JP2002268619A - 情報表示システム - Google Patents

情報表示システム

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JP2002268619A
JP2002268619A JP2001064374A JP2001064374A JP2002268619A JP 2002268619 A JP2002268619 A JP 2002268619A JP 2001064374 A JP2001064374 A JP 2001064374A JP 2001064374 A JP2001064374 A JP 2001064374A JP 2002268619 A JP2002268619 A JP 2002268619A
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Kazuo Okajima
一夫 岡嶋
Isao Watanabe
功 渡辺
Noriko Koizumi
法子 小泉
Osamu Kurihara
修 栗原
Kazumasa Nakamura
和正 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
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Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報表示システムは、配信された情報
しか表示できず、その他の装置画面は専用の表示装置が
必要であるという問題点があったが、本発明は、サーバ
から配信された情報映像とそれ以外の映像を1台の表示
部にて表示することで表示部の台数を減らし、スケジュ
ールにより表示内容の切り換えることによって、利便性
を向上できる情報表示システムを提供する。 【解決手段】 情報表示装置3が、サーバ1から配信さ
れた情報データを表示する映像信号と、その他の映像信
号とを入力し、サーバから配信された映像切り替えスケ
ジュールに従って、映像信号を選択して表示部4に表示
する情報表示システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、証券情報等の金融
情報を配信・表示する情報表示システムに係り、特に金
融情報の表示以外のパソコン画面やテレビ画面などの表
示項目(コンテンツ)をもスケジュールに従って切り替
えることによって1台の表示部に表示して、利便性を向
上させることができる情報表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報表示システムは、証券会社や金融会
社の本店のサーバが受信した各種の金融情報を、支店内
に設置された情報表示端末に配信して表示させ、来店客
等に金融情報を提供するものである。
【0003】まず、従来の情報表示システムについて図
6を使って説明する。図6は、従来の情報表示システム
の概略構成を示すブロック図である。図6に示すよう
に、従来の情報表示システムは、本店等に設置され、外
部回線から証券情報等の情報データを受信してサーバ
1′に出力する外部端末2と、入力された情報データを
記憶し配信するサーバ1′と、支店等に設置され、広域
データ網(Wide Area Network:WAN)等を介してサー
バ1′からの情報データを受信して表示する情報表示装
置3′とから構成されている。
【0004】尚、情報表示装置3′は、サーバ1′から
の情報データを受信して記憶し、当該情報データを表示
するための映像信号を作成して表示制御を行う表示制御
装置30′と、映像信号を表示する表示部4とから構成
されている。そして、図6のB支店に示したように、1
箇所に複数の情報表示装置3′が設置されている場合も
ある。
【0005】そして、上記従来の情報表示システムにお
いては、サーバ1′が、外部端末2を介して入力された
証券情報等の情報データを蓄積しておき、情報データが
更新されたり、情報表示装置3′からの要求があった場
合に、蓄積している情報データを読み出して情報表示装
置3′に配信するようになっていた。
【0006】また、サーバ1′は、入力部(図示せず)
からコンテンツデータ(文字・グラフィック・音声・動
画・静止画・外部ニュース等)を取り込んで作成した表
示画面データや表示スケジュールを蓄積しておき、予め
設定された表示スケジュールに従って証券情報や各種表
示画面データを情報表示装置3′に配信して、情報表示
装置3′において表示するものもあった。
【0007】例えば、サーバ1′が、入力部から文字の
ニュースデータを入力し、文字のニュースデータに基づ
いて表示画面データを作成し、情報表示装置3′に表示
画面データを配信して、情報表示装置3′が文字のニュ
ース画面を表示するようになっていた。
【0008】この時、図6のA支店に示したように、支
店内に、本店のサーバ1′から配信される情報を表示す
るのとは別のコンテンツ、例えば、株価の専用線から配
