JP4035344B2 - 自動データカートリッジ搬入/搬出ドロワー及びその搬入/搬出方法 - Google Patents
自動データカートリッジ搬入/搬出ドロワー及びその搬入/搬出方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、概してデータストレージシステムに関し、特に、自動データカートリッジ交換ドロワー(引出し)を有するデータストレージシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
多くの異なるタイプのデータストレージシステムがあり、既知の位置にデータカートリッジを格納し、それらデータカートリッジを格納位置から検索することにより、それらデータカートリッジにデータを書込むかまたはそこからデータを読出すことができるように使用されている。かかるデータストレージシステムは、しばしば、特に多数のデータカートリッジ収容できる場合、「ジュークボックス」データストレージシステムと呼ばれる。
【0003】
一般的なデータストレージシステムは、種々のデータカートリッジを保持する1つまたは複数の異なるタイプのカートリッジ収容装置を有している。例えば、1つのタイプのカートリッジ収容装置は、カートリッジ格納ラックまたは「マガジン」を備える。カートリッジ格納ラックまたはマガジンは、通常、データカートリッジの格納場所としての役割を果たすカートリッジ格納スロットを有する。データストレージシステムの種々のカートリッジ格納ラックまたはマガジンは、通常、1つまたは複数の垂直スタックを形成するように配置されるが、他の構成も可能である。他のタイプのカートリッジ収容装置は、カートリッジ読出し/書込み装置を有する。カートリッジ読出し/書込み装置は、カートリッジマガジンに隣接して配置されるが、都合に応じて他の場所に配置するようにしてもよい。
【0004】
また、データストレージシステムには、種々のカートリッジ収容装置間、例えばカートリッジ格納ラックとカートリッジ読出し/書込み装置との間でデータカートリッジを搬送する、カートリッジ搬送システムが設けられている。一般的なカートリッジ搬送システムは、カートリッジ収容装置に収容される種々のデータカートリッジにアクセスするカートリッジアクセス装置と、データストレージシステムに収容されている種々のカートリッジ収容装置間でカートリッジアクセス装置を移動させる位置決めシステムと、を有する。
【0005】
上述したタイプのデータストレージシステムは、通常、データカートリッジのデータにアクセスしまたはそこにデータを格納することができるホストコンピュータシステム(図示せず)に接続される。例えば、特定のデータカートリッジに格納されている所定のデータが要求されると、ホストコンピュータシステムは、そのデータストレージシステムに関連する制御システムに対し命令を発行する。それら命令に応じて、制御システムは、カートリッジアクセス装置がその所望のデータカートリッジに隣接して配置されるまで、カートリッジ格納ラックまたはマガジンに沿ってカートリッジアクセス装置を移動させる、位置決め装置を作動させる。そして、カートリッジアクセス装置は、所望のカートリッジをカートリッジ格納ラックから取り出し、それをカートリッジ読出し/書込み装置まで運ぶ。カートリッジアクセス装置は、カートリッジ読出し/書込み装置に隣接して適当に配置されると、その選択されたデータカートリッジをカートリッジ読出し/書込み装置に挿入し、ホストコンピュータがその後その選択されたデータカートリッジからデータを読出しまたはそこにデータを書込むことができるようにする。読出し/書込み動作が完了すると、カートリッジアクセス装置は、データカートリッジをカートリッジ読出し/書込み装置から取り出し、カートリッジ格納ラックの適切な場所に戻す。
【0006】
システムオペレータが、かかるデータストレージシステム内に収納されているデータカートリッジのうちの1つまたは複数に定期的にアクセスすることが、しばしば必要となる、あるいは望ましくなる場合がある。例えば、データカートリッジのいくつかが他の場所でアーカイブされるべきデータで一杯になると、システムオペレータは、それらを時々取除く必要がある場合がある。そして、システムオペレータは、一杯になったデータカートリッジを空のデータカートリッジと置換える。他の状況では、システムオペレータは、データカートリッジの1つまたは複数を取り出し、それまたはそれらを異なるデータを収納している別のデータカートリッジと置換えたい場合がある。
【0007】
上述した要求に応えるため、多くのデータストレージシステムには、システムオペレータがデータシステム内に格納されるデータカートリッジにアクセスすることができるようにするアクセスパネルが設けられる。かかる構成によりシステムオペレータがデータカートリッジにアクセスすることができるが、通常、それを実際に実現することは困難であり厄介である。例えば、データカートリッジにアクセスするためにアクセスパネルを取除く必要があるため、システムオペレータの手がデータストレージシステム内にある間にカートリッジアクセス装置が移動した場合に、システムオペレータが怪我するのを防止するために、データストレージシステムを一時的にシャットダウンするかまたは停止させなければならない。他の問題点は、システムオペレータが置換えられる特定のデータカートリッジの位置を突止めることがしばしば困難であるということである。更に他の不都合は、アクセスパネルが置換えられると、データストレージシステムはそこに収納されるデータカートリッジのすべてに対し再インベントリを行う必要がある、ということである。かかる再インベントリのプロセスは、特にカートリッジが1つだけ置換えられた場合に時間を浪費し妥当ではない。それにも関わらず、データストレージシステムは、データストレージシステムが稼動状態に戻る前にデータストレージシステム内でデータカートリッジのすべての再インベントリを行わなければならない。
【0008】
上述した問題のいくつかをある程度まで解決するため、システムオペレータがデータストレージシステムに格納されているデータカートリッジにアクセスすることができるように、システムオペレータが手で引いて開けることができる伸長可能ドロワーを備えたデータストレージシステムが開発された。かかる伸長可能ドロワーは、システムオペレータが別個のアクセスパネルを取除く必要無く1つまたは複数のデータカートリッジにアクセスすることことができる点で有用である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
不都合なことに、ドロワータイプのデータカートリッジ交換システムには欠点がある。例えば、ドロワーが手で操作される(すなわち、システムオペレータにより手で開閉される)場合、ドロワーが開かれる時データストレージシステムを動作させないために、ある種の安全保護装置が設けられなければならない。ドロワーに個別のアクチュエータシステムを設けることもでき、これによってドロワーを自動的に開閉させることができるが、かかる自動アクチュエータシステムによって、データストレージシステムに対し付加的な構成要素が追加され、システムが複雑化する。更に、かかる自動アクチュエータシステム単独の故障により、データストレージシステムの他の部分が完全に動作している可能性があるにも関わらず、データカートリッジがアクセスされなくなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、データストレージシステムで使用されるデータカートリッジ交換装置は、少なくとも1つのデータカートリッジを収容するようにサイズが決められたドロワーを備える。ドロワーは、データストレージシステムのカートリッジ搬送システムに動作的に関連付けられ、そのカートリッジ搬送システムによって格納位置と伸長位置との間で移動することができる。
【0011】
