JP2002264646A - 自動車用ドアの防水構造 - Google Patents
自動車用ドアの防水構造Info
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- JP2002264646A JP2002264646A JP2001061194A JP2001061194A JP2002264646A JP 2002264646 A JP2002264646 A JP 2002264646A JP 2001061194 A JP2001061194 A JP 2001061194A JP 2001061194 A JP2001061194 A JP 2001061194A JP 2002264646 A JP2002264646 A JP 2002264646A
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- door
- inner panel
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- automobile door
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立作業工数を削減し、防水性能を確保する
ことができる自動車用ドアの防水構造を提供する。 【解決手段】 自動車用ドアは、インナーパネル１０１
とアウターパネル１０２とを組み合わせ、ドアガラス１
０３を取り付けた構成からなる。ドアガラス１０３の下
端部の車外側の面には樋１２１が設置される。この樋１
２１を伝わる水滴１１０を、インナーパネル１０１の開
口部１０６を避けた位置で、樋１２１の端部から落下さ
せるようにした。
ことができる自動車用ドアの防水構造を提供する。 【解決手段】 自動車用ドアは、インナーパネル１０１
とアウターパネル１０２とを組み合わせ、ドアガラス１
０３を取り付けた構成からなる。ドアガラス１０３の下
端部の車外側の面には樋１２１が設置される。この樋１
２１を伝わる水滴１１０を、インナーパネル１０１の開
口部１０６を避けた位置で、樋１２１の端部から落下さ
せるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、組立作業性を向
上させ、コストの削減を図ることができる自動車用ドア
の防水構造に関する。
上させ、コストの削減を図ることができる自動車用ドア
の防水構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車用ドアは、図４及び図５
に示すように、自動車の室内側にあるインナーパネル１
０１と、車外側にあるアウターパネル１０２とを組み付
け、ドアガラス１０３をはめ込んだ後、パワーウィンド
ウレギュレータ（図示せず）、電動サイドミラー１０
４、ドアロック装置１０５及びスピーカ（図示せず）等
のいわゆる補機類を取り付けてなる。このように、自動
車用ドアに各補機類を取り付けるためにインナーパネル
１０１には、いわゆる作業穴といわれる作業用開口部１
０６が複数配設されており、自動車用ドアの組立作業者
は、この作業用開口部１０６を利用して、手作業で各補
機類をインナーパネル１０１に取り付け、電線等からな
るワイヤハーネスを配策する作業を行う。また、インナ
ーパネル１０１及びアウターパネル１０２のドアガラス
１０３の挿入部には、外部からの雨の進入を防止するた
めのゴム製のウェザーストリップ１０９が形成されてい
る。
に示すように、自動車の室内側にあるインナーパネル１
０１と、車外側にあるアウターパネル１０２とを組み付
け、ドアガラス１０３をはめ込んだ後、パワーウィンド
ウレギュレータ（図示せず）、電動サイドミラー１０
４、ドアロック装置１０５及びスピーカ（図示せず）等
のいわゆる補機類を取り付けてなる。このように、自動
車用ドアに各補機類を取り付けるためにインナーパネル
１０１には、いわゆる作業穴といわれる作業用開口部１
０６が複数配設されており、自動車用ドアの組立作業者
は、この作業用開口部１０６を利用して、手作業で各補
機類をインナーパネル１０１に取り付け、電線等からな
るワイヤハーネスを配策する作業を行う。また、インナ
ーパネル１０１及びアウターパネル１０２のドアガラス
１０３の挿入部には、外部からの雨の進入を防止するた
めのゴム製のウェザーストリップ１０９が形成されてい
る。
【０００３】しかし、ウェザーストリップ１０９だけで
は、図４及び図６に示すように、雨天時や洗車の際に、
ドアガラス１０３を伝わって自動車用ドアのインナーパ
ネル１０１とアウターパネル１０２との間の空間部分に
水滴１１０が進入するのを完全に防ぐことはできない。
このように、インナーパネル１０１とアウターパネル１
０２との間の空間部分に水滴１１０が進入すると、水滴
１１０は同空間内で撥ねてインナーパネル１０１に設け
られた作業用の開口部１０６を通じて車室（キャビン）
内に入る可能性がある。このため、このような水分の浸
入の防止を目的として、図７に示すように、インナーパ
ネル１０１に防水のためのいわゆるスクリーンシート１
０７を、気体透過性が小さく耐候性に優れるブチルゴム
１０８を介して貼り付ける対策が施されている。
は、図４及び図６に示すように、雨天時や洗車の際に、
ドアガラス１０３を伝わって自動車用ドアのインナーパ
ネル１０１とアウターパネル１０２との間の空間部分に
水滴１１０が進入するのを完全に防ぐことはできない。
このように、インナーパネル１０１とアウターパネル１
