JP2002269875A - 自動データカートリッジ搬入/搬出ドロワー及びその搬入/搬出方法 - Google Patents

自動データカートリッジ搬入/搬出ドロワー及びその搬入/搬出方法

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JP2002269875A
JP2002269875A JP2002041397A JP2002041397A JP2002269875A JP 2002269875 A JP2002269875 A JP 2002269875A JP 2002041397 A JP2002041397 A JP 2002041397A JP 2002041397 A JP2002041397 A JP 2002041397A JP 2002269875 A JP2002269875 A JP 2002269875A
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    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムオペレータがデータシステム内に格
納されるデータカートリッジに容易にアクセスすること
ができるようにする。 【解決手段】 データストレージシステム(12)に用
いられるデータカートリッジ交換装置(10)は、少な
くとも一つのデータカートリッジ(14)を収容するサ
イズのドロワー(16)を備える。ドロワー(16)
は、カートリッジ搬送システム(22)によって格納位
置と伸長位置との間で移動するようにカートリッジ搬送
システム(22)と動作的に関連付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してデータスト
レージシステムに関し、特に、自動データカートリッジ
交換ドロワー(引出し)を有するデータストレージシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの異なるタイプのデータストレージ
システムがあり、既知の位置にデータカートリッジを格
納し、それらデータカートリッジを格納位置から検索す
ることにより、それらデータカートリッジにデータを書
込むかまたはそこからデータを読出すことができるよう
に使用されている。かかるデータストレージシステム
は、しばしば、特に多数のデータカートリッジ収容でき
る場合、「ジュークボックス」データストレージシステ
ムと呼ばれる。
【0003】一般的なデータストレージシステムは、種
々のデータカートリッジを保持する1つまたは複数の異
なるタイプのカートリッジ収容装置を有している。例え
ば、1つのタイプのカートリッジ収容装置は、カートリ
ッジ格納ラックまたは「マガジン」を備える。カートリ
ッジ格納ラックまたはマガジンは、通常、データカート
リッジの格納場所としての役割を果たすカートリッジ格
納スロットを有する。データストレージシステムの種々
のカートリッジ格納ラックまたはマガジンは、通常、1
つまたは複数の垂直スタックを形成するように配置され
るが、他の構成も可能である。他のタイプのカートリッ
ジ収容装置は、カートリッジ読出し/書込み装置を有す
る。カートリッジ読出し/書込み装置は、カートリッジ
マガジンに隣接して配置されるが、都合に応じて他の場
所に配置するようにしてもよい。
【0004】また、データストレージシステムには、種
々のカートリッジ収容装置間、例えばカートリッジ格納
ラックとカートリッジ読出し/書込み装置との間でデー
タカートリッジを搬送する、カートリッジ搬送システム
が設けられている。一般的なカートリッジ搬送システム
は、カートリッジ収容装置に収容される種々のデータカ
ートリッジにアクセスするカートリッジアクセス装置
と、データストレージシステムに収容されている種々の
カートリッジ収容装置間でカートリッジアクセス装置を
移動させる位置決めシステムと、を有する。
【0005】上述したタイプのデータストレージシステ
ムは、通常、データカートリッジのデータにアクセスし
またはそこにデータを格納することができるホストコン
ピュータシステム(図示せず)に接続される。例えば、
特定のデータカートリッジに格納されている所定のデー
タが要求されると、ホストコンピュータシステムは、そ
のデータストレージシステムに関連する制御システムに
対し命令を発行する。それら命令に応じて、制御システ
ムは、カートリッジアクセス装置がその所望のデータカ
ートリッジに隣接して配置されるまで、カートリッジ格
納ラックまたはマガジンに沿ってカートリッジアクセス
装置を移動させる、位置決め装置を作動させる。そし
て、カートリッジアクセス装置は、所望のカートリッジ
をカートリッジ格納ラックから取り出し、それをカート
リッジ読出し/書込み装置まで運ぶ。カートリッジアク
セス装置は、カートリッジ読出し/書込み装置に隣接し
て適当に配置されると、その選択されたデータカートリ
ッジをカートリッジ読出し/書込み装置に挿入し、ホス
トコンピュータがその後その選択されたデータカートリ
ッジからデータを読出しまたはそこにデータを書込むこ
とができるようにする。読出し/書込み動作が完了する
と、カートリッジアクセス装置は、データカートリッジ
をカートリッジ読出し/書込み装置から取り出し、カー
トリッジ格納ラックの適切な場所に戻す。
【0006】システムオペレータが、かかるデータスト
レージシステム内に収納されているデータカートリッジ
のうちの1つまたは複数に定期的にアクセスすること
が、しばしば必要となる、あるいは望ましくなる場合が
ある。例えば、データカートリッジのいくつかが他の場
所でアーカイブされるべきデータで一杯になると、シス
テムオペレータは、それらを時々取除く必要がある場合
がある。そして、システムオペレータは、一杯になった
データカートリッジを空のデータカートリッジと置換え
る。他の状況では、システムオペレータは、データカー
トリッジの1つまたは複数を取り出し、それまたはそれ
らを異なるデータを収納している別のデータカートリッ
ジと置換えたい場合がある。
【0007】上述した要求に応えるため、多くのデータ
ストレージシステムには、システムオペレータがデータ
システム内に格納されるデータカートリッジにアクセス
することができるようにするアクセスパネルが設けられ
る。かかる構成によりシステムオペレータがデータカー
トリッジにアクセスすることができるが、通常、それを
実際に実現することは困難であり厄介である。例えば、
データカートリッジにアクセスするためにアクセスパネ
ルを取除く必要があるため、システムオペレータの手が
データストレージシステム内にある間にカートリッジア
クセス装置が移動した場合に、システムオペレータが怪
我するのを防止するために、データストレージシステム
を一時的にシャットダウンするかまたは停止させなけれ
ばならない。他の問題点は、システムオペレータが置換
えられる特定のデータカートリッジの位置を突止めるこ
とがしばしば困難であるということである。更に他の不
都合は、アクセスパネルが置換えられると、データスト
レージシステムはそこに収納されるデータカートリッジ
のすべてに対し再インベントリを行う必要がある、とい
うことである。かかる再インベントリのプロセスは、特
にカートリッジが1つだけ置換えられた場合に時間を浪
費し妥当ではない。それにも関わらず、データストレー
ジシステムは、データストレージシステムが稼動状態に
戻る前にデータストレージシステム内でデータカートリ
ッジのすべての再インベントリを行わなければならな
い。
【0008】上述した問題のいくつかをある程度まで解
決するため、システムオペレータがデータストレージシ
ステムに格納されているデータカートリッジにアクセス
することができるように、システムオペレータが手で引
いて開けることができる伸長可能ドロワーを備えたデー
タストレージシステムが開発された。かかる伸長可能ド
ロワーは、システムオペレータが別個のアクセスパネル
を取除く必要無く1つまたは複数のデータカートリッジ
にアクセスすることことができる点で有用である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】不都合なことに、ドロ
ワータイプのデータカートリッジ交換システムには欠点
がある。例えば、ドロワーが手で操作される(すなわ
ち、システムオペレータにより手で開閉される)場合、
ドロワーが開かれる時データストレージシステムを動作
させないために、ある種の安全保護装置が設けられなけ
ればならない。ドロワーに個別のアクチュエータシステ