信される株価情報を表示したり、またパソコンにおける
データ処理結果を表示するような場合には、それぞれ専
用の株価専用表示部6、又はパソコン7用のディスプレ
イ8を設置していた。
【0009】尚、情報表示システムに関連した従来技術
としては、平成12年3月31日公開の特開2000−
90035号「パーソナルコンピュータにおける画面操
作装置」(出願人:松下電器産業株式会社、発明者:加
峰広茂他)がある。この従来技術は、要求された情報を
処理する中央処理装置と、ウインドウ、文字、画像など
のカラーデータを表示する表示装置と、入力装置と、二
次記憶装置と、HTMLデータを読み込むHTMLデー
タ読み込み部と、その中から画像データを取得する画像
データ取得部と、画像サイズ等の情報を取得する画像情
報取得部と、画像一覧画面のレイアウトを計算するレイ
アウト解析部等により画像一覧画面を使った簡単な画面
操作を実現し、ユーザの見たいページ内の場所を簡単に
表示させることができるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報表示システムでは、関連するコンテンツ画面、
表示スケジュール、稼動パターンの作成・登録・配信を
サーバ1′が一括管理で行うため、支店独自に表示して
いる情報、例えば、株価装置の画面、パソコンの画面を
表示する場合には、株価専用表示部6やディスプレイ8
といったそれぞれ専用の表示部が必要となるため、表示
部の台数が増えてしまうという問題点があった。
【0011】また、表示部の台数を減らすため映像の切
り替え装置を設けたとしても、必要な時に必要な映像を
手動にて切り替える手間がかかってしまうという問題点
があった。また、手動で切り替える度に、映像毎にずれ
る表示の水平位置、垂直位置等を補正しなければなら
ず、やっかいであるという問題点があった。また、同一
支店内で表示内容が全く同じでも、表示部4の電源制御
等を行うため、表示部4ごとに表示制御装置30′を設
置する必要があった。
【0012】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、サーバから配信された情報映像とそれ以外の映像を
1台の表示部にて表示することで表示部の台数を減ら
し、スケジュールにより表示内容の切り換えることによ
って、利便性を向上できる情報表示システムを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、情報データを通信回線を介して
配信するサーバと、前記配信された情報データを記憶
し、前記情報データを表示する映像信号を作成して表示
制御を行う表示制御装置、前記映像信号を表示する表示
部を具備する情報表示装置とを有する情報表示システム
であって、情報表示装置が、サーバから配信された情報
データを表示する映像信号と、当該映像信号以外の映像
信号とを入力し、サーバから配信された映像切り替えス
ケジュールに従って、映像信号を選択して表示部に表示
する情報表示装置であるので、1台の表示部にて、配信
情報の映像画面とその他映像画面とを切り換えて表示す
ることができる。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための本発
明は、情報データを通信回線を介して配信するサーバ
と、前記配信された情報データを記憶し、前記情報デー
タを表示する映像信号を作成する表示制御装置、前記映
像信号を表示する表示部を具備する情報表示装置とを有
する情報表示システムであって、情報表示装置が、複数
の表示部を具備し、表示制御装置が、サーバから配信さ
れた制御スケジュールに従って、複数の表示部の中で制
御対象の表示部を選択して制御を行う情報表示装置であ
るので、1台の表示制御装置で複数台の表示部の電源O
N/OFF等の制御を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0016】本発明に係る情報表示システムは、情報表
示装置が、サーバから配信された情報データを表示する
映像信号と、その他の映像信号とを入力し、サーバから
配信された映像切り替えスケジュールに従って、映像信
号を選択して表示部に表示するものなので、1台の表示
部にて、配信情報の映像画面とその他の装置の映像画面
とを切り換えて表示することになり、その結果、表示部
の台数を軽減できるものである。
【0017】また、本発明に係る情報表示システムは、
情報表示装置が、複数の表示部を具備し、表示制御装置
が、サーバから配信された制御スケジュールに従って、
複数の表示部の中で制御対象の表示部を選択して制御を
行うものなので、1台の表示制御装置で複数台の表示部
の電源ON/OFF等の制御を行うことになり、その結
果、表示制御装置の台数を軽減できるものである。
【0018】本発明の実施の形態に係る情報表示システ
ムについて、図1を使って説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係る情報表示システムの概略構成ブロック