０２との間の空間部分に水滴１１０が進入すると、水滴
１１０は同空間内で撥ねてインナーパネル１０１に設け
られた作業用の開口部１０６を通じて車室（キャビン）
内に入る可能性がある。このため、このような水分の浸
入の防止を目的として、図７に示すように、インナーパ
ネル１０１に防水のためのいわゆるスクリーンシート１
０７を、気体透過性が小さく耐候性に優れるブチルゴム
１０８を介して貼り付ける対策が施されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにスクリーンシート１０７をインナーパネル１０１に
貼り付けて自動車の室内への防水を図るという作業は、
ブチルゴム１０８等の接着材をインナーパネル１０１の
所定箇所に塗布した後、その上からスクリーンシート１
０７を丁寧に手作業で貼り付けることにより行われるた
め、作業の自動化を図ることが困難であり、また、接着
材を塗布する量と位置の管理に多大な時間を要する。ま
た、スクリーンシート１０７自体も剛性のないフィルム
であるため、貼付に技能と時間がかかるという問題があ
る。
うにスクリーンシート１０７をインナーパネル１０１に
貼り付けて自動車の室内への防水を図るという作業は、
ブチルゴム１０８等の接着材をインナーパネル１０１の
所定箇所に塗布した後、その上からスクリーンシート１
０７を丁寧に手作業で貼り付けることにより行われるた
め、作業の自動化を図ることが困難であり、また、接着
材を塗布する量と位置の管理に多大な時間を要する。ま
た、スクリーンシート１０７自体も剛性のないフィルム
であるため、貼付に技能と時間がかかるという問題があ
る。
【０００５】この発明は、このような問題点に鑑みてな
されたもので、遮水性を低下させることなく、自動車用
ドアの組立作業工数を削減してコストの低減を図ること
ができる自動車用ドアの防水構造を提供することを目的
とする。
されたもので、遮水性を低下させることなく、自動車用
ドアの組立作業工数を削減してコストの低減を図ること
ができる自動車用ドアの防水構造を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車用
ドアの防水構造は、自動車の室内側に配置される作業用
の開口部が形成されたインナーパネルと、自動車の車外
側に配置されるアウターパネルと、これらインナーパネ
ルとアウターパネルの間に配置されたドアガラスとを有
する自動車用ドアの防水構造であって、前記ドアガラス
の下端部の車外側の面に樋を設置し、この樋を伝わる水
を前記インナーパネルの開口部を避けた位置で前記樋の
端部から落下させるようにしたことを特徴とする。
ドアの防水構造は、自動車の室内側に配置される作業用
の開口部が形成されたインナーパネルと、自動車の車外
側に配置されるアウターパネルと、これらインナーパネ
ルとアウターパネルの間に配置されたドアガラスとを有
する自動車用ドアの防水構造であって、前記ドアガラス
の下端部の車外側の面に樋を設置し、この樋を伝わる水
を前記インナーパネルの開口部を避けた位置で前記樋の
端部から落下させるようにしたことを特徴とする。
【０００７】この発明の自動車用ドアの防水構造によれ
ば、ドアガラスの下端部の車外側の面に樋を設置し、こ
の樋を伝わる水をインナーパネルの開口部を避けた位置
で前記樋の端部から落下させるようにしているので、樋
の端から滴下され、インナーパネルとアウターパネルの
間の空間で撥ねた水は、作業用の開口部には届かない。
このため、作業用の開口部をスクリーンシートで塞ぐ必
要が無くなり、自動車庫ドアの組立工数を大幅に削減す
ることができる。また、ドア内のワイヤーハーネスに使
用しているコネクタも、安価な非防水タイプのものに変
更することができる。
ば、ドアガラスの下端部の車外側の面に樋を設置し、こ
の樋を伝わる水をインナーパネルの開口部を避けた位置
で前記樋の端部から落下させるようにしているので、樋
の端から滴下され、インナーパネルとアウターパネルの
間の空間で撥ねた水は、作業用の開口部には届かない。
このため、作業用の開口部をスクリーンシートで塞ぐ必
要が無くなり、自動車庫ドアの組立工数を大幅に削減す
ることができる。また、ドア内のワイヤーハーネスに使
用しているコネクタも、安価な非防水タイプのものに変
更することができる。
【０００８】組立作業性を更に考慮すると、前記樋は、
ドアガラスに予め接着されていることが望ましい。この
場合、ドアガラスの挿入作業を支障無く行うために、樋
は弾性体で形成されていることが望ましい。
ドアガラスに予め接着されていることが望ましい。この
場合、ドアガラスの挿入作業を支障無く行うために、樋
は弾性体で形成されていることが望ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、こ
の発明の好ましい実施の形態を説明する。図１は、この
発明の一実施形態に係る防水構造を有する自動車用ドア
の側面図である。
の発明の好ましい実施の形態を説明する。図１は、この
発明の一実施形態に係る防水構造を有する自動車用ドア
の側面図である。
【００１０】自動車用ドアは、自動車の室内側に配置さ
れるインナーパネル１０１と、車外側に配置されるアウ
ターパネル１０２とを組み合わせ、内部に図示しない補
機類を設置すると共に、図示しないパワーウィンドウレ
ギュレータにより上下に駆動されるドアガラス１０３を
上部から挿入し、更に内側に内装のためのトリム１１１
を添設してなる。インナーパネル１０１及びアウターパ