また、本発明によれば、データストレージシステムにおいて少なくとも1つのデータカートリッジを搬入あるいは搬出する方法において、データストレージシステムのドロワーとカートリッジアクセス装置とを係合可能になるように構成し、ドロワーが、少なくとも1つのデータカートリッジを収容するようにサイズが決められ、格納位置と伸長位置との間で移動可能であるステップと、ドロワーとカートリッジアクセス装置とを係合するステップと、ドロワーが格納位置と伸長位置との間で移動するようにカートリッジアクセス装置を移動させるステップと、を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の1つの好ましい実施形態によるデータカートリッジ交換装置10を図1に示し、本明細書では、データストレージシステム12に関連して使用することができるものとして説明する。データカートリッジ交換装置10により、データストレージシステム12に格納される少なくとも1つのデータカートリッジ14が、データストレージシステム12の運転中にシステムオペレータ(図示せず)によってアクセスされることが可能になる。例えば、システムオペレータは、データカートリッジ交換装置10を使用して、所定のデータカートリッジ14を引出し、それを代替データカートリッジ(図示せず)と置換えることができる。それにより、データカートリッジ交換装置10は、システムオペレータに対し、選択されたデータカートリッジをデータストレージシステム12に保管しかつそこから選択されたデータカートリッジを回収する便利な方法を提供する。
【0013】
まず、図1および図2を参照すると、1つの好ましい実施形態で利用されるデータカートリッジ交換装置10は、ドロワー取付けシステム17(図9)によりデータストレージシステム12に摺動可能に取付けられたドロワー(引出し)16を備え、ドロワー16は、格納すなわち閉位置(図2に示す)と伸長すなわち開位置(図1に示す)との間で、すなわち概して矢印18および19によって示す方向に移動することができるように取付けられている。ドロワー16は、1つまたは複数のデータカートリッジ14を収容するように構成され、1つの好ましい実施形態では、データカートリッジ14は1つまたは複数のカートリッジマガジン20に収納される。すなわち、ドロワー16は、1つまたは複数のカートリッジマガジン20を収容するように構成され、各カートリッジマガジン20は、1つまたは複数のデータカートリッジ14を収容するように構成されている。あるいは、後で詳細に説明するように、ドロワー16は、別個のカートリッジマガジン20を必要とすることなく1つまたは複数のデータカートリッジ14を直接受入れるように構成されてもよい。
【0014】
ドロワー16を格納位置と伸長位置との間で移動させるために、データカートリッジ交換装置10は、データストレージシステム12のカートリッジ搬送システム22(図2および図4)に動作可能に関連付けられる。カートリッジ搬送システム22は、種々のカートリッジ収容装置24間、例えばデータストレージシステム12のカートリッジマガジン20とカートリッジ読出し/書込み装置26との間で、データカートリッジ14を搬送するために使用される。しかしながら、本発明によれば、カートリッジ搬送システム22は、ドロワー16を格納位置と伸長位置との間で移動させるために使用される。すなわち、ドロワー16は、カートリッジアクセス装置28がそれぞれ矢印41および43で示される方向に移動するときに、矢印18および19で示される方向に移動するように、カートリッジ搬送システム22のカートリッジアクセス装置28と係合される。図2を参照のこと。例えば、1つの実施形態では、カートリッジアクセス装置28のフィンガアセンブリ78は、ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14に設けられている切欠き80と係合する。図8を参照のこと。
【0015】
ドロワー16は複数のデータカートリッジ14を収納するので、データカートリッジ交換装置10は、ドロワー16を伸長位置と格納位置との間の複数の中間位置のいずれにも選択的に移動させるよう動作可能である、ということが必ずしも必要ではないが通常好ましい。これにより、データカートリッジ交換装置10は、システムオペレータに対し、データカートリッジ14の必ずしもすべてではないがいくつかおよび/またはドロワー16内に設けられる提供されるデータカートリッジ位置または格納場所を露出させることができる。また、システムオペレータが、自身がアクセスすることができるようになるデータカートリッジ14の数または特定のデータカートリッジ14を選択することができることも好ましい。すなわち、システムオペレータの選択に応じて、データカートリッジ交換装置10は、選択された数のデータカートリッジ14が露出するように、ドロワー16を十分な距離だけ移動、すなわち伸長させる。データカートリッジ交換装置10にこれらの特徴を与えることにより、所望のデータカートリッジの位置を突止めるというシステムオペレータのタスクが大幅に簡略化される。更に、システムオペレータが、露出したドロワー16内のデータカートリッジ14のすべてより少ない数を選択する場合、データストレージシステム12は、露出したデータカートリッジ14のみの再インベントリを行えばよく、ドロワー16内に収納されているデータカートリッジ14のすべての再インベントリを行う必要はない。
【0016】
データカートリッジ交換装置10は、下記の通り、システムオペレータがデータストレージシステム12内に収納されている種々のデータカートリッジ14にアクセスすることができるように、動作する。例えば、データストレージシステム12に複数のデータカートリッジ14が備えられている状況を考える。通常運転中、ドロワー16は、図2に示す完全格納すなわち閉位置の状態を維持し、それにより、データストレージシステム12内部のカートリッジ搬送システム22(図2および図4)はそこに収納されるデータカートリッジ14のすべてにアクセスすることができる。システムオペレータが、例えばデータカートリッジ14の1つまたは複数を取り外し、それまたはそれらを代替データカートリッジと置換える等、1つまたは複数のデータカートリッジ14にアクセスする必要が生じた場合、システムオペレータは、ドロワー16が開かれるように指示を入力する。指示は、データストレージシステム12が接続されるホストコンピュータシステム(図示せず)かまたはデータストレージシステム12の制御パネル36(図1)に入力される。指示に応じて、データストレージシステム12に収納されている制御システム(図示せず)は、カートリッジアクセス装置28をドロワー16に隣接して配置する(例えば、位置40)カートリッジ搬送システム22のカートリッジ位置決めシステム30を作動させる。図2および図7を参照のこと。そして、カートリッジアクセス装置28のフィンガアセンブリ78は、ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14の切欠き80に係合される。図8を参照のこと。次に、カートリッジアクセス装置28は、ドロワー16がシステムオペレータの指示に従って開かれる(すなわち、矢印18に示す方向に移動する)まで、カートリッジ位置決めシステム30により矢印41(図2)に示す方向に移動される。
【0017】
ドロワー16が開かれる、すなわち伸長されると、システムオペレータは、交換、取り外し、あるいは置換えのために露出したデータカートリッジ14にアクセスすることができる。ドロワー16が伸長位置にある間、データストレージシステム12は作動可能状態を維持することができる。すなわち、カートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放されることにより、カートリッジ搬送システム22は、データストレージシステム12内に残っておりカートリッジアクセス装置28にアクセス可能なデータ格納カートリッジ14にアクセスし続けることができる。
【0018】
システムオペレータは、露出したデータカートリッジ14へのアクセスを終了すると、ホストコンピュータシステムまたは制御パネル36に、ドロワー16を閉じるように命令を入力する。あるいは、データカートリッジ交換装置10は、所定時間が経過した後にドロワー16を閉じてよい。いずれの場合も、カートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放されたとすると、制御システムは、カートリッジアクセス装置28をドロワー16に隣接して配置するカートリッジ位置決めシステム30を作動させる。そして、フィンガアセンブリ78が、ドロワー16内に収納されているデータカートリッジ14の切欠き80に係合する。次に、カートリッジ位置決めシステム30は、カートリッジアクセス装置28を矢印43で示す方向に移動させることにより、ドロワー16が、閉じられるまで矢印19に示す方向にそれと共に移動するようにする。後で詳細に説明するように、ドロワー16が閉じている間にフィンガアセンブリ78が切欠き80から解放されるとすると、フィンガアセンブリ78は、フィンガアセンブリ78が解放された切欠き80を有するデータカートリッジ14に隣接して配置されたデータカートリッジ14を、押すかまたはそれに対し力を加え、それによりカートリッジ搬送システム22がドロワー16を閉じ続けることができる。
