JP2002270572A - 半導体装置の製造方法およびこれに用いる製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびこれに用いる製造装置

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JP2002270572A JP2001063416A JP2001063416A JP2002270572A JP 2002270572 A JP2002270572 A JP 2002270572A JP 2001063416 A JP2001063416 A JP 2001063416A JP 2001063416 A JP2001063416 A JP 2001063416A JP 2002270572 A JP2002270572 A JP 2002270572A
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Kenji Yasumura
賢二 安村
Kazuhiro Shigyo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 pn接合のn層側でウエットエッチングの停
止を容易に制御できる半導体装置の製造方法を得る。 【解決手段】 p型半導体に負の電圧を、n型半導体に
正の電圧を印加することによって、p型半導体では、正
孔18pの濃度が増加し、電子17pの濃度が減少し、
一方n型半導体では、正孔18nの濃度が減少し、電子
17nの濃度が増加することにより、n型半導体の正孔
18nが濃度減少するため、エッチング速度が減少し、
pn接合界面で容易にエッチングを制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、pn接合を設けた
半導体基板をウエットエッチングする半導体装置の製造
方法およびこれに用いる製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シリコン(Si)により形成さ
れる大規模集積回路(ULSI)、ガリウム砒素(Ga
As)等の化合物半導体により形成されるレーザーダイ
オード(LD)、静電効果型トランジスタ(FET)は
伝導型の異なるp型とn型との半導体膜が積層された構
造を有し、半導体装置を形成する上で、これらの半導体
膜を部分的にエッチングし、微細構造を形成する必要が
ある。Siを用いた半導体装置の場合、加工は主にドラ
イエッチング法が用いられるが、加工ダメージや表面の
汚染性が問題となる。特にLDのようにエッチング後、
表面に単結晶膜を再成長させる場合においては、再成長
界面の結晶の乱れが少なく、デバイスの高信頼性が期待
できるウエットエッチングが適用される場合が多い。
【0003】伝導型や組成の異なる半導体膜の界面でエ
ッチングの停止を制御することはデバイスの設計性能を
発揮するとともに、デバイス品質のバラツキを抑え、信
頼性を向上させる上で重要である。
【0004】特開平6―196801号公報には、ウエ
ットエッチングにおいて、伝導型や組成の異なる半導体
膜界面でエッチングを停止させる方法として、エッチン
グ速度の小さいエッチングストップ層{Etching
Stop Layer(ESL)}を形成する方法が
記載されている。
【0005】図4は上記従来のようにして、エッチング
ストップ層を設けてウエットエッチングを行うことによ
り得られた、電流ストライプ構造を有する半導体レーザ
装置の断面図である。図中、42はn型のGaAs基
板、43はn型のGaAsバッファ層、44はn型のG
0.5Al0.5Asクラッド層、45はGa0.85Al0.15
As活性層、46はp型のGa0.5Al0.5Asクラッド
層、47はp型のGa0. 8Al0.2AsからなるESL、
48はn型のGa0.4Al0.6As電流ブロック層、48
aはストライプの窓である。即ち、ストライプ状の窓4
8aを形成するためにn型Ga0.65Al0.35As電流ブ
ロック層48をウエットエッチングするが、エッチング
がp型Ga0.5Al0 .5Asクラッド層46に及ばないよ
うにp型Ga0.8Al0.2AsのESL47を形成してあ
る。これはエッチング液として用いたリン酸―フッ酸混
合溶液がAl組成が0.4以下のp型GaAlAsでエ
ッチング速度が急激に低下する性質を利用している。ま