ムを設けることもでき、これによってドロワーを自動的
に開閉させることができるが、かかる自動アクチュエー
タシステムによって、データストレージシステムに対し
付加的な構成要素が追加され、システムが複雑化する。
更に、かかる自動アクチュエータシステム単独の故障に
より、データストレージシステムの他の部分が完全に動
作している可能性があるにも関わらず、データカートリ
ッジがアクセスされなくなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
ストレージシステムで使用されるデータカートリッジ交
換装置は、少なくとも1つのデータカートリッジを収容
するようにサイズが決められたドロワーを備える。ドロ
ワーは、データストレージシステムのカートリッジ搬送
システムに動作的に関連付けられ、そのカートリッジ搬
送システムによって格納位置と伸長位置との間で移動す
ることができる。
【0011】また、本発明によれば、データストレージ
システムにおいて少なくとも1つのデータカートリッジ
を搬入あるいは搬出する方法において、データストレー
ジシステムのドロワーとカートリッジアクセス装置とを
係合可能になるように構成し、ドロワーが、少なくとも
1つのデータカートリッジを収容するようにサイズが決
められ、格納位置と伸長位置との間で移動可能であるス
テップと、ドロワーとカートリッジアクセス装置とを係
合するステップと、ドロワーが格納位置と伸長位置との
間で移動するようにカートリッジアクセス装置を移動さ
せるステップと、を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の1つの好ましい実施形態
によるデータカートリッジ交換装置10を図1に示し、
本明細書では、データストレージシステム12に関連し
て使用することができるものとして説明する。データカ
ートリッジ交換装置10により、データストレージシス
テム12に格納される少なくとも1つのデータカートリ
ッジ14が、データストレージシステム12の運転中に
システムオペレータ(図示せず)によってアクセスされ
ることが可能になる。例えば、システムオペレータは、
データカートリッジ交換装置10を使用して、所定のデ
ータカートリッジ14を引出し、それを代替データカー
トリッジ(図示せず)と置換えることができる。それに
より、データカートリッジ交換装置10は、システムオ
ペレータに対し、選択されたデータカートリッジをデー
タストレージシステム12に保管しかつそこから選択さ
れたデータカートリッジを回収する便利な方法を提供す
る。
【0013】まず、図1および図2を参照すると、1つ
の好ましい実施形態で利用されるデータカートリッジ交
換装置10は、ドロワー取付けシステム17(図9)に
よりデータストレージシステム12に摺動可能に取付け
られたドロワー(引出し)16を備え、ドロワー16
は、格納すなわち閉位置(図2に示す)と伸長すなわち
開位置(図1に示す)との間で、すなわち概して矢印1
8および19によって示す方向に移動することができる
ように取付けられている。ドロワー16は、1つまたは
複数のデータカートリッジ14を収容するように構成さ
れ、1つの好ましい実施形態では、データカートリッジ
14は1つまたは複数のカートリッジマガジン20に収
納される。すなわち、ドロワー16は、1つまたは複数
のカートリッジマガジン20を収容するように構成さ
れ、各カートリッジマガジン20は、1つまたは複数の
データカートリッジ14を収容するように構成されてい
る。あるいは、後で詳細に説明するように、ドロワー1
6は、別個のカートリッジマガジン20を必要とするこ
となく1つまたは複数のデータカートリッジ14を直接
受入れるように構成されてもよい。
【0014】ドロワー16を格納位置と伸長位置との間
で移動させるために、データカートリッジ交換装置10
は、データストレージシステム12のカートリッジ搬送
システム22(図2および図4)に動作可能に関連付け
られる。カートリッジ搬送システム22は、種々のカー
トリッジ収容装置24間、例えばデータストレージシス
テム12のカートリッジマガジン20とカートリッジ読
出し/書込み装置26との間で、データカートリッジ1
4を搬送するために使用される。しかしながら、本発明
によれば、カートリッジ搬送システム22は、ドロワー
16を格納位置と伸長位置との間で移動させるために使
用される。すなわち、ドロワー16は、カートリッジア
クセス装置28がそれぞれ矢印41および43で示され
る方向に移動するときに、矢印18および19で示され
る方向に移動するように、カートリッジ搬送システム2
2のカートリッジアクセス装置28と係合される。図2
を参照のこと。例えば、1つの実施形態では、カートリ
ッジアクセス装置28のフィンガアセンブリ78は、ド
ロワー16内に収納されるデータカートリッジ14に設
けられている切欠き80と係合する。図8を参照のこ
と。
【0015】ドロワー16は複数のデータカートリッジ
14を収納するので、データカートリッジ交換装置10
は、ドロワー16を伸長位置と格納位置との間の複数の
中間位置のいずれにも選択的に移動させるよう動作可能
である、ということが必ずしも必要ではないが通常好ま
しい。これにより、データカートリッジ交換装置10
は、システムオペレータに対し、データカートリッジ1
4の必ずしもすべてではないがいくつかおよび/または
ドロワー16内に設けられる提供されるデータカートリ
ッジ位置または格納場所を露出させることができる。ま
た、システムオペレータが、自身がアクセスすることが
できるようになるデータカートリッジ14の数または特
定のデータカートリッジ14を選択することができるこ
とも好ましい。すなわち、システムオペレータの選択に
応じて、データカートリッジ交換装置10は、選択され
た数のデータカートリッジ14が露出するように、ドロ
ワー16を十分な距離だけ移動、すなわち伸長させる。
データカートリッジ交換装置10にこれらの特徴を与え
ることにより、所望のデータカートリッジの位置を突止
めるというシステムオペレータのタスクが大幅に簡略化
される。更に、システムオペレータが、露出したドロワ
ー16内のデータカートリッジ14のすべてより少ない
数を選択する場合、データストレージシステム12は、
露出したデータカートリッジ14のみの再インベントリ
を行えばよく、ドロワー16内に収納されているデータ
カートリッジ14のすべての再インベントリを行う必要
はない。
【0016】データカートリッジ交換装置10は、下記
の通り、システムオペレータがデータストレージシステ
ム12内に収納されている種々のデータカートリッジ1
4にアクセスすることができるように、動作する。例え
ば、データストレージシステム12に複数のデータカー
トリッジ14が備えられている状況を考える。通常運転
中、ドロワー16は、図2に示す完全格納すなわち閉位
置の状態を維持し、それにより、データストレージシス
テム12内部のカートリッジ搬送システム22(図2お
よび図4)はそこに収納されるデータカートリッジ14
のすべてにアクセスすることができる。システムオペレ
ータが、例えばデータカートリッジ14の1つまたは複
数を取り外し、それまたはそれらを代替データカートリ
ッジと置換える等、1つまたは複数のデータカートリッ
ジ14にアクセスする必要が生じた場合、システムオペ
レータは、ドロワー16が開かれるように指示を入力す
る。指示は、データストレージシステム12が接続され
るホストコンピュータシステム(図示せず)かまたはデ
ータストレージシステム12の制御パネル36(図1)
に入力される。指示に応じて、データストレージシステ
ム12に収納されている制御システム(図示せず)は、
カートリッジアクセス装置28をドロワー16に隣接し
て配置する(例えば、位置40)カートリッジ搬送シス
テム22のカートリッジ位置決めシステム30を作動さ
せる。図2および図7を参照のこと。そして、カートリ
ッジアクセス装置28のフィンガアセンブリ78は、ド
ロワー16内に収納されるデータカートリッジ14の切
欠き80に係合される。図8を参照のこと。次に、カー
トリッジアクセス装置28は、ドロワー16がシステム
オペレータの指示に従って開かれる(すなわち、矢印1
8に示す方向に移動する)まで、カートリッジ位置決め
システム30により矢印41(図2)に示す方向に移動
される。
【0017】ドロワー16が開かれる、すなわち伸長さ
れると、システムオペレータは、交換、取り外し、ある
いは置換えのために露出したデータカートリッジ14に
アクセスすることができる。ドロワー16が伸長位置に
ある間、データストレージシステム12は作動可能状態