図である。尚、図6と同様の構成をとる部分については
同一の符号を付して説明する。尚、図1では、複数の映
像を切り替える場合の例をA支店とし、複数の表示部を
切り替える例をB支店として示している。
【0019】本実施の形態の情報表示システムは、図1
に示すように、従来と同様の構成として、本店等に設置
され、外部回線から証券情報等の情報データを受信して
サーバ1に出力する外部端末2と、入力された情報デー
タを記憶し配信すると共に、各支店における表示スケジ
ュール又は制御スケジュールを送信するサーバ1と、支
店等に設置され、広域データ網(Wide Area Network:W
AN)等を介してサーバ1からの情報データと各種スケ
ジュールデータを受信し、受信した情報データを表示す
る情報表示装置3とから構成され、更に本発明の特徴部
分として、ビデオセレクタ9が設けられている。尚、本
発明のサーバ1は、従来のサーバ1′と作成する表示ス
ケジュールの内容が異なっており、また、本発明の表示
制御装置30は、従来の表示制御装置30′とは、表示
制御方法が異なっている。
【0020】本発明の特徴部分について説明する。本発
明のサーバ1は、従来のサーバ1′と同様に、入力部
(図示せず)からコンテンツデータ(文字・グラフィッ
ク・音声・動画・静止画・外部ニュース等)を取り込ん
で作成した表示画面データや、外部端末2等から入力さ
れた証券情報等の情報データを記憶して、各支店の表示
制御装置30に送信すると共に、各支店における表示部
4での各種映像の切り替え(表示)スケジュール又は表
示部4の制御スケジュールを登録し、表示スケジュール
の情報又は表示部4の制御スケジュールの情報を作成し
て各支店の表示制御装置30に送信するものである。
【0021】表示スケジュールの具体例としては、例え
ば、午前9時〜10時は、サーバ1から送信されたニュ
ースデータを表示制御装置30から出力される映像で表
示部4に表示し、午前10時〜11時は、株価サーバ5
から出力される映像で株価の情報を表示部4に表示し、
午前11時〜12時は、パソコン7から出力される映像
でパソコン画面を表示部4に表示させるようにスケジュ
ールを登録すると、それに従って、表示スケジュールの
情報が作成されて送信される。また、表示部4の制御ス
ケジュールの具体例としては、特定の時間(例えば、サ
ーバ1からの情報配信時刻前)に表示部4-1を電源ON
し、次に表示部4-2を電源ONするといったものであ
る。
【0022】次に、本発明のビデオセレクタ9について
説明する。ビデオセレクタ9は、表示制御装置30から
の1つの制御信号と、1つ又は複数の映像信号を入力
し、制御信号の制御に従って、接続されている表示部4
の台数に応じて、1つ又は複数の映像信号を選択して制
御信号と共に出力するセレクタである。
【0023】ここで、本発明のビデオセレクタ9の内部
構造について、図2を使って説明する。図2は、本発明
のビデオセレクタの内部構成例を示すブロック図であ
る。本発明のビデオセレクタ9は、表示制御装置30か
らの制御信号の入出力インターフェースである制御線入
出力部11と、表示制御装置30からの映像信号の入力
インターフェースである映像入力部12と、例えば、株
価サーバ5からの映像信号の入力インターフェースであ
る映像入力部13と、パソコン7からの映像信号の入力
インターフェースである映像入力部14と、その他の装
置からの映像信号の入力インターフェースである映像入
力部15と、表示部4-1への映像信号の出力インターフ
ェースである映像出力部16と、表示部4-1への制御信
号の入出力インターフェースである制御線入出力部17
と、表示部4-2への映像信号の出力インターフェースで
ある映像出力部18と、表示部4-2への制御信号の入出
力インターフェースである制御線入出力部19と、各制
御信号の入出力ポートであるシリアルポートA21とシ
リアルポートB22とシリアルポートC23と、コマン
ド解析部20と、表示位置補正回路24と、ビデオSW
25とから構成されている。
【0024】表示位置補正回路24は、映像入力部12
及び映像入力部13及び映像入力部14及び映像入力部
15から入力される映像信号について、表示部に表示さ
せる際の垂直位置、水平位置を補正する回路である。ビ
デオSW25は、表示位置補正回路24で補正された各
映像信号を入力し、コマンド解析部20からの指示に従
って、映像出力部16又は映像出力部18に出力する出
力映像を切り替えるものである。
【0025】コマンド解析部20は、制御線入出力部1
1及びシリアルポートA21を介して表示制御装置30
から入力される映像切り替えコマンド又は表示部制御コ
マンドを解析し、コマンドに従って映像出力部16又は
映像出力部18に出力する出力映像の指示をビデオSW
25に出力すると共に、シリアルポートB22及び映像
出力部16、又はシリアルポートC23及び制御線入出
力部19を介して、表示部4への制御信号を出力するも
のである。
【0026】本発明のビデオセレクタ9の動作は、表示