た、エッチング時間を厳密に制御する方法もとられてき
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のESLの挿入によるエッチングの停止は、ESLの
厚みが10nm程度と薄いことと、ESL中のAlの組
成比および伝導型を制御することが困難なこととのた
め、ESLでエッチングを再現性良く停止することが困
難であるという課題があった。また、エッチング時間を
厳密に制御する方法も、エッチング時の微妙な温度変化
等のプロセス条件のバラツキによりエッチング速度が変
化し、目的部分でエッチングが停止しないという課題が
あった。
【0007】本発明はかかる課題を解消するためになさ
れたもので、pn接合のn層側でウエットエッチングの
停止を容易に再現性良く制御できる半導体装置の製造方
法とこれに用いる製造装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の半導
体装置の製造方法は、基板本体上にp層とn層とをこの
順に設けたpn接合を有する半導体基板の上記pn接合
に、逆バイアス電圧を印加しながら上記n層をウエット
エッチングする方法である。
【0009】本発明に係る第2の半導体装置の製造方法
は、上記第1の半導体装置の製造方法において、逆バイ
アス電圧の電圧値はアバランシェブレークダウン電圧未
満の方法である。
【0010】本発明に係る第3の半導体装置の製造方法
は、上記第1または第2の半導体装置の製造方法におい
て、逆バイアス電圧の電圧値を変化させながらウエット
エッチングする方法である。
【0011】本発明に係る第4の半導体装置の製造方法
は、上記第3の半導体装置の製造方法において、逆バイ
アス電圧の電圧値を上昇させながらウエットエッチング
する方法である。
【0012】本発明に係る第1の半導体装置の製造装置
は、pn接合を有する半導体基板のn層に接触するエッ
チング液と、上記pn接合に逆バイアス電圧を印加する
電源とを備え、上記第1ないし第4のいずれかの半導体
装置の製造方法に用いるものである。
【0013】本発明に係る第2の半導体装置の製造装置
は、上記第1の半導体装置の製造装置において、エッチ
ング液を有する容器の壁面に設けた貫通孔を塞ぐよう
に、pn接合を有する半導体基板を、上記容器の外側か
ら上記n層面を上記貫通孔側にして装着することによ
り、上記n層に上記エッチング液を接触させるものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】エッチング液における半導体の溶
解反応は、下式(1)におけるシリコンの例で示すよう
に正孔が関与する。 Si(bulk)+4h+→Si4+(sol.) ・・(1) {式中、Si(bulk)は固体状態でのSi、h+
正孔、Si4+(sol.)はエッチング液中に溶け出し
たイオン状態のSiを示す。} 本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法は、上式に
示すように、半導体とエッチング液の界面の正孔濃度が
半導体の溶解速度を決定することに基づき、pn接合に
逆バイアス電圧がかかるように電圧を印加、即ち、p型
半導体に負の電圧を、n型半導体に正の電圧を印加する
ことによってエネルギーバンド構造を変化させ、エッチ
ングするn型半導体中の正孔濃度を減少させることによ
り、エッチング速度を低下させ、エッチング速度を制御
するものである。
【0015】図1(a)、(b)は、本発明の実施の形
態において、半導体基板本体にpn接合を有する半導体
基板のpn接合に、逆バイアス電圧を印加した際の、エ
ッチング液に接した半導体基板のエネルギーバンド構造
の変化を示す説明図で、(a)は逆バイアス電圧を印加
前、(b)は逆バイアス電圧を印加後の半導体基板のエ
ネルギーバンド構造である。図中、13は伝導帯、14
は価電子帯、15はフェルミレベル、17nはn型半導
体の電子、17pはp型半導体の電子、18nはn型半
導体の正孔、18pはp型半導体の正孔である。
【0016】即ち、図1に示すように、p型半導体に負
の電圧を、n型半導体に正の電圧を印加することによっ
て、p型半導体のフェルミレベル15が下降し、n型半
導体のフェルミレベル15が上昇するため、p型半導体
では、正孔18pの濃度が増加し、電子17pの濃度が
減少する。一方n型半導体では、正孔18nの濃度が減