を維持することができる。すなわち、カートリッジアク
セス装置28がドロワー16から解放されることによ
り、カートリッジ搬送システム22は、データストレー
ジシステム12内に残っておりカートリッジアクセス装
置28にアクセス可能なデータ格納カートリッジ14に
アクセスし続けることができる。
【0018】システムオペレータは、露出したデータカ
ートリッジ14へのアクセスを終了すると、ホストコン
ピュータシステムまたは制御パネル36に、ドロワー1
6を閉じるように命令を入力する。あるいは、データカ
ートリッジ交換装置10は、所定時間が経過した後にド
ロワー16を閉じてよい。いずれの場合も、カートリッ
ジアクセス装置28がドロワー16から解放されたとす
ると、制御システムは、カートリッジアクセス装置28
をドロワー16に隣接して配置するカートリッジ位置決
めシステム30を作動させる。そして、フィンガアセン
ブリ78が、ドロワー16内に収納されているデータカ
ートリッジ14の切欠き80に係合する。次に、カート
リッジ位置決めシステム30は、カートリッジアクセス
装置28を矢印43で示す方向に移動させることによ
り、ドロワー16が、閉じられるまで矢印19に示す方
向にそれと共に移動するようにする。後で詳細に説明す
るように、ドロワー16が閉じている間にフィンガアセ
ンブリ78が切欠き80から解放されるとすると、フィ
ンガアセンブリ78は、フィンガアセンブリ78が解放
された切欠き80を有するデータカートリッジ14に隣
接して配置されたデータカートリッジ14を、押すかま
たはそれに対し力を加え、それによりカートリッジ搬送
システム22がドロワー16を閉じ続けることができ
る。
【0019】ドロワー16が完全に閉じられた後、カー
トリッジアクセス装置28はドロワー16から解放され
る。そして、データストレージシステム12は、データ
ストレージシステム内に格納されるデータカートリッジ
14の「再インベントリ」を行う。本実施形態では、デ
ータストレージシステム12は、システムオペレータに
露出したデータカートリッジ14のみの再インベントリ
を行うだけでよく、それは、システムオペレータの指示
にもよるが、ドロワー16内に収納されるデータカート
リッジ14のすべてより実質的に少なくなる。
【0020】なお、データストレージシステム12内に
収納されるデータカートリッジ14のいずれもが、デー
タカートリッジ交換装置10を介してアクセスできる点
に留意されるべきである。例えば、ドロワー16に対向
して配置される「固定」カートリッジ格納アレイ32
(図2)に配置されるマガジン20に格納されるデータ
カートリッジ14もまた、カートリッジ搬送システム2
2に対し、選択されたデータカートリッジ14を「固
定」カートリッジ格納アレイ32(すなわち、ドロワー
16に収納されていないカートリッジマガジン20)か
ら「可動」カートリッジ格納アレイ34(すなわち、ド
ロワー16に収納されるカートリッジマガジン20)に
移動させるように命令することにより、アクセスするこ
とができる。選択されたデータカートリッジ14が固定
カートリッジ格納アレイ32から可動カートリッジ格納
アレイ34に移動された後、カートリッジ搬送システム
22はドロワー16を開き、システムオペレータが最近
移動されたデータカートリッジ14にアクセスできるよ
うにする。
【0021】本発明の重大な利点は、別個のアクチュエ
ータシステムを必要とすることなくドロワー16の自動
運転(すなわち、自動開閉)を実現することができると
いうことである。また、本発明は、データストレージシ
ステム12上のパネルを取り外す必要なく、かつシステ
ムオペレータがまずドロワーをアンロックし次いでドロ
ワーを手で開閉する必要なく、データストレージシステ
ム12内に収納されるデータカートリッジ14のうちの
1つまたは複数へのアクセスする容易かつ便利な方法を
もシステムオペレータに提供する。実際、システムオペ
レータは、適当な命令をホストコンピュータかまたはデ
ータストレージシステム12の制御パネル36に入力す
るだけで、データストレージシステム12内のデータカ
ートリッジ14にアクセスすることができる。
【0022】本発明の他の重大な利点は、システムオペ
レータが、露出させる特定のデータカートリッジまたは
データカートリッジの数を選択することができるという
ことである。すなわち、本発明は、露出するドロワー1
6内のデータカートリッジ14の数を制御する手段を提
供する。
【0023】本発明の更に他の重大な利点は、データス
トレージシステム12の運転を停止させることなく、シ
ステムオペレータが1つまたは複数のデータカートリッ
ジ14にアクセスすることができるということである。
また、データストレージシステム12は、システムオペ
レータがドロワー16にアクセスした後にデータストレ
ージシステム12内に格納されているデータカートリッ
ジ14のすべてを「再インベントリ」する必要がない。
データストレージシステム12は、システムオペレータ
に露出したデータカートリッジ14のみ再インベントリ
すればよく、それは、ドロワー16内にあったデータカ
ートリッジ14の数より実質的に少なくなる。
【0024】本発明の更に他の重大な利点は、システム
オペレータがドロワーを手で開閉する必要を無くすこと
により、システムオペレータがドロワーを手で開閉する
時に過度な力を加えることによりデータストレージシス
テム12が損傷する可能性が低減されるということであ
る。
【0025】データカートリッジ交換装置10とそのよ
り重大な特徴および利点のいくつかとを簡単に説明した
が、ここで、本発明によるデータカートリッジ交換装置
の種々の実施形態を詳細に説明する。しかしながら、説
明を続ける前に、本発明によるデータカートリッジ交換
装置10が、現在既知のまたは将来開発される可能性の
ある、内部に1つまたは複数のデータカートリッジを格
納しそれにアクセスするデータストレージシステムにお
いて広く利用することができる点に留意されるべきであ
る。従って、本発明は、本明細書で示し説明される特定
のデータストレージシステム12に限定されるものと見
なされるべきではない。また、本明細書では、データカ
ートリッジ交換装置10を、標準のサイズおよび構成を
有する磁気データカートリッジ14(例えば、デジタル
リニアテープすなわち「DLT」カートリッジ)を格納
し取り出すために使用することができるように示し説明
しているが、いかなる特定のタイプまたは形式のデータ
カートリッジにも限定されないという点にも留意される
べきである。実際に、本発明によるデータカートリッジ
交換装置10は、現在既知のまたは将来開発される可能
性のあるあらゆるタイプのデータ記憶媒体を含むいかな
るタイプのデータ格納装置とも使用することができる。
従って、本発明は、本明細書で示し説明する特定のタイ
プおよび形式のデータカートリッジ14と共に使用する
ことに限定されるよう見なされるべきではない。
【0026】上述したことを考慮して、図1に、データ
カートリッジ交換装置10の1つの実施形態を、1つま
たは複数のデータカートリッジ14に大量のデータを格
納しおよびそこに収納される大量のデータにアクセスす
るために使用されるタイプのデータストレージシステム
12において使用され得るように示す。上述したよう
に、データストレージシステム12は、本技術分野で現
在既知であるかまたは将来開発される可能性のある、1
つまたは複数のデータカートリッジ14を格納しそれら
にアクセスするデータストレージシステムのいずれであ
ってもよい。例として、データストレージシステム12
は、Schmidtkeの「MULTI-PLANE TRANSLATING CARTRIDGE
HANDLING SYSTEM」と題された米国特許第6,025,9
72号において示し説明されているタイプのデータスト
レージシステムであってよい。データストレージシステ
ムは本技術分野において既知であるが、データカートリ
ッジ交換装置10が使用される1つの環境がより完全に
理解されるために、データストレージシステム12を簡
単に説明する。
【0027】ここでまず図2を参照すると、データスト
レージシステム12は、データストレージシステム12
の種々のコンポーネントを保持するように構成されたメ
インハウジングすなわちシャシ38を備える。ハウジン
グ38は、1つまたは複数のカートリッジ収容装置24
と、カートリッジアクセス装置28およびカートリッジ
位置決めシステム30を含むカートリッジ搬送システム
22と、を収容するように構成された略矩形構造を備え
る。また、ハウジング38は、本技術分野において既知
