JP2002268451A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

画像形成装置および方法

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JP2002268451A
JP2002268451A JP2001069354A JP2001069354A JP2002268451A JP 2002268451 A JP2002268451 A JP 2002268451A JP 2001069354 A JP2001069354 A JP 2001069354A JP 2001069354 A JP2001069354 A JP 2001069354A JP 2002268451 A JP2002268451 A JP 2002268451A
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JP2001069354A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Minagawa
浩之 皆川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な幅のとじ代を指定した方向に自動的に
形成することができる画像形成装置および方法を提供す
る。 【解決手段】 利用者が読み取り開始を入力すると、制
御部16はスキャナ10をコントロールして原稿を読み
取り、読み取った画像データを画像蓄積部13にいった
ん蓄える。その後、該画像データを文字認識部15に送
り文字領域を認識する。文字領域を認識する際、文字が
逆さまである場合には、画像データを画像処理部14に
送り、180度回転させる。また、文字領域があらかじ
め設定されたとじ代にかかっていれば、制御部16によ
りとじ代から外すために移動させる移動距離を判断し、
画像処理部14により画像データを該移動距離だけとじ
代と反対側へ移動させ、プリンタ11から出力する。該
移動距離だけ移動させることにより印刷可能範囲からは
み出す場合には、上記画像データを縮小する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
び方法に関し、特に、とじ代形成機能を備える画像形成
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を記録した記録紙を保存
しておくに当たっては、ステープルでとじたりパンチで
穴を空けたりといった方法を採ることが多い。しかし、
形成した画像がステープルやパンチ穴にかかってしまう
と、見にくくなってしまうことがある。そこで、とじた
際に隠れても問題のない領域であるとじ代を記録紙に設
ける必要が出てくる。画像形成装置においては、とじ代
形成機能を設けるものがある。
【0003】とじ代形成機能とは、画像を記録紙上など
に記録する際、設定により画像領域の位置をずらすこと
によってとじ代を確保する機能である。ここで画像領域
とは、記録紙などの画像形成範囲内において、文字の存
在する文字領域などの何らかの画像が描かれている範囲
を指す。とじ代形成機能を活用する従来発明例として、
特開平10−190977号公報に開示されている画像
形成装置がある。これは、両面原稿から片面プリントを
そのまま作成するととじ代が逆になってしまう問題につ
いて、原稿の上下方向の検出機能などにより、自動的に
とじ代方向をそろえる機能を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
とじ代形成機能を備えた画像形成装置では、以下の点で
問題があった。例えば、原稿によっては改めてとじ代形
成のために画像を移動させなくとも、すでに十分な余白
が空いているものもある。そうした原稿に対しても、す
でにとじ代形成機能が設定されていると、さらに余白を
空けてしまう。また、十分でなくとも、すでにある一定
の余白が空いている原稿については、必要とするとじ代
の幅とすでに空いている余白の幅の差に当たる距離だけ
画像を移動させれば、余計な余白を作らなくてすむはず
である。このように、最適な幅のとじ代を得るために
は、個々の原稿に対して1枚ずつ設定をおこなう必要が
あるため、特に多数の原稿を複写する際に不便であっ
た。
【0005】また、従来のとじ代形成機能では、とじ代
形成のために画像の位置を移動するにあたっても画像デ
ータを単純に指定された値だけ移動させる機能のため、
とじ代と反対側がはみ出てしまう場合がある。この問題
に対しても、必要量だけ縮小するなど、個々の原稿に対
して1枚ずつ設定をおこなう必要があった。
【0006】上記問題に対しては、特開平10−190
977号公報に開示されている画像形成装置について
も、同様に1枚ずつの設定が必要である。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、最適な幅のとじ代を指定した方向に自動的に形
