JPH1115625A - マルチウィンドウ画面の表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の画面イメージを画面表示装置に表示する
際の可視性、操作性を向上する。 【解決手段】メイン画面表示装置５に表示された複数の
画面イメージから任意の画面イメージの選択を受け付け
る。選択された画面イメージは、それぞれ、メイン画面
表示装置５と同じに、複数の，画面表示装置３の中で指
定された画面表示装置３に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は画面表示方式に関
し、特に、１つの画面表示装置に表示されている複数画
面を複数の画面表示装置に個々に表示することが可能で
あり、かつ、表示画面の重複を許し、表示画面の選択、
解除、画面表示装置の選択を操作者が行うシステムにお
いて、表示画面の選択・解除、画面表示装置の選択・変
更、表示順序の指定が効率的に、かつ、確実に行うに好
適な画面表示方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、パソコン、ワークステーション等
性能が向上しその上で動作するソフトウェアは操作性の
向上、可視性の向上を目的としてマルチウィンドウによ
る画面表示が一般的になっている。

【０００３】特にネットワーク管理ソフトウェアでは管
理対象を絞り込むため、表示画面のネストを行い、それ
により画面も複数表示して管理するようになって来てい
る。

【０００４】また、教育、講演会、説明会などでは同一
画面を複数の画面表示装置に表示することが一般的に行
われている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は１つの画面表示装置の画面に複数の画面を同時に表
示する場合は、表示画面をそれぞれ全体より小さくし、
全体の画面の一部のみを表示するか、フォントを縮小し
たりして画面表示していたので、可視性が悪くなってし
まう。また、画面全体を見たいときは、再度、画面を大
きくするなどの操作を繰り返す必要があり操作性の悪
化、または他の画面が見えなくなるなどの問題が生じて
いた。したがって本発明の目的は画面イメージをそのま
まにして複数画面を同時にそれぞれの画面表示装置に表
示できる可視性、操作性の向上の方法を提供することに
ある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は画面表示装置に同時に表示された画面を
他の複数の画面表示装置に表示するための、画面表示装
置に表示する画面の選択手段と、選択された表示画面を
どの画面表示装置に表示するかを指示する手段で構成さ
れる。それぞれの選択・指示手段は選択指示用画面と表
示イメージを画面上で表示出来る管理画面がある。

【０００７】本発明においては、画面表示装置に表示す
る画面の選択手段から選択された画面情報をもとに画面
表示に必要な情報が取得され、画面表示装置の選択手段
より指示された情報をもとに指示された画面表示装置に
選択された画面が個々に表示することができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。

【０００９】図１は本発明の一実施例を示すシステムの
構成図である。図において、１は端末装置、２は画面制
御装置、３は画面表示装置を示している。端末装置には
メイン画面表示装置５、入力装置４（キーボード、マウ
ス等）、処理装置１から構成されている。画面制御装置
２は端末装置１と画面表示装置３を直接接続できる場合
は、特に必要としない機器である。図２は端末装置１の
メイン画面表示装置５の画面表示の一例を示す図であ
る。図３は画面表示装置３を制御する管理画面の一例
を示す図である。図４は本発明の一実施例の画面表示方
法を示すフローチャートである。以下、上記各図に基づ
いて、本発明の動作を説明する。

【００１０】端末装置１のメイン画面表示装置５に表示
された画面（）を画面表示装置（）に
表示するための画面の選択方法は、メイン画面表示装置
５の画面に表示された順に画面表示装置（）と
メイン画面表示装置５に表示された管理画面で画面表
示装置と対応づけた画面（丸10，丸11，丸12，丸13）に
順次表示する方法、メイン画面表示装置５に表示された
表示管理画面上にメイン画面表示装置５上に表示され
た画面のうち表示したい画面のうち一つをマウ
スにより選択し管理画面で画面表示装置と対応づけた
画面（丸10，丸11，丸12，丸13）上に移動して指定す
る。また、表示画面の取り消し方法は、表示管理画面
の画面表示装置（）と対応する画面（丸10，丸
11，丸12，丸13）のうち表示する必要のない画面を選択
する方法と画面（）をクローズした時点で指定
された画面を表示対象外とする方法がある。画面表示装
置５に表示する順序の指定及び変更方法は、表示取り消
しの指示により順次、画面表示装置（）をずら
していく方法、表示管理画面上に表示されている移動
元表示画面（丸10）を表示したい画面表示装置（）と
対応づけた画面（丸12)の表示されている上に持って行
くことにより移動先表示画面（丸12）に表示されていた
画面（丸12）は移動元（丸10）の画面表示装置に表示
する方式と順次、画面表示装置の表示画面をスライドす
る方式を選択できる。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末装置のメイン画面表示装置に表示された複数画面の
同時表示に対して、まず端末装置において表示画面を選
択し、個々の画面表示装置に同時にメイン画面表示装置
の内容と同一の画面が表示することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すシステムの構成図であ
る。

【図２】端末装置のメイン画面表示装置の画面表示の一
例を示す図である。

【図３】画面表示装置を制御する管理画面の一例を示す
図である。

【図４】本発明の一実施例の画面表示方法を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１ 処理装置 ２ 画面制御装置 ３ 画面表示装置 ４ 入力装置 ５ メイン画面表示装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】端末装置、画面表示装置を有し、端末装置
   にはメイン画面装置、入力装置、処理装置で構成され、
   メイン画面表示装置に複数表示された画面を、画面表示
   装置に表示する画面の選択・解除の指定手段を有し、選
   択された画面を表示する画面表示装置の選択・変更の指
   示手段を有し、表示順序の指定手段を有し、複数の画面
   表示装置に選択された画面を表示できる。