少し、電子17nの濃度が増加する。以上のことから、
n型半導体の正孔18nが濃度減少するため、式(1)
の反応が抑制され、エッチング速度が減少し、pn接合
界面で容易にエッチングを制御できる。
【0017】なお、逆バイアス電圧の電圧値はアバラン
シェブレークダウン電圧以上では、急激に逆方向電流が
流れ出しトンネル電流も流れ出すため、エッチング制御
性が低下する。また、上記電子と正孔の移動は、逆バイ
アス電圧の電圧値に比例するため、上記電圧値を変化さ
せながらウエットエッチングするとエッチング速度が変
化しエッチングを制御することができる。そのため、エ
ッチング初期は、逆バイアス電圧を印加しないか、電圧
値を低く印加し、エッチングの進行に伴い逆バイアス電
圧の電圧値を上昇させながらウエットエッチングすると
エッチング終点を制御しやすくなる。
【0018】なお、本発明の実施の形態の半導体装置の
製造方法に用いる製造装置としては、pn接合を有する
半導体基板のn層に接触するエッチング液と、上記pn
接合に逆バイアス電圧を印加する電源とを備えたものを
用いる。
【0019】
【実施例】実施例1.図2(a)〜(h)は、本発明の
実施例の半導体装置の製造方法の工程図で、図中、21
はn型GaAs(100)基板本体、22はp型半導体
Ga0.5Al0.5As膜(p層)、23はn型半導
体Ga0.65Al0.35As膜(n層)、24はレ
ジスト、25スルーホール、26は電極、27は配線、
31はpn接合を有する半導体基板である。
【0020】即ち、n型GaAs(100)基板本体2
1上にp型半導体Ga0.5Al .5As膜22(膜
厚200nm〜1000nm)を有機金属気相析出法
(MO―CVD)によりエピタキシャル成長させる。
{図2(b)} 引き続き、MO―CVD装置内で連続的にn型半導体G
0.65Al0.3 As膜23(膜厚100nm〜
600nm)をp型半導体Ga0.5Al0. As膜
22上に有機金属気相析出法(MO―CVD)によりエ
ピタキシャル成長させ半導体基板31を得る{図2
(c)}。エピタキシャル成長方法は分子線エピタキシ
法(MBE)、液相エピタキシャル法(LPE)、イオ
ンクラスタビーム法(ICB)、チョクラルスキー法
(CZ)でも良い。半導体基板31のn型GaAs(1
00)基板本体21の裏面にレジスト24を塗布し{図
2(d)}、パターニングした{図2(e)}後、基板
GaAs21をエッチング(RIE等のドライエッチン
グ方法でもよい)し、スルーホール25を形成する{図
2(f)}。スルーホール25はp型半導体Ga0.5
Al 0.5As膜22と接触するように停止させる。ス
ルーホール25内を金メッキし電極26を取り出し{図
2(g)}、ワイヤボンドにより配線27を形成する
{図2(h)}。
【0021】図3(a)、(b)は、本発明の実施例の
半導体装置の製造方法に用いる製造装置の説明図であ
り、(a)は半導体基板のn層をエッチング液に接触さ
せる前の状態、(b)は半導体基板のn層をエッチング
液に接触させた状態である。図中、31は半導体基板、
32は電源、33は参照電極、34はエッチング液、3
7はエッチング液を有する容器で、壁面に貫通孔(窓)
36を設け、窓36は扉35により開閉可能である。即
ち、電極26をpn接合を有する半導体基板31の裏面
より取り出し、エッチング液を有する容器37の壁面に
設けた貫通孔36を塞ぐように、半導体基板31を、上
記容器37の外側からn層面を上記貫通孔36側にして
装着する。半導体基板31裏面に設けた電極26より取
り出した配線27を参照電極33(Ag/AgCl)と
結線し、参照電極33(Ag/AgCl)をエッチング
槽内にセッティングする。半導体基板の裏面に設けた電
極26と参照電極33との配線27途中には電源32を
設置する。エッチング容器37にエッチング液34(酒
石酸:過酸化水素=20:1の混合溶液)を入れ、扉3
5を上へ引いて開け、pn接合を有する半導体基板31
のn型Ga0.65Al0.35As膜をエッチング液
34と接触させる。
【0022】次に、温度20℃でエッチングを開始す
る。電源32によりp型半導体を負、n型半導体を正と
して電圧1.5Vを印加する。電圧はエッチング速度を
調整するために変化させても良い。ただし、pn接合の
アバランシェブレークダウン電圧未満とする。
【0023】本実施例において、エッチングストップ層