【0019】
ドロワー16が完全に閉じられた後、カートリッジアクセス装置28はドロワー16から解放される。そして、データストレージシステム12は、データストレージシステム内に格納されるデータカートリッジ14の「再インベントリ」を行う。本実施形態では、データストレージシステム12は、システムオペレータに露出したデータカートリッジ14のみの再インベントリを行うだけでよく、それは、システムオペレータの指示にもよるが、ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14のすべてより実質的に少なくなる。
【0020】
なお、データストレージシステム12内に収納されるデータカートリッジ14のいずれもが、データカートリッジ交換装置10を介してアクセスできる点に留意されるべきである。例えば、ドロワー16に対向して配置される「固定」カートリッジ格納アレイ32(図2)に配置されるマガジン20に格納されるデータカートリッジ14もまた、カートリッジ搬送システム22に対し、選択されたデータカートリッジ14を「固定」カートリッジ格納アレイ32(すなわち、ドロワー16に収納されていないカートリッジマガジン20)から「可動」カートリッジ格納アレイ34(すなわち、ドロワー16に収納されるカートリッジマガジン20)に移動させるように命令することにより、アクセスすることができる。選択されたデータカートリッジ14が固定カートリッジ格納アレイ32から可動カートリッジ格納アレイ34に移動された後、カートリッジ搬送システム22はドロワー16を開き、システムオペレータが最近移動されたデータカートリッジ14にアクセスできるようにする。
【0021】
本発明の重大な利点は、別個のアクチュエータシステムを必要とすることなくドロワー16の自動運転(すなわち、自動開閉)を実現することができるということである。また、本発明は、データストレージシステム12上のパネルを取り外す必要なく、かつシステムオペレータがまずドロワーをアンロックし次いでドロワーを手で開閉する必要なく、データストレージシステム12内に収納されるデータカートリッジ14のうちの1つまたは複数へのアクセスする容易かつ便利な方法をもシステムオペレータに提供する。実際、システムオペレータは、適当な命令をホストコンピュータかまたはデータストレージシステム12の制御パネル36に入力するだけで、データストレージシステム12内のデータカートリッジ14にアクセスすることができる。
【0022】
本発明の他の重大な利点は、システムオペレータが、露出させる特定のデータカートリッジまたはデータカートリッジの数を選択することができるということである。すなわち、本発明は、露出するドロワー16内のデータカートリッジ14の数を制御する手段を提供する。
【0023】
本発明の更に他の重大な利点は、データストレージシステム12の運転を停止させることなく、システムオペレータが1つまたは複数のデータカートリッジ14にアクセスすることができるということである。また、データストレージシステム12は、システムオペレータがドロワー16にアクセスした後にデータストレージシステム12内に格納されているデータカートリッジ14のすべてを「再インベントリ」する必要がない。データストレージシステム12は、システムオペレータに露出したデータカートリッジ14のみ再インベントリすればよく、それは、ドロワー16内にあったデータカートリッジ14の数より実質的に少なくなる。
【0024】
本発明の更に他の重大な利点は、システムオペレータがドロワーを手で開閉する必要を無くすことにより、システムオペレータがドロワーを手で開閉する時に過度な力を加えることによりデータストレージシステム12が損傷する可能性が低減されるということである。
【0025】
データカートリッジ交換装置10とそのより重大な特徴および利点のいくつかとを簡単に説明したが、ここで、本発明によるデータカートリッジ交換装置の種々の実施形態を詳細に説明する。しかしながら、説明を続ける前に、本発明によるデータカートリッジ交換装置10が、現在既知のまたは将来開発される可能性のある、内部に1つまたは複数のデータカートリッジを格納しそれにアクセスするデータストレージシステムにおいて広く利用することができる点に留意されるべきである。従って、本発明は、本明細書で示し説明される特定のデータストレージシステム12に限定されるものと見なされるべきではない。また、本明細書では、データカートリッジ交換装置10を、標準のサイズおよび構成を有する磁気データカートリッジ14(例えば、デジタルリニアテープすなわち「DLT」カートリッジ)を格納し取り出すために使用することができるように示し説明しているが、いかなる特定のタイプまたは形式のデータカートリッジにも限定されないという点にも留意されるべきである。実際に、本発明によるデータカートリッジ交換装置10は、現在既知のまたは将来開発される可能性のあるあらゆるタイプのデータ記憶媒体を含むいかなるタイプのデータ格納装置とも使用することができる。従って、本発明は、本明細書で示し説明する特定のタイプおよび形式のデータカートリッジ14と共に使用することに限定されるよう見なされるべきではない。
【0026】
上述したことを考慮して、図1に、データカートリッジ交換装置10の1つの実施形態を、1つまたは複数のデータカートリッジ14に大量のデータを格納しおよびそこに収納される大量のデータにアクセスするために使用されるタイプのデータストレージシステム12において使用され得るように示す。上述したように、データストレージシステム12は、本技術分野で現在既知であるかまたは将来開発される可能性のある、1つまたは複数のデータカートリッジ14を格納しそれらにアクセスするデータストレージシステムのいずれであってもよい。例として、データストレージシステム12は、Schmidtkeの「MULTI-PLANE TRANSLATING CARTRIDGE HANDLING SYSTEM」と題された米国特許第6,025,972号において示し説明されているタイプのデータストレージシステムであってよい。データストレージシステムは本技術分野において既知であるが、データカートリッジ交換装置10が使用される1つの環境がより完全に理解されるために、データストレージシステム12を簡単に説明する。
【0027】
ここでまず図2を参照すると、データストレージシステム12は、データストレージシステム12の種々のコンポーネントを保持するように構成されたメインハウジングすなわちシャシ38を備える。ハウジング38は、1つまたは複数のカートリッジ収容装置24と、カートリッジアクセス装置28およびカートリッジ位置決めシステム30を含むカートリッジ搬送システム22と、を収容するように構成された略矩形構造を備える。また、ハウジング38は、本技術分野において既知でありデータストレージシステム12の運転に要求されうる他のコンポーネントまたは装置(例えば、制御システム、電源等)をも収容するように構成されてよい。また、ハウジング38には、システムオペレータがカートリッジマガジン20にアクセスすることができるように、カートリッジマガジンアクセス端42が設けられる。より具体的には、カートリッジマガジンアクセス端42によりドロワー16を開くことができ、それによって、ドロワー16内に配置されるカートリッジマガジン20がハウジング38の外側に出てシステムオペレータに露出する。
【0028】
ここで、データストレージシステム12には必要に応じていかなる数のドロワー16が設けられてもよい点に留意されなければならない。例えば、本明細書において示し説明する実施形態では、データストレージシステム12には、1つのドロワー16が設けられている。あるいは、データストレージシステム12には、図3において最もよく分かるように、第2のドロワー16’が設けられてもよい。データストレージシステム12に第2のドロワー16’が設けられる場合、システムオペレータは、第1のドロワー16について既に説明したような方法で、第2のドロワー16’に収納されるデータカートリッジにアクセスすることができる。しかしながら、各ドロワーアセンブリ(例えば、16、16’)は本質的に同一であるので、特定のデータストレージシステム12に提供されるドロワーの数を知ることは、本発明を理解し実施するに当たっては必ずしも必要な事項ではない。従って、本説明の残りの部分は、1つのドロワー16のみを有するデータストレージシステム12についてのものである。