制御装置30からの映像信号が映像入力部12を介して
入力されると共に、株価サーバ5及びパソコン7及びそ
の他の装置からの映像信号が映像入力部13〜映像入力
部15を介して入力され、表示位置補正回路24で表示
位置の補正が行われて各映像信号がビデオSW25に入
力される。
【0027】そして、表示制御装置30からの映像切り
替えコマンド又は表示部制御コマンドが制御線入出力部
11及びシリアルポートA21を介してコマンド解析部
20に入力され、コマンド解析部20でコマンドが解析
されて、映像出力部16又は映像出力部18に出力され
る映像がビデオSW25に指示されて、ビデオSW25
で映像信号が選択されて、映像出力部16又は映像出力
部18に出力されると共に、表示制御用の信号がシリア
ルポートB22を介して制御線入出力部17に、又はシ
リアルポートC23を介して制御線入出力部19に出力
される。
【0028】次に、本発明の表示制御装置30につい
て、図3を使って説明する。図3は、本発明の情報表示
システムにおける表示制御装置30の内部構成の概略を
示すブロック図である。本発明の情報表示システムにお
ける表示制御装置30は、サーバ1から配信される表示
画面データ及び表示スケジュールの情報を受信する受信
部31と、受信した表示画面データ及び表示スケジュー
ルの情報を記憶する記憶部32と、受信した表示スケジ
ュールの情報に従って表示画面データの映像信号を出力
すると共に、ビデオセレクタ9に対する映像の切り替え
や表示部の切り替えを指示する制御信号を出力する制御
部33とから構成されている。尚、制御部33内は、表
示部4に出力する映像を切り替える映像切り替え制御手
段34と、複数の表示部4に対する稼働制御を行う表示
部制御手段35とから構成されている。
【0029】各制御手段について説明する。映像切り替
え制御手段34は、サーバ1から配信された表示スケジ
ュールの情報に従い、出力する映像信号の切り替えコマ
ンドをビデオセレクタ9に出力すると共に、表示制御装
置30からの映像信号を表示する場合には、映像信号も
出力するものである。表示部制御手段35は、サーバ1
から配信された表示部4の制御スケジュールの情報に従
い、複数の表示部4-1、4-2、…の中の特定の表示部4
を指定する接続装置指定コマンドと、指定した表示部4
に対する電源ON/OFF等の表示部制御コマンドを出
力するものである。
【0030】次に、本発明の情報表示システムの動作に
ついて、図1,図2,図3、図4,図5を使って具体例
で説明する。図4は、本発明の情報表示システムにおけ
る映像切り替え制御の動作例を示す説明図であり、図5
は、本発明の情報表示システムにおける表示部制御の動
作例を示す説明図である。まず、映像の切り替え動作に
ついて、図1のA支店を例に説明する。本発明の情報表
示システムでは、サーバ1において、表示映像の切り替
えスケジュールが登録され、表示スケジュールの情報が
作成されて、A支店の表示制御装置30aに送信され
る。表示制御装置30aでは、表示スケジュールの情報
が受信部31で受信され、記憶部32に記憶されると共
に、制御部33の映像切り替え制御手段34で表示スケ
ジュールの情報が解析され、切り替え時間になると、出
力映像の切り替えコマンドが制御信号としてビデオセレ
クタ9aに出力される。ビデオセレクタ9aでは、制御
線入出力部11及びシリアルポートA21を介してコマ
ンド解析部20が映像の切り替えコマンドを受け取り、
当該コマンドで指定された出力映像への切り替えの指示
がビデオSW25に出力され、ビデオSW25によって
指定された出力映像への切替が成されて、指定された映
像信号が、映像出力部16から出力され、表示部4aに
表示される。
【0031】この時、表示制御装置30aからの配信情
報の映像は入力aとしてビデオセレクタ9aの映像入力
部12から表示位置補正回路24に取り込まれ、また株
価サーバ5からの株価情報の映像は、映像入力部13か
ら表示位置補正回路24に取り込まれ、またパソコン7
からのパソコン画面の映像は、映像入力部14から表示
位置補正回路24に取り込まれ、各映像信号が表示位置
補正回路24で補正されれて、ビデオSW25に入力さ
れている。
【0032】具体例として、図4に示すように、例え
ば、サーバ1から送信された表示スケジュールが、まず
株価を表示し、次にパソコン画面を表示するスケジュー
ルであった場合は、表示制御装置30からまず、株価映
像への映像の切り替えコマンドがビデオセレクタ9aに
送信され、ビデオセレクタ9aによって出力映像が切り
替えられて表示部4aに株価表示画面が表示され、この
時、ビデオセレクタ9aから表示制御装置30aに正常
応答が返送され、次に、表示制御装置30から、パソコ
ン映像への映像の切り替えコマンドがビデオセレクタ9
aに送信され、ビデオセレクタ9aによって出力映像が
切り替えられて表示部4aにパソコン画面が表示され、
この時、ビデオセレクタ9aから表示制御装置30aに
正常応答が返送されることになる。
