JP2002269924A - データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置 - Google Patents

データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP2002269924A
JP2002269924A JP2001063895A JP2001063895A JP2002269924A JP 2002269924 A JP2002269924 A JP 2002269924A JP 2001063895 A JP2001063895 A JP 2001063895A JP 2001063895 A JP2001063895 A JP 2001063895A JP 2002269924 A JP2002269924 A JP 2002269924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
reproduction signal
path
state
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001063895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3647761B2 (ja
Inventor
Toru Fujiwara
徹 藤原
Masakazu Taguchi
雅一 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Peripherals Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001063895A priority Critical patent/JP3647761B2/ja
Priority to US09/901,981 priority patent/US7076006B2/en
Publication of JP2002269924A publication Critical patent/JP2002269924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3647761B2 publication Critical patent/JP3647761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/63Joint error correction and other techniques
    • H03M13/6331Error control coding in combination with equalisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
    • H03M13/4107Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors implementing add, compare, select [ACS] operations
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/63Joint error correction and other techniques
    • H03M13/6343Error control coding in combination with techniques for partial response channels, e.g. recording
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/65Purpose and implementation aspects
    • H03M13/6502Reduction of hardware complexity or efficient processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ再生系の回路規模を増大させることな
く正確なオフセット量を算出することができ、PRML
再生系の期待値を直流成分の変動に素早く追従させるこ
とが可能なデータ再生方法及びデータ再生装置並びに光
磁気ディスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 記録媒体からの再生信号が供給され、ビ
タビ復号アルゴリズムに従って再生信号から最も確から
しい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応じたデータ
を再生するデータ再生装置1において、状態遷移のパス
を選択する為のデータに応じて再生信号の状態を1つ以
上検出する検出手段12と、検出された1つ以上の再生
信号の状態毎に再生信号の平均値を算出する平均値算出
手段と、再生信号の平均値に応じて前記再生信号の直流
成分の変動量に追従する追従手段14とを備えたことに
より上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ再生方法及
びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置に係り、特
にパーシャルレスポンス・最尤検出(PRML)方式を
利用するデータ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁
気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光磁気ディスク装置は、大容
量,低価格,高信頼性等により、画像・イメージ情報の
記録再生やコンピュータ用の各種コードデータの記録再
生等、様々な分野での利用が図られている。このような
光磁気ディスク装置は更なる大容量化が望まれており、
高密度に記録されたデータを高精度に再生するデータ再
生方法が必要となる。
【0003】データの再生を高精度に行う方法として
は、例えば記録データを所謂パーシャルレスポンス(P
R)波形に変調して光磁気ディスクに記録し、その光磁
気ディスクからの再生信号を所定周期でサンプリングし
た後に所謂ビタビ検出器(最尤データ検出器)にて最も
確からしいデータを検出する方法がある。
【0004】例えば光磁気ディスク装置のデータ再生系
は、データを光磁気ディスクから再生するときに再生信
号の直流成分の変動量(以下、オフセット量という)を
算出し、算出したオフセット量をPRML再生系の期待
値にフィードバックすることで再生能力を向上させてい
た。
【0005】図1は、データ再生系100の一例の構成
図を示す。図1において、アナログデジタル変換器10
1は例えば光磁気ディスクから再生されたアナログ再生
信号を供給され、供給されたアナログ再生信号をデジタ
ル信号に変換する。デジタルイコライザ102はアナロ
グデジタル変換器101から供給されるデジタル信号を
波形成形してビタビ検出器103に供給する。
【0006】ビタビ検出器103は、アナログデジタル
変換器101からデジタルイコライザ102を介して供
給されるアナログ再生信号のサンプリング値からビタビ
復号アルゴリズムに従って記録データを検出する。