成することができる画像形成装置および方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下の特徴を有する。請求項1に記載の
発明は、原稿を読み取る読み取り手段と、読み取り手段
により読み取られた原稿内に存在する画情報の領域を判
定する判定手段と、上記領域があらかじめ設定されると
じ代と重なるか否かを判断する判断手段と、上記判断手
段により、上記領域がとじ代部分と重なる場合に、上記
領域をとじ代部分以外の領域に移動する移動手段と、を
有することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記移動手段
は、上記領域がとじ代部分と重ならないための最小距離
だけ移動させることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、上記移動手段に
より上記領域を移動した際に、上記領域が所定の原稿幅
を超過する場合、前記画情報を縮小する縮小手段を有す
ることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、上記縮小手段
は、上記領域が原稿幅を超過しない最大の大きさに上記
領域を縮小することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記とじ代を形
成する位置並びに幅を設定する設定手段を有することを
特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、上記判定手段に
より判定された画情報に文字情報が含まれる際に、該文
字情報を認識する文字情報認識手段と、文字情報認識手
段により文字情報が上下反転していると認識した場合、
画情報を回転する回転手段と、を有することを特徴とす
る。
【0014】請求項7に記載の発明は、記録紙への両面
印刷をおこなう両面印刷手段を有し、上記設定手段は、
記録紙の裏面におけるとじ代の形成位置を表面のとじ代
の形成位置とは逆方向に設定することを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、原稿を読み取る
読み取り工程と、読み取り工程により読み取られた原稿
内に存在する画情報の領域を判定する判定工程と、上記
領域があらかじめ設定されるとじ代と重なるか否かを判
断する判断工程と、判断工程により、上記領域がとじ代
部分と重なる場合に、上記領域をとじ代部分以外の領域
に移動する移動工程と、を有することを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、上記移動工程
は、上記領域がとじ代部分と重ならないための最小距離
だけ移動させることを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、上記移動工程
により上記領域を移動した際に、上記領域が所定の原稿
幅を超過する場合、前記画情報を縮小する縮小工程を有
することを特徴とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、上記縮小工程
は、上記領域が原稿幅を超過しない最大の大きさに上記
領域を縮小することを特徴とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、とじ代を形成
する位置並びに幅を設定する設定工程を有することを特
徴とする。
【0020】請求項13に記載の発明は、上記判定工程
により判定された画情報に文字情報が含まれる際に、該
文字情報を認識する文字情報認識工程と、文字情報認識
工程により文字情報が上下反転していると認識した場
合、画情報を回転する回転工程と、を有することを特徴
とする。
【0021】請求項14に記載の発明は、記録紙への両
面印刷をおこなう両面印刷工程を有し、上記設定工程
は、記録紙の裏面におけるとじ代の形成位置を表面のと
じ代の形成位置とは逆方向に設定することを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明による画像形成装置
および方法の実施の形態を図面を用いて詳細に説明す
る。
【0023】図1は、本発明の実施形態としての複写装
置の構成例を示すブロック図である。図1に示すよう
に、本発明による複写装置は、複数枚の原稿を自動的に
送る自動原稿給紙装置(以下、ADF)20と、原稿サ
イズ、原稿方向を検知する原稿センサを備えて原稿を読
み取るスキャナ10と、読み取った画像情報などの画像
データを出力するプリンタ11と、各種操作キーおよび
表示部を有する操作表示部12と、画像情報を蓄積する
画像蓄積部13と、画像の移動、変倍、回転などのデー
タ処理をおこなう画像処理部14と、文字認識により文