【0033】次に、複数の表示部の制御動作について、
図1のB支店を例に説明する。本発明の情報表示システ
ムでは、サーバ1において、支店における表示部の台数
や機種などの情報と制御スケジュールが登録され、制御
スケジュールの情報が作成されて、B支店の表示制御装
置30bに送信される。表示制御装置30bでは、制御
スケジュールの情報が受信部31で受信され、記憶部3
2に記憶されると共に、制御部33の表示部制御手段3
5で制御スケジュールの情報が解析され、制御時間にな
ると、制御対象の表示部を指定する接続装置指定コマン
ドが送信され、次に制御内容を示す表示部制御コマンド
が制御信号としてビデオセレクタ9bに出力される。ビ
デオセレクタ9bでは、制御線入出力部11及びシリア
ルポートA21を介してコマンド解析部20が接続装置
指定コマンドと表示部制御コマンドを受け取り、当該コ
マンドで指定された接続装置(表示部4)につながるシ
リアルポート及び制御線入出力部を介して制御対象の表
示部4に制御信号(例えば、電源ON)を出力し、表示
部4の電源がONされるようになっている。
【0034】具体例として、図5に示すように、例え
ば、サーバ1から送信された制御スケジュールが、まず
表示部4b-1を電源ONし、次に表示部4b-2を電源O
Nするスケジュールであった場合は、表示制御装置30
bからビデオセレクタ9bに、まず、制御対象の表示部
4b-1を指定する接続装置指定コマンド(接続コマン
ド)が送信され、ビデオセレクタ9bから正常応答が返
送されて、次に表示制御装置30bから制御内容を示す
表示部制御コマンド(電源ON)がビデオセレクタ9b
に送信される。ビデオセレクタ9bでは、接続装置指定
コマンドで指定されていた表示部4b-1につながるシリ
アルポートB22及び制御線入出力部17を介して制御
信号(電源ON信号)が出力され、これを受け取った表
示部4b-1で電源がONされ、正常応答がビデオセレク
タ9bに返送され、更に表示制御装置30bに正常応答
が返送されるようになっている。
【0035】次に、同様の制御で、表示制御装置30b
からビデオセレクタ9bに、制御対象の表示部4b-2を
指定する接続コマンドが送信され、ビデオセレクタ9b
から正常応答が返送されて、表示制御装置30bから電
源ONの表示部制御コマンドがビデオセレクタ9bに送
信され、ビデオセレクタ9bで、接続装置指定コマンド
で指定されていた表示部4b-2につながるシリアルポー
トC23及び制御線入出力部19を介して電源ON信号
が出力され、これを受け取った表示部4b-2で電源がO
Nされ、正常応答がビデオセレクタ9bに返送され、更
に表示制御装置30bに正常応答が返送されるようにな
っている。
【0036】尚、上記説明では、映像切り替えスケジュ
ール又は表示部制御スケジュールがサーバ1で登録され
て表示制御装置30に配信されるように説明したが、各
支店毎に表示制御装置30でサーバ1における配信スケ
ジュールに合わせて、映像切り替えスケジュール又は表
示部制御スケジュールを登録するようにしても構わな
い。
【0037】本発明の情報表示システムによれば、サー
バ1からネットワークなどを介して配信され表示制御装
置30から出力される映像信号と共に、株価サーバ5や
パソコン7やその他の装置からの映像信号をビデオセレ
クタ9に入力し、表示制御装置30から出力される表示
スケジュールに基づく映像切り替えコマンドに従って、
ビデオセレクタ9が表示部4に出力する映像信号を切り
替えるものであるので、1台の表示部にて、配信情報の
画面と少なくとも1つのその他の装置の画面とを切り換
えて表示することになり、その結果、表示部の台数を軽
減できる効果がある。
【0038】特に、表示部4に表示する映像を切り替え
るスケジュールをサーバ1で登録し、登録内容に従って
表示スケジュールの情報を作成して表示制御装置30に
送信し、表示制御装置30が当該表示スケジュールの情
報に従って、ビデオセレクタ9に切り替える指示を出力
するので、サーバ1で各支店における表示画面の切り替
えを一括して制御できる効果がある。
【0039】また、本発明の情報表示システムでは、表
示制御装置30から出力される映像信号と共に、株価サ
ーバ5やパソコン7やその他の装置からの映像信号をビ
デオセレクタ9に入力し、表示位置補正回路24で各映
像信号について、表示部4に表示させる際の垂直位置、
水平位置を補正でき、補正した値を各映像信号毎に記憶
するので、入力映像毎に正しい表示位置の補正が行わ
れ、常に補正された状態でビデオSW25に入力され、
選択された映像が表示部4に出力され、表示画面の切り
替え後にその都度補正する必要がなく、利便性が向上で
きる効果がある。
【0040】また、本発明の情報表示システムによれ
ば、1台の表示制御装置30にビデオセレクタ9を介し
て複数台の表示部4を接続し、表示制御装置30から出
力される表示部の制御スケジュールに基づく接続装置指
定コマンド及び表示部制御コマンドに従って、ビデオセ
レクタ9が指定された特定の表示部4に制御信号を出力