【0007】アナログ再生信号のサンプリング値は、ビ
タビ検出103のブランチメトリック計算ユニット(以
下、BMという)104に供給される。BM104は供
給されるサンプリング値ytと期待値との差であるブラ
ンチメトリック値(以下、BM値という)を算出する。
期待値はPR波形に依存する値であり、アナログ再生信
号が本来とりうる値である。BM値は、1つのサンプリ
ング値ytが供給されると、各期待値ごとに算出され
る。
【0008】Add−Compare−Selectユ
ニット(以下、ACSという)105は、前述したBM
値とパスメトリックメモリ(以下、PMMという)10
6に格納されている1クロック前のパスメトリック値
(以下、PM値)とを加算し、この加算後のPM値を2
つずつ比較する。そして、ACS105は比較の結果、
小さい方のPM値を新たなPM値として選択し、選択し
たPM値をPMM106に格納する。このように、小さ
い方のPM値を選択することは、状態遷移のパスを選択
することに相当する。即ち、ACS105はPM値が最
小となる状態遷移のパスを常に選択している。
【0009】PM107は、前述のように選択されたパ
スに相当するデータ(2値データ)がACS105から
供給される。PM107は、選択された各パスに対応す
るデータを順次シフトし、その過程で選択されなかった
各パスに対応するデータを順次淘汰していく。そして、
PM107は生き残ったパスに対応するデータを復調信
号として出力している。
【0010】また、ACS105は選択したPM値を最
小値選択器108に供給する。最小値選択器108はP
M値の最小値を選択し、選択したPM値をオフセット量
検出器109に供給する。オフセット量検出器109
は、供給されたPM値に基づき例えばスライド平均法等
を用いてオフセット量を算出していた。図1のデータ再
生系では算出されたオフセット量を期待値に加算し、オ
フセット量が加算された期待値をBM104に供給する
することにより、算出したオフセット量をPRML再生
系の期待値にフィードバックしていた。
【0011】図2は、データ再生系100の他の一例の
構成図を示す。図2において、デジタルイコライザ10
2はアナログデジタル変換器101から供給されるデジ
タル信号を波形成形してビタビ検出器103及び比較器
111に供給する。比較器111はアナログ再生信号の
サンプリング値が供給される一方、オフセット量検出器
109からのオフセット量と閾値との加算値が供給され
る。
【0012】比較器111は、供給されるサンプリング
値とオフセット量及び閾値の加算値とを比較し、その比
較結果を状態検出器112に供給する。状態検出器11
2は供給された比較結果に基づきサンプリング値の状態
を判定し、その判定結果をオフセット量検出器109及
び各期待値計算器113に供給する。
【0013】各期待値計算器113は供給される判定結
果に応じて各期待値を算出し、算出した各期待値をBM
104に供給することによりオフセット量をPRML再
生系の期待値にフィードバックしていた。なお、オフセ
ット量検出器109は状態検出器112から供給される
判定結果に基づきオフセット量を算出する。
【0014】図3は、データ再生系100の他の一例の
構成図を示す。図3において、デジタルイコライザ10
2はアナログデジタル変換器101から供給されるデジ
タル信号を波形成形してビタビ検出器103及びシフト
レジスタ114に供給する。シフトレジスタ114は、
供給されるアナログ再生信号のサンプリング値を所定時
間遅延させてAND回路116の一方の端子に供給す
る。
【0015】また、PM107は生き残ったパスに対応
するデータを復調信号として出力する一方、その復調信
号を状態検出器115に供給する。状態検出器115は
供給された復調信号に基づきサンプリング値の状態を判
定し、その判定結果をAND回路116の他方の端子に
供給する。
【0016】AND回路116はシフトレジスタ114
から供給されるサンプリング値と状態検出器115から
供給される判定結果との論理積を算出し、その算出結果
を各期待値計算器113に供給する。各期待値計算器1
13は供給される算出結果に応じて各期待値を算出し、
算出した各期待値をBM104に供給することによりオ
フセット量をPRML再生系の期待値にフィードバック
していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1の
データ再生系100は、サンプリング値と期待値との差
が大きいとPM値の最小値を正しく選択することができ
ない。したがって、図1のデータ再生系100は、誤っ
たオフセット量を算出する場合があるという問題があっ
た。
【0018】図2のデータ再生系100は、閾値とサン
プリング値とを比較する為に回路規模が増大するという
問題があった。また、図2のデータ再生系100は閾値
自体をオフセット量に追従させる必要がある為、閾値の
設定が難しいという問題があった。
【0019】図3のデータ再生系100は、PM107
から出力される復調信号を利用する為にPM107の処
理時間分の遅延が発生し、期待値へのフィードバックが
遅延するという問題があった。また、図3のデータ再生
系100はPM107から出力される復調信号を利用す
る為に、サンプリング値を遅延させるシフトレジスタ1
14が必要となる。したがって、図3のデータ再生系1
00は回路規模が増大するという問題があった。
【0020】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、データ再生系の回路規模を増大させることなく正確
なオフセット量を算出することができ、PRML再生系
の期待値を直流成分の変動に素早く追従させることが可
能なデータ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気デ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明は、記録媒体からの再生信号が供給さ
れ、ビタビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号から
最も確からしい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応
じたデータを再生するデータ再生方法において、前記状
態遷移のパスを選択する為のデータに応じて前記再生信
号の状態を1つ以上検出する状態検出段階と、前記検出
された1つ以上の再生信号の状態毎に前記再生信号の平
均値を算出する平均値算出段階と、前記再生信号の平均
値に応じて前記再生信号の直流成分の変動量に追従する
追従段階とを備えるように構成される。
【0022】このようなデータ再生方法では、状態遷移
のパスを選択する為のデータに応じて再生信号の状態
(例えばピーク部分,センター部分,ボトム部分)を1
つ以上検出し、その再生信号の状態毎に再生信号の平均
値を算出することで、再生信号の直流成分の変動量を算
出している。つまり、本発明のデータ再生方法では、最
も確からしい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応じ
たデータに応じて再生信号の状態を検出するものではな
い為、素早く再生信号の直流成分の変動量を算出するこ
