JP2002266178A - 仮撚加工糸の製造方法 - Google Patents

仮撚加工糸の製造方法

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JP2002266178A
JP2002266178A JP2001058024A JP2001058024A JP2002266178A JP 2002266178 A JP2002266178 A JP 2002266178A JP 2001058024 A JP2001058024 A JP 2001058024A JP 2001058024 A JP2001058024 A JP 2001058024A JP 2002266178 A JP2002266178 A JP 2002266178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱装置内で発生する糸条のダメージを低減
し、加工中の断糸を抑えることができる仮撚加工糸の製
造方法を提供する。 【解決手段】 糸条送り装置、走行糸条を非接触状態に
て加熱し、かつ、該走行糸条の走行路に複数の案内ガイ
ドを設置した加熱装置、撚り遡及を止める撚止装置、冷
却装置、仮撚装置を備えた仮撚加工機を用いて前記走行
糸条を仮撚加工するに際し、前記加熱装置内において、
走行糸条が下記の(1)及び(2)式を同時に満たす領
域では、走行糸条を案内ガイドに接触させないことを特
徴とする仮撚加工糸の製造方法。 (1) Y≦1500 (2) Tf≧Tg 式中、Yは糸条1m当たりの撚り数(回/m)、Tfは
走行糸条の平均温度(℃)、Tgは糸条を構成する合成
樹脂のガラス転移点(℃)を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナイロン、ポリエス
テル等の合成繊維糸条の仮撚加工方法における改善に関
するものである。さらに詳しくは、加工において断糸の
発生を抑え、安定的に仮撚加工糸を製造する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から糸条に延伸及び仮撚加工を行う
際には、上流と下流に位置する糸条を供給する糸条送り
装置の間で、加熱装置により糸条を加熱し、仮撚装置に
て糸条に撚りを与えながら延伸させている。ここで、加
熱装置としては、高温の加熱体により走行中の糸条を非
接触で加熱することができる高温非接触式が用いられ
る。しかし、この非接触式加熱装置においては、800
m/min以上の高速で加工を行う場合、加熱装置内を
走行している糸条は、仮撚装置、糸送り装置等の回転体
等の振動の影響を受けて、振動を生じ、加熱斑及び張力
変動が発生するため、良好な品質の糸条が得られない。
さらに、ひどい場合には、それらの回転体の振動に共振
することにより、糸条の振動は大きくなって加工自体が
困難になるという問題がある。
【0003】このような問題を改善するため、従来、加
熱装置内に糸条の振動を規制するための案内ガイドが、
ある間隔にて配置されている。確かにこのような案内ガ
イドを配置することにより、糸条の振動を抑制すること
ができ、加工糸の品質は向上するもののまだ不十分であ
る。そのため、特開平6−158463号公報には、さ
らに加熱装置中の加熱体を上下段に2分割し、上段ヒー
タの温度を400℃以上800℃以下、熱処理時間を
0.01秒以上0.04秒以下、下段ヒータの温度を3
20℃以下、熱処理時間を0.03秒以上0.08秒以
下で加工を行うことにより、糸条の振動を抑え、安定的
に良好な品質の仮撚加工糸を製造する方法が提案されて
いる。
【0004】しかしながら、この方法においては、所要
の品質を有する仮撚加工糸を得るためには、上段温度を
比較的高い温度に設定しなければならず、加工中の断糸
が多発しやすいという問題がある。すなわち、加熱装置
内の比較的上流の位置では糸条は延伸過程にあり、この
過程においては加熱装置内の比較的下流の延伸後に比
べ、糸条の直径が大きいため撚りの数も比較的少ない。
そのため、糸条を構成する個々の単糸間の集束が悪く、
単糸間の距離が離れ、糸条がばらけた状態にあり、所要
の加工糸物性を得るための加熱温度では、加熱装置内で
加熱された案内ガイドと接触する単糸は急激に加熱昇温
され、一気に溶融温度まで上昇する。また、単糸間の集
束が十分に行われていない領域では、案内ガイドと接触
する単糸と接触しない単糸間で張力差を生じる。即ち、
各単糸に平均的に張力が働かず、案内ガイドと接触する
単糸に集中的に張力が働くため、該単糸は損傷を受け、
断糸する。このような現象が多発するため、走行糸条の
断糸が生じ、加工が困難になるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術の有する問題に鑑みなされたもので、その目的は、