【0029】
ここで説明を続けると、データストレージシステム12のカートリッジ搬送システム22は、1つまたは複数のカートリッジマガジン20等のカートリッジ収容装置24のうちの1つまたは複数と、1つまたは複数のカートリッジ読出し/書込み装置26との間でデータカートリッジ14を移動させるために用いられる。図2において最もよく分かるように、種々のカートリッジ収容装置24が、略U字型となるように(他の構成も可能であるが)データストレージシステム12内の様々な位置に配置される。カートリッジ搬送システム22は、一対の対向する側部44および46と端部48とを有する略矩形の構造を備える。カートリッジ搬送システム22の第1の側部44に隣接して、「固定」カートリッジ格納アレイ32が配置される。固定カートリッジ格納アレイ32は、1つまたは複数のデータカートリッジ14を収容するために適した装置で構成される。例として、1つの好ましい実施形態では、固定カートリッジ格納アレイ32は、各々が複数のデータカートリッジ14を保持するように構成された一対のカートリッジマガジン20を備える。別の実施形態では、図3において最もよく分かるように、固定カートリッジアレイ32が別個のカートリッジ交換ドロワー16’に置換えられる。上に説明したように、かかる別の構成により、第1の側部44に隣接して配置されるデータカートリッジ14が、対向する側部46に隣接するドロワー16に収納されるものと本質的に同じ方法でアクセスされることが可能になる。
【0030】
データカートリッジ交換装置10を備えるドロワー16は、カートリッジ搬送システム22の第2の側部46に隣接して取付けられる。ドロワー16は、少なくとも1つのデータカートリッジ14を収容するように構成される。例として、1つの好ましい実施形態では、ドロワー16は、各々が複数のデータカートリッジ14を保持するように構成される一対のカートリッジマガジン20を収容するように構成される。ドロワー16とそこに格納されるデータカートリッジ14とは共に、「可動」カートリッジ格納アレイ34を構成する。図2において最もよく分かるように、カートリッジ搬送システム22の端部48に隣接して、一対のカートリッジ読出し/書込み装置26が配置される。
【0031】
カートリッジ搬送システム22は、カートリッジアクセス装置28が種々のカートリッジ収容装置24に収納されるデータカートリッジ14にアクセスすることができるように、略U字型の経路56に沿ってカートリッジアクセス装置28を案内する、U字型の案内部材すなわち溝52を有する下部プレート50と、U字型の案内部材すなわち溝(図示せず)を有する上部プレート54と、を備える。
【0032】
図5において最もよく示されるように、カートリッジアクセス装置28は、種々のカートリッジ収容装置24(例えば、カートリッジマガジン20およびカートリッジ読出し/書込み装置26)に収納されるデータカートリッジ14にアクセスすることができるように、それらカートリッジ収容装置24に沿って種々の位置(例えば、40、40’、40’’)に移動させる、カートリッジ位置決めシステム30の一部を備える。より具体的には、カートリッジアクセス装置28は、カートリッジ搬送システム22の下部プレート50に設けられる下部U字型案内部材すなわち溝52(図2)とカートリッジ搬送システム22の上部プレート54(図4)に設けられる上部U字型案内部材すなわち溝とに係合する。下部案内部材52と上部案内部材とは各々、カートリッジアクセス装置28が略U字型の経路56に従って種々のカートリッジ収容装置24に沿って移動することができるように、種々のカートリッジ収容装置24に隣接する実質的に連続した部材を形成する。図2において最もよく分かるように、下部案内部材52の実質的に連続した部材の一部58と上部案内部材の実質的に連続した部材の一部(図示せず)とは各々、カートリッジアクセス装置28が矢印41および43で示す方向にドロワー16のそばを移動することができるように、ドロワー16に隣接して配置される。
【0033】
ここで図4および図5を参照すると、カートリッジアクセス装置28は、アクチュエータシステム60によって下部案内部材52と上部案内部材に沿って(すなわち、U形状経路56に従って)移動する。1つの好ましい実施形態では、アクチュエータシステム60は、下部プレート50の下部U字型案内部材すなわち溝52に隣接した位置に設けられる実質的に連続した下部ギアラック62を有するラック・ピニオン駆動システムを備える。従って、下部ギアラック62は、実質的に連続したU字型部材を構成する。上部プレート54の上部U字型案内部材に隣接する位置には上部ギアラック(図示せず)が設けられ、それもまた、実質的に連続したU字型部材を構成する。カートリッジアクセス装置28には、下部ピニオンギア64が取付けられ、それはU字型下部ギアラック62に係合する。カートリッジアクセス装置28に取付けられる一対の下部軸受部材63、65は、下部U字型案内部材すなわち溝52によって受入れられるように構成される。また、カートリッジアクセス装置28には、それぞれ上部U字型案内部材と上部U形状ギアラックとに係合する一対の上部軸受部材67、69と上部ピニオンギア66とが設けられる。カートリッジアクセス装置28に取付けられるピニオン駆動アセンブリ68は、下部および上部ピニオンギア64および66を回転させ、それによりカートリッジアクセス装置28を下部案内部材52と上部案内部材とに沿って略U字型の経路56に従って移動させるために使用される。図2を参照のこと。
【0034】
データカートリッジ14を種々のカートリッジ収容装置24にロードしおよびそこから取り出すために、カートリッジアクセス装置28には、カートリッジ係合アセンブリすなわち「ピッカー」70(図6乃至図8)が設けられている。カートリッジアクセス装置28内に収納されるカートリッジ係合アセンブリ70は、カートリッジ収容装置24に収納されるデータカートリッジ14に係合しそのデータカートリッジ14を引抜いてカートリッジアクセス装置28内に入れるように構成される。また、カートリッジ係合アセンブリ70は、データカートリッジ14を、場合によって例えばカートリッジマガジン20かまたはカートリッジ読出し/書込み装置26であるカートリッジ収容装置24にロードすなわち挿入するように構成される。そして、簡単に言えば、カートリッジ係合アセンブリ70は、種々のカートリッジ収容装置24からデータカートリッジ14を取り出しおよびそれらにデータカートリッジ14を挿入するために使用される。カートリッジ係合アセンブリ70を含むカートリッジアクセス装置28は、データストレージシステム12内の所望の位置にデータカートリッジ14を移送するために使用される。
【0035】
カートリッジ係合アセンブリ70は、データカートリッジ14を収容するようにサイズが決められた内部チャンバすなわちキャビティ72(図5)を画成するフレームアセンブリ71を含んでよい。カートリッジプランジ機構すなわち「サム」アセンブリ74(図6)は、サムアセンブリ74がフレームアセンブリ71のカートリッジアクセス端76に向かっておよびそこから離れるように移動することができるように、フレームアセンブリ71に摺動可能に取付けられる。図7および図8を参照のこと。サムアセンブリ74には、データカートリッジ14に設けられ、データカートリッジ14の略半ばで延在する切欠き80または他の同様の特徴に係合するように構成されるフィンガアセンブリ78が設けられる。フィンガアセンブリ78により、サムアセンブリ74がデータカートリッジ14に係合しカートリッジ収容装置24からそのデータカートリッジ14を引出すことができる。後で詳細に説明するように、フィンガアセンブリ78はまた、ドロワー16がカートリッジアクセス装置28と共に移動することができるように、切欠き80に係合するか、またはドロワー16または取付けシステム17に設けられた切欠きまたは他の同様の特徴に係合してよい。
【0036】