ネル１０２のドアガラス１０３の挿入口には、水の進入
を防止するための弾性体からなるウェザーストリップ１
０９が装着されている。ドアガラス１０３には、その下
端部の車外側の面にゴム、エラストマ等からなる弾性体
により形成された樋１２１が、例えば接着材等により接
着されている。
れるインナーパネル１０１と、車外側に配置されるアウ
ターパネル１０２とを組み合わせ、内部に図示しない補
機類を設置すると共に、図示しないパワーウィンドウレ
ギュレータにより上下に駆動されるドアガラス１０３を
上部から挿入し、更に内側に内装のためのトリム１１１
を添設してなる。インナーパネル１０１及びアウターパ
ネル１０２のドアガラス１０３の挿入口には、水の進入
を防止するための弾性体からなるウェザーストリップ１
０９が装着されている。ドアガラス１０３には、その下
端部の車外側の面にゴム、エラストマ等からなる弾性体
により形成された樋１２１が、例えば接着材等により接
着されている。
【００１１】このような構成によれば、雨天時や洗車時
等に、水滴１１０がウェザーストリップ１０９を通過
し、インナーパネル１０１とアウターパネル１０２の間
の空間に進入してきた場合でも、ドアガラス１０３を伝
わってきた水滴１１０を樋１２１で受け、これを図２に
示すように、樋１２１の両端部で滴下させるようにする
ことができる。樋１２１の両端部は、作業用の開口部１
０６から外れた位置にあるので、水滴１１０がインナー
パネル１０１とアウターパネル１０２の間の空間で撥ね
ても、開口部１０６から車内への水の進入は防ぐことが
できる。このため、この構造によれば、開口部１０６を
スクリーンシート１０７で塞ぐ必要がなく、作業工数が
大幅に削減され、コスト低減を図ることができる。
等に、水滴１１０がウェザーストリップ１０９を通過
し、インナーパネル１０１とアウターパネル１０２の間
の空間に進入してきた場合でも、ドアガラス１０３を伝
わってきた水滴１１０を樋１２１で受け、これを図２に
示すように、樋１２１の両端部で滴下させるようにする
ことができる。樋１２１の両端部は、作業用の開口部１
０６から外れた位置にあるので、水滴１１０がインナー
パネル１０１とアウターパネル１０２の間の空間で撥ね
ても、開口部１０６から車内への水の進入は防ぐことが
できる。このため、この構造によれば、開口部１０６を
スクリーンシート１０７で塞ぐ必要がなく、作業工数が
大幅に削減され、コスト低減を図ることができる。
【００１２】なお、樋１２１は、弾性体で形成されてい
るので、図３に示すように、ドアガラス１０３をインナ
ーパネル１０１とアウターパネル１０２の間に挿入する
際に樋１２１は変形する。このため、樋１２１を予めド
アガラス１０３に接着しておいた場合でも、ドアガラス
１０３の挿入作業は支障なく行うことができる。即ち、
樋１２１がアウターパネル１０２に引っかかったり、樋
１２１やアウターパネル１０２が損傷するのを防止する
ことができる。
るので、図３に示すように、ドアガラス１０３をインナ
ーパネル１０１とアウターパネル１０２の間に挿入する
際に樋１２１は変形する。このため、樋１２１を予めド
アガラス１０３に接着しておいた場合でも、ドアガラス
１０３の挿入作業は支障なく行うことができる。即ち、
樋１２１がアウターパネル１０２に引っかかったり、樋
１２１やアウターパネル１０２が損傷するのを防止する
ことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
ドアガラスの下端部の車外側の面に樋を設置し、この樋
を伝わる水をインナーパネルの開口部を避けた位置で前
記樋の端部から落下させるようにしているので、樋の端
から滴下され、インナーパネルとアウターパネルの間の
空間で撥ねた水は、作業用の開口部には届かない。この
ため、作業用の開口部をスクリーンシートで塞ぐ必要が
無くなり、自動車庫ドアの組立工数を大幅に削減するこ
とができる。
ドアガラスの下端部の車外側の面に樋を設置し、この樋
を伝わる水をインナーパネルの開口部を避けた位置で前
記樋の端部から落下させるようにしているので、樋の端
から滴下され、インナーパネルとアウターパネルの間の
空間で撥ねた水は、作業用の開口部には届かない。この
ため、作業用の開口部をスクリーンシートで塞ぐ必要が
無くなり、自動車庫ドアの組立工数を大幅に削減するこ
とができる。
【図１】 この発明の一実施形態に係る防水構造を適用
した自動車用ドアの概略的な断面図である。
した自動車用ドアの概略的な断面図である。
【図２】 同自動車用ドアの概略的な斜視図である。
【図３】 同自動車用ドアのドアガラス挿入時の部分断
面図である。
面図である。
【図４】 従来の自動車用ドアの概略的な断面図であ
る。
る。
【図５】 従来の自動車用ドアを内側から見た斜視図で
ある。
ある。
【図６】 従来の自動車用ドアの概略的な斜視図であ
る。
る。
【図７】 従来の自動車用ドアの防水構造を説明するた
めの図である。
めの図である。
１０１…インナーパネル、１０２…アウターパネル、１
０３…ドアガラス、１０６…開口部、１０７…スクリー
ンシート、１０８…ブチルゴム、１０９…ウェザースト
リップ、１１０…水滴、１２１…樋。
０３…ドアガラス、１０６…開口部、１０７…スクリー
ンシート、１０８…ブチルゴム、１０９…ウェザースト
リップ、１１０…水滴、１２１…樋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照沼 一郎 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Ｆターム(参考） 3D127 AA11 AA12 CB05 CC05