でありデータストレージシステム12の運転に要求され
うる他のコンポーネントまたは装置(例えば、制御シス
テム、電源等)をも収容するように構成されてよい。ま
た、ハウジング38には、システムオペレータがカート
リッジマガジン20にアクセスすることができるよう
に、カートリッジマガジンアクセス端42が設けられ
る。より具体的には、カートリッジマガジンアクセス端
42によりドロワー16を開くことができ、それによっ
て、ドロワー16内に配置されるカートリッジマガジン
20がハウジング38の外側に出てシステムオペレータ
に露出する。
【0028】ここで、データストレージシステム12に
は必要に応じていかなる数のドロワー16が設けられて
もよい点に留意されなければならない。例えば、本明細
書において示し説明する実施形態では、データストレー
ジシステム12には、1つのドロワー16が設けられて
いる。あるいは、データストレージシステム12には、
図3において最もよく分かるように、第2のドロワー1
6’が設けられてもよい。データストレージシステム1
2に第2のドロワー16’が設けられる場合、システム
オペレータは、第1のドロワー16について既に説明し
たような方法で、第2のドロワー16’に収納されるデ
ータカートリッジにアクセスすることができる。しかし
ながら、各ドロワーアセンブリ(例えば、16、1
6’)は本質的に同一であるので、特定のデータストレ
ージシステム12に提供されるドロワーの数を知ること
は、本発明を理解し実施するに当たっては必ずしも必要
な事項ではない。従って、本説明の残りの部分は、1つ
のドロワー16のみを有するデータストレージシステム
12についてのものである。
【0029】ここで説明を続けると、データストレージ
システム12のカートリッジ搬送システム22は、1つ
または複数のカートリッジマガジン20等のカートリッ
ジ収容装置24のうちの1つまたは複数と、1つまたは
複数のカートリッジ読出し/書込み装置26との間でデ
ータカートリッジ14を移動させるために用いられる。
図2において最もよく分かるように、種々のカートリッ
ジ収容装置24が、略U字型となるように(他の構成も
可能であるが)データストレージシステム12内の様々
な位置に配置される。カートリッジ搬送システム22
は、一対の対向する側部44および46と端部48とを
有する略矩形の構造を備える。カートリッジ搬送システ
ム22の第1の側部44に隣接して、「固定」カートリ
ッジ格納アレイ32が配置される。固定カートリッジ格
納アレイ32は、1つまたは複数のデータカートリッジ
14を収容するために適した装置で構成される。例とし
て、1つの好ましい実施形態では、固定カートリッジ格
納アレイ32は、各々が複数のデータカートリッジ14
を保持するように構成された一対のカートリッジマガジ
ン20を備える。別の実施形態では、図3において最も
よく分かるように、固定カートリッジアレイ32が別個
のカートリッジ交換ドロワー16’に置換えられる。上
に説明したように、かかる別の構成により、第1の側部
44に隣接して配置されるデータカートリッジ14が、
対向する側部46に隣接するドロワー16に収納される
ものと本質的に同じ方法でアクセスされることが可能に
なる。
【0030】データカートリッジ交換装置10を備える
ドロワー16は、カートリッジ搬送システム22の第2
の側部46に隣接して取付けられる。ドロワー16は、
少なくとも1つのデータカートリッジ14を収容するよ
うに構成される。例として、1つの好ましい実施形態で
は、ドロワー16は、各々が複数のデータカートリッジ
14を保持するように構成される一対のカートリッジマ
ガジン20を収容するように構成される。ドロワー16
とそこに格納されるデータカートリッジ14とは共に、
「可動」カートリッジ格納アレイ34を構成する。図2
において最もよく分かるように、カートリッジ搬送シス
テム22の端部48に隣接して、一対のカートリッジ読
出し/書込み装置26が配置される。
【0031】カートリッジ搬送システム22は、カート
リッジアクセス装置28が種々のカートリッジ収容装置
24に収納されるデータカートリッジ14にアクセスす
ることができるように、略U字型の経路56に沿ってカ
ートリッジアクセス装置28を案内する、U字型の案内
部材すなわち溝52を有する下部プレート50と、U字
型の案内部材すなわち溝(図示せず)を有する上部プレ
ート54と、を備える。
【0032】図5において最もよく示されるように、カ
ートリッジアクセス装置28は、種々のカートリッジ収
容装置24(例えば、カートリッジマガジン20および
カートリッジ読出し/書込み装置26)に収納されるデ
ータカートリッジ14にアクセスすることができるよう
に、それらカートリッジ収容装置24に沿って種々の位
置(例えば、40、40’、40’’)に移動させる、
カートリッジ位置決めシステム30の一部を備える。よ
り具体的には、カートリッジアクセス装置28は、カー
トリッジ搬送システム22の下部プレート50に設けら
れる下部U字型案内部材すなわち溝52(図2)とカー
トリッジ搬送システム22の上部プレート54(図4)
に設けられる上部U字型案内部材すなわち溝とに係合す
る。下部案内部材52と上部案内部材とは各々、カート
リッジアクセス装置28が略U字型の経路56に従って
種々のカートリッジ収容装置24に沿って移動すること
ができるように、種々のカートリッジ収容装置24に隣
接する実質的に連続した部材を形成する。図2において
最もよく分かるように、下部案内部材52の実質的に連
続した部材の一部58と上部案内部材の実質的に連続し
た部材の一部(図示せず)とは各々、カートリッジアク
セス装置28が矢印41および43で示す方向にドロワ
ー16のそばを移動することができるように、ドロワー
16に隣接して配置される。
【0033】ここで図4および図5を参照すると、カー
トリッジアクセス装置28は、アクチュエータシステム
60によって下部案内部材52と上部案内部材に沿って
(すなわち、U形状経路56に従って)移動する。1つ
の好ましい実施形態では、アクチュエータシステム60
は、下部プレート50の下部U字型案内部材すなわち溝
52に隣接した位置に設けられる実質的に連続した下部
ギアラック62を有するラック・ピニオン駆動システム
を備える。従って、下部ギアラック62は、実質的に連
続したU字型部材を構成する。上部プレート54の上部
U字型案内部材に隣接する位置には上部ギアラック(図
示せず)が設けられ、それもまた、実質的に連続したU
字型部材を構成する。カートリッジアクセス装置28に
は、下部ピニオンギア64が取付けられ、それはU字型
下部ギアラック62に係合する。カートリッジアクセス
装置28に取付けられる一対の下部軸受部材63、65
は、下部U字型案内部材すなわち溝52によって受入れ
られるように構成される。また、カートリッジアクセス
装置28には、それぞれ上部U字型案内部材と上部U形
状ギアラックとに係合する一対の上部軸受部材67、6
9と上部ピニオンギア66とが設けられる。カートリッ
ジアクセス装置28に取付けられるピニオン駆動アセン
ブリ68は、下部および上部ピニオンギア64および6
6を回転させ、それによりカートリッジアクセス装置2
8を下部案内部材52と上部案内部材とに沿って略U字
型の経路56に従って移動させるために使用される。図
2を参照のこと。
【0034】データカートリッジ14を種々のカートリ
ッジ収容装置24にロードしおよびそこから取り出すた
めに、カートリッジアクセス装置28には、カートリッ
ジ係合アセンブリすなわち「ピッカー」70(図6乃至
図8)が設けられている。カートリッジアクセス装置2
8内に収納されるカートリッジ係合アセンブリ70は、
カートリッジ収容装置24に収納されるデータカートリ
ッジ14に係合しそのデータカートリッジ14を引抜い
てカートリッジアクセス装置28内に入れるように構成
される。また、カートリッジ係合アセンブリ70は、デ
ータカートリッジ14を、場合によって例えばカートリ
ッジマガジン20かまたはカートリッジ読出し/書込み
装置26であるカートリッジ収容装置24にロードすな
わち挿入するように構成される。そして、簡単に言え
ば、カートリッジ係合アセンブリ70は、種々のカート
リッジ収容装置24からデータカートリッジ14を取り
出しおよびそれらにデータカートリッジ14を挿入する
ために使用される。カートリッジ係合アセンブリ70を
含むカートリッジアクセス装置28は、データストレー
ジシステム12内の所望の位置にデータカートリッジ1
4を移送するために使用される。
【0035】カートリッジ係合アセンブリ70は、デー