し、表示部4の電源ON/OFF等の制御を行うので、
1台の表示制御装置30で複数台の表示部4の電源ON
/OFF等の制御を行うことになり、その結果、表示制
御装置30の台数を軽減できる効果がある。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、情報表示装置が、サー
バから配信された情報データを表示する映像信号と、そ
の他の映像信号とを入力し、サーバから配信された映像
切り替えスケジュールに従って、映像信号を選択して表
示部に表示する情報表示システムとしているので、1台
の表示部にて、配信情報の画面映像とその他の装置の画
面映像とを切り換えて表示することになり、その結果、
表示部の台数を軽減できる効果がある。
【0042】本発明によれば、情報表示装置が、複数の
表示部を具備し、表示制御装置が、サーバから配信され
た制御スケジュールに従って、複数の表示部の中で制御
対象の表示部を選択して制御を行う情報表示システムと
しているので、1台の表示制御装置で複数台の表示部の
電源ON/OFF等の制御を行うことになり、その結
果、表示制御装置の台数を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示システムの
概略構成ブロック図である。
【図2】本発明のビデオセレクタの内部構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の情報表示システムにおける表示制御装
置の内部構成の概略を示すブロック図である。
【図4】本発明の情報表示システムにおける映像切り替
え制御の動作例を示す説明図である。
【図5】本発明の情報表示システムにおける表示部制御
の動作例を示す説明図である。
【図6】従来の情報表示システムの概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1、1′…サーバ、 2…外部端末、 3、3′…情報
表示装置、 4…表示部、 5…株価サーバ、 6…株
価専用表示部、 7…パソコン、 8…ディスプレイ、
9…ビデオセレクタ、 11…制御線入出力部、 1
2…映像入力部、 13…映像入力部、 14…映像入
力部、 15…映像入力部、 16…映像出力部、 1
7…制御線入出力部、 18…映像出力部、 19…制
御線入出力部、 20…コマンド解析部、 21…シリ
アルポートA、 22…シリアルポートB、 23…シ
リアルポートC、 24…表示位置補正回路、 25…
ビデオSW、 30、30′…表示制御装置、 31…
受信部、 32…記憶部、33…制御部、 34…映像
切り替え制御手段、 35…表示部制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 法子 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 栗原 修 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 中村 和正 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 5C064 BA07 BB05 BB10 BC10 BC18 BC20 BC23 BD08 5C082 AA01 AA03 AA27 BA02 BA12 BA26 BB01 BB53 CA81 CB05 DA73 DA86 DA89 MM02 MM05 MM09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データを通信回線を介して配信する
    サーバと、前記配信された情報データを記憶し、前記情
    報データを表示する映像信号を作成して表示制御を行う
    表示制御装置、前記映像信号を表示する表示部を具備す
    る情報表示装置とを有する情報表示システムであって、 前記情報表示装置が、前記サーバから配信された情報デ
    ータを表示する映像信号と、前記映像信号以外の映像信
    号とを入力し、前記サーバから配信された映像切り替え
    スケジュールに従って、前記映像信号を選択して前記表
    示部に表示する情報表示装置であることを特徴とする情
    報表示システム。
  2. 【請求項2】 情報データを通信回線を介して配信する
    サーバと、前記配信された情報データを記憶し、前記情
    報データを表示する映像信号を作成する表示制御装置、
    前記映像信号を表示する表示部を具備する情報表示装置
    とを有する情報表示システムであって、 前記情報表示装置が、複数の表示部を具備し、前記表示
    制御装置が、前記サーバから配信された制御スケジュー
    ルに従って、前記複数の表示部の中で制御対象の表示部
    を選択して制御を行う情報表示装置であることを特徴と
    する情報表示システム。
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