加熱装置内の上流で見られる糸条のダメージを低減し、
加工中の断糸を抑えることができる仮撚加工糸の製造方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、本発明の第1は糸条
送り装置、走行糸条を非接触状態にて加熱し、かつ、該
走行糸条の走行路に複数の案内ガイドを設置した加熱装
置、撚り遡及を止める撚止装置、冷却装置、仮撚装置を
備えた仮撚加工機を用いて糸条を仮撚加工するに際し、
前記加熱装置内において、走行糸条が下記の(1)及び
(2)式を同時に満たす領域では、走行糸条を案内ガイ
ドに接触させないことを特徴とする仮撚加工糸の製造方
法である。 (1) Y≦1500 (2) Tf≧Tg 式中、Yは糸条1m当たりの撚り数(回/m)、Tfは
走行糸条の平均温度(℃)、Tgは糸条を構成する合成
樹脂のガラス転移点(℃)を示す。次にその2は前記加
熱装置内において、走行糸条が下記(3)及び(4)式
を同時に満たす領域では、走行糸条を案内ガイドに接触
させない上記第1記載の仮撚加工糸の製造方法である。 (3)Y≦2000 (4)Tf≧Tg−10 その3は、前記(1)及び(2)式を同時に満たす領
域、又は、前記(3)及び(4)式を同時に満たす領
域、並びに、該領域の前後30mmを含む領域で、前記
走行糸条を案内ガイドに接触させない上記第1または第
2のいずれかに記載の仮撚加工糸の製造方法である。そ
の4は前記加熱装置内において、走行糸条を案内ガイド
に接触させない領域を除いて、案内ガイドが20mm〜
110mmのピッチで配置されている加熱装置を用いる
上記第1〜第3のいずれかに記載の仮撚加工糸の製造方
法である。その5は、前記加熱装置内において、加熱体
が上流側から下流側に1:2〜1:5の長さ比率に2分
されている加熱装置を用いる上記第1〜第4のいずれか
に記載の仮撚加工糸の製造方法である。その6は前記走
行糸条がポリエステルである上記第1〜第5のいずれか
に記載の仮撚加工糸の製造方法である。さらに、その7
は加工速度が800m/min以上1200m/min
以下である上記第1〜第6のいずれかに記載の仮撚加工
糸の製造方法である。
【0007】なお、加熱装置内の走行糸条の撚り数につ
いては、加工中において、加熱装置上下部にて、走行糸
条を同時に掴み取ることによりサンプルとし、該サンプ
ルを10cm間隔で解撚器により撚り数を測定し、1m
当たりの撚り数を算出した。また、加熱装置内の走行糸
条温度については、下記の式を元に、数値計算により求
めた。dT/dX=πDh(T−Ta)/WCp ここで、dTは走行糸条がdX(m)の距離だけ進んだ
時の温度上昇(℃)、πは円周率、Dは加工糸条を単一
糸と見なしたときの直径(m)、hは空気と糸条の熱伝
達率(W/(m2・K))、Tは走行糸条温度(℃)、
Taは雰囲気温度(℃)、Wは加工速度における単位時
間当たりの糸条通過量(Kg/sec)、Cpは走行糸
条の比熱(J/(Kg・K))をそれぞれ表す。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら、その作用と共に詳細に説明す
る。
【0009】図1は、本発明を実施するために使用され
る仮撚加工機を図示した模式図である。該図において、
1は加工原糸、aは糸条、2は第1糸条送り装置であ
り、加工原糸1から取り出した糸条aは第1糸条送り装
置2を介して送られる。ここで、第1糸条送り装置2は
一対のローラーが接触しているニップローラー方式の他
に、ローラーにベルトを接触させたエプロンローラー方
式等が適宜選択でき、糸条を安定的に送ることができる
ものであれば、ここに例示した以外のものを用いてもよ
い。また、3は撚止装置、4は第1加熱装置(加熱装
置)、5は冷却装置、6は仮撚装置をそれぞれ示し、仮
撚装置6はスピンドル式、摩擦ディスク式、摩擦ベルト
式等の公知のものが適宜選択できる。7は第2糸条送り
装置、8は第2加熱装置、9は第3糸条送り装置、10
は巻取装置をそれぞれ示す。ここで、糸条aは第1糸条
送り装置2と第2糸条送り装置7の間にて所要の倍率に
延伸されるとともに、仮撚装置6により、撚止装置3の
間で糸条aに撚りが付加され、撚り形態が熱固定され
る。この際、糸条aの経路としては、第1糸条送り装置
2から撚止装置3を介し、第1加熱装置4の加熱空間に
入る。次に、第1加熱装置4を出た糸条aは冷却装置5
にて冷却され、仮撚装置6を出た後、解撚され、第2糸
条送り装置7から第2加熱装置8へ送られ、次に第3糸
条送り装置9から巻取装置10にて所定の製品形状に巻
き取られる。なお、第2加熱装置8は加工糸の捲縮率を
調整するため、必要に応じて使用されるが、本発明にお