データストレージシステム12は、データストレージシステム12に収納される制御システムにコマンドを発行するホストコンピュータシステムに接続される。例えば、1つの動作シーケンスでは、制御システムは、ホストコンピュータシステムからのコマンドに応じて、カートリッジ位置決めシステム30を駆動し、カートリッジアクセス装置28をカートリッジマガジン20に沿って、所望のデータカートリッジ14に隣接して配置されるまで移動させる。図7および図8を参照のこと。そして、カートリッジ係合アセンブリ70は、データカートリッジ14をカートリッジマガジン20から取り外し、カートリッジアクセス装置28内に引入れる。カートリッジアクセス装置28は、データカートリッジ14をカートリッジ読出し/書込み装置26に搬送する。そして、データカートリッジ14は、カートリッジ読出し/書込み装置26に挿入され、その後ホストコンピュータがデータカートリッジ14からデータを読出しまたはデータカートリッジ14にデータを書込むことができるようになる。読出し/書込み動作が完了した後、カートリッジ係合アセンブリ70は、データカートリッジ14をカートリッジ読出し/書込み装置26から取り外し、カートリッジマガジン20の適当な位置に戻されるように再びカートリッジアクセス装置28に引入れる。
【0037】
データカートリッジ交換装置10が使用されるデータストレージシステム12の形式にかかわらず、本発明の1つの好ましい実施形態によるデータカートリッジ交換装置10は、1つまたは複数のデータカートリッジ14を収容するように構成されたドロワー16を備える。図1を参照のこと。本構成は、ドロワー16が、完全に格納すなわち閉じた位置にある時に、データストレージシステム12の「標準」カートリッジ格納アレイの一部を形成する、可動カートリッジ格納アレイ34(図2)を備える、というものである。本明細書で使用されるように、「標準カートリッジ格納アレイ」という語は、固定カートリッジ格納アレイ32と可動カートリッジ格納アレイ34との両方を言う。言い換えれば、ドロワー16は、カートリッジ搬送装置22にアクセス可能なカートリッジ収容装置24を備え、それによって支持されるデータカートリッジ14が、データストレージシステム12の通常のまたは標準の運転コース中にカートリッジ搬送システム22によってアクセスされることが可能である。
【0038】
本発明の1つの好ましい実施形態で利用されるドロワー16は、取付けシステム17に直接取付けられるカートリッジマガジントレイ82によって形成される。マガジントレイ82は、図9において最もよく分かるように2つのカートリッジマガジン20を取外し可能に収容するように構成される。そして、各カートリッジマガジン20は、5つのデータカートリッジ14を収容するように構成されてよいが、それより多いかまたは少ないデータカートリッジ14を収容するように構成されたカートリッジマガジン20もまた使用されてよい。本明細書で示し説明する実施形態では、マガジントレイ82は、床部84と、後部86と、対向する端壁88および90(図3には端壁90が示されている)と、を有する略矩形の部材を備える。また、マガジントレイ82には、実質的に端壁88と90との間に配置された中心仕切部92が設けられてもよい。必ずしも必要ではないが、各端壁88、90には、カートリッジマガジン20を中心仕切部92に対して付勢するばね付勢部材94が設けられてよい。
【0039】
マガジントレイ82は、金属またはプラスチック等、意図された用途に適した材料で作成される。例として、好ましい実施形態では、マガジントレイ82は、繊維強化ポリカーボネートプラスチック材料から一体成形される。また、カートリッジマガジン20は、特定の用途の要件により、種々の材料で作成されてもよい。例として、1つの好ましい実施形態で利用されるカートリッジマガジン20は、繊維強化ポリカーボネートプラスチック材料から成形される。
【0040】
ここで、本明細書で示し説明する実施形態では、必ずしも必要ではないが、ドロワー16を形成するマガジントレイ82によって支持されるカートリッジマガジン20は、固定カートリッジ格納アレイ32(図2)を構成するカートリッジマガジン20と同じである、という点に留意しなければならない。従って、ドロワー16によって収容されるカートリッジマガジン20は、データストレージシステム12の通常または標準運転中にカートリッジ搬送システム22にアクセス可能なカートリッジ収容装置24を備える。しかしながら、他の構成も可能である。例えば、ドロワー16は、1つまたは複数のデータカートリッジ14を直接収容する(すなわち、別個のカートリッジマガジン20を必要としない)ように構成されてもよい。更に他の構成では、ドロワー16は、そのいくつかの領域が個々のデータカートリッジ14を直接収容するように構成され、他の領域がカートリッジマガジン(例えば、カートリッジマガジン20)を収容するようにサイズが決められているといった、ハイブリッド構成を備えていてもよい。従って、本発明は、本明細書で示し説明するカートリッジマガジントレイ82の特定の構成に限定されるものとみなされるべきではない。
【0041】
説明を続けると、ドロワー16には、フロントパネル部材すなわちベゼル96(図1)が設けられる。また、フロントパネル部材96は、マガジントレイ82と同様に、取付けシステム17に直接取付けられている。あるいは、フロントパネル部材96は、マガジントレイ82に取付けられてよく、あるいはマガジントレイ82の一体部分を構成してもよい。フロントパネル部材96は、ドロワー16が格納位置にある時、データストレージシステム12のフロントパネルすなわちベゼル98の一部を形成する。また、フロントパネル部材96は、例えばカートリッジ搬送システム22が作動不能でドロワー16を開くことができない場合、システムオペレータがドロワー16を手で引いて開くことができるようにする便利な手段をも提供する。
【0042】
図3および図9を参照すると、ドロワー16は、データストレージシステム12に摺動可能に収容されるようにサイズが決められる。より具体的には、ドロワー16は、ドロワー取付けシステム17により、データストレージシステム12のハウジング38に摺動可能に取付けられる。ドロワー取付けシステム17により、ドロワー16は、伸長位置と格納位置との間でハウジング38の内外を摺動可能に移動することができる。例として、1つの好ましい実施形態で利用されるドロワー取付けシステム17は、1999年2月25日に出願された、Mueller等による「DATA CARTRIDGE IMPORT/EXPORT DRAWER HAVING THREE-ELEMENT、TWO-CONFIGURATION SLIDE」と題された米国特許出願第09/257,322号において示し説明されている形式のドロワー取付けシステムであってよい。あるいは、現在既知であるかまたは将来開発される可能性のある他の形式の取付けシステムもまた使用することができる。
【0043】
ドロワー16を格納位置と伸長位置との間で移動させるために、データカートリッジ交換装置10は、データストレージシステム12のカートリッジ搬送システム22に動作的に関連付けられる。すなわち、ドロワー16は、カートリッジアクセス装置28がそれぞれ矢印41および43で示す方向に移動する時に矢印18および19で示す方向に移動するように、カートリッジ搬送システム22のカートリッジアクセス装置28に係合される。図2を参照のこと。
【0044】
ドロワー16とカートリッジアクセス装置28とを係合するために、フィンガアセンブリ78は、ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14に設けられる切欠き80に係合する。図8を参照のこと。しかしながら、切欠き80はデータカートリッジ14を完全に貫通して延在しないため、ドロワー16が閉じている(すなわち、矢印19に示す方向に移動している)間、フィンガアセンブリ78は切欠き80から解放される。そうである場合、フィンガアセンブリ78は、フィンガアセンブリ78が解放された切欠き80を有するデータカートリッジ14に隣接して配置されたデータカートリッジ14を押すか、またはそれに力を加えてよく、それによりカートリッジ搬送システム22はドロワー16を閉じ続けることができる。更に、ドロワー16は空である(すなわち、内部にデータカートリッジ14が無い)間は移動する必要がないため、ドロワー16内にダミーデータカートリッジ(図示せず)が配置されてよく、それによりフィンガアセンブリ78がデータカートリッジ14の切欠き80に代えてダミーデータカートリッジに設けられる切欠き(同様に図示せず)かまたは他の同様の特徴に係合してよい。かかる実施形態では、必ずしも必要ではないが、ドロワー16内に格納スペースを確保するためにダミーデータカートリッジのサイズを最小化することが好ましい。
【0045】