タカートリッジ14を収容するようにサイズが決められ
た内部チャンバすなわちキャビティ72(図5)を画成
するフレームアセンブリ71を含んでよい。カートリッ
ジプランジ機構すなわち「サム」アセンブリ74(図
6)は、サムアセンブリ74がフレームアセンブリ71
のカートリッジアクセス端76に向かっておよびそこか
ら離れるように移動することができるように、フレーム
アセンブリ71に摺動可能に取付けられる。図7および
図8を参照のこと。サムアセンブリ74には、データカ
ートリッジ14に設けられ、データカートリッジ14の
略半ばで延在する切欠き80または他の同様の特徴に係
合するように構成されるフィンガアセンブリ78が設け
られる。フィンガアセンブリ78により、サムアセンブ
リ74がデータカートリッジ14に係合しカートリッジ
収容装置24からそのデータカートリッジ14を引出す
ことができる。後で詳細に説明するように、フィンガア
センブリ78はまた、ドロワー16がカートリッジアク
セス装置28と共に移動することができるように、切欠
き80に係合するか、またはドロワー16または取付け
システム17に設けられた切欠きまたは他の同様の特徴
に係合してよい。
【0036】データストレージシステム12は、データ
ストレージシステム12に収納される制御システムにコ
マンドを発行するホストコンピュータシステムに接続さ
れる。例えば、1つの動作シーケンスでは、制御システ
ムは、ホストコンピュータシステムからのコマンドに応
じて、カートリッジ位置決めシステム30を駆動し、カ
ートリッジアクセス装置28をカートリッジマガジン2
0に沿って、所望のデータカートリッジ14に隣接して
配置されるまで移動させる。図7および図8を参照のこ
と。そして、カートリッジ係合アセンブリ70は、デー
タカートリッジ14をカートリッジマガジン20から取
り外し、カートリッジアクセス装置28内に引入れる。
カートリッジアクセス装置28は、データカートリッジ
14をカートリッジ読出し/書込み装置26に搬送す
る。そして、データカートリッジ14は、カートリッジ
読出し/書込み装置26に挿入され、その後ホストコン
ピュータがデータカートリッジ14からデータを読出し
またはデータカートリッジ14にデータを書込むことが
できるようになる。読出し/書込み動作が完了した後、
カートリッジ係合アセンブリ70は、データカートリッ
ジ14をカートリッジ読出し/書込み装置26から取り
外し、カートリッジマガジン20の適当な位置に戻され
るように再びカートリッジアクセス装置28に引入れ
る。
【0037】データカートリッジ交換装置10が使用さ
れるデータストレージシステム12の形式にかかわら
ず、本発明の1つの好ましい実施形態によるデータカー
トリッジ交換装置10は、1つまたは複数のデータカー
トリッジ14を収容するように構成されたドロワー16
を備える。図1を参照のこと。本構成は、ドロワー16
が、完全に格納すなわち閉じた位置にある時に、データ
ストレージシステム12の「標準」カートリッジ格納ア
レイの一部を形成する、可動カートリッジ格納アレイ3
4(図2)を備える、というものである。本明細書で使
用されるように、「標準カートリッジ格納アレイ」とい
う語は、固定カートリッジ格納アレイ32と可動カート
リッジ格納アレイ34との両方を言う。言い換えれば、
ドロワー16は、カートリッジ搬送装置22にアクセス
可能なカートリッジ収容装置24を備え、それによって
支持されるデータカートリッジ14が、データストレー
ジシステム12の通常のまたは標準の運転コース中にカ
ートリッジ搬送システム22によってアクセスされるこ
とが可能である。
【0038】本発明の1つの好ましい実施形態で利用さ
れるドロワー16は、取付けシステム17に直接取付け
られるカートリッジマガジントレイ82によって形成さ
れる。マガジントレイ82は、図9において最もよく分
かるように2つのカートリッジマガジン20を取外し可
能に収容するように構成される。そして、各カートリッ
ジマガジン20は、5つのデータカートリッジ14を収
容するように構成されてよいが、それより多いかまたは
少ないデータカートリッジ14を収容するように構成さ
れたカートリッジマガジン20もまた使用されてよい。
本明細書で示し説明する実施形態では、マガジントレイ
82は、床部84と、後部86と、対向する端壁88お
よび90(図3には端壁90が示されている)と、を有
する略矩形の部材を備える。また、マガジントレイ82
には、実質的に端壁88と90との間に配置された中心
仕切部92が設けられてもよい。必ずしも必要ではない
が、各端壁88、90には、カートリッジマガジン20
を中心仕切部92に対して付勢するばね付勢部材94が
設けられてよい。
【0039】マガジントレイ82は、金属またはプラス
チック等、意図された用途に適した材料で作成される。
例として、好ましい実施形態では、マガジントレイ82
は、繊維強化ポリカーボネートプラスチック材料から一
体成形される。また、カートリッジマガジン20は、特
定の用途の要件により、種々の材料で作成されてもよ
い。例として、1つの好ましい実施形態で利用されるカ
ートリッジマガジン20は、繊維強化ポリカーボネート
プラスチック材料から成形される。
【0040】ここで、本明細書で示し説明する実施形態
では、必ずしも必要ではないが、ドロワー16を形成す
るマガジントレイ82によって支持されるカートリッジ
マガジン20は、固定カートリッジ格納アレイ32(図
2)を構成するカートリッジマガジン20と同じであ
る、という点に留意しなければならない。従って、ドロ
ワー16によって収容されるカートリッジマガジン20
は、データストレージシステム12の通常または標準運
転中にカートリッジ搬送システム22にアクセス可能な
カートリッジ収容装置24を備える。しかしながら、他
の構成も可能である。例えば、ドロワー16は、1つま
たは複数のデータカートリッジ14を直接収容する(す
なわち、別個のカートリッジマガジン20を必要としな
い)ように構成されてもよい。更に他の構成では、ドロ
ワー16は、そのいくつかの領域が個々のデータカート
リッジ14を直接収容するように構成され、他の領域が
カートリッジマガジン(例えば、カートリッジマガジン
20)を収容するようにサイズが決められているといっ
た、ハイブリッド構成を備えていてもよい。従って、本
発明は、本明細書で示し説明するカートリッジマガジン
トレイ82の特定の構成に限定されるものとみなされる
べきではない。
【0041】説明を続けると、ドロワー16には、フロ
ントパネル部材すなわちベゼル96(図1)が設けられ
る。また、フロントパネル部材96は、マガジントレイ
82と同様に、取付けシステム17に直接取付けられて
いる。あるいは、フロントパネル部材96は、マガジン
トレイ82に取付けられてよく、あるいはマガジントレ
イ82の一体部分を構成してもよい。フロントパネル部
材96は、ドロワー16が格納位置にある時、データス
トレージシステム12のフロントパネルすなわちベゼル
98の一部を形成する。また、フロントパネル部材96
は、例えばカートリッジ搬送システム22が作動不能で
ドロワー16を開くことができない場合、システムオペ
レータがドロワー16を手で引いて開くことができるよ
うにする便利な手段をも提供する。
【0042】図3および図9を参照すると、ドロワー1
6は、データストレージシステム12に摺動可能に収容
されるようにサイズが決められる。より具体的には、ド
ロワー16は、ドロワー取付けシステム17により、デ
ータストレージシステム12のハウジング38に摺動可
能に取付けられる。ドロワー取付けシステム17によ
り、ドロワー16は、伸長位置と格納位置との間でハウ
ジング38の内外を摺動可能に移動することができる。
例として、1つの好ましい実施形態で利用されるドロワ
ー取付けシステム17は、1999年2月25日に出願
された、Mueller等による「DATA CARTRIDGE IMPORT/EXPO
RT DRAWER HAVING THREE-ELEMENT、TWO-CONFIGURATION S
LIDE」と題された米国特許出願第09/257,322
号において示し説明されている形式のドロワー取付けシ
ステムであってよい。あるいは、現在既知であるかまた
は将来開発される可能性のある他の形式の取付けシステ
ムもまた使用することができる。
【0043】ドロワー16を格納位置と伸長位置との間
で移動させるために、データカートリッジ交換装置10
は、データストレージシステム12のカートリッジ搬送
システム22に動作的に関連付けられる。すなわち、ド