いては特に必要なものではない。また、第2糸条送り装
置7及び第3糸条送り装置9は第1糸条送り装置2と同
様に、一対のローラーが接触しているニップローラー方
式以外に、ローラーにベルトを接触させたエプロンロー
ラー方式等が適宜選択できる。
【0010】次に、本発明の仮撚加工糸の製造方法につ
いて、図2を用いて説明する。図2は図1における第1
加熱装置4について、断面を施した拡大図である。図2
において、11は案内ガイド、12は加熱体を示し、該
加熱体12にはシーズヒータ(図示せず)が埋め込まれ
ており、該シーズヒータで温度制御を行う。なお、図2
では加熱体12が上流側と下流側に2分割されている
が、本発明では、加熱体12は必ずしも分割されている
必要はなく、一体であってもさしつかえない。また、案
内ガイド11は、糸条aの走行通路が曲率を有するよう
に配置することで糸条aの揺れを防止している。該案内
ガイド11の材質としては、耐熱性等を考慮し、セラミ
ックス、金属製のものが適宜選択できる。さらに、図2
において、Bは走行糸条の平均温度Tf(℃)が、糸条
を構成する合成樹脂のガラス転移点Tg(℃)となる位
置、Cは走行糸条の撚り数が1500(回/m)となる
位置を示し、BからCに至る領域については、案内ガイ
ド11を配置していない。
【0011】すなわち、本発明では複数の案内ガイドを
設置した第1加熱装置4内の下記(1)及び(2)式を
同時に満たす領域で、走行糸条を案内ガイドに接触させ
ないことが必要である。 (1)Y≦1500 (2)Tf≧Tg また、第1加熱装置4内の下記(3)及び(4)式を同
時に満たす領域で、走行糸条を案内ガイドに接触させな
いことが好ましい。 (3)Y≦2000 (4)Tf≧Tg−10 第1加熱装置4内においては、仮撚装置6にて施撚され
つつ、第1糸条送り装置2と第二糸条送り装置7との間
で延伸されるため、糸条は走行方向にその太さを減少し
ていく。ここで、糸条の撚り数は、糸条の太さとは逆に
増加していき、延伸が終了する時点で最終の撚り数に達
する。そのため、延伸終了までの比較的撚り数が少ない
領域については、糸条を構成する個々の単糸同士の集束
が悪いため、単糸間の距離が離れ、糸条がばらけた状態
にある。その結果、該糸条と案内ガイド11との接触面
積が大きくなり、接触抵抗の上昇を招き、案内ガイド1
1と接触している単糸が損傷を受け、容易に切断する。
そこで、検討を重ねた結果、糸条1m当たりの撚り数Y
(回/m)が1500(好ましくは2000)以下の領
域については、案内ガイド11を配置しないことが重要
であることを見出した。また、同時に走行糸条の平均温
度Tf(℃)が糸条を構成する合成樹脂のガラス転移点
Tg(好ましくはTg−10)(℃)以上となる領域に
ついて、案内ガイド11を配置しないことが肝要であ
る。すなわち、走行糸条の平均温度Tf(℃)が糸条を
構成する合成樹脂のガラス転移点Tgを超えると、走行
糸条が案内ガイド11に接触する際に、容易に変形を生
じ、損傷を受けることになる。
【0012】ここで、走行糸条の撚り数Y及び平均温度
Tfは加工中において、ばらつきを生じるため、前記
(1)及び(2)式を同時に満たす領域、又は、(3)
及び(4)式を同時に満たす領域、並びに該領域の前後
30mmを含む領域で、走行糸条を案内ガイドに接触さ
せないことが望ましい。
【0013】また、前記加熱装置内において、走行糸条
を案内ガイドに接触させない領域を除いて、案内ガイド
11を20mm〜110mmの範囲の配置間隔で配置す
ることが好ましい。すなわち、110mmを超えると、
糸揺れが大きくなるため品質に問題が生じる。また、2
0mmより小さいと案内ガイド11の数が多くなり、走
行糸条との接触機会が多くなるため、断糸が増えるばか
りでなく、経済的でない。
【0014】さらに、第1加熱装置4内の加熱体12は
走行糸条を適切に加熱し、良好な品質の加工糸を得るた
め、上流側と下流側に1:2〜1:5の比率で分割され
ていることが好ましい。
【0015】また、本発明によれば、仮撚加工の加工速
度は800m/min〜1200m/minとすること
ができる。すなわち、800m/min未満では生産性
が低く、加工中の断糸を抑えることができても経済的な
メリットがにくく、1200m/minを超えると糸条
aは仮撚装置6、第1糸条送り装置2、第2糸条送り装
置7の振動に共振することにより、加工が困難になる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例及び比較例を詳述する
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0017】[実施例1]丸断面の総繊度143デシテ
ックス単糸繊度36フィラメント、ガラス転移点Tgが