とができる。また、状態遷移のパスを選択する為のデー
タに応じて前記再生信号の状態を1つ以上検出する為、
データ再生系の回路規模を増大させることなく正確なオ
フセット量を算出することが可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0024】図4は、本発明のデータ再生系の一実施例
の構成図を示す。図4のデータ再生系1は、アナログデ
ジタル変換器(Adc)101,デジタルイコライザ
(Deq)102,ビタビ検出器103,自動期待値追
従器10を有するように構成される。例えば光磁気ディ
スク等の記録媒体から光学ヘッドを介して再生されたア
ナログ再生信号がアナログディジタル変換器101に供
給される。なお、アナログ再生信号は増幅器等で増幅さ
れた後にアナログディジタル変換器101に供給しても
よい。
【0025】アナログディジタル変換器101は、図示
しないクロック生成回路からのクロック信号に同期して
動作する。即ち、供給されたアナログ再生信号がアナロ
グディジタル変換器101にてサンプリングされ、その
サンプリング値ytがクロック信号に同期してアナログ
ディジタル変換器101から出力される。
【0026】アナログディジタル変換器101からクロ
ック信号に同期して順次出力されるアナログ再生信号の
サンプリング値ytは、デジタルイコライザ102に供
給される。デジタルイコライザ102は、供給されたサ
ンプリング値ytをPR(1,1)に波形等化し、波形
等化したサンプリング値ytをビタビ検出器103に供
給する。ビタビ検出器103は、順次供給されるサンプ
リング値ytからビタビ復号アルゴリズムに従って復調
信号を出力するものである。
【0027】ビタビ検出器103は、BM104,AC
S105,PMM106及びPM107を有する。アナ
ログ再生信号のサンプリング値ytは、ビタビ検出10
3のBM104に供給される。BM104は供給される
サンプリング値ytと期待値との差であるBM値を算出
する。期待値はPR波形に依存する値であり、アナログ
再生信号が本来とりうる値である。BM値は、1つのサ
ンプリング値ytが供給されると、各期待値ごとに算出
される。
【0028】以下、発明の理解を容易とする為に、RL
L(1,7)符号を対象にD制約有りの3値4状態のP
R(1,1)の例について説明するが、これに限らな
い。なお、RLL(1,7)符号のD制約により状態を
2種類省くことができる。この理由は、RLL(1,
7)符号のD制約から細密パターンが「1010101
010・・・」のRZ信号をNRZ信号に変換すると
「1100110011・・・」となり、「010」又
は「101」という状態が無くなることに基づく。具体
的に、BM値BM2,BM5が省かれることになる。
【0029】上記の場合、取りうる状態は4つでS0
(0,0),S1(0,1),S2(1,0),S3
(1,1)となる。また、取りうる期待値は6つでP
0,P1,P3,P4,P6,P7となる。BM104
はサンプリング値ytと期待値P0,P1,P3,P
4,P6,P7との差であるBM値BM0,BM1,B
M3,BM4,BM6,BM7を以下の式(1)〜
(6)を利用して算出する。
【0030】BM0=|yt−P0|・・・・(1) BM1=|yt−P1|・・・・(2) BM3=|yt−P3|・・・・(3) BM4=|yt−P4|・・・・(4) BM6=|yt−P6|・・・・(5) BM7=|yt−P7|・・・・(6) BM104は、式(1)〜(6)を利用して算出したB
M値BM0,BM1,BM3,BM4,BM6,BM7
をACS105に供給する。ACS105は、供給され
たBM値BM0,BM1,BM3,BM4,BM6,B
M7とPMM106に格納されている1クロック前のP
M値PM0〜3とをマージ条件に応じて加算し、PM値
PM0〜3が最小BM値BM0,BM3,BM4,BM
6,BM7の積算値であるように、以下の式(7)〜
(10)を利用して算出する。
【0031】 PM0(t)=min{BM0+PM0(t−1),BM1+PM1(t− 1)}・・・・(7) PM1(t)=BM3+PM3(t−1)・・・・(8) PM2(t)=BM4+PM4(t−1)・・・・(9) PM3(t)=min{BM6+PM2(t−1),BM7+PM3(t− 1)}・・・・(10) このように、小さい方のPM値を選択することは、状態
遷移のパスを選択することに相当する。即ち、ACS1
05はPM値が最小となる状態遷移のパスを常に選択し
ている。つまり、ACS105は選択したパスに相当す
るデータ(2値データ)をPM107に供給している。
【0032】なお、PM0(t)の{BM0+PM0
(t−1)が状態S0から状態S0への遷移に対応し、
PM0(t)のBM1+PM1(t−1)が状態S0か
らS2への遷移に対応する。また、PM3(t)の{B
M6+PM2(t−1)が状態S3から状態S1への遷
移に対応し、PM3(t)のBM7+PM3(t−1)
が状態S3からS3への遷移に対応する。
【0033】上記式(7)のPM0(t)及び式(1
0)のPM3(t)における要素の大小関係は、以下の
式(11)〜(14)に示す4つの条件がある。
【0034】 BM0+PM0(t−1)<BM1+PM1(t−1)・・・・(11) BM0+PM0(t−1)≧BM1+PM1(t−1)・・・・(12) BM6+PM2(t−1)<BM7+PM3(t−1)・・・・(13) BM6+PM2(t−1)≧BM7+PM3(t−1)・・・・(14) これら4つの条件の組み合わせにより発生するマージ条
件は、図5に示すように4種類に分類される。図5は、
条件の組み合わせにより発生するマージ条件の一例につ
いて説明する図を示す。
【0035】図5は、式(11)及び式(13)が成立
する条件の組み合わせ(1)、式(12)及び式(1
3)が成立する条件の組み合わせ(2)、式(11)及
び式(14)が成立する組み合わせ(3),式(12)
及び式(14)が成立する組み合わせ(4)に分類され
ており、その条件の組み合わせにより発生するマージ条
件をトレリス線図で表している。また、図5は、その条
件の組み合わせにより発生するマージ条件、言い替えれ
ば選択したパスに相当するデータD0〜D3の値を表し
ている。
【0036】例えばデータD0=0が状態S0から状態
S0へのパスに相当し、データD0=1が状態S1から
状態S0へのパスに相当し、データD1=1が状態S3
から状態S1へのパスに相当し、データD2=0が状態
S0から状態S2へのパスに相当し、データD3=0が
状態S2から状態S3へのパスに相当し、データD3=
1が状態S3から状態S3へのパスに相当する。
【0037】また、図5の条件の組み合わせ(1)〜
(4)により発生する4種類のマージ条件を3つ以上組
み合わせることにより、図6に示すような8種類のパス
マージが発生する。図6は、パスマージの一例について
説明する図を示す。
【0038】図6は、上段に図5の条件の組み合わせ
(1)〜(4)により発生する4種類のマージ条件の組
み合わせ,下段にそのマージ条件の組み合わせに応じた
パスマージを表している。なお、図6中、「●」印は、
その状態までパスが確定されたことを表す。例えばマー
ジ条件の組み合わせが(1)→(1)→(1)のパスマ
ージは、パスの連続性により「●」印の状態までパスが
確定する。