あるいは、フィンガアセンブリ78は、ドロワー16かまたは取付けシステム17に設けられる切欠き(図示せず)かまたは他の同様の特徴に係合してよい。ドロワー16に切欠きが設けられる場合、切欠きは、マガジントレイ82の床部84の、フィンガアセンブリ78によって容易にアクセスされ得る位置と、ドロワー16がカートリッジ搬送システム22によって完全に開かれ得るように端壁90に隣接した位置と、に設けられることが、必ずしも必要ではないが望ましい。別の実施形態では、カートリッジアクセス装置28に、ドロワー16を格納位置と伸長位置との間で移動させるためにドロワー16または取付けシステム17に設けられる切欠きに係合する、第2のフィンガアセンブリ(図示せず)が設けられる。更に他の別の実施形態では、ドロワー16が、カートリッジアクセス装置28がそれぞれ矢印41および43で示す方向に移動する時に矢印18および19で示す方向に移動することができるように、カートリッジアクセス装置28に設けられる切欠き(図示せず)に係合するように構成されるフィンガアセンブリが引き出し16に設けられる。
【0046】
更に別の実施形態では、ドロワー16とカートリッジアクセス装置28とに動作的に関連付けられ、カートリッジアクセス装置28とドロワー16とを係合するために使用されるロックアセンブリすなわち装置100が設けられる。ここで図10を参照すると、1つの好ましい実施形態で利用されるロックアセンブリ100は、ロック位置106とアンロック位置108との間でロックボルトすなわちプランジャ104を移動させるロックアクチュエータ102を備える。アンロック位置108において、ロックボルト104を付勢するために、ばね(図示せず)を使用することができる。ロックボルト104は、ロックプレート112に設けられる少なくとも1つの開口110に係合するようサイズが決められる。ホストコンピュータシステム、データストレージシステム12の制御システムまたは制御パネル36を介してのシステムオペレータからのコマンドに応じて、ロックアクチュエータ102を駆動する、ロック制御システム114が設けられる。
【0047】
用途に応じて、ロックプレート112がカートリッジアクセス装置28に設けられるかその一部を構成し、ロックアクチュエータおよびボルト102、104が、ドロワー16あるいは取付けシステム17に取付けられる。本明細書で示し説明する実施形態では、ロックプレート112がカートリッジアクセス装置28のフレームアセンブリ71に取付けられ、ロックアクチュエータおよびボルト102、104がドロワー16に取付けられる。あるいは、他の構成も可能である。例えば、代りに、ロックプレート112がドロワー16あるいは取付けシステム17のいずれかに取付けられるかまたはその一部を構成し、ロックアクチュエータおよびボルト102、104が、カートリッジアクセス装置28に取付けられる。
【0048】
ロックアセンブリ100の種々のコンポーネントは、本技術分野において既知であり容易に購入可能である種々の装置やシステムで構成することができる。例えば、ロックアクチュエータ102は、ロックプレート112に設けられる開口110に係合するようにサイズが決められたプランジャ104を有する電気的に動作するソレノイドで構成される。本明細書で示し説明する実施形態では、ロックボルト104は、適当なばね(図示せず)によりアンロック位置108に付勢される。従って、ソレノイドに電圧を印加するとロックボルト104がロック位置106まで移動し、それによりカートリッジアクセス装置28とドロワー16とを係合する。当然ながら、当業者に明らかであるように、他の形式のコンポーネントおよび動作構成を使用することも可能である。
【0049】
ドロワー16は複数のデータカートリッジ14を収納するので、データカートリッジ交換装置10は、ドロワー16を伸長位置と格納位置との間の複数の中間位置のうちのいずれか1つに選択的に移動させるよう動作可能であることが、必ずしも必要ではないが好ましい。これにより、データカートリッジ交換装置10が、システムオペレータに対し、データカートリッジ14および/またはドロワー16において提供されるデータカートリッジ位置の、必ずしもすべてではないが一部を露出することができる。また、システムオペレータが、自身がアクセスすることができるようになるデータカートリッジ14の数かまたは特定のデータカートリッジ14を選択することができることも好ましい。例えば、システムオペレータは、その選択をホストコンピュータシステムかまたはデータストレージシステム12の制御パネル36に入力する。そして、システムオペレータの選択に応じて、データカートリッジ交換装置10は、選択された数のデータカートリッジ14が露出されるように十分な距離、ドロワー16を移動させまたは伸長させる。データカートリッジ交換装置10にこれら特徴を付与することにより、所望のデータカートリッジの位置を突止める際のシステムオペレータの作業が大幅に簡略化される。更に、システムオペレータが、露出するドロワー16内のデータカートリッジ14のすべてより少なく選択した場合、データストレージシステム12は、露出したデータカートリッジ14のみ再インベントリすればよく、ドロワー16内に収納されているデータカートリッジ14を全て再インベントリする必要がなくなる。
【0050】
ドロワー16は、移動中でない時は、適所に固定されまたは保持される。そうすることにより、カートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放されデータストレージシステム12内の他の位置に移動される場合であっても、ドロワー16は静止した状態を維持する。ドロワー16を適所に保持するため、ドロワーロックアセンブリまたは装置が使用される。ドロワーロックアセンブリは、現在既知であるかまたは将来開発されうる種々のロックアセンブリいずれかで構成される。1つの実施形態では、ドロワーロックアセンブリは、上述し図10に示すロックアセンブリ100と本質的に同じであってよいが、異なる取付け構成を有する。すなわち、ドロワーロックアセンブリは、ロックボルトまたはプランジャ104をロック位置106とアンロック位置108との間で移動させるロックアクチュエータ102と、ロックボルト104をアンロック位置108に付勢するばねと、ロックボルト104を収容するようにサイズが決められた少なくとも1つの開口110を内部に有するロックプレート112と、ロックアクチュエータ102を作動するロック制御システム114と、を備える。ロックプレート112は、ドロワー16が伸長位置、格納位置またはそれらの間の中間位置でロックされるように、ドロワー16に取付けられるかまたはその一体部分を構成する。あるいは、他の取付け構成も可能であり、現在既知であるかまたは将来開発されうる他の形式のロックアセンブリもまた使用することができる。
【0051】
データカートリッジ交換装置10は、以下のように、システムオペレータがデータストレージシステム12内に収納される種々のデータカートリッジ14にアクセスすることができるように動作する。例えば、データストレージシステム12に複数のデータカートリッジ14がそなえられている状況を考える。通常運転中、ドロワー16は図2に示す完全な格納すなわち閉位置にあり続け、それによりデータストレージシステム12内部のカートリッジ搬送システム22(図2および図4)が内部に収納されるデータカートリッジ14のすべてにアクセスすることができる。システムオペレータは、例えばデータカートリッジ14のうちの1つまたは複数を取り外しそれまたはそれらを代替データカートリッジと置換える等、データカートリッジ14の1つまたは複数にアクセスする必要が生じた場合、ホストコンピュータシステムあるいはデータストレージシステムの制御パネル36(図1)に、ドロワー16が開かれるための命令を入力する。それに応じて、データストレージシステム12内に含まれる制御システムは、アクチュエータシステム60を作動させる。アクチュエータシステム60は、カートリッジアクセス装置28を、ドロワー16に隣接して配置されるまで下部案内部材52と上部案内部材とに沿って移動させる。そして、カートリッジアクセス装置28は、ドロワー16を、本明細書において上述した方法の1つで係合する。例えば、1つの実施形態では、カートリッジアクセス装置28のフィンガアセンブリ78は、ドロワー16に収納されるデータカートリッジ14に設けられる切欠き80に係合させられる。図8を参照のこと。次に、カートリッジアクセス装置28は、ドロワー16がシステムオペレータの指示に従って開かれる(すなわち、矢印18に示す方向に移動する)まで、カートリッジ位置決めシステム30によって矢印41に示す方向に移動する。図2を参照のこと。明らかに、ドロワー16がドロワーロックアセンブリにより適所に固定された場合、ドロワーロックアセンブリに関連するロック制御システムは、まずドロワー16をアンロックするように命令されなければならず、それをドロワー16が移動する前に行わなければならない。