(ESL)を形成することなしにエッチングを目的の領
域で停止することが可能となった。また、貫通孔36が
n層の被エッチング領域に相当するため、マスクが不要
となる。
【0024】本発明の半導体装置の製造方法に用いる製
造装置は、本実施例に限定されるものではなく、例えば
図3において、容器37の壁面に貫通孔36を設けない
場合は、n層表面にマスクを設けた半導体基板をエッチ
ング液に浸漬してエッチングを行ったり、または表面に
マスクを設けた半導体基板のn層をエッチング液表面に
接触させてエッチングを行うことにより、所期目的を達
成することができる。
【0025】実施例2.実施例1において、電源により
p型半導体に負の電圧を、n型半導体に正の電圧を印加
する際に、エッチング開始時には電圧を0.5Vに設定
し、その後0.1V/secで電圧を増加させながらエ
ッチングを行う他は実施例1と同様にして半導体装置を
製造する。この時、エッチング開始時の電圧が0Vでも
よい。電圧増加速度は、エッチング速度を調整するため
に変化させるが、最終電圧がpn接合のアバランシェブ
レークダウン電圧未満であるようにする。また、電圧は
減少させても良い。ただし、初期電圧がpn接合のアバ
ランシェブレークダウン電圧を超えないようにする。本
実施例においては、エッチング速度調整が容易となり、
さらにエッチングを目的の領域で停止することが容易と
なった。
【0026】実施例3.実施例1において、電源により
p型半導体に負の電圧を、n型半導体に正の電圧を印加
する際に、電圧をパルス状に印加させながらエッチング
を行う他は実施例1と同様にして半導体装置を製造す
る。電圧印加のオン・オフを1sec間隔で行う。電圧
印加のオン・オフ間隔は、エッチング速度調整として変
化させても良い。本実施例においては、電圧をパルス状
に印加することにより、エッチング速度を極端に減少さ
せることなく、エッチング速度を制御できることができ
る。
【0027】実施例4.上記実施例1〜3におけるエッ
チング液として、硫酸またはクエン酸を用いてエッチン
グを行う他は実施例1〜3と同様にして半導体装置を製
造する。また、反応を促進するために、過酸化水素をエ
ッチング溶液に添加してエッチングを行う。リン酸とフ
ッ酸、塩酸とフッ酸、硫酸とフッ酸、酒石酸とフッ酸、
酢酸とフッ酸、蟻酸とフッ酸の組み合わせでも良い。た
だし、この場合のフッ酸濃度は5%〜80%とする必要
がある。フッ酸濃度が低過ぎるとn層のエッチング速度
が極端に減少し、高すぎるとエッチレート速度が早過ぎ
てエッチング速度の制御が困難になる。酸同士の混合エ
ッチング溶液に反応を促進するために過酸化水素を加え
ても良い。また、エッチング速度を低減させるために水
または水酸化ナトリウム、フッ化アンモニウムで希釈し
ても良い。本実施例においては、上記実施例と同様の効
果が得られる。
【0028】実施例5.実施例1〜3における半導体材
料として、pn接合を有するインジウム燐(InP)、
インジウムガリウム燐(InGaP)、ガリウムアルミ
燐(GaAlP)、Si、アルミガリウムインジウム燐
(AlGaInP)、窒化ガリウム(GaN)を用いて
エッチングを行う他は実施例1〜3と同様にして半導体
装置を製造する。本実施例においては、上記実施例と同
様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明の第1の半導体装置の製造方法
は、基板本体上にp層とn層とをこの順に設けたpn接
合を有する半導体基板の上記pn接合に、逆バイアス電
圧を印加しながら上記n層をウエットエッチングする方
法で、pn接合のn層側でウエットエッチングの停止を
容易に制御できるという効果がある。
【0030】本発明の第2の半導体装置の製造方法は、
上記第1の半導体装置の製造方法において、逆バイアス
電圧の電圧値はアバランシェブレークダウン電圧未満の
方法で、pn接合のn層側でウエットエッチングの停止
を容易に制御できるという効果がある。
【0031】本発明の第3の半導体装置の製造方法は、
上記第1または第2の半導体装置の製造方法において、
逆バイアス電圧の電圧値を変化させながらウエットエッ
チングする方法で、pn接合のn層側でウエットエッチ
ングの停止をさらに容易に制御できるという効果があ
る。
【0032】本発明の第4の半導体装置の製造方法は、
上記第3の半導体装置の製造方法において、逆バイアス