【0039】PM107は、前述のようにACS105
から供給された各パスに相当するデータを順次シフト
し、その過程で選択されなかった各パスに対応するデー
タを順次淘汰していく。そして、PM107は生き残っ
たパスに対応するデータを復調信号として出力してい
る。
【0040】図7は、パスメモリの一例の構成図を示
す。図7のパスメモリ107は、ACS105から選択
したパスに相当するデータD0〜D3が供給される。な
お、データD0〜D3は、図5のマージ条件に応じて決
められている。図7のパスメモリ107はデータD0〜
D3に対応するように、並列に構成されたシフトレジス
タ20(0)〜20(3),セレクタ21(0)〜21
(3),シフトレジスタ22(0)〜22(3),セレ
クタ23(0)〜23(3),シフトレジスタ24
(0)〜24(3),・・・,セレクタ25(0)〜2
5(3)を有する。つまり、各シフトレジスタとセレク
タとが交互に配列されており、シフトレジスタに供給さ
れるデータD0〜D3がセレクタで選択される。
【0041】例えばデータD3に“1”が供給される
と、図5のマージ条件に基づき状態S3から状態S3へ
のパスが確からしいと判断し、データD3の全てのシフ
トレジスタは時刻t−1のデータD3を時刻tのデータ
とする。一方、データD3に“0”が供給されると、図
5の状態遷移から状態S2から状態S3へのパスが確か
らしいと判断し、データD3の全てのシフトレジスタは
時刻t−1のデータD2を時刻tのデータとする。
【0042】このような動作を各シフトレジスタ及びセ
レクタが行うことで確からしいパスを残していき、図6
のパスマージが発生した時点で最も確からしいパスのみ
が残っている。つまり、図6のパスマージが発生した
後、データD0〜D3のシフトレジスタは同じデータと
なる。したがって、十分な段数を有するPM107の場
合、復調信号はデータD0〜D3に対応するシフトレジ
スタのうち何れか一つを出力すればよい。なお、図5に
示されるように、データD1には常に1が供給され、デ
ータD2には常に0が供給される。これは、RLL
(1,7)符号のD制約によるものである。以下、AC
S105から供給されるデータD0〜D3を軟判定結果
と呼ぶ。
【0043】自動期待値追従器10は、シフトレジスタ
11,パスマージ絶対条件検出器12,AND回路1
3,各期待値計算器14を有する。パスマージ絶対条件
検出器12は軟判定結果のうちデータD0,D3が供給
される。このパスマージ絶対条件検出器12は、パスマ
ージが発生する条件を限定させる。
【0044】具体的に、パスマージ絶対条件検出器12
はデジタルイコライザ102からシフトレジスタ11を
介して供給されるサンプリング値がピーク(peak)値又
はボトム(bottom)値の時に、そのサンプリング値がピ
ーク又はボトムを示しているかを判断する判断信号me
rge1,merge0をデータD0,D3から作成す
る。
【0045】判断信号merge1,merge0は、
図8に示すようなデータD0,D3が同時に変化する箇
所30について、判断信号merge1,merge0
を無効とする。データD0,D3が同時に変化する箇所
は、エッジ(edge)の可能性が高い為である。なお、楕
円31,32に囲まれた箇所は、平均を取ることにより
ビタビ復調の期待値とされる。
【0046】図9はパスマージ絶対条件検出器の一例の
構成図を示す。例えば図8(B)のデータD3がAND
回路35,負論理AND回路36,EOR回路37,D
型フリップフロップ回路(以下、DFFという)39,
EOR回路41に供給される。また、図8(C)のデー
タD0がAND回路35,負論理AND回路36,EO
R回路37,DFF40,EOR回路42に供給され
る。
【0047】AND回路35はデータD3及びデータD
0の論理積を算出し、図8(D)に示すようなデータD
3&D0をAND回路45の一方の端子に供給する。ま
た、負論理AND回路36はデータD3及びデータD0
の負論理の論理積を算出し、図8(E)に示すようなデ
ータ/D3&/D0をAND回路46の一方の端子に供
給する。
【0048】EOR回路37及びDFF38は今回のデ
ータD3及びデータD0が異なり、且つ前回のデータD
3及びデータD0が異なることを検出し、その結果をN
AND回路43,44に供給する。即ち、EOR回路3
7及びDFF38は2つの状態でデータD3及びデータ
D0が異なることを検出する。
【0049】DFF39及びEOR回路41は今回のデ
ータD3と前回のデータD3とが異なることを検出し、
その結果をNAND回路43に供給する。即ち、データ
D3のエッジを検出する。また、DFF40及びEOR
回路42は今回のデータD0と前回のデータD0とが異
なることを検出し、その結果をNAND回路44に供給
する。即ち、データD0のエッジを検出する。
【0050】NAND回路43はデータD3が1から0
に変化することを検出し、その検出結果をAND回路4
5の他方の端子に供給する。また、NAND回路44は
データD0が0から1に変化することを検出し、その検
出結果をAND回路46の他方の端子に供給する。
【0051】したがって、AND回路45は、例えば図
8(F)の判断信号Merge1を出力する。また、A
ND回路46は例えば図8(G)の判断信号Merge
0を出力する。
【0052】図8中、判断信号Merge0がハイレベ
ルのときに図8(A)のサンプリング値がボトム値とな
り、判断信号Merge1がハイレベルのときに図8
(A)のサンプリング値がピーク値となることが分か
る。パスマージ絶対条件検出器12は判断信号Merg
e1,0をAND回路13に供給する。また、AND回
路13はサンプリング値がデジタルイコライザ102か
らシフトレジスタ11を介して供給される。
【0053】したがって、AND回路13は判断信号M
erge1,0からサンプリング値がピーク又はボトム
を示しているかを判断し、その判断結果を各期待値計算
器14に供給する。各期待値計算器14は、例えばボト
ム値,ピーク値及びセンター値を計算し、そのボトム
値,ピーク値及びセンター値を利用することで各期待値
P0〜P7を決定することができる。なお、決定された
各期待値P0〜P7はビタビ検出器103にフィードバ
ックされる。
【0054】図10は、自動期待値追従器の動作の一例
について説明する図を示す。なお、図10は自動期待値
追従器の動作の説明に必要な部分を表したものであり、
説明に不要な部分を省略している。なお、クロック信号
は必要に応じて各回路に供給される。
【0055】図10中、シフトレジスタ50は図8
(A)に示すようなサンプリング値が供給され、図8
(F),(G)に示すような判断信号Merge1,0
とのタイミングを調整したサンプリング値をセレクタ5
1に出力する。図10では、シフトレジスタ50は例え
ばPR(1,1,0)又はPR(0,1,1)に応じて
タイミングを調整したサンプリング値をセレクタ51に
出力している。光磁気ディスクにID部とMO部とがあ
る場合、ID部及びMO部のデータ周波数が異なる場合
に対応することも可能である。
【0056】セレクタ51は例えばPR(1,1,0)
又はPR(0,1,1)を選択する選択信号1が供給さ
れ、その選択信号1に応じてPR(1,1,0)又はP
R(0,1,1)のタイミングに調整されたサンプリン