字の検出をおこなう文字認識部15と、複写装置全体を
制御する制御部16と、制御部16が実行するプログラ
ムを格納するROM17と、制御に必要な各種パラメー
タなどを記憶させるRAM18と、を有して構成され
る。
【0024】図2にとじ代の一例を示す。利用者がとじ
代形成機能を用いて希望するとじ代を得るには、まず操
作キーなどの操作表示部12により、とじ代の幅を設定
する。
【0025】本発明の実施形態では、文字認識部15に
より記録紙上において文字が記載されている文字領域を
認識する。図3に文字領域の一例を示す。文字認識はス
キャナ10から読み取ったデータにより、OCRにより
認識させる方法でも、他の方法でも良い。
【0026】次に、本発明の第1の実施形態としての画
像形成装置の動作およびその方法を、図4および図5を
用いて詳細に説明する。図4は、本実施形態による画像
処理部14でのとじ代形成のための画像データ処理例を
示す図である。図5は、本実施形態の基本動作を示すフ
ローチャートである。
【0027】利用者は原稿複写に当たってとじ代の形成
を希望する場合には、あらかじめとじ代形成機能をON
にしておく。そして、とじ代の幅を操作キーなどの操作
表示部12により、例えば30mmのように設定してお
く。とじ代設定値はRAM18へ記憶させておく。
【0028】原稿をスキャナ10にセットし、スタート
キーなどの操作表示部12により読み取り開始を入力す
ると、制御部16はスキャナ10をコントロールして原
稿を読み取り、読み取った画像データを画像蓄積部13
にいったん蓄える(ステップS1)。その後、該画像デ
ータを文字認識部15に送り文字領域を認識する(ステ
ップS2)。
【0029】文字領域を認識する際、文字が上下逆さま
であることを検出した場合には(ステップS3;YE
S)、画像データを画像処理部14に送り、180度回
転させる(ステップS4)。また、文字領域があらかじ
め設定されたとじ代にかかっていれば(ステップS5;
YES)、制御部16によりとじ代から外すために文字
領域をとじ代と反対側へ移動させる移動距離を判断し、
画像処理部14により画像データを該移動距離だけとじ
代と反対側へ移動させ(ステップS6)、プリンタ11
から出力する(ステップS7)。文字が逆さまでなく
(ステップS3;NO)、また文字領域がとじ代にかか
っていなければ(ステップS5;NO)、そのまま画像
データをプリンタ11より出力する(ステップS7)。
【0030】なお、ステップS2における文字領域の認
識において、文字認識による文字領域の検出が正常にお
こなえなかった場合には、画像データを移動させること
なくそのままプリンタ11より出力する(ステップS
7)。また、正常におこなえなかった場合の処理方法を
あらかじめ設定する機能を持たせてもよく、たとえば、
5mmだけとじ代と反対の方向に移動させると設定して
おけばよい。
【0031】プリンタ11より出力後、ADF20にま
だ読み取っていない原稿があるかどうかを確認する。ま
だ読み取っていない原稿がある場合には(ステップS
8;NO)、ステップS1の動作から再び繰り返す。原
稿がすべて読み取り済みである場合には(ステップS
8;YES)、本動作フローを終了し待機状態に戻る。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態としての画
像形成装置の動作およびその方法を、図6および図7を
用いて詳細に説明する。図6は、本実施形態による画像
処理部14でのとじ代形成のための画像データ処理例を
示す図である。図7は、本実施形態の基本動作を示すフ
ローチャートである。なお、第1の実施形態と共通する
動作ステップについては、説明を省略する。
【0033】はじめに利用者があらかじめとじ代形成機
能をONにしておく動作から、文字認識により文字領域
を認識し(ステップS12)、文字が逆さまであれば1
80度反転し(ステップS14)、とじ代に文字領域が
かかっていれば必要な距離だけ移動させる(ステップS
16)動作までは、図5に示す第1の実施形態と同様で
ある。
【0034】ここで、文字認識部15により認識された
文字領域がとじ代にかからないように画像処理部14に
より画像データをとじ代と反対側へそのまま移動させる
と、文字領域がとじ代の反対側で記録紙の印刷可能な範
囲からはみ出てしまう場合がある(ステップS17;Y
ES)。この場合、まず、とじ代にかかることなくかつ
記録紙の印刷可能な範囲に収められる最大の大きさまで
文字領域を縮小する縮小倍率を、制御部16により計算
する。次に、画像処理部14で、画像データを計算した
縮小倍率まで縮小し(ステップS18)、プリンタ11
より出力する(ステップS19)。
【0035】上記のステップS17;YESの場合にお
いて、自動的にステップS18に進むのでなく、液晶デ
ィスプレイなどの操作表示部12に印刷可能範囲からは
み出してしまう旨を表示してもよい。この場合、縮小し