電圧の電圧値を上昇させながらウエットエッチングする
方法で、pn接合のn層側でウエットエッチングの停止
をさらに容易に制御できるという効果がある。
【0033】本発明の第1の半導体装置の製造装置は、
pn接合を有する半導体基板のn層に接触するエッチン
グ液と、上記pn接合に逆バイアス電圧を印加する電源
とを備え、上記第1ないし第4のいずれかの半導体装置
の製造方法に用いるもので、pn接合のn層側でウエッ
トエッチングの停止を容易に制御できるという効果があ
る。
【0034】本発明の第2の半導体装置の製造装置は、
上記第1の半導体装置の製造装置において、エッチング
液を有する容器の壁面に設けた貫通孔に、pn接合を有
する半導体基板のn層面を上記エッチング液側にして外
側から装着することにより、n層にエッチング液を接触
させるもので、pn接合のn層側でウエットエッチング
の停止を容易に制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態において、半導体基板の
pn接合に、逆バイアス電圧を印加した際の、エッチン
グ液に接した半導体基板のエネルギーバンド構造の変化
を示す説明図である。
【図2】 本発明の実施例の半導体の製造方法の工程図
である。
【図3】 本発明の実施例の半導体装置の製造方法に用
いる製造装置の説明図である。
【図4】 従来のウエットエッチングにより得られた電
流ストライプ構造を有する半導体レーザ装置の断面図で
ある。
【符号の説明】
13 伝導帯、14 価電子帯、15 フェルミレベ
ル、21 基板本体、22 p層、23 n層、26
電極、31 半導体基板、32 電源、33 参照電
極、34 エッチング液、35 扉、36 窓。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板本体上にp層とn層とをこの順に設
    けたpn接合を有する半導体基板の上記pn接合に、逆
    バイアス電圧を印加しながら上記n層をウエットエッチ
    ングする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 逆バイアス電圧の電圧値はアバランシェ
    ブレークダウン電圧未満であることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 逆バイアス電圧の電圧値を変化させなが
    らウエットエッチングすることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 逆バイアス電圧の電圧値を上昇させなが
    らウエットエッチングすることを特徴とする請求項3に
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 pn接合を有する半導体基板のn層に接
    触するエッチング液と、上記pn接合に逆バイアス電圧
    を印加する電源とを備え、請求項1ないし請求項4のい
    ずれかの半導体装置の製造方法に用いる半導体装置の製
    造装置。
  6. 【請求項6】 エッチング液を有する容器の壁面に設け
    た貫通孔を塞ぐように、pn接合を有する半導体基板
    を、上記容器の外側から上記n層面を上記貫通孔側にし
    て装着することにより、上記n層に上記エッチング液を
    接触させることを特徴とする請求項5に記載の半導体装
    置の製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010212718A (ja) * 2004-11-02 2010-09-24 Regents Of The Univ Of California 電解質に対する半導体構造の局部的な電気化学的ポテンシャルの改変による光電気化学(pec)的エッチングの制御

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JP2010212718A (ja) * 2004-11-02 2010-09-24 Regents Of The Univ Of California 電解質に対する半導体構造の局部的な電気化学的ポテンシャルの改変による光電気化学(pec)的エッチングの制御

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