グ値を移動平均回路53,54に供給する。
【0057】また、パスマージ絶対条件検出器としての
D0,D3論理回路52は、ACS105からデータD
0,D3が供給され、前述したようにデータD0,D3
から判断信号merge1,merge0を作成する。
D0,D3論理回路52は作成した判断信号merge
0を移動平均回路53に供給する。また、D0,D3論
理回路52は作成した判断信号merge1を移動平均
回路54に供給する。
【0058】移動平均回路53はサンプリング値のボト
ム値を示す判断信号merge0を利用し、例えば図8
(A)の楕円31に囲まれた箇所のボトム平均値を以下
の式(15)を用いて算出する。
【0059】 平均値(t)={平均値(t−1)×(n−1)+サンプリング値}/n・・・・ (15) ここで、nは平均対象とするサンプル個数であり、平均
個数と呼ぶ。また、移動平均回路53は判断信号mer
ge0がハイレベルのとき,言い替えればサンプリング
値がボトム値を示すときに平均値を算出する。
【0060】移動平均回路54はサンプリング値のピー
ク値を示す判断信号merge1を利用し、例えば図8
(A)の楕円32に囲まれた箇所のピーク平均値を上記
の式(15)を用いて算出する。移動平均回路53は判
断信号merge1がハイレベルのとき,言い替えれば
サンプリング値がピーク値を示すときに平均値を算出す
る。
【0061】移動平均回路53から出力されるボトム平
均値は、振幅調整用前計算器55,減算制限回路61,
加算除算回路62に供給される。また、移動平均回路5
4から出力されるピーク平均値は、振幅調整用前計算器
55,加算制限回路60,加算除算回路62に供給され
る。振幅調整用前計算器55は、減算器56,除算器5
7,除算器58,セレクタ59を有する。
【0062】減算器56はピーク平均値とボトム平均値
との差から振幅値を算出し、その振幅値を除算器57,
58に供給する。除算器57は供給された振幅値を8で
除算してセレクタ59に供給する。また、除算器58は
供給された振幅値を16で除算してセレクタ59に供給
する。セレクタ59は供給される8で除算した振幅値,
16で除算した振幅値,0を選択信号2に応じて加算制
限回路60,減算制限回路61,加算除算回路62に供
給する。
【0063】加算制限回路60はピーク平均値とセレク
タ59から供給された値とを加算すると共に、ビット幅
の上限値を調整してDFF63に出力する。DFF63
は加算制限回路60から供給された値をピーク値の平均
値として出力する。また、減算制限回路61はボトム平
均値とセレクタ59から供給された値とを減算すると共
に、ビット幅の下限値を調整してDFF64に出力す
る。DFF64は減算制限回路61から供給された値を
ボトム値の平均値として出力する。さらに、加算除算回
路62はボトム平均値とセレクタ59から供給された値
とを加算すると共に、その加算値を2で除算してDFF
65に出力する。DFF65は加算除算回路62から供
給された値をセンター値の平均値として出力する。この
ボトム値,ピーク値及びセンター値を利用することによ
り、各期待値P0〜P7を決定することができる。
【0064】図11は自動期待値割り当て回路の一例の
構成図を示す。図11の自動期待値割り当て回路は、P
R(1,1,0)とPR(0,1,1)とに対応してお
り、選択信号1に応じてPR(1,1,0)又はPR
(0,1,1)用の期待値P0〜P7を出力する。
【0065】例えばボトム値の平均値が期待値P0,P
1及びP4を選択する端子に供給され、センター値の平
均値が期待値P1,P3,P4及びP6を選択する端子
に供給され、ピーク値の平均値が期待値P3,P6及び
P7を選択する端子に供給される。
【0066】図12は、本発明のデータ再生系の他の実
施例の構成図を示す。なお、図12のデータ再生系は一
部を除き図4のデータ再生系と同様であり、同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0067】図12中、各期待値計算器14はセンター
値を減算器15に供給する。減算器15はセンター値の
他、オフセット量を検出する為に任意に設定される設定
値REG1が供給される。減算器15はセンター値と設
定値REG1との差をデジタルイコライザ102の前段
に設けた加算器16に供給する。したがって、図12の
データ再生系は、サンプリング値に含まれるオフセット
量をキャンセルすることができる。
【0068】本発明は、以下の付記に記載されているよ
うな構成が考えられる。
【0069】(付記1) 記録媒体からの再生信号が供
給され、ビタビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号
から最も確からしい状態遷移のパスを選択し、そのパス
に応じたデータを再生するデータ再生方法において、前
記状態遷移のパスを選択する為のデータに応じて前記再
生信号の状態を1つ以上検出する状態検出段階と、前記
検出された1つ以上の再生信号の状態毎に前記再生信号
の平均値を算出する平均値算出段階と、前記再生信号の
平均値に応じて前記再生信号の直流成分の変動量に追従
する追従段階とを備えたデータ再生方法。 (付記2) 前記状態検出段階は、ビタビ検出器のパス
メモリに供給されるデータを前記状態遷移のパスを選択
する為のデータとして出力する段階と、前記状態遷移の
パスを選択する為のデータに応じて前記再生信号の1つ
以上の状態を表す状態信号を生成する段階とを備えた付
記1記載のデータ再生方法。 (付記3) 前記平均値算出段階は、前記状態信号に応
じて再生信号の状態を判断する段階と、前記再生信号の
状態毎に前記再生信号の平均値を算出する段階とを備え
た付記2記載のデータ再生方法。 (付記4) 前記追従段階は、前記再生信号の平均値に
応じて前記ビタビ復号アルゴリズムで使用する1つ以上
の期待値を決定する段階と、前記決定した期待値をビタ
ビ検出器に供給する段階とを備えた付記1記載のデータ
再生方法。 (付記5) 前記追従段階は、前記再生信号の平均値に
応じて前記再生信号の直流成分の変動量を調整する段階
を備えた付記1記載のデータ再生方法。
【0070】(付記6) 前記再生信号の状態は、前記
再生信号のピーク部分,センター部分,ボトム部分であ
ることを特徴とする付記1乃至5何れか一項記載のデー
タ再生方法。
【0071】(付記7) 記録媒体からの再生信号が供
給され、ビタビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号
から最も確からしい状態遷移のパスを選択し、そのパス
に応じたデータを再生するデータ再生装置において、前
記状態遷移のパスを選択する為のデータに応じて前記再
生信号の状態を1つ以上検出する検出手段と、前記検出
された1つ以上の再生信号の状態毎に前記再生信号の平
均値を算出する平均値算出手段と、前記再生信号の平均
値に応じて前記再生信号の直流成分の変動量に追従する
追従手段とを備えたデータ再生装置。 (付記8) 前記検出手段は、ビタビ検出器のパスメモ
リに供給されるデータを前記状態遷移のパスを選択する
為のデータとして供給され、前記状態遷移のパスを選択
する為のデータに応じて前記再生信号の1つ以上の状態
を表す状態信号を生成することを特徴とする付記7記載
のデータ再生装置。 (付記9) 前記平均値算出手段は、前記状態信号に応