てとじ代を形成するか、画像データを移動せずそのまま
プリントするか、移動距離を設定するか、といった各種
設定を利用者が選択することができる。移動距離の設定
はあらかじめ設定しても、その都度設定してもよい。こ
の後、利用者が操作キーなどの操作表示部12より入力
した方法に従い画像処理部14で処理した画像データ
を、プリンタ11から出力する。
【0036】また、ステップS16に示す画像データの
移動の際、文字領域が記録紙の印刷可能な範囲に収まる
場合(ステップS17;NO)、そのままプリンタ11
より出力する(ステップS19)。
【0037】プリンタ11により出力し(ステップS1
9)、ADF20にまだ読み取っていない原稿があるか
どうかを確認するステップは図5に示す第1の実施形態
と同様である。それぞれの動作ステップについては、S
19がS7に、S20がS8に、それぞれ対応する。
【0038】次に、本発明の第3の実施形態としての画
像形成装置の動作およびその方法を、図8、図9および
図10を用いて詳細に説明する。図9は、本実施形態に
よる画像処理部14でのとじ代形成のための画像データ
処理例を示す図である。図10は、本実施形態の基本動
作を示すフローチャートである。なお、第1または第2
の実施形態と共通する動作ステップについては、説明を
省略する。
【0039】利用者は原稿複写に当たってとじ代の形成
を希望する場合には、あらかじめとじ代形成機能をON
にしておく。そして、とじ代の幅を操作キーなどの操作
表示部12により、設定する。また、とじ代の方向につ
いて、図8に示すように、原稿に対して左や上などの位
置を設定する。とじ代設定値およびとじ代の方向は、R
AM18へ記憶させておく(ステップS21)。
【0040】この後、原稿をスキャナ10にセットし、
スタートキーなどの操作表示部12により読み取り開始
を入力する動作から先は、図7に示す第2の実施形態と
同様である。これにより、とじ代に文字領域がかかって
いれば必要な距離だけとじ代と反対方向に移動させる動
作(ステップS27)を、各方向のとじ代形成に対して
おこなうことができる。
【0041】次に、本発明の第4の実施形態としての画
像形成装置の動作およびその方法を、図11および図1
2を用いて詳細に説明する。図11は、本実施形態によ
る両面コピーにおける裏面プリント時の、画像処理部1
4でのとじ代形成のための画像データ処理例を示す図で
ある。図12は、本実施形態の基本動作を示すフローチ
ャートである。なお、第1、第2、または第3の実施形
態と共通する動作ステップについては、説明を省略す
る。
【0042】利用者は原稿複写に当たってとじ代の形成
を希望する場合には、あらかじめとじ代形成機能をON
にしておく。そして、とじ代の幅を操作キーなどの操作
表示部12により、設定する。また、操作画面などの操
作表示部12により両面複写を選択する(ステップS4
1;YES)。もし片面複写でよい場合は、第3の実施
形態と同様なので説明を省略する(ステップS41;N
O)。とじ代の方向について、図8に示すように左側の
みでなく上側や右側、または下側を指定する。とじ代設
定値、とじ代の方向、および両面コピーの設定は、RA
M18へ記憶させておく(ステップS42)。
【0043】この後、原稿をスキャナ10にセットし、
スタートキーなどの操作表示部12により読み取り開始
を入力する動作から、原稿の表面に対して制御部16が
スキャナをコントロールして原稿の表面を読み取り、本
発明による複写動作をおこない記録紙の表面にプリンタ
11により印刷する動作までは、図10に示す第3の実
施形態と同様である。ただし、ステップ51のプリンタ
11による印刷は、記録紙を外部に出力するのでなく印
刷するのみとする。
【0044】記録紙の表面にプリンタ11により印刷し
た後(ステップS51)、ADF20により原稿の裏表
を反転させる、または、記録紙の裏表を自動反転装置
(図示せず)により反転させる。制御部16はここから
先、とじ代の方向を、記録紙の表面への画像形成時の方
向と逆方向として制御をおこなう。
【0045】原稿の裏面に対して制御部16がスキャナ
をコントロールして原稿を読み取る動作から先は、図1
0に示す第3の実施形態と同様である。ただし、原稿の
裏面から読み取り、記録紙の裏面に記録するものとす
る。
【0046】なお、本発明の実施形態では、文字が上下
逆さまであることを検出した場合に画像データを画像処
理部14で180度回転させることとしているが、この
機能を利用者がはじめにONまたはOFFに設定するこ
ととしてもよい。また、液晶ディスプレイなどの操作表
示部12に文字が上下逆さまである旨を表示することと
してもよい。この場合、画像データを180度回転させ
てからとじ代を形成するか、そのままとじ代を形成して
印刷するか、利用者が選択することができる。
【0047】また、本発明の実施形態では、とじ代を形
成するには利用者があらかじめとじ代形成機能をONに