70℃であるポリエステルマルチフィラメント未延伸糸
を図1に示すような延伸仮撚装置により、下記に示す条
件で加工後の総繊度が84デシテックスになるように
(延伸倍率=1.78)、1000m/分の高速仮撚加
工を行った。
【0018】全長が1mである第1加熱装置を上流側か
ら下流側に1:2.65に分割し、上流側分割ヒータの
温度を470℃、下流側分割ヒータの温度を320℃に
設定した。さらに、案内ガイドを表1に示す領域に配置
する加熱装置を用いた。
【0019】[比較例1]第1加熱装置内において案内
ガイドを糸条入側から糸条出側まで配置し、それ以外は
実施例1と同じ原糸、延伸仮撚装置、温度、速度で仮撚
加工を行った。
【0020】操業性の結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1より明らかなように、実施例1では、
安定した操業が可能であり、得られた仮撚加工糸の品位
も良好であった。一方、比較例1では、操業中に糸切れ
が多発して長時間の安定した加工は不可能であった。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明により、加熱装置
内において、糸条の平均温度と糸条の撚り数により限定
される領域で走行糸条を案内ガイドに接触させないこと
により、糸条を構成する単糸の損傷を防ぎ、加工中の断
糸を発生させることなく、安定的に仮撚加工糸の製造を
行うことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するために使用される仮撚加工機
を例示した模式図である。
【図2】図1の第1加熱装置を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1 加工原糸 2 第1糸条送り装置 3 撚止装置 4 第1加熱装置 5 冷却装置 6 仮撚装置 7 第2糸条送り装置 8 第2加熱装置 9 第3糸条送り装置 10 巻取装置 11 案内ガイド 12 加熱体 13 断熱材 a 糸条

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸条送り装置、走行糸条を非接触状態に
    て加熱し、かつ、該走行糸条の走行路に複数の案内ガイ
    ドを設置した加熱装置、撚り遡及を止める撚止装置、冷
    却装置、仮撚装置を備えた仮撚加工機を用いて糸条を仮
    撚加工するに際し、前記加熱装置内において、走行糸条
    が下記の(1)及び(2)式を同時に満たす領域では、
    走行糸条を案内ガイドに接触させないことを特徴とする
    仮撚加工糸の製造方法。 (1)Y≦1500 (2)Tf≧Tg 式中、Yは糸条1m当たりの撚り数(回/m)、Tfは
    走行糸条の平均温度(℃)、Tgは糸条を構成する合成
    樹脂のガラス転移点(℃)を示す。
  2. 【請求項2】 前記加熱装置内において、走行糸条が下
    記(3)及び(4)式を同時に満たす領域では、走行糸
    条を案内ガイドに接触させない請求項1記載の仮撚加工
    糸の製造方法。 (3)Y≦2000 (4)Tf≧Tg−10
  3. 【請求項3】 前記(1)及び(2)式を同時に満たす
    領域、又は、前記(3)及び(4)式を同時に満たす領
    域、並びに、該領域の前後30mmを含む領域で、前記
    走行糸条を案内ガイドに接触させない請求項1または請
    求項2のいずれかに記載の仮撚加工糸の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱装置内において、走行糸条を案
    内ガイドに接触させない領域を除いて、案内ガイドが2
    0mm〜110mmのピッチで配置されている加熱装置
    を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の仮撚加工糸の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記加熱装置内において、加熱体が上流
    側から下流側に1:2〜1:5の長さ比率に2分されて
    いる加熱装置を用いる請求項1〜4のいずれかに記載の
    仮撚加工糸の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記走行糸条がポリエステルである請求
    項1〜5のいずれかに記載の仮撚加工糸の製造方法。
  7. 【請求項7】 加工速度が800m/min以上120
    0m/min以下である請求項1〜6のいずれかに記載
    の仮撚加工糸の製造方法。
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