じて再生信号の状態を判断して前記再生信号の状態毎に
前記再生信号の平均値を算出することを特徴とする付記
8記載のデータ再生装置。 (付記10) 前記追従手段は、前記再生信号の平均値
に応じて前記ビタビ復号アルゴリズムで使用する1つ以
上の期待値を決定し、前記決定した期待値をビタビ検出
器に供給することを特徴とする付記7記載のデータ再生
装置。 (付記11) 前記追従手段は、前記再生信号の平均値
に応じて前記再生信号の直流成分の変動量を調整するこ
とを特徴とする付記7記載のデータ再生装置。
【0072】(付記12) 前記再生信号の状態は、前
記再生信号のピーク部分,センター部分,ボトム部分で
あることを特徴とする付記7乃至11何れか一項記載の
データ再生装置。 (付記13) パーシャルレスポンス波形に従ってデー
タが記録されている記録媒体からの再生信号が供給さ
れ、ビタビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号から
最も確からしい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応
じたデータを再生する光磁気ディスク装置において、ビ
タビ検出器から供給される前記状態遷移のパスを選択す
る為のデータに応じて前記再生信号の状態を1つ以上検
出する検出手段と、前記検出された1つ以上の再生信号
の状態毎に前記再生信号の平均値を算出する平均値算出
手段と、前記再生信号の平均値に応じて前記再生信号の
直流成分の変動量に追従する追従手段とを備えた光磁気
ディスク装置。
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、データ再
生系の回路規模を増大させることなく正確なオフセット
量を算出することができ、PRML再生系の期待値を直
流成分の変動に素早く追従させることが可能なデータ再
生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置を
実現できる。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】データ再生系の一例の構成図である。
【図2】データ再生系の他の一例の構成図である。
【図3】データ再生系の他の一例の構成図である。
【図4】本発明のデータ再生系の一実施例の構成図であ
る。
【図5】条件の組み合わせにより発生するマージ条件の
一例について説明する図である。
【図6】パスマージの一例について説明する図である。
【図7】パスメモリの一例の構成図である。
【図8】パスマージ絶対条件検出器の一例のタイミング
図である。
【図9】パスマージ絶対条件検出器の一例の構成図であ
る。
【図10】自動期待値追従器の動作の一例について説明
する図である。
【図11】自動期待値割り当て回路の一例の構成図であ
る。
【図12】本発明のデータ再生系の他の実施例の構成図
である。
【符号の説明】
1,2 データ再生系 10 自動期待値追従器 11 シフトレジスタ 12 パスマージ絶対条件検出器 13 AND回路 14 各期待値計算器 15 減算器 16 加算器 53,54 移動平均回路 55 振幅調整用前計算器 101 アナログデジタル変換器 102 デジタルイコライザ 103 ビタビ検出器 104 ブランチメトリック計算ユニット(BM) 105 Add−Compare−Selectユニ
ット(ACS) 106 パスメトリックメモリ(PMM) 107 パスメモリ(PM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 雅一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AA10 AB02 AD03 AE02 5D044 BC04 CC04 GL02 GL32 5J065 AA01 AB01 AC03 AD10 AE06 AG05 AH06 AH12 AH15 AH23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からの再生信号が供給され、ビ
    タビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号から最も確
    からしい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応じたデ
    ータを再生するデータ再生方法において、 前記状態遷移のパスを選択する為のデータに応じて前記
    再生信号の状態を1つ以上検出する状態検出段階と、 前記検出された1つ以上の再生信号の状態毎に前記再生
    信号の平均値を算出する平均値算出段階と、 前記再生信号の平均値に応じて前記再生信号の直流成分
    の変動量に追従する追従段階とを備えたデータ再生方
    法。
  2. 【請求項2】 前記状態検出段階は、ビタビ検出器のパ
    スメモリに供給されるデータを前記状態遷移のパスを選
    択する為のデータとして出力する段階と、 前記状態遷移のパスを選択する為のデータに応じて前記
    再生信号の1つ以上の状態を表す状態信号を生成する段
    階とを備えた請求項1記載のデータ再生方法。
  3. 【請求項3】 前記平均値算出段階は、前記状態信号に
    応じて再生信号の状態を判断する段階と、 前記再生信号の状態毎に前記再生信号の平均値を算出す
    る段階とを備えた請求項2記載のデータ再生方法。
  4. 【請求項4】 前記追従段階は、前記再生信号の平均値
    に応じて前記ビタビ復号アルゴリズムで使用する1つ以
    上の期待値を決定する段階と、 前記決定した期待値をビタビ検出器に供給する段階とを
    備えた請求項1記載のデータ再生方法。
  5. 【請求項5】 記録媒体からの再生信号が供給され、ビ
    タビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号から最も確
    からしい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応じたデ
    ータを再生するデータ再生装置において、 前記状態遷移のパスを選択する為のデータに応じて前記
    再生信号の状態を1つ以上検出する検出手段と、 前記検出された1つ以上の再生信号の状態毎に前記再生
    信号の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記再生信号の平均値に応じて前記再生信号の直流成分
    の変動量に追従する追従手段とを備えたデータ再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、ビタビ検出器のパスメ
    モリに供給されるデータを前記状態遷移のパスを選択す
    る為のデータとして供給され、前記状態遷移のパスを選
    択する為のデータに応じて前記再生信号の1つ以上の状
    態を表す状態信号を生成することを特徴とする請求項5
    記載のデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 前記平均値算出手段は、前記状態信号に
    応じて再生信号の状態を判断して前記再生信号の状態毎
