    ぞれの帯域幅Wを定義するステップと、 前記N個のアップリンクチャネルのそれぞれのサンプリ
    ングレートをj=(i×WIF)/(W×N)に設定し、
    IF/Wが整数でない場合、前記IFアップリンクディ
    ジタル信号を比WIF/(W×N)で前記N個のアップリ
    ンクチャネルにデシメートし、WIF/Wが整数である場
    合、サンプリングレートjをiに等しく設定するステッ
    プとをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 コントローラが、前記サンプリングレー
    トiを、j≧N×Wとなるように設定することを特徴と
    する請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記コントローラが、前記M個のアップ
    リンクチャネルを選択することを特徴とする請求項4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップcは、高速フーリエ変換を
    用いて前記ステップcの変換を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 アップリンクアナログRF信号を受信
    し、該アップリンクアナログRF信号をIFアップリン
    クアナログ信号に変換する受信器と、 前記IFアップリンクアナログ信号を、帯域幅WIFでサ
    ンプリングレートiのIFアップリンクディジタル信号
    に変換するアナログ−ディジタル変換器と、 前記IFアップリンクディジタル信号をN個のアップリ
    ンクチャネルに変換するコントローラと、 M≧Nとして、M個のアップリンクチャネルを復調する
    復調器とからなることを特徴とするワイヤレス通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記コントローラは、アナログ−ディジ
    タル変換器の出力サンプリング容量に基づいて、前記サ
    ンプリングレートiを制御することを特徴とする請求項
    7に記載のワイヤレス通信システム。
  9. 【請求項9】 前記コントローラは、 前記N個のアップリンクチャネルのそれぞれの帯域幅W
    を定義し、 前記N個のアップリンクチャネルのそれぞれのサンプリ
    ングレートをj=(i×WIF)/(W×N)に設定し、
    IF/Wが整数でない場合、前記IFアップリンクディ
    ジタル信号を比WIF/(W×N)で前記N個のアップリ
    ンクチャネルにデシメートし、WIF/Wが整数である場
    合、サンプリングレートjをiに等しく設定することを
    特徴とする請求項8に記載のワイヤレス通信システム。
  10. 【請求項10】 前記コントローラは、前記サンプリン
    グレートiを、j≧N×Wとなるように設定することを
    特徴とする請求項9に記載のワイヤレス通信システム。
  11. 【請求項11】 前記コントローラによって制御される
    高速フーリエ変換が、前記IFアップリンクディジタル
    信号をN個のアップリンクチャネルに変換することを特
    徴とする請求項7に記載のワイヤレス通信システム。
  12. 【請求項12】 前記コントローラが、前記M個のアッ
    プリンクチャネルを選択することを特徴とする請求項7
    に記載のワイヤレス通信システム。
  13. 【請求項13】 a.サンプリングレートkのM個のダ
    ウンリンクチャネルを変調するステップと、 b.M≧Nとして、前記M個のダウンリンクチャネル
    を、該M個のダウンリンクチャネルを含むN個のダウン
    リンクチャネルを表す帯域幅WIFのIFダウンリンクデ
    ィジタル信号に変換するステップと、 c.前記IFダウンリンクディジタル信号をダウンリン
    クアナログRF信号に変換するステップと、 d.前記ダウンリンクアナログRF信号を送信するステ
    ップとからなることを特徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】 前記M個のダウンリンクチャネルのそ
    れぞれの帯域幅Wを定義するステップと、 前記M個のアップリンクチャネルのそれぞれのサンプリ
    ングレートをj=(k×WIF)/(W×M)に設定し、
    IF/Wが整数でない場合、前記M個のダウンリンクチ
    ャネルを比WIF/(W×N)で前記IFダウンリンクデ
    ィジタル信号にインタポレートし、WIF/Wが整数であ
    る場合、サンプリングレートjをkに等しく設定するス
    テップとをさらに有することを特徴とする請求項13に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記サンプリングレートkを、j≧N
    ×Wとなるように設定するステップをさらに有すること
    を特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ステップbは、高速フーリエ変換
    を用いて前記ステップbの変換を行うことを特徴とする
    請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記N個のダウンリンクチャネルを選
    択するステップをさらに有することを特徴とする請求項
    13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップcは、 c1.ディジタル−アナログ変換器において、前記IF
    ダウンリンクディジタル信号をIFダウンリンクアナロ
    グ信号に変換するステップと、 c2.送信器において、前記IFダウンリンクアナログ
    信号を前記ダウンリンクアナログRF信号に変換するス
    テップとを有することを特徴とする請求項13に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップc1は、前記ディジタル
    −アナログ変換器の入力サンプリング容量に基づいて、
    サンプリングレートiで前記IFダウンリンクディジタ
    ル信号をインタポレートするステップを有することを特
    徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 サンプリングレートkのM個のダウン
    リンクチャネルを変調する変調器と、 M≧Nとして、前記M個のダウンリンクチャネルを、該
    M個のダウンリンクチャネルを含むN個のダウンリンク
    チャネルを表す帯域幅WIFのIFダウンリンクディジタ
    ル信号に変換し、前記IFダウンリンクディジタル信号
    をダウンリンクアナログRF信号に変換するコントロー
    ラと、 前記ダウンリンクアナログRF信号を送信する送信器と
    からなることを特徴とするワイヤレス通信システム。
  21. 【請求項21】 前記コントローラは、 前記M個のダウンリンクチャネルのそれぞれの帯域幅W
    を定義し、 前記M個のアップリンクチャネルのそれぞれのサンプリ
    ングレートをj=(k×WIF)/(W×M)に設定し、
    IF/Wが整数でない場合、前記M個のダウンリンクチ
    ャネルを比WIF/(W×N)で前記IFダウンリンクデ
    ィジタル信号にインタポレートし、WIF/Wが整数であ
    る場合、サンプリングレートjをkに等しく設定するこ
    とを特徴とする請求項20に記載のワイヤレス通信シス
    テム。
  22. 【請求項22】 前記コントローラは、前記サンプリン
    グレートkを、j≧N×Wとなるように設定することを
    特徴とする請求項21に記載のワイヤレス通信システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記コントローラによって制御される
    高速フーリエ変換が、前記M個のダウンリンクチャネル
    を前記IFダウンリンクディジタル信号に変換すること
    を特徴とする請求項20に記載のワイヤレス通信システ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記コントローラが、前記N個のダウ
    ンリンクチャネルを選択することを特徴とする請求項2
    0に記載のワイヤレス通信システム。
  25. 【請求項25】 前記IFダウンリンクディジタル信号
    をIFダウンリンクアナログ信号に変換するディジタル
    −アナログ変換器をさらに有することを特徴とする請求
    項20に記載のワイヤレス通信システム。
  26. 【請求項26】 前記送信器は、前記IFダウンリンク
    アナログ信号を前記ダウンリンクアナログRF信号に変
    換することを特徴とする請求項25に記載のワイヤレス
    通信システム。
  27. 【請求項27】 前記コントローラは、前記ディジタル
    −アナログ変換器の入力サンプリング容量に基づいて、
    サンプリングレートiで前記IFダウンリンクディジタ
    ル信号をインタポレートすることを特徴とする請求項2
    6に記載のワイヤレス通信システム。
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