することとしているが、利用者から何も入力されない限
り常に該機能がONであることを初期値として設定して
おいてもよい。これにより、利用者が該機能をONに設
定し忘れても常にとじ代を得ることができる。この場
合、該初期値そのものを利用者が切り換えられる機能を
設けてもよい。
【0048】さらに、本発明の実施形態では、スキャナ
10により読み取った画像データを文字認識部15に送
り文字領域を認識することとしているが、さらに文字以
外の画像領域を認識する機能を設けてもよい。該機能
は、該画像データの濃度分布を認識するプログラムによ
っても実現可能であるが、他の方法でも良い。また、該
機能を備える場合、上述の文字認識だけによるとじ代形
成機能でも、該機能を用いるとじ代形成機能でも、どち
らでも切り換えられる機能を設けてもよい。
【0049】さらに、本発明の実施形態において、本発
明による画像形成装置とは、複写機に限らず、他の機能
も備えるデジタル複合機であってもよい。また、本発明
による画像形成方法は、プリンタドライバなどの制御プ
ログラムに用いてもよい。また、本発明による画像形成
装置は、該制御プログラムにより制御されるプリンタで
あってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明の画像形成装置および方法によれば、画像領域を認識
し、該画像領域がとじ代と重なる場合、とじ代と重なら
ないための最小距離だけとじ代と反対方向に移動させる
ことにより、最適な幅のとじ代を自動的に形成すること
ができる。
【0051】また、本発明の画像形成装置および方法に
よれば、文字が上下逆さまである場合、画像データを1
80度回転させることにより、原稿の上下を気にするこ
となく最適なとじ代を自動的に形成することができる。
【0052】さらに、本発明の画像形成装置および方法
によれば、画像領域が印刷可能範囲からはみ出してしま
う場合、画像領域をはみ出さない最大の大きさに縮小す
ることにより、最適な幅のとじ代があり画像が切られて
いない印刷を自動的におこなうことができる。
【0053】さらに、本発明の画像形成装置および方法
によれば、とじ代を、形成する画像内の左方向または右
方向または上方向または下方向に設定する機能を備える
ことにより、とじ代を記録紙の指定した方向に自動的に
形成することができる。
【0054】さらに、本発明の画像形成装置および方法
によれば、記録紙の両面への画像形成の場合、とじ代を
形成する画像内の方向を、裏面では表面への画像形成時
の方向と逆方向に設定することにより、両面への画像形
成であっても最適な幅のとじ代を指定した方向に自動的
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての複写装置の構成例を
示すブロック図である。
【図2】記録紙におけるとじ代の一例を示す図である。
【図3】記録紙における文字領域の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態によるとじ代形成のた
めの画像データ処理例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の基本動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態によるとじ代形成のた
めの画像データ処理例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の基本動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】記録紙における各方向のとじ代の例を示す図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施形態によるとじ代形成のた
めの画像データ処理例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の基本動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第4の実施形態による、記録紙の裏
面へのとじ代形成のための画像データ処理例を示す図で
ある。
【図12】本発明の第4の実施形態の基本動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 スキャナ 11 プリンタ 12 操作表示部 13 画像蓄積部 14 画像処理部 15 文字認識部 16 制御部 17 ROM 18 RAM 20 ADF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/393 G03G 21/00 382 5C076 Fターム(参考) 2C087 AA18 BB01 BB10 BD01 BD06 BD24 CA03 CA04 CB12 2C187 AF01 DC01 2H027 DB01 EE08 FA13 FB12 FD01 FD02 FD03 FD04 FD08 2H028 BA07 BB06 5C072 AA05 BA09 BA10 BA20 RA05 RA06 WA02 XA04 5C076 AA17 AA22 AA24 AA37 AA40 BA02 CA08 CB02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた前記原稿内に存在