【0052】
ドロワー16が開く、すなわち伸長すると、システムオペレータは、交換するか取り外すかまたは置換えるために、露出したデータカートリッジ14にアクセスする。ドロワー16が伸長位置にある間、データストレージシステム12は作動状態を維持する。すなわち、カートリッジ搬送システム22が、データストレージシステム12に残っておりカートリッジアクセス装置28によってアクセス可能なデータ格納カートリッジ14に、アクセスし続けることが可能であるように、カートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放される。必ずしも必要でないが、好ましくは、ドロワー16は、カートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放される前にドロワーロックアセンブリによってロックされる。
【0053】
システムオペレータは、露出したデータカートリッジ14へのアクセスを終了すると、ホストコンピュータシステムまたは制御パネル36に、ドロワー16が閉じられるための指示を入力する。あるいは、データカートリッジ交換装置10は、所定時間が経過した後にドロワー16を閉じてもよい。いずれの場合も、カートリッジアクセス装置28がドロワー16から解放されたとすると、制御システムは、カートリッジアクセス装置28をドロワー16に隣接して配置するカートリッジ位置決めシステム30を作動させる。そして、フィンガアセンブリ78が、ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14の切欠き80に係合させられる。次に、カートリッジ位置決めシステム30がカートリッジアクセス装置28を矢印43で示す方向に移動させることにより、ドロワー16が、それに沿って矢印19に示す方向に閉じるまで移動する。ドロワー16が閉じている間にフィンガアセンブリ78が切欠き80から解放される場合、フィンガアセンブリ78は、カートリッジ搬送システム22がドロワー16を閉じ続けることができるように、フィンガアセンブリ78が解放された切欠き80を有するデータカートリッジ14に隣接して配置されたデータカートリッジ14を押すか、またはそれに力を加える。
【0054】
ドロワー16が完全に閉じた後、システムオペレータまたはデータストレージシステム12は、ドロワーロックアセンブリに関連するロック制御システムに対し、ドロワー16を格納すなわち閉位置にロックするよう命令する。その後、カートリッジアクセス装置28は、ドロワー16から解放され、データストレージシステム12は、データストレージシステム内に格納されているデータカートリッジ14を「再インベントリ」する。本実施例では、データストレージシステム12は、システムオペレータに露出されたデータカートリッジ14のみ再インベントリすればよく、それは、システムオペレータの命令に応じて、ドロワー16内に収納されるデータカートリッジ14のすべてより実質的に少なくてよい。
【0055】
データカートリッジ交換装置10は、ドロワー16によって支持される種々のデータカートリッジ14が1つまたは複数のカートリッジマガジン20内に収納されるように構成される場合、カートリッジマガジン20全体が取り外され、置換えられることを可能にする。例えば、本明細書で示し説明した実施形態では、ドロワー16は、2つのカートリッジマガジン20を収容するように構成され、それらの各々は、5つのデータカートリッジ14を収容するように構成される。そして、この実施例では、カートリッジマガジン20全体がシステムオペレータによって取り外され、それによりカートリッジマガジン20内に収納される複数のデータカートリッジ14の交換、取外しまたは置換が容易になる。システムオペレータがカートリッジマガジン20を運びやすくするために、カートリッジマガジン20各々にハンドル116(図1および図2)が設けられてもよい。
【0056】
なお、データストレージシステム12内に収納されるデータカートリッジ14のいずれもが、データカートリッジ交換装置10を介してアクセスされる点に留意されるべきである。例えば、ドロワー16に対向して位置する「固定」カートリッジ格納アレイ32(図2)に配置されるマガジン20に格納されるデータカートリッジ14は、カートリッジ搬送システム22に対し選択されたデータカートリッジ14を「固定」カートリッジ格納アレイ32(すなわち、ドロワー16に収納されていないカートリッジマガジン20)から「可動」カートリッジ格納アレイ34(すなわち、ドロワー16に収納されているカートリッジマガジン20)に移動させるように命令することによって、アクセスされる。選択されたデータカートリッジ14が固定カートリッジ格納アレイ32から可動カートリッジ格納アレイ34まで移送された後、カートリッジ搬送システム22は、ドロワー16を開き、システムオペレータが最近移動されたデータカートリッジ14にアクセスできるようにする。あるいは、データストレージシステム12に、図3に示すような第2のドロワー16’が設けられる場合、システムオペレータは、第1のドロワー16に対して既に述べたような方法で第2のドロワー16’に収納されるデータカートリッジにアクセスする。
【0057】
本明細書で述べた発明の概念は、他の方法で種々に具体化されてよい、ということが考えられ、併記の特許請求の範囲は、従来技術によって限定されることを除いて本発明の代替的な実施形態を含むように解釈されることが意図されている。
【0058】
なお、この発明は例として次の実施態様を含む。
【0059】
[1] データストレージシステム(12)用データカートリッジ交換装置(10)において、少なくとも1つのデータカートリッジ(14)を収容するようにサイズが決められたドロワー(16)を備え、前記ドロワー(16)が、前記データストレージシステム(12)のカートリッジ搬送システム(22)に動作的に関連付けられることにより、前記カートリッジ搬送システム(22)によって格納位置と伸長位置との間で移動することができるもの。
【0060】
[2] 上記[1]に記載のデータカートリッジ交換装置(10)において、前記ドロワー(16)は、前記カートリッジ搬送システム(22)のカートリッジアクセス装置(28)に係合するように構成され、前記カートリッジアクセス装置(28)と前記ドロワー(16)とは、前記ドロワー(16)が前記カートリッジ搬送システム(22)によって前記格納位置と伸長位置との間で移動している時に係合されるもの。
【0061】
[3] 上記[2]に記載のデータカートリッジ交換装置において、前記カートリッジ搬送システム(22)が、前記データストレージシステム(12)内に取付けられ、前記ドロワー(16)に隣接して配置される連続部分(58)を備えた案内部材(52)、前記カートリッジアクセス装置(28)は前記案内部材(52)と係合するようにサイズが決められている、と、前記カートリッジアクセス装置(28)を前記案内部材(52)に沿って移動させるように前記カートリッジアクセス装置(28)と動作的に関連付けられたアクチュエータシステム(60)とを更に備えたことを特徴とするもの。
【0062】
[4] 上記[3]に記載のデータカートリッジ交換装置において、前記案内部材(52)が溝を備え、前記カートリッジアクセス装置(28)が前記溝と係合する軸受部材(63、65、67、69)を備えたもの。
【0063】
[5] 上記[3]または[4]に記載のデータカートリッジ交換装置(10)において、前記アクチュエータシステム(60)が、前記案内部材(52)に隣接して配置され、前記案内部材(52)の前記連続部分(58)に沿って延在する連続部材を備えるギアラック(62)と、 前記カートリッジアクセス装置(28)に回転するように取付けられ、前記ギアラック(62)と係合するピニオンギア(64、66)と、前記ピニオンギア(64、66)と動作的に関連付けられ、前記カートリッジアクセス装置(28)が前記案内部材(52)に沿って移動するように前記ピニオンギア(64、66)を回転させるモータ(68)とを備えたもの。
【0064】