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車の室内側に配置される作業用の開
口部が形成されたインナーパネルと、自動車の車外側に
配置されるアウターパネルと、これらインナーパネルと
アウターパネルの間に配置されたドアガラスとを有する
自動車用ドアの防水構造であって、 前記ドアガラスの下端部の車外側の面に樋を設置し、こ
の樋を伝わる水を前記インナーパネルの開口部を避けた
位置で前記樋の端部から落下させるようにしたことを特
徴とする自動車用ドアの防水構造。 - 【請求項２】 前記樋は前記ドアガラスに予め接着され
ていることを特徴とする請求項１記載の自動車用ドアの
防水構造。 - 【請求項３】 前記樋は弾性体で形成されていることを
特徴とする請求項１又は２記載の自動車用ドアの防水構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001061194A JP2002264646A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 自動車用ドアの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001061194A JP2002264646A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 自動車用ドアの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002264646A true JP2002264646A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18920526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001061194A Pending JP2002264646A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 自動車用ドアの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002264646A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009292199A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Toyota Auto Body Co Ltd | ドア水漏れ防止構造 |
| JP2012116445A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Suzuki Motor Corp | 車両のドア構造 |
| US10129646B2 (en) | 2016-03-28 | 2018-11-13 | Lg Display Co., Ltd. | Panel vibration type sound generating display device |
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| US10555073B2 (en) | 2016-03-28 | 2020-02-04 | Lg Display Co., Ltd. | Panel vibration type sound generating display device |
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| JPS58110165U (ja) * | 1982-01-23 | 1983-07-27 | いすゞ自動車株式会社 | 車窓構造 |
| JPS6358019U (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-18 | ||
| JPH106774A (ja) * | 1996-06-26 | 1998-01-13 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 助手席側確認用窓のウエザーストリップ |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001061194A patent/JP2002264646A/ja active Pending
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| US11736858B2 (en) | 2016-03-28 | 2023-08-22 | Lg Display Co., Ltd. | Panel vibration type sound generating display device |
| US11019425B2 (en) | 2016-03-28 | 2021-05-25 | Lg Display Co., Ltd. | Panel vibration type sound generating display device |
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