    に前記再生信号の平均値を算出することを特徴とする請
    求項6記載のデータ再生装置。
  8. 【請求項8】 前記追従手段は、前記再生信号の平均値
    に応じて前記ビタビ復号アルゴリズムで使用する1つ以
    上の期待値を決定し、前記決定した期待値をビタビ検出
    器に供給することを特徴とする請求項5記載のデータ再
    生装置。
  9. 【請求項9】 前記再生信号の状態は、前記再生信号の
    ピーク部分,センター部分,ボトム部分であることを特
    徴とする請求項5乃至8何れか一項記載のデータ再生装
    置。
  10. 【請求項10】 パーシャルレスポンス波形に従ってデ
    ータが記録されている記録媒体からの再生信号が供給さ
    れ、ビタビ復号アルゴリズムに従って前記再生信号から
    最も確からしい状態遷移のパスを選択し、そのパスに応
    じたデータを再生する光磁気ディスク装置において、 ビタビ検出器から供給される前記状態遷移のパスを選択
    する為のデータに応じて前記再生信号の状態を1つ以上
    検出する検出手段と、 前記検出された1つ以上の再生信号の状態毎に前記再生
    信号の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記再生信号の平均値に応じて前記再生信号の直流成分
    の変動量に追従する追従手段とを備えた光磁気ディスク
    装置。
JP2001063895A 2001-03-07 2001-03-07 データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置 Expired - Fee Related JP3647761B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063895A JP3647761B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置
US09/901,981 US7076006B2 (en) 2001-03-07 2001-07-10 Data reproducing method and device reproducing data according to a Viterbi decoding algorithm using an average value of a reproduction signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063895A JP3647761B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002269924A true JP2002269924A (ja) 2002-09-20
JP3647761B2 JP3647761B2 (ja) 2005-05-18

Family

ID=18922808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001063895A Expired - Fee Related JP3647761B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7076006B2 (ja)
JP (1) JP3647761B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007511031A (ja) * 2003-11-11 2007-04-26 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 信号特性決定方法及びその装置
JP2007299509A (ja) * 2006-02-21 2007-11-15 Marvell World Trade Ltd 待ち時間の短い基線ワンダー補償システムおよび方法
US7391699B2 (en) 2003-04-21 2008-06-24 Hitachi, Ltd. Information reproducing method and an information reproducing drive utilizing PRML to output binary values
JP2010186548A (ja) * 2010-04-05 2010-08-26 Hitachi Ltd 情報再生装置及び再生信号処理回路
US7804755B2 (en) 2003-11-11 2010-09-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for determining characteristics of signal and apparatus using the same
JP2010225215A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Hitachi Ltd 情報再生装置及び情報再生方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344294A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Hitachi Ltd 情報再生装置及び再生信号処理回路
US8201066B1 (en) 2008-03-28 2012-06-12 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising a trellis detector having a read signal whitener in the ACS circuit
JP2013149306A (ja) 2012-01-18 2013-08-01 Toshiba Corp 信号処理回路、信号処理方法、及び磁気ディスク装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3456592B2 (ja) * 1993-05-11 2003-10-14 ソニー株式会社 光デイスク装置
JP3450922B2 (ja) 1994-02-01 2003-09-29 パイオニア株式会社 ディジタル信号再生装置
JPH07220409A (ja) * 1994-02-04 1995-08-18 Pioneer Electron Corp ディジタル信号再生装置
JP3331818B2 (ja) 1995-06-22 2002-10-07 松下電器産業株式会社 ディジタル情報再生装置
JP2888187B2 (ja) 1996-03-07 1999-05-10 日本電気株式会社 情報検出装置
JPH09330565A (ja) 1996-06-11 1997-12-22 Hitachi Ltd ディジタル磁気記録再生装置
JP2877109B2 (ja) 1996-12-12 1999-03-31 日本電気株式会社 情報検出装置および情報検出方法
US6603722B1 (en) * 1998-05-18 2003-08-05 Fujitsu Limited System for reproducing data with increased accuracy by reducing difference between sampled and expected values