[6] 上記[2]、[3]、[4]または[5]のいずれかに記載のデータカートリッジ交換装置において、前記カートリッジアクセス装置(28)が、前記ドロワー(16)と係合するように構成されたフィンガアセンブリ(78)を備え、前記フィンガアセンブリ(78)と前記ドロワー(16)とが、前記ドロワー(16)が前記カートリッジ搬送システム(22)により前記格納位置と伸長位置との間で移動している時に係合されるもの。
【0065】
[7] 上記[6]に記載のデータカートリッジ交換装置において、前記少なくとも1つのデータカートリッジ(14)には前記フィンガアセンブリ(78)を受入れるように構成された切欠き(80)が画成され、前記フィンガアセンブリ(78)と前記切欠き(80)とは、前記少なくとも1つのデータカートリッジ(14)が前記ドロワー(16)内に配置されている時と、前記ドロワー(16)が前記カートリッジ搬送システム(22)により前記格納位置と伸長位置との間で移動している時と、に係合されるもの。
【0066】
[8] 上記[2]、[3]、[4]、[5]、[6]または[7]のいずれかに記載のデータカートリッジ交換装置(10)において、前記ドロワー(16)と前記カートリッジアクセス装置(28)とに動作的に関連付けられたロックアセンブリ(100)を更に備え、前記ロックアセンブリ(100)が、前記カートリッジアクセス装置(28)と前記ドロワー(16)とを係合するために用いられ、前記ロックアセンブリ(100)が、前記ドロワー(16)が前記カートリッジ搬送システム(22)により前記格納位置と伸長位置との間で移動している時に前記カートリッジアクセス装置(28)と前記ドロワー(16)とを係合するもの。
【0067】
[9] 上記[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]または[8]のいずれかに記載のデータカートリッジ交換装置(10)において、前記ドロワー(16)が、前記伸長位置と前記格納位置との間の複数の位置のうちのいずれか1つまで移動することができ、前記カートリッジ搬送システム(22)が前記ドロワー(16)を前記複数の位置のうちの選択された1つまで移動させるもの。
【0068】
[10] データストレージシステム(12)において少なくとも1つのデータカートリッジ(14)を搬入および搬出する方法において、前記データストレージシステム(12)のドロワー(16)とカートリッジアクセス装置(28)とを係合可能になるように構成し、前記ドロワー(16)は、少なくとも1つのデータカートリッジ(14)を収容するようにサイズが決められ、格納位置と伸長位置との間で移動可能である、ことと、前記ドロワー(16)と前記カートリッジアクセス装置(28)とを係合することと、前記ドロワー(16)が前記格納位置と伸長位置との間で移動するように前記カートリッジアクセス装置(28)を移動させることと、を含むもの。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるデータカートリッジ交換装置を有するデータストレージシステムの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態によるデータカートリッジ交換ドロワーに係合されるカートリッジ搬送システムを示し、図1に示すデータストレージシステムの平面図である。
【図3】2つのデータカートリッジ交換ドロワーを有するデータストレージシステムの他の実施形態の斜視図である。
【図4】図2に示すカートリッジ搬送装置の斜視図である。
【図5】図4に示すカートリッジ搬送システムにおいて使用されるカートリッジアクセス装置の斜視図である。
【図6】サムおよびフィンガアセンブリを示すために側面部材が取除かれた、図5に示すカートリッジアクセス装置の斜視図である。
【図7】ドロワー内でデータカートリッジに隣接して配置される図5に示すカートリッジアクセス装置の立面における簡略化された断面図であり、格納位置におけるサムアセンブリを示す。
【図8】図5に示すカートリッジアクセス装置の立面における他の簡略化された断面図であり、フィンガアセンブリが、ドロワー内に収納されるデータカートリッジの切欠きに係合されている。
【図9】ドロワーと、図1に示すデータストレージシステムにドロワーを摺動可能に取付けるために使用されるドロワー取付けシステムと、の組立分解斜視図である。
【図10】ドロワーと図5に示すカートリッジアクセス装置とを係合するために使用されるロックアセンブリの立面における側面図である。
【符号の説明】
10…データカートリッジ交換装置
12…データストレージシステム
14…データカートリッジ
16…ドロワー(引出し)
22…カートリッジ搬送システム
28…カートリッジアクセス装置
52…下部案内部材
58…連続部材の一部
60…アクチュエータシステム
62…下部ギアラック
63、65…下部軸受部材
64…下部ピニオンギア
66…上部ピニオンギア
67、69…上部軸受部材
68…ピニオン駆動アセンブリ
78…フィンガアセンブリ
80…切欠き
100…ロックアセンブリ
Claims (5)
- 第1のフィンガアセンブリを有するカートリッジアクセス装置を有するカートリッジ搬送システムと、
複数のデータカートリッジを収容するようにサイズが決められ、前記カートリッジアクセス装置の前記第1のフィンガアセンブリに係合可能であることにより、前記カートリッジ搬送システムによって格納位置と伸長位置との間で移動することができるドロワーと、
を備え、前記少なくとも1つのデータカートリッジには、前記第1のフィンガアセンブリを受け入れるように構成された切欠きが画成されており、前記少なくとも1つのデータカートリッジが前記ドロワー内に配置され、かつ、前記第1のフィンガアセンブリおよび前記データカートリッジの切欠きが係合している状態で、前記カートリッジアクセス装置を移動させることにより、前記ドロワーは前記格納位置と伸長位置との間で移動し、
前記カートリッジ搬送システムは、前記第1のフィンガアセンブリと、複数のデータカートリッジのうちの1つのデータカートリッジの切欠きとを係合させて、前記複数のデータカートリッジのうちの選択された1つまたは複数を露出させるように前記ドロワーを移動させることを特徴とするデータストレージシステム用のデータカートリッジ交換装置。 - 第1のフィンガアセンブリを有するカートリッジアクセス装置を有するカートリッジ搬送システムと、
複数のデータカートリッジを収容するようにサイズが決められ、前記カートリッジアクセス装置の前記第1のフィンガアセンブリに係合可能であることにより、前記カートリッジ搬送システムによって格納位置と伸長位置との間で移動することができるドロワーと、
を備え、前記少なくとも1つのデータカートリッジには、前記第1のフィンガアセンブリを受け入れるように構成された切欠きが画成されており、前記少なくとも1つのデータカートリッジが前記ドロワー内に配置され、かつ、前記第1のフィンガアセンブリおよび前記データカートリッジの切欠きが係合している状態で、前記カートリッジアクセス装置を移動させることにより、前記ドロワーは前記格納位置と伸長位置との間で移動し、
前記ドロワーは、前記伸長位置と格納位置との間の複数の位置のいずれか1つに移動可能であり、前記カートリッジ搬送システムは、前記第1のフィンガアセンブリと、複数のデータカートリッジのうちの1つのデータカートリッジの切欠きとを係合させて、前記複数の位置のうちの選択された1つに前記ドロワーを移動させることを特徴とするデータストレージシステム用のデータカートリッジ交換装置。 - 前記データストレージシステムに取付けられ、前記ドロワーに係合して前記ドロワーを適所に固定するドロワーロックアセンブリを更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータカートリッジ交換装置。
- 前記ドロワーは、少なくとも1つのカートリッジマガジンを収容するようにサイズが決められ、前記少なくとも1つのカートリッジマガジンは、前記少なくとも1つのデータカートリッジを収容するようにサイズが決められることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータカートリッジ交換装置。
- 前記ドロワーは、前記データストレージシステムに摺動可能に取付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータカートリッジ交換装置。
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