    する画情報の領域を判定する判定手段と、 前記領域があらかじめ設定されるとじ代と重なるか否か
    を判断する判断手段と、 前記判断手段により、前記領域が前記とじ代部分と重な
    る場合に、前記領域を前記とじ代部分以外の領域に移動
    する移動手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記領域が前記とじ代
    部分と重ならないための最小距離だけ移動させることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段により前記領域を移動した
    際に、 前記領域が所定の原稿幅を超過する場合、前記画情報を
    縮小する縮小手段を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記縮小手段は、前記領域が前記原稿幅
    を超過しない最大の大きさに前記領域を縮小することを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記とじ代を形成する位置並びに幅を設
    定する設定手段を有することを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段により判定された前記画情
    報に文字情報が含まれる際に、該文字情報を認識する文
    字情報認識手段と、 前記文字情報認識手段により前記文字情報が上下反転し
    ていると認識した場合、前記画情報を回転する回転手段
    と、 を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 記録紙への両面印刷をおこなう両面印刷
    手段を有し、 前記設定手段は、前記記録紙の裏面におけるとじ代の形
    成位置を表面のとじ代の形成位置とは逆方向に設定する
    ことを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 原稿を読み取る読み取り工程と、 前記読み取り工程により読み取られた前記原稿内に存在
    する画情報の領域を判定する判定工程と、 前記領域があらかじめ設定されるとじ代と重なるか否か
    を判断する判断工程と、 前記判断工程により、前記領域が前記とじ代部分と重な
    る場合に、前記領域を前記とじ代部分以外の領域に移動
    する移動工程と、 を有することを特徴とする画像形成方法。
  9. 【請求項9】 前記移動工程は、前記領域が前記とじ代
    部分と重ならないための最小距離だけ移動させることを
    特徴とする請求項8記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記移動工程により前記領域を移動し
    た際に、 前記領域が所定の原稿幅を超過する場合、前記画情報を
    縮小する縮小工程を有することを特徴とする請求項8ま
    たは9記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記縮小工程は、前記領域が前記原稿
    幅を超過しない最大の大きさに前記領域を縮小すること
    を特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 前記とじ代を形成する位置並びに幅を
    設定する設定工程を有することを特徴とする請求項8か
    ら11のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記判定工程により判定された前記画
    情報に文字情報が含まれる際に、該文字情報を認識する
    文字情報認識工程と、 前記文字情報認識工程により前記文字情報が上下反転し
    ていると認識した場合、前記画情報を回転する回転工程
    と、 を有することを特徴とする請求項8から12のいずれか
    1項に記載の画像形成方法。
  14. 【請求項14】 記録紙への両面印刷をおこなう両面印
    刷工程を有し、 前記設定工程は、前記記録紙の裏面におけるとじ代の形
    成位置を表面のとじ代の形成位置とは逆方向に設定する
    ことを特徴とする請求項12または13記載の画像形成
    方法。
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