ロワー16は、カートリッジアクセス装置28がそれぞ
れ矢印41および43で示す方向に移動する時に矢印1
8および19で示す方向に移動するように、カートリッ
ジ搬送システム22のカートリッジアクセス装置28に
係合される。図2を参照のこと。
【0044】ドロワー16とカートリッジアクセス装置
28とを係合するために、フィンガアセンブリ78は、
ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14に
設けられる切欠き80に係合する。図8を参照のこと。
しかしながら、切欠き80はデータカートリッジ14を
完全に貫通して延在しないため、ドロワー16が閉じて
いる(すなわち、矢印19に示す方向に移動している)
間、フィンガアセンブリ78は切欠き80から解放され
る。そうである場合、フィンガアセンブリ78は、フィ
ンガアセンブリ78が解放された切欠き80を有するデ
ータカートリッジ14に隣接して配置されたデータカー
トリッジ14を押すか、またはそれに力を加えてよく、
それによりカートリッジ搬送システム22はドロワー1
6を閉じ続けることができる。更に、ドロワー16は空
である(すなわち、内部にデータカートリッジ14が無
い)間は移動する必要がないため、ドロワー16内にダ
ミーデータカートリッジ(図示せず)が配置されてよ
く、それによりフィンガアセンブリ78がデータカート
リッジ14の切欠き80に代えてダミーデータカートリ
ッジに設けられる切欠き(同様に図示せず)かまたは他
の同様の特徴に係合してよい。かかる実施形態では、必
ずしも必要ではないが、ドロワー16内に格納スペース
を確保するためにダミーデータカートリッジのサイズを
最小化することが好ましい。
【0045】あるいは、フィンガアセンブリ78は、ド
ロワー16かまたは取付けシステム17に設けられる切
欠き(図示せず)かまたは他の同様の特徴に係合してよ
い。ドロワー16に切欠きが設けられる場合、切欠き
は、マガジントレイ82の床部84の、フィンガアセン
ブリ78によって容易にアクセスされ得る位置と、ドロ
ワー16がカートリッジ搬送システム22によって完全
に開かれ得るように端壁90に隣接した位置と、に設け
られることが、必ずしも必要ではないが望ましい。別の
実施形態では、カートリッジアクセス装置28に、ドロ
ワー16を格納位置と伸長位置との間で移動させるため
にドロワー16または取付けシステム17に設けられる
切欠きに係合する、第2のフィンガアセンブリ(図示せ
ず)が設けられる。更に他の別の実施形態では、ドロワ
ー16が、カートリッジアクセス装置28がそれぞれ矢
印41および43で示す方向に移動する時に矢印18お
よび19で示す方向に移動することができるように、カ
ートリッジアクセス装置28に設けられる切欠き(図示
せず)に係合するように構成されるフィンガアセンブリ
が引き出し16に設けられる。
【0046】更に別の実施形態では、ドロワー16とカ
ートリッジアクセス装置28とに動作的に関連付けら
れ、カートリッジアクセス装置28とドロワー16とを
係合するために使用されるロックアセンブリすなわち装
置100が設けられる。ここで図10を参照すると、1
つの好ましい実施形態で利用されるロックアセンブリ1
00は、ロック位置106とアンロック位置108との
間でロックボルトすなわちプランジャ104を移動させ
るロックアクチュエータ102を備える。アンロック位
置108において、ロックボルト104を付勢するため
に、ばね(図示せず)を使用することができる。ロック
ボルト104は、ロックプレート112に設けられる少
なくとも1つの開口110に係合するようサイズが決め
られる。ホストコンピュータシステム、データストレー
ジシステム12の制御システムまたは制御パネル36を
介してのシステムオペレータからのコマンドに応じて、
ロックアクチュエータ102を駆動する、ロック制御シ
ステム114が設けられる。
【0047】用途に応じて、ロックプレート112がカ
ートリッジアクセス装置28に設けられるかその一部を
構成し、ロックアクチュエータおよびボルト102、1
04が、ドロワー16あるいは取付けシステム17に取
付けられる。本明細書で示し説明する実施形態では、ロ
ックプレート112がカートリッジアクセス装置28の
フレームアセンブリ71に取付けられ、ロックアクチュ
エータおよびボルト102、104がドロワー16に取
付けられる。あるいは、他の構成も可能である。例え
ば、代りに、ロックプレート112がドロワー16ある
いは取付けシステム17のいずれかに取付けられるかま
たはその一部を構成し、ロックアクチュエータおよびボ
ルト102、104が、カートリッジアクセス装置28
に取付けられる。
【0048】ロックアセンブリ100の種々のコンポー
ネントは、本技術分野において既知であり容易に購入可
能である種々の装置やシステムで構成することができ
る。例えば、ロックアクチュエータ102は、ロックプ
レート112に設けられる開口110に係合するように
サイズが決められたプランジャ104を有する電気的に
動作するソレノイドで構成される。本明細書で示し説明
する実施形態では、ロックボルト104は、適当なばね
(図示せず)によりアンロック位置108に付勢され
る。従って、ソレノイドに電圧を印加するとロックボル
ト104がロック位置106まで移動し、それによりカ
ートリッジアクセス装置28とドロワー16とを係合す
る。当然ながら、当業者に明らかであるように、他の形
式のコンポーネントおよび動作構成を使用することも可
能である。
【0049】ドロワー16は複数のデータカートリッジ
14を収納するので、データカートリッジ交換装置10
は、ドロワー16を伸長位置と格納位置との間の複数の
中間位置のうちのいずれか1つに選択的に移動させるよ
う動作可能であることが、必ずしも必要ではないが好ま
しい。これにより、データカートリッジ交換装置10
が、システムオペレータに対し、データカートリッジ1
4および/またはドロワー16において提供されるデー
タカートリッジ位置の、必ずしもすべてではないが一部
を露出することができる。また、システムオペレータ
が、自身がアクセスすることができるようになるデータ
カートリッジ14の数かまたは特定のデータカートリッ
ジ14を選択することができることも好ましい。例え
ば、システムオペレータは、その選択をホストコンピュ
ータシステムかまたはデータストレージシステム12の
制御パネル36に入力する。そして、システムオペレー
タの選択に応じて、データカートリッジ交換装置10
は、選択された数のデータカートリッジ14が露出され
るように十分な距離、ドロワー16を移動させまたは伸
長させる。データカートリッジ交換装置10にこれら特
徴を付与することにより、所望のデータカートリッジの
位置を突止める際のシステムオペレータの作業が大幅に
簡略化される。更に、システムオペレータが、露出する
ドロワー16内のデータカートリッジ14のすべてより
少なく選択した場合、データストレージシステム12
は、露出したデータカートリッジ14のみ再インベント
リすればよく、ドロワー16内に収納されているデータ
カートリッジ14を全て再インベントリする必要がなく
なる。
【0050】ドロワー16は、移動中でない時は、適所
に固定されまたは保持される。そうすることにより、カ
ートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放さ
れデータストレージシステム12内の他の位置に移動さ
れる場合であっても、ドロワー16は静止した状態を維
持する。ドロワー16を適所に保持するため、ドロワー
ロックアセンブリまたは装置が使用される。ドロワーロ
ックアセンブリは、現在既知であるかまたは将来開発さ
れうる種々のロックアセンブリいずれかで構成される。
1つの実施形態では、ドロワーロックアセンブリは、上
述し図10に示すロックアセンブリ100と本質的に同
じであってよいが、異なる取付け構成を有する。すなわ
ち、ドロワーロックアセンブリは、ロックボルトまたは
プランジャ104をロック位置106とアンロック位置
108との間で移動させるロックアクチュエータ102
と、ロックボルト104をアンロック位置108に付勢
するばねと、ロックボルト104を収容するようにサイ
ズが決められた少なくとも1つの開口110を内部に有
するロックプレート112と、ロックアクチュエータ1
02を作動するロック制御システム114と、を備え
る。ロックプレート112は、ドロワー16が伸長位
置、格納位置またはそれらの間の中間位置でロックされ
るように、ドロワー16に取付けられるかまたはその一
体部分を構成する。あるいは、他の取付け構成も可能で
あり、現在既知であるかまたは将来開発されうる他の形
式のロックアセンブリもまた使用することができる。
【0051】データカートリッジ交換装置10は、以下
のように、システムオペレータがデータストレージシス
テム12内に収納される種々のデータカートリッジ14
にアクセスすることができるように動作する。例えば、
データストレージシステム12に複数のデータカートリ
ッジ14がそなえられている状況を考える。通常運転
中、ドロワー16は図2に示す完全な格納すなわち閉位
置にあり続け、それによりデータストレージシステム1
2内部のカートリッジ搬送システム22(図2および図
4)が内部に収納されるデータカートリッジ14のすべ
てにアクセスすることができる。システムオペレータ
は、例えばデータカートリッジ14のうちの1つまたは
複数を取り外しそれまたはそれらを代替データカートリ
ッジと置換える等、データカートリッジ14の1つまた
は複数にアクセスする必要が生じた場合、ホストコンピ
ュータシステムあるいはデータストレージシステムの制
御パネル36(図1)に、ドロワー16が開かれるため
の命令を入力する。それに応じて、データストレージシ
ステム12内に含まれる制御システムは、アクチュエー
タシステム60を作動させる。アクチュエータシステム
60は、カートリッジアクセス装置28を、ドロワー1
6に隣接して配置されるまで下部案内部材52と上部案
内部材とに沿って移動させる。そして、カートリッジア
クセス装置28は、ドロワー16を、本明細書において
上述した方法の1つで係合する。例えば、1つの実施形
態では、カートリッジアクセス装置28のフィンガアセ
ンブリ78は、ドロワー16に収納されるデータカート
リッジ14に設けられる切欠き80に係合させられる。
図8を参照のこと。次に、カートリッジアクセス装置2
8は、ドロワー16がシステムオペレータの指示に従っ
て開かれる(すなわち、矢印18に示す方向に移動す
る)まで、カートリッジ位置決めシステム30によって
矢印41に示す方向に移動する。図2を参照のこと。明
らかに、ドロワー16がドロワーロックアセンブリによ
り適所に固定された場合、ドロワーロックアセンブリに
関連するロック制御システムは、まずドロワー16をア
ンロックするように命令されなければならず、それをド
ロワー16が移動する前に行わなければならない。
【0052】ドロワー16が開く、すなわち伸長する
と、システムオペレータは、交換するか取り外すかまた
は置換えるために、露出したデータカートリッジ14に
アクセスする。ドロワー16が伸長位置にある間、デー
タストレージシステム12は作動状態を維持する。すな
わち、カートリッジ搬送システム22が、データストレ
ージシステム12に残っておりカートリッジアクセス装
置28によってアクセス可能なデータ格納カートリッジ
14に、アクセスし続けることが可能であるように、カ
ートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放さ
れる。必ずしも必要でないが、好ましくは、ドロワー1
6は、カートリッジアクセス装置28がドロワー16か
ら解放される前にドロワーロックアセンブリによってロ
ックされる。
【0053】システムオペレータは、露出したデータカ
ートリッジ14へのアクセスを終了すると、ホストコン
ピュータシステムまたは制御パネル36に、ドロワー1
6が閉じられるための指示を入力する。あるいは、デー
タカートリッジ交換装置10は、所定時間が経過した後
にドロワー16を閉じてもよい。いずれの場合も、カー
トリッジアクセス装置28がドロワー16から解放され
たとすると、制御システムは、カートリッジアクセス装
置28をドロワー16に隣接して配置するカートリッジ
位置決めシステム30を作動させる。そして、フィンガ
アセンブリ78が、ドロワー16内に収納されるデータ
カートリッジ14の切欠き80に係合させられる。次
に、カートリッジ位置決めシステム30がカートリッジ
アクセス装置28を矢印43で示す方向に移動させるこ
とにより、ドロワー16が、それに沿って矢印19に示
す方向に閉じるまで移動する。ドロワー16が閉じてい
る間にフィンガアセンブリ78が切欠き80から解放さ
れる場合、フィンガアセンブリ78は、カートリッジ搬
送システム22がドロワー16を閉じ続けることができ
るように、フィンガアセンブリ78が解放された切欠き
80を有するデータカートリッジ14に隣接して配置さ
れたデータカートリッジ14を押すか、またはそれに力
を加える。
【0054】ドロワー16が完全に閉じた後、システム
オペレータまたはデータストレージシステム12は、ド
ロワーロックアセンブリに関連するロック制御システム
に対し、ドロワー16を格納すなわち閉位置にロックす
るよう命令する。その後、カートリッジアクセス装置2
8は、ドロワー16から解放され、データストレージシ
ステム12は、データストレージシステム内に格納され
ているデータカートリッジ14を「再インベントリ」す
る。本実施例では、データストレージシステム12は、
システムオペレータに露出されたデータカートリッジ1
4のみ再インベントリすればよく、それは、システムオ
ペレータの命令に応じて、ドロワー16内に収納される
データカートリッジ14のすべてより実質的に少なくて
よい。
【0055】データカートリッジ交換装置10は、ドロ
ワー16によって支持される種々のデータカートリッジ
14が1つまたは複数のカートリッジマガジン20内に
収納されるように構成される場合、カートリッジマガジ
ン20全体が取り外され、置換えられることを可能にす
る。例えば、本明細書で示し説明した実施形態では、ド
ロワー16は、2つのカートリッジマガジン20を収容
するように構成され、それらの各々は、5つのデータカ
ートリッジ14を収容するように構成される。そして、
この実施例では、カートリッジマガジン20全体がシス
テムオペレータによって取り外され、それによりカート
リッジマガジン20内に収納される複数のデータカート
リッジ14の交換、取外しまたは置換が容易になる。シ
ステムオペレータがカートリッジマガジン20を運びや
すくするために、カートリッジマガジン20各々にハン
ドル116(図1および図2)が設けられてもよい。
【0056】なお、データストレージシステム12内に
収納されるデータカートリッジ14のいずれもが、デー
タカートリッジ交換装置10を介してアクセスされる点
に留意されるべきである。例えば、ドロワー16に対向
して位置する「固定」カートリッジ格納アレイ32(図
2)に配置されるマガジン20に格納されるデータカー
トリッジ14は、カートリッジ搬送システム22に対し
選択されたデータカートリッジ14を「固定」カートリ
ッジ格納アレイ32(すなわち、ドロワー16に収納さ
れていないカートリッジマガジン20)から「可動」カ
ートリッジ格納アレイ34(すなわち、ドロワー16に
収納されているカートリッジマガジン20)に移動させ
るように命令することによって、アクセスされる。選択
されたデータカートリッジ14が固定カートリッジ格納
アレイ32から可動カートリッジ格納アレイ34まで移
送された後、カートリッジ搬送システム22は、ドロワ
ー16を開き、システムオペレータが最近移動されたデ
ータカートリッジ14にアクセスできるようにする。あ
るいは、データストレージシステム12に、図3に示す
ような第2のドロワー16’が設けられる場合、システ
ムオペレータは、第1のドロワー16に対して既に述べ
たような方法で第2のドロワー16’に収納されるデー
タカートリッジにアクセスする。
【0057】本明細書で述べた発明の概念は、他の方法
で種々に具体化されてよい、ということが考えられ、併
記の特許請求の範囲は、従来技術によって限定されるこ
とを除いて本発明の代替的な実施形態を含むように解釈
されることが意図されている。
【0058】なお、この発明は例として次の実施態様を
含む。
【0059】[1] データストレージシステム(12)用
データカートリッジ交換装置(10)において、少なく
とも1つのデータカートリッジ(14)を収容するよう
にサイズが決められたドロワー(16)を備え、前記ド
ロワー(16)が、前記データストレージシステム(1
2)のカートリッジ搬送システム(22)に動作的に関
連付けられることにより、前記カートリッジ搬送システ
ム(22)によって格納位置と伸長位置との間で移動す
ることができるもの。
【0060】[2] 上記[1]に記載のデータカートリッジ
交換装置(10)において、前記ドロワー(16)は、
前記カートリッジ搬送システム(22)のカートリッジ
アクセス装置(28)に係合するように構成され、前記
カートリッジアクセス装置(28)と前記ドロワー(1
6)とは、前記ドロワー(16)が前記カートリッジ搬
送システム(22)によって前記格納位置と伸長位置と
の間で移動している時に係合されるもの。
【0061】[3] 上記[2]に記載のデータカートリッジ
交換装置において、前記カートリッジ搬送システム(2
2)が、前記データストレージシステム(12)内に取
付けられ、前記ドロワー(16)に隣接して配置される
連続部分(58)を備えた案内部材(52)、前記カー
トリッジアクセス装置(28)は前記案内部材(52)
と係合するようにサイズが決められている、と、前記カ
ートリッジアクセス装置(28)を前記案内部材(5
2)に沿って移動させるように前記カートリッジアクセ
ス装置(28)と動作的に関連付けられたアクチュエー
タシステム(60)とを更に備えたことを特徴とするも
の。
【0062】[4] 上記[3]に記載のデータカートリッジ
交換装置において、前記案内部材(52)が溝を備え、
前記カートリッジアクセス装置(28)が前記溝と係合
する軸受部材(63、65、67、69)を備えたも
の。
【0063】[5] 上記[3]または[4]に記載のデータカー
トリッジ交換装置(10)において、前記アクチュエー
タシステム(60)が、前記案内部材(52)に隣接し
て配置され、前記案内部材(52)の前記連続部分(5
8)に沿って延在する連続部材を備えるギアラック(6
2)と、 前記カートリッジアクセス装置(28)に回
転するように取付けられ、前記ギアラック(62)と係
合するピニオンギア(64、66)と、前記ピニオンギ
ア(64、66)と動作的に関連付けられ、前記カート
リッジアクセス装置(28)が前記案内部材(52)に
沿って移動するように前記ピニオンギア(64、66)
を回転させるモータ(68)とを備えたもの。
【0064】[6] 上記[2]、[3]、[4]または[5]のいずれ
かに記載のデータカートリッジ交換装置において、前記
カートリッジアクセス装置(28)が、前記ドロワー
(16)と係合するように構成されたフィンガアセンブ
リ(78)を備え、前記フィンガアセンブリ(78)と
前記ドロワー(16)とが、前記ドロワー(16)が前
記カートリッジ搬送システム(22)により前記格納位
置と伸長位置との間で移動している時に係合されるも
の。
【0065】[7] 上記[6]に記載のデータカートリッジ
交換装置において、前記少なくとも1つのデータカート
リッジ(14)には前記フィンガアセンブリ(78)を
受入れるように構成された切欠き(80)が画成され、
前記フィンガアセンブリ(78)と前記切欠き(80)
とは、前記少なくとも1つのデータカートリッジ(1
4)が前記ドロワー(16)内に配置されている時と、
前記ドロワー(16)が前記カートリッジ搬送システム
(22)により前記格納位置と伸長位置との間で移動し
ている時と、に係合されるもの。
【0066】[8] 上記[2]、[3]、[4]、[5]、[6]または
[7]のいずれかに記載のデータカートリッジ交換装置
(10)において、前記ドロワー(16)と前記カート
リッジアクセス装置(28)とに動作的に関連付けられ
たロックアセンブリ(100)を更に備え、前記ロック
アセンブリ(100)が、前記カートリッジアクセス装
置(28)と前記ドロワー(16)とを係合するために
用いられ、前記ロックアセンブリ(100)が、前記ド
ロワー(16)が前記カートリッジ搬送システム(2
2)により前記格納位置と伸長位置との間で移動してい
る時に前記カートリッジアクセス装置(28)と前記ド
ロワー(16)とを係合するもの。
【0067】[9] 上記[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、
[7]または[8]のいずれかに記載のデータカートリッジ交
換装置(10)において、前記ドロワー(16)が、前
記伸長位置と前記格納位置との間の複数の位置のうちの
いずれか1つまで移動することができ、前記カートリッ
ジ搬送システム(22)が前記ドロワー(16)を前記
複数の位置のうちの選択された1つまで移動させるも
の。
【0068】[10] データストレージシステム(12)
において少なくとも1つのデータカートリッジ(14)
を搬入および搬出する方法において、前記データストレ
ージシステム(12)のドロワー(16)とカートリッ
ジアクセス装置(28)とを係合可能になるように構成
し、前記ドロワー(16)は、少なくとも1つのデータ
カートリッジ(14)を収容するようにサイズが決めら
れ、格納位置と伸長位置との間で移動可能である、こと
と、前記ドロワー(16)と前記カートリッジアクセス
装置(28)とを係合することと、前記ドロワー(1
6)が前記格納位置と伸長位置との間で移動するように
前記カートリッジアクセス装置(28)を移動させるこ
とと、を含むもの。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるデータカートリッジ
交換装置を有するデータストレージシステムの斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態によるデータカートリッジ
交換ドロワーに係合されるカートリッジ搬送システムを
示し、図1に示すデータストレージシステムの平面図で
ある。
【図3】2つのデータカートリッジ交換ドロワーを有す
るデータストレージシステムの他の実施形態の斜視図で
ある。
【図4】図2に示すカートリッジ搬送装置の斜視図であ
る。
【図5】図4に示すカートリッジ搬送システムにおいて
使用されるカートリッジアクセス装置の斜視図である。
【図6】サムおよびフィンガアセンブリを示すために側
面部材が取除かれた、図5に示すカートリッジアクセス
装置の斜視図である。
【図7】ドロワー内でデータカートリッジに隣接して配
置される図5に示すカートリッジアクセス装置の立面に
おける簡略化された断面図であり、格納位置におけるサ
ムアセンブリを示す。
【図8】図5に示すカートリッジアクセス装置の立面に
おける他の簡略化された断面図であり、フィンガアセン
ブリが、ドロワー内に収納されるデータカートリッジの
切欠きに係合されている。
【図9】ドロワーと、図1に示すデータストレージシス
テムにドロワーを摺動可能に取付けるために使用される
ドロワー取付けシステムと、の組立分解斜視図である。
【図10】ドロワーと図5に示すカートリッジアクセス
装置とを係合するために使用されるロックアセンブリの
立面における側面図である。
【符号の説明】
10…データカートリッジ交換装置 12…データストレージシステム 14…データカートリッジ 16…ドロワー(引出し) 22…カートリッジ搬送システム 28…カートリッジアクセス装置 52…下部案内部材 58…連続部材の一部 60…アクチュエータシステム 62…下部ギアラック 63、65…下部軸受部材 64…下部ピニオンギア 66…上部ピニオンギア 67、69…上部軸受部材 68…ピニオン駆動アセンブリ 78…フィンガアセンブリ 80…切欠き 100…ロックアセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジェイ シャロナー アメリカ合衆国 コロラド 80526 フル ストリート フォート コリンズ 1813 (72)発明者 リチャード リン ガードナー ジュニア アメリカ合衆国 コロラド 80634 41番 アヴェニュー グリーレイ 2204 Fターム(参考) 5D057 AA20 AA26 AA27 BA01 BB12 BB17 BC03 BE05 BF02 BF03 CB09 EB09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのデータカートリッジを収
    容するようにサイズが決められたドロワーを備え、 前記ドロワーが、前記データストレージシステムのカー
    トリッジ搬送システムに動作的に関連付けられることに
    より、前記カートリッジ搬送システムによって格納位置
    と伸長位置との間で移動することができる、ことを特徴
    とするデータストレージシステム用データカートリッジ
    交換装置。
JP2002041397A 2001-03-05 2002-02-19 自動データカートリッジ搬入/搬出ドロワー及びその搬入/搬出方法 Expired - Fee Related JP4035344B2 (ja)

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