JP2999759B1 (ja) * 1998-10-13 2000-01-17 松下電器産業株式会社 デジタル再生信号処理装置
JP3767238B2 (ja) * 1999-03-26 2006-04-19 松下電器産業株式会社 信号処理装置
JP4010086B2 (ja) * 1999-12-24 2007-11-21 日本ビクター株式会社 ビタビ復号器
US6807134B2 (en) * 1999-12-28 2004-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Asymmetry detection apparatus, jitter detection apparatus, and recording/reproduction apparatus
JP3486145B2 (ja) * 2000-01-17 2004-01-13 松下電器産業株式会社 デジタル記録データ再生装置
US6618337B2 (en) * 2000-01-28 2003-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording and reproduction apparatus
JP2001266501A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Sony Corp データ記録装置及びデータ記録方法、データ再生装置及びデータ再生方法、並びに、データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
TW476849B (en) * 2000-08-11 2002-02-21 Acer Labs Inc Viterbi detector for increasing the range of allowable DC drift amount

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391699B2 (en) 2003-04-21 2008-06-24 Hitachi, Ltd. Information reproducing method and an information reproducing drive utilizing PRML to output binary values
JP2007511031A (ja) * 2003-11-11 2007-04-26 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 信号特性決定方法及びその装置
US7804755B2 (en) 2003-11-11 2010-09-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for determining characteristics of signal and apparatus using the same
JP4729500B2 (ja) * 2003-11-11 2011-07-20 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 信号特性決定方法及びその装置
US8385173B2 (en) 2003-11-11 2013-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for determining characteristics of signal and apparatus using the same
JP2007299509A (ja) * 2006-02-21 2007-11-15 Marvell World Trade Ltd 待ち時間の短い基線ワンダー補償システムおよび方法
JP2010225215A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Hitachi Ltd 情報再生装置及び情報再生方法
JP2010186548A (ja) * 2010-04-05 2010-08-26 Hitachi Ltd 情報再生装置及び再生信号処理回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20020129319A1 (en) 2002-09-12
JP3647761B2 (ja) 2005-05-18
US7076006B2 (en) 2006-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3674160B2 (ja) 情報記録再生装置の余裕度検出装置
US7573794B2 (en) Data defect detection using soft decision result
US7339872B2 (en) Optical disc device
KR100983991B1 (ko) 주파수 및 위상 제어 장치와 최대 우도 디코더
JPH07262694A (ja) ディジタル信号再生装置
JPH1091965A (ja) データ再生装置
JP2002269924A (ja) データ再生方法及びデータ再生装置並びに光磁気ディスク装置
JP3597433B2 (ja) データ再生システムにおけるクロック調整装置及び光ディスク装置
JPH11126438A (ja) ディジタル信号再生装置
US6781938B2 (en) Expected value generation unit and a data reproduction apparatus
JPH08161829A (ja) デジタル情報再生装置及びデジタルpll装置
US7821888B2 (en) Optical disk reproducing apparatus with a disk identifying function
JP2000243041A (ja) データ再生システムにおけるクロック調整装置
US6317471B1 (en) Information reproducing apparatus and reproducing method
JP2003016732A (ja) 光ディスク装置
US20020181375A1 (en) Phase detection using sampled data
US6771580B2 (en) Data reproduction apparatus
JP3634176B2 (ja) データ再生システム及びデータ再生方法
JP2888187B2 (ja) 情報検出装置
JP3966342B2 (ja) ディジタル信号再生装置
JP2006202459A (ja) 再生装置及び記録再生装置
JP2008262611A (ja) 復号方法及び復号装置、情報再生装置
JP2002025201A (ja) 記録再生装置
JP4081900B2 (ja) 情報再生装置
JP2006302479A (ja) 光記録媒体記録再生方法、光記録媒体記録再生装置、光記録媒体再生方法及び